JPH03166269A - カラー蓄光顔料及びカラー夜光顔料 - Google Patents

カラー蓄光顔料及びカラー夜光顔料

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JPH03166269A
JPH03166269A JP30418089A JP30418089A JPH03166269A JP H03166269 A JPH03166269 A JP H03166269A JP 30418089 A JP30418089 A JP 30418089A JP 30418089 A JP30418089 A JP 30418089A JP H03166269 A JPH03166269 A JP H03166269A
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pigment
color
paint
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luminescent
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JP30418089A
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Wataru Iwanami
岩波 渉
Kazue Fujimori
藤森 一枝
Chiaki Hamada
浜田 千秋
Mitsuru Yajima
矢島 充
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Seiko Epson Corp
Nemoto and Co Ltd
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Seiko Epson Corp
Nemoto and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー蓄光顔料及びカラー夜光顔料、更に詳し
くは耐光性に優れた有機顔料を添加することによって屋
外での使用を可能としたカラー蓄光顔料及び、このカラ
ー蓄光顔料を主戊分とし、カラー蓄光顔料に放射性物質
を添加したカラー夜光顔料に関するものであり,特に時
計の文字板あるいは針等の塗料用顔料として用いるのに
好適なものである. [従来の技術] 従来から種々の塗料が提供され、実際の使用に供されて
きた. このような各種の塗料の内で、特殊な塗料として蓄光塗
料あるいは夜光塗料がある. ここで蓄光塗料を作るための蓄光顔料は,例えばZnS
に微量のCuを添加したものであり、太陽光、紫外線,
電灯光等によって刺激され.貯えられたエネルギーを刺
激の停止後に徐々に光に変えて発光するものである. また夜光顔料は、蓄光顔料にllp量、2 2 6R,
、3H等の放射性物質を混入し、これらの放射性物質か
ら発っせられる放射線によって蓄光顔料を刺激して発光
させるものである. このような塗料は、夜間であっても識別ができることか
ら、各種表示体、例えば時計の針等の塗料に用いられて
いた. [発明が解決しようとする課題] しかしながらこのような蓄光塗料あるいは夜光塗料の色
は、蓄光粉末の色によって決定されてしまい、通常は、
負緑色あるいは白色に限定されていた. 一方,このような蓄光塗料あるいは夜光塗料の色のバリ
エーションをそろえるために、蓄光塗料あるいは夜光塗
料中に蛍光顔料を添加し、赤、青、強等の色とすること
も行なわれていた.ただ蛍光顔料自体が、蛍光染料を用
いているために、耐光性に劣り、室内で使用する部分の
塗料として用いることはできても、屋外で使用するもの
への塗料としては使用できないこととなっていた. 従って、時計の文字板あるいは針等の塗料として考える
と、室内で使用する置時計等に用いる塗料用顔料として
は有効なものの、屋外で使用する腕時計等の塗料として
は、すぐに蛍光顔料の色が消失しまうことから用いるこ
とができないこととなっていた. そこで木発IIは、請求項lに記載の発明は、耐光性に
優れた有機顔料を蓄光塗料に添付して、蓄光塗料の蓄光
性能を低下させない範囲でカラー化を図ったカラー蓄光
塗料を提供することを目的とする. また請求項2に記載の発明は,耐光性に優れた右機顔料
を夜光塗料に添付して、夜光塗料の夜光性能を低下させ
ない範囲でカラー化を図ったカラー夜光塗料を提供する
ことを目的とする.[課題を解決するための手段] 前述した課題を解決するために、請求項lに記載の発明
は、キナクリドン系、ペリレン系、縮合アゾ系、イソイ
ソドリノン系、ペンゾイミダゾロン系、フタロシアニン
系の等の耐光性の良い五機顔料の1または複数からなる
顔料を,蓄光顔料に対して0.001−1.0重量%の
範囲で添加して形成したことを特徴とする. また請求項2に記載の発明は、請求項lに記載のカラー
蓄光顔料に,放射性物質を加えて形成したことを特徴と
する. [実施例] 以下本発明の実施例を、まず本発明に係るカラー蓄光顔
料の製造方法及び特性を説明する.(実施例1) まず従来から知られている方法で製造した蓄光顔料50
gに対して、lpm程度の粒径を有するキナクリドン系
の赤色の有機顔料を25mg加えて、乳鉢で充分に混合
した後、300メッシュでふるう. この時の粉末輝度は、C光源で4分間照射し、その照射
を停止した1分後に測定したところ、2 1 m c 
d / m ?であり、実用上問題のない蓄光輝度を示
した. 更にその粉末にアクリル系の樹脂を30gM加して塗料
とする. またこの塗料をスクリーン印刷によって印刷した塗膜表
面の反射光色度は、 x=0.37   Y=0.35 となった・ 四にこのような塗膜に、キセノンウエザーメーターによ
る耐光性試験を100時間行なった後に,色度変化を測
定したところ、色差が1.5であった. (実施例2) まずフタ口シアニン系の緑色顔料1 0mgを水10m
lに分散させて液状とする. 次いでその液を蓄光顔料50gに加えて、充分に混合す
る. その後これを70℃で2時間乾燥させ、粉末状にしてか
ら、200メッシュでふるう.この蒔の粉末輝度は、C
光源で4分間照射し、その照射を停止した1分後に測定
したところ、4 2 m c d / m 2であった
.更にその粉末にアクリル系の樹脂を30g添加して塗
料とする. またこの塗料をスクリーン印刷によって印刷した塗膜表
面の反射光色度は, x=o.29   Y=0.34 となった. 更にこのような塗膜に、キセノンウエザーメーターによ
る耐光性試験をlOO時間行なった後に、色度変化を測
定したところ、色差が0.9であった. (比較例l) 次に従来から用いられていた蓄光顔料に対して蛍光顔料
を添加した顔料について説明する.このような顔料は,
例えば次のようにして製造される. まず蓄光顔料50gに対して、蛍光顔料5gを加えて乳
鉢で充分に混合した後、250メッシュでふるう. この時の粉末輝度は、C光源で4分間照射し,その照射
を停止した1分後に測定したところ、1 9 m c 
d / m 2であった.更にその粉末にアクリル系の
樹脂を30g添加して塗料とする. またこの塗料をスクリーン印刷によって印刷した塗膜表
面の反射光色度は、 x=0.47     Y=0.30 となった. yにこのような塗膜に、キセノンウエザーメーターによ
る耐光性試験を100時間行なった後に、色度変化を測
定したところ、色差が41.5であった. 次に、本発明をカラー夜光顔料に応用した場合の製造方
法及び特性を説明する. (実施例3) まず従来から知られている方法で製造した蓄光顔料50
gに対して、17zm程度の粒径を有するキナクリドン
系の赤色の右機顔料を25mg加えて、乳鉢で充分に混
合した後、300メッシュでふるう. その後このようにして製造した蓄光顔料に対して、1%
塩化プロメシウム水溶液をlml添加して、混合攪拌し
たのち、80℃で2時間乾燥させることによって水分を
除去する. すると蓄光顔料表面にプロメシウム不溶塩が固着し、夜
光顔料となる. 更にその粉末にアクリル系の樹脂を30g添加して夜光
塗料とする. この塗料をスクリーン印刷によって印刷し、この印刷塗
膜に,キセノンウエザーメーターによる耐光性試験を1
00時間行なった後に、色度変化を測定したところ、色
差が1.5であった.(実施例4) まずフタロシアニン系の緑色顔料10mgを水10ml
に分散させて液状とする. 次いでその液を蓄光顔料50gに加えて、充分に混合す
る. その後これを70℃で2時間乾燥させ,粉末状にしてか
ら、200メッシュでふるう.その後このようにして製
造した蓄光顔料に対して、1%塩化プロメシウム水溶液
をlml添加して、混合攪拌したのち、80℃で2時間
乾燥させることによって水分を除去する. すると蓄光顔料表面にプロメシウム不溶塩が固着し、夜
光顔料となる. 更にその粉末にアクリル系の捌脂を30g添加して夜光
塗料とする. この塗料をスクリーン印刷によって印刷し、この印刷塗
膜に、キセノンウエザーメーターによる耐光性試験を1
00時間行なった後に、色度変化を測定したところ、色
差が0.9であった.(比較例2) 次に従来から用いられていた蓄光顔料に対して栄光顔料
を添加した顔料について説明する.このような顔料は、
例えば次のようにして製造される. まず蓄光顔料50gに対して、蛍光顔H5gを加えて乳
鉢で充分に混合した後、250メッシュでふるう. その後このようにして製造した蓄光顔料に対して、1%
塩化プロメシウム水溶液をlml添加して、混合攪拌し
たのち、80℃で2峙間乾燥させることによって水分を
除去する. すると蓄光顔料表面にプロメシウム不溶塩が固着し,夜
光顔料となる. 更にその粉末にアクリル系の樹脂を30g添加して夜光
塗料とする. この塗料をスクリーン印刷によって印刷し、この印刷塗
膜に、キセノンウエザーメーターによる耐光性試験を1
00時間行なった後に、色度変化を測定したところ、色
差が41.5であった.このような実験例から、比較例
lに示した従来の蓄光顔料あるいは比較例2に示した従
来の夜光顔料を用いた塗料では耐光性試験後の色差が4
1.5であるのに対して、実施例1.2に示した本発明
に係るカラー蓄光顔料あるいは実施例3,4に示した本
発明に係るカラー夜光顔料を用いた塗料では、色差が1
.5あるいは0.9となり、極めて耐光性に優れた塗料
となる.またこの色差に関しては、キナクリドン系ある
いはフタロシアニン系の有機顔料以外でも、ペリレン系
、縮合アゾ系、イソイソドリノン系、ペンゾイミダゾロ
ン系等の耐光性の良い有機顔料を使用することによって
、従来の顔料が有する色差に比べて、はるかに優れた色
差となることが確認された.従って、本発明に係るカラ
ー蓄光顔料あるいはカラー夜光顔料を用いた塗料は、屋
外で使用する塗料として最適なものである. また各実施例では、キナクリドン系の赤色のイi機顔料
とフタロシアニン系の緑色顔料とを例として説明したが
,単一種類の有機顔料を用いることによって、赤,緑以
外でも青,黄等の色を出すことが可能である.また複数
種類の顔料を混合することによって,更に他の色を出す
こともできる. また蓄光顔料に対する有機顔料の混合比としては、蓄光
顔料に対して有機顔料を0.001重量%以下とすると
有機顔料が有する色が出ないこととなり、1.0重量%
以上とすると蓄光の輝度が低下してしまうので、0.0
01−1.0重量%の筏囲とすることが望ましい. また夜光顔料の輝度に関しては、添加する塩化プロメシ
ウム水溶液の濃度によって適宜調整することができる. [発明の効果] 以上説明したように、本発明のうち、請求項lに記載の
発明は、耐光性に優れた有機顔料を蓄光塗料に添付して
、蓄光塗料の蓄光性能の低下が実用上問題のない範囲で
カラー化を図ったものである. また請求項2に記載の発明は、耐光性に優れた有機顔料
を夜光塗料に添付して、夜光塗料の夜光性能の低下が実
用上問題のない範囲でカラー化を図ったものである.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キナクリドン系、ペリレン系、縮合アゾ系、イソイ
    ソドリノン系、ベンゾイミダゾロン系、フタロシアニン
    系の等の耐光性の良い有機顔料の1または複数からなる
    顔料を、蓄光顔料に対して0.001〜1.0重量%の
    範囲で添加して形成したことを特徴とするカラー蓄光顔
    料。 2、請求項1に記載のカラー蓄光顔料に、放射性物質を
    加えて形成したことを特徴とするカラー夜光顔料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996026991A1 (fr) 1995-03-01 1996-09-06 Morii, Toshihiro Composite luminescent colore et article luminescent colore
JPH1135865A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Yamatsukusu Kk 蓄光性インキおよびこれを用いた蓄光性印刷物
JP2001149224A (ja) * 1999-12-01 2001-06-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気湯沸かし器
US6773628B2 (en) * 2001-07-27 2004-08-10 Turn On Co., Ltd. Liquefied color phosphorescent material and method thereof

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