JPH03165173A - 画像読取装置における光学系配置構造 - Google Patents

画像読取装置における光学系配置構造

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JPH03165173A
JPH03165173A JP1303131A JP30313189A JPH03165173A JP H03165173 A JPH03165173 A JP H03165173A JP 1303131 A JP1303131 A JP 1303131A JP 30313189 A JP30313189 A JP 30313189A JP H03165173 A JPH03165173 A JP H03165173A
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Japan
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light
reflecting
reflecting mirror
laser beam
film
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JP1303131A
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Mitsuo Onuki
大貫 光雄
Kazuyuki Arai
和幸 新井
Yoshiyuki Ishimitsu
義幸 石光
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、フィルムや原稿をレーザ光で走査してその透
過光又は反射光を光電変換し、かつA/D変換して画像
を読み取る画像読取装置に関し、特に、光学系配置構造
に関する。
〈従来の技術) この種の画像読取装置として、従来、第7図に示すよう
なものがある。
即ち、この図において、半導体レーザのようなレーザ光
源31から発生されたレーザ光はコリメータレンズ32
により整形され、ミラー33で反射された後高速回転す
る多面鏡(ポリゴンミラーと称される)34に向けられ
る。この多面鏡34で反射されたレーザ光はfθレンズ
35を通して読み取ろうとするX線フィルム36を繰り
返し走査する。XvAフィルム36を透過してレーザ光
はオプティカルファイバー管37で受光され、フォトマ
ルチプライヤ38に導かれ、そこで光電変換され増倍さ
れる。フォトマルチプライヤ38から出力される画像信
号は対数増幅器39で対数をとって濃度信号に変換され
、A/D変換器40でA/D変換された後シェーディン
グ補正回路41によりシェーディング補正されて画像メ
モリ42に格納される。
〈発明が解決しようとする課題〉 このようなオプティカルファイバー管37を用いた画像
読取装置においては、このオプティカルファイバー管3
7自体が高価であることに加え、使用ファイバー数が膨
大であるためビーム光の出射端面(フォトマルチプライ
ヤ8との一接続面)が大きくなってしまい、これに使用
できるような光電変換素子としてはフォトマルチプライ
ヤ8を除いて他にないため、コスト高を益々あおるとい
う結果になっている。
そこで、上記のオプティカルファイバー管7の代わりに
ファイバーを用いずに入射面から入射したフィルム透過
光を全反射させて全て出射面に導くような構造の透明樹
脂製導光体を用いることが特開昭56−11396号公
報で提案されているが、この導光体の場合も出射面が大
面積になってしまい光電変換素子としてはやはり大口径
のものが製作できるフォトマルチプライヤしか使用でき
るものがないのが実情である。
このため、導光体の出射面積を小さくするために、上述
したような全反射の条件を満たさずに数回反射を繰り返
しながら出射端面に到達するような構造の導光体が特開
昭61−73469号公報で提案されているが、反射毎
に光の損失があるため高い集光効率は望めない。
本出願人は、以上のような従来の実情に鑑み、集光効率
が高くかつ低コストの小さい光電変換素子を用いること
のできる画像読取装置を先に提案している(特願平1−
35083号参照)。
このものは、画像情報媒体の透過光又は反射光を反射さ
せて光電変換器に導くための集光体の反射面を曲面形状
に形成するようにしたもので、低コストの集光体により
高い集光効率で画像読り取りが可能となる。
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、集光体の反
射面を曲面形状に形成するようにしたもので、低コスト
の集光体により高い集光効率で画像読り取りが可能とす
ると共に、フィルムから光電変換器までの光路を形成す
る部分を装置の背面に沿って配置するようにして、床面
積を減少することを目的とする。
又、レーザ光の光路を形成する部分の長さを短縮化する
ことにより、装置全体のコンパクト化を図ることを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、第1の発明は、画像情報媒体にレーザ光を照
射して走査し、該画像情報媒体の透過光又は反射光を光
電変換し、かつA/D変換して画像を読み取る画像読取
装置において、画像情報媒体を透過又は反射したレーザ
光の光路を略直角に折り曲げる反射鏡Aと、該反射鏡A
から反射するレーザ光を反射して光電変換器に導くため
の集光体であって、その反射面が曲面形状を有する集光
体と、を備えた構成とする。
第2の発明は、画像情報媒体にレーザ光を照射して走査
し、該画像情報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、
かつA/D変換して画像を読み取る画像読取装置におい
て、照射されたレーザ光の光路を略Z字状に折り曲げる
2つの反射鏡であって、その反射面が光ビームに対向し
かつ該反射面が若干傾斜して配設される反射鏡Bと、そ
の反射面が前記反射鏡Bの反射面側に向けられかつ該反
射面と平行に配設される反射鏡Cと、を備えた構成とす
る。
第3の発明は、画像情報媒体にレーザ光を照射して走査
し、該画像情報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、
かつA/D変換して画像を読み取る画像読取装置におい
て、照射されたレーザ光の光路を略Z字状に折り曲げる
2つの反射鏡であって、その反射面が光ビームに対向し
かつ該反射面が若干傾斜して配設される反射鏡Bと、そ
の反射面が前記反射鏡Bの反射面側に向けられかつ該反
射面と平行に配設される反射鏡Cと、画像情報媒体を透
過又は反射したレーザ光の光路を略直角に折り曲げる反
射鏡Aと、該反射鏡Aから反射するレーザ光を反射して
光i!変換器に導くための集光体であって、その反射面
が曲面形状を有する集光体と、を備えた構成とする。
(作用〉 上記の第1の発明においては、レーザ光は画像情報媒体
を透過又は反射し、反射鏡Aによって反射されて、直角
に折り曲げられて集光体に入射され、反射される。この
反射されたレーザ光は光電変換器に入射される。
これにより、画像情報媒体を透過したレーザ光の強度は
、光電変換器で検出された電流信号に変換される。
又、第2の発明においては、照射されたレーザ光は反射
鏡Bで反射された後反射鏡Cに入射して反射される。従
って、レーザ光は、両反射鏡BCによってその光路が略
Z字状に折り曲げられる。
更に、第3の発明においては、照射されたレーザ光は反
射鏡Bで反射された後反射鏡Cに入射して反射される。
従って、レーザ光は、両反射鏡にB、Cよってその光路
が略Z字状に折り曲げられる。
次に、レーザ光は画像情報媒体を透過又は反射し、反射
鏡Aによって反射されて、直角に折り曲げられて集光体
に入射され、反射される。この反射されたレーザ光は光
電変換器に入射される。
これにより、画像情報媒体を透過したレーザ光の強度は
、光電変換器で検出された電流信号に変換される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の画像読取装置の全体構成を示している
この図において、装置は大きく分けて次の構成体からな
る。
即ち、本体フレーム1、光学系ユニット2、受光系ユニ
ット3、搬送系ユニット4、フィルム載置台5、フィル
ム排出ガイド6、フィルム排出皿7、制御回路部8、電
源系9及び電源スイツチ/表示パネル部10からなる。
又、必要に応じて、図示しないオートフィーダとバーコ
ードリーダ11とが装備される。
そして、上記光学系ユニット2は、本体フレーム1上に
連結ステー12を介して固定され、光学地板13上に複
数の光学素子を配置して構成されている。
又、受光系ユニット3は、連結ステー12の後端面12
aを基準に寸法精度を保って固定されている。
前記搬送系ユニット4は、光学地板13上に上下面13
a、前後面13b及び左右面を図示しない基準ピンによ
り位置決めされて固定される。
前記載置台5は搬送系上の基準ビン14により左右方向
が規定されて固定される。
以上により、各ユニットは、画像読取に必要な寸法が各
ユニット間で再現性を有するように取り付は及び取り外
し可能に装備される。
次に、上記の各構成体の詳細構造を順に説明する。
まず、本体フレーム1は、上述の機構部を保持するフレ
ーム構造部と、外装パネルとから構成される。この外装
パネルはフレーム構造部上に固設されたフローティング
ナツトに外観ビスにより取り付けられている。フローテ
ィングナツトにより建て付けに係わる部品誤差を吸収す
ると共に、導電性を確保して外装パネルと本体フレーム
1を同電位とし電磁的にシールドしている。
光学系ユニット2は、光学地板■3上に次の光学素子が
配置された構成である。
この光学素子は、第2図に示す半導体レーザ及びコリー
メータレンズのユニット15と、回転多面鏡M3と、f
θレンズI6と、Hcyncセンサ17と、NDフィル
タ及びソレノイドのユニット18と、ビーム整形素子と
してのBEI、BH3とプリズムペアp、p、シリンド
リカルレンズCLと、反射tIIMI、M2.M4.M
5.M8である。
上記反射鏡Ml、M2とビーム整形素子としてのBEI
、BH3におけるミラー及びレンズの概略形状は統一し
てあり、略同−形状のホルダを使用して保持される0個
々のホルダは共通のモールド部材を追加工して作製して
あり、コスト低減に一役かっている。
前記回転多面鏡M3は、モータ軸に固定され、モータと
共に所定の速度で回転する。又、このモータ軸には、ス
リワリが切られており、光学系調整時は電源を切って手
動で任意に回転できるようになっている。
前記fθレンズ16は、光ビームLBの焦点を画像情報
媒体としてのフィルムF上に結ばせ、かつフィルムF上
のスポットの動きを等速度にするためのものである。
前記NDフィルタ及びソレノイドのユニット18は、回
路系のキャリブレーション、ゲイン設定時のみ作動する
。キャリブレーションは100%光量以下〔ソレノイド
:0FF)で光電変換系のオフセット値を自動設定した
後、1%NDフィルタを光路中に挿入〔ソレノイド:O
N]L、所定の光学濃度(例えば、D=2となるような
デジタル値)となるようにゲインを自動設定して、再び
100%光貴〔ソレノイド:0FF)で回転多面鏡の各
回毎にシイデイグデータ〔平均値〕をメモリ上に取り込
んで完了する。
ここで、第2図及び第3図は夫々本発明に係る光学系配
置構造を説明する回である。
第2図は説明の便宜上、回転多面鏡M3からの光ビーム
LBの光路は実際のものであるが、反射鏡M6から受光
素子19までの光路LBIは実際の光路を平面的に展開
したものである。又、回転多面!ltM3から後述する
楕円ミラー型集光体M7までの2点鎖線で示した光ビー
ムLBIは、回転多面鏡M3から楕円ミラー型集光体M
までの光路を展開した時の光ビームを示している。
以上の第2図及び第3回において、本発明に係る反射鏡
B、Cとしての反射鏡M4とM5は、fθレンズ16か
らの光ビームLBの光路を略Z字状に折り曲げて、該光
路を形成する部分の長さを短縮化するものである。
そして、反射鏡M4は、fθレンズ16からの光ビーム
LBの光路上のy(θレンズ16から所定距離離れた位
置に、その反射面が光ビームLBに対向しかつ該反射面
が鉛直面を基準として若干上向きとなるように配設され
る。前記反射鏡M5は反射鏡M4よりもfθレンズ16
寄りで該レンズ16から所定距離離れた位置であって、
該fθレンズ16からの光ビームLBの光路上方位置に
、その反射面が前記反射鏡M4の反射面側に向けられか
つ鉛直面を基準として若干下向きとなるように配設され
る。この場合、両反射鏡M4.M5の反射面同士は平行
の関係となる。
これらの反射鏡M4.M5は、支持部材18に固定取付
されて、ユニットとして構成されており、組み立てや調
整が簡便に行えるように配慮されている。
この場合、反射鏡M4.M5は支持部材18の両端面に
より平行度が保証されており、反射鏡M4、M5によっ
て折り曲げられる光路の調整は、前記ユニットを傾ける
ことにより行われる。
前記反射鏡M8は、光ビームLBが走査域の最端部に振
られて来た時に、光ビームLBをシリンドリカルレンズ
CLを通してHcyncセンサ17に反射して、光ビー
ムLBの走査に対する同期信号を得るためのものである
上記Hcyncセンサ17は、第4図に示すように、4
分割素子a −dで形成されており、〔a+c)−(b
+d)の信号を同期信号とすることで、同期信号の精度
を高めている。又、光路調整時には、(a+b)と(c
+d)の信号を観察することで、4分割素子a −dの
中心を光ビームLBが通過するように、容易に素子a 
−dの位置を調整できる。
尚、上述の各種光学素子は必要に応じた反射防止コート
が、反射鏡には増反射コートがなされ、波長780nm
の光ビームを高効率で伝達し、逆光を最小限にするよう
に配慮されている。特に、fθレンズ16は■コートを
用いてフレア/ゴーストの低減に留意されている。
次に、受光系ユニット3 、以下のように構成される。
連結ステ−12後端面に固定された受光系地板上には、
楕円ミラー型集光体M7と、光電変換ボードと、光電変
換器としての受光素子18と、受光系カバーと、長尺反
射鏡M6と、が装備されている。
本発明に係る反射鏡Aとしての前記反射鏡M6はフィル
ムFを透過した光ビームLBの光路を直角に折り曲げて
、フィルムFから受光素子19までの光路を形成する部
分を装置の背面に沿って配置し、床面積を減少するもの
である。
即ち、反射鏡M6は、反射鏡M5から反射する光ビーム
LBの光路上に、その反射面が光ビームLBに対向しか
つ該反射面が鉛直面を基準として45度の角度で傾斜し
て下向きとなるように配設される。
前記楕円ミラー型集光体M7は、反射鏡M6から反射す
る光ビームLBの光路上に、その湾曲した反射面が光ビ
ームLBに対向するように配設される。
この楕円ミラー型集光体M7は、楕円の一部を切り出し
た形状を有し、楕円の2つの焦点は展開平面上で、受光
素子19の位Iffとfθレンズ16より出射した光ビ
ームを入射側に延長した時の光軸りとの交点の位置f2
となるように、配置されている。この配置により光ビー
ムLBは微小面積の受光素子19上に集光できる。又、
この構成ではフィルムFの透過光のうち平行光成分のみ
を測定することになり、フレア/ゴーストの影響を低減
して高精度の測定が行える。
かかる楕円ミラー型集光体M7は、NC加工されたアク
リル厚板を母材として、その端面にポリカーボネート薄
板にアルミを真空蒸着したミラーにアクリルフオーム基
材/アクリル系粘着剤使用の耐候性両面テープを裏打ち
加工したものを母材の厚さより僅かに狭い巾で短冊状に
切断して張り付けるのがコスト及び信顧性の上で有利で
ある。
尚、楕円ミラー型集光体M7は光軸方向に調整用の穴2
0がさすけられている。
前記受光素子19は、楕円ミラー型集光体M7から反射
する光ビームLBの光路上に配置される。
この受光素子19は、光学調整を容易にするため10m
+++口程度の受光面積を有し、高速応答を実現するた
めにPinタイプのフォトダイオードを用いている。
かかる受光素子19は、光電変換ボード上に組み込まれ
て電磁的にシールドされたカバーで保護されて、ノイズ
を減じて高いダイナミックレンジと高速応答性を実現し
ている。又、受光素子19の位置を調整できるような調
整機構を具備している。
前記搬送系ユニット4は、左右の搬送側板と複数のステ
ーにより搬送フレームを形成したもので、次の部品が配
置されている。
即ち、搬送モータMTI、3対の搬送ローラ21、フィ
ルム先端検出スイッチ、巾検出スイッチ、排出検出スイ
ッチ、バーコードリーダ取り付は部、フィルムガイドが
配置されている(第5図参照)。
上記の各スイッチは、アクチュエータ付の光電スイッチ
が用いられており、フィルムFへの負荷及び傷の低減が
図られている。
前記フィルム載置台5は、搬送系の取り付は基準に従っ
てユニットとして取り付けられる。載置台地板上には、
次の部品が配置されている。
即ち、フィルムテーブル、フィルム挿入基準ガイド、搬
送起動スイッチ、フィルム長さ検出スイッチ、レディラ
ンプが配置されている。
前記フィルム排出ガイド6は、本体フレーム1に固着さ
れている。この場合、サイズの異なるフィルムを順次排
出皿7に積み重ねるために、その形状と配置が工夫され
ている。
前記フィルム排出皿7は、本体フレームlにビス等で容
易に取り付け、取り外し可能な構成となっている。
前記制御回路部8ば、本体フレーム1に取り付けられた
コントロール基板とバスラックとから構成される。この
コントロール基板は、各種センサ/スイッチを監視し、
モータ/ソレノイド等の動作を制御する。前記パスラッ
クには各種のIFボードや画像メモリボードが選択的に
装着可能であり、各種ホストコンピュータに対応できる
ようになっている。
前記電源系9は、AC100/115/120/220
 V入力を選択することができ、DC+5゜±15.+
24Vを各ユニットに供給する。
前記電源スイツチ/表示パネル部10における表示パネ
ル部は、電源スィッチに隣接して動作モードを表示する
複数の7セグメントLEDが配置されている。装置に異
常が発生した時はエラーコードの表示が点滅するように
なっている。
前記オートフィーダ11は、載置台5と同様に搬送系ユ
ニット4上に固定され、吸盤駆動部とフィルム受は皿部
からなる。該吸盤駆動部は、吸盤駆動モータ、吸盤リン
ク機構、吸盤、フィルム巾寄せ機構、吸盤位置検出スイ
ッチとから構成される。
前記フィルム受は皿部には、フィルム有無検出スイッチ
、長さ検出ローラスイッチ、ローラスイッチ駆動ソレノ
イド、フィルム割り込みレディランプが配置されている
前記吸盤駆動部は、フィルムFを左端基準の巾寄せを行
い、吸着ピックアップの後、搬送系ユニット4上に搬送
ローラと同時回転するフィルムさばきローラにより一枚
のみに分離して、搬送ローラ21まで送り込んで吸着を
解除する。
長さ検出ローラスイッチは、フィルムの長さが14′′
又は17″かの判別を行う。
この場合、長さが14°°のフィルム後端部に回転ロー
ラが当接している。フィルムFの移動に伴いローラと円
盤とが回転し、光電スイッチがパルスを発生する。この
パルス数をカウントすることより、フィルム長さを検出
できる。この検出部はソレノイドで揺動し、フィルムF
のセットを行う時には上に移動して作業性を確保してい
る。フィルムのセットを行う時には、割り込みスイッチ
を押すと、一連の読み取り動作が終了した後、ソレノイ
ドが作動して長さ検出部がフィルムより退避し、レディ
ランプが点灯してセット可能状態となる。
前記バーコードリーダ11は、巾検出と略同−線上がレ
ーザ照射野となるように配置され、先端検出スイッチが
作動と前後してバーコードの読み取りが行われる。
バーコード23は第6図に示すように、フィルムF左上
端に張り付けるようにする。
バーコードリーダ11は、レーザ光スキャン方式であり
、非接触であるため、フィルムFを傷付ける心配がなく
、レーザ光であるため深度が深く、配置上の自由度が大
きい。
次に、かかる構成の装置の動作について説明する。
まず、電源スィッチが投入されると、制御回路部8が初
期化と異常検出を行い、正常と判断されると、レディラ
ンプが点灯してフィルム挿入が可能となる。
起動スイッチにより挿入が検出されたフィルムは搬送モ
ータMTIで駆動される搬送ローラ21により、先端検
出スイッチの位置まで搬送される。
挿入されたフィルムFのサイズは、巾検出スイッチ及び
長さ検出スイッチにより検出される。
ホストコンピュータからの読み取り開始信号を受けると
、フィルムFのサイズ及び指定された画素サイズに基づ
く搬送スピードでフィルムFを光ビーム走査位置に搬送
する。
一方、半導体レーザから発生したレーザ光は、コリーメ
ータレンズ、BEI、BH3によってビーム形状を整形
されて光ビームとなり、まず反射鏡Mlで90度の角度
で反射されて、NDフィルタ及びソレノイドのユニット
18を通り、かつプリズムベアp、pによってビーム形
状を整形された後に、反射鏡M2で更に90度の角度で
反射されて、回転多面鏡M3に導かれる。回転多面鏡M
3で反射された光ビームLBは水平面上を左右に振られ
、fθレンズ16を通って、まず反射鏡M4で反射され
た後反射鏡M5に入射して反射される。従って、光ビー
ムLBは、反射鏡M4と反射鏡M5によってその光路が
略Z字状に折り曲げられる。
次ニ、光ビームLBはフィルムFを透過し、反射鏡M6
によって反射されて、直角に折り曲げられて楕円ミラー
型集光体M7に入射され、反射される。この反射された
光ビームLBは、受光素子19に入射される。
これにより、フィルムFを透過した光ビームLBの強度
は、受光素子19で検出された電流信号に変換される。
この電流信号は光電変換ボードでLog変換/増幅され
、制御回路部8で画像信号として処理される。
尚、フィルムF上での画像読み取り領域は下記により決
められる。
搬送方向:先端検出スイッチの作動位 置からの搬送モータMTI の送り量 光ビーム走査方面: Hs y n cセンサ17の同
期信号によるタイミング フィルムFは順次光ビーム走査位置を通過しフィルム排
出ガイド6を経てフィルム排出皿7に排出され、フィル
ム後端が排出検出スイッチを通過すると、搬送モータM
TIは停止する。
かかる構成の画像読取装置においては、フィルムFの透
過光を受光素子19へ導く集光体M7の反射面を曲面形
状としたので、低コストの集光体により高い集光効率で
画像読取が可能となり、受光素子19として高価なフォ
トマルチプライヤに代えて安価なフォトダイオードを用
いることができるので、高速応答性のPINフォトダイ
オード等を用いることで、高速読取が可能となる。
更に、反射鏡M4とM5を設け、これらの反射鏡M4と
M5によってfθレンズ16からの光ビームLBの光路
を略Z字状に折り曲げるようにしたから、fθレンズ1
6からの光ビームLBの光路を形成する部分の長さを短
縮化することができる。
又、反射鏡M6によって、フィルムFを透過した光ビー
ムLBの光路を直角に折り曲げるようにしたから、フィ
ルムFから受光素子19までの光路を形成する部分を装
置の背面に沿って配置し、床面積を減少することができ
、又、受光系を背面に配置したため、背面カバーを開け
ることで、受光系の調整が可能となり、メンテナンス性
を向上できる。
以上により、装置全体のコンパクト化を図ることができ
る。
尚、本実施例においては、集光体M7の反射面の曲面形
状として楕円形状を例示したが、本発明ではこれに限定
することなく、反射後のレーザ光が1点又はその近傍に
集光するような放物線とか双曲線等の円錐曲面形状でも
良いことは勿論である。 又、実施例では、X線フィル
ムをレーザ光で走査し、その透過光を光電変換する形式
の画像読取装置を例示したが、本発明はX線フィルムか
ら反射するレーザ光を光電変換する形式の画像読取装置
にも適用できる。又、読み取るべき対象もフィルムだけ
でなく紙に情報が記録された原稿でも良いことは勿論で
ある。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、X線フィルム等
の画像情報媒体にレーザ光を照射して走査し、該画像情
報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、かつA/D変
換して画像を読み取る画像読取装置において、画像情報
媒体を透過又は反射したレーザ光の光路を略直角に折り
曲げる反射鏡Aと、該反射鏡Aから反射するレーザ光を
反射して光電変換器に導くための集光体の反射面を曲面
形状にしたから、フィルムから光電変換器までの光路を
形成する部分を装置の背面に沿って配置し、床面積を減
少することができ、装置のコンパクト化に寄与すると共
に、低コストの集光体により高い集光効率で画像読取が
可能となり、受光素子として高価なフォトマルチプライ
ヤに代えて安価なフォトダイオードを用いることができ
るので、高速応答性のPINフォトダイオード等を用い
ることで、高速読取が可能となる。
又、照射されたレーザ光の光路を略Z字状に折り曲げる
反射鏡B、Cを設けたから、レーザ光の光路を形成する
部分の長さを短縮化することができ、装置全体のコンパ
クト化を図ることができる。
更に、上記の構成を共に備えることにより、上記の効果
を同時に発揮することができる有用性大なるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像記録装置の一実施例の全体構
成図、第2図及び第3図は同上実施例における光学系配
置構造を説明する平面図及び正面図、第4図はHc y
 n c、センサの構成を示す図、第5図は同上実施例
におけるフィルム搬送系を示す正面図、第6図は同上実
施例におけるバーコードリーダを説明する斜視図、第7
図は従来の画像読取装置の一例を示す斜視図である。 2・・・光学系ユニット  3・・・受光系ユニット1
5・・・半導体レーザ及びコリーメーダレンズのユニッ
ト  16・・・fθレンズ  19・・・受光素子M
l、M2.M4.M5.M6.M8・・・反射鏡M3・
・・回転多面鏡  M7・・・楕円ミラー型巣光体LB
・・・光ビーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像情報媒体にレーザ光を照射して走査し、該画
    像情報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、かつA/
    D変換して画像を読み取る画像読取装置において、画像
    情報媒体を透過又は反射したレーザ光の光路を略直角に
    折り曲げる反射鏡Aと、該反射鏡Aから反射するレーザ
    光を反射して光電変換器に導くための集光体であって、
    その反射面が曲面形状を有する集光体と、を備えたこと
    を特徴とする画像読取装置における光学系配置構造。
  2. (2)画像情報媒体にレーザ光を照射して走査し、該画
    像情報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、かつA/
    D変換して画像を読み取る画像読取装置において、照射
    されたレーザ光の光路を略Z字状に折り曲げる2つの反
    射鏡であって、その反射面が光ビームに対向しかつ該反
    射面が若干傾斜して配設される反射鏡Bと、その反射面
    が前記反射鏡Bの反射面側に向けられかつ該反射面と平
    行に配設される反射鏡Cと、を備えたことを特徴とする
    画像読取装置における光学系配置構造。
  3. (3)画像情報媒体にレーザ光を照射して走査し、該画
    像情報媒体の透過光又は反射光を光電変換し、かつA/
    D変換して画像を読み取る画像読取装置において、照射
    されたレーザ光の光路を略Z字状に折り曲げる2つの反
    射鏡であって、その反射面が光ビームに対向しかつ該反
    射面が若干傾斜して配設される反射鏡Bと、その反射面
    が前記反射鏡Bの反射面側に向けられかつ該反射面と平
    行に配設される反射鏡Cと、画像情報媒体を透過又は反
    射したレーザ光の光路を略直角に折り曲げる反射鏡Aと
    、該反射鏡Aから反射するレーザ光を反射して光電変換
    器に導くための集光体であって、その反射面が曲面形状
    を有する集光体と、を備えたことを特徴とする画像読取
    装置における光学系配置構造。
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