JPH03164259A - 液体噴射記録ヘッド - Google Patents
液体噴射記録ヘッドInfo
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- JPH03164259A JPH03164259A JP30617989A JP30617989A JPH03164259A JP H03164259 A JPH03164259 A JP H03164259A JP 30617989 A JP30617989 A JP 30617989A JP 30617989 A JP30617989 A JP 30617989A JP H03164259 A JPH03164259 A JP H03164259A
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Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野)
本発明は、液体を噴射し、飛翔7夜滴を形成して記録を
行なう液体噴射記録ヘッドに関するものである。
行なう液体噴射記録ヘッドに関するものである。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、転送
されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドのエネルギ
ー発生体を駆動することにより、紙やプラスチック薄板
等の記録シート上にドノトパターンから戒る画像を記録
していくように構成されている。
されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッドのエネルギ
ー発生体を駆動することにより、紙やプラスチック薄板
等の記録シート上にドノトパターンから戒る画像を記録
していくように構成されている。
前記記録装置は、記録方式により、液体噴射式、ワイヤ
ドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けるこ
とができ、そのうちの液体噴射式(液体噴射記録装置)
は、液体噴射記録ヘノドの吐出口から液体(インク等の
記録戒)を吐出飛翔させ、これを被記録材(記録シート
)に付着させて記録するように構成されている。
ドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けるこ
とができ、そのうちの液体噴射式(液体噴射記録装置)
は、液体噴射記録ヘノドの吐出口から液体(インク等の
記録戒)を吐出飛翔させ、これを被記録材(記録シート
)に付着させて記録するように構成されている。
ところで、従来の液体噴射記録装置による記録法は、記
録時における騒音が極めて小さく、高密度マルチ吐出口
化が容易であることから、高速記録が可能である。また
、普通祇に記録する場合においても、特別な定着処理が
必要でない点、さらにはカラー画像の色再現が容易であ
る点等において最近関心を集めている。
録時における騒音が極めて小さく、高密度マルチ吐出口
化が容易であることから、高速記録が可能である。また
、普通祇に記録する場合においても、特別な定着処理が
必要でない点、さらにはカラー画像の色再現が容易であ
る点等において最近関心を集めている。
その中でも、熱エネルギーにより順体(記録岐)を吐出
させる方式は、薄膜技術により流路を形成できることか
ら、あらゆる記録方式の中で最も高密度化が可能で、従
って高速記録に適しているといえる。
させる方式は、薄膜技術により流路を形成できることか
ら、あらゆる記録方式の中で最も高密度化が可能で、従
って高速記録に適しているといえる。
第10図にその記録ヘッドの構或を模式的に示す.該記
録ヘソドは、液体を吐出するために設けられた吐出口I
と、該吐出口に連通し液滴を形或するためのエネルギー
が液体に作用するよう横戒された熱作用部2を具備する
流路3とから戊り、液体は供給口4及び液室5を経由し
て澁路3内に充填される。なお、該流路3は基仮6と天
板7の貼り合せにより形成される. また、第11図(a)〜(e)に流路3付近の拡大断面
図を示す。上記構成による記録ヘッドによれば、熱エネ
ルギーを受けた液体(記録液)が同図(a)から同図(
b)に示すごとく、急峻な体積の増大を伴う状態変化を
起こし、該状態変化に基づく作用力によって、記録ヘッ
ド部先端の吐出口1より吐出され、被記録材に付着し記
録が行なわれる。
録ヘソドは、液体を吐出するために設けられた吐出口I
と、該吐出口に連通し液滴を形或するためのエネルギー
が液体に作用するよう横戒された熱作用部2を具備する
流路3とから戊り、液体は供給口4及び液室5を経由し
て澁路3内に充填される。なお、該流路3は基仮6と天
板7の貼り合せにより形成される. また、第11図(a)〜(e)に流路3付近の拡大断面
図を示す。上記構成による記録ヘッドによれば、熱エネ
ルギーを受けた液体(記録液)が同図(a)から同図(
b)に示すごとく、急峻な体積の増大を伴う状態変化を
起こし、該状態変化に基づく作用力によって、記録ヘッ
ド部先端の吐出口1より吐出され、被記録材に付着し記
録が行なわれる。
その際、吐出した液体の体積星だけ琉路内に空気が引き
込まれてメニスカスが後退する(同図(C)参照)が、
液体の表面張力(毛細管力)によって、リフィルし、同
図(d)の状態を経て同図(elの状態に復帰する.こ
の過程を繰り返し行なうことで高周波記録が実現される
。
込まれてメニスカスが後退する(同図(C)参照)が、
液体の表面張力(毛細管力)によって、リフィルし、同
図(d)の状態を経て同図(elの状態に復帰する.こ
の過程を繰り返し行なうことで高周波記録が実現される
。
ところが、前記従来例では、メニスカスの復帰が液体の
表面張力(毛細管力)に頼っていることにより、その復
帰時間(1)は液体の種類及び流路構造によってある限
界を持っている。すなわち、メニスカスが完全に復帰す
るまでの時間の逆数1/tを応答周波数とすると、応答
周波数にも限界がある。
表面張力(毛細管力)に頼っていることにより、その復
帰時間(1)は液体の種類及び流路構造によってある限
界を持っている。すなわち、メニスカスが完全に復帰す
るまでの時間の逆数1/tを応答周波数とすると、応答
周波数にも限界がある。
本発明は、上述した課題に鑑みなされたもので、高い応
答周波数が得られる液体噴射記録へノドを提供すること
を目的とする。
答周波数が得られる液体噴射記録へノドを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
請求項(1)の発明は、液体を吐出して飛翔液滴を形成
するために設けられた吐出口と、該吐出口に連通し前記
液滴を形成するためのエネルギーを液体に作用させる熱
作用手段を具備する流路と、を有する液吐出部を備えた
液体噴射記録へ冫ドにおいて、前記流路内を流通する強
磁性粒子を分散させた液体と、前記流路近傍に設けられ
かつ磁場強度が一定であり、部分的に磁場勾配を有する
磁場発生手段と、を具備した構成により、液体力<+m
力を受け、表面張力のみに頼ってメニスカスを復帰さセ
ていた従来の機構に能動的かつ部分制御的な力が加わる
ので、ヘッド特性として高い応答周波数を生み出し得る
液体噴射記録ヘソ1−を提供するものである。
するために設けられた吐出口と、該吐出口に連通し前記
液滴を形成するためのエネルギーを液体に作用させる熱
作用手段を具備する流路と、を有する液吐出部を備えた
液体噴射記録へ冫ドにおいて、前記流路内を流通する強
磁性粒子を分散させた液体と、前記流路近傍に設けられ
かつ磁場強度が一定であり、部分的に磁場勾配を有する
磁場発生手段と、を具備した構成により、液体力<+m
力を受け、表面張力のみに頼ってメニスカスを復帰さセ
ていた従来の機構に能動的かつ部分制御的な力が加わる
ので、ヘッド特性として高い応答周波数を生み出し得る
液体噴射記録ヘソ1−を提供するものである。
請求項(2)の発明は上記横威に加えて、液体に吐出信
号に依存しない静磁場を印加した構戊により、さらに、
吐出l夜面の単ドロンプレン1・(1回の液体吐出が複
数の液滴や微少飛沫を含む液滴に分散せず単一液滴に保
持される状態)が安定吐出し、より高精細な記録画像が
得られる。
号に依存しない静磁場を印加した構戊により、さらに、
吐出l夜面の単ドロンプレン1・(1回の液体吐出が複
数の液滴や微少飛沫を含む液滴に分散せず単一液滴に保
持される状態)が安定吐出し、より高精細な記録画像が
得られる。
請求項(3)の発明は、液体を吐出して飛翔液滴を形威
するために設けられた吐出口と、該吐出口に連通し、前
記液滴を形成するためのエネルギーを液体に作用させる
熱作用手段を具備する流路と、を有する液吐出部を備え
た肢体噴射記録ヘッドにおいて、前記流路内を流通する
強磁性粒子を分散させた液体と、前記流路近傍に設けら
れ、その磁場強度を可変できる磁場発生手段とを具01
Sシた構戒により、液体が磁力を受け、表面張力のみに
頼ってメニスカスを復帰させていた従来の機構に能動的
かつ部分制御的な力が加わるので、ヘッド特性として高
い応答周波数を生み出すことができる。
するために設けられた吐出口と、該吐出口に連通し、前
記液滴を形成するためのエネルギーを液体に作用させる
熱作用手段を具備する流路と、を有する液吐出部を備え
た肢体噴射記録ヘッドにおいて、前記流路内を流通する
強磁性粒子を分散させた液体と、前記流路近傍に設けら
れ、その磁場強度を可変できる磁場発生手段とを具01
Sシた構戒により、液体が磁力を受け、表面張力のみに
頼ってメニスカスを復帰させていた従来の機構に能動的
かつ部分制御的な力が加わるので、ヘッド特性として高
い応答周波数を生み出すことができる。
請求項(4)の発明は、上記構成に加えて、液体に吐出
信号に同期した動磁場を印加することにより、さらに、
さまざまな濃度3n IIを実現することができる。
信号に同期した動磁場を印加することにより、さらに、
さまざまな濃度3n IIを実現することができる。
以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る, 第1図は本発明に係る液体噴射記録ヘッドの一実施例を
示す横断面図、第2図は同液体噴射記録ヘッドの分解斜
視図である。
る, 第1図は本発明に係る液体噴射記録ヘッドの一実施例を
示す横断面図、第2図は同液体噴射記録ヘッドの分解斜
視図である。
本記録ヘッドは、液体を吐出するために設けられた吐出
口10と、該吐出口10に連通し液演を形成するための
エネルギーが液体に作用するよう構成された熱作用部l
1を具備する流路■2と、から構或されており、液体(
記録液)は{Jj給口13及び液室l4を経由して流路
l2内に充填されるようになっている。前記流路12は
2S板l5と天板16とにより形成されている。
口10と、該吐出口10に連通し液演を形成するための
エネルギーが液体に作用するよう構成された熱作用部l
1を具備する流路■2と、から構或されており、液体(
記録液)は{Jj給口13及び液室l4を経由して流路
l2内に充填されるようになっている。前記流路12は
2S板l5と天板16とにより形成されている。
また、前記基板15の流路l2配列部の両側には溝17
が設けられており、該溝l7を固定端手段とする金属線
l8が横方向に配列された複数の流路12を内側に包む
ように巻き付けられている。
が設けられており、該溝l7を固定端手段とする金属線
l8が横方向に配列された複数の流路12を内側に包む
ように巻き付けられている。
これによってソレノイドが構成されている。
さらに、該金属線l8の巻線に液路l2方向の疎密をつ
けることにより、流路l2中の強磁性粒子を分散させた
l&体が前記ソレノイドに疏れる電疏によって励起され
、その強度に′流路12に平行方向の部分的勾配を持つ
磁場による磁力が作用するようになっている。
けることにより、流路l2中の強磁性粒子を分散させた
l&体が前記ソレノイドに疏れる電疏によって励起され
、その強度に′流路12に平行方向の部分的勾配を持つ
磁場による磁力が作用するようになっている。
なお、磁喝は熱作用部11の熱エネルギー作用域を含む
領域に作用するよう構1戊されている。
領域に作用するよう構1戊されている。
今、本実施例をさらに具体的に説明すると、第1図、第
2図で示すように、流路l2の配列の両側には、外側へ
40μm離れた位置に、幅15μm, 長さ400μ階
の液路12に平行な溝が形成されている。
2図で示すように、流路l2の配列の両側には、外側へ
40μm離れた位置に、幅15μm, 長さ400μ階
の液路12に平行な溝が形成されている。
金属線18は、流路12の両側に作ったこの溝17同志
を渡すようにして巻き付けられている。
を渡すようにして巻き付けられている。
ここで、吐出口IOから前記熱作用部11方向に80μ
鋼及び250μ情の距離を隔てた2#J所の位置を中心
にして、前記金属線18の巻数が他の位置の2倍の20
0回にされ、強磁場が形威されている。
鋼及び250μ情の距離を隔てた2#J所の位置を中心
にして、前記金属線18の巻数が他の位置の2倍の20
0回にされ、強磁場が形威されている。
こうして、部分的に磁場勾配を有するソレノイド構造の
磁場発生手段が疏路12を包むように構成されている。
磁場発生手段が疏路12を包むように構成されている。
ここで、前記吐出口10から熱作用部11方向への距離
が80μ−の位置を中心とて、液室l4方向に20μm
, 吐出口10方向に20μmの幅を持つ部分をA部と
し、該吐出口10から熱作用部11方向への距離が25
0μmの位置を中心として、前記液室l4方向に2(b
zm, 吐出口10方向に20μ鶴の幅を持つ部分を
B部とする。
が80μ−の位置を中心とて、液室l4方向に20μm
, 吐出口10方向に20μmの幅を持つ部分をA部と
し、該吐出口10から熱作用部11方向への距離が25
0μmの位置を中心として、前記液室l4方向に2(b
zm, 吐出口10方向に20μ鶴の幅を持つ部分を
B部とする。
そして、該A部、B部の金属線I8の巻数を前述のよう
にA部およびB部以外の金属線18の巻数(100回〉
の2倍の200回とした場合、並びに、3倍の300回
、4倍の400回とした時の応答周波数の変化を第1表
に示す. 〈第1表〉 ここで、iiil記l夜体く記録液)に′j.えるd場
の大きさは、メニスカス復帰時の液体の表面張力に勝る
ものでちることを目的とし、これを写えるための直流電
流は第1図に示すように直流雷源19からイ共給される
。
にA部およびB部以外の金属線18の巻数(100回〉
の2倍の200回とした場合、並びに、3倍の300回
、4倍の400回とした時の応答周波数の変化を第1表
に示す. 〈第1表〉 ここで、iiil記l夜体く記録液)に′j.えるd場
の大きさは、メニスカス復帰時の液体の表面張力に勝る
ものでちることを目的とし、これを写えるための直流電
流は第1図に示すように直流雷源19からイ共給される
。
前記金属線l8の巻数の密な部分をA部、B部を2箇所
に設けるのは、一方(A部)はりフィルの促進を目的と
し、もう一方(B部)は液体が前記熱作用部11からの
熱エネルギーを受けて膨張、発泡した後の消泡時に前記
7&室l4からの液体の補充を促すことを目的とするか
らである。
に設けるのは、一方(A部)はりフィルの促進を目的と
し、もう一方(B部)は液体が前記熱作用部11からの
熱エネルギーを受けて膨張、発泡した後の消泡時に前記
7&室l4からの液体の補充を促すことを目的とするか
らである。
このような磁場配置は、液体中に外部から混入した空気
・ゴミ等を流路l2内に引き込まない効果も有している
。
・ゴミ等を流路l2内に引き込まない効果も有している
。
上記構成による記録ヘッドによれば、熱エネルギーを受
けた液体(記録液)が急峻な体積の増大を伴う状態変化
を起こし、該状態変化に基づく作用力によって吐出口I
Oから吐出され、もって、被記録材に付着して画像を形
成することになる。
けた液体(記録液)が急峻な体積の増大を伴う状態変化
を起こし、該状態変化に基づく作用力によって吐出口I
Oから吐出され、もって、被記録材に付着して画像を形
成することになる。
この際、吐出した液体の体積量だけ流路12内に空気が
引き込まれメニスカスが後退するが、液体の表面張力に
勝る磁力を該液体が受けることによって、液体に能動的
かつ部分制御的な力が加わり、ヘノド特性としての高い
応答周波数が得られる.このように、本実施例によれば
、強rail性粒子を分散させた液体に、外部より勾配
を持った磁場を作用させることにより、従来の液体噴射
記録ヘッドに比べ高い応答周波数を得ることができ、こ
れによって、高精細記録が可能な液体噴射記録ヘッドを
提供することができる。
引き込まれメニスカスが後退するが、液体の表面張力に
勝る磁力を該液体が受けることによって、液体に能動的
かつ部分制御的な力が加わり、ヘノド特性としての高い
応答周波数が得られる.このように、本実施例によれば
、強rail性粒子を分散させた液体に、外部より勾配
を持った磁場を作用させることにより、従来の液体噴射
記録ヘッドに比べ高い応答周波数を得ることができ、こ
れによって、高精細記録が可能な液体噴射記録ヘッドを
提供することができる。
また、全ての流路l2に同時に金属線l8を巻いてソレ
ノイドを構或するという非常に簡素な構造ですぐれた作
用効果を得ることができる。特に、消費電力が少なく、
材料経済性にすぐれた構造で、総合的に優れた液体噴射
記録ヘッドを提供することができた。
ノイドを構或するという非常に簡素な構造ですぐれた作
用効果を得ることができる。特に、消費電力が少なく、
材料経済性にすぐれた構造で、総合的に優れた液体噴射
記録ヘッドを提供することができた。
第3図は、本発明の別の実施態様を示す吐出口部分の模
式図である。
式図である。
第3図において、吐出口10から熱作用部方向へ20μ
国の範囲(C部)に、第2図の巻線の他に、前述の巻線
18とは逆方向の巻線が追加されている。
国の範囲(C部)に、第2図の巻線の他に、前述の巻線
18とは逆方向の巻線が追加されている。
この巻線部Cには、液体が吐出直後に飛翔液滴となる瞬
間、前記液体の粘性あるいは表面張力の影響で、サテラ
イトの無い、単ドロソプレントとなるように、液体が吐
出する瞬間に応答して電流を流す。
間、前記液体の粘性あるいは表面張力の影響で、サテラ
イトの無い、単ドロソプレントとなるように、液体が吐
出する瞬間に応答して電流を流す。
これによって巻線Cのソレノイドに励起される磁場が前
記液体に対し熱作用部の方向に作用する。
記液体に対し熱作用部の方向に作用する。
すなわち、第l図および第2図の実施例のA部、B部又
はそれ以外の位置での金属線l8の巻き方と逆の巻き方
で吐出口IOの近傍にソレノイドCが構威され、その巻
数は、ソレノイドに励起される磁場の強度が前記液体と
吐出/&滴とを逸早く分離し、上述した第11図(e)
で示される基底状態に戻すのに最低限必要な程度のもの
で良く、巻数はlo回、20回の2通りで実施した。
はそれ以外の位置での金属線l8の巻き方と逆の巻き方
で吐出口IOの近傍にソレノイドCが構威され、その巻
数は、ソレノイドに励起される磁場の強度が前記液体と
吐出/&滴とを逸早く分離し、上述した第11図(e)
で示される基底状態に戻すのに最低限必要な程度のもの
で良く、巻数はlo回、20回の2通りで実施した。
巻数のわずかな違いは、ソレノイドに流す電流の強さで
、その影響を制御できることも考慮したからである。
、その影響を制御できることも考慮したからである。
第4図は本実施例による液浦形成状態を従来例と比較し
て示す模式図である。
て示す模式図である。
本実施例によれば、第4図に示すように吐出液滴の単ド
ロップレソトが安定吐出され、より高精細な記録画像が
得られた。
ロップレソトが安定吐出され、より高精細な記録画像が
得られた。
さらに、本実施例では、吐出液滴の単ドロップレフト化
を確実にすることを目的として、前記液体として、粘度
が高く表面張力の小さいものを用いた。
を確実にすることを目的として、前記液体として、粘度
が高く表面張力の小さいものを用いた。
その結果、単ドロップレソト吐出を一層安定化させるこ
とができ、より高猜細な記録画像が得られた。
とができ、より高猜細な記録画像が得られた。
第5図は本発明による液体噴射記録ヘノドのさらに別の
実施例の断面図および平面図である。
実施例の断面図および平面図である。
本実施例にあっては、液体噴射記録へンドの流路l2の
両側面上に、長さffi=5ulI++、直径d=1m
a+の鉄心20に金属線l8を巻き付けたソレノイト”
2 1を装着する。さらに、複数1(液流路の数」川
個)のこれらソレノイド2lを並列接続し、一端に配置
したソレノイド21の両端を交疏電源22および可変爪
抗2323に接続する。
両側面上に、長さffi=5ulI++、直径d=1m
a+の鉄心20に金属線l8を巻き付けたソレノイト”
2 1を装着する。さらに、複数1(液流路の数」川
個)のこれらソレノイド2lを並列接続し、一端に配置
したソレノイド21の両端を交疏電源22および可変爪
抗2323に接続する。
第7図は、第5図および第6図の記録ヘノドのソレノイ
ト2lにおける、時問に対する印加パルス定圧とそれに
呼応して発生する交流パルス波を示す図である。
ト2lにおける、時問に対する印加パルス定圧とそれに
呼応して発生する交流パルス波を示す図である。
メニスカス復帰時のl夜体(記録液)の表面張力に勝る
磁力を与えることを目的として、時間変化に応じて、ソ
レノイド2lに流す電流値を刻々変化させ、流路l2内
に動磁場を発生させた。
磁力を与えることを目的として、時間変化に応じて、ソ
レノイド2lに流す電流値を刻々変化させ、流路l2内
に動磁場を発生させた。
磁性を持った液体の磁場内での挙動は、次式で示される
ようなベルヌーイの定理から誘導された関係式によって
説明される。
ようなベルヌーイの定理から誘導された関係式によって
説明される。
この関係式を引用した理由は、磁場が時間的に変化する
に従い、磁性流体の容積、比重、圧力その他が変化し、
強磁性粒子24を含んだ液体(記録液)が通常の液体と
はかなり異なった現象を示すことを明らかにしておくた
めである。
に従い、磁性流体の容積、比重、圧力その他が変化し、
強磁性粒子24を含んだ液体(記録液)が通常の液体と
はかなり異なった現象を示すことを明らかにしておくた
めである。
ここで P:圧力
ρ;液体の密度
■:任意の点における速度
g:重力加速度
h:ある水平面からの高さ
M:強さIIの磁場に応答して誘起された液体の単位体
積当りの磁気モー メント そこで、ソレノイド2lの巻数を100回として、時々
電流値を変化さ仕(即ち、疏路12中にはたらく磁場の
大きさを変化させ)、この時の応答周波数と着弾点桔度
の変化を第2表に示す。
積当りの磁気モー メント そこで、ソレノイド2lの巻数を100回として、時々
電流値を変化さ仕(即ち、疏路12中にはたらく磁場の
大きさを変化させ)、この時の応答周波数と着弾点桔度
の変化を第2表に示す。
〈第2表〉
第8図は、第5図〜第7図の実施例におけるソレノイド
の構戒を変えた他の実施例を示す部分斜視図である。
の構戒を変えた他の実施例を示す部分斜視図である。
第8図において、配列された流路l2列の両側のさらに
40μ−外側に該流路l2に平行に、幅15μm、長さ
400μmのi?417が作られている。
40μ−外側に該流路l2に平行に、幅15μm、長さ
400μmのi?417が作られている。
両側の満17を渡して、全ての液路l2を横切る金属線
l8を巻き付1.f、ソレノイド状になった金属線l8
の内側に、配列された流路l2が包まれるようにする。
l8を巻き付1.f、ソレノイド状になった金属線l8
の内側に、配列された流路l2が包まれるようにする。
なお、本実施例にあっては金属線18の巻数は疎密をつ
けることなく、一定にしている。
けることなく、一定にしている。
このように配置したことにより、ソレノイドの外部磁場
よりも内部磁場の大きさの方がμn! (μ:液体の透
磁率、n:巻数、■:ソレノイドに流す電流値)だけで
大きいので、上述した第5図、第6図に示す実施例に比
して、前記液体に作用する磁力は大きくなり、したがっ
て、応答周波数が向上する。
よりも内部磁場の大きさの方がμn! (μ:液体の透
磁率、n:巻数、■:ソレノイドに流す電流値)だけで
大きいので、上述した第5図、第6図に示す実施例に比
して、前記液体に作用する磁力は大きくなり、したがっ
て、応答周波数が向上する。
第9図は、第5図〜第8図の実施例による液滴形成状態
を従来例と比較して示す模式図である。
を従来例と比較して示す模式図である。
従来例では、ある限界の応答周波数を超えると、吐出が
不安定になる課題があったが、第5図〜第8図の実施例
によれば、第9図に示すように、高い応答周波数が得ら
れたことにより、従来の或る応答周波数で吐出していた
液滴よりも数多くのl&滴を吐出させることができる。
不安定になる課題があったが、第5図〜第8図の実施例
によれば、第9図に示すように、高い応答周波数が得ら
れたことにより、従来の或る応答周波数で吐出していた
液滴よりも数多くのl&滴を吐出させることができる。
また、流路径(液膚径)を小さくすることによって、小
a.滴を吐出させることができることなどから、液滴体
積を変化させ、上述したソレノイド(巻線)に流す電流
を変化させて励起磁場を変化させることにより、さまざ
まな濃度諧調が実現できた。
a.滴を吐出させることができることなどから、液滴体
積を変化させ、上述したソレノイド(巻線)に流す電流
を変化させて励起磁場を変化させることにより、さまざ
まな濃度諧調が実現できた。
なお、試験例では、通常記録ヘッドからのドロノプレフ
ト径は60tI+I、小液演吐出のドロップレッ1・i
釜は3071mで行なった。
ト径は60tI+I、小液演吐出のドロップレッ1・i
釜は3071mで行なった。
〔発明の効果]
以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、強
磁性粒子を分散させた液体に、外部より勾配を持った磁
場を作用させることにより、従来の液体噴射記録へ冫ド
に比べ高い応答周波数を得ることができ、これによって
高桔細記録が可能なl夜体噴射記録ヘノドが提供される
。
磁性粒子を分散させた液体に、外部より勾配を持った磁
場を作用させることにより、従来の液体噴射記録へ冫ド
に比べ高い応答周波数を得ることができ、これによって
高桔細記録が可能なl夜体噴射記録ヘノドが提供される
。
また、請求項(2)の発明によれば、上記構成に加えて
、液体に吐出信号に依存しない静磁場を印加するので、
一層高桔細な画像を得ることができる液体噴射記録へノ
ドが得られる。
、液体に吐出信号に依存しない静磁場を印加するので、
一層高桔細な画像を得ることができる液体噴射記録へノ
ドが得られる。
さらに、請求項(3)の発明によれば、強磁性粒子を分
散させた液路内の一夜体に、磁場強度を可変できる外部
磁場を作用させることにより、従来の廐体噴射記録ヘノ
ドに比べ、高い応答周波数を得ることができ、これによ
って高精細記録が可能な記録ヘッドが提供される。
散させた液路内の一夜体に、磁場強度を可変できる外部
磁場を作用させることにより、従来の廐体噴射記録ヘノ
ドに比べ、高い応答周波数を得ることができ、これによ
って高精細記録が可能な記録ヘッドが提供される。
請求項(4)の発明によれば、上記構成に加えて、液体
に吐出信号に同期した動磁場を印加するので、上記効果
tこ加えて、さまざまな濃度諧調を容易に実現できる1
夜体噴1・t記録ヘソドが得られる。
に吐出信号に同期した動磁場を印加するので、上記効果
tこ加えて、さまざまな濃度諧調を容易に実現できる1
夜体噴1・t記録ヘソドが得られる。
第1図は本発明による液体噴射記録ヘッドの一実施例を
示す縦断面図、第2図は同液体噴1・l記録ヘッドの分
解斜視図、第3図は本発明による液体噴射記録ヘッドの
別の実施例の吐出口部分の拡大図、第4図は第3図の記
録ヘッドの吐出液滴の状態を示す模式図、第5図は本発
明による液体噴射記録ヘッドのさらに別の実施例の縦断
面図、第6図は第5図の平面図、第7図は第5図の記録
ヘッドにおける磁場発生手段の特間に対する印加バルス
電圧とそれに呼応して発生させる交流パルス波との関係
を示す図、第8図は本発明による液体噴1・1記録ヘノ
ドのさらに別の実施例の分解斜視図、第9図は第5図〜
第8図の記録ヘッドにおいてドロンプレント径を変化さ
せて諧調を出す手法を示す模式図、第10図は本発明を
実施するのに好適な液体噴射記録ヘノドの一例を示す分
解斜視図、第【I図(a)〜(elは液体噴射記録ヘッ
ドの動作説明図である。 以下に、 図面中の主要部分を示す符号を列挙す る。 10・・・・・・・・・吐出口、 l2・・・・・・・・・流路、 I5・・・・・・・・・基板、 17・・・・・・・・・溝、 20・・・・・・・・・鉄心、 23・・・・・・・・・可変抵抗器、 11・・・・・・・・・熱作用部、 l4・・・・・・・・・7夜室、 16・・・・・・・・・天仮、 l8・・・・・・・・・金属線、 2l・・・・・・・・・ソレノイド、 24・・・・・・・・・強{n性粒子。
示す縦断面図、第2図は同液体噴1・l記録ヘッドの分
解斜視図、第3図は本発明による液体噴射記録ヘッドの
別の実施例の吐出口部分の拡大図、第4図は第3図の記
録ヘッドの吐出液滴の状態を示す模式図、第5図は本発
明による液体噴射記録ヘッドのさらに別の実施例の縦断
面図、第6図は第5図の平面図、第7図は第5図の記録
ヘッドにおける磁場発生手段の特間に対する印加バルス
電圧とそれに呼応して発生させる交流パルス波との関係
を示す図、第8図は本発明による液体噴1・1記録ヘノ
ドのさらに別の実施例の分解斜視図、第9図は第5図〜
第8図の記録ヘッドにおいてドロンプレント径を変化さ
せて諧調を出す手法を示す模式図、第10図は本発明を
実施するのに好適な液体噴射記録ヘノドの一例を示す分
解斜視図、第【I図(a)〜(elは液体噴射記録ヘッ
ドの動作説明図である。 以下に、 図面中の主要部分を示す符号を列挙す る。 10・・・・・・・・・吐出口、 l2・・・・・・・・・流路、 I5・・・・・・・・・基板、 17・・・・・・・・・溝、 20・・・・・・・・・鉄心、 23・・・・・・・・・可変抵抗器、 11・・・・・・・・・熱作用部、 l4・・・・・・・・・7夜室、 16・・・・・・・・・天仮、 l8・・・・・・・・・金属線、 2l・・・・・・・・・ソレノイド、 24・・・・・・・・・強{n性粒子。
Claims (4)
- (1)液体を吐出して飛翔液滴を形成するために設けら
れた吐出口と、該吐出口に連通し前記液滴を形成するた
めのエネルギーを液体に作用させる熱作用手段を具備す
る流路とを有する液吐出部を備えた液体噴射記録ヘッド
において、前記流路内を流通する強磁性粒子を分散させ
た液体と、前記流路近傍に設けられかつ磁場強度が一定
であり、部分的に磁場勾配を有する磁場発生手段と、を
具備することを特徴とする液体噴射記録ヘッド。 - (2)前記液体に吐出信号に依存しない静磁場を印加す
ることを特徴とする請求項(1)に記載の液体噴射記録
ヘッド。 - (3)液体を吐出して飛翔液滴を形成するために設けら
れた吐出口と、該吐出口に連通し前記液滴を形成するた
めのエネルギーを液体に作用させる熱作用手段を具備す
る流路とを有する液吐出部を備えた液体噴射記録ヘッド
において、前記流路内を流通する強磁性粒子を分散させ
た液体と、前記流路近傍に設けられ、その磁場強度を可
変できる磁場発生手段と、を具備することを特徴とする
液体噴射記録ヘッド。 - (4)前記液体に吐出信号に同期した動磁場を印加する
ことを特徴とする請求項(3)に記載の液体噴射記録ヘ
ッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30617989A JPH03164259A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 液体噴射記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30617989A JPH03164259A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 液体噴射記録ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164259A true JPH03164259A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17953991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30617989A Pending JPH03164259A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 液体噴射記録ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03164259A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014159007A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Stanley Electric Co Ltd | インクジェットヘッド及び吐出液の吐出方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30617989A patent/JPH03164259A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014159007A (ja) * | 2013-02-20 | 2014-09-04 | Stanley Electric Co Ltd | インクジェットヘッド及び吐出液の吐出方法 |
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