JPH0316062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0316062Y2 JPH0316062Y2 JP18368083U JP18368083U JPH0316062Y2 JP H0316062 Y2 JPH0316062 Y2 JP H0316062Y2 JP 18368083 U JP18368083 U JP 18368083U JP 18368083 U JP18368083 U JP 18368083U JP H0316062 Y2 JPH0316062 Y2 JP H0316062Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- gear
- knock pin
- fitted
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輪速検出装置のギヤとハブの固定機
構に関する。
構に関する。
従来は前記ギヤとハブを固定する機構として
は、例えば第2図のようにギヤ1を直接ハブ2に
設けられたインロー部3にはめこむ手段によつて
いたが、構造上あるいはハブ2に大巾な形状変更
を許されない場合などには、このような結合をす
る機構を設けることは不可能であつた。
は、例えば第2図のようにギヤ1を直接ハブ2に
設けられたインロー部3にはめこむ手段によつて
いたが、構造上あるいはハブ2に大巾な形状変更
を許されない場合などには、このような結合をす
る機構を設けることは不可能であつた。
本考案の目的は、前記問題点を解消し、構造上
又はハブに大巾な形状変更が許されない場合で
も、既存のハブに対して簡単な後加工を施すたけ
で高精度の同軸度でギヤとハブを結合できるアン
チスキツドブレーキシステムにおける車輪速検出
装置のギヤとハブの固定機構を提供するにある。
又はハブに大巾な形状変更が許されない場合で
も、既存のハブに対して簡単な後加工を施すたけ
で高精度の同軸度でギヤとハブを結合できるアン
チスキツドブレーキシステムにおける車輪速検出
装置のギヤとハブの固定機構を提供するにある。
以下第1図、第3〜4図を参照して、アンチス
キツドブレーキシステム用の本考案に係る車輪速
検出のギヤとハブの固定機構の一実施例について
説明する。
キツドブレーキシステム用の本考案に係る車輪速
検出のギヤとハブの固定機構の一実施例について
説明する。
ここにおいて、前記従来装置と同一もしくは均
等構成部分には、同一符号を用いて説明する。
等構成部分には、同一符号を用いて説明する。
第1図は前記ハブとギヤの組付詳細図で1はギ
ヤ、2はハブ、4はナツクル、5はデイスクロー
タ、6は段付ノツクピンa、6′は段付ノツクピ
ンb、7はセンサ、8はダストカバー、9はボー
ルベアリングである。
ヤ、2はハブ、4はナツクル、5はデイスクロー
タ、6は段付ノツクピンa、6′は段付ノツクピ
ンb、7はセンサ、8はダストカバー、9はボー
ルベアリングである。
上記のハブとギヤの組付機構は、アンチスキツ
ドブレーキシステムの車輪速検出装置を製作する
ためギヤとハブをインローで取り付けできない場
合でも、他の手段によつて精度の高い同軸度でギ
ヤとハブを固定することが絶対必要である。
ドブレーキシステムの車輪速検出装置を製作する
ためギヤとハブをインローで取り付けできない場
合でも、他の手段によつて精度の高い同軸度でギ
ヤとハブを固定することが絶対必要である。
本考案はアンチスキツドブレーキシステムの車
輪速検出装置構成部品の一つであるギヤ1とハブ
2と2本の段付ノツクピン6,6′を使用して確
実に同心状態で固定する機構である。
輪速検出装置構成部品の一つであるギヤ1とハブ
2と2本の段付ノツクピン6,6′を使用して確
実に同心状態で固定する機構である。
第3図aはギヤ1とハブ2の結合時の平面図、
第3図bは第3図aのA−A断面図、第4図a,
bはそれぞれ段付ノツクピン6および段付ノツク
ピン6′の正面図である。
第3図bは第3図aのA−A断面図、第4図a,
bはそれぞれ段付ノツクピン6および段付ノツク
ピン6′の正面図である。
先づ第3〜4図で段付ノツクピン6,6′の小
径側φda部とφdb部を同径に仕上げて、ギヤ1に
設けられた穴に圧入する。次にφDaはハブ2の穴
に圧入する寸法に仕上げ、φDbはハブ2の穴より
少し小さく仕上げておいて、ハブ2を2本の段付
ノツクピン6,6′を介してギヤ1とを同心にセ
ツトし、2本のボルトによりギヤ1とハブ2を固
定する。なお第3図aで10はボルト穴である。
又この様なセツト機構は一般に2つの部品を同心
で結合するときに応用できる。
径側φda部とφdb部を同径に仕上げて、ギヤ1に
設けられた穴に圧入する。次にφDaはハブ2の穴
に圧入する寸法に仕上げ、φDbはハブ2の穴より
少し小さく仕上げておいて、ハブ2を2本の段付
ノツクピン6,6′を介してギヤ1とを同心にセ
ツトし、2本のボルトによりギヤ1とハブ2を固
定する。なお第3図aで10はボルト穴である。
又この様なセツト機構は一般に2つの部品を同心
で結合するときに応用できる。
本実施例によれば、車輪速検出装置のギヤに穿
設された一対のノツク穴にノツクピンの小径部を
圧入した後、ノツクピンの大径部の一方をハブ穴
に圧入することによりハブに対してギヤを位置決
めし、その後ハブとギヤとをボルトにより固定す
るものである。そして、ギヤのノツク穴へのノツ
クピンの圧入時には大径部がストツパとなるの
で、簡単に圧入作業を行うことができるし、ハブ
穴へのノツクピンの嵌入時にはギヤがストツパと
なつてやはり簡単に嵌入作業が行えるものであ
る。しかも、本考案では一対のノツクピンの大径
部と一対のハブ穴との嵌入部分のうち一方を圧入
とし他方を隙間嵌めとしているので、ギヤに圧入
された一対のノツクピンをハブ穴に嵌入する際に
も作業を容易に行うことができるし、ハブとギヤ
との同軸度を得る上でも有効である。したがつ
て、形状によりギヤとハブに直接圧入できない場
合でも、既存のハブに対して簡単な後加工を施す
だけで高精度の同軸度で簡単にギヤとハブを結合
できる。
設された一対のノツク穴にノツクピンの小径部を
圧入した後、ノツクピンの大径部の一方をハブ穴
に圧入することによりハブに対してギヤを位置決
めし、その後ハブとギヤとをボルトにより固定す
るものである。そして、ギヤのノツク穴へのノツ
クピンの圧入時には大径部がストツパとなるの
で、簡単に圧入作業を行うことができるし、ハブ
穴へのノツクピンの嵌入時にはギヤがストツパと
なつてやはり簡単に嵌入作業が行えるものであ
る。しかも、本考案では一対のノツクピンの大径
部と一対のハブ穴との嵌入部分のうち一方を圧入
とし他方を隙間嵌めとしているので、ギヤに圧入
された一対のノツクピンをハブ穴に嵌入する際に
も作業を容易に行うことができるし、ハブとギヤ
との同軸度を得る上でも有効である。したがつ
て、形状によりギヤとハブに直接圧入できない場
合でも、既存のハブに対して簡単な後加工を施す
だけで高精度の同軸度で簡単にギヤとハブを結合
できる。
前述のとおり、本考案に係る車輪速検出装置の
ギヤ1とハブ2の固定機構は、小径部及び大径部
よりなる2本の段付ノツクピン6,6′の小径側
はともにギヤ1のノツクピン穴とかるい打込みと
し、大径側はハブ2の大径ノツクピン穴に対し一
方はかるい打込み、他方は隙間嵌めとして前記2
本のノツクピン6,6′を介してギヤとハブを同
センタにセツトしておき、複数のボルトで両者を
固定するようにしたので、構造上又はハブに大巾
な形状変更が許されない場合でも既存のハブに対
して簡単な後加工を施すだけで高精度の同軸度で
ギヤとハブを結合できる。
ギヤ1とハブ2の固定機構は、小径部及び大径部
よりなる2本の段付ノツクピン6,6′の小径側
はともにギヤ1のノツクピン穴とかるい打込みと
し、大径側はハブ2の大径ノツクピン穴に対し一
方はかるい打込み、他方は隙間嵌めとして前記2
本のノツクピン6,6′を介してギヤとハブを同
センタにセツトしておき、複数のボルトで両者を
固定するようにしたので、構造上又はハブに大巾
な形状変更が許されない場合でも既存のハブに対
して簡単な後加工を施すだけで高精度の同軸度で
ギヤとハブを結合できる。
第1図はハブとギヤおよびその周辺の組付詳細
図、第2図は従来装置のギヤとハブのインローに
よる結合図、第3図aは本考案に係る車輪速検出
装置のギヤとハブの固定機構の側面図、第3図b
は第3図aのA−A断面図、第4図aは段付ノツ
クピンaの正面図、第4図bは段付ノツクピンb
の正面図である。 1……ギヤ、2……ハブ、2a……ハブのノツ
ク穴(小)、2b……ハブのノツク穴(大)、6…
…ノツクピンa、6′……ノツクピンb、10…
…ボルト穴。
図、第2図は従来装置のギヤとハブのインローに
よる結合図、第3図aは本考案に係る車輪速検出
装置のギヤとハブの固定機構の側面図、第3図b
は第3図aのA−A断面図、第4図aは段付ノツ
クピンaの正面図、第4図bは段付ノツクピンb
の正面図である。 1……ギヤ、2……ハブ、2a……ハブのノツ
ク穴(小)、2b……ハブのノツク穴(大)、6…
…ノツクピンa、6′……ノツクピンb、10…
…ボルト穴。
Claims (1)
- デイスクブレーキのハブと車輪速検出装置のギ
ヤとを同心に固定するものにおいて、大径部と小
径部よりなる2本の段付ノツクピンと、ギヤ1の
側面に中心軸に対してほぼ対称に穿設された1対
のノツクピン穴と、前記ギヤのノツクピン穴に対
向するハブ2の位置に穿設された1対のノツクピ
ン穴と、前記ギヤとハブを固定する複数のボルト
とを有してなり、前記ギヤ1のノツクピン穴とノ
ツクピン小径部とはともに圧入とし、前記ハブ2
のノツクピン穴とノツクピン大径部とは一方を圧
入とし他方を隙間嵌めとしたことを特徴とする車
輪速検出装置のギヤとハブの固定機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18368083U JPS6092172U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 車輪速検出装置のギヤとハブの固定機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18368083U JPS6092172U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 車輪速検出装置のギヤとハブの固定機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6092172U JPS6092172U (ja) | 1985-06-24 |
JPH0316062Y2 true JPH0316062Y2 (ja) | 1991-04-08 |
Family
ID=30397471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18368083U Granted JPS6092172U (ja) | 1983-11-30 | 1983-11-30 | 車輪速検出装置のギヤとハブの固定機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6092172U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2944028B2 (ja) * | 1995-07-18 | 1999-08-30 | 日本精工株式会社 | 軸受組立体 |
-
1983
- 1983-11-30 JP JP18368083U patent/JPS6092172U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6092172U (ja) | 1985-06-24 |
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