JPH03162601A - ナットの検査装置 - Google Patents

ナットの検査装置

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JPH03162601A
JPH03162601A JP30141789A JP30141789A JPH03162601A JP H03162601 A JPH03162601 A JP H03162601A JP 30141789 A JP30141789 A JP 30141789A JP 30141789 A JP30141789 A JP 30141789A JP H03162601 A JPH03162601 A JP H03162601A
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main shaft
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Kiyokatsu Segami
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 木番allほナ・ソトの檜杏藷置に係るものであって、
螺講の検査、外形寸法の検査等を簡易且つ迅速に行おう
とするものである. 従来の技術 従来、ナットの螺講の検査を行うには、作業者がネジブ
ラグゲージを手で回転しながらナットに挿入し、螺着し
たわしプラグゲージとナットのわじ固さでナットの良否
の判定を行っている。またナットの外形寸法を測定する
場きには、作業者がノギス、マイクロメーター等の計測
具を使用してナットの検査を行っていた. しかしながら、これらの方法は人手によりナットを一一
)づつ検査するものであるから、多量のナットを全数検
査するためには、多くの人手と工数を必要とし、コスト
上昇の原因となるものであった。
また作業者の経験や感に頼る事が大きいので、検査基準
が曖昧となって、検査き格品に不良なナットが混入する
可能性があり、品質管理上に於いて問題を生じていた。
また卓上ボール盤にねしプラグゲージ、タップ等を装着
し、ナットのねし浚い作業を行う方法も存在するが、こ
の方法ではナットの螺溝の検査と外形寸法検査の両方を
行う事ができず、手数が掛かり、作業性が向上できない
ものであった。
発明が解決しようとする課題 本発明は上述のごとき課題を解決しようとするものであ
って、ナットの検査を行う場きに、ナットの螺講の検査
と、ナットの外形寸法の検査を同時に両方行えるように
し、作業性と検査の正確性を向上しようとするものであ
る. 課題を解決するための手段 本発明は上述のごとき課題を解決するため、ナットを進
退可能で回転不能に係合する嵌b口をチャックに形成し
、このチャック内に、ナットを螺着しナットの螺講を検
査するプラグゲージを嵌き口に望ませて位置し、このブ
ラグゲージを、回動手段で回動する主軸に固定して回動
可能にするとともにプラグゲージへの螺着に伴うナット
の引き込みにより押圧されるホルダーを、主軸の外周に
摺動自在に位置し、このホルダーの押圧摺動を感知する
ホルダー感知部を設け、このホルダー感知部の感知信号
発生時に於ける嵌き口からのナットの最適突出長さ寸法
よりも少しだけ外方位置に、ナットの長さの感知部を設
けるとともにホルダー感知部の感知信号により回動手段
を逆転可能として戊るものである. また回動手段は、主軸と連動するクラッチユニットに逆
転用電動機と、トルクリミッターを介装した正転用電動
機を接続しても良い. また回動手段は、正逆回転可能な電動機を設け、回転ト
ルクの負荷を検知可能に形成しても良い.また嵌き口の
下端は、検査完了のナットを良品貯留部と不良品貯留部
に選別誘導するためのバタフライを設けた仕分機構を、
臨ませても良い.またバタフライは、良品、不良品の検
知信号によって作動するソレノイドに接続して、ナット
の誘導を行うものであっても良い。
またバタフライは、良品、不良品の検知信号によって作
動するロータリーアクュエーターに接続して、ナットの
誘導を行うものであっても良い.本発明は上述のごとく
構成したものであるから、ナットの検査を行うには、チ
ャックに形戒した嵌合口にナットの頭部を挿入する.こ
の嵌合口はナットの頭部の基準外形寸法に合致して形戒
されているので、検査するナットの外形がこの嵌合口よ
りも大きい場合には、ナットを嵌合口に挿入する事が不
可能となる.またこの挿入したナットの螺講入口を、チ
ャック内に於で嵌合口に臨ませたブラグゲージに接触さ
せる.このブラグゲージは回動手段と接続する主軸に固
定され、この主軸は回動手段によって正転方向に回転し
ているから、この回転するプラグゲージにナットが接触
すると、プラグゲージはナットの螺溝に螺入し、この際
にナットを共廻りさせようとするが、ナットは嵌合口に
よって回転を阻止され、進退方向の移動のみを可能とし
ているので、ナットはプラグゲージと共廻りする事なく
、プラグゲージに螺着され、ナットはチャック内に引き
込まれるものとなる.このチャックに引き込まれたナッ
トは、主軸外周のホルダする.このホルダーの摺動はホ
ルター感知部で感知され、ブラグゲージとナットの螺着
が正常である感知信号を発生させる.またこの感知信号
の発生時に於いて、嵌今口から突出するナットの突出寸
法をナットの長さ感知部で感知させ、この突出寸法が′
a合長さであれば、ナット長さの感知部が、ナットの長
さが正常である感知信号を発生する.モして螺着正常の
感知信号とナット長さ正常の感知信号の両方の感知信号
が確認された時にだけ、このナットを良品と判断する事
ができる.そしてホルダー感知部から螺着正常の感知信
号が発生されると、ナットの良品、不良品力結果に拘わ
らず、回動手段は正転している主軸を逆転させ、螺着状
態のフ゜ラグゲージをナット中で逆転し、ナットを挿入
方向とは逆の離脱方向に徐々に移動させ、検査したナッ
トをチャックから離脱させる事ができる. またナットの螺講形成が不良で、プラグゲージとナット
との螺着状態がきつい場合には、正常ナットの検査時よ
りも強いトルクが主軸に掛かるので、このトルクを感知
した回動手段は、正方向の回転を逆転して、ナットにプ
ラグゲージをこれ以上螺入しないから、ナットやブラグ
ゲージの螺溝を強い回転トルクで破損させるような事が
なく、プラグゲージとナットの無理な螺入による固着を
防止できる. このようにナットの検査を行う場合に、作業者が道具等
を用いて一つづつ行うのではなく、プラグゲージに螺着
したナットを、ホルダー感知部とナットの長さ感知部で
感知して、螺溝の検査と長さの検査の両方を同時に行え
るものであるから、従来の検査方法の如く多くの人手や
工数を必要とせず、ナットの検査を容易に行え、多量の
ナットを検査する場合にも、コストを低減して良好な検
査を行えるものである. また回動手段は、主軸と連動するクラッチユニットに逆
転用電動機と、トルクリミッターを介装した正転用電動
機を接続すれば、クラッチユニットの作動で正転、逆転
の切り換えを容易に行う事ができ、また主軸の正転時に
強いトルクが掛かった場合にも、トルクリミッターがス
ベリを生じて、必要以上のトルクを主軸に与えるような
事がなく、ブラグゲージとナットの固着を防止できる.
また回動手段は、正逆回転可能な電動機を設け、回転ト
ルクの負荷を検知可能に形成すれば、電動機を二つ設け
て主軸を正転、逆転する必要がなく、一つの電動機で廉
価に行え、また主軸に強いトルクが掛かった場合にも、
このトルクを感知して主軸を停止、逆転できるので、プ
ラグゲージとナットの固着を防止できる. また嵌合口の下端は、検査完了のナットを良品貯留部と
不良品貯留部に選別誘導するためのバタフライを設けた
仕分機楕を、臨ませれば、検査の完了したナットを仕分
けする場合に、人手による多くの工数を必要とする事が
なく、省力化した仕分作業が可能なものとなる。
またバタフライを、良品、不良品の検知信号によって作
動するソレノイドにより制御すれば、機楕を簡略し、ナ
ットの誘導を行うものとすれば、+,.,ト/7′I拾
婁/7′1本士思L一広1′1 t<々フライを任童の
方向に傾斜して、検査の完了したナットを、良品貯留部
または不良品貯留部に確実に誘導する事ができる.また
ロータリーアクチュエーターに接続してナットの誘導を
行うものとすれば、バタフライの作動反応を早くし、高
速での選別作業を可能とする。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、(1
)は嵌合口で、ナット(2)の頭部の基準外形寸法に合
致してチャック(3〉の端面に開口し、挿入したナット
(2)を進退可能で回転不能に係合する.また、この嵌
合口(1〉から突出したナット(2)の長さを感知する
ための感知部(4)を、チャック(3)の外周面に.設
けたブラケット(5)に固定して、嵌合口(1)からナ
ット(2)の最適寸法よりも少しだけ外方寄りに位置さ
せている.またこの嵌合口〈1)と連通するナット(2
〉の挿入室〈6)を、チャック(3)の内部に形成し、
この挿入室(6)には、ナット(2)の螺溝を検査する
プラグゲージ(7)を晦合目(1)に臨ませて俯置する
とともにこのプラグゲージ(7)の外周に、ナット(2
)の挿通間隔を介してガイドリング(8)を挿入室(6
)内で進退可能に形成し、このガイドリング(8)を嵌
合口(1)に押圧する押圧発条(10)を設けている。
またプラグゲージ(7〉は基端部(11)をテーパー状
に形成し、ケーシング(12)に軸受部(13)で軸支
された主軸(14)の先端に挿入固定している.この主
軸(14)は中空状に形戒され、挿入固定したプラグゲ
ージ(7)に先端を臨ませた押圧杆(15)を挿通する
とともにこの押圧杆(15)を、主軸(14〉の他端に
設けた螺子部(16)により進退可能に螺着して、押圧
杆(15)の押圧によりプラグゲージ(7)の主軸(1
4〉からの離脱を可能としている. また主軸(14)の外周に、チャック(3)に軸方向の
端面を固定した環状のホルダー(17)を位置し、この
ホルダー(17)には、軸受部(13)がら突出して主
軸(14)を被覆する挿通部(18)を摺動可能に挿通
し、この挿通部(18)の外周に、常時はチャック(3
)方向にホルダー(l7)を付勢する発条(20)を形
成している.またナット(2)の適性引き込み状態に於
けるホルダー(■7)の押圧摺動を感知するために、ホ
ルダー(17)の外周部分に摺動感知片(21)を突設
し、この摺動感知片(21〉にホルダー〈17)の摺動
間隔を介してホルダー感知部(22)を位置している. また同様にホルダー〈17〉の外周には、捩れ感知片〈
23〉を突出し、ブラグゲージ(7〉I\のナット(2
〉の螺着が設定値以上に強く、正常な螺着が行なわれな
い場きには、プラグゲージ(7〉の回転力で、ナット(
2)をホルダー(17)とともにに回転しようとするか
ら、ホルダー(17)が一定角度回転し、捩れ感知片(
23)を捩れ感知部(24)に突当て、ナット(2)に
プラグゲージ(7)が固着したり、異常に強く螺着した
時に、ホルダー(17)に生じる異常トルクを感知可能
としている。
また主軸(14)の他端にプーリ(25〉を固定し、こ
のプーリ(25)を介して主軸(14〉に回動手段(2
6)を接続している.この回動手段〈26〉は、主軸(
14〉と連動するクラッチユニット(27)を設け、こ
のクラッチユニット(27)に、逆転用電動機〈28〉
と、トルク調整用のトルクリミッター(30)を介装し
た正転用電動機(31)を接続して、主軸(14)を回
転可能としている。
また、回動千段(26〉は、正逆回転可能な電動機を設
け、ホルダー感知部(22)の感知信号、捩jL感知部
(24)の感知信号等により、または主軸(l4)にト
ルク変換器を設けたり、電動機の負荷電流を検出する事
により、回転トルクの負荷を検知可能に形成し、この検
知信号で電動機を逆転して、ブラグゲージ(7)をナッ
ト(2)から離脱できるものとしている.また主軸(1
4)に強いトルクが掛かった場合にも、回転トルクの負
荷を検知して、主軸(14)を逆転可能である。
また本実施例に於いては、検査が完了したナット(2)
を、良品貯留部と、不良品貯留部に仕分けるための仕分
機楕(32)を、ナット(2)を離脱する嵌合口(1〉
の下端に臨ませて設けている.この仕分機i(32)は
、第1図、第2図に示す如く良品 不良品用のトヨ型の
シューター(33)(34)を軸芯から左右に振り分け
て形戒し、このシューター(3 3 )(3 4 )上
に、検査完了のナット(2)を良品貯留部方向または不
良品貯留部方向に選別誘導するためのバタフライ(35
)を支軸(43)に接続して回動自在に設け、このバタ
フライ(35)の一方に付勢発条(36)を接続すると
ともにこのバタフライ(35)の他方に、良品、不良品
の検知信号によって入切する電気により作動するソレノ
イド(37)を接続してナット(2〉の誘導を可能とし
ている.このソレノイド(37)を用いれば、機構を簡
略することが可能となる.また、バタフライ(35)を
、第4図に示す如く良品、不良品の検知信号によって導
入される加圧流体により作動するロータリーアクチュエ
ーター(39)に接続しても良く、この場合は、バタフ
ライ(35〉の高速作動が可能となり、能率の良い選別
を可能にする。
また嵌合口(1)へのナット(2)の挿入方法を、特別
な移送方法を設ける事なく、人手を介して一つづつ挿入
する事により行っても良いし、またこのナット(2)の
挿入を、第3図に示すような前工程と接続する移送装置
により行っても良い.この移送装置は、前工程のナット
(2)を搬送するためのパーツフィーダー等の供給手段
(38〉を有し、この供給手段(38)を、ナット(2
)を収納する収納部(40〉に接続している.また、こ
の収納したナット(2)を、一つづつ抜き出すための移
送手段(4l)を収納部(40)に臨ませて設け、この
移送手段(4l)の移送方向には、ナット(2)を非検
査方向から磁着する磁着ホルダー(42〉を形成し、こ
の磁着ホルダー(42)に磁着されたナット(2)を、
検査の挿入方向から嵌合口{1}に挿入可能としている
. 上述の如く楕戊したものに於で、ナット(2)の検査を
行うには、チャック(3)に形成した嵌合口(1)に、
ナット(2)の頭部を手作業または自勤杆送機楕により
挿入する.この嵌合口(1)はナット(2)の頭部の基
準外形寸法にき致して形成されているので、検査するナ
ット(2)の外形がこの嵌合口(1)よりも大きい場き
には、ナット(2)を嵌合口(1)に挿入する事が不可
能となる。またこの挿入したナット(2)を、挿入室(
6)内のガイドリング(8)に軽く突当て、チャック(
3)内に於て嵌合口(1)に臨ませたブラグゲージ〈7
)にナット(2〉を接触させる。このプラグゲージ(7
)は、回動手段(26)と接続する主軸(14〉に係合
固定され、正転方向に回転しているから、この回転する
プラグゲージ(7)にナット(2)が接触すると、プラ
グゲージ(7)はナット(2)の螺溝に螺入し、この際
にナット(2)を共廻りさせようとするが、ナット(2
)は、嵌含口(1)によって回転を阻止され、進退方向
の移動のみを可能としているので、ナット(2)はプラ
グゲージ(7)と共廻りする事なく、プラグゲージ(7
〉に螺着され、ナット(2〉は押圧発条(10)の押圧
力に抗してガイドリング(8)を押圧し、チャック(3
)内に引き込まれるものとなる。
そしてナット(2)は、ガイドリング(8)を介してホ
ルダー(17)に突き当たり、発条(20)の押圧力に
抗してホルダー(17)を軸受部(l3)方向に押圧摺
動する。このホルダー(17)の摺動は、ホルダー(1
7)外周の摺動感知片(2l)を介して、ホルダー感知
部(22)で感知され、ブラグゲージ(7)とナット(
2)の螺着が正常である感知信号を発生させる.またこ
の感知信号の発生時に於いて、嵌合口(1〉から突出す
るナット(2)の突出寸法を、ブラゲット(5)に設け
たナット(2)の長さ感知部(4)で感知させ、この突
出寸法が適合長さであれば、ナット〈2)長さの感知部
(4)が、ナット(2)の長さが正常である感知信号を
発生する.また螺着正常の感知信号とナット(2)長さ
正常の感知信号の両方の感知信号が確認された時にだけ
、このナット(2〉を良品と判断する事ができる。
そして、ホルダー感知部(22)から螺着正常の感知信
号が発生されると、ナット(2)の良品、不良品の結果
に拘わらず、回動手段(26〉の逆転用電動機(28)
と主軸(l4)間に介装したクラッチユニット(27)
が作動接続し、正転している主軸(14〉を逆転させ、
螺着状態のブラグゲージ(7〉をナット(2)中で逆転
し、ナット(2)を挿入方向とは逆の離脱方向に移動さ
せる。このナット(2)M  塑庁 I!8 +− m
  A /71  f!  禾h I”  /牢 一%
    −h  +l  If    /  1   
7  114ナット(2)の押圧から開放され、発条(
20)の押圧力によってナット(2)の挿入前の元の位
置まで移動し、またガイドリング(8)は押圧発条〈1
0〉によって嵌合口(1)方向に移動し、検査を終了し
たナット〈2〉をチャック(3)から離脱させる事がで
きる。
またナット(2)の螺溝形戒が不良で、ブラグゲージ(
7)とナット(2〉との螺着状態が異常にきつい場合に
は、正常ナット〈2〉の検査時よりも強いトルクが主軸
〈14〉に掛かるので、規定以上の負荷が掛かったトル
クリミッター(30)は、内部でスベリを生じて正転用
電動機(31〉の回転力を主軸(14)に伝達しないの
で、ナット(2)やプラグゲージ〈7)の螺講を強い回
転トルクで破損させるような事がなく、プラグゲージ(
7)とナット(2)の無理な螺入による固着を防止でき
る。
またプラグゲージ(7)とナット〈2)の螺着が固いよ
うな場合には、プラグゲージ(7)とナット(2)が半
固定状態となり、プラグゲージ(7〉の回転力!(−+
?+l. If    /  17  1 1.−  
i.  j&  へ   セ +し */17  )々
L 国の捩れ感知片(23)を回転方向に傾斜させ、こ
の捩れ感知片(23)に臨ませた捩れ感知部〈24)を
押圧してクラッチユニット(27)を作動し、逆転用電
動機(28)を主軸(14)に接続してプラグゲージ(
7〉を逆転し、ナット(2)を嵌合口(1)から離脱さ
せる. このようにナット(2)の検査を行う渇きに、作業者が
道具等を用いて一つづつ行うのではなく、プラグゲージ
(7)に螺着したナット(2)を、ボルダー感知部(2
2)とナット(2)の長さ感知部(4)で感知して、螺
講の検査と長さの検査の両方を同時に行えるものである
から、従来の検査方法の如く多くの人手や工数をe要と
せず、ナット(2)の検査を容易に行え、多量のナット
(2)を検査する場合にも、コストを低減して良好な検
査を行えるも力である。
また回動手段(26〉は、正逆回転可能な電動機を設け
、トルク変換器、電動機の負荷検出器等により回転トル
クの負荷を検知可能に形成すれは、電動機を二つ設けて
主軸(14)を正転、逆転する必要がなく、一つの電動
機で廉価に行え、また主軸(14〉に強いトルクが掛か
った場合にも、このトルクを感知して主軸(14)を停
止、逆転できるので、プラグゲージ(7)とナット(2
〉の固着を防止できる. また嵌合口(1)の下端に臨ませて、検査完了のナット
(2〉を、良品貯留部と、不良品貯留部に選別誘導する
ためのバタフライ(35)を設けた仕分fin(32)
を位置すれば、検査の完了したナット(2)を仕分けす
る場きに、人手による多くの工数を必要とする事がなく
、省力化した仕分作業が可能なものとなる. またバタフライ(35〉を、良品、不良品の検知信号に
よって作動するソレノイド(37)により制御すれば、
機構を簡略し、ナット(2)の誘導を行うものとすれば
、ナット(2〉の検査の結果に応じてバタフライ(35
)を任意の方向に傾斜して、検査の完了したナット(2
)を、良品貯留部または不良品貯留部に確実に誘導する
事ができる.また、ロータリーアクチュエーター(39
)に接続して、ナット(2)の誘導を行うものとすれば
、バタフライ(35)の作動反応を早くし、高速での選
別作業を可能とする. また嵌合口(1)へのナット(2)の挿入方法を、前工
程と接続する移送装置により行う時には、供給手段(3
8)を作動させてナット(2)を整列状態で積層して収
納部(40)に供給する.そして収納部(40〉に臨ま
せた移送手段(41)により積層したナット〈2〉の下
端側から一つづつ抜き出し、ナット〈2)の非検査方向
を磁着ホルダー(42)に磁着させる。そして磁着ホル
ダー(42)を伸張して、ナット(2)を検査方向から
嵌合口(1)に挿入すれば、前工程との移送作業やナッ
ト(2)の挿入作業に人力を必要とせず、容易な検査作
業を可能とするものである. 発明の効果 本発明は上述のごとく構戒したものであるから、ナット
の検査を行う場合に、作業者が道具等を用いる事なく、
螺清の検査と長さの検査の両方を同く多くの人手や工数
を必要とせず、ナットの検査を迅速で容易に行え、多量
のナットを検査する場合にも、コストを低減して良好な
検査を行えるものである.
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は第
1実施例の側面状態を示す部分断面図、第2図は正面図
、第3図は平面図、第4図は仕分機構の他の異なる実施
例を示す側面図である.(1)・・嵌合口 (2〉・・
ナット (3)・・チャック (4)・長さ感知部(7)・プラ
グゲージ (14)・・主軸(17)・・ホルダー (
22)・ホルダー感知部(26)・・回動手段 (27)・・・クラッチユニット (28 ・・逆転用電動機 (30 ・・・トルクリミッター (31  ・・正転用電動機 (35 ・・ソレノイド 第 図 第 図 手続補正書(自 発 平成3年1月30日 平rIi.1年特許願第301417号発明の名称 ナットの検査装置 補正をする者 事件との関係  特許出願人 名 称 臼井国際産業株式会社 代表者 臼 井 優 太 郎 代  理  人 住 所 東京都港区新橋4−18−2  小泉ビル別 
    紙 [1コ 特許請求の範囲を、 「 (1)ナットを進退可能で回転不能に係合する嵌合
口をチャックに形成し、このチャック内に、ナットを螺
着しナットの螺溝を検査するプラグゲージを嵌合口に臨
ませて位置し、このプラグゲージを、回動手段で回動ず
る主軸に固定して回動可能にするとともにブラグゲージ
への螺着に伴うナットの引き込みにより押圧されるホル
ダーを、主軸の外周に摺動自在に位置し、このホルダー
の押圧摺動を感知するホルダー感知部を設け、このホル
ダー感知部の感知信号発生時に於ける嵌合口からのナッ
トの最適突出長さ寸法よりも少しだけ外方位置に、ナッ
トの長さの感知部を設けるとともにホルダー感知部の感
知信号により回動手段を逆転可能とした事を特徴とする
ナットの検査装置。 (2)回動手段は、主軸と連動するクラッチユニットに
逆転用電動機と、トルクリミッターを介求項l記載のナ
ットの検査装置。 (3)回動手段は、正逆回転可能な電動機を設け、回転
トルクの負荷を検知可能に形成した事を特徴とする請求
項1記載のナットの検査装置。 (4)嵌合口の下端は、検査完了のナットを良品貯留部
と不良品貯留部に選別誘導するためのバタフライを設け
た仕分機構を、臨ませた事を特徴とする請求項1記載の
ナットの検査装置。 (5)バタフライは、良品、不良品の検知信号によって
作動するソレノイドに接続して、ナントの誘導を行うも
のである事を特徴とする請求項4記載のナットの検査装
置。 (6)バタフライは、良品、不良品の検知信号によって
作動するロータリーアクチュエーターに接続して、ナッ
トの誘導を行うものである事を特徴とする請求項4記載
のナットの検査装置。」と補正する。 [2] 第4頁第14行目〜第15行目「嵌合口に望ま
せて」とあるを、 「嵌合口に臨ませて」と補正する。 [3]  第5頁第18行目 「ロータリーアクュエーター」とあるを、「ロータリー
アクチュエーター」 と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ナットを進退可能で回転不能に係合する嵌合口を
    チャックに形成し、このチャック内に、ナットを螺着し
    ナットの螺溝を検査するプラグゲージを嵌合口に望ませ
    て位置し、このプラグゲージを、回動手段で回動する主
    軸に固定して回動可能にするとともにプラグゲージへの
    螺着に伴うナットの引き込みにより押圧されるホルダー
    を、主軸の外周に摺動自在に位置し、このホルダーの押
    圧摺動を感知するホルダー感知部を設け、このホルダー
    感知部の感知信号発生時に於ける嵌合口からのナットの
    最適突出長さ寸法よりも少しだけ外方位置に、ナットの
    長さの感知部を設けるとともにホルダー感知部の感知信
    号により回動手段を逆転可能とした事を特徴とするナッ
    トの検査装置。 (2)回動手段は、主軸と連動するクラッチユニットに
    逆転用電動機と、トルクリミッターを介装した正転用電
    動機を接続した事を特徴とする請求項1記載のナットの
    検査装置。(3)回動手段は、正逆回転可能な電動機を
    設け、回転トルクの負荷を検知可能に形成した事を特徴
    とする請求項1記載のナットの検査装置。 (4)嵌合口の下端は、検査完了のナットを良品貯留部
    と不良品貯留部に選別誘導するためのバタフライを設け
    た仕分機構を、臨ませた事を特徴とする請求項1記載の
    ナットの検査装置。 (5)バタフライは、良品、不良品の検知信号によって
    作動するソレノイドに接続して、ナットの誘導を行うも
    のである事を特徴とする請求項4記載のナットの検査装
    置。 (6)バタフライは、良品、不良品の検知信号によって
    作動するロータリーアクュエーターに接続して、ナット
    の誘導を行うものである事を特徴とする請求項4記載の
    ナットの検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008164349A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Nitto Seiko Co Ltd ねじ山検査装置
CN116358375A (zh) * 2023-03-22 2023-06-30 浙江群展精密紧固件股份有限公司 一种螺栓与内螺纹螺母匹配通拧设备

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