JPH03160636A - 光情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利川分野］ 本発明は光情報記録媒体に関するものである．［従来の
技術］ 従来，クレジットカード、バンクカード，クリニックカ
一ド等のカード類に埋設される記録材料としては、主と
して磁気材料が用いられてきた．この様な磁気材料は、
情報の書き込み、読み出しを容易に行うことかできると
いう利点がある反而、情報の内容が容易に変化したり，
また高密度記録かできない等の問題点があった．かかる
問題点を解決するために、多種多様の情報を効率よく取
り扱う手段として，光カードをはじめとする光情報記録
媒体が提案されている． この光カートをはじめとする光情報記録媒体は、一般に
レーザ光を用いて、記録層の一部を揮散させるか．反射
率の変化を生じさせるか，あるいは変形を生じさせて情
報を記録し、それによって生ずる光学的な反射率または
透過率の差によって記録された情報の再生を行っている
．この場合、記録層は、情報の書き込み後、現像処理な
どをする必要がなく，「書いた後に直読する」ことので
きる、いわゆるＤＲＡＩＮ　（ダイレクト　リートアフ
ター　ライト：　Ｄｉｒｅｃｔ　ｒｅａｄ　ａｆｔｅｒ
　ｗｒｉｔｅ　）材料からなり，高密度記録が可能で，
また追加の書き込みも可能である． この様な記録層に用いられている記録材料としては、金
属材ネ４および有機色素系材料があるが，取り扱い易さ
およびコストの安さ等から有機色素系材料が一般的に用
いられている． また，光情報記録媒体の構成は、主にＡＴサーボ信号を
得るためのトラック溝が形威された透明樹脂基板上に上
記の記録材料からなる記録層を形成し，その上に保．！
ｆ屑が接着層を介して密着されている． この様な従来の光情報記録媒体においては、透ＩＪ１樹
脂基板として大容駿，パーソナルユースという点から、
安価で大量生産の可能なアクリル樹脂，ボリカーボネー
ト樹脂．ウレタン樹脂．エボキシ樹脂等のプラスチック
基板が使用されている． ［発明が解決しようとする課ＷＪ］ しかしながら、上記のような光カート等の光情報記録媒
体においては、記録層に有機色素系材ネ４を使用する場
合，太陽光等の外部の環境から入射されてくる光により
有機色素系材料が劣化し，反射率か低下する等の記録再
生特性に問題が生ずることがあった． 本発明は，この様な従来技術の欠点を改善するためにな
されたものてあり、従来のイｆ機色素系材料からなる記
録層を右する光情報記録媒体の耐光性の向上を計ること
を目的とするものである．［課題を解決するための手段
］ 即ち、本発明は、レーザ光により記録・再生を行う光情
報記録媒体において、レーザ光の入射而と記録屑の間に
、偏光子の機能をイｆする層を設けてなり，かつその偏
光子の機能を有する層の偏光面か記録・再生を行うレー
ザ先の偏光面と一致していることを特徴とする光情報記
録媒体である． 以下，図面に基づいて本発ＩＪ１を詳細に説ＩＪ１する
． 第ｌ図は本発明の光情報記録媒体の代表的な例を表わす
断面図てある．同第１図において、本発明の光情報記録
媒体は，偏光子の機能をイｆする層である偏光フィルム
ｌに、紫外線硬化接着剤２を介して、コンブレッション
法等によりトラッキング用溝を形成した基板３を接着し
て形成した光情報記録用火板７」；に、記録層４をＪ＆
膜し、該記録屑４の上にエチレンー酢酸ビニル共重合体
等からなる熱可塑性接着剤５を介して保Ｍ基板６を熱圧
着してなるものである． 本発明の光情報記録媒体は，記録再生装置の記録・再生
を行うレーザ先の入射面から記Ｑ層までの間に，紅線偏
光子の機能を右する層が設けられていること，及びその
直線偏光子の偏光面（主面）か該記録・再生を行うレー
ザ尤の偏光面と一致していることを特徴とする． 本発明において，偏光子の機能を有する層には、例えば
、配向したポリビニルアルコールの薄い膜をポリメチル
メタクリレートもしくは、ブチル化酢酸セルロースでａ
層した３層構成からなるフィルム等からなるものか好ま
しい． 本発明において、基板３としては光学的な記録・再生に
於いて不都合の少ないものが好ましく，また使用する光
に対して透過率の高いものであればよい．例えば，アク
リル糸捌脂，ポリエステル樹脂、ボリカーボネート樹脂
、ビニル系樹脂、ボリスルホン樹脂、ポリイミド系樹脂
、ポリアセタール樹脂，ボリ才レフィン樹脂、ボリアミ
ト樹廂，セルロース誘導体などを用いることかできる。

記録層４は、レーザー光により情報を記録できる材料で
あれば良いが、共体的には右機色素系記録材ネ４か好ま
しい。

熱可塑性接着層５は記Ｑ層と反応しないものか用いられ
，例えばホットメルトタイプのエチレンー酢酸ビニル共
重合体及びその変性捌脂，エチレンーエチルアクリレー
ト共重合体、酢酸ビニルーアクリレート共瓜合体、ボリ
イミト系樹脂、エボキシ系樹脂等が挙げられる． 保護基板は、ガラス、プラスチック、金属等あらゆる材
料の使用が可能であるが，好ましくは基板と同し材質の
ものが好ましい。

［作用］ 次に，第３図に基づいて本発明を説明する。

第３図は本発明の光情報記録媒体の記録・再生の原理を
説明するための概略図である。一般にレーザ光によって
光記録を行う場合、レーザから出た偏光は、ある一定の
面に従い進行する．第３図においては、例として、レー
ザ光の偏光面方向ｌ８のレーザ光か進行方向ＩＩの方向
に進んでいる．そのレーザ光は、ビームスプリッターｌ
４を通り，光情報記録奴体２ロに重直に入射する．光情
報記録媒体２０は，主として弘板ｌ５、記録暦ｌ６、保
護層ｌ７て構成されており、レーザ光は基板ｌ５を通り
記録屑１６に達し、レーザ光による熱又はフ才トンによ
り情報か占き込まれる。そして、読み出しの際には，同
様にして記録ｆｉｌ６に達した光か反射され，同し道す
しを逆向きにビームスプリッタ−ｌ４まて進む．そして
ビームスプリッターのミラー面＋４ａて尤の一部か１３
の方向に進み，その先に設けられたセンサーにより反射
光か読みとられる．この侍、従来の構成の光情報記録媒
体ては、八板ｌ５は記録１ｑ生のレーザ光であろうと、
外部環境からの光（例えば，太陽光）であろうと全て透
過し、記録居ｌ６に到達していたが、本発明の構威の光
情報記Ｑ媒体ては、基板ｌ５にレーザ光の偏光面方向ｌ
８と同じ偏光面力向！９をもつ直線偏光子か設けられて
いるために，記録層ｌ６には記録・再生のレーザ光はほ
ぼ全光是か記録層に達するにもかかわらず、外部環境か
らの非偏光は半分以下しか達することができない．その
ため，記録屑の材料によってλ異はあるが，記録屑に達
する外部環境からの光の光ｔ１か半分になることによっ
て、媒体の耐光性を大ＩＩに．％（Ａすることかできる
．［実施例］ 実施例ｌ 第１　１′Ａに示す光情報記録媒体を下記の方υ：によ
り作製した． まず，直線偏光子である偏光フィルムｌ（ボラロイト社
製，ＩＩＮ：１２　：　ＰＪみ０．２５ｍｓ，　ＰＭＭ
Ａ基体）に、コンブレッション法によりトラッキング用
溝を形成したポリメチルメタクリレートからたる火板３
（　Ｊ’，Ｉみ０．ｌ５■■）を紫外線硬化接着剤２に
て接君して形成された光情報記録用）五板７」―に，記
録肘４として下記構造式（Ｉ）て表わされるボリメチン
系染料をスビンコート法て膜Ｊｌ７　０　．　１　μ曇
に成膜した。

（Ｃ２１１．，）Ｊイγ　　　　　＋　Ｎ　（　Ｃ　ａ
　Ｉｔ　ｓ　）　ｔｃｐｏ．。

（Ｉ） 次に、記録居４の上に、前記基板３と同サイズのエチレ
ンー酢酸ビニル共重合体からなる厚さ０．０５ｍｍの熱
可塑性接着剤５を介してポリメチルメタクリレートから
なる厚さ０．３■の保護基板６を虫ね、熱ＴＥ．若を行
い、光情報記録媒体を作製した． 実施例２ 第２図は本発り１の光情報記録媒体の他の実施例を表わ
す断面図である．第１図に示す光情報記録媒体を下記の
方法により作製した。

直線偏光予てある偏光フィルムｌ（ボラロイト祉製、Ｉ
ＩＮ：１２　：　ｎミ０．４ｍｍ　，　ＰＭＭＡ基体）
の上に、エボキシアクリレート系紫外線硬化樹脂（三菱
レーヨン社製ＭＲＡ−５０００）　２　ａをディスベン
サーて塗春し，スタンバーと車ね合わせた状態て紫外線
を照射して樹脂を硬化させ、その後スタンバーを剥離し
、トラッキング用溝を形成した光情報記録媒体用基板７
を作製した．その−Ｌに記録屑４として下記横造式（Ｉ
）で表わされるボリメチン系染料を・スビンコート法て
膜Ｉ！７０　．　１　μ鵬に敗膜した。

（Ｃａｌｌｓ）Ｊイγ　　　　　＄Ｎ（Ｃ，Ｉ＋５）２
ｃＩ！ｏ．。

（Ｉ） 次に、記録屑４の上に、前記基板と同サイズのエチレン
ー酢酸ビニルノ（屯合体からなるＰＩさ０．０５ａｍの
熱可塑性接若剤５を介してポリメチルメタクリレートか
らなる厚さ０．３園一の保護八板６を重ね、熱圧若を行
い、光情報記録媒体を作製した。

以上の様にして作製した実施例１．２の光悄報記録媒体
は、情報の記録・再生を行うレーザ尤に対し、記録再生
装置の半導体レーザの波長か８３０ｎｍてあることから
、偏光フィルムの第１主透過率（偏光子が最も直線偏光
を透過させる方向の透過＋）か８９．１％であるため、
偏光フィルム以外の光透過車減少要因を加えても記録・
再生の光は光情報記録用雇板７を透過率８５％以上で透
過し損失か少ない． これに対し、外部環境の光（主に太陽光）は非煽光であ
るため、色素記録媒体の光吸収帯域７５０〜８ＳＯｎｍ
において，偏光フィルムの第１透過率はｆ均８６％てあ
り、第２透過率（偏光子が最も直線偏光を透過させない
方向の透過率）がｆ均０．００３％てあるため、光情報
記録用基板７を透過する全透過率は（　８６＋　０）／
２＝　４３％となり、表面反射等の他の要因を加えると
、光↑Ｉ１＃報記録用基板を透過し記録媒体に達する外
部環境の光は４０％以下となった． ［発明の効果］ 以し説明した様に、本発明の光情報記録媒体は、レーザ
光の入射而と記録層の間に，偏光子の機能をイｉする屑
を設けてなり，かつその偏光子の機能を右する屑の偏光
面が記録・再生を行うレーザ先の偏光面と一致している
のて，記録・再生のレーザ光にはほとんど影響を及ぼさ
ず，外部環境からの光を選択的に半分以下に低減するこ
とができ，そのため光情報記録媒体の耐光性の向上を実
現することがてきた．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光情報記Ｑ媒体の代表的な例を表わす
断而図、第２ＵＡは未発田の光情報記録媒体の他の例を
表わす断面図および第３図は本発明の光情報記録媒体の
記録・再生の原理を説明するための！Ｉ１Ｗｓ図である
． １−・・偏光フィルム ２・・・紫外線硬化接着剤 ２ａ・・・紫外線硬化樹脂 ３・・・弘板 ４・・・記録層 ５・・・熱可塑性ｖｉ着剤 ６・・・保護基板 ７・・・光情報記録用基板 Ｉ・・・レーザ光の進行方向 ２・・・ビームスプリッターを通過後のレーザ光３・・
・ビームスプリッターにより反射された光４・・・ビー
ムスブリッター ４ａ・・・ミラー面 ５・・・偏光子の居を有する基板 ６・・・記録居 ７・・・保護層 ８・・・レーザ光の偏光面方向 ９・・・偏光子の偏光而方向 ２ロ・・・光情報記録媒体

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　レーザ光により記録・再生を行う光情報記録媒体にお
   いて、レーザ光の入射面と記録層の間に、偏光子の機能
   を有する層を設けてなり、かつその偏光子の機能を有す
   る層の偏光面が記録・再生を行うレーザ光の偏光面と一
   致していることを特徴とする光情報記録媒体。