JPH03160837A - シリアルループ転送データ監視・制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 監視・制御システムにおけるデータ転送方法に関し、 大量のデータを送受信することが可能なシリアルループ
転送データ監視・制御方式を提供することを目的とし、 ＳＬループセンタ部と、データ記憶部を備えた処理装置
に対して、フレームごとにデータの転送を行う転送装置
と、転送装置におけるデータ転送状況を表示する表示装
置とを設け、監視モードでは、ＳＬループセンタ部から
フレームごとの監視データをデータ記憶部に格納すると
ともに表示装置において転送中のデータ記憶部の番号を
表示することによって、中央処理装置において表示され
た番号より１番若い番号のデータ記憶部のデータを処理
し、制御モードでは、中央処理装置からデータ記憶．部
に設定された制御データを転送装置を経てＳＬループセ
ンタ部に転送するとともに新たな制御データの発生特、
表示装置のデータ番号に応してデータ記憶部のデータを
更新することによって構成する。

〔産業上の利用分野］ 本発明は、シリアルループを介してデータ転送を行う監
視・制御システムにおける、ＳＬルプセンタ部とデータ
記憶部との間におけるデータ転送方法に関するものであ
る。

シリアルループ監視・制御システムにおいては、シリア
ルループ上に配置された多数のノードと、処理装置にお
けるデータ記憶部との間でデータ転送を行うことによっ
て、処理装置が各ノードに対する監視・制御を行う。

このような場合のデータ転送方法は、監視処理時Ｃこお
いては処理時間を短縮するとともに、制御処理時におい
てはデータ転送を迅速に行うことによって、大量のデー
タを処理できるものであることが要望される。

〔従来の技術〕

第７図は監視・制御システムにおける従来のデータ転送
方法を示したものである． 監視動作時においては、外部装置２１における監視デー
タ２２は、例えば１ワードがｈビントからなるｎワード
のデータからなり、従ってｎ×ｈ個からなるデータが一
定時間間隔ｔで、パラレル転送装置２３から処理装置２
４におけるパラレル転送装置２５を経て、データ記憶部
２６に転送される。

一方、制御動作時には、処理装置２４においてデータ記
憶部２６に格納されたｎＸｈ個のデータからなる制御デ
ータは、データ記憶部２６からパラレル転送装置２５，
パラレル転送装置２３を経て外部装置２１に転送される
。

処理装置２４において、中央処理装置（ＣＰＵ）２７は
データバス２８を経てデータ記憶部２６にアクセスする
ことによって、外部装置２１からの監視データを取り入
れて所要の処理を行い、また外部装置２ｌに対する制御
データをデータ記憶部２６にセットする。

〔発明が解決しようとする課題〕

第７図に示されたような従来のデータ転送方法では、デ
ータ記憶部２６に転送されたデータの処理を終了しない
と、次のデータの受信を行うことができず、データ記憶
部２６にセッＩ一されたデータの転送を終了しないと、
次のデータを送出することかできない。

そのため、従来のデータ転送方法では、ソフトウエアに
よってデータ送受信の同期待ち合わせ処理を行う必要が
あり、そのため大量のデータを送受信することは困難で
ある。

本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、ソフトウエアによってデータ送受信の同
期待ち合わせを行う必要がなく、従って大量のデータを
送受信することが可能なシリアルルーブ転送データ監視
・制御方式を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） 本発明は第１図にその原理的構戒を示すように、複数の
ノード３をループ状に接続したシリアルループ１との間
で各ノードに対応するデータをノードの番号順に配列し
てなるフレームごとに周期的に送受するＳＬループセン
タ部２と、中央処理装置５からデータバス７を介して複
数のデータ記憶部６を接続した処理装置４との間におけ
るデータ転送を制御するために、転送装置９と、表示装
置１０とを設ける。

ここで転送装置９は、データ記憶部６とＳＬループセン
タ部２との間でフレームごとにデータの転送を行うもの
であり、表示装置１０は、転送装置９におけるデータ転
送状況を表示するものである。

そして監視モードにおいては、ＳＬループセンタ部２か
らフレームごとの監視データをいずれかのデータ記憶部
６に格納するとともに表示装置１０において転送中のデ
ータ記憶部６の番号を表示することによって、中央処理
装置５において該表示された番号より１番若い番号のデ
ータ記憶部６のデータを処理するようにする。

また制御モードにおいては、中央処理装置５からデータ
記憶部６に設定された制御データを転送装置９を経てＳ
Ｌループセンタ部２に転送するとともに新たな制御デー
タの発生時、表示装置１０のデータ番号に応してデータ
記憶部６のデータを更新するようにする。

〔作用］ ＳＬループセンタ部２においては、フレームからなるデ
ータがサイクリソクに、例えば５００ｍｓごとに更新さ
れている。１フレームのデータは、各ノード３１〜３　
７に対応するデータ（１）〜（ｎ）で構戒されている。

ＳＬループセンタ部２とデータ記憶部６との間における
監視データおよび制御データの送受は、ＤＭＡ転送制御
によって、ソフトウエアを介することなく行われる。

第２図は監視モードにおける各部のデータを示したもの
であって、いま、ＳＬループセンタ部２がフレーム（ｉ
）のデータを転送装置９を経由して、いずれかのデータ
記憶部６にデータを転送しているとき、表示装置１０に
は、現在、転送装置９を経由してどのデータ記憶部にフ
レームが転送されているかが表示される。

中央処理装置５はソフトウエアによって、表示装置１０
に表示されているデータ記憶部の番号より１番若いデー
タ記憶部のデータを最新データとして所定の処理を行う
。このデータ処理部をソフトウエアで処理している間に
、次のデータが次のデータ処理部に転送されている。従
って、処理終了時、次のデータ転送時間を待つことなく
、次のデータ処理を行うことができる．第３図は制御モ
ードにおける各部のデータを示したものであって、いま
、データ記憶部６に設定された制御データが、転送装置
９を経由してＳＬループセンタ部２に転送されていると
き、表示装置１０には、現在転送されているデータの番
号が表示される。

中央処理装置５から次の制御データが発生したとき、中
央処理装置５は表示装置１０のデータ番号を読み取って
、これを参照してデータ記憶部６における、次の制御デ
ータに対応する番号のデータを更新する制御を行う。こ
れによってデータ読み出し中のデータを書き替えること
がないようにされる。

このようにしてデータ記憶部６の制御データを更新する
ことによって、表示されたデータ番号より大きいデータ
番号の制御データであったときは、データ記憶部６の該
当番号の位置にこの制御データを設定することによって
、待ち時間なしに制御データを転送装置９を経てＳＬル
ープセンタ部２に転送することができる。ただし制御デ
ータのデータ番号が、読み取ったデー？番号より若いと
きは、ｌサイクル待って転送しなければならない。

〔実施例〕

第４図は本発明の一実施例の構戒を示したものであって
、シリアルループを用いた監視・制御システムを示して
いる。

第４図において、ｌはシリアルループであって、その両
端をＳＬループセンタ部２に接続されているとともに、
その上に多数のノード３，〜３■を配置されている。各
ノードにはそれぞれ多数の端末装置Ｔ，〜ＴＸが接続さ
れている。

一方、処理装置４は全体の制御とデータの処理を行う中
央処理装ｉ　（ＣＰＵ）５を有している。またデータを
記憶するためのデータ記憶部６ｌ〜６．を有し、ＣＰＵ
５とデータ記憶部６１〜６．とはデータバス７を介して
接続されている。データ記憶部６１〜６．は、１個のメ
モリ装置１１上における異なるデータ領域として設定し
てもよい。

さらに処理装置４とＳＬループセンタ部２とを接続する
ためにアダプタ８を有している。またアダプタ８はデー
タを転送する転送装置９を有しているとともに、転送装
置９におけるデータ転送状況を表示する表示装置１０を
有している。

表示装置１０における表示は、監視時には、データ転送
中のデータ記憶部の番号であり、制御時には読み取り中
のデータの番号である。

第５図、第６図は本発明の動作例を示したものであって
、第５図はシリアルループデータの監視方法を示し、第
６図はシリアルループデータの制徊方法を示している。

第５図において、ＳＬループセンタ部におけるｌフレー
ムのデータは転送装置９を経由して、メモリ装置におけ
る読み込み領域（１）に書き込まれる。読み込み領域の
切り替えはハード的に、ＳＬループセンタ部におけるフ
レームの更新に同朋して、５００ｍｓごとに行われる。

このとき表示装置１０には読み込み領域の番号（１）〜
（３）が表示される。この番号は読み込み領域の切り替
えに対応して５００ｍｓごとに更新される。

第６図において、制？Ｂ　’ＢＭ域データ（ｎ）は、転
送装置９を経由してＳＬループセンタ部２に送られ、シ
リアルループに送出される．このとき表示装置ｉｏには
、転送中のデータの番号が表示される。この番号は例え
ば８ｍｓごとに更新される。

（発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、監視処理時には、
ハードウエアによってデータ格納領域の切り替え制御を
行っているので、ソフトウエアによるバッファ切り替え
処理．バッファ解放処理等を行う必要がなく、その分処
理時間の短縮が可能となる。

また制御処理時には、ＣＰＵ制御領域に制御データを設
定することにより、ハードウエアによって自動的に制御
データを送出するので、データ送出の性能を向上するこ
とができる。

従って本発明によれば従来の方式と比較して大量のデー
タを処理することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理的構成を示す図、第２図は監視モ
ードにおける各部のデータを示す図、第３図は制御モー
ドにおける各部のデータを示す図、第４図は本発明の一
実施例の構戒を示す図、第５図はシリアルループデータ
の監視方法を例示する図、第６図はシリアルループデー
タの制御方法を例示する図、第７図は従来の監視データ
転送方法を示す図である。 １はシリアルループ、２はＳＬループセンタ部、３はノ
ード、４は処理装置、５は中央処理装置（ＣＰＵ）、６
はデータ記憶部、７はデータバス、９は転送装置、１０
は表示装置である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のノード（３）をループ状に接続したシリアルルー
   プ（１）との間で各ノードに対応するデータをノードの
   番号順に配列してなるフレームごとに周期的に送受する
   ＳＬループセンタ部（２）と、中央処理装置（５）から
   データバス（７）を介して複数のデータ記憶部（６）を
   接続した処理装置（４）に対して、該データ記憶部（６
   ）とＳＬループセンタ部（２）との間でフレームごとに
   データの転送を行う転送装置（９）と、該転送装置（９
   ）におけるデータ転送状況を表示する表示装置（１０）
   とを設け、監視モードにおいては、ＳＬループセンタ部
   （２）からフレームごとの監視データをいずれかのデー
   タ記憶部（６）に格納するとともに表示装置（１０）に
   おいて転送中のデータ記憶部（６）の番号を表示するこ
   とによって、中央処理装置（５）において該表示された
   番号より１番若い番号のデータ記憶部（６）のデータを
   処理し、制御モードにおいては、中央処理装置（５）か
   らデータ記憶部（６）に設定された制御データを転送装
   置（９）を経てＳＬループセンタ部（２）に転送すると
   ともに新たな制御データの発生時、該表示装置（１０）
   のデータ番号に応じてデータ記憶部（６）のデータを更
   新することを特徴とするシリアルループ転送データ監視
   ・制御方式。