JPH03168159A - 医療用シース - Google Patents
医療用シースInfo
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- JPH03168159A JPH03168159A JP1308585A JP30858589A JPH03168159A JP H03168159 A JPH03168159 A JP H03168159A JP 1308585 A JP1308585 A JP 1308585A JP 30858589 A JP30858589 A JP 30858589A JP H03168159 A JPH03168159 A JP H03168159A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は医療用シースに関し、更に詳しくは血管、胆管
、各種体腔等にカテーテルや内視鏡等の導入および離脱
を容易にするための医療用シースに関する。
、各種体腔等にカテーテルや内視鏡等の導入および離脱
を容易にするための医療用シースに関する。
従来、長時間静脈に薬液を注入するのにカテテルが使用
されているが、カテーテルを経皮的に静脈内に挿入する
方法として、実公昭61−10698号公報にみられる
ような、穿刺針の先端部が露出した長手方向に引き裂き
線を有するシ−スを外嵌した穿刺針を静脈に穿刺し、シ
ースを静脈内に留置したまま、穿刺針をシースから抜き
取り、その後該シ〜スの中空部にカテーテルを導入し所
定位置までカテーテルを前進させる方法が知られている
。
されているが、カテーテルを経皮的に静脈内に挿入する
方法として、実公昭61−10698号公報にみられる
ような、穿刺針の先端部が露出した長手方向に引き裂き
線を有するシ−スを外嵌した穿刺針を静脈に穿刺し、シ
ースを静脈内に留置したまま、穿刺針をシースから抜き
取り、その後該シ〜スの中空部にカテーテルを導入し所
定位置までカテーテルを前進させる方法が知られている
。
またシースの引き裂き線を裂いてシースを除去したり、
該引き裂き線の一部だけを引き裂き、裂かれた部分を折
り返し、シースの入口を形威したりしてカテーテルを血
管内に留置して使用されてきた。シースの引き裂き線は
ナイフカッターやヒヒートカッターによって形威されて
いる。
該引き裂き線の一部だけを引き裂き、裂かれた部分を折
り返し、シースの入口を形威したりしてカテーテルを血
管内に留置して使用されてきた。シースの引き裂き線は
ナイフカッターやヒヒートカッターによって形威されて
いる。
しかしながら、ヒートカソターで形威された引き裂き線
は第6図のシースの肉厚部の断面方向の断面図に示すよ
うに、引き裂き線13の両縁11がヒトカッターの熱に
より肉盛りされ、肉厚部表面がその箇所で収縮し変形す
るために、シースの挿入または離脱時に人体組織を傷つ
けたりし.た。またシースの基端部からシースを手で外
方に開いた際、必ずしもシースは引き裂き線に沿って開
かれなかったりした。更にナイフカソターは十分に滅菌
しておかないと、シースを切断する際切断箇所に細菌が
付着し、患者の皮下組織や血管を汚染する危険があった
。特にこれらのカッターは所望するシ−スの肉厚部断面
方向の切断長さおよび切断幅に調整するのが困難であり
、所定品質のシースが得られに《かった。そのためにシ
ースが皮下組織内の圧力で圧迫されて、カテーテルを内
拝するまでに引き裂き線が皮下組織内で割れて細胞組織
を損傷したりすることがあった。またこれらのカソター
で形威されたシースの引き裂き線は切断幅が大きいため
に、外部細菌が引き裂き線の切断箇所に付着し患者が病
原菌に感染したり、あるいはシースの挿入または抜去時
に人体組織を傷つけたりした。
は第6図のシースの肉厚部の断面方向の断面図に示すよ
うに、引き裂き線13の両縁11がヒトカッターの熱に
より肉盛りされ、肉厚部表面がその箇所で収縮し変形す
るために、シースの挿入または離脱時に人体組織を傷つ
けたりし.た。またシースの基端部からシースを手で外
方に開いた際、必ずしもシースは引き裂き線に沿って開
かれなかったりした。更にナイフカソターは十分に滅菌
しておかないと、シースを切断する際切断箇所に細菌が
付着し、患者の皮下組織や血管を汚染する危険があった
。特にこれらのカッターは所望するシ−スの肉厚部断面
方向の切断長さおよび切断幅に調整するのが困難であり
、所定品質のシースが得られに《かった。そのためにシ
ースが皮下組織内の圧力で圧迫されて、カテーテルを内
拝するまでに引き裂き線が皮下組織内で割れて細胞組織
を損傷したりすることがあった。またこれらのカソター
で形威されたシースの引き裂き線は切断幅が大きいため
に、外部細菌が引き裂き線の切断箇所に付着し患者が病
原菌に感染したり、あるいはシースの挿入または抜去時
に人体組織を傷つけたりした。
本発明者等はこれらの課題を解決するために、鋭意研究
した結果、本発明に到達した。
した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は線条物または管状物を挿通可能な可撓
性樹脂からなる管状体の肉厚部断面主虹の一部が、超音
波カソタ−によって該管状体の長平方向にほぼ直線状に
切断されてなる医療用シスである。
性樹脂からなる管状体の肉厚部断面主虹の一部が、超音
波カソタ−によって該管状体の長平方向にほぼ直線状に
切断されてなる医療用シスである。
また本発明は前記医療用シースにおいて、肉厚部の切断
幅が0.01〜1.0mm、切断厚さが管状体の肉厚部
厚さに対して20〜80%である医療用シースである。
幅が0.01〜1.0mm、切断厚さが管状体の肉厚部
厚さに対して20〜80%である医療用シースである。
本発明医療用シースは穿刺針を内挿した状態で血管また
は胆管内に穿刺し、該シ−スを血管または胆管内に留置
したまま穿刺針を抜去する。次いで該シースの中空部に
例えばカテーテルを挿入して該カテーテルを血管または
胆管内に先導する。
は胆管内に穿刺し、該シ−スを血管または胆管内に留置
したまま穿刺針を抜去する。次いで該シースの中空部に
例えばカテーテルを挿入して該カテーテルを血管または
胆管内に先導する。
その際シ−スの基端部から引き裂き線を途中まで引き裂
き、引き裂かれた部分は折り返してカテテル導入のため
のシース入口として使用し、シスの残部はカテーテルを
内挿して皮下組織内に留置し、カテーテルの血管または
胆管内への移動を容易にするとともに、これらの頻繁な
挿入または離脱に伴う人体組織の損傷を抑止することが
できる。またカテーテルのみを体内に留置する場合には
、シースの引き裂き線を体外で引き裂きなからシ−スを
カテーテルから取り除く作用をする。
き、引き裂かれた部分は折り返してカテテル導入のため
のシース入口として使用し、シスの残部はカテーテルを
内挿して皮下組織内に留置し、カテーテルの血管または
胆管内への移動を容易にするとともに、これらの頻繁な
挿入または離脱に伴う人体組織の損傷を抑止することが
できる。またカテーテルのみを体内に留置する場合には
、シースの引き裂き線を体外で引き裂きなからシ−スを
カテーテルから取り除く作用をする。
以下実施例で本発明の一例を説明する。
第1図は本発明医療用シースの斜視図、第2図〜第4図
は本発明医療用シースの使用方法の一例を示す説明図、
第5図は本発明医療用シースの引き裂き線の断面図、第
6図はヒートカッターで一部切断した引き裂き線の断面
図を示す。
は本発明医療用シースの使用方法の一例を示す説明図、
第5図は本発明医療用シースの引き裂き線の断面図、第
6図はヒートカッターで一部切断した引き裂き線の断面
図を示す。
図中1はシース、2は穿刺針、3はカテーテル4は血管
、5は皮下組織、6はシースの折り返し部、7は引き裂
き線、8は切込み部、9はシース基端部、10はシース
先端部、1lは両縁の肉盛部、12および13は切断部
、14は固定具を示す。
、5は皮下組織、6はシースの折り返し部、7は引き裂
き線、8は切込み部、9はシース基端部、10はシース
先端部、1lは両縁の肉盛部、12および13は切断部
、14は固定具を示す。
第1図は本発明医療用シースの一例を示す斜視図であり
、可撓性樹脂からなる管状体の外面にシス基端部9にあ
る切込み部8からシース先端部10にかけて、シース長
手方向に少なくとも1本の5 ほぼ直線状の引き裂き線7が形成されてなる。弓き裂き
線7は超音波カッターによって戒形され、第5図のシー
トの断面図に示すように、切断部12がシート表面の両
縁に肉盛りを形威しないで、ほぼ同し幅Wで、シート厚
さdまでハーフカットされる。シートの切断厚さdはシ
ートの厚さDに対して20〜80%、好ましくは35〜
70%である。20%未満であると、シースの引き裂き
が困難で引き裂き線に沿って引き裂かれにくい傾向があ
り、80%を超えると、シースの破断強度が弱くなる傾
向があり、皮下組織内の圧力により、カテーテルを内挿
する前にシースが引き裂き線に沿って割れ、体液がシー
ス中空部に侵入する危険がある。
、可撓性樹脂からなる管状体の外面にシス基端部9にあ
る切込み部8からシース先端部10にかけて、シース長
手方向に少なくとも1本の5 ほぼ直線状の引き裂き線7が形成されてなる。弓き裂き
線7は超音波カッターによって戒形され、第5図のシー
トの断面図に示すように、切断部12がシート表面の両
縁に肉盛りを形威しないで、ほぼ同し幅Wで、シート厚
さdまでハーフカットされる。シートの切断厚さdはシ
ートの厚さDに対して20〜80%、好ましくは35〜
70%である。20%未満であると、シースの引き裂き
が困難で引き裂き線に沿って引き裂かれにくい傾向があ
り、80%を超えると、シースの破断強度が弱くなる傾
向があり、皮下組織内の圧力により、カテーテルを内挿
する前にシースが引き裂き線に沿って割れ、体液がシー
ス中空部に侵入する危険がある。
シースの切断厚さdの位置決めは超音波力ソタの刃先と
ロール表面間の相対寸法を変えずにカッターをスイング
式に移動させるか、超音波カソターの刃先とシース置合
間の相対寸法を一定にして超音波カッターをシース置台
に対して水平に移動させるかして、1μまで測定可能な
レーザー計測計で寸法を調節しながら行う。これによっ
て任6 意にシ−ス切断厚さdを決めることができる。弓き裂き
線は超音波カノターの刃先の微振動によって発生する摩
擦熱によって切断箇所のみ局部的に融解固化することが
できる。切断部12の幅Wは目的に応して任意に定める
ことができるが、通常は0.01−1.0 mm,奸ま
しくぱO . Ol〜0 . 6 mmである。
ロール表面間の相対寸法を変えずにカッターをスイング
式に移動させるか、超音波カソターの刃先とシース置合
間の相対寸法を一定にして超音波カッターをシース置台
に対して水平に移動させるかして、1μまで測定可能な
レーザー計測計で寸法を調節しながら行う。これによっ
て任6 意にシ−ス切断厚さdを決めることができる。弓き裂き
線は超音波カノターの刃先の微振動によって発生する摩
擦熱によって切断箇所のみ局部的に融解固化することが
できる。切断部12の幅Wは目的に応して任意に定める
ことができるが、通常は0.01−1.0 mm,奸ま
しくぱO . Ol〜0 . 6 mmである。
幅Wが0.0lmm未満ならば、シ−スの引き裂きが困
難になる傾向があり、 I.Ommを超えると引き裂き
線の切断部12に外部細菌が付着する危険がある他にシ
ースの引き裂き線7が皮下Mi織内で開裂する傾向があ
る。切断部12の幅Wが0.2mm以下ならば外見上引
き裂き線の位置が分からない程であり医療用シースの美
観を損なわなくて好ましい。
難になる傾向があり、 I.Ommを超えると引き裂き
線の切断部12に外部細菌が付着する危険がある他にシ
ースの引き裂き線7が皮下Mi織内で開裂する傾向があ
る。切断部12の幅Wが0.2mm以下ならば外見上引
き裂き線の位置が分からない程であり医療用シースの美
観を損なわなくて好ましい。
シース材料およびシースに内挿する管状物の可撓性樹脂
としては、弗素樹脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチ
レン・プロピレン共重合体、ポリ(エチレンブチレン)
ポリスチレンブロソク共重合体、ボリアミド、ポリエチ
レンテレフタレトまたはその共重合体、およびこれらの
混合物が挙げられ、特に高周波カッターで切断しにくい
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンが好
ましい。
としては、弗素樹脂、ポリウレタン、シリコーン樹脂、
ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチ
レン・プロピレン共重合体、ポリ(エチレンブチレン)
ポリスチレンブロソク共重合体、ボリアミド、ポリエチ
レンテレフタレトまたはその共重合体、およびこれらの
混合物が挙げられ、特に高周波カッターで切断しにくい
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィンが好
ましい。
第1図では引き裂き線7はシース基端部9からシース先
端部10にかけて、ほぼ直線状に延びているが、シ−ス
の途中まで引き裂いて折り重ねる場合には、先端部側は
引ぎ裂き線を設けなくてよい場合もある。またシース基
端部9は切込み部8が設けられ開口されているが、基端
部に引き裂き線の引き裂きのための開裂プラグが設けら
れていてもよい。
端部10にかけて、ほぼ直線状に延びているが、シ−ス
の途中まで引き裂いて折り重ねる場合には、先端部側は
引ぎ裂き線を設けなくてよい場合もある。またシース基
端部9は切込み部8が設けられ開口されているが、基端
部に引き裂き線の引き裂きのための開裂プラグが設けら
れていてもよい。
医療用シースの引き裂き線7はシ−スの長手方向乙こ少
なくとも1本設けられている。引き裂き線が2本以上あ
るとシースの引き裂き箇所の折り返しに都合がよく、特
にシ〜ス対向位置に2本の引き裂き線を設けるのが好ま
しい。
なくとも1本設けられている。引き裂き線が2本以上あ
るとシースの引き裂き箇所の折り返しに都合がよく、特
にシ〜ス対向位置に2本の引き裂き線を設けるのが好ま
しい。
シースに内挿する線条物または管状物としてはガイドワ
イヤー、穿刺針、カテーテル、内視鏡、その他硬質また
は軟質樹脂からなる管状物が挙げられる。
イヤー、穿刺針、カテーテル、内視鏡、その他硬質また
は軟質樹脂からなる管状物が挙げられる。
本発明医療用シースの使用方法の一例を第2図〜第4図
で説明する。医療用シ−スlの中空部に穿刺針2を穿刺
針の先端が医療用シース1の先端部10より露出して内
挿する。ンース先端部10は穿刺針2の側壁と密着して
体液等がシ−スと針の隙間に侵入しないように、テーパ
−状に先細になっているのが好ましい。シースlを外挿
した穿刺針2は第2図Cこ示すように、傷者に穿刺し皮
下組織5を通ってその先端が血管4にまで導かれる。血
管4でなくて胆管に穿刺針2を導く場合には、穿刺劃2
の中空部分に可撓性のガイドワイヤーを挿通して行うと
胆道への導入に都合がよい。
で説明する。医療用シ−スlの中空部に穿刺針2を穿刺
針の先端が医療用シース1の先端部10より露出して内
挿する。ンース先端部10は穿刺針2の側壁と密着して
体液等がシ−スと針の隙間に侵入しないように、テーパ
−状に先細になっているのが好ましい。シースlを外挿
した穿刺針2は第2図Cこ示すように、傷者に穿刺し皮
下組織5を通ってその先端が血管4にまで導かれる。血
管4でなくて胆管に穿刺針2を導く場合には、穿刺劃2
の中空部分に可撓性のガイドワイヤーを挿通して行うと
胆道への導入に都合がよい。
次いで第3図に示すように、シース先端を血管内6こ留
置した状態で穿刺針2を抜去する。この時シース1の引
き裂き線7を基端部9から引き裂きなから穿刺針2を抜
去すると穿刺針2をシースlから抜去しやすい。引き裂
かれたシース部分6は患者の皮膚面で折り返し皮膚と糸
で縫うて固定するか、あるいは第4図に示すように固定
具l4で皮膚と固定する。
置した状態で穿刺針2を抜去する。この時シース1の引
き裂き線7を基端部9から引き裂きなから穿刺針2を抜
去すると穿刺針2をシースlから抜去しやすい。引き裂
かれたシース部分6は患者の皮膚面で折り返し皮膚と糸
で縫うて固定するか、あるいは第4図に示すように固定
具l4で皮膚と固定する。
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その後、このシ−スlの中空部に可撓性の管状体、例え
ばカテーテル3を挿入し、カテーテルの先端を血管内に
露出する。カテーテル3の先端は先細で円形開口断面で
もよいが、円形閉塞断面で側部に複数の小孔を有するも
のも使用できる。カテーテル3の基端部にはプラグが設
けられ、接続具と連結して薬液をカテーテル3を経て血
管4に注入する。また血管4の代わりに胆管にカテーテ
ル先端が留置されている場合には、胆汁を注出して黄度
症の軽減等に使用される。シース1の中空部にカテーテ
ル3を内挿してシ−ス1の先端部を血管内に留置した状
態でシースlを抜去する場合には、体外でシース1の引
き裂き線7を引き裂きなからシース1を抜去し、カテー
テル3のみを体内に留置して薬液を注入したり、老廃物
を注出したりする。
ばカテーテル3を挿入し、カテーテルの先端を血管内に
露出する。カテーテル3の先端は先細で円形開口断面で
もよいが、円形閉塞断面で側部に複数の小孔を有するも
のも使用できる。カテーテル3の基端部にはプラグが設
けられ、接続具と連結して薬液をカテーテル3を経て血
管4に注入する。また血管4の代わりに胆管にカテーテ
ル先端が留置されている場合には、胆汁を注出して黄度
症の軽減等に使用される。シース1の中空部にカテーテ
ル3を内挿してシ−ス1の先端部を血管内に留置した状
態でシースlを抜去する場合には、体外でシース1の引
き裂き線7を引き裂きなからシース1を抜去し、カテー
テル3のみを体内に留置して薬液を注入したり、老廃物
を注出したりする。
実施例l
テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオ口プロピレン共
重合体を溶融押出して、内径6.1+ma、外径6.6
mm、肉厚部厚さ025馴、長さ90帥の管状体10 を威形した。この管状体の一端に第1図に示す切込み部
8を対向位置に2個設け、その位置から管状休8の他端
に向けて、超音波カノタ−(日本サモニクス株式会社製
、T−02)でほぼ直線状の引ぎ裂き線7を2本形威し
た。引き裂き線7の幅を0.06n+mに固定し、断面
方向の切断部分の深さを第1表のように変更してシ−ス
を製造した。このシースの切込み部8からの引裂強度を
第1表に示ず。引裂強度は島律製作所製オー トグラフ
測定器S−500Dを用い、チャノク間距離50mm、
クロスヘノ1スピート200mm/分で180度方向に
開いて測定した。またこのシ−スの2木の引き裂き線を
結ぶ断面方向にシースを圧縮した時の引き裂き線の裂け
目の発生状況を100個のシースについて試験し、その
不良率を測定した。その結果を第1表に示す。
重合体を溶融押出して、内径6.1+ma、外径6.6
mm、肉厚部厚さ025馴、長さ90帥の管状体10 を威形した。この管状体の一端に第1図に示す切込み部
8を対向位置に2個設け、その位置から管状休8の他端
に向けて、超音波カノタ−(日本サモニクス株式会社製
、T−02)でほぼ直線状の引ぎ裂き線7を2本形威し
た。引き裂き線7の幅を0.06n+mに固定し、断面
方向の切断部分の深さを第1表のように変更してシ−ス
を製造した。このシースの切込み部8からの引裂強度を
第1表に示ず。引裂強度は島律製作所製オー トグラフ
測定器S−500Dを用い、チャノク間距離50mm、
クロスヘノ1スピート200mm/分で180度方向に
開いて測定した。またこのシ−スの2木の引き裂き線を
結ぶ断面方向にシースを圧縮した時の引き裂き線の裂け
目の発生状況を100個のシースについて試験し、その
不良率を測定した。その結果を第1表に示す。
第1表
第1表から明らかなように、引き裂き線の切断部分の深
さdのシート厚さDに対する割合が大きくなるにつれて
、切込み部からの引裂強度が小さくなり、かつシースを
圧縮した時の引き裂き線の裂け目発生率が大きくなって
いる。
さdのシート厚さDに対する割合が大きくなるにつれて
、切込み部からの引裂強度が小さくなり、かつシースを
圧縮した時の引き裂き線の裂け目発生率が大きくなって
いる。
本発明医療用シースは引ぎ裂き線の幅が狭いので、外部
細菌が引き裂き線の切断部に付着して体内で感染したり
することはない。またカテーテルを血管または胆管へ講
導する操作中にシ−スの引き裂き線が皮下組織により圧
迫されて開裂し細胞組織を損傷することがない。
細菌が引き裂き線の切断部に付着して体内で感染したり
することはない。またカテーテルを血管または胆管へ講
導する操作中にシ−スの引き裂き線が皮下組織により圧
迫されて開裂し細胞組織を損傷することがない。
更にシ−スの引き裂き線は超音波カッターによって、狭
い幅で所望の切断深さに切断でき、シス表面との両縁に
ヒートカソターで切断した時に起こる肉盛りもなく、切
り裂き部から外方に開くと、シースは引き裂き線に沿っ
て円滑に開封されることができる。そのため、所望する
時に必要な箇所までシースを引き裂くことができるので
、シスまたはカテーテルの頻繁な導入または離脱に伴う
人体組織の損傷を抑止することができる。また出血を防
ぐので手術中での治療が容易であり、治療後の回復を早
める゛ことができる。
い幅で所望の切断深さに切断でき、シス表面との両縁に
ヒートカソターで切断した時に起こる肉盛りもなく、切
り裂き部から外方に開くと、シースは引き裂き線に沿っ
て円滑に開封されることができる。そのため、所望する
時に必要な箇所までシースを引き裂くことができるので
、シスまたはカテーテルの頻繁な導入または離脱に伴う
人体組織の損傷を抑止することができる。また出血を防
ぐので手術中での治療が容易であり、治療後の回復を早
める゛ことができる。
第1図は本発明医療用シ−スの斜視図、第2図〜第4図
は本発明医療用シ−スの使用方法の一例を示す説明図、
第5図は本発明医療用シ−スの弓き裂き線の断面図、第
6図はヒートカッターで一部切断した引き裂き線の断面
図を示す。 図中1はシ−ス、2は穿刺針、3はカテーテル4は血管
、5は皮下組織、6はシースの折り返し13 部、 7は引き裂き線、 8は切込め部、 9はシ ス 基端部、10はシ ス先端部、1lは両緑の肉盛部、 12および13は切断部、14は固定具を示す。
は本発明医療用シ−スの使用方法の一例を示す説明図、
第5図は本発明医療用シ−スの弓き裂き線の断面図、第
6図はヒートカッターで一部切断した引き裂き線の断面
図を示す。 図中1はシ−ス、2は穿刺針、3はカテーテル4は血管
、5は皮下組織、6はシースの折り返し13 部、 7は引き裂き線、 8は切込め部、 9はシ ス 基端部、10はシ ス先端部、1lは両緑の肉盛部、 12および13は切断部、14は固定具を示す。
Claims (2)
- (1)線条物または管状物を挿通可能な可撓性樹脂から
なる管状体の肉厚部の断面の一部が、超音波カッターに
よって該管状体の長手方向にほぼ直線状に切断されてな
る医療用シース。 - (2)肉厚部の切断幅が0.01〜1.0mm、切断厚
さが管状体の肉厚部厚さに対して20〜80%である請
求項1記載の医療用シース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308585A JPH03168159A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 医療用シース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1308585A JPH03168159A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 医療用シース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03168159A true JPH03168159A (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=17982804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1308585A Pending JPH03168159A (ja) | 1989-11-27 | 1989-11-27 | 医療用シース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03168159A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2626101A1 (en) | 2012-02-10 | 2013-08-14 | Terumo Kabushiki Kaisha | Direction converting device for catheter |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54160088A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-18 | Bii Ruusaa Ronarudo | Cannula and its preparation |
JPS62176459A (ja) * | 1986-01-29 | 1987-08-03 | テルモ株式会社 | 医療器具導入用チューブおよびこれを備えた医療器具導入用組立体 |
JPS63191596A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-09 | 東洋製罐株式会社 | プラスチック棒状体切断装置 |
JPS63194669A (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-11 | ベクトン・ディッキンソン・アンド・カンパニ− | 分割可能なカテ−テルおよびその製造方法 |
JPS63238878A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-04 | 古川 勇一 | 血管造影用の穿刺針 |
-
1989
- 1989-11-27 JP JP1308585A patent/JPH03168159A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54160088A (en) * | 1978-06-06 | 1979-12-18 | Bii Ruusaa Ronarudo | Cannula and its preparation |
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Cited By (2)
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US9821144B2 (en) | 2012-02-10 | 2017-11-21 | Terumo Kabushiki Kaisha | Direction changing device, medical assembly having the same, and method |
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