JPH03162861A - 記録保存テスト用具の形成方法及び記録保存テスト用具 - Google Patents
記録保存テスト用具の形成方法及び記録保存テスト用具Info
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- JPH03162861A JPH03162861A JP2236920A JP23692090A JPH03162861A JP H03162861 A JPH03162861 A JP H03162861A JP 2236920 A JP2236920 A JP 2236920A JP 23692090 A JP23692090 A JP 23692090A JP H03162861 A JPH03162861 A JP H03162861A
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、蒸気滅菌装置において真空度を決定するため
の方法とテスト用具に係り、特に、所謂ボウイ・ディッ
ク・テストを行なうのに適したテスト用具に関する。
の方法とテスト用具に係り、特に、所謂ボウイ・ディッ
ク・テストを行なうのに適したテスト用具に関する。
蒸気滅菌は、健康管理センターにおいて滅菌対象品目に
対して施す一般的な滅菌方法であり、滅菌品目を蒸気に
さらすのに先立って真空下に置くことで効果かより高め
られる。空気が存在すると滅菌対象品目への蒸気の浸透
が妨げられるので、真空状態を作った後に空気が僅かで
も残っているかどうかを表示できるようなテストを考案
する必要があった。 このようなテストがジエイ・エイチ・ボウイ氏とジエイ
・ディック氏によって考案され、１９６３年３月ｌ６日
に発行された「ザ・ランセット」の第５８６頁から第５
８７頁に記載された論文で発表された。このテストでは
、蒸気に対して反応するテープがＸ形十字のような態様
で張り付けられた一枚の紙シートを利用している。この
シートは積み重ねたタオルの山の中心部に配置され、そ
のタオルと紙を組み合わせたものが滅菌装置における空
のヂャンバーの底部正面に配置された後、真空及び蒸気
で処理される。もし何かの理由でそのタオルのパックや
チャンバー内に空気が残っていたとすれば、この構成に
よって空気の存在を見つけることができる。これは、チ
ャンバー内に蒸気が導かれるときに、残った空気がパッ
クの中心部に押しやられるか、圧力差によりパック内に
引き込まれるためであると考えられる。このことは、十
字パターンの中心部が蒸気に対して何の反応も示さない
ことに表れる。仮に空気が存在しなければ、十字パター
ンは色が均一に変化する。 この構成は（多少の変更はあったカリ、タオルの代わり
に色々な多孔質の紙を用い、これを積み重ねてオリジナ
ルのボウイ・ディック・テスト用のパックに相当するバ
ックを形成するという方法を１９８２年にオーガート氏
が（米国特許第４．４８６．３ Ｆ３ ７号で）示すま
で用いられていた。また、１９８３年には、この積み重
ねたシートの外表面を部分的に覆うことによって、紙の
多孔質を一部分だけ有効に利用し、紙のサイズを減少さ
せ得るということがブルソ氏によって（米国特許第４．
５７９，７１５号で）示された。両特許は特殊な紙の多
孔質をｆｌＩ用している。
対して施す一般的な滅菌方法であり、滅菌品目を蒸気に
さらすのに先立って真空下に置くことで効果かより高め
られる。空気が存在すると滅菌対象品目への蒸気の浸透
が妨げられるので、真空状態を作った後に空気が僅かで
も残っているかどうかを表示できるようなテストを考案
する必要があった。 このようなテストがジエイ・エイチ・ボウイ氏とジエイ
・ディック氏によって考案され、１９６３年３月ｌ６日
に発行された「ザ・ランセット」の第５８６頁から第５
８７頁に記載された論文で発表された。このテストでは
、蒸気に対して反応するテープがＸ形十字のような態様
で張り付けられた一枚の紙シートを利用している。この
シートは積み重ねたタオルの山の中心部に配置され、そ
のタオルと紙を組み合わせたものが滅菌装置における空
のヂャンバーの底部正面に配置された後、真空及び蒸気
で処理される。もし何かの理由でそのタオルのパックや
チャンバー内に空気が残っていたとすれば、この構成に
よって空気の存在を見つけることができる。これは、チ
ャンバー内に蒸気が導かれるときに、残った空気がパッ
クの中心部に押しやられるか、圧力差によりパック内に
引き込まれるためであると考えられる。このことは、十
字パターンの中心部が蒸気に対して何の反応も示さない
ことに表れる。仮に空気が存在しなければ、十字パター
ンは色が均一に変化する。 この構成は（多少の変更はあったカリ、タオルの代わり
に色々な多孔質の紙を用い、これを積み重ねてオリジナ
ルのボウイ・ディック・テスト用のパックに相当するバ
ックを形成するという方法を１９８２年にオーガート氏
が（米国特許第４．４８６．３ Ｆ３ ７号で）示すま
で用いられていた。また、１９８３年には、この積み重
ねたシートの外表面を部分的に覆うことによって、紙の
多孔質を一部分だけ有効に利用し、紙のサイズを減少さ
せ得るということがブルソ氏によって（米国特許第４．
５７９，７１５号で）示された。両特許は特殊な紙の多
孔質をｆｌＩ用している。
ブルソ氏の特許では、多孔質材料の表面の露出した部分
を減少させるために、多孔質の層で形成したバック上に
非多孔質の層を設け、空気の排除と蒸気の導入に関して
テストをより効果的にしている。このことによりテスト
用パックを小さくすることが可能であるが、このブルソ
氏の特許では、パックには表示用シートの両面に吸取紙
の台紙を設けたような多孔質のパッドが｛戊然として必
要である。 理想的なボウイ・ディック・テスト用具（よ必要以上に
大きくなく、また、製造が容易で信頼性が高く、品質が
一定でなければならない。また、この用具では阿等かの
廃棄物が形成されるべきでなく、テストの記録を永久的
に保存できなくてはならない。 したがって本発明の目的は、このような改良されたボウ
イ・ディック・テスト用具を提供することにある。
を減少させるために、多孔質の層で形成したバック上に
非多孔質の層を設け、空気の排除と蒸気の導入に関して
テストをより効果的にしている。このことによりテスト
用パックを小さくすることが可能であるが、このブルソ
氏の特許では、パックには表示用シートの両面に吸取紙
の台紙を設けたような多孔質のパッドが｛戊然として必
要である。 理想的なボウイ・ディック・テスト用具（よ必要以上に
大きくなく、また、製造が容易で信頼性が高く、品質が
一定でなければならない。また、この用具では阿等かの
廃棄物が形成されるべきでなく、テストの記録を永久的
に保存できなくてはならない。 したがって本発明の目的は、このような改良されたボウ
イ・ディック・テスト用具を提供することにある。
本発明によれば、ボウイ・ディック・テストを行なうの
に適した真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果を
テストして記録を永久に保存するための用具を形成する
方法が提供される。この方法では、蒸気に対して反応す
る表示インクによる表示面が表面に形成された所定の多
孔質材料のシートを、蒸気と空気に関して不浸透性を有
する高分子材料からなるレイヤーの間に、小さな測定部
分を除いてシートが周囲の空気に対してほぼ全体的に遮
断されるように重ね合わせる工程を含んでおり、それに
よって空気の排出に対する十分な抵抗が得られる。この
小さな測定部分は、ソートを重ね合わせた後に、重ね合
わされたシートを貫通する少なくとも１個の穴として形
成するのが好ましい。所定の多孔質材料のシートは、ｌ
ＯＯポンド（ １ ０ ０ ｐｏｕｎｄ）の吸取紙か
らなる台紙であることが好ましい。また、シートは、平
行に分離した少なくとも２つの小片で、それぞれが各小
片を貫通ずる穴等のような小さな測定部分を除いてほぼ
全体的に覆われたものであってもよい。この方法では、
２つの平行に分離した小片をレイヤーと重ね合わせると
き、その重ね合わせたレイヤーの間に、小片間を連通ず
る流体の通路を設けてもよい。 さらに、本発明によれば、さらに、ボウイ・ディック・
テストを行なうのに適した真空状態を作るために、蒸気
滅菌装置の効果をテストして記録を永久に保存するため
の用具が提供される。この記録保存テスト用具は、蒸気
に対して反応する表示インクによる表示面が表面に形成
された所定の多孔質材料、例えば１００ポンドの吸取紙
の台紙等からなるシートを有している。この記録保存テ
スト用具では、さらに、シートを小さな測定部分を除い
て周囲の空気からほぼ全体的に遮断するために、蒸気と
空気に関して不浸透性を有する高分子材料からなる少な
くとも２つのレイヤーが、シートのエッジの周囲で両面
から重ね合わされている。 小さな測定部分は、重ね合わされたシートを貫通するよ
うに打ち抜き等で形成された穴である。また、シートは
、２つの平行に分離した小片で、それぞれが打ち抜き穴
等の小さな測定部分を除いてほぼ全体的に覆われたもの
であってもよい。その変形例として、重ね合わせたレイ
ヤーの間に、２つの小片間を連通ずる流体の通路を設け
てもよい。 このように構成した用具では、小さな測定部分は一方の
小片のみに、その小片の一端の近くにその一端から離し
て形成され、流体の通路は他方の端部付近に形成される
。
に適した真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果を
テストして記録を永久に保存するための用具を形成する
方法が提供される。この方法では、蒸気に対して反応す
る表示インクによる表示面が表面に形成された所定の多
孔質材料のシートを、蒸気と空気に関して不浸透性を有
する高分子材料からなるレイヤーの間に、小さな測定部
分を除いてシートが周囲の空気に対してほぼ全体的に遮
断されるように重ね合わせる工程を含んでおり、それに
よって空気の排出に対する十分な抵抗が得られる。この
小さな測定部分は、ソートを重ね合わせた後に、重ね合
わされたシートを貫通する少なくとも１個の穴として形
成するのが好ましい。所定の多孔質材料のシートは、ｌ
ＯＯポンド（ １ ０ ０ ｐｏｕｎｄ）の吸取紙か
らなる台紙であることが好ましい。また、シートは、平
行に分離した少なくとも２つの小片で、それぞれが各小
片を貫通ずる穴等のような小さな測定部分を除いてほぼ
全体的に覆われたものであってもよい。この方法では、
２つの平行に分離した小片をレイヤーと重ね合わせると
き、その重ね合わせたレイヤーの間に、小片間を連通ず
る流体の通路を設けてもよい。 さらに、本発明によれば、さらに、ボウイ・ディック・
テストを行なうのに適した真空状態を作るために、蒸気
滅菌装置の効果をテストして記録を永久に保存するため
の用具が提供される。この記録保存テスト用具は、蒸気
に対して反応する表示インクによる表示面が表面に形成
された所定の多孔質材料、例えば１００ポンドの吸取紙
の台紙等からなるシートを有している。この記録保存テ
スト用具では、さらに、シートを小さな測定部分を除い
て周囲の空気からほぼ全体的に遮断するために、蒸気と
空気に関して不浸透性を有する高分子材料からなる少な
くとも２つのレイヤーが、シートのエッジの周囲で両面
から重ね合わされている。 小さな測定部分は、重ね合わされたシートを貫通するよ
うに打ち抜き等で形成された穴である。また、シートは
、２つの平行に分離した小片で、それぞれが打ち抜き穴
等の小さな測定部分を除いてほぼ全体的に覆われたもの
であってもよい。その変形例として、重ね合わせたレイ
ヤーの間に、２つの小片間を連通ずる流体の通路を設け
てもよい。 このように構成した用具では、小さな測定部分は一方の
小片のみに、その小片の一端の近くにその一端から離し
て形成され、流体の通路は他方の端部付近に形成される
。
【実施例】
第１図に、全体を１０で表された本発明に係るボウイ・
ディック・テスト用具が示されている。 この用具は、蒸気滅菌媒体の存在を表示するために表示
インクｌ４により何等かのパターンが晶かれた台紙！２
を有している。表示インクｌ４は、蒸気の存在により変
色するものであれば良い。台紙は、例えばｍ維材料によ
り網伏に形成したものなどのような、目的に応じた所定
の多孔質材料のシートで、表示インクを用いて印刷する
のに適したものであることが好ましい。この材料に適し
たものの一つとして１００ポンドの吸取紙があるか、そ
の他の等価な材料を台紙としてもよい。 本発明に係るテスト用具では、シ一ト１２は矩形であり
、その上下面と４つのエッジの周囲の部分には透明な樹
脂フィルムの層２０及び２２が重ね合わされていろ。フ
ィルムの材料として好ましいのは、例えば厚さがＩＯミ
ル（＝０．２５４ｍｍ）のポリエステル・ポリエヂレン
共重合体のフィルムのような、不浸透性で蒸気滅菌の圧
力に耐え得るものである。樹脂フィルムの層２０及び２
２には、シ一ト１２の厚さのために互いに積層されない
部分が、その積層工程の間にシ一ト１２の周囲の僅かな
範囲３２で形成される。このように積層するのは、シ一
ト１２を周囲の空気に対して可能な限り広い範囲で閉ざ
すことを目的としている。その後、小さな測定穴３６が
フィルムの層２０及び２２とシ一ト１２を貫通して打ち
抜かれろ。このことにより、シ一ト１２は穴の周囲で空
気と触れる。 穴のサイズ、形状及び位置を変化させることによって、
多孔質シ一ト１２が周囲の空気に触れる度合を大きく調
整することができる。また、この測定穴は、ソートの長
手方向の中心線に沿って、一方のエッジ３９よりら別の
エッジ３７に近い位置に形成されている。 この用具１０は、テストを行なうためにヂャンバー内に
配置される。そして、チャンバー内が真空にされ、蒸気
処理が行なわれる。チャンバー内か真空にされると、測
定穴３６の近くで多孔質シ一ト１２内に残った空気が、
まずテスト用具から出て行く。真空度によって異なるが
、穴３６から遠くてエッジ３９に近い端部からの空気は
、最後に排出される空気となる。この空気は必ず穴３６
を通じて出るが、それはシート１２がその他の部分では
完全に閉じられているからである。蒸気かチャンバー内
に導かれた時にらし空気が残っていると、その残った空
気は、シ一ト１２における穴３６から遠い側の端部へ、
退くかあるいは押しやられる。この残った空気は蒸気が
表示インク１４に触れるのを妨げ、シンクが濃く変色す
るのを防止する。残った空気の量に応じ、ンート１２の
変色部分の長さが長くなったり短くなったりする。 真空度が高ければ高い程、シートは長い範囲に亙って濃
く変色する。 以上、テスト用具１０を貫通して打ち抜かれた穴につい
て図を用いて説明したが、シ一ト１２は、一つのエッジ
もしくは複数のエッジに沿った積層部分をなくしてその
周縁部の一郎分で周囲の空気と触れるようにしてもよい
。本発明において重要な点は、これまでは積み重ねたタ
オルや多孔質紙の中心部に表示用シートを設ける必要が
あると考えられていたボウイ・ディック・テストを行な
うのに適したテスト用具を、ただ一枚のシ一ト１２を用
いて構成できることである。大きさの凋整された測定部
を有する所定の多孔質シートを積層することで、ボウイ
・ディック・テストに適したテスト用具を得ることがで
きる。 第３図には、全体が４１で示されたボウイ・ディック・
テスト用具の変形例が示されている。この用具では、所
定の多孔質材料からなる２枚の細長い表示片４０及び４
２が、第Ｉ図に示したシート
ディック・テスト用具が示されている。 この用具は、蒸気滅菌媒体の存在を表示するために表示
インクｌ４により何等かのパターンが晶かれた台紙！２
を有している。表示インクｌ４は、蒸気の存在により変
色するものであれば良い。台紙は、例えばｍ維材料によ
り網伏に形成したものなどのような、目的に応じた所定
の多孔質材料のシートで、表示インクを用いて印刷する
のに適したものであることが好ましい。この材料に適し
たものの一つとして１００ポンドの吸取紙があるか、そ
の他の等価な材料を台紙としてもよい。 本発明に係るテスト用具では、シ一ト１２は矩形であり
、その上下面と４つのエッジの周囲の部分には透明な樹
脂フィルムの層２０及び２２が重ね合わされていろ。フ
ィルムの材料として好ましいのは、例えば厚さがＩＯミ
ル（＝０．２５４ｍｍ）のポリエステル・ポリエヂレン
共重合体のフィルムのような、不浸透性で蒸気滅菌の圧
力に耐え得るものである。樹脂フィルムの層２０及び２
２には、シ一ト１２の厚さのために互いに積層されない
部分が、その積層工程の間にシ一ト１２の周囲の僅かな
範囲３２で形成される。このように積層するのは、シ一
ト１２を周囲の空気に対して可能な限り広い範囲で閉ざ
すことを目的としている。その後、小さな測定穴３６が
フィルムの層２０及び２２とシ一ト１２を貫通して打ち
抜かれろ。このことにより、シ一ト１２は穴の周囲で空
気と触れる。 穴のサイズ、形状及び位置を変化させることによって、
多孔質シ一ト１２が周囲の空気に触れる度合を大きく調
整することができる。また、この測定穴は、ソートの長
手方向の中心線に沿って、一方のエッジ３９よりら別の
エッジ３７に近い位置に形成されている。 この用具１０は、テストを行なうためにヂャンバー内に
配置される。そして、チャンバー内が真空にされ、蒸気
処理が行なわれる。チャンバー内か真空にされると、測
定穴３６の近くで多孔質シ一ト１２内に残った空気が、
まずテスト用具から出て行く。真空度によって異なるが
、穴３６から遠くてエッジ３９に近い端部からの空気は
、最後に排出される空気となる。この空気は必ず穴３６
を通じて出るが、それはシート１２がその他の部分では
完全に閉じられているからである。蒸気かチャンバー内
に導かれた時にらし空気が残っていると、その残った空
気は、シ一ト１２における穴３６から遠い側の端部へ、
退くかあるいは押しやられる。この残った空気は蒸気が
表示インク１４に触れるのを妨げ、シンクが濃く変色す
るのを防止する。残った空気の量に応じ、ンート１２の
変色部分の長さが長くなったり短くなったりする。 真空度が高ければ高い程、シートは長い範囲に亙って濃
く変色する。 以上、テスト用具１０を貫通して打ち抜かれた穴につい
て図を用いて説明したが、シ一ト１２は、一つのエッジ
もしくは複数のエッジに沿った積層部分をなくしてその
周縁部の一郎分で周囲の空気と触れるようにしてもよい
。本発明において重要な点は、これまでは積み重ねたタ
オルや多孔質紙の中心部に表示用シートを設ける必要が
あると考えられていたボウイ・ディック・テストを行な
うのに適したテスト用具を、ただ一枚のシ一ト１２を用
いて構成できることである。大きさの凋整された測定部
を有する所定の多孔質シートを積層することで、ボウイ
・ディック・テストに適したテスト用具を得ることがで
きる。 第３図には、全体が４１で示されたボウイ・ディック・
テスト用具の変形例が示されている。この用具では、所
定の多孔質材料からなる２枚の細長い表示片４０及び４
２が、第Ｉ図に示したシート
【２と同じような方法で、
２枚の透明な樹脂フィルムの間に挟まれている。第３図
では、表示片４０及び４２は矩形のものとして示されて
いるが、楕円形等の他の形状を使用することもできる。 積層された透明樹脂のフィルムは、表示片４０の周囲の
郎分４３では相互に接触しておらず、表示片４２の周囲
の部分４５も同様に接触していない。表示片４０と４２
は互いに平行で分離した位置に配置されており、それぞ
れ、４つのエッジ全ての周囲が覆われている。例えば、
５０から５６までの偶数で示した積層部分は表示片４０
と４２をその外側で囲んでいるが、積層郎５８は２つの
表示片を分離させている。表示片４０と４２は互いに同
一の長さであり、平行に離れて位置していて互いに重な
ってはいない。各表示片４０と４２には、それぞれ、表
示インク６０及び６２により表示パターンが描かれてい
る。また、各表示片４ ０．４ ２には、それぞれ、測
定穴６４．６６か打ち抜かれて形成されている。第３図
において、穴は、それぞれ、表示片４０及び４２におい
て一直線上に位置するエッン６５及び６７から同じ距離
のところに形成されている。測定穴６４及び６６は、そ
れぞれ、エッジ６５及び６７には近く、反対側のエッジ
からは離れている。第３図に示したテスト用具は、与え
られた真空度と蒸気テスト処理により両表示片が同じ長
さだけ濃く変色する二重構造である。仮に、表示片の一
方か測定穴を除いたところに積層されていない部分を有
するか、もしくは完全に閉じられていなければ、表示片
は、その全長に亙って、あるいは部分的により簡単に濃
く変色し、もう一方の表示片が濃く変色しにくいことで
、真空度があまり好ましくないことが示される。第３図
に示したテスト用具は、具体的には長さが２．３２８１
インチ（＝５９，１３３７４ｍｍ）で幅が３，２５０イ
ンチ（＝８２．５５０ｍｍ）であり、各表示片は長さが
２．５００インチ（ ＝ ６３．５００ｍｍ）で幅が０
．６８７５インチ（−１７．４６２５ｍｍ）であるが、
積層されたフィルム、表示片及び穴の比率が保たれてい
れば、同様の結果が得られるであろう。 第４図には、穴７６が表示片７２に一つだけ形成された
点を除き、二枚の透明な樹脂層の間に完全に挟まれた所
定の多孔質層からなる平行に分離した表示片７２と７４
とを有するとともに、第３図に示したテスト用呉４１に
極めて類似する用具もしくはカード７０が示されている
。表示片７４には穴は形成されていない。各表示片７２
．７４には、それぞれ表示インク７８．８０によりパタ
ーンが描かれている。測定穴７６を除き、表示片７２．
７４は、上下而と、８２から８８までの偶数で示した部
分における全エッジの周囲と、表示片７２と７４の間の
部分９０とにおいて完全に閉じられている。しかし、第
３図とは異なり、積層部９０は端部８２と８６の間で連
続してはおらず、積層されないブリッジ９２が設けられ
て、透明樹脂層の間で表示片７２と７４の間に通路が形
成されている。この通路は穴７６を別にすれば周囲の空
気には開かれておらず、表示片７４内や表示片７４を包
囲する非積層の周囲部分９６に残った空気等の流体は、
表示片７２内やその周囲の非積層部分９８に残った空気
、流体あるいはその他のガスなどと通じ合う。 第４図に示した配置では真空に対する抵抗力かより大き
い。表示片７２がたとえ第７図に示すように十分に変色
していたとしても、もう一つの表示片７４における変色
の割合は、ブリッジ９２の幅によって左右される。この
ブリッジ９２により、真空に対する抵抗として設けられ
た２つの表示片７２及び７４の有効長さはその実長より
も大きくなる。表示片７４の一部分だけが蒸気にさらさ
れており、しかもそれがブリッジ９２という限定された
通路を通じてのみさらされていることは重要である。し
たがって、第４図に示した表示片の構成では、１個のテ
スト用具らしくはカード７０で得られる有効な抵抗の範
囲を、その用具を小さな外形に保ったまま広げることが
できる。 第１図から第・ｔ図に示した表示片は矩形で平行である
が、これらは他の幾何学的な形状とずろことらできる。 例えば、第５図には、積層されたＶ形状の表示片１１２
がＬ形状の表示片１１４に対してブリッジ１２２によっ
てつながれた構造のボウイ・ディック・テスト用具１１
０か示されている。この表示片は、Ｌ形状の表示片１１
４を貫通して打ち抜かれた測定穴！１６を除いては、積
層体によって全体的に覆われている。■形状の表示片＋
１２の周囲の部分１１８は積層されておらず、この部分
は、Ｌ形状の表示片１１４の周囲の非積層部分１２０と
ブリッジ１２２により連通している。 第１図及び第３図から第５図では、蒸気の表示インクは
蒸気滅菌処理の実施されていないものとして示されてい
る。そしてこれと比較するため、第６図及び第７図には
、それぞれ、真空蒸気滅菌処理後における第３図及び第
４図のテスト用具が示されている。インクの一部分もし
くは大部分が沸く変色している。 【発明の効果】 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、ポ
ウイ・ディック・テスト用具を小型化することができる
。
２枚の透明な樹脂フィルムの間に挟まれている。第３図
では、表示片４０及び４２は矩形のものとして示されて
いるが、楕円形等の他の形状を使用することもできる。 積層された透明樹脂のフィルムは、表示片４０の周囲の
郎分４３では相互に接触しておらず、表示片４２の周囲
の部分４５も同様に接触していない。表示片４０と４２
は互いに平行で分離した位置に配置されており、それぞ
れ、４つのエッジ全ての周囲が覆われている。例えば、
５０から５６までの偶数で示した積層部分は表示片４０
と４２をその外側で囲んでいるが、積層郎５８は２つの
表示片を分離させている。表示片４０と４２は互いに同
一の長さであり、平行に離れて位置していて互いに重な
ってはいない。各表示片４０と４２には、それぞれ、表
示インク６０及び６２により表示パターンが描かれてい
る。また、各表示片４ ０．４ ２には、それぞれ、測
定穴６４．６６か打ち抜かれて形成されている。第３図
において、穴は、それぞれ、表示片４０及び４２におい
て一直線上に位置するエッン６５及び６７から同じ距離
のところに形成されている。測定穴６４及び６６は、そ
れぞれ、エッジ６５及び６７には近く、反対側のエッジ
からは離れている。第３図に示したテスト用具は、与え
られた真空度と蒸気テスト処理により両表示片が同じ長
さだけ濃く変色する二重構造である。仮に、表示片の一
方か測定穴を除いたところに積層されていない部分を有
するか、もしくは完全に閉じられていなければ、表示片
は、その全長に亙って、あるいは部分的により簡単に濃
く変色し、もう一方の表示片が濃く変色しにくいことで
、真空度があまり好ましくないことが示される。第３図
に示したテスト用具は、具体的には長さが２．３２８１
インチ（＝５９，１３３７４ｍｍ）で幅が３，２５０イ
ンチ（＝８２．５５０ｍｍ）であり、各表示片は長さが
２．５００インチ（ ＝ ６３．５００ｍｍ）で幅が０
．６８７５インチ（−１７．４６２５ｍｍ）であるが、
積層されたフィルム、表示片及び穴の比率が保たれてい
れば、同様の結果が得られるであろう。 第４図には、穴７６が表示片７２に一つだけ形成された
点を除き、二枚の透明な樹脂層の間に完全に挟まれた所
定の多孔質層からなる平行に分離した表示片７２と７４
とを有するとともに、第３図に示したテスト用呉４１に
極めて類似する用具もしくはカード７０が示されている
。表示片７４には穴は形成されていない。各表示片７２
．７４には、それぞれ表示インク７８．８０によりパタ
ーンが描かれている。測定穴７６を除き、表示片７２．
７４は、上下而と、８２から８８までの偶数で示した部
分における全エッジの周囲と、表示片７２と７４の間の
部分９０とにおいて完全に閉じられている。しかし、第
３図とは異なり、積層部９０は端部８２と８６の間で連
続してはおらず、積層されないブリッジ９２が設けられ
て、透明樹脂層の間で表示片７２と７４の間に通路が形
成されている。この通路は穴７６を別にすれば周囲の空
気には開かれておらず、表示片７４内や表示片７４を包
囲する非積層の周囲部分９６に残った空気等の流体は、
表示片７２内やその周囲の非積層部分９８に残った空気
、流体あるいはその他のガスなどと通じ合う。 第４図に示した配置では真空に対する抵抗力かより大き
い。表示片７２がたとえ第７図に示すように十分に変色
していたとしても、もう一つの表示片７４における変色
の割合は、ブリッジ９２の幅によって左右される。この
ブリッジ９２により、真空に対する抵抗として設けられ
た２つの表示片７２及び７４の有効長さはその実長より
も大きくなる。表示片７４の一部分だけが蒸気にさらさ
れており、しかもそれがブリッジ９２という限定された
通路を通じてのみさらされていることは重要である。し
たがって、第４図に示した表示片の構成では、１個のテ
スト用具らしくはカード７０で得られる有効な抵抗の範
囲を、その用具を小さな外形に保ったまま広げることが
できる。 第１図から第・ｔ図に示した表示片は矩形で平行である
が、これらは他の幾何学的な形状とずろことらできる。 例えば、第５図には、積層されたＶ形状の表示片１１２
がＬ形状の表示片１１４に対してブリッジ１２２によっ
てつながれた構造のボウイ・ディック・テスト用具１１
０か示されている。この表示片は、Ｌ形状の表示片１１
４を貫通して打ち抜かれた測定穴！１６を除いては、積
層体によって全体的に覆われている。■形状の表示片＋
１２の周囲の部分１１８は積層されておらず、この部分
は、Ｌ形状の表示片１１４の周囲の非積層部分１２０と
ブリッジ１２２により連通している。 第１図及び第３図から第５図では、蒸気の表示インクは
蒸気滅菌処理の実施されていないものとして示されてい
る。そしてこれと比較するため、第６図及び第７図には
、それぞれ、真空蒸気滅菌処理後における第３図及び第
４図のテスト用具が示されている。インクの一部分もし
くは大部分が沸く変色している。 【発明の効果】 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、ポ
ウイ・ディック・テスト用具を小型化することができる
。
第Ｉ図は本発明に係るボウイ・ディック・テスト用具の
平面図、第２図は本発明に係るボウイ・ディック・テス
ト用具の積層を示すための第１図の２−２線断面図、第
３図は第１図に示したボウイ・ディック・テスト用具の
変形例を示す平面図、第４図（よ第１図に示したポウイ
・ディック・テスト用具の第２の変形例を示す平面図、
第５図は第１図に示したボウイ・ディック・テスト用具
の第３の変形例を示す平面図、第６図は第３図に示した
ポウイ・ディック・テスト用具の蒸気処理後の平面図、
第７図は第４図に示したボウイ・ディック・テスト用具
の蒸気処理後の平面図である。 １ ０，４ １，７ ０，１ １ ０・・・ボウイ・デ
ィック・テスト用具、Ｉ ２，４ ０，４ ２，７ ２
，７４，１ １ ２１１４・・・ンート（表示片）、１
４，６ ０，６ ２，７ ８，８０・・・表示インク
、２ ０．２ ２・・・樹脂フィルム、２，ｉ，２６，
２８，３０，５０，５２，５４，５６ ５８．８ ２
，８ ４，８ ６，８ ８．９ ０・・・積層部分、３
２．４ ３，４ ５，９ ６，９ ８４ １ ８．１
２ ０・・・非積層部分、３６，６４．６６，７６，１
１６・・・測定穴、３７，３９，６５．６７・・・エッ
ジ、９２，１２２・・・ブリッジ 特 許 出 願 人 エドワード・ウェブク・インコー
ポレイテッド 代 理 人 弁理士 青山 葆 （ほか１名）手続補正
書（方式） 平成 ２年１２ｎＩＩＥＩ
平面図、第２図は本発明に係るボウイ・ディック・テス
ト用具の積層を示すための第１図の２−２線断面図、第
３図は第１図に示したボウイ・ディック・テスト用具の
変形例を示す平面図、第４図（よ第１図に示したポウイ
・ディック・テスト用具の第２の変形例を示す平面図、
第５図は第１図に示したボウイ・ディック・テスト用具
の第３の変形例を示す平面図、第６図は第３図に示した
ポウイ・ディック・テスト用具の蒸気処理後の平面図、
第７図は第４図に示したボウイ・ディック・テスト用具
の蒸気処理後の平面図である。 １ ０，４ １，７ ０，１ １ ０・・・ボウイ・デ
ィック・テスト用具、Ｉ ２，４ ０，４ ２，７ ２
，７４，１ １ ２１１４・・・ンート（表示片）、１
４，６ ０，６ ２，７ ８，８０・・・表示インク
、２ ０．２ ２・・・樹脂フィルム、２，ｉ，２６，
２８，３０，５０，５２，５４，５６ ５８．８ ２
，８ ４，８ ６，８ ８．９ ０・・・積層部分、３
２．４ ３，４ ５，９ ６，９ ８４ １ ８．１
２ ０・・・非積層部分、３６，６４．６６，７６，１
１６・・・測定穴、３７，３９，６５．６７・・・エッ
ジ、９２，１２２・・・ブリッジ 特 許 出 願 人 エドワード・ウェブク・インコー
ポレイテッド 代 理 人 弁理士 青山 葆 （ほか１名）手続補正
書（方式） 平成 ２年１２ｎＩＩＥＩ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適した
真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテストし
て記録を永久に保存する用具を形成する方法にして、 蒸気に対して反応する表示インク（１４、６０、６２）
による表示面が表面に形成された多孔質材料のシート（
１２、４０、４２）を、蒸気と空気の不浸透性を有する
高分子材料からなる層（２０、２２）の間に、小さな測
定部分（３６、６４、６６）を除いて上記シート（１２
、４０、４２）が周囲の空気に対してほぼ完全に遮断さ
れるように重ね合わせる工程を含み、それによって空気
の排出に対する十分な抵抗を得るようにしたことを特徴
とする記録保存テスト用具の形成方法。 （２）、上記シート（１２）を重ね合わせた後に上記小
さな測定部分（３６）を形成する工程を含むことを特徴
とする請求項１記載の記録保存テスト用具の形成方法。 （３）、上記小さな測定部分（３６）を形成するために
、上記の重ね合わせたシート（１２）を貫通する穴（３
６）を少なくとも一つは形成する工程を含むことを特徴
とする請求項２記載の記録保存テスト用具の形成方法。 （４）、上記シート（１２）が１００ポンドの吸取紙の
台紙からなることを特徴とする請求項１記載の記録保存
テスト用具の形成方法。 （５）、上記シート（４０、４２）が少なくとも２枚の
平行に分離した小片で構成され、各小片（４０、４２）
が小さな測定部分（６４、６６）を除いて略全体的に覆
われることを特徴とする請求項１記載の記録保存テスト
用具の形成方法。 （６）、上記小さな測定部分（６４、６６）を形成する
ために、積層された小片（４０、４２）の一方の端部か
ら離れた位置でシートを貫通する穴を形成するようにし
たことを特徴とする請求項５記載の記録保存テスト用具
の形成方法。 （７）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適した
真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテストし
て記録を永久に保存するテスト用具を形成する方法にし
て、 蒸気に対して反応する表示インク（７８、８０）による
表示面が表面に形成され且つ多孔質材料からなる平行に
分離した少なくとも２枚の小片（７２、７４）を、蒸気
と空気の不浸透性を有する高分子材料からなる層の間に
、該小片の一方（７２）に形成される小さな測定部分（
７６）を除いて上記各小片（７２、７４）が周囲の空気
に対して全体的に遮断されるように重ね合わせる工程と
、 上記各小片（７２、７４）を重ね合わせた層の間で流体
の通路（９２）により連通させる工程を含むことを特徴
とする記録保存テスト用具の形成方法。 （８）、上記小片の一方（７２）の端部の近くで該一方
の端部から離れた位置に該小片（７２）を貫通する穴（
７６）を形成し、上記流体の通路（９２）が他方の端部
付近に形成されることを特徴とする請求項７記載の記録
保存テスト用具の形成方法。 （９）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適した
真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテストし
て記録を永久に保存するテスト用具を形成する方法にし
て、 それぞれ蒸気に対して反応する表示インクによる表示面
が表面に形成された多孔質材料のＬ形状の小片（１１４
）をＶ形状の小片（１１２）と組み合わせて、蒸気と空
気の不浸透性を有する高分子材料からなる層の間に、該
小片の一方（１１４）に形成される小さな測定部分（１
１６）を除いて上記各小片（１１２、１１４）が周囲の
空気に対して全体的に遮断されるように重ね合わせる工
程と、 上記各小片（１１２、１１４）を重ね合わせた層の間で
流体の通路（１２２）により連通させる工程を含むこと
を特徴とする記録保存テスト用具の形成方法。 （１０）、上記流体の通路（１２２）は上記Ｌ形状の小
片（１１４）のベース部分の近傍に形成され、上記小さ
な測定部分（１１６）は上記Ｌ形状の小片（１１４）に
形成されたことを特徴とする請求項９記載の記録保存テ
スト用具の形成方法。 （１１）、上記小さな測定部分（１１６）を形成するた
めに、上記Ｌ形状の小片（１１４）の細長い部分の上部
を貫通する穴を、該Ｌ形状の小片（１１４）の上端から
離した位置に形成することを特徴とする請求項１０記載
の記録保存テスト用具の形成方法。 （１２）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適し
た真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテスト
して記録を永久に保存するテスト用具において、 蒸気に対して反応する表示インク（１４、６０、６２）
による表示面が表面に形成された多孔質材料のシート（
１２、４０、４２）と、 小さな測定部分（３６、６４、６６）を除いて上記シー
ト（１２、４０、４２）が周囲の空気に対してほぼ完全
に遮断されるように、蒸気と空気の不浸透性を有する高
分子材料からなる少なくとも２つの重ね合わされた層（
２０、２２）とを有し、 空気の排出に対する十分な抵抗を得るようにしたことを
特徴とする記録保存テスト用具。（１３）、上記小さな
測定部分（３６）は上記積層されたシート（１２）を貫
通する少なくとも１個の穴からなることを特徴とする請
求項１２記載の記録保存テスト用具。 （１４）、上記シート（１２）は１００ポンドの吸取紙
の台紙であることを特徴とする請求項１２記載の記録保
存テスト用具。 （１５）、上記シート（４０、４２）は少なくとも２枚
の平行に分離した小片で構成され、それぞれ、小さな測
定部分（６４、６６）を除いて略全体的に覆われたこと
を特徴とする請求項１２記載の記録保存テスト用具。 （１６）、上記小さな測定部分（６４、６６）は上記各
小片（４０、４２）を貫通する穴で構成され、該穴（６
４、６６）は該各小片（４０、４２）の一端から離して
配置されたことを特徴とする請求項１５記載の記録保存
テスト用具。 （１７）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適し
た真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテスト
して記録を永久に保存するテスト用具において、 蒸気に対して反応する表示インク（７８、８０）による
表示面が表面に形成された少なくとも２枚の平行に分離
された多孔質材料の小片（７２、７４）と、上記小片の
一方（７２）に形成された小さな測定部分（７６）を除
いて上記小片（７２、７４）が周囲の空気に対してほぼ
完全に、遮断されるように、蒸気と空気の不浸透性を有
する高分子材料からなる少なくとも２つの重ね合わされ
た層と、 上記重ね合わせた層の間で上記小片（７２、７４）間を
連通する流体の通路（９２）を有することを特徴とする
記録保存テスト用具。 （１８）、上記小さな測定部分（７６）は、上記小片の
一方（７２）における一つの端部の近くで該端部から離
れた位置に該小片（７２）を貫通する穴で構成され、上
記流体の通路（９２）は他方の端部付近に形成されたこ
とを特徴とする請求項１７記載の記録保存テスト用具。 （１９）、ボウイ・ディック・テストを行なうのに適し
た真空状態を作るために、蒸気滅菌装置の効果をテスト
して記録を永久に保存するテスト用具において、 それぞれ蒸気に対して反応する表示インクによる表示面
が表面に形成された多孔質材料からなるＬ形状の小片（
１１４）及びＶ形状の小片（１１２）と、上記小片の一
方（１１４）に形成された小さな測定部分（１１６）を
除いて上記各小片（１１２、１１４）が周囲の空気に対
してほぼ完全に遮断されるように、該各小片（１１２、
１１４）の上下面とエッジの回りで重ね合わせられた蒸
気と空気の不浸透性を有する高分子材料からなる少なく
とも２つの層と、 上記重ね合わせた層内で上記小片（１１２、１１４）間
を連通する流体の通路（１２２）と、を有することを特
徴とする記録保存テスト用具。 （２０）、上記流体の通路（１２２）は上記Ｌ形状の小
片（１１４）のベース部分の近傍に形成され、上記小さ
な測定部分（１１６）は上記Ｌ形状の小片（１１４）の
上端部においてその端から離した位置に形成された穴で
構成されたことを特徴とする請求項１９記載の記録保存
テスト用具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/402,379 US5204062A (en) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | Bowie-dick test device |
| US402,379 | 1989-09-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03162861A true JPH03162861A (ja) | 1991-07-12 |
| JP3169957B2 JP3169957B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=23591636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23692090A Expired - Fee Related JP3169957B2 (ja) | 1989-09-05 | 1990-09-05 | 記録保存テスト用具の形成方法及び記録保存テスト用具 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5204062A (ja) |
| EP (1) | EP0416504B1 (ja) |
| JP (1) | JP3169957B2 (ja) |
| AT (1) | ATE107865T1 (ja) |
| AU (1) | AU635300B2 (ja) |
| CA (1) | CA2023062C (ja) |
| DE (1) | DE69010291T2 (ja) |
| IE (1) | IE903001A1 (ja) |
| NO (1) | NO903846L (ja) |
| ZA (1) | ZA906590B (ja) |
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