JPH03161079A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH03161079A
JPH03161079A JP29981689A JP29981689A JPH03161079A JP H03161079 A JPH03161079 A JP H03161079A JP 29981689 A JP29981689 A JP 29981689A JP 29981689 A JP29981689 A JP 29981689A JP H03161079 A JPH03161079 A JP H03161079A
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JP
Japan
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paper
ink layer
resin
impregnated
impregnated paper
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Pending
Application number
JP29981689A
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English (en)
Inventor
Hideo Goto
英夫 後藤
Osamu Takeatsu
竹厚 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は絵柄を有する化粧板の製造方法に関し、詳しく
は精密かつ鮮明な絵柄を有する化粧板の製造方法に関す
る。
〔従来の技術〕
絵柄層を有する熱硬化性樹脂化粧板の製造方法として従
来下記のものが知られている。
1)  30g/M〜200 g /ポの含漫用紙、チ
タン紙等に絵柄層を設け、熱硬化性樹脂を含浸した後、
基材上に重ね熱圧或形する。
2)基材上に熱硬化性樹脂含浸祇を重ね、その上に硬化
性インキ層を有する離型性フィルムをインキ層を下に重
ね、熱圧威形した後、離型性フィルムを剥離してインキ
層を基材側に転写させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記製造方法には下記に示すごとき問題
がありその解決が望まれてきた。
1〉 絵柄層をボーラスな紙上に設けるため、微細なイ
ンキ抜けが多く、良好な意匠を形威しにくい.とくにベ
タ調、メタリック調のものでは高級感に乏しい. 2) オーバーレイ紙を最上層として重ねて戒形できな
いため、表面物性がしばしば不良のものとなる. したがって、本発明の目的は、表面物性にすぐれ、かつ
微細なインキ抜けのない化粧板の製造方法を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは前記課題について鋭意検討した結果、本発
明の目的が下記手段により達或されることを見出した。
すなわち、本発明は、熱硬化性樹脂含浸用紙への含漫工
程と同時に、もしくは含浸後に絵柄インキ層を有するシ
ートを用いて該用紙に絵柄インキを転写する工程、及び
化粧用基材上に前記絵柄インキ層が転写された熱硬化性
樹脂含浸紙を重ねた積層体を一対の熱盤間で熱圧戒形す
る工程を含むことを特徴とする化粧板の製造方法、に関
する。
以下に本発明をさらに詳細に説明する・。
本発明に使用される熱硬化性樹脂を含浸するための用紙
としては、通常の樹脂含浸用紙やチタン紙等が使用され
、さらに、目的により着色が施されている樹脂含浸用紙
やチタン紙等が使用できる.上記用紙に含浸させる熱硬
化性樹脂としては、例えば、メラミン樹脂、ジアリルフ
タレート樹脂、ペンゾグアナくン樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂等があげられる。
上記熱硬化性樹脂は通常の含浸機を用い、前記含浸用紙
に含浸し乾燥させる。
転写のためのシートに使用される材料としては、飽和ポ
リエステル、ポリプロピレン、ナイロン、セルロース等
の樹脂フィルムをはじめ、紙、さらに祇にポリエチレン
、ボリブロビレンなどがエクストルージグンコートされ
た積層材が使用できる。
上記転写に供されるシート上に設けられる絵柄インキ層
を構成する戒分について説明する。
まずバインダーとして、熱硬化型のアクリルエマルジョ
ン、メラξン樹脂添加アクリルエマルジョン、メラξン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、2液硬化タイプのアク
リルウレタン、ポリエステルウレタン等の熱硬化型樹脂
が好適であるが、例えば、エチルセルロース、エチルヒ
ドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロ
ピオネート、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポ
リスチレン、ポリα−メチルスチレンなどのスチレン樹
脂およびスチレン共重合体樹脂、ポリメタクリル酸メチ
ル、ポリメタクルリ酸エチル、ポリアクリル酸エチル、
ポリアクリル酸プチルなどのアクリルまたはメタクリル
樹脂の単独または共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレ
イン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンな
とのロジンエステルMBM、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマ
ロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
エステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ブチラール樹脂、ポ
リアミド樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂等の
一種または二種以上の熱可塑性樹脂、更には前記熱硬化
型樹脂と熱可塑性樹脂との混合樹脂も使用される. 上記バインダーに公知の顔料や染料等の着色剤、さらに
必要に応じ可塑剤、安定剤、分散剤、充填剤、溶剤、希
釈剤等を添加、混練してインキ組或物とする.ついで、
このインキ組底物を用いて通常の印刷手段により前記シ
ート上に絵柄インキ層を形威する. また、前記インキ組戒物中に、さらに、金粉、銀粉、ア
ルミニウム扮等の金属顔料や、酸化チタン、雲母、水酸
化アルミニウム等の顔料を添加することにより、紙への
直刷りでは得ることのできないメタリック調、パール調
等の高品質感を与える絵柄インキ層を得ることができる
前記絵柄インキ層を有する転写用シートを用いて前記熱
硬化性樹脂含浸祇へ絵柄インキ層を転写するには、含漫
用紙に熱硬化性樹脂を含浸すると同時、もしくは含浸し
た後、転写用シートの絵柄インキ層の形威された面を上
記用紙に重ね、絵柄インキ層の転写を行なうか、もしく
は含漫一乾燥後、適度の熱圧により絵柄インキ層を転写
する。
上記操作は、未硬化の熱硬化性樹脂の粘着性を利用する
ものである。化粧板用基材としては、公知の種々のもの
が使用されるが、例えば、最後の熱圧戒形工程において
高圧メラミン法が使用される場合には、フェノール樹脂
が含浸されているコアー紙が、また、低圧メラミン法や
DAP (ジアリルフタレート樹脂)a形法等が使用さ
れる場合には、合手反、パーティクノレボード、アノレ
ミニウム{反等が好適に使用される。
前記化粧板基村上に前記絵柄インキ層が転写された熱硬
化性樹脂含浸祇を重ねた積層体が熱圧戒形される。上記
積層体にはさらに上記含浸紙上に熱硬化性樹脂含浸オー
バーレイ紙を重ねることがとくに好ましい。上記オーバ
ーレイ紙は、坪量l5〜30g/m”程度のオーバーレ
イ用紙に、例えば、メラ旦ン樹脂、ジアリルフタレート
樹脂、ペンゾグアナミン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
等を常法に従って含浸させる。
積層体の熱圧戒形は、鏡面板を介して行なうのが好まし
く、例えば高圧メラミン法では、140〜150゜C,
 70〜100kg/c+fi, 15〜20分程度の
熱圧条件で行なわれる。
[実施例] 以下に本発明を添付の第l図によりさらに詳細に説明す
る。
白色のチタン紙(興人■製、80g/m”)にメラξン
樹脂(日本カーバイド■製;ニカレジンS−260)を
通常の方法により含浸して熱硬化性樹脂含浸紙3を得た
後、シ一ト1上に下記仕様により絵柄インキ層2が設け
られた転写用シートを絵柄インキ層2が含漫祇3に接す
るように重ね、上下のローラー4間を通し(第1図、イ
)、ついで120”CXI分の条件で乾燥させた。その
後シ一ト1のみを剥離して絵柄インキ層2を含浸祇3上
に転写した(第1図、口)。
しかる後、フェノール樹脂を含浸したコア紙6上に上記
絵柄インキ層2が転写された含浸祇3を重ね、さらにそ
の上にメラξン樹脂を通常の方法により含浸したオーバ
ーレイ紙5を重ねた積層体を形威し、ついで、上記積層
体上下一対の熱盤7で、140’C、80kg/cm”
 、20分の条件で熱圧戒形し(第1図、ハ)、化粧板
(第l図、二)を得た。
得られた化粧板は、インキ抜けのない、精密かつ鮮明な
絵柄を有し、かつメタリック感を与える、すぐれた意匠
性を示すものであった。また、とくにオーバーレイ祇を
組みこんだことにより表面保護性、及び物性にすぐれる
ものであった。
(転写用シート仕様) シ一ト;東レ■製;ルミラーQ−75(25μm厚)絵
柄印刷;グラビア印刷法によりrME−Tゴールド」(
メタリック、昭和インク■製)をシ ート上に全面べ夕印刷した。
〔発明の効果] 本発明により、微細なインキ抜けのみられない精密かつ
鮮明な絵柄を有する化粧板の製造方法が得られる。しか
も、本発明の方法によればオーバーレイ紙を最上層に重
ねて或形することが容易にでき、得られる化粧板の表面
物性はさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜二は本発明の方法の工程、及び得られる製品
を示す断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱硬化性樹脂含浸用紙への含浸工程と同時、もしく
    は含浸後に絵柄インキ層を有するシートを用いて該用紙
    に絵柄インキ層を転写する工程、及び化粧板用基材上に
    前記絵柄インキ層が転写された熱硬化性樹脂含浸紙を重
    ねた積層体を一対の熱盤間で熱圧成形する工程を含むこ
    とを特徴とする化粧板の製造方法。 2、前記積層体が化粧板用基材上に絵柄インキ層が転写
    された熱硬化性樹脂含浸紙、及び熱硬化性樹脂含浸オー
    バーレイ紙がこの順に重ねられてなる請求項1記載の化
    粧板の製造方法。
JP29981689A 1989-11-20 1989-11-20 化粧板の製造方法 Pending JPH03161079A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007060754A1 (ja) * 2005-11-22 2007-05-31 Riken Technos Corporation 高光沢化粧シート

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