JPH03169971A

JPH03169971A - 直敷床材とその製造方法

Info

Publication number: JPH03169971A
Application number: JP30959589A
Authority: JP
Inventors: Morio Hayashi; 守男林; Kiyoyoshi Yamazaki; 清好山崎
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1989-11-29
Filing date: 1989-11-29
Publication date: 1991-07-23

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、主として室内の床面、例えば畳、木質フロア
ー、合威樹脂製フロアー、タイル等の上面に直接敷いて
使用する直敷床材に関するものであり、更に詳しくは、
軟質合成樹脂体の平坦な片面に複数個の木質片を適宜配
置するとともに、該木質片の下半分を埋設してなる直敷
床材と、下金型の戒形面に所定形状の凹部を複数個設け
、該凹部の平面形状と同一の大きさの平面形状を有する
木質片を、該凹部に挿着したのち、上金型を組合せて合
成樹脂を注入して戒形する直敷床材の製造方法に関する
ものである．〔従来の技術〕従来から、第３図及び第４図に示すように畳、木質フロ
アー、合威樹脂製フロアー、タイル等から或る室内の床
面に直接敷いて使用する直敷床材にあっては、複数個の
長尺の木質片（イ）．（イ）・・・を並設し、該木質片
（イ）．（イ）・・・の底面には、それぞれの木質片（
イ）．（イ）・・・を連役するシート状の軟質材（ロ）
が貼着されたものが汎く知られていた．該木質片（イ）
はラワン材や杉材を製材して巾寸法１０ｍｍ乃至５０ｍ
ｍ，長さ寸法１８００ｍｍ乃至３６００ｍｍに作られた
ものであり、該木質片（イ）を複数個それぞれ近接して
設けてある．又、該木質片（イ），（イ）・・・の底面
には、それぞれの゜木質片（イ），（イ）・・・を連設
する布やプラスチックでできた厚さ３ｍｍ程度のシート
状の軟質材（口）が接着剤でもって貼着されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記のような従来例の直敷床材にあっては
、直接床面に敷設して用いる場合には、床面に凹凸があ
る時は、長尺の木質片（イ）の底面に貼着した軟質材（
口）で該凹凸を吸収出来ないために、直敷床材の表面に
直接凹凸が発生し、該直敷床材の上を家人が歩いたり座
ったりすると直敷床材ががたつく問題を有していた。又
、持ち運びの際には、該直敷床材を巻物状にして行うた
め、長さ寸法が１８００ｍｍ乃至３６００ｍｍと長く、
更に重量も重く、又、木質片（イ）が軟質材（口）から
外れ易いという問題があった．本発明は、上記従来技術
に係る問題を解決するためのものである。すなわち、そ
の課題は、床面に凹凸があっても直敷床材の表面に直接
凹凸が発生しないとともに、該直敷床材の上を家人が歩
いたり座ったりしてもがたつきがなく、しかも木質片が
軟質合成樹脂体から外れ難い直敷床材を提供することで
ある．〔課題を解決するための手段〕本発明の直敷床材は、上述した問題を解決するためのも
のである．請求項（１）記載の本発明は、軟質合或樹脂体の平坦な
片面に複数個の木質片を適宜配置するとともに、該木質
片の下半分を埋設してなることを特徴とする直敷床材で
ある．請求項（２）記載の本発明は、下金型の戒形面に所定形
状の凹部を複数個設け、該凹部の平面形状と同一の大き
さの平面形状を有する木質片を、該凹部に挿着したのち
、上金型を組合せて合威樹脂を注入して戒形することを
特徴とする直敷床材の製造方法である．〔作用〕本発明の直敷床材は、敷設する床面に凹凸があっても、
木質片の下部に設けた軟質合成樹脂体でもって該凹凸に
沿って密接するものである。

〔実施例〕

以下、本発明を図面に示したの実施例に基づいて詳細に
説明する．第１図に示す直敷床材は、請求項（１）記載の本発明の
一実施例である。ウレタンゴムでできた硬度がｌ５度乃
至２０度の軟質合或樹脂体４の平坦な片面に複数個の木
質片２．２・・・を適宜配置するとともに、該木質片２
．２・・・の下半分が埋設している．又、直敷床材の大
きさは、厚さ寸法１５ｍｍ、巾寸法４５０ｍｍ、長さ寸
法９００ｍｍである。更に、ラワン材や杉材を製材して
作られた木質片２の大きさは、厚さ寸法５ｍｍ、巾寸法
５０ｍｍ、長さ寸法８０ｍｍであり、軟質合成樹脂体４
に該木質片２，２・・・を碁盤目状に配設するとともに
、厚さ寸法の下半分が埋設されている。

尚、上記実施例の如き、大きさの直敷床材の場合には、
持ち運びが容易となるとともに、施工が行い易い効果が
ある。勿論、直敷床材は更に大きなものであっても良く
、逆に小さなものであっても良い。更に、本発明に用い
る木質片２の形状を小さいものとした場合には、直敷床
材全体の柔軟性が増すので、施工性が良くなるとともに
、床面への密接も良くなる．第２図に示す直敷床材は、請求項（２）記載の本発明の
製造方法の一実施例である．本発明に用いる金型は、下
金型と上金型とで構戒されている。下金型ｌの平坦な成
形面に凹部１ａ，ｌａ・・・を複数個設け、該凹部１ａ
．ｌａ・・・に木質片２２・・・を挿着したのち該下金
型ｌに上金型３を組合せる。次いで軟質合或樹脂体４を
注入して板状に成形するものである。又、下金型ｌの戒
形面に設けた複数個の凹部１ａ，ｌａ・・・は、該凹部
１ａに挿着する木質片２の平面形状と同一の大きさの平
面形状であり、凹部１ａの深さは該木質片２の下半分を
埋設するようになっている．更に、該凹部１ａ，ｌａ・
・・はそれぞれが近接して設けられている，又、上金型
３には平滑な戒形面を設けてあるとともに、該成形面は
木質片２とは適当な間隔を有しており、更に下金型ｌの
成形面と平行になっている。

尚、上記実施例では、凹部１ａの平面形状を木質片２の
平面形状と同一としたが、勿論若干の大きさの相違があ
っても良く、要は木質片２が隙間なく凹部１ａに挿着さ
れれば良い．次に、直敷床材の製造方法について詳しく説明すると、
先ず、ラワン材や杉材を製材して作られた厚さ寸法５ｍ
ｍ、中寸法５０ｍｍ，長さ寸法８０ｍｍの複数個の木質
片２．２・・・を下金型１の戒形面に設けた複数個の凹
部１ａ，ｌａ・・・にそれぞれ挿着する。次に下金型１
に上金型３を組合せたのち、硬度が１５度乃至２０度に
硬化する二液性のウレタンゴムを金型内に注入する。注
入後、該ウレタンゴムが硬化して軟質合成樹脂体４を形
成したのち、金型から取り外して直敷床材を作る．更に
必要に応じて木質片２．２・・・の表面をサンディング
したあと、該表面を塗装仕上げしても良い。

尚、上記実施例において軟質合或樹脂体４はウレタンゴ
ムで作威したが、戒形後に硬度が１５度乃至２０度のも
のであれば他の材料でも良いし、又、軟質合成樹脂体４
に炭酸カルシウム、その他の無機物を混入して重量を増
加しておけば、床面との密接が良くなり、滑り難くなる
効果がある．又、上記実施例の如く、軟質合成樹脂体４
の硬度を１５度乃至２０度のものにすれば、床面の凹凸
の吸収がしやすいとともに、歩行感も良い効果がある．〔発明の効果〕本発明の直敷床材は、叙述の如＜ＩＩ戒したので床面に
凹凸があっても直敷床材の表面に凹凸が発生しにくいと
ともに、該直敷床材の上を家人が歩いたり座ったりして
も直敷床材ががたつかない．更に、請求項（１）記載の
直敷床材においては、木質片の下半分が軟質合成樹脂体
に埋設してあるので、外れ難い効果がある．請求項（２）記載の直敷床材の製造方法においては、金
型で成形するため寸法精度がよいものを、効率よく作る
ことが出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例であり、第１図は
軟質合或樹脂体に複数個の木質片の下半分を埋設した状
態を示す直敷床材の断面斜視図、第２図は同上の下金型
の戒形面に凹部を複数個設け、該凹部に木質片を挿着す
るとともに上金型を組合せて合成樹脂を注入して戒形し
ている状態を示す断面図である．第３図及び第４図は従来例であり、第３図は複数個の長
尺の木質片を並設し、該木質片の底面には、それぞれの
木質片を連設するシート状の軟質材が貼着された状態を
示す全体斜視図、第４図は同上の一部断面図である。１−・・一下金型、ｌａ−・一凹部、２・一　木質片、
３−・上金型、４−・軟質合成樹脂体．

Claims

【特許請求の範囲】

（１）軟質合成樹脂体の平坦な片面に複数個の木質片を
適宜配置するとともに、該木質片の下半分を埋設してな
ることを特徴とする直敷床材。
（２）下金型の成形面に所定形状の凹部を複数個設け、
該凹部の平面形状と同一の大きさの平面形状を有する木
質片を、該凹部に挿着したのち、上金型を組合せて合成
樹脂を注入して成形することを特徴とする直敷床材の製
造方法。