JPH0317099Y2 - - Google Patents

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JPH0317099Y2
JPH0317099Y2 JP1986071010U JP7101086U JPH0317099Y2 JP H0317099 Y2 JPH0317099 Y2 JP H0317099Y2 JP 1986071010 U JP1986071010 U JP 1986071010U JP 7101086 U JP7101086 U JP 7101086U JP H0317099 Y2 JPH0317099 Y2 JP H0317099Y2
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diaphragm
flange
cylinder
bellows
groove
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JP1986071010U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案はポンプのベローズ状隔膜その他のバル
ブ装置として使用するベローズ状隔膜の取付機構
に関するものである。
従来の技術 従来シリンダー内のピストンの作動をベローズ
状の隔膜の伸縮に連動させる装置におけるベロー
ズ状の隔膜2の本体3に対する取付けは、第4図
に示す如くベローズ状の隔膜2のフランジ2aを
本体3とシリンダー4の下部との間に挾着してい
た。然しながら例えば第4図におけるベローズ状
隔膜の取付けにおいては、バルブが開き流体が流
れる際、液圧により該流体がベローズ状隔膜2と
バルブ3の間を通り、シリンダー4とバルブ3の
間から外部に漏れ出る欠点があり「殊にバルブを
流れる流体の温度によつてバルブ本体が収縮、膨
張し、この歪により流体漏れが生ずることがあつ
た。」 考案が解決しようとする問題点 本考案は、液圧による流体漏れ、流体の温度に
よる収縮、膨張等の歪を吸収することができるポ
ンプ、バルブ等のベローズ状隔膜の固定機構を提
供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案は前述の目的を達成するためシリンダー
内のピストンの作動をベローズ状隔膜の伸縮運動
に連動させてなるポンプ、バルブ等において、本
体20の上部20aの内側周縁にL形段溝25を
設けると共に、シリンダー12の下部に前記段溝
25内に嵌合する突出部12bを設け、上記突出
部12bの隅部を囲繞して形成した形溝30に
パツキン26aを嵌め込み、ベローズ状隔膜21
aの上縁に、外方に撓曲した肉厚のフランジ21
bを形成し、上記フランジ21bをL形段溝25
の水平部25b上に重ね、フランジ21bの外周
端面とL形段溝25の立壁25bとの間にOリン
グ26bを介在させると共に前記パツキン26a
をフランジ21b上に重ね、シリンダーヘツド1
1、シリンダー12及び本体20をボルトで緊締
することにより、ベローズ状隔膜21aのフラン
ジ21bとパツキン26aとを共に固定したこと
を特徴とするポンプ、バルブ等の隔膜固定機構な
る構成を有するものであつて、これを図面に示す
実施例について詳細に説明すれば次の通りであ
る。
第1図において12はシリンダーであつて、そ
の縦断面形は凹形を呈し、内部にピストン13が
上下摺動可能に嵌装され、シリンダー12の上面
開放部にはシリンダーヘツド11が施蓋固定さ
れ、シリンダーヘツド11の裏面に設けたスプリ
ング支持溝穴11aと、ピストン13の上面に設
けたスプリング支持溝穴13aとにコイル状スプ
リング15を嵌装してピストン13を常時下方に
弾圧している。又シリンダーヘツド11にはシリ
ンダー12内に連通するオペレートエアー入口1
4が設けられている。又ピストン13には上記オ
ペレートエアー入口14と連通してオペレートエ
アーをピストンの裏側に送るエアー導通孔16が
設けられている。シリンダー12の下部にバルブ
20の上部20aを連結する。ピストン13の下
面にボルト17により取付けられたスピンドル1
8をシリンダー12の底面12aを貫通してバル
ブ20内に突出させ、その先端にベローズ状隔膜
21aの〓体22をねじ込み等の手段により固定
する。ベローズ状隔膜21aの〓体22はポンプ
又はバルブ内に横方向に流通する流体通路23に
設けられたバルブシート24,24にコイルスプ
リング15の圧力により常時弾圧されている。
ベローズ状隔膜21aの上縁のフランジ21b
のバルブ20への取付は次の通りである。
本体20の上部20aの内側周縁にL形段溝2
5を設けると共に、シリンダー12の下部に前記
段溝25内に嵌合する突出部12bを設け、上記
突出部12bの下方の隅部を囲繞して形成した
形溝30に弗素ゴム等を素材とするパツキン26
を接着等の手段により嵌合固着する。又ベローズ
状隔膜21aの上縁に外方に略水平に撓曲した肉
厚のフランジ21bを形成し、上記フランジ21
bの外周端面と、L形段溝25の立壁25との間
にOリング26bを介在させる。
第1図、第2図はベローズ状隔膜21aの上縁
のフランジ21bの外周端面にOリング嵌入溝2
1cを形成し、これにOリング26bを嵌め込み
上記隔膜21aの上縁の肉厚のフランジ21bを
L形段溝25の水平部25a上に重ね、そのOリ
ング26bを垂直部25bに当接シールすると共
に、シリンダー12の突出部12bの下方の隅部
を囲繞して設けた形溝30に取付けられたパツ
キン26aを隔膜21aの肉厚のフランジ21b
上に重ね、シリンダーヘツド11、シリンダー1
2、バルブ本体20を貫通するボルト31により
上記三者を緊圧固定することにより、隔膜21a
の肉厚のフランジ21b及びパツキン26aを共
に挾圧シールした実施例を示し、第3図はL形段
溝25の立壁25bにOリング嵌込溝25cを設
け、これにOリング26bを嵌め込み、Oリング
26bとフランジ21bの端面とを当接させた実
施例を示すものである。35はキヤツプである。
第2図、第3図のいずれの実施例のバルブにお
いてもシリンダーヘツド11に設けたオペレート
エアー入口14から、エアーを圧送するとエアー
は、エアー導通孔16を経てピストン13の下面
とシリンダー12の底部との間隙32に送り込ま
れる。上記エアー圧力がピストン13をコイルス
プリング15の撥力に抗して上方に押し上げる
と、ピストン13に垂下して取付けられたスピン
ドル18も共に上昇する。従つてベローズ状隔膜
21aの〓体22はバルブシート24,24から
離れ〔即ち〓が開き〕本体20の流体通路23,
23をAからB方向に流体が通過する。
作 用 上記AからB方向に流体が通過する際に流体は
C方向即ちベローズ状隔膜21aの外面と本体上
方の内側との間隙に流入し、シリンダー12と本
体20との接続部から外部に流出しようとする。
然し乍ら本考案においては、ベローズ状隔膜21
aのフランジ21bの外周に設けたOリング26
bが本体20の上部20aのL形段溝25の立壁
25bにシールされるため流体漏れを生ずること
なく、又本体20の流路23を通る流体が加熱さ
れている場合、本体に収縮、膨張を生じ、これ又
液漏れの原因となるがパツキン26aの存在即ち
クツシヨン性により前記収縮、膨張等の歪を吸収
して液漏れを防止する。
〔効果〕
本考案は以上述べたごとく、液圧による流体漏
れを防止することができるのみならず、流体の温
度に起因する収縮、膨張等の歪を吸収して液体漏
れを防止することができるポンプ、バルブ等の隔
膜固定機構を提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本考案の縦断面図、第2図は第1図の一部
の拡大断面図、第3図は他の実施例を示す一部の
拡大縦断面図、第4図は公知のバルブ装置におけ
るベローズ〓の取付機構の縦断面図である。 11……シリンダーヘツド、12……シリンダ
ー、12b……突出部、20……バルブ本体、2
0a……バルブ本体の上部、21a……隔膜、2
1b……フランジ、25……L形段溝、26a…
…パツキン、26b……Oリング、30……形
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダー内のピストンの作動をベローズ状隔
    膜の伸縮運動に連動させてなるポンプ、バルブ等
    において、本体20の上部20aの内側周縁にL
    形段溝25を設けると共に、シリンダー12の下
    部に前記段溝25内に嵌合する突出部12bを設
    け、上記突出部12bの隅部を囲繞して形成した
    形溝30にパツキン26aを嵌め込み、ベロー
    ズ状隔膜21aの上縁に、外方に撓曲した肉厚の
    フランジ21bを形成し、上記フランジ21bを
    L形段溝25の水平部25a上に重ね、フランジ
    21bの外周端面と、L形段溝25の立壁25b
    との間にOリング26bを介在させると共に前記
    パツキン26aをフランジ21b上に重ね、シリ
    ンダーヘツド11、シリンダー12及び本体20
    をボルトで緊締することにより、ベローズ状隔膜
    21aのフランジ21bとパツキン26aとを共
    に固定したことを特徴とするポンプ、バルブ等の
    隔膜固定機構。
JP1986071010U 1986-05-12 1986-05-12 Expired JPH0317099Y2 (ja)

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JPS62181777U JPS62181777U (ja) 1987-11-18
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ID=30913178

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JPS494807A (ja) * 1972-04-19 1974-01-17

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JPS494807A (ja) * 1972-04-19 1974-01-17

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