JPH03162616A - ジャイロのドリフト補正装置 - Google Patents

ジャイロのドリフト補正装置

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JPH03162616A
JPH03162616A JP1301545A JP30154589A JPH03162616A JP H03162616 A JPH03162616 A JP H03162616A JP 1301545 A JP1301545 A JP 1301545A JP 30154589 A JP30154589 A JP 30154589A JP H03162616 A JPH03162616 A JP H03162616A
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JP
Japan
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gyro
drift
temperature
memory
characteristic data
Prior art date
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Pending
Application number
JP1301545A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Ono
宗之 大野
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Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ジャイロの出力が温度等によって変動する
、いわゆるドリフト現象を補正するためのジャイロのト
リフト補正!I置の改良に間する.[従来の技術] 従来、この種のジャイロのドリフト現象に対処する技術
は、例えば特開昭63−285411号公報に示されて
いる。
該従来の技術は、円筒状の振動体の振動方向を変位検出
器で検出する構造にすることにより、ドリフト現象その
ものを減少するものである。
しかしながら、ドリフト現象を皆無にすることは極めて
困難であり、何等かの手段や方法によってドリフト補正
を行なう必要があった.例えば、車両に搭載したジャイ
ロでは、次に示すごとき処理によってドリフト補正を行
なっていた. すなわち、前記ジャイロは角速度に応じたレベルの電圧
を出力しており、角速度はジャイロの基準レベルと前記
出力電圧レベルとの差によって演算するが、前記出力電
圧レベルはドリフト現象によって変動する. その為、ドリフト現象とともに前記ジャイロの基準レベ
ルを可変することにより、角速度の検出精度の向上を図
っていた。ここに於いて、ジャイロの基準レベルを可変
することをドリフト補正という. そして、車両に搭載したジャイロでは、車両が停止時の
ジャイロの出力電圧レベルを基準レベルとして採用する
ことによりドリフト補正を行なっていた. [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、車両が一旦走行した後は停止する機会は
少く、その為、前記のごとくドリフト補正の必要がある
にも拘らずドリフト補正する機会が少く、角速度の検出
精度が低下していた.[問題点を解決するための手段] この発明は、前記ドリフト現象がほとんどジャイロの内
部温度によって生じ、またジャイロの出力電圧レベルが
ジャイロの内部温度に応じて変動する割合(これを、以
下単に「ドリフト特性」と言う.)が、個々のジャイロ
毎に一定の傾向を示すことに着目して成されたものであ
る。
そして、この発明は、予め記憶したドリフト特性とジャ
イロの内部温度に基づきジャイロのドリフト補正を行な
うことによって、ドリフト補正の頻度を増加し、角速度
の検出精度を向上することを目的としたものである。
そして、この発明に係るジャイロのドリフト補正装置は
、前記目的を達成するために、ジャイロの内部温度を測
定して温度データを出力する温度センサと、ジャイロの
内部温度に対応したドリフト特性データを記憶するメモ
リと、前記温度センサから温度データを人力し、かつ、
前記メモリから前記温度データに対応したドリフト特性
データを読み出し、前記ドリフト特性データによってジ
ャイロの基準レベルを補正する演算部とを有する.[ 
 作       用  ] この発明に係るジャイロのドリフト補正装置は、前記し
た構成手段を有するので、次のように作用する。
すなわち、前記演算部は例えば所定時間毎に温度センサ
から温度データを入力し、次いで、メモリをアクセスし
、前記温度データに対応したドリフト特性データを読み
出す。そして、前記演算部は、前記トリフト特性データ
によってジャイロの基準レベルをドルフト補正をする。
[第1実施例] 第1図〜第3図は、この発明の第1実施例を示した図面
であり、第l図はR%ブロック図、第2図は該第1実施
例のアルゴリズムを示すフローチャート、第3図はドリ
フト特性図である。
以下、第1図〜第3図に基づき第1実施例を説明する。
第1図に於いて、lほこの発明に係るドリフト補正装置
であり、温度センサI1、メモリ12、演算部13、A
−D変換器14.15によって構成している。
詳しくは、前記温度センサ1lは、ジャイロ2の内部温
度を測定して温度データを出力するものであり、A−D
変換器15を介して演算部13に接続している.また、
前記メモリ12は、ジャイロ2の内部温度に対応したド
リフト特性データを記憶するものであり、前記演算部1
3に接続している。また、前記演算部13は、前記温度
センサ11から温度データを入力し、かつ、前記メモリ
12から前記温度データに対応したドリフト特性データ
を読み出し、前記ドリフト特性データによってジャイロ
の基準レベルを補正するものであり、例えばCPUによ
って構成している.そして、演算部13は、前記温度セ
シサ11、メモリ12、ジャイロ2及び車速センサ3を
前段に接続し、負荷5の制御部4を後段に接続している
次に、第1実施例に示す演算部13の作動を第2図に示
すアルゴリズムにもとづき説明する。
先ず、ステップ+01では、ジャイロ2の内部温度に対
応したドリフト特性を測定し、メモリ12に記憶する。
該ステップ+01に於けるドリフト特性の測定は、次の
ように行なう. すなわち、例えば恒温槽の中にジャイロ2を放置し、低
温から高温まで、例えば20(’C)間隔で温度を可変
し、各温度に於いてジャイロ2の出力電圧を測定する。
第3図に示す特性図は、この測定結果を例示したもので
ある。そして、この測定結果はドリフト特性データとし
てメモリ+2に記憶する。尚、該メモリI2は、その用
途から不揮発性メモリが適しているが、バックアップ電
源を備えることが可能であれば揮発性メモリを使用して
も問題はない。
次いで、ステップ102〜104を実行する。
該ステップ102〜104のステップは、ジャイロ2を
車両に搭載しk以降に実行するステップである。
先ず、ステップ102では、例えば所定時間毎に演算部
13の人力ゲートを開き、ジャイロ2から演算部13に
温度データを入力し、ジャイロ2の内部温度を測定する
. 次いで、ステップ+03では、上記ステップ+02で測
定したジャイロ2の内部温度に対応したドリフト特性デ
ータを、メモリ12から読み出す。
次いで、ステップ+04では、ジャイロ2の基準レヘル
を、上記トリフト特性データによって補正する。例えば
、ジャイロ2の内部温度がt6(”C)からt7(”C
)に変化した時、ジャイロ2の基準レベルは次のように
補正する。
すなわち、第3図によれば、ジャイロ2の内部腿び 温度が、 t6(”C)率味t 7 (’C)のとき、
ドリフト特性値はa(s+V)及びb[mV)である。
したがって、ジャイロ2の内部温度がt 6 (”C)
からt 7 (’C)に変化した時、ジャイロ2の基準
レベルab をb−☆(mV)  に可変することにより、ドリフト
補正を行なうことができる。
[第2実施例] 第4図及び第5図は、この発明の第2実施例を示した図
面であり、第4図は該第2実施例のアルゴリズムを示す
フローチャート、第5図はドリフト特性図である.尚、
該第2実施例のブロック図示 は前記した第1*施例のものと同一であり、図番及びそ
の説明は省略する. 以下、第2実施例を第4図に示すアルゴリズムに基づき
説明する。
該第2実施例は、学習機能を包含している。
ここでいう学習機能とは、車両が停止する毎にジャイロ
2が出力するデータを蓄積し、その平均値に基づいてド
リフト特性データを更新する機能をいう。この学習機能
によって、ドリフト特性データを真の値に収束すること
ができる。
そして、前記学習機能は、第4図のステップ201及び
ステップ202に示している。
先ず、ステップ201では、車両が停止時に、ジャイロ
2の出力データをジャイロ2の内部温度に対応して随時
メモリ12に蓄積する。
前記車両が停止しているか否かの判定は、車速センサ3
からの人力によって判定する。
次いで、ステップ202では、前記メモリ12に蓄積し
たジャイロ2の出力データを随時平均し、該平均値に基
づきドリフト特性データを更新し、メモリ12に記憶す
る。
例えば、第5図に於いて、ステップ201で得られた×
印群で示す出力データは、ステップ202て平均し、そ
の結果、実線で示すドリフト特性データを得る.そして
、該ドリフト特性データは、前記出力データの蓄積量が
増加するにしたがい、真の値に収束することと成る. [発明の効果] 以上詳細に説明したとおり、この発明は、演算部が予め
記憶したドリフト特性とジャイロの内部温度に基づきジ
ャイロのドリフト補正を行なうようにしたことに特徴が
有り、これにより、ドリフト補正の処理頻度が増加し、
角速度の検出精度が向上できる効果がある。
更に、ドリフト補正に学習機能を包含することにより、
ドリフト特性データを真の値に収束することができ、角
速度の検出精度をより一層向上することができる.
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す電気ブロック図、
第2図は第1実施例のアルゴリズムを示すフローチャー
ト、第3図は第1実施例の作動を説明するドリフト特性
図である。また、第4図は第2実施例のアルゴリズムを
示すフローチャート、第5図は第2実施例の作動を説明
するドリフト特性図である. 1・・・ドリフ ト補正装置、 1l・・・温度センサ、 12・・・ メモ1ハ 13・・・演算部、 2 ・・・ジャイロ、 3 ・・・車速セ ンサ. 以 上 特 許 出 願 人 ナ イ ル ス 部 品 株 式会 社 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)温度センサ(11)と、メモリ(12)と、演算部
    (13)とを有し、該演算部(13)が前記温度センサ
    (11)と前記メモリ(12)を接続しているジャイロ
    のドリフト補正装置に於いて、 前記温度センサ(11)は、ジャイロ(2)の内部温度
    を測定して温度データを出力するものであり、 前記メモリ(12)は、ジャイロ(2)の内部温度に対
    応したドリフト特性データを記憶するものであり、 前記演算部(13)は、前記温度センサ(11)から温
    度データを入力し、かつ、前記メモリ(12)から前記
    温度データに対応したドリフト特性データを読み出し、
    前記ドリフト特性データによってジャイロの基準レベル
    を補正するものであることを特徴とするジャイロのドリ
    フト補正装置。 2)前記演算部(13)が、予め、ジャイロ(2)の内
    部温度に対応したドリフト特性を測定し、メモリ(12
    )に記憶する手段と、 次いで、ジャイロ(2)の内部温度を測定する手段と、 次いで、前記ジャイロ(2)の内部温度に対応したドリ
    フト特性データを前記メモリ(12)から読み出す手段
    と、 次いで、前記ドリフト特性データによって ジャイロ(2)の基準レベルを補正する手段とを有する
    請求項1)記載のジャイロのドリフト補正装置。 3)前記演算部(13)が、車両が停止時に、ジャイロ
    (2)の出力データをジャイロ(2)の内部温度に対応
    して随時メモリ(12)に蓄積する手段と、 次いで、前記メモリ(12)に蓄積したジャイロ(2)
    の出力データを平均し、該平均値に基づきドリフト特性
    データを更新し、メモリ(12)に記憶する手段と、 次いで、ジャイロ(2)の内部温度を測定する手段と、 次いで、前記ジャイロ(2)の内部温度に対応したドリ
    フト特性データを前記メモリ(12)から読み出す手段
    と、 次いで、前記ドリフト特性データによって ジャイロ(2)の基準レベルを補正する手段とを有する
    請求項1)記載のジャイロのドリフト補正装置。
JP1301545A 1989-11-20 1989-11-20 ジャイロのドリフト補正装置 Pending JPH03162616A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03221811A (ja) * 1990-01-26 1991-09-30 Sumitomo Electric Ind Ltd オフセット補正機能を有する方位検出装置
CN106500728A (zh) * 2016-10-26 2017-03-15 北京小鸟看看科技有限公司 一种陀螺仪的温度漂移补偿方法和装置

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