JPH03165808A - エアフィルターとその製造方法 - Google Patents

エアフィルターとその製造方法

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JPH03165808A
JPH03165808A JP30391789A JP30391789A JPH03165808A JP H03165808 A JPH03165808 A JP H03165808A JP 30391789 A JP30391789 A JP 30391789A JP 30391789 A JP30391789 A JP 30391789A JP H03165808 A JPH03165808 A JP H03165808A
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JP
Japan
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frame
synthetic resin
filter
sealing
filter medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP30391789A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Otsuka
一彦 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として電気掃除機、空気清浄機、コンピ
ューター、アスベスト工事用マスク、電子機器などに内
蔵して使用される空気浄化用エアフィルターとその製造
方法の改良に関するものである。
[従来の技術] 従来より種々の機器頻に内藏されるエアフィルターは存
在していたが、これら従来のエアフィルターは金属製の
枠(1)と濾材(2)間のシールをするために、第6図
及び第7図に示すように、コ字状に屈曲形成した2個一
組の枠(1)を接合させた構造にしていた。すなわち、
濾材(2)と枠(1)の上下辺をシールするために、上
下の濾材(2)と枠(1)の間にシール材を介在させて
2個一組の枠(1)を接合固定していた。
この従来例の場合には、2個一組の枠(1)の接合部分
の接合状態が金属材料同士の接合になり、完全に密閉さ
れず、この接合部分がバイパスになりエアーが洩れて、
粒子(塵)が通過し、フィルターとしての性能面で問題
となることが多かった。
また、2個一組の枠の接合に手数が掛かり、製造が容易
ではなく高価になっていた。
〔発明が解決しようとする課題] そこでこの発明では、2個一組とした枠材料を接合させ
ることなく、シール性を向上させると共に製造が容易で
廉価に提供できるフィルター及びその製造方法を提起し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためにこの発明のフィルターは、コ字状に屈曲形成
した枠の底辺内側面と濾材を合成樹脂によりシールする
と共に、底辺と反対辺に合成樹脂によりシール兼固定枠
を設けた構造とした。
さらに、枠の底辺内側面と濾材のシールを熱可塑性合成
樹脂シートを溶融させ、シール兼固定枠を主剤と硬化剤
の2液混合により固化形成して実施することができる。
前記のフィルターは、 コ字状に屈曲形成した3 枠の底辺内側面と濾利を合成樹脂によりシールした後、
底辺と反対辺を成型用型内の液体状合成樹脂材料に漬け
て前記合成樹脂材料を固化さセることによりシール兼固
定枠を設ける方法として製造することができる。
[作 用] 上記の手段を用いたフィルターは、2個一組とした枠の
接合部分が形成されないため、従来のように接合部から
の洩れがなく、フィルターの性能を向上させることがで
き、さらに2個の枠の接合作業が不要であるため、製造
が容易である。
〔実施例〕
以下この発明の構威を一実施例として示した図面に従っ
て説明する。
(1)はコ字状に屈曲形成した枠で、この枠(1)は金
属材料や合成樹脂材料により構成することができ、一方
を開放した左右の側辺と底辺からなり、濾材(2)を収
容できる形状を有している。前記濾材(2)は、ガラス
ベーバー、合威哄維の不織布、祇濾材などの種々のもの
を用いて実施4 され得る。
枠(1)の内側全面と濾材(2)の外周の間には隙間が
生しないようにシールされている。すなわち、枠(1)
の底辺内側と濾材(2)の間には合成樹脂シー1−(3
)を加熱溶融させて成るシール部があり、底辺と反対側
の枠(1)の開放部には合威柑脂或型してなるシール兼
用の固定枠(4)を設けている。さらに側部のシールは
従来より公知の単なる合成樹脂材料の流し込みによって
いる。
従って、このフィルターでは濾材(2)の周囲はコ字状
に屈曲形成した3辺を構戒する枠(1)と1辺を構或す
る固定枠(4)により囲んでいることになる。尚、前記
の構造の説明に於いて、側部や底辺は、フィルターの使
用に際しては上下左右の位置関係を変更して設置される
ことになる。
次に前記の構造としてフィルターの製造方法を説明する
このフィルターの製造には、先ずコ字状に屈曲形成した
枠(l)、熱可塑性の合成樹脂シート(3)、濾材(2
)を準備する。
次に枠(1)の底辺内側に前記合成樹脂シート(3)を
配し、第3図に示すように濾材(2)を枠(1)内に挿
入して濾材(2)の1辺と合成樹脂シート(3)を接合
させる。さらに前記合成樹脂シート(3)を加熱溶融さ
せて濾材(2)と枠(1)の底辺の間をシールする。こ
の加熱溶融はホットプレートを用いたり誘導加熱などの
公知の手段を用いて行う。前記の加熱を解くと合成樹脂
シート(3)は固化しシール材としての役目を果たすこ
とになる。
次に第5図に示すように、枠(1)の底辺と反対辺を威
型用型(5)内の液体状の合成樹脂材料(6)に漬けて
、前記合成樹脂材料(6)が固化した後、成型用型(5
)より枠(1)及び濾材(2)を離型する。すると、合
成樹脂材料(6)はシール兼固定枠(4)となり、枠(
1)の開放されていた辺に壁を構戒することになる。
合成樹脂材料(6)としては、主剤と硬化剤から威る2
液混合による硬化性樹脂を用いる。
この合成樹脂(6)は低発泡の独立気泡をもったものが
望ましく、例えば、ウレタンを用いる場合には主剤とし
てポリオール、硬化剤としてはイソシアネートを使用す
る。また、主剤と硬化剤の2液混合のシリコンを用いる
ことも可能である。
前記の2液は混合した後、成型用型(5)に流し込み、
その後すぐ(たとえば20秒以内)に枠(1)と濾材(
2)をいわゆるドブ漬けし、主剤と硬化剤が反応し硬化
した後(約6分程度)に離型させる。
上述の方法を採用すると、このフィルターはコンヘア上
での流れ作業によっても製造することができる。
〔発明の効果〕
この発明は上述のような構或を有するものであり、従っ
て、2個一組とした枠の接合部分が形成されないため、
従来のように接合部からの洩れがなく、確実な濾過状態
を得ることができ、フィルターの性能を向上させること
ができると共に、2個の枠の接合作業が不要であるため
、製造が容易で廉価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第l図はこの発明に係るフィルターの斜視図。 第2図は枠と合成樹脂シートを示す斜視図。第3図は濾
材を枠に挿入する状態を示す斜視図。第4図は底辺をシ
ールした状態を示す枠と濾材の組合せ状態を示す斜視図
。第5図は型に枠と濾材を浸漬する状態を示す斜視図。 第6図は従来のフィルターを示す斜視図。第7図は第6
図のフィルタの中央縦断面図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コ字状に屈曲形成した枠の底辺内側面と濾材を合成
    樹脂によりシールすると共に、底辺と反対辺に合成樹脂
    によりシール兼固定枠を設けたことを特徴とするエアフ
    ィルター。2 枠の底辺内側面と濾材のシールを熱可塑
    性合成樹脂シートを溶融させて成る請求項1記載のエア
    フィルター。 3 シール兼固定枠を主剤と硬化剤の2液混合により固
    化形成した請求項1記載のエアフィルター。 4 コ字状に屈曲形成した枠の底辺内側面と濾材を合成
    樹脂によりシールした後、底辺と反対辺を成型用型内の
    液体状合成樹脂材料に漬けて前記合成樹脂材料を固化さ
    せることによりシール兼固定枠を設けたことを特徴とす
    るエアフィルターの製造方法。
JP30391789A 1989-11-22 1989-11-22 エアフィルターとその製造方法 Pending JPH03165808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083178A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Japan Vilene Co Ltd フィルタエレメントの製造方法、及びその方法に使用する製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083178A (ja) * 2005-09-22 2007-04-05 Japan Vilene Co Ltd フィルタエレメントの製造方法、及びその方法に使用する製造装置
JP4644083B2 (ja) * 2005-09-22 2011-03-02 日本バイリーン株式会社 フィルタエレメントの製造方法、及びその方法に使用する製造装置

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