JPH03169076A - マイクロレンズ付き固体撮像素子及びその製造方法 - Google Patents

マイクロレンズ付き固体撮像素子及びその製造方法

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JPH03169076A JP1307722A JP30772289A JPH03169076A JP H03169076 A JPH03169076 A JP H03169076A JP 1307722 A JP1307722 A JP 1307722A JP 30772289 A JP30772289 A JP 30772289A JP H03169076 A JPH03169076 A JP H03169076A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固体撮像素子及びその製造方法に関するもの
であり,特に,フォトレジストパターンによりマイクロ
レンズを形或することを特徴とする固体撮像素子及びそ
の製造方法に関するものである. 〔従来の技術〕 固体撮像素子は、通常、CCDあるいはMOSイメージ
ングデバイスと言われており、シリコン半導体デバイス
の一種である.固体撮像素子は、受光エリアと受光エリ
アを駆動し画像信号を取り出すための垂直並びに水平の
走査回路から威り立っている.また,受光エリアには微
細な多数の画素なる構或要素からなっており、この画素
は更に受光部分と、この画素から電気信号を取り出“し
たりする配線などの信号部分から戒り立っている.全体
に対する受光部分の割合を開口率といっているが、これ
らのデバイスは一般に開口率が低く、信号処理部分に入
射する光は利用されず、光の利用率が低いという欠点が
あった。このため、光の利用率を改善することがこれま
でに検討されてきた。
固体撮像素子の画素毎に集光のためのマイクロレンズを
設ける提案は種々なされており、古くは特開昭55−1
24366,特開昭57−9180,特開昭57−12
4485などに見られ、その後も特開昭60−6075
6などに見られる.受光素子や発光素子にレンズ状のキ
ャップを設ける方法は従来から周知のことであり、光デ
バイス等に多く見られ,前記マイクロレンズの応用はこ
の線にそった提案といえる。しかし、これまでに提案さ
れている方法は、具体的実施の面で困難なものが多く、
歩留りの観点からも問題の多いものが多かった。
例えば、金型に加熱しながら押しつけて固体撮像素子状
の有機樹脂層にレンズ状の凹凸を設ける方法では、有機
樹脂層に気泡を巻き込むことなく均質なレンズを形戒す
ることが極めて困難であり、また,金型にスティッキン
グのような現象を起こさないようにすることも困難であ
る. また.ガラス板の表面にイオンエッチングでV字形の溝
を形成し,プリズム状の屈折回折素子とし、これを固体
撮像素子上に配置することなども検討されている.しか
し、この方法では、素子上に精度良く貼りあわせること
が極めて困難であり実用性や量産性の点で問題があった
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は,従来技術の欠点をなくし、半導体素子の製造
に広く使用されているフォトリソグラフィー技術をもい
て、マイクロレンズアレイ(lIl小レンズアレイ)を
直接に固体撮像素子上に形成しようとするものであり、
特に、生産性,歩留り、コろト等の面で優れた方法を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、材料並びにプロセスを種々
検討した結果、フォトリソグラフィー技術を用いて矩形
状に形成したフォトレジストパタ一ンを後露光し、熱処
理により流動させ、マイクロレンズを形成することが良
いことを見い出した.すなわち、本発明は,特定のフォ
トレジスタ材料を後露光(全面露光)すると効率良くブ
リーチングし、400nrs以上の波長においてほとん
ど透明となること(透過率=95%以上)、並びに,矩
形状レジストパターンを所定の温度で加熱処理すると、
パターンの底の幅がほとんど変化せずにほぼ完全な円弧
状パターンとなること、並びに、このようにして形成さ
れたフォトレジストの円弧状パターンがレンズとしての
集光能力を持っていることの発見に基づいている。
以下、本発明のマイクロレンズの形成方法について具体
的に説明する。
現在、半導体フォトリソグラフィーにおいてはアルカリ
可溶性樹脂(例えば,フェノールノボラック樹脂など)
と感光剤(例えば、ナフトキノンジアジド化合物など)
とからなるアルカリ現像形のポジ形フォトレジストが使
用されている。これらは、露光部がアルカリ現像液に可
溶化し、ボジ形のパターンが得られる.通常、これらの
レジストはi線(365nm)からgAl& (4 3
 6nm)の波長領域で感光し,光照射前は強い光吸収
を有している。しかしながら、これらのレジストにある
程度以上の光照射を行うと、効率良くブリーチング(漂
白作用の意味で,光吸収がなくなり、透過率が向上する
こと)し、400nm以上の波長領域においてほとんど
透明となる(透過率=95%以上)となることを見い出
した.この場合、レジストのマトリックスポリマーとな
るアルカリ可溶性樹脂400nm以上の波長領域におい
て光吸収を有するものもあり、材料として限定する必要
がある。
また.KrFエキシマレーザー(248rv)などの短
波長の光に感光するDeepUVレジストは,光照射前
においても400nm以上の波長領域においてほとんど
透明であるものがほとんどであり、本発明のレンズ形成
用材料に適している.これらのポジ形フォトレジストは
、いずれも百数十℃に熱変形温度を有しており、矩形状
にパターニングした後、加熱処理を行うと,水玉状のレ
ンズパターンが得られる。固体の矩形パターンを液化し
て、レンズを形成したことによる光利用率の改善効果に
ついては特開昭60−60756に詳しく記載されてい
るので、ここでは省略するが、光利用率の改善効果が約
l.55になることが示されている。
以下、本発明を具体的な材料及びプロセスを用いて説明
する。
光電変換を行う受光部2、その受光部で発生した電気信
号を取り出す走査部3,これら受光部と走査部を保護す
るためのパッシベーション膜4及びカラーフィルター層
5からなる固体撮像素子シリコン基板1(第1図に示す
.尚、この図は機能を説明するための模式的な断面図で
ある.)上にレンズ固定層6を設ける.レンズ固定層の
材料としては、特に限定されるものではないが,ポリグ
リシジルメタクリレート,ポリメチルメタクリレートな
どの有機高分子材料が望ましい。尚,レンズ固定層は上
記有機高分子材料の溶液(例えば溶媒としてエチルセロ
ソルブアセテートなどを使用)をスピン塗布することに
より形成される.この上に、マイクロレンズ形或層7を
スピン塗布することにより形成する。マイクロレンズ形
成層の材料としては、ポジ形フォトレジスト材料が望ま
しく,特に、アルカリ現像形で高解像性のポジ形フォト
レジスト材料が望ましい。特に注意すべきことは、ポジ
形フォトレジスト材料のマトリックスポリマーであるア
ルカリ可溶性ポリマーが400nmに95%以上の透過
率を有すること、また,上記ポリマーと感光剤とからな
るレジストが光照射により効率良くブリーチングするこ
と(光照射後、400nmに95%以上の透過率を有す
ること)が必要である.このような材料としてラダーシ
リコーンをマトリックスポリマーとする有機シリコン系
ポジ形フォトレジスト(日立化成製RU−1600P)
 、高解像性i,41% (365nI1) 〜g線(
436nm)ポジ形フォトレジスト(東京応化製TSM
R−V3など).KrF (248nm)エキシマレー
ザーなどに感光するDeepUVレジストなどが挙げら
れる. マイクロレンズ形成層のパターニングは、通常のフォト
リソグラフィー技術によって行われる。
すなわち、KrF(248nm)エキシマレーザーi線
(3 6 5nm) 、あるいは,g線(436nm)
などの光を照射し、アルカリ現像液を用いて現像し、流
水でリンスすることによりマイクロレンズ形或層パター
ンが得られる.((第2図(b))続いて、上記マイク
ロレンズ形成層パターンに大過剰の光を全面照射し、4
00nm以上においてほとんど光吸収がなくなるように
,後露光により効率良くブリーチングさせる.次にこの
マイクロレンズ形成層パターンを所定の温度(例えば、
100℃〜150℃/数十分)熱処理し、熱流動させる
ことにより第2図(Q)に示すようなマイクロレンズを
形成する。このようにして形成したマイクロレンズの熱
変形を防止するために、この後、酸素プラズマで軽くア
ッシングすることなども効果的である。
以上、本発明の製造方法を実際の材料及びプロセスを用
いて説明したが、これに限定されるものではない. 〔作用〕 本発明のマイクロレンズ付き固体撮像素子の製造方法に
おいては、半導体製造に利用されるフォトリソグラフィ
ー技術を用いているために、量産性が高く,かつ、高歩
留りで固体撮像素子を製造することが可能である.また
,高解像度化の観点からも優れた方法である。
〔実施例〕
以下、本発明を具体的実施例をもって説明する.実施例
 l 固体撮像素子基板(第工図に示す.尚、この図は機能を
説明するための模式的な断面図である。)上にレンズ固
体層6をPGMA (ポリグリシジルメタクリレート)
などを主戒分とする無色透明な有機樹脂で比較的厚く形
成する.本実施例では、PGMAに架橋剤として2.2
’ ,4.4’ −テトラヒドロキシベンゾフェノンを
lvt.%添加したものを使用した.尚,PGMA膜の
形成はスピン塗布により行い,200℃/30分でベー
キングし、熱架橋させた。この上に、マイクロレンズ形
成層7を、アルカリ可溶性ラダーシリコーンをマトリッ
クスポリマーとする有機シリコン系ポジ形フォトレジス
ト(日立化成IJRU−1600P)を用い、スピン塗
布により形成した。尚、マイクロレンズ形成層の膜は、
1.2μmとし,90℃730分でプリベークした。ま
た、固体撮像素子の画素ピッチが23μmの2/3イン
チ固体撮像素子基板を用い、レンズ固定層の膜厚を数〜
10μmに設定した。尚、この状態を示したのが第2図
(.)である。
次に、マイクロレンズ形成層として用いた上記有機シリ
コン系ポジ形フォトレジスト、RU−1600Pを通常
のフォトリソグラフィー技術によってパターニングした
。すなわち、g線(436nm)ステッパを用いて約2
00mJ/a+f照射し、アルカリ現像液(0.66w
t,%一NMD−3)を用いて現像し、流水でリンスす
ることによりマイクロレンズ形成層パターンを得た。(
第2図(b))この状態でのマイクロレンズ形成層の光
透過率は第3図(a)であり、400nm以上での光吸
収が大きく、マイクロレンズとしては不適である.続い
て、上記マイクロレンズ形成層パターンに大過剰の光を
全面照射(後露光,例えば,約200 0 m J /
 aJを照射)した。この状態でのマイクロレンズ形成
層の光透過率は第3図(b)であり、400r++w以
上においてほとんど光吸収がなく、後露光により効率良
くブリーチングし,マイクロレンズとして適した状態に
なっていることが分かる.次に、このマイクロレンズ形
成層パターンを130℃/20分で熱処理し、熱流動さ
せることにより第2図(c)に示すようなマイクロレン
ズを形成した.このようにしてマイクロレンズを形成し
た場合、光利用率は約50%改善されることが確認され
、極めて特性の優れた固体撮像素子が得られることが確
認された. 実施例 2 実施例lと同様にして、PGMAからなるレンズ固定層
が形或された固体撮像素゜子基板上に、高解像度ポジ形
フォトレジスト(東京応化*TSMR−V3)を用い、
スピン塗布によりマイクロレンズ形成層を形成した。尚
、マイクロレンズ形成層の膜厚は1.3μ踵とし、90
℃/30分でプリベークし,実施例1と同様な固体撮像
素子基板を使用した。次に,上記ポジ形フォトレジスト
,TSMR−V3を水銀ランプを用いてコンタクト露光
し、約3 0 m J /ai (UV強度は365n
o+で測定)の光を照射した。続いて、アルカリ現像液
(2.38wt.%−NMD−3)を用いて現像し、流
水でリンスすることによりマイクロレンズ形成層パター
ンを得た。この状態でのマイクロレンズ形成層の光透過
率は第4図(a)であり,400nm以上での光吸収が
大きく、マイクロレンズとしては不適である。
続いて、上記マイクロレンズ形成層パターンに水銀ラン
プを用いて全面露光し、約200mJ/aJ (UV強
度は365nmで測定)の光を照射した。
この状態でのマイクロレンズ形成層の光透過率は第4図
(b)であり、400nm以上においてほとんど光吸収
がなく,後露光により効率良くブリーチングし、マイク
ロレンズとして適した状態になっていることが分かる。
次に、このマイクロレンズ形戊層パターンを150℃/
20分で熱処理し、熱流動させることによりマイクロレ
ンズを形或した。このようにしてマイクロレンズを形成
した場合,光利用率は約50%改善されることが確認さ
れ、極めて特性の優れた固体撮像素子が得られることが
確認された。
実施例 3 実施例1と同様にして、PGMAからなるレンズ固定層
が形成された固体撮像素子基板状に,ポジ形フォトレジ
スト(シプレイ製AZ−2400を用い、スピン塗布に
よりマイクロレンズ形成層を形成した。尚、マイクロレ
ンズ形成層の膜厚は1.2μmとし、90℃/30分で
プリベークし実施例lと同様な固体撮像素子基板を使用
した。
次に、上記ポジ形フォトレジスト.AZ−2400を水
銀ランプを用いてコンタクト露光し、約2 0 m J
 /al (UV強度は365r++aで測定)の光を
照射した。続いて、アルカリ現像液(2.38tit.
%−NMD−3)を用いて現像し,流水でリンスするこ
とによりマイクロレンズ形成層パターンを得た。この状
態でのマイクロレンズ形或層の光透過率は第5図(a)
であり、400nm以上での光吸収が大きく、マイクロ
レンズとしては不適である。
続いて、上記マイクロレンズ形成層パターンに水銀ラン
プを用いて全面露光し、約200mJ/(!# (UV
強度は36−5nmで測定)の光を照射した。
この状態でのマイクロレンズ形或層の光透過率は第5図
(b)であり、400nm以上においてほとんど.光吸
収がなく,後露光により効率良くブリーチングし、マイ
クロレンズとして適した状態になっていることが分かる
。次に、このマイクロレンズ形成層パターンを140℃
/30分で熱処理し、熱流動させることによりマイクロ
レンズを形或した。このようにしてマイクロレンズを形
成した場合、光利用率は約50%改善されることが確認
され、極めて特性の優れた固体撮像素子が得られること
が確認された。
実施例 4〜6 実施例lと同様にして、PGMAからなるレンズ固定層
が形成された固体撮像素子基板上に,高解像度ポジ形フ
ォトレジスト,日本合成ゴム製JSR−7750(実施
例4),日本合成ゴム製JSR−7950 (実施例5
)並びに、日立化成製RI−7179 (実施例6)を
用いてマイクロレンズ形成層を形成した。尚、マイクロ
レンズ形或層の膜厚は1.2μmとし.90℃/30分
でプリベークした。
次に、上記ポジ形フォトレジストに、g線(436nm
)ステッパを用いてそれぞれ約300mJ/d照射し、
アリカリ現像液(0.66リt.%−NMD−3)を用
いて現像し,流水でリンスすることによりマイクロレン
ズ形成層パターンを得た。
続いて,上記マイクロレンズ形或層パターンを全面照射
(後露光、例えば、約1 0 0 0 m J / a
J )を照射し,150℃/10分で熱処理し、熱流動
させることによりマイクロレンズが形成改善されること
が確認された。
実施例 7 実施例工と同様にして,PGMAからなるレンズ固定層
が形成された固体撮像素子基板上に,アルカリ可溶性ラ
ダーシリコーンをマトリックスボリマーとする有機シリ
コン系ポジ形DeepUVレジ人トを用い、スピン塗布
によりマイクロレンズ形成層を形成した。尚,マイクロ
レンズ形戒層の膜厚は1.2μ重とし、90℃/30分
でプリベークし,実施例1と同様な固体撮像素子基板を
使用した。
次に、上記ボジ形DeepUVレジストをKrFエキシ
マレーザーを用いてコンタクト露光し、約30 0 m
 J / aiの光を照射した。続いて、アルカリ現像
液(0.66t+t,%−NMD−3)を用いて現像し
、流水でリンスすることによりマイクロレンズ形或層パ
ターンを得た。この状態でのマイクロレンズ形成層は、
400nm以上ではほとんど光吸収を持たず、マイクロ
レンズとして適していた。
この場合、特に、後露光をする必要はない。次に、この
マイクロレンズ形成層パターンを140’C/30分で
熱処理し、熱流動させることによりマイクロレンズを形
成した.このようにしてマイクロレンズを形成した場合
、光利用率は約50%改善されることが確認され、極め
て特性の優れた固体撮像素子が得られることが確認され
た。
比較例 1 PGMAからなるレンズ固定層が形成された固体撮像素
子基板上に、汎用ポジ形フォトレジスト,OFPR−8
00 (東京応化製)をスピン塗布しマイクロレンズ形
成層を成膜した。尚、マイクロレンズ形成層の膜厚は1
.2μmとし,90℃/30分でプリベークした。
次に、上記OFPR−800膜にg線(436nm)ス
テッパを用いて約2 0 0 m J / cl照射し
、アルカリ現像液(0.66留t.%−NMD−3)を
用いて現像し、流水でリンスすることによりマイクロレ
ンズ形或層パターンを得た.この状態でのマイクロレン
ズ形成層の光透過率は第6図(a)であり、400nm
以上での光吸収が大きい。
続いて、上記マイクロレンズ形成層パターンを4 全面照射し、約2000mJ/a#の光を照射した.こ
の状態でのマイクロレンズ形戒層の光透過率は第3図(
b)であり、400nm以上においても光吸収があり、
後露光によりブリーチングしても、実施例のようには透
明にはならず、マイクロレンズとしては不適であること
が確認された。
〔発明の効果〕
本発明よると,通常のフォトリソグラフィーによって固
体撮像素子基板上にマイクロレンズを容易に形成できる
。すなわち、本発明で使用される技術はシリコン半導体
の製造に使用される技術であり、量産性とともに低コス
ト化並びに歩留り向上が期待できる。
また、本発明は高解像度化に対して有用なものであり,
将来の高解像度固体撮像素子の製造に極めて有用なもの
である.
【図面の簡単な説明】
第1図は固体撮像素子基板の模式的な断面図を示す。 1・・・シリコン基板 2・・・受光部分 3・・・遮光部分 4・・・パッシベーション層 5・・・カラーフィルター層 第2図は本発明のマイクロレンズ形成プロセスを示すも
のである. 6・・・レンズ固定層 7・・・マイクロレンズ層 第3図はマイクロレンズ層の光照射前後における光透過
率を示す. マイクロレンズ材料:RU−1600P第4図はマイク
ロレンズ層の光照射前後における光透過率を示す。 マイクロレンズ材料: TSMR−V3第5図はマイク
ロレンズ層の光照射前後における光透過率を示す。 マイクロレンズ材料:AZ−2400 第6図はマイクロレンズ層の光照射前後における光透過
率を示す.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、半導体基板上に形成された光電変換を行う受光部、
    その受光部で発生した電気信号を取り出す走査部、これ
    ら受光部と走査部を保護するためのパッシベーション膜
    、及びカラーフィルター層からなる固体撮像素子の上に
    、レンズ固定層を設け、このレンズ固定層の上にフォト
    レジストパターンからなる凸レンズを設けたことを特徴
    とするマイクロレンズ付き固体撮像素子。 2、上記フォトレジスト材料が、アルカリ現像形ポジ形
    フォトレジストからなることを特徴とする請求項1記載
    のマイクロレンズ付き固体撮像素子。 3、上記フォトレジスト材料が、アルカリ現像形有機ケ
    イ素系ポジ形フォトレジストからなることを特徴とする
    請求項1記載のマイクロレンズ付き固体撮像素子。 4、上記フォトレジスト材料が、光照射により効率良く
    ブリーチングし、膜厚1μmにおいて、波長400nm
    以上における光透過率が光照射後95%以上である材料
    からなることを特徴とする請求項1記載のマイクロレン
    ズ付き固体撮像素子。 5、半導体基板上に、光電変換を行う受光部、及びその
    受光部で発生した電気信号を取り出す走査部を形成し、
    その上にこれら受光部と走査部を保護するためのパッシ
    ベーシヨン膜、並びにカラーフィルター層を形成した固
    体撮像素子の上に、レンズ固定層を設け、このレンズ固
    定層の上にフォトレジストパターンを形成し、このフォ
    トレジストパターンに全面露光し、加熱処理することに
    より凸レンズを形成することを特徴とするマイクロレン
    ズ付き固体撮像素子の製造方法。 6、上記加熱処理後、更に酸素プラズマによるライトエ
    ッチングすることにより、凸レンズを形成することを特
    徴とするマイクロレンズ付き固体撮像素子の製造方法。
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