JPH03168538A - 空気清浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空調機器の前面に組み込造れる空気清浄装置に
関するものである。

従来の技術 近年、健康に対する関心が高１り、温度調節用の空調機
器と合わせてタバコの煙などの室内を汚染する粉塵を清
浄化する高性能の空気清浄装置が併用されている。

従来の空気清浄装置は第２図に示すような構或を有して
いた。すなわち本体１の前面に吸込口２が設けられ、吸
込口２は比較的大きなゴミ・ボコリなどを捕集するため
プレフィルタ３が配設され、フレフィルタ３の後方には
含塵空気を荷電して集塵するメインフィルタ４が配置さ
れている。前記プレフィルタ３，メインフィルタ４の後
方には送風機５と熱交換器７が配置され、空気吹出口８
より室内に空気を吐出する構或となっている。

以上のように構戒された空気清浄装置にっして、以下そ
の動作を説明する。

１ず、室内の含塵空気は吸込口２よシ本体１に取９人れ
られる。取り入れられた含塵空気はプレフィルタ３で大
きなゴミ・ホコリなどが捕集されるが、タバコの煙のよ
うな粒子径の小さいものはメインフィルタ４によシ清浄
化され、送風機６，熱交換器７を経て空気吹出口６よシ
室内に吐出される。

発明が解次しようとする課題 しかしながら上記従来の構戒では、吸込口より取り入れ
た室内空気の全てをプリフィルタとメインフィルタに通
しているため、吸込の圧力損失が高く、吹出口より吐出
される風量は少なくなり、室内空気が清浄なときに、風
量を大幅に増加して室内循環機能や空調機能を発揮させ
る使い方ができないという課題を有していた。

１たメインフィルタと並列にダンパを設けて風量調整す
る方法もあるが、構或部品が増えるとともに風量の調整
紬囲が狭いという課題を有していた。

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、簡単な構
造で室内の空気清浄度に応じて風量の増減を自在に行う
ことができる空気清浄装置を提供することを目的とする
ものである。

課題を解決するための手段 この目的を達戒するために本発明の空気清浄装置は、本
体前面に開口する吸込口と、この吸込口の全面に配設す
るプレフィルタと、このプレフィルタの後方位置でプレ
フィルタと平行にかつ回動可能に軸支したメインフィル
タと、前記本体に内蔵される送風機を有し、また空気の
汚染濃度を感知する汚れセンサとメインフィルタを回動
する駆動モータを有し、空気の汚染濃度が所定値以下の
とき前記汚れセンサがその濃度を感知して、駆動モータ
によりメインフィルタを回動する構成を有している。

作　　　用 との構或によって室内の空気が非常に汚れている場合に
は、メインフィルタを閉じた状態に維持し、吸込口より
プレフィルタを経て取シ入れられた空気の全てをメイン
フィルタを通過させることにより、吸込空気の清浄度を
高めることができ、壕た比較的清浄な室内空気のもとで
使用する場合は、メインフィルタを後方に回動させて通
風方向とほぼ平行に位置を変え、内部の圧力損失を低減
することにより、通過風量が増加することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図を用いて説明す
る。なお従来例と同一構或のものは同一番号を付して詳
しい説明は省略する。

図示のように空気清浄装置の本体１の前面には吸込口２
が設けられ、吸込口２の全面にはプレフィルタ３が配設
され、その後方に回動可能に軸支したメインフィルタ４
が配置されている。

前記プレフィルタ３，メインフィルタ４の後方には送風
機５と熱交換用の熱交換器７が配置され吹出口６より室
内に空気を吐出している。

以上のように構或された本実施例の空気清浄装置につい
て以下その動作を説明する。

１ず室内空気が非常に汚れており空気清浄機能を高める
場合は、メインフィルタ４をブリフィルタ３とほぼ平行
に維持し、全風量を通過させる。

このときは内部の空気抵抗が大きいため風量は減少する
が、メインフィルタ４を通り、高効率で清浄化された空
気が吹出口６より吐出される。

次に室内空気が比較的清浄な場合はメインフィルタ４を
後方に回動させる。このときプレフィルタ３を通過した
流れは、メインフィルタ４を通過しないで熱交換器７に
導かれ、内部の圧力損失が低くなるため、送風量は増加
し、空調機能を充分に発揮することができる。

さらに室内空気の清浄度は本体１前面に設けた汚れセン
サ８により感知し、メインフィルタ４の回動は駆動モー
タ９にて行なうことができる。

以上のように本実施例によれば室内空気の汚染状態に合
わせてメインフィルタ４を回動することによう、空気の
汚染度が高いときには空気清浄閤能を優先し、空気の汚
染度が低いときは空調機能を優先して運転することによ
り、室内の汚染状態に合わせた運転を容易にかつ簡単な
構戊で実現することができる。

なか本実施例ではメインフィルタ４を含塵空気を荷電し
て集塵する電気集塵装置としているが、メインフィルタ
４は済過式の集塵フィルタにより集塵するものとしても
よい。

１た本実施例では熱交換器７を内蔵して空調機能を充分
に発揮できるようにしているが、郊交換器７を内蔵せず
、サーキュレータとして風朶を増大させるものとしても
よい。

発明の効果 以上のように本発明はメインフィルタを回動可能とする
ことによりメインフィルタを通過する空気量を自在に調
整することができ、室内空気の汚染状態に応じて簡単な
構或で空気清浄機能を調節することができるという効果
の得られる優れた空気清浄装置を実現できるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における空気清浄装置の断面
図、第２図は従来の空気清浄装置の断面図である。 １・・・・・本体、２・・・・・・吸込口、３・・・・
・プレフィルタ、４・・・・・メインフィルタ、６・・
・・・・送風機、８・・・・・汚れセンサ、９・・・・
・・駆動モータ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体前面に開口する吸込口と、この吸込口の全面
   に配設するプレフィルタと、このプレフィルタの後方位
   置でプレフィルタと平行にかつ回動可能に軸支したメイ
   ンフィルタと、前記本体に内蔵される送風機を有した空
   気清浄装置。
2. （２）空気の汚染濃度を感知する汚れセンサとメインフ
   ィルタを回動する駆動モータを有し、空気の汚染濃度が
   所定値以下のとき前記汚れセンサがその濃度を感知して
   、駆動モータによりメインフィルタを回動してなる請求
   項（１）記載の空気清浄装置。