JPH03166928A - 反射物の製造方法 - Google Patents

反射物の製造方法

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JPH03166928A
JPH03166928A JP1306420A JP30642089A JPH03166928A JP H03166928 A JPH03166928 A JP H03166928A JP 1306420 A JP1306420 A JP 1306420A JP 30642089 A JP30642089 A JP 30642089A JP H03166928 A JPH03166928 A JP H03166928A
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JP
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glass beads
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reflective
resin layer
transparent resin
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Eiji Ino
英二 井野
Hitoshi Kobayashi
仁 小林
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U H I SYST KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、物品上にアルミニウム蒸着、クロム鍍金、ア
ルくニウム粉塗料等によって反射層を設け、該層の反射
面上に透明樹脂層を設け、その上にガラスビーズを一層
になるように散布して反射物を製造する方法の改良に関
するものである。本発明によれば、いかなる形状をもつ
物品に対しても(三次元的物品)、従来の反射物よりも
反射輝度の正面輝度がはるかに高い反射物が製造できる
. 従来、この種の反射物は一般に反射シートや反射テープ
の形で、交通標識等の道路安全施設および安全衣服に広
く使用されている。
詳細に言えば、反射シートや反射テープは、道路、軌道
、トンネル内における交通の安全と円滑を図るために、
道路標識等の道路付属物、車両、電柱下部、踏切さくに
使用され、さらにまた、工場、鉱山、建設作業その他の
作業に用いられる保安警標や保安帽に使用され・ている
(JIS  Z  9105および JIS  M70
0),また、戒型品、板金製品、プレス品、たとえばオ
ーディオ、テレビや通信分野、自転車、バイク、自動車
等のパーツ類、さらにまた、スポーツ関係、さらにはマ
リン関係等色々な分野で利用できる。さらにまた、従来
の反射シートや反射テープでは貼付できなかった曲がっ
たもの、湾曲しているもの等にも、本発明によれば貼付
できる。
従来の技術 従来の技術によれば、感圧形や加熱圧着形の反射シート
や反射テープを物品上に取付ける際に、手貼りゃ真空式
の加熱圧着形アプリケーターを用いて取付作業を行うの
で、物品の大きさや形状について制約があった.また、
従来のシートは、一度貼付すれば貼りなおしか不可能で
、再度貼付しようとすればすぐに破れる.また、従来の
塗装による方法でも平面的な(一時元的)反射物は製造
できるが、ガラスビーズが2−3Mに累重して光線反射
効率が悪くなり、また、三次元的な形状をもつものに対
しては、ガラスビーズを散布する場合も、手で散布した
り、スプレーで散布したり、ふるいで散布したりして効
率の悪い散布方法が多く、樹脂が乾燥する時間に左右さ
れて多量のビーズがついたり、また、半乾燥状態では、
ビーズが付着したりしなかったりで、反射が不均質にな
る場合がある。特に、三次元的形状の物品や長尺物では
短時間でガラスビーズを散布することができず、不均質
化傾向が強い。さらには、表面と裏面に一度にガラスビ
ーズを散布することができず、経済的な見地からも充分
な効果をあげることができなかった. そして従来は、反射輝度を上げる検討は行われず、正面
輝度は白色の場合10cd/m”以下の値がほとんどで
、角度特性はほとんどない状態であった. 発明が解決しようとする問題点 本発明は、反射輝度の高い反射物を得るための改良製造
方法を提供し、したがって、従来の反射物では満足でき
なかった分野においても充分に使用できるようなすぐれ
た反射物が製造できる。
従来の反射シートおよび反射テープは交通と安全に関す
る分野でのみ使用されており、その市場は限定されてい
た. 本発明方法によって得られる反射物は、非常に高い正面
輝度を要求する分野から、角度特性を必要とする分野ま
で使うことができ、適切な表面樹脂の選択と厚膜コーテ
ィングにより耐久性が向上し、また、厚い塗膜を形威さ
せた場合にはタイルやホウロウのような高級感が出て、
美観を必要とする分野でも使用できるようになった。
さらに、本発明方法によれば、鋼板や鉄板で使われてい
る内外装用物晶のような反射物も製造できる.従来の内
外装物品に従来の反射シートを貼付しても美観や重圧感
がなく、また、従来の感圧タイプや圧着タイプ(手貼り
可能)の反射シートでも貼ることが不可能であり、また
外装用物品とした場合は長期寿命に耐えることができず
、チョーキング(白化)等を起こす可能性が高いが、本
発明によれば、適切な表面樹脂の選択を行えば、耐久性
を向上させることが可能である. 問題点を解決するための手段 本発明によれば、高い正面輝度が要求される場合は、ガ
ラスビーズの粒径範囲を75〜82μmとし、ガラスビ
ーズと金属質反射層の距離を30〜40μmとする.ま
た、角度特性を上昇させるには、反射面の表面粗さを1
0〜15μmにする.また、長形鋼板のような長尺物の
反射面を作る場合、反射層をアルミニウム粉塗料で作れ
ば、反射輝度はアルミニウム蒸着の場合の約1/3とな
るが、乱反射面が多くなり角度特性が上昇する。
また、本発明方法によれば、空気流動式ガラスビーズコ
ーティング装置を用いることにより、被加工物品がどの
ような形状であっても、ガラスビーズの一層コーティン
グが確実に行われ、特に複雑な形状であってもすべてビ
ーズをコーティングできる。空気流動式ガラスビーズコ
ーティング装置の一例を第1図に示す.電源(6)を入
れてコンプレッサー(1)を作動させて圧縮空気を作り
、空気貯槽(4)で空気を貯蔵し、それを均一な圧力分
布となるよう圧力拡散板(2)を通じて空気を吹き出す
ことによってガラスビーズ(3)を、鉄枠(5)で囲ま
れた区域内で均一に流動状態とし、被加工物品を入れ、
沈めてコーティングする. さらに、基材すなわちベースとなる物品は、たとえばA
BS,ボリカーボネート、ボリスチレンその他のプラス
チック類、あるいは普通鋼からステンレス鋼に至るまで
の種々の種類の鋼鉄のごとき任意の種類の物品であって
よい.反射面と基材とを接着するための接着用樹脂は、
基材の種類に応じて接着性の良好な樹脂が選沢でき、該
樹脂の例にはウレタン系およびアクリルウレタン系樹脂
があげられる。
また、外装面に特に耐久性を要求される場合は、表面樹
脂層をさらに弗素樹脂で保護すればよい。
丈五1[一よ 屈折率(Nd)2.18〜2.I9、粒径53〜63μ
mのガラスビーズを用いて、ガラスビーズが透明樹脂層
上に一層に整列するかどうかを試験した。すなわち、ガ
ラスビーズの散布を本発明に従って空気流動式ガラスビ
ーズコーティング装置を用いて行う場合と、従来のガラ
スビーズ落下散布方式で行う場合とについて、比較検討
した。
第l図記載の反射物を次の方法によって製作した.基材
すなわちベース(7)として30cm角のABS樹脂2
枚を用い、表面を洗浄剤で洗浄した後、ウレタン系樹脂
を塗布、70℃で乾燥して透明な接着樹脂層(8)を形
威させた後に、アル逅ニウム蒸着を行って反射層(9)
を作り、さらに透明樹脂の塗布後に、この透明樹脂層(
10)がなお溶剤を含んでいる間にガラスビーズ(3)
をコーティングした。
第4図に示すように、本発明方法ではコーティング時に
ガラスビーズ(3)が常に流動接触しているため、不必
要なガラスビーズが付着せず、たとえ一時的に2層にな
っても、2層目のガラスビーズはすべて脱離してしまい
、ガラスビーズ(3)が確実に一層に付着することが明
確となった.一方、従来の落下散布方式では流動力がな
いので、ガラスビーズ(3)は一旦付着するとそのまま
固着し、第5図に記載のごとくガラスビーズが2−3層
に積み重なり、当然、反射輝度が低下する。
笈東員一ユ 屈折率2.18〜2.19のガラスビーズの粒径範囲を
75〜82μmと狭くしたことを除いて、実施例1の場
合と同様な操作を行った.なお、比較として、従来のガ
ラスビーズ落下散布方式による操作も行った。
得られた反射物の反射輝度 を第1表に示す. 色は白色透明で、 測定は、 J ■ S Z 9 ■ l 7に規定された方法に従っ て行った. 第 l 表 第1表から明らかなように、 本発明に従って ガラスビーズの散布を空気流動式散布方法によって、か
つ粒径を揃えて行った場合には、従来の技術に従って落
下散布方式に従って行った場合に比して、反射輝度が大
幅に向上し、JISZ  9117に規定の2級の反射
性能を越えることが認められた. 実t3 屈折率2.18〜2.19のガラスビーズの粒径範囲を
75〜82μmまたは45〜63μmもしくは63〜7
5μmとし、また、角度特性を良くするために、第3図
記載のごとく反射面(l2)を研磨材(No.2000
メッシュ相当)によって研磨して表面粗さを10〜15
μmにし、焦点距離がガラスピーズを越えてのびて、焦
点が反射面で合致するようにした. また、それぞれの反射面をアルミニウム蒸着またはアル
ミニウム粉塗料によって形成させ、これらの場合につい
て互いに比較した.ガラスビーズの散布はすべて空気流
動式散布方法によって行った.反射輝度の測定方法は実
施例2の場合と同様である。
なお、 色調は白色で行った。
この試験の結果を第2表に示す。
第2表に示されるように、アルミニウム塗料および反射
層の粗さは、反射物の正面輝度に影響を及ぼすものであ
る.
【図面の簡単な説明】
第1図は、空気流動式ガラスビーズコーティング装置の
略式断面を示す線図である。 第2図は、本発明の反射物の略式断面を示す線図である
。 第3図は、表面粗さを10〜15μmとした反射層の略
式断面を示す線図である。 第4図は、実施例lに記載の方法に従って空気流動式ガ
ラスビーズコーティング装置を用いて形成された反射物
の略式断面を示す線図である。 第5図は、実施例lにおいて比較試料として作られた従
来の反射層の略式断面を示す線図である. 1・・・コンプレッサー 2・・・圧力拡散板、3・・
・ガラスビーズ、4・・・空気貯槽、5・・・鉄枠、6
・・・電源、7・・・ベース、8・・・接着樹脂層、9
・・・反射層、 1 0・・・透明樹脂層、 l l ・・・表面樹脂層.

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品上に金属質の反射層を設け、該反射層上に透
    明樹脂層を設け、該樹脂層上にガラスビーズを散布する
    ことによって反射物を製造する方法において、屈折率2
    .17〜2.20、粒径38〜90μmのガラスビーズ
    を一層になるように散布することを特徴とする反射物の
    製造方法。
  2. (2)金属質反射層を、アルミニウム蒸着、クロム鍍金
    またはアルミニウム粉塗料によって形成させる請求項1
    に記載の反射物の製造方法。
  3. (3)ガラスビーズの粒径が75〜82μmであり、ガ
    ラスビーズと金属質反射層との距離を30〜40μmと
    して、反射輝度の正面輝度が35cd/m^2以上であ
    る反射物を製造することを包含する請求項1に記載の反
    射物の製造方法。
  4. (4)ガラスビーズを一層になるように配置する操作を
    、いかなる形状をもつ物品に対しても、空気流動式ガラ
    スビーズコーティング装置を用いて行うことを包含する
    請求項1に記載の反射物の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06228460A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Mazda Motor Corp バインダ塗料
WO2000059732A1 (en) * 1999-04-07 2000-10-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Coating composition containing beads and articles of manufacture containing the same

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5971848A (ja) * 1982-09-02 1984-04-23 ミネソタ・マイニング・アンド・マニユフアクチユアリング・コンパニ− 再帰反射性シート

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