JPH03171870A - イメージスキャナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明はコンピュータ、ワードプロセッサ、ＯＡ機器
等に対し、外部入力装置の一つとして接続され、イメー
ジデータを直接読取ることのできるイメージスキャナに
関する。

（ロ）従来の技術 従来、この種のイメージスキャナは、第６図（ａ）の側
面図および第６図（ｂ）の平面図に示すように、光源４
０に照らされた原稿面からの反射光が、複数のミラー４
ｌを介してレンズ４２を通過し、イメージセンサ４３上
に結像され、これにより原稿面のイメージデータが読み
取与れろよう構成されている。また、これらの部品を収
納しているスキャンへッド４４は、モータ４５、ギア（
図示しない）、ワイヤまたはベルト４６からなる駆動手
段によって、読取り長さしだけガイドレール４６に沿っ
て移動できるよう購成されている。そしてスキャンヘッ
ド４４が移動することにより第６図（ｂ）に示す斜線部
の範囲Ｒ内のイメージデータが読み取られる。そして範
囲Ｒ内に所望の読取範囲を指定する場合、第７図に示す
ようにオペレータは、座漂値Ｘ１．Ｘｚおよび座標値ｙ
，とｙ，とをそれぞれ入力することによって所望の読取
範囲Ｒを指定していた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかし上記した従来の構成のイメーノスキャナて；よ、
読取範囲を吐きに階定する際、才ベレータはその読取範
囲を手作業で座漂値に変換して入力しはければならなか
った。したがって、読取範囲を正確に指定することかで
きないばかりか、指定の際に誤入力を発生しやすいため
、読取範囲の指定に手間がかかり、操作性ら悪かった。

この発明は以上の事情を考慮してなされたしので、読取
範囲の指定を簡便かつ正確に行うことのできるイメージ
スキャナを提供することを目的としている。

（二）課題を解決するための手段 この発明は、直線状に配置された検知素子列から構戊さ
れるイメージセンサを本体内に備え、ホームボジンヨン
から該イメージセンサを、該検知素子列の配列方向に対
して直角の方向に走査させることにより読取範囲内のイ
メージデータを読取るよう構成したイメージスキャナに
おいて、本体のホームポジション側の読取範囲外周部に
設けられ、検知素子列の配列方向に移動しうろ２つの被
識別体からなる読取幅設定のための第１設定手段と、走
査方向の片側読取範囲外周部に設けられ、走査方向に移
動しうる２つの被識別体からなる読取り長さ設定のため
の第２設定手段と、イメージセンサ走査時に、第１設定
手段の２つの被識別体によって挟まれる範囲を読取幅に
設定し、第２設定手段の第１の披識別体を検知した際に
イメージデータの読取りを開始し、第２の識別表示体を
検知した際にイメージデータの読取りを終了させるイメ
ージセンサ制御手段とを備えてなるイメージスキャナで
ある。

（ホ）作用 この発明に従えば、所望する読取範囲における読取幅を
第１設定手段の２つの被識別体にて挟み、同しく読取範
囲の読取長さを第２設定手段の２つの被識別体にて挟み
、読み取り開始を指示すると、まずイメーノセンサは第
１設定手段の２つの披識別体を検知して読取幅を設定し
、次いで第２設定手段の第１の被識別体を検知するとイ
メージデータの読み取りを行い、同手段の第２の被識別
体を検知するとイメージデータの読み取りを終了するよ
う作用する。

（へ）実施例 以下第１図〜第５図に示す実施例に基づいてこの発明を
詳述する。なお、これによってこの発明は限定されるも
のではない。

第１図はこの発明の一実施例のイメージスキャナの外観
を示す斜視図である。同図において、Ｈは直線状に配置
された検知素子列としてのイメージセンサを備えたスキ
ャンヘッドである。このスキャンヘッドＨは、ホームボ
ノションからＢ方向に原稿面を走査し、原稿面上の読取
範囲内のイメージデータを読み取る。スキャンヘッドＨ
は従来の構成と同じ構成の駆動手段によって八方向また
はＢ方向に移動する。ツマミｌおよびツマミ２は、本体
Ｍのホームポジション側の読取範囲外周郎に、検知素子
列の配列方向すなわち、センサライン方向に設けられた
ガイド溝３に沿ってそれぞれ移動可能に設けられている
。またツマミ４およびツマミ５は、センサライン方向と
直交する方向すなわち、スキャンヘッドＨ走査方向に設
けられたガイド溝６に沿ってそれぞれ移動可能に設けら
れている。

ツマミｌ，２．，．４．５には第２図（ツマミ５のみを
図示）に示すように、ｖＬ識別体としての板状の黒色指
針１ａ．２ａ．４ａ，５ａがそれぞれ取り付けられてお
り、ツマミを摺動させることによって黒色指針ら移動す
る。７は上部ケースであり、この上郎ケース７の内面に
おけろ黒色指針の移動範囲には帯状の白色テーブ８が貼
着されている。

したがって、上部ケース７の内部側から黒色指針５ａを
見た場合、白色テープ８をバックにして黒色指針５１が
見えることになる。なお、９は原稿台としてのガラス板
、１０はガラス仮固定アングルである。ツマミ４．５と
黒色指針４ａ，５ａと白色テーブ８は第２設定手段を構
成する。

次に、読取待機状態でのスキャンヘッドの位置と、白色
テープと、黒色指針との配置を第３図に示す。この実施
例では、１０２４画素を有するイメーノセンサを用いて
最大読取り幅１０５ｍｍを８ドット／ｍｍの解像度で読
み取る場合について説明する。この場合、読み取りに必
要な画素数は８４０画素であり、よってイメージセンサ
の両端に９２画素ずつ読み取りに関係しない画素がある
。そこで第９３２画素から第１０２４画素までの画素を
、黒色指針４ａと黒色指針５ａの検知用として利用する
。これらの画素が“黒”を検知したとき、黒色指針の位
置を読み取ることができる。ここで、読み取った値が“
黒″であるかどうかを判定する方法について説明する。

“黒”であるかどうかの判定基準は次のように行う。イ
メーノセンサｌの出力が明時出力電圧が５ｖ，暗時出力
電圧が２０１ｍＶと仮定すると、暗時出力電圧に所定の
電圧を＋ａした値をｗ４１ｔＥとする。具体的にはＩＶ
を閾値として、出力ＩＶ未満を“黒”、ＩＶ以上を゛白
”と判定させる。

この判定方法は、明時出力電圧は光量などにより変化す
るが、暗時出力電圧は常に安定しているという性質を利
用したしのである。なお、十〇の値は、暗時出力電圧に
よって設定が異なるが、比較的小さな値で設定でき、光
学系パラメータの初期条件においてら制御することが可
能である。また、同図において２はセンナライン方向に
貼着された白色テープである。この白色テープ１ｌをバ
ックにして移動する黒色指針［ａ．２ａも上記と同じ構
成である。黒色指針１ａ，２ａの位置は、スキャンヘッ
ドＨにおける８４０画素（イメージデータ読取用）によ
って検知さ把る。そしてツマミ１．２と黒色指針１ａ．
２ａと白色テープＩ１は第１設定手段を構戊する。

上記した構成により、ツマミ１．２を所望する読取範囲
Ｄのセンサライン方向両端に合わせ、ツマミ４．５を、
同じく読取範囲Ｄの走査方向両端に合わせるだけで読取
範囲を指定することができる。

次に第４図においてこの実施例の構成を説明する。同図
において２０はイメージセンサ制御手段としてのマイク
ロプロセッサであり、入力側にイメージセンサ２１が接
続され、出力測に駆動手段２２か接続される。イメージ
センサ２１から出力されるデータは、読取幅設定部２０
ａと判定部２０ｂとに与えられる。そして読取開始命令
を受けろと、読取幅設定部２０２Ｌは、イメージセンサ
２１（８４０画素）から出力される黒色指針１ａ．２ユ
の位置を読取幅メモリ２０ｃに記憶させる。そして読取
幅が設定されると制御部２０ｄは駆動手段２２を駆動さ
せ、スキャンへッドＨをホームボノンヨンからＢ方向に
捜査させる。判定郎２０ｂは、スキャンヘッドＨの移動
の際に特定画素が第１の黒色指針４１を検知したかどう
かを判定し、特定画素が第１の黒色指針４ａを検知した
場合、そのスキャンヘッドＨの位置から読み取られるイ
メージデータを有効とし、出力制御部２０ｅを介して外
部に接続されるコンピュータやワードプロセッサ（図示
しない）に転送する。そして第２の黒色指針５ａを検知
した場合、そのスキャンヘッドＨの位置以降のイメージ
データを無効とする。

次にこの実施例の動作を第５図に示すフローチャートに
したがって説明する。

まずイメージスキャナの本体Ｍの電源をＯＮするとイメ
ージスキャナは待機伏態となり（ステップ３０）、読取
開始命令を受けると（ステップ３１）、黒色指針１ａ，
２ａの位置を検出して読取幅を設定する（ステップ３２
）。次いでスキャンヘッドＨを一定量Ｂ方向に移動させ
（ステップ３３）、特定画素の出力が“黒”かまたは“
白゛かを判断する（ステップ３４）。この判断の結果が
“黒”の場合すなわち、第１の黒色指針４ａを検出した
場合、イメージデータを有効として読み取り、接続機器
に出力するとともに、スキャンヘッドＨの移動を継続す
る（ステップ３５）。この間、特定画素からの出力を判
断し、“白゛である場合はステップ３５−＋３６の処理
を繰りぷし、読み取ったイメージデータを出力し続ける
。ステップ３６において“黒”と判断されると、イメー
ジデータを無効として読み取りを終了し（ステップ３７
）、待機状態に戻る。

（ト）発明の効果 この発明によれば、所望の読取範囲におけるタテ方向両
端およびヨコ方向両端に彼識別体を移動させるだけで読
取範囲を指定することができるため、読取範囲指定の操
作性を著しく向上させることができる。また読取範囲位
置検出のための特別なセンサー、スイッチ等を設ける必
要かないため、イメーノスキャナのコストダウンが図れ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるイメージスキャナの
外観を示す斜視図、第２図は第１図のツマミ部の詳細を
示す拡大断面図、第３図は同じく一実施例のスキャンヘ
ッドと白色テープと黒色指針の配置を示す説明図、第４
図は同じく一実施例の構成を示すブロック図、第５図は
同じく一実施例の動作を説明するフローチャート、第６
図（ａ）および第６図（ｂ）は従来例のイメージスキャ
ナの構戊を示す測部断面図および平面図、第７図は従来
例のイメージスキャナを用いて読取範囲指定をする方法
を説明するための説明図である。 Ｈ・・・　・・スキャンヘッド、 １．Ｉａ２．２ａ・・・・・・第１設定手段、４．４ａ
．５，５ａ・・・・・・第２設定手段、２０・・・・イ
メージセンサ制御手段。 甲＼ 巾 １ １ 第 ２ 図 ５ 区 ′，・一　６図（ａ） ，６”く（ｂ） 弔 ７ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、直線状に配置された検知素子列から構成されるイメ
   ージセンサを本体内に備え、ホームポジションから該イ
   メージセンサを、該検知素子列の配列方向に対して直角
   の方向に走査させることにより読取範囲内のイメージデ
   ータを読取るよう構成したイメージスキャナにおいて、 本体のホームポジション側の読取範囲外周部に設けられ
   、検知素子列の配列方向に移動しうる２つの被識別体か
   らなる読取幅設定のための第１設定手段と、 走査方向の片側読取範囲外周部に設けられ、走査方向に
   移動しうる２つの被識別体からなる読取り長さ設定のた
   めの第２設定手段と、 イメージセンサ走査時に、第１設定手段の２つの被識別
   体によって挟まれる範囲を読取幅に設定し、第２設定手
   段の第１の被識別体を検知した際にイメージデータの読
   取りを開始し、第２の被識別体を検知した際にイメージ
   データの読取りを終了させるイメージセンサ制御手段と
   を備えてなるイメージスキャナ。