JPH03160201A - プラント寿命診断支援装置 - Google Patents

プラント寿命診断支援装置

Info

Publication number
JPH03160201A
JPH03160201A JP1299661A JP29966189A JPH03160201A JP H03160201 A JPH03160201 A JP H03160201A JP 1299661 A JP1299661 A JP 1299661A JP 29966189 A JP29966189 A JP 29966189A JP H03160201 A JPH03160201 A JP H03160201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
data
inference
knowledge base
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1299661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2954613B2 (ja
Inventor
Teruo Koyama
小山 輝夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
Priority to JP29966189A priority Critical patent/JP2954613B2/ja
Publication of JPH03160201A publication Critical patent/JPH03160201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2954613B2 publication Critical patent/JP2954613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、火力発電ボイラ等のプラントの定期検査や余
寿命診断に係り、これらの作業を必要十分に行うための
プラント寿命診断支援装置に関する。
〔従来の技術〕
火力発電ボイラ等のプラントの定期検査や余寿命診断を
実施する場合、一般的には作業前に点検箇所や点検項目
・方法等(点検カルテ)をあらかじめ決めておき、それ
に従って点検を実施する。
点検した時点で問題があれば、詳細な点検や補修・取り
換えを実施する。点検カルテの作戒や詳細点検,補修・
取り換えの決定は、従来、専門家が過去の経験や類似プ
ラントの実績等から決定していた。また、最近ではコン
ピュータの発展に伴い、点検や診断を支援するエキスパ
ートシステムが構築されている。
具体的には例えば、点検カルテ作或支援エキスパートシ
ステムであり、点検カルテの作戒にあたり、対象プラン
トの過去の履歴(特に事故の経歴)や類似プラントの事
故データを統計的に処理し、対象部位の事故確率を考慮
して、点検カルテを作或している。従って、点検カルテ
の作成においては見落としを無くすようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術では、点検カルテとしては十分なものが作
成できるが、実際の点検作業では、不明確な結果が出て
くることも少なくない。このような場合には従来は専門
家が判断し、詳細点検あるいは補修・取り換え等を決定
していた。また、これらの結果を反映して、類似箇所の
点検を行う場合にも専門家の判断によっていた。
更に定期検査の結果は次回定期検査時Cこ反映させなけ
ればならないが、その場合には定期検査時の記録を参考
にしたり、定期検査に立ち合った専門家の知識を参考に
していた。このような一連の定期検査作業は一人の専門
家の判断で行うのではなく、数人の異なった分野の専門
家が必要である。
例えば、寿命評価一つにしても強度と腐食では異なった
専門家が必要である。最近では寿命評価が必要な対象プ
ラントが増加してきているのに対し、専門家が足りなく
なってきているのも問題点の一つである。
〔課題を解決するためのト段〕
上記目的は、点検カルテ作或用,損傷評価用追加点検部
位・項目選定用,点検スゲジュール作威用,対策方法選
定用,類似箇所選定用の各データ・知識ヘース群と、入
力情報を基にデータ・知識ベース群を検索し、それぞれ
点検カルテ作或,絹傷3・r価,追加点検部位・項目選
定,点検スケジュール作戒,対策方法選定,類似箇所選
定を行う推論・演算部を装置内に設け、更に診断の結果
をデータ・知識ベースに追加書き込みを行う機能を有す
ることにより達威される。
〔作用〕
損傷評価推論演算部は、点検結果を入力することにより
該データ・知識ベースを基に寿命評価を実施する。その
結果、十分な余寿命を有すれば、その結果と点検スケジ
ュール作威用データ・知識一・−スを基に今後の最適点
検スケジュールを作或する。余寿命がほとんどない場合
には、最適な対策方法を該データ・知識ヘースを基に推
論し、出力する。
更に、点検が必要な類似箇所を該データ・知識ヘースを
基に推論して出力し、点検を要求する。
寿命が推論できない、あるいは不明確な(寿命評価の確
信度が低い)場合には寿命評価が可能になる点検項目を
該データ・知識ベースを基に推論して出力し、追加点検
を要求する。その点検データを追加して寿命評価を行い
、もう一度、同様の処理を行う。これらの結果はデータ
・知識ベースにフイードハツクし、次回定期検査の診断
カルテ作或や診断作業に反映させる。以上のような装置
構成にすることにより、専門家知識がなくても適切な診
断作業を支援することができる。
〔発明の実施例〕
第1図に本発明のプラント寿命診断支援装置の全体構或
図を示す。本装置1は処理装置2,表示装置5,入力装
置6及び出力装置7から或り、処理装置2はデータ・知
識ベース3と推論演算部4から或る。本装置1はホスト
コンピュータ8と接続し、ホストコンピュータ8内に記
録された種々のプラントの運転履歴,定検記録,事故経
歴等を検索して、データ・知識ヘース部3に取り込み、
本装置のデータベースとして利用できる形になっている
推論演算部4は、表示装置5に出力された対話画面に従
って人力装置6から入力された情報と、データ・知識ベ
ースに基づいて推論・演算を行い、結果を出力装置7及
び表示装置5に出力する。なお、結果は一定のフォーマ
ットに従ってホストコンピュータに送られ、新たなデー
タベースになる。
第2図に、本装置の処理のフローを示す。本装置では最
初に点検カルテを作或する。このためにまず、表示装置
(CRT)に出力された対話画面に従って、プラント名
や点検時朋等、診断対象プラントデータを入力装置(キ
ーボード)から入力し、それらの情報と点検カルテ作成
用データ・知識ベース25を基に推論・演算して点検カ
ルテを作成する。
点検カルテ作或用データ・知識ベース25には、種々の
プラン1・の設計・構造,補代・改造.運転履歴,点検
履歴1事故・損傷等のデータが格納されており、人力デ
ータから対象プラントの検索,類似(形式,容量及び運
転履歴)プラントの検索統計処理2事故確率の演算等の
推論・演算を行い、事故確率の高い部位を選定する。事
故確率の部位とは類似プラントの事故例から統計的に事
故確率が高い部位や運転履歴等から損傷が大きいと推定
される部位である。
出力11としては、第3図に示すように事故確率が高く
、点検を要する部位の一覧表と、点検方法を表示装置や
出力装置(プリンター〉に出力する。点検方法は点検方
法項目選定用データヘースから必要最小限の点検項目を
選定し、表示する。
例えば、電熱管であれば外観目視検査.外形測定等を表
示する。なお、参考のために予想される損傷要因も出力
する。また、マウス又はキーボード等の人力装置から部
位を選定すれば、図面を格納しているデータベースから
図面を選択し、対象部位を図面で示すことができ、この
ような図面も出力装置で出力することができる。更に、
第4図に示す点検結果記録表を部位別に出力し、点検作
業をスムーズに行うことができる。
次に本装置では人力部分12で点検結果を入力装置から
入力し、損傷評価を行う。点検結果は硬さのように数値
を入力する場合と、目視検査によるスケールの状態等、
文章で表現する場合があるが、前述した点検結果記録表
には点検項目に対して数値人力,文章入力の区別と、文
章人力の場合には数個の結果から選択するようにしてい
る。このような入力情報と、損傷評価用データ・知識ベ
ース27を基に推論・演算を行い、寿命評価をする。損
傷評価用データ・知識ベース27には評価用パラメータ
と損傷量との関係を示すデータや、文章で表現されるよ
うなあいまい量を含む数個の評価パラメータからファジ
ー推論により寿命を推論するためのメンバーシップ関数
データを格納している。第5図は評価パラメータと損傷
量の関係を示すデータの一例であり、クリープ損傷評価
パラメータであるキャビテイ面積率とクリープ損傷率の
関係を示すマスターデータである。これらのデータ・知
識ベースと人力データに基づきマスク−データによる演
算.ファジー推論,極値統計等の統計計算等により寿命
を評価する。
損傷量推論・演算部13で損傷評価した結果、評価の確
信度が高く、かつ損傷が大きいために対策が必要な場合
には、対策方法選定用知識・べ−ス28を基に、取り換
え,補修,改造等、最適な対策方法を推論し、表示装置
,出力装置に出力する。その出力例を第6図に示す。
また、損傷が大きい部位と類似の部位で、■1で出力し
た点検カルテに含まれない部位を、類似箇所選定用デー
タ・知識ベース29に基づいて推論し、点検要求を出力
する。これによって見落としをなくすことができる。
損傷量推論・演算部13で損傷評価した結果、評価の確
信度が高く、かつ対策を必要としない場合には、点検ス
ケジュール作成用データ・知識ヘース30を基に、次回
点検時期,点検項目,点検方法等出力する。更に次回点
検時に温度測定データが必要な場合には熱電対取り付け
要求等、点検期間中に行わなければならない作業を指示
し、次回点検時に必要なデータを採取するための指示を
出力する。
損傷量推論・演算部13で損傷評価した結果、情報不足
、あるいは異常なデータの人力等の理由で評価の確信度
が低い場合には、確信度の高い評価が可能になるような
点検項目,方法を点検項目,方法選定用データ・知識ベ
ース26を基に追加点検部位・項目を推論し、出力する
。例えば、詳細評価のためにレプリカを採取し、キャビ
テイ面積率を求める等の要求を出す。また、追加だけで
なくデータとして不適当と推定できる場合には再点検を
要求したり、更に対象部位の点検だけでは評価が困難な
ものについては、隣接する部位の点検を要求する場合も
ある。なお、サンプルを採取してクリープ試験等の破壊
試験を要求する場合もあるが、この場合には、結果が出
るのは数ケ月後であり、この装置では取り換え方法を指
示して終了する。
追加点検結果を入力すると、損傷量推論・演算部l3に
戻り、再度、損傷評価を行い、同様の手順を繰り返す。
なお、この場合の損(a量}II3余・演算には、先に
採取した点検データも含めて、,総合的に評価する。
以上のように本発明になるプラント寿命診断支援装置で
は、点検カルテの作成,損傷評価.対策方法,類似箇所
の指摘.追加点検項目・方法の指示,今後の点検スケジ
ュールの作戒等、対話型式で入出力し、プラントの寿命
診断作業を支援するが、点検終了後、これらのデータは
ホストコンピュータに格納され、データヘースとして利
用される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プラントの寿命診断作業において、無
駄な点検を行わず、かつ見落としなく作業ができ、しか
も、従来、専門家に頼っていた判断も本装置で専門家以
外でもできるため、作業の効率.精度が大幅に向上し、
経7斉的にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラント寿命診断支援装置の全体構成図、第2
図はその処理のフローチャート、第3図は出力装置に出
力された点検部位の一覧表を示す図、第4図は点検結果
記録表を示す図、第5図はキャビテイ面積率とクリープ
順傷率の関係を示す図、第6図は表示装置に出力された
対策推論結果の一例を示す図である。 1・・・プラント寿命診断支援装置、2・・・処理装置
、3・・・データ・知識ヘース部、4・・・推論演算部
、5・・・表示装置、6・・・入力装置、7・・・出力
装置。 図面の浄書 第 3 図 「V面の浄浮 第4図 17′面の浄書 第 5 図 クリープ宇員f易率 口而の浄書 第6図 図面表示画面 手あ′lニ字+ff正S拮冫 (方式) 平或 2年 3月

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラント寿命診断を支援する装置において、点検が必要
    な部位と必要最小限の点検項目及び方法を推論・演算し
    出力する推論・演算部と、点検結果に基づき損傷評価を
    行う推論・演算部と、損傷評価の確信度が低い場合に損
    傷評価が可能になる点検項目及び方法を推論し出力する
    推論部と、対策が必要な場合に最適な対策方法を推論し
    出力する推論部及び類似箇所を推論し出力する推論部と
    、対策が不要な場合に今後の点検時期及び方法を推論し
    出力する推論部と、各推論・演算又は推論を可能にする
    データ・知識ベース部を設けたことを特徴とするプラン
    ト寿命診断支援装置。
JP29966189A 1989-11-20 1989-11-20 プラント寿命診断支援装置 Expired - Fee Related JP2954613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29966189A JP2954613B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 プラント寿命診断支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29966189A JP2954613B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 プラント寿命診断支援装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03160201A true JPH03160201A (ja) 1991-07-10
JP2954613B2 JP2954613B2 (ja) 1999-09-27

Family

ID=17875446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29966189A Expired - Fee Related JP2954613B2 (ja) 1989-11-20 1989-11-20 プラント寿命診断支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2954613B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121207A (ja) * 1993-10-21 1995-05-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エキスパートシステム
JP2007526980A (ja) * 2003-03-11 2007-09-20 オクサンド 構造物(特に土木構造物)の視覚的検査および鑑定を最適化するための携帯用装置および仮想現実方法
JP2008191983A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Yamatake Corp プラントの運転管理支援システム
CN102418919A (zh) * 2010-08-31 2012-04-18 株式会社日立制作所 设备的控制装置和火力发电设备的控制装置
JP2019148440A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 三菱日立パワーシステムズ株式会社 保守管理メニュー決定方法及びプラントの保守管理方法
JP2020113229A (ja) * 2019-01-17 2020-07-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 プラント保守支援装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117730336A (zh) * 2021-07-28 2024-03-19 三菱电机株式会社 检查作业支援装置以及检查作业支援方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07121207A (ja) * 1993-10-21 1995-05-12 Mitsubishi Heavy Ind Ltd エキスパートシステム
JP2007526980A (ja) * 2003-03-11 2007-09-20 オクサンド 構造物(特に土木構造物)の視覚的検査および鑑定を最適化するための携帯用装置および仮想現実方法
JP2008191983A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Yamatake Corp プラントの運転管理支援システム
CN102418919A (zh) * 2010-08-31 2012-04-18 株式会社日立制作所 设备的控制装置和火力发电设备的控制装置
JP2019148440A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 三菱日立パワーシステムズ株式会社 保守管理メニュー決定方法及びプラントの保守管理方法
JP2020113229A (ja) * 2019-01-17 2020-07-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 プラント保守支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2954613B2 (ja) 1999-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5025392A (en) Apparatus and method for expert analysis of metal failure with automated visual aids
Chen et al. A 3D visualized expert system for maintenance and management of existing building facilities using reliability-based method
JPH01250016A (ja) 試験装置
US20060095457A1 (en) Interactive tool for knowledge-based support of planning under uncertainty
JP2002073155A (ja) プラント機器の運用診断装置及びその運用診断方法
JP3766232B2 (ja) 機器カルテ管理評価装置および同装置を用いた機器カルテ管理評価方法
Juang et al. Design and implementation of a fuzzy inference system for supporting customer requirements
JPH03160201A (ja) プラント寿命診断支援装置
Sexton et al. Categorization errors for data entry in maintenance work-orders
Garg-Janardan et al. A structured knowledge elicitation methodology for building expert systems
JPH06123642A (ja) プラント異常診断方法及びプラント異常診断装置
JP2007193456A (ja) 要因推定装置、要因推定プログラム、要因推定プログラムを記録した記録媒体、および要因推定方法
JP2613360B2 (ja) 機器/設備の診断システム
JPH02247576A (ja) 機器/設備の診断システム
Brethower et al. Performance engineering: SPC and the total performance system
Al Rashdan et al. Development of a Technology Roadmap for Online Monitoring of Nuclear Power Plants
Schnelle et al. A real-time expert system for quality control
JPH07200981A (ja) プラントの信頼性評価方法および更新評価方法
JP2005242712A (ja) プラントの保守計画策定方法及び保守計画策定用プログラム
JPH03242529A (ja) 保守支援評価装置
Oldham et al. DIPLOMA-the seal of approval
JPH01274209A (ja) プラント故障診断装置
JPH04359640A (ja) 異常原因診断方法
JPH04218840A (ja) フアジイ推論方法ならびにフアジイ推論におけるデータ評価方法
Cordiner et al. Ergonomic intervention during a gas processing plant refurbishment

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070716

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080716

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees