JPH03166885A - 映像信号伝送装置 - Google Patents

映像信号伝送装置

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JPH03166885A
JPH03166885A JP1305881A JP30588189A JPH03166885A JP H03166885 A JPH03166885 A JP H03166885A JP 1305881 A JP1305881 A JP 1305881A JP 30588189 A JP30588189 A JP 30588189A JP H03166885 A JPH03166885 A JP H03166885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
zoom magnification
zoom
frame
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1305881A
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English (en)
Inventor
Shintaro Tanaka
信太郎 田中
Jun Yonemitsu
潤 米満
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 D発明が解決しようとする間理点 E問題点を解決するための手段(第1図及び第3図) F作用(第1図及び第3図) G実施例(第1図〜第5図) (G1)実施例の構戒 (G2)実施例の動作 (G3)実施例の効果 (G4)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は映像信号伝送装置に関し、例えばコンパクトデ
ィスクに映像信号を記録する場合に適用し得る。
B発明の概要 本発明は、映像信号伝送装置において、同心円状にズー
ム倍率検出範囲を設定し、ズーム倍率検出範囲からズー
ム中心までの距離及び当該ズーム倍率の検出範囲の動き
ベクトルに基づいて、ズーム倍率を検出することにより
、簡易にズーム倍率を検出して従来に比して効率良く映
像信号を伝送することができる。
C従来の技術 従来、例えばテレビ会議システム、テレビ電話システム
などのように動画映像でなる映像信号を遠隔地に伝送す
るいわゆる動画映像通信システムにおいては、伝送路の
伝送容量を効率良く利用するため、映像信号の動きベク
トルを検出するようになされ、これにより有意情報の伝
送効率を高めるようになされている(特開昭58−19
1586号公報).すなわち送信装置側においては、所
定のフレームの画倣(以下基準フレーム画像と呼ぶ)を
基準にして、伝送するフレームの動きベクトルを検出す
る。
さらに送信装置側は、基準フレーム画像を動きベクトル
だけ変位して生威される画像(以下予測フレームの画像
と呼び、以下当該予測フレームの画像生戒を動き補償と
呼ぶ)と伝送するフレームの画像との間で、例えば画素
単位で順次差データを検出し、当該差データを動きベク
トルと共に伝送する. 受信装置においては、予め伝送された基準フレーム画像
を基準にして動き補償した後、伝送された差データを加
算して、元のフレーム画像を再現する。
これにより、1フレーム分の画像データを直接伝送する
場合に比して、データ量の少ない動きベクトル及び差デ
ータを伝送して、映像信号を伝送し得るようになされて
いる。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、このように動きベクトルを検出して映像信号
を高能率符号化処理して伝送する場合、テレビジョンカ
メラをパンニングした場合においては、基準フレーム画
像全体を平行移動するだけで、続く1フレーム分の画像
を再現することができる. 従って動きベクトルの分だけ、基準フレーム画像を移動
させて、元のフレーム画像を再現し得ることから、テレ
ビジョンカメラの動きに追従して動き補償し得、その分
1フレーム分の画像データを直接伝送する場合に比して
、伝送効率を格段的に向上し得る。
ところが実際上、テレビジョンカメラにおいては、単に
パンニングする場合だけでなく、ズームする場合もある
このズームの場合、1フレーム前の画像に対して拡大又
は縮小した画像を伝送することから、動きベクトルに代
えて拡大又は縮小の倍率を伝送すれば、効率良く映像信
号を伝送し得ると考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比
してさらに一段と効率良く映像信号を伝送することがで
きる映像信号伝送装置を提案しようとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、映像信
号V D I Nをフレーム間符号化処理して伝送する
映像信号伝送装置1において、 映像信号VDINで表
される画像GZ上にズーム中心Oを設定し、ズーム中心
Oを中心にして、同心円状にズーム倍率検出範囲M11
〜M14、M21〜M28、M31〜M36、M41〜
M46を設定し、ズーム倍率検出範囲M11〜M14、
M21〜M28、M31〜M36、M41〜M46で、
ズーム倍率検出範囲M11〜M14、M21〜M28、
M31〜M36、M41〜M46からズーム中心方向A
1〜A8の動きベクトルを検出し、ズーム倍率検出範囲
Mll〜M14、M21−M28、M31〜M36、M
41−M46からズーム中心Oまでの距離H、2H、3
H、4H及び動きベクトルに基づいて、映像信号VDエ
のズーム倍率mを検出する。
F作用 同心円状に設定したズーム倍率検出範囲Mll〜M14
、M21〜M28、M31〜M36、M41〜M46か
らズーム中心方向A1〜A8の動きベクトルを検出し、
当該動きベクトル及びズーム倍率検出範囲M11〜M1
4、M21〜M28、M31−M36、M41−M46
からズーム中心0までの距離H、2H、3H、4Hに基
づいて、ズーム倍率mを検出すれば、簡易にズーム倍率
mを検出することができる. G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)実施例の構或 第1図において、1は映像信号伝送システムの送信装置
を示し、入力映像信号VD..を高能率符号化して伝送
フレームデータDATAに変換した後、受信装置に伝送
する。
送信装置1は、入力映像信号VDfNを画像データ入力
部2に与え、ここで入力映像信号VD,.を構戒する輝
度信号及び色差信号をデイジタル信号に変換した後、デ
ータ量を1/4に低減する。
すなわち画像データ入力部2は、デイジタル信号に変換
された輝度信号を片フィールド落し回路(図示せず)に
与えて1フールド分削除した後、残り1フィールド分の
輝度信号を1ラインおきに間引きする。
さらに画像データ入力部2は、デイジタル信号に変換さ
れた2つの色差信号を17ールド分削除した後、1ライ
ン毎に交互に選択出力する。
さらに画像データ入力部2は、間引きされた輝度信号及
び選択出力される色差信号を時間軸変換回路を介して所
定の伝送レートのデータに変換する. これにより画像データ入力部2を介して、入力映像信号
VDrsに予備的処理を施し、順次1フレーム分の画像
を表現するフレームデータの連続でなる画像データDv
を生或する. (Gl−1)動き検出回路 動き検出回路4は、画像データ入力部2から出力される
繭像データDvを受け、lフレームの画像を上下左右に
16 X 16の単位ブロックに分割する.このとき動
き検出回路4は、動きベクトル及びズーム倍率の検出に
要する時間だけフレームデータを遅延させて減算回路8
に出力する.さらに動き検出回路4は、所定のフレーム
データを基準にしてフレーム間符号化処理するフレーム
の動きベクトル及びズーム倍率を検出する.すなわちこ
の実施例においては、第2図に示すように、伝送しよう
とするフレームデータを所定ブロック(例えば10フレ
ーム単位) BL (N−1)、BLN・・・・・・で
順次高能率符号化処理するようになされ、各ブロック先
頭のフレームデータD1をフレーム内符号化処理して伝
送するのに対し、続くフレームデータD2、D3、D4
・・・・・・を1つ前のフレームデータD1、D2、D
3、D4・・・・・・を基準にして(すなわち1つ前の
フレームデータを基準フレーム画像のフレームデータに
設定して)フレーム間符号化処理して伝送する.ここで
フレーム内符号化処理は、画像を例えば走査線方向に沿
って1次元的又は2次元的に隣合う画素データ間の差分
を求めるような圧縮処理を実行し、これにより各画像に
ついてデータ量を圧縮した伝送フレームデータを形成す
る処理でなる.従って受信装置においては、フレーム内
符号化処理された伝送フレームデータについては、当該
1フレーム分の伝送フレームデータを順次加算処理する
ことにより、1フレーム分のフレームデータを再現する
ことができる. これに対してフレーム間符号化処理は、始めに基準フレ
ーム画像と符号化処理するフレームデータの画像との間
で動きベクトル及びズーム倍率を検出した後、当該動き
ベクトル又はズーム倍率に基づいて基準フレーム画像を
動き補償して符号化処理するフレームデータとの間で差
データを検出し、当該差データを動きベクトル又はズー
ム倍率と共に符号化処理して伝送フレームデータを形或
する処理でなる。
すなわち動き検出回路4は、符号化処理するフレームデ
ータについて、各単位ブロックの中心画素を代表点に設
定する. さらに動き検出回路4は、内蔵のフレームメモリ回路に
予め基準フレーム画像のフレームデータを格納し、この
とき当該フレームデータについて、各単位ブロックの中
心上下左右15ii@i素の範囲を動きベクトル検出範
囲に設定する。
さらに動き検出回路4は、単位ブロック毎に、動きベク
トル検出範囲の画像データ及び代表点の画像データとの
間で差データを検出し、当該差データが最も小さくなる
動きベクトル検出範囲の画像データを検出する。
これにより動き検出回路4は、1フレーム前の基準フレ
ーム画像をどの方向にどの程度移動させれば、最も似通
った画像を再現し得るかを各単位ブロック毎に検出し得
、かくして単位ブロック毎に動きベクトルを検出するこ
とができる。
さらに動き検出回路4は、検出された動きベクトルを差
データの検出結果と共に適応予測回路6に出力し、これ
により適応予測回路6において、1フレーム前の基準フ
レーム画像をどの方向にどの程度移動させれば最も似通
った画像を再現し得るかを検出し得、かつそのとき伝送
に供する差データのデータ量を検出することができるよ
うになされている。
(Gl,2)ズーム倍率の検出 さらに動き検出回路4は、第3図に示すように、基準フ
レーム画像GZ上にズーム倍率検出範囲M11−M46
を設定し、当該ズーム倍率検出範囲Mll〜M46でズ
ーム中心方向の動きベクトルを検出することにより、ズ
ーム倍率を検出する。
すなわち動き検出回路4は、画像中心Oから所定距離H
だけ離間した位置に、画像中心Oを中心にして同心円状
に4箇所、ズーム倍率検出範囲M11〜M14を設定す
る。
さらに動き検出回路4は、画像中心Oから距離Hの2倍
の距離2Hだけ離間した位置に、画像中心Oを中心にし
て同心円状に8箇所、ズーム倍率検出範囲M21〜M2
Bを設定する。
さらに動き検出回路4は、画像中心0から距離Hの3倍
及び4倍の距離3H及び4Hだけ離間した位置に、画像
中心Oを中心にして同心円状にそれぞれ6箇所、ズーム
倍率検出範囲M31〜M36及びM41〜M46を設定
する。
なおこの実施例の場合、実際の被写体に対して、フレー
ムデータの画素間隔がX方向及びY方向で9:8の画素
間隔になることから、当該ズーム倍率検出範囲Mll−
M46は、当該画素間隔を補正し、それぞれズーム倍率
検出範囲Mll〜M14、M21〜M28、M31〜M
36及びM41〜M46から中心Oまでの距離H、2H
、3H及び4Hが、X方向及びY方向で等しい距離にな
るように設定されている。
さらに動き検出回路4は、符号化処理するフレーム画像
上のズーム倍率検出範囲Mll〜M46に対応する範囲
に、それぞれ複数の代表点を設定し、当該代表点を基準
にして、ズーム倍率を検出する. すなわち動き検出回路4は、動きベクトル検出範囲を設
定して動きベクトルを検出した場合と同様に、それぞれ
ズーム倍率検出範囲M41〜M46において、基準フレ
ーム画像及び符号化処理するフレームデータ間で順次差
データを検出する。
このとき動き検出回路4は、矢印A1〜A8で示すよう
に、基準フレーム画像をズーム倍率検出範囲と中心Oを
結ぶ直線上を移動させた際の差データを順次検出した後
、差データ検出用の画像データと代表点までの距離毎に
差データの絶対値和を検出する. これにより動き検出回路4は、絶対値和の最少値を検出
することにより、ズーム倍率検出範囲M41〜M46か
ら中心方向A1〜A8の動きベクトルを検出し、1フレ
ーム前のフレームデータを、中心Oを基準にしてどの程
度移動させれば、最も似通った画像を再現し得るかを検
出することができるようになされている。
なおここでこの実施例の場合、実際の被写体上で、フレ
ームデータのX方向及びY方向の画素間隔が9二8の距
離になることから、Y方向の画像データを補間回路で直
線補間して差データを検出することにより、X方向の1
画素分の画素間隔を基準にして、中心Oからどの程度移
動させれば最も似通った画像を再現し得るか検出するよ
うになされている。
同様に動き検出回路4は、ズーム倍率検出範囲M11〜
M14、M21〜M26及びM31〜M36について、
順次絶対値和を検出し、これによりズーム倍率検出範囲
Mll〜M14、M21〜M26及びM31〜M36に
ついて、1フレーム前のフレームデータを中心Oを基準
にしてどの程度移動させれば、最も似通った画像を再現
し得るかを検出する。
このとき動き検出回路4は、補間回路で基準フレーム画
像の画像データを直線補関することにより、ズーム倍率
検出範囲Mll〜M14においては、1/4画素単位で
移動させた際の絶対値和を検出する. これに対して、ズーム倍率検出範囲M21〜M28及び
M31〜M36においては、それぞれ1/2画素単位及
び3/4画素単位移動させた際の絶対値和を検出する。
すなわち、単にズームしただけの画像の場合、そのズー
ム中心は画像中心Oと一致する。
さらにこのとき、ズーム倍率検出範囲M41〜M46に
おいて、最小単位の1画素間隔だけ拡大方向に移動させ
て、ズーム倍率検出範囲M41〜M46で最も小さな絶
対値和が得られた場合、l画素間隔をhとおいて、次式 でズーム倍率mを表し得る. すなわちズーム倍率検出範囲M41〜M46から中心O
までの距離Hがioon素間隔の場合、ズーム倍率を1
.01で表し得る. これに対して、ズーム倍率検出範囲Mll〜M14から
中心Oまでの距離Hは、ズーム倍率検出範囲M41〜M
46から中心Oまでの距離4Hの174倍でなることか
ら、ズーム倍率mが(4H+h)/4}Iの場合、ズー
ム倍率検出範囲Mll〜M14においては、1/4画素
分移動させたとき、最も小さな絶対値和が得られる。
同様に、ズーム倍率検出範囲M21〜M28から中心O
までの距離2Hは、ズーム倍率検出範囲M41〜M46
から中心Oまでの距離4Hの172倍でなることから、
ズーム倍率mが(4H+h)/4Hの場合、ズーム倍率
検出範囲M21〜M28においては、1/2画素分移動
させたとき、最も小さな絶対値和が得られる。
さらにズーム倍率検出範囲M31〜M36から中心Oま
での距離3Hは、ズーム倍率検出範囲M41〜M46か
ら中心Oまでの距離4Hの3/4倍でなることから、ズ
ーム倍率mが(4H+h)/4Hの場合、ズーム倍率検
出範囲M31−M36においては、374画素分移動さ
せたとき、最も小さな絶対値和が得られる。
従ってこの実施例においては、直線補間の手法を用いて
、ズーム倍率検出範囲Mll−M14においては、1フ
レーム前の画像データから174画素間隔の画像データ
を生威し、当該画像データと代表点の画像データとの差
データを順次検出することにより、1/4画素単位で移
動させた際の絶対値和を検出して、174画素単位の動
きベクトルを検出する. 同様に動き検出回路4は、ズーム倍率検出範囲M21〜
M28及びM31−M36においては、それぞれ1/2
画素間隔及び3/4画素間隔の画像データを直線補間の
手法を用いて生成した後、当該画像データと代表点の画
像データとの差データを順次検出することにより、それ
ぞれ172画素単位及び374画素単位移動させた際の
絶対値和を検出して、1/2画素単位及び3/4画素単
位の動きベクトルを検出する. かくして動き検出回路4において、ズーム倍率検出範囲
M11〜M14、M21〜M28、M31〜M36、M
41〜M46において、それぞれ1/4、1/2 、3
/4 、li!!素単位で中心Oから移動した際の絶対
債和を得ることができ、これによりズーム倍率検出範囲
M41〜M46を基準にして正規化した絶対債和を検出
することができる.動き検出回路4は、正規化した絶対
値和をズーム倍率毎に累積刺算してテーブル化した後、
当該テーブルから最小値を検出することにより、ズーム
倍率を検出する。
動き検出回路4は、検出されたズーム倍率の累積加算値
から平均値を得た後、各ズーム検出範囲Mll〜M46
の当該ズーム倍率における絶対値和と当該平均値との比
を検出する. すなわちズーム倍率を検出するフレーム画像が単にズー
ミングしただけのフレームで、パンニング等してない場
合、当該ズーム倍率におけるズーム倍率検出範囲Mll
〜M16の絶対値和と当該平均値との比較結果は、ばら
つきの小さな値になる。
従ってこのように比較結果を得るようにすれば、ズーム
倍率を検出するフレームが真にズーミングされたフレー
ムか否か、その確からしさを検出することができる。
かくして動き検出回路4は、検出されたズーム倍率を比
較結果のデータと共に適応予測回路6に出力する. これにより適応予測回路6において、1フレーム前のフ
レームデータをどの程度のズーム倍率で拡大縮小すれば
、最も似通った画像を再現し得るかを検出することがで
き、同時に伝送に供するフレームデータのデータ量を判
断することができる.かくして、同心円状にズーム倍率
検出範囲を設定し、当該ズーム倍率検出範囲でズーム中
心方向の動きベクトルを検出することにより、簡易にズ
ーム倍率を検出することができる。
さらにこのようにして検出されたズーム倍率においては
、1つのフレームデータ全体を1つのズーム倍率で表し
得ることから、動きベクトルの代わりに当該ズーム倍率
を用いて映像信号を伝送することにより、効率良く映像
信号を伝送することができる. ?Gl−3)適応予測回路 適応予測回路6は、動き検出回路4からフレームデータ
を受け、フレーム内符号化処理するフレームデータにお
いては、画像データの平均値を各単位ブロック毎に検出
して、予測データD,■として出力する. これにより減算回路8を介して、フレーム内符号化処理
するフレームデータにおいては、平均値からの差データ
D2を得ることができ、当該差データD2が再量子化さ
れてコンパクトディスクに記録される. これに対して適応予測回路6は、フレーム間符号化処理
において、選択予測化処理を実行して予測データD,■
を作或する. すなわち適応予測回路6は、動き検出回路4から出力さ
れる差データ及び比較結果のデータを基準にして、動き
ベクトル又はズーム倍率を選択し、当該選択結果に基づ
いて動き補償により予測データD,■を生威する. このとき適応予測回路6は、動きベクトルに基?いて動
き補償する場合は、加算回路8から入力される1フレー
ム前のフレームデータD,をフレームメモリ回路に格納
した後、当該フレームデータDFで表わされるフレーム
画像を単位ブロック毎に動きベクトル量だけ移動させ、
これにより予測フレームデータDp■を作成する。
?Gl−4)ズーム倍率を用いた動き補償これに対して
適応予測回路6は、ズーム倍率に基づいて動き補償する
場合は、フレームメモリ回路に格納された1フレーム前
フレームデータDFを画像中心Oを中心にしてズーム倍
率mの分だけ拡大又は縮小することにより、予測フレー
ムデータDP■を作戒する。
すなわち第4図に示すように、画像中心Oからそれぞれ
X方向及びY方向に距離X及びyだけ離間した位置の画
素Gにおいては、中心0からの距離Lを、次式 I,− (x”  +y”  )””       ・
−−−−− (2)で表し得、 次式で示すように、 p= (m   1)  (x!  +y!  )I/
t・・・・・・ (3) 当該画素GをベクトルPだけ移動させれば、ズーム倍率
がmの場合の予測フレームの画像データを作或すること
ができる。
ここで(3)式を、X方向及びY方向の動き量に書き換
えると、次式 Δx = (m−1)  (x”  +y” )””X ( x t + , 1 ) (m−1) X ・・・・・・ (4) Δy=(m−1) (x1 +y! ) y ( x t +y R ) I / t(m−1) y ・・・・・・ (5) で表し得ることから、動きベクトルPは、次式P= (
 (m−1)x,  (m−1)y)・・・・・・ (
6) ?表し得、これにより1フレーム前のフレームデータD
,を、順次(6)式の動きベクトルPの分だけ動き補償
すれば、予測フレームを作威することができる. ところで、各画素について(6)式で表される動きベク
トルPを検出する場合、小数点以下の値が得られる場合
がある。
この場合第5図に示すように、画素単位以下の動き量が
得られることから、動きベクトルPで動き補償した予測
フレームにおいては、対応する画素が存在しない位置に
、画素データが生威されるようになる. 従ってこの実施例においては、直線補間の手法を用いて
、動き補償したフレームデータから予測フレームデータ
Dr■を作威する. すなわち、画素Gを動きベクトルPだけ移動させ、画素
GHの画像データを生威する.このとき、フレーム間符
号化処理するフレームの画素po (xo,yO)、p
i (xi.yl)、p2 (x2.y2)及びp3 
(x3,y3)で囲まれる四辺形の中に画素GMが位置
するとき、当該画素GMが、当該四辺形の領域をそれぞ
れX方向及びY方向に内分する比S.:1−S.及びs
,: i−s,を動きベクトルPの値から検出する。
さらに適応予測回路6は、画素GMの画像データA,を
、次式 AP  = (I   Sy  )  ( (I   
S− ) As+s* A! ) +s,{ (I  
SX)A+十S.A3 ・・・・・・ (7) で表すように、画素po,pi,p2及びp3に内分し
て割り当てる。
かくして画素POSPI、p2及びp3においては、画
素G8の他に、画素G.に隣接する画素?動きベクトル
Pだけ移動させることにより、それぞれ画素po,pi
、P2及びp3を囲む位置に画像データを得ることがで
き、当該画像データを順次内分して画素pO、P1、p
2及びp3に割り当てることにより、画素単位で動き補
償したフレームデータを得ることができる。
適応予測回路6は、画素単位で動き補償したフレームデ
ータを予測フレームデータDr■として減算回路4に出
力する. これにより減算回路8を介して、動きベクトルに基づい
て動き補償された場合は、当該動きベクトルで動き補償
された予測フレームのフレームデータと、動き検出回路
4から出力されるフレームデータとの差データD2を得
ることができるのに対し、ズーム倍率mに基づいて動き
補償された場合は、当該ズーム倍率mで動き補償された
予測フレームのフレームデータと、動き検出回路4から
出力されるフレームデータとの差データD2を得ること
ができる. かくして、動きベクトル及びズーム倍率mに基?いて、
選択的に予測フレームデータD2■を11威して、差デ
ータD2を得ることから、ズー箋シグした映像信号にお
いても、従来に比して格段岨に効率良く符号化処理する
ことができる。
(Gl−5)再量子化処理 ディスクリートコサイン変換回路l2は、DCT (d
iscrete cosine transfors+
)の手法を用いてマクロ単位ブロック毎に差データDz
を変換する再量子化回路l8は、ディスクリートコサイ
ン変換回路12の出力データを再量子化する.逆再量子
化回路22は、再量子化回路1日の出力データを受け、
再量子化回路18と逆の再量子化処理を実行し、これに
より再量子化回路18の入カデータを再現する. ディスクリートコサイン逆変換回路26は、ディスクリ
ートコサイン変換回路12とは逆に再量子化回路l8の
出力データを変換し、これによりディスクリートコサイ
ン変換回路12の入力データを再現する. ?算回路10は、適応予測回路6から出力される予測デ
ータD,■を、ディスクリートコサイン逆変換回路26
の出力データと加算し、これにより動き補償回路4から
出力されるフレームデータを再現する。
従って適応予測回路6においては、加算回路10を介し
て減算回路8の人力データを再現してなる1フレーム前
のフレームデータD,を得ることができ、当該フレーム
データD,をフレーム間符号化処理するフレームデータ
について選択的に取り込んで動き補償することにより、
続いて減算回路8に人力されるフレームデータについて
予測データD,■を生或することができる。
ランレングスハフマン符号化回路30は、再量子化回路
18の出力データを、可変長符号化処理でなるハフマン
符号化処理した後、伝送データ合或回路32に出力する
同様にランレングスハフマン符号化回路34は、ズーム
倍率又は動きベクトルを最適化処理されたハフマン符号
に変換した後、伝送データ合或回路32に出力する. 伝送データ合或回路32は、適応予測回路6から出力さ
れる選択予測結果(すなわちフレーム内符号化処理、動
きベクトル又はズーム倍率に基づくフレーム間符号化処
理の識別データでなる)を受け、ランレングスハフマン
符号化回路34で符号化処理されたズーム倍率又は動き
ベクトルのデータ及びランレングスハフマン符号化回路
30の出力データと共に、所定のフォーマットに従って
、順次バツファ回路36に出力する。
バツファ回路36は、伝送データ合成回路32の出力デ
ータを所定のタイξングで順次出力し、かくして入力映
儂信号VDINを高能率符号化゛した伝送フレームデー
タDATAを得ることができ、同期信号等と共に当該伝
送フレームデータDATAをコンパクトディスクに記録
することにより、映像信号を効率良く記録することがで
きる。
このとき、動きベクトル及びズーム倍率を選択的に伝送
すると共に、当該動きベクトル及びズーム倍率で動き補
償したことにより、従来の動きベクトルだけでフレーム
間符号化処理する場合に比して、効率良く映像信号を記
録することができる.さらに受信装置側においては、送
信装置と同様にズーム倍率に基づいて基準フレーム画像
を動き補償することにより、フレーム間符号化処理した
フレームデータを再現し得、かくして効率良く映像信号
を伝送することができる。
(G2)実施例の動作 以上の構戒において、入力映像信号VDINは、画像デ
ータ入力部2で予備的処理が施され、データ量を1/4
に低減した画像データDvに変換される。
画像データDvは、動き検出回路4を介して、動きベク
トル及びズーム倍率の検出に要する時間だけ遅延され、
単位ブロックごとに減算回路8に出力される。
このとき画像データDvは、フレーム間符号化処理する
フレームデータについては、動きベクトルが検出さる。
さらに画像データDvは、基準フレーム上に、画像中心
Oを中心にして同心円状にズーム倍率検出範囲M11〜
M14、M21〜M28、M31〜M36、M41〜4
6が設定され、符号化処理するフレームデータの各代表
点との間で、順次差データが検出される。
これにより画像データDvにおいては、ズーム倍率検出
範囲Mll−M14、M21〜M2B、M31〜M36
、M41〜46で、ズーム中心O方向Al−A8の動き
ベクトルが検出され、中心Oからズーム倍率検出範囲M
ll〜M14、M21〜M2B、M31〜M36、M4
1〜46までの距離H,2H,3H,4Hに基づいて、
ズーム倍率が検出される. ズーム倍率検出結果は、動きベクトル検出結果と共に適
応予測回路6に出力され、ここでズーム倍率又は動きベ
クトルで動き補償されたフレームデータが作威され、減
算回路8に選択出力される。
これにより減算回路8を介して、フレーム内符号化処理
するフレームデータについては、平均値?らの差データ
D2を得ることができるのに対し、フレーム間符号化処
理するフレームデータについては、ズーム倍率又は動き
ベクトルによる選択予測化処理結果でなる差データD2
を得ることができる. 差データD2は、ディスクリートコサイン変換回路12
、再量子化回路1日、ランレングスハフマン符号化処理
回路30を介して符号化処理された後、伝送データ合戒
回路32で、動きベクトル、ズーム倍率のデータ等と合
威され、バッファ回路36を介して出力される. これによりバツファ回路36を介して、映像信号VDI
Nを高能率符号化処理してなる伝送データDATAを得
ることができ、当該伝送データDATAがコンパクトデ
ィスクに記録される。
このとき再量子化回路18の出力データにおいては、逆
再量子化回路22、ディスクリートコサイン逆変換回路
26を介して加算回路10に出力され、ここで適応予測
回路6から出力される予測データDP■と加算されるこ
とにより、動き補償の際の基準フレーム画像が再現され
る.(G3)実施例の効果 以上の構或によれば、画像中心をズーム中心に設定する
と共に、当該ズーム中心を中心にして同心円状にズーム
倍率検出範囲を設定し、当該ズーム倍率検出範囲からズ
ーム中心方向の動きベクトルを検出することにより、簡
易にズーム倍率を検出することができる。
従って当該ズーム倍率で動き補償することにより、従来
に比してさらに効率良く映像信号を伝送することができ
る. (G4)他の実施例 なお上述の実施例においては、検出したズーム倍率を直
接伝送する場合について述べたが、本発明はズーム倍率
を直接伝送する場合に限らず、例えば当該ズーム倍率を
単位ブロック毎の移動量に変換して伝送するようにして
もよい。
このようにすれば、受信装置側の構成を簡略化すること
ができる. さらに上述の実施例においては、直接ズーム倍率を用.
いて動き補償する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、例えば当該ズーム倍率を単位ブロック毎の移
動量に変換して動き補償してもよい. このようにすれば、動き補償Φ際の補開演算処理を簡略
化することができる。
さらに上述の実施例においては、フレームデータの画素
間隔の補正、各ズーム倍率検出範囲M11〜M14、M
21〜M28、M31〜36、M41〜M46における
1/4、1/2 、3/4 、1画素単位の動きベクト
ル検出、適応予測回路における動き補償を、直線補間の
手法を用いて実行する場合について述べたが、本発明は
直線補間に限らず、種々の補間演算手法を広く適用する
ことができる。
さらに上述の実施例においては、各ズーム倍率検出範囲
M11〜M14、M21〜M28、M31〜36におい
で、直線補間の手法を用いて1/4、1/2 、3/4
画素単位で移動した際の絶対値和を検出する場合につい
て述べたが、本発明はこれに代え、l画素単位で移動し
た際の絶対値和を検出した後、当該検出結果を直線補間
することにより、1/4 、l/2 、3/4画素単位
で移動した際の絶対値和を検出するようにしてもよい. さらに上述の実施例においては、中心Oからそれぞれ距
離H,2H,3H及び4Hだけ離れた4種類のズーム倍
率検出範囲を設定する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば何れか1種類のズーム倍率検出範
囲を設定する場合等広く適応することができる. さらに上述の実施例においては、動きベクトル及びズー
ム倍率とを用いて、選択符号化処理する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、ズーム倍率だけを用い
て伝送する場合、基準フレーム画像を複数設定して選択
予測化処理する場合等、種々の場合に広く適用すること
ができる.さらに上述の実施例においては、10フレー
ム毎にフレーム内符号化処理して映像信号を伝送する場
合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々のフ
ォーマットで映像信号を伝送する場合に広く適用するこ
とができる. さらに上述の実施例においては、映像信号をコンパクト
ディスクに記録する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、映像信号を種々の記録媒体に記録する場合
、さらには映像信号を種々の伝送路を介して伝送する場
合に広く適応することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、同心円状にズーム倍率検
出範囲を設定し、ズーム中心方向の動きベクトルを検出
して、ズーム倍率を検出することにより、簡易にズーム
倍率を検出することができる. かくして検出されたズーム倍率を用いて動き補償するこ
とにより、従来に比して効率良く映像信号を伝送するこ
とができる映像信号伝送装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による映像信号伝送装置を示
すブロック図、第2図はそのフレームデータ伝送の説明
に供する略線図、第3図はズーム倍率検出の説明に供す
る略線図、第4図及び第5図は動き補償の説明に供する
路線図である。 l・・・・・・映像信号伝送装置、4・・・・・・動き
検出回路、6・・・・・・適応予測回路、18・・・・
・・再量子化回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 映像信号をフレーム間符号化処理して伝送する映像信号
    伝送装置において、 上記映像信号で表される画像上にズーム中心を設定し、 上記ズーム中心を中心にして、同心円状にズーム倍率検
    出範囲を設定し、 上記ズーム倍率検出範囲で、上記ズーム倍率検出範囲か
    ら上記ズーム中心方向の動きベクトルを検出し、 上記ズーム倍率検出範囲から上記ズーム中心までの距離
    及び上記動きベクトルに基づいて、上記映像信号のズー
    ム倍率を検出する ことを特徴とする映像信号伝送装置。
JP1305881A 1989-11-25 1989-11-25 映像信号伝送装置 Pending JPH03166885A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005269419A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Canon Inc 画像変形推定方法および画像変形推定装置

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JP2005269419A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Canon Inc 画像変形推定方法および画像変形推定装置

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