JPH03160098A - ペルオキシ酸漂白剤および汚れ放出剤として有用なスルホベンゾイル末端封鎖エステルオリゴマーを含有する粒状洗剤組成物 - Google Patents

ペルオキシ酸漂白剤および汚れ放出剤として有用なスルホベンゾイル末端封鎖エステルオリゴマーを含有する粒状洗剤組成物

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JPH03160098A JP2295134A JP29513490A JPH03160098A JP H03160098 A JPH03160098 A JP H03160098A JP 2295134 A JP2295134 A JP 2295134A JP 29513490 A JP29513490 A JP 29513490A JP H03160098 A JPH03160098 A JP H03160098A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ペルオキシ酸漂白剤および形態が実質上無定
形であり且つ汚れ放出剤として有用であるオリゴマーま
たは低分子量重合体エステル組成物を含有する粒状洗濯
洗剤組成物に関する。
発明の背景 今使用されている合成布帛の実質的部分は、ダクロン(
DACRON) 、フオルトレル( FORTREL)
、コーデル( KODEL)およびブルー・シイー・ポ
リエステル(BLUE C POLYESTER)を包
含する商品名で販売されているエチレングリコールとテ
レフタル酸との共重合体である。油汚れおよび油じみを
かかる布帛の表面から除去することは、消費者に最も一
般に入手しやすい種類の洗濯組成物を使用して達成する
ことが技術上困難であることがよく認められている。
消費製品中で汚れ放出剤として使用することが示唆され
ている物質としては、ポリエチレングリコールセグメン
トがランダムに散在されたエチレンテレフタレートセグ
メントを含有する重合体が挙げられている。例えば、米
国特許第3.962,152号明細書参照。ミリーゼ(
MILEASE ) Tとして商業上既知のこの種の汚
れ放出ポリエステルは、更に米国特許第4,116,8
85号明細書に開示されている。他の商業的変形物は、
パーマロース( PERMALOSE)、ゼルコン(Z
ELCON)およびアルカリル(ALKARIL)製品
として販売されている(例えば、加国特許第1,100
,262号明細書、米国特許第4,238,531号明
細書、および英国特許出願第2,172,608号明細
書参照)。
汚れ放出ポリエステルの商業的供給者としては、ICI
,デュポンおよびアルカリル(以前はクオーカー●ケミ
カル●カンパニー)が挙げられる。
工業的布類処理応用で使用する汚′れ放出組成物は、周
知である。かかる組成物の応用は、制御された条件下で
あり且つ洗剤技術上遭遇する処方拘束から自由である。
多量の洗剤化学薬品の不在下でのバッディングおよび熱
硬化は、使用する方法を例証する。ポリエステルは、ポ
リエステル表面の工業的汚れ放出処理に成功裡に使用さ
れているが、最近の傾向は、むしろ高価なフルオロケミ
カル処理に向けられている。
消f!製品組成物用の経済的な製品安定性処方物相容性
汚れ放出剤の開発は、簡単ではない。工業的布類処理剤
を一般に使用する単純な制御された環境と対照的に、消
費洗濯製品中の汚れ放出剤は、通常、陰イオン界面活性
剤、アルカリ性ビルダーなどの各種の洗剤成分にさらさ
れるであろう。かかる化学薬品は、例えば、布帛上への
付着を防止することによって、汚れ放出剤の有効性を減
少することがある。汚れ放出剤は、逆に、例えば、界面
活性剤、光学増白剤、帯電防止剤または柔軟剤(これら
のすべては現代の洗濯組成物に通常存在する)の作用を
妨害することによって、洗剤或分の洗濯上の利益を減少
することがある。「スルー・ザ・ウォッシx (thr
u−the−wash)J法においては、汚れ放出剤を
含めた処方物成分は洗濯液中の懸濁汚れの再付着を促進
すべきではないことが特に重要である。この再付着は、
洗濯された布帛の外観を曇らせるであろう。
恐らく間違いなく、汚れ放出剤の目的で消費洗濯製品の
最も困難なものは、粒状洗濯組成物である。特にかかる
洗剤組成物に通常存在するアルカリ性陰イオン洗剤環境
との汚れ放出剤の相容性要件は、実質的技術的課題を与
える。追加の課題は、汚れ放出剤を安定性および洗濯液
への有効な配送のために適当な物理的形態で配合するこ
とである。
洗剤組成物および布帛コンディショニング物品で汚れ放
出剤として有用な新規のスルホアロイル末端封鎖( e
nd−ca9ped)エステルオリゴマーは、欧州特許
出願第0311342号明細書に開示されている。
本発明は、ベルオキシ酸漂白剤およびEPA第0311
342号明細書に開示の種類の所定の汚れ放出剤(形態
が実質上無定形である)を含有する粒状洗剤組成物に関
する。
本発明の目的は、漂白剤および有効な製品相容性汚れ放
出剤として使用できる組成物を含有する粒状洗剤組成物
を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、ペルオキシ酸漂白剤および汚
れ放出剤として有用な物理的(無定形)形態のオリゴマ
ーまたは低分子ffill!合体エステルを含有する粒
状洗剤組成物を提供することにある。
これらの目的および他の目的は、下記開示からわかるよ
うに、ここで達成される。
発明の概要 本発明の組成物で有用な汚れ放出剤は、オキシ−1.2
−アルキレンオキシ単位対テレフタロイル単位のモル比
約2=1から約1.1:1のオキシ−1.2−アルキレ
ンオキシ単位およびテレフタロイル単位を含むオリゴマ
ーまたは低分子量重合体の実質上線状のスルホベンゾイ
ル末端封鎖エステルを包含する(かかるエステルと反応
副生物などとの混合物は、末端封鎖基の少なくとも50
モル%、好ましくは少なくとも60モル%がスルホベン
ゾイル基である時にここで布帛汚れ放出剤として有用で
ある)。本発明のエステルは、比較的低い分子量(即ち
、繊維形威性ポリエステルの範囲外)を有し、典型的に
は平均は約650〜約2500である。
本発明の必須の末端封鎖単位は、ベンゾイル基によって
エステルに連結された陰イオン親水性単位である。陰イ
オン源は、スルホン化基であり、即ち、末端封鎖単位は
式 (MO3S)(C6H4)C(O)−(式中、Mはナト
リウムである)のスルホベンゾイル単位である。
本発明のエステルの必須゜のオキシ−1,2−アルキレ
ンオキシ単位は、(a)式 −OCR (Ra)CH (Rb)O− (式中、Ra
およびRbは前記単&の各々において前記基の一方がH
であり且つ他方がCH3であるように選ばれる)のオキ
シ−1.2−プロピレンオキシ単位、および(b)式 
−OCH2CH20のオキシエチレンオキシ単位である
。(a)単位は、所望の無定形物理的形態の安定性に必
要とされる十分に非対称の特性を与えると信じられる一
方、(b)単位は汚れ放出活性に十分な対称を与えると
信じられる。非対称特性と対称特性との間の所要のパラ
ンスは、単位(b)対(a)のモル比が約15:1から
約2.5:1である時に得られる。
また、場合によって、微量(例えば、5重量%未満、好
ましくは2重量%未満)のジー(オキシエチレン)オキ
シ単位、トリ−(オキシエチレン)オキシ単位などの追
加の親水性単位をエステルに組み込むことが可能である
かくて、本発明のエステルは、前記エステル1モル当た
り (i)約1〜約2モルの式 (MO S)(C6H4・) C (O) − (式中
、M3 はナトリウムである)のスルホベンゾイル末端封鎖単位
; (ii)約2〜約10モルのオキシ−1,2−プロピレ
ンオキシ単位とオキシエチレンオキシ単位との混合物; (ii1)約1〜約9モルのテレフタロイル単位を含む
好ましくは、エステル中の前記スルホベンゾイル末端封
鎖単位の約0.15モル分率以下は、パラ形態である。
前記スルホベンゾイル末端封鎖単位が本質上オルトまた
はメタ形態であるエステルが、最も高度に好ましい。こ
こで好ましい末端封鎖エステルは、前記エステル1モル
当たり約2モルの前記スルホベンゾイル末端封鎖単位を
含む本質上二重末端封鎖形B (doubly end
−capped form)である。
本組成物のエステル「主鎖」は、定義によって、末端封
鎖単位以外のすべての単位からなる。エステルに組み込
まれるすべての単位は、エステル結合によって相互連結
される。エステル「主鎖」は、テレフタロイル単位、オ
キシエチレンオキシ単位、およびオキシ−1.2−プロ
ピレンオキシ単位(後者の2種の単位のモル比は約15
:1から約2.5:1である)からなる。
本発明によって提供される好ましい組成物は、実験式 
(CAP)   (EC/PG)   (T) zx 
              y 〔式中、(CAP)はナトリウム塩形態の前記スルホベ
ンゾイル末端封鎖単位(i)を表わし、(EG/PC)
は前記オキシエチレンオキシおよびオキシ−1.2−プ
ロピレンオキシ単位(ii)を表わし、(T)は前記テ
レフタロイル単位(iii)を表わし、Xは約1〜2で
あり、yは約2.25〜約7であり、2は約1.25〜
約6であり、X%yおよび2は前記エステル1モル当た
りの対応単位の平均モル数を表わす〕を有するエステル
約25〜約100重量%を含む。より好ましくは、オキ
シエチレンオキシ対オキシ−1.2一プロピレンオキシ
のモル比は、約3:1から約10:1(より好ましくは
約4:1から約8:1)であり、Xは約2であり、yは
約2.25〜約5.5であり、2は約1.25〜約4、
5である。
最も好ましくは、これらのエステル組成物は、平均分子
量約700〜約2000、好ましくは約800〜約15
00を有する前記エステル分子(オリゴマー)少なくと
も50重量%を含む。
本発明の方法のアスペクトにおいては、本発明は、最も
好ましくはテレフタル酸ジメチル、エチレングリコール
、1,2−プロピレングリコールおよびスルホ安息香酸
の一ナトリウム塩(またはそのC1〜C4アルキルカル
ボン酸エステル)からなる群から選ばれる化合物を少な
くとも1種の通常のエステル交換触媒の存在下で反応さ
せることからなる方法による前記 (CAP)   (EG/PG)   (T)  線状
エスx              y       
zテルの生成を包含する。得られた水溶性または分散性
エステル混合物は、布帛汚れ放出物質として使用され、
最良の結果は、限定せずにポリエステル布帛の場合に達
或される。別の高度に好ましいエステル混合物は、最も
好ましくはテレフタル酸ジメチル、1,2−プロピレン
グリコール、エチレングリコールおよびスルホ安息香酸
の一ナトリウム塩を少なくともIIの通常のエステル交
換触媒の存在下で反応させることからなる方法によって
与えられる。
ここですべての%、部および比率は、特に断らない限り
、重量基準で与える。
発明の具体的な説明 本発明は、ペルオキシ酸および使用するのに好適なエス
テル組成物を含有する粒状洗剤組成物を包含する。エス
テルは、後述のような構造配置および物理的配置を有す
る或る必須の末端封鎖単位および主鎖単位(すべて特定
の割合)によって特徴づけられる。
本発明のエステルは、実質上線状のエステル「主鎖」お
よびスルホベンゾイルである末端封鎖単億からなるオリ
ゴマーまたは比較的低分子ffi重合体と単純に特徴づ
けることができる。エステル主鎖を含む構造単位の適当
な選択および十分な量のスルホベンゾイル末端封鎖単位
の使用は、これらの物質の所望の汚れ放出性を生ずる。
オリゴマー/重合体エステル 本発明の組成物は樹脂状高分子量高分子または繊維形成
性ポリエステルではなく、代わりに比較的低分子量であ
り且つ重合体としてよりもむしろオリゴマーとしてより
適当に記載される種を含有することを理解すべきである
。本発明のエステル組成物は、平均分子量約650〜約
2500,好ましくは約800〜約1500を有する。
従って、本発明の組成物は、繊維状ポリエステルなどの
高重合体を意味するために常用されているような用語の
会話で使用されている意味での「ポリエステル」よりも
むしろ「オリゴマーまたは重合体エステル」と称する。
分子形状 本発明のエステルは、すべて、2個よりも多いエステル
結合形成部位を有する単位を構造に組み込むことによっ
て有意には分技または架橋されていないという意味で「
実質上線状」である(本発明のエステルを定義する際に
排除された種類のポリエステル分技または架橋の典型例
に関しては、米国特許第4,554,328号明細書参
照)。
更に、環式エステルは、本発明の目的では必須ではない
が、環式エステルは、エステル合成時の副反応の結果と
して少量で組成物に存在してもよい。
好ましくは、環式エステルは、組成物の約2重量%を超
えないであろう。最も好ましくは、それらは、組成物か
ら全く不在であろう。
しかしながら、前記のことと対照的に、本発明のエステ
ルに適用する「実質上線状」なる用語は、エステル生成
またはエステル交換反応で非反応性である側鎖を含有す
る物質を特に包含する。かくて、オキシ−1,2−プロ
ピレンオキシ単位は、本発明で必須の非対称置換型を有
する。それらのメチル基は、重合体テクノロジーで「分
技」と通常みなされるものを構或せず(オディアン、重
合の原理、ウィリー、ニューヨーク、1981年、第1
8頁〜第19頁参照、本発明の定義は完全にそれと一致
)、エステル生成反応で非反応性である。
分子単位 本発明のエステルは、反復主鎖単位、および末端封鎖単
位からなる。簡潔に説明するために、好ましいエステル
の分子は、3giの必須単α、即ち、(i)式 (MO
 S) (C6H、4) C (O) −3 (式中、Mはナトリウムである)のスルホベンゾイル末
端封鎖単位; (ii)オキシ−1,2−プロピレンオキシ単位、即チ
、一〇〇H(CH3)CH20一または−OCH  C
H (CH3)O−とオキシエチレン2 オキシ単位、即ち、一〇CH2CH20−との混合物;
および ( i i i)テレフタロイル単位、即ち、− (o
)CC6H4C (O) からなる。ここで一般に使用のように、後者の式は 単位を示す。
下記構造は、単位(ii)がモル比4:1のオキシエチ
レンオキシ単位とオキシ−1,2−プロピレンオキシ単
位との混合物である下記態様に入る二重末端封鎖エステ
ル分子(ここで「ハイブリッド主鎖」エステル分子と呼
ばれる)を例示する(平均して、ここに例示のものなど
の個々の分子と対照的に全体としてエステル組成物にお
いては、比率約15=1から約2.5、好ましくは約1
0:1から約3:工、より好ましくは約8:1から約4
:1が最も高度に好ましい)。
12 前記構造中、R およびR は、R1または−OCR 
(R1)CH (R2)O一単位の第二R基が−Hであ
るように選ばれる。
本発明に必須の単位は、個々に技術上認識されているこ
とが前記開示からわかるであろう。この事実にも拘らず
、本発明が基づく単位の新しい配置は、本発明の分野で
格別有用なエステル分子およびエステル含有組成物を生
ずる。
ここに開示のエステル分子の構造の文脈で、本発明は、
分子水準での単位の配置を包含するだけではなく、各々
の場合に本発明の反応スキームから生じ且つ所望の範囲
の組成および性質を有するエステルの全体の混合物も包
含することを認識すべきである。従って、「本発明のエ
ステル」は、ここに開示の二重末端封鎖化合物、それら
の混合.物、および不可避的に若干の単独末端封鎖種お
よび非封鎖種を含有することがある前記末端封鎖物質の
混合物を包含する用語である(後者の量は高度に好まし
い組成物のすべてにおいて零または最小限であろうカリ
かくて、単純にここで「エステル」と称する時には、定
義によって、いかなる単一の製法からも生ずるエステル
分子の混合物を集合的に意味することが更に意図される
エステル主鎖 この点を更に例示するために、排他的に必須のテレフタ
ロイル単位、オキシエチレンオキシ単位とオキシ−1.
2−プロピレンオキシ単位との混合物、およびスルホベ
ンゾイル末端封鎖単位からなる本発明のエステルを考え
る。このエステルの分子においては、オキシアルキレン
オキシ単位およびテレフタロイル単位は、交互に連結さ
れてエステル主鎖を形或する。
エステル主鎖の末端における基 末端封鎖単位によって完全に、即ち二重に末端封鎖され
ていない本発明の組成物で存在するいかなるエステル分
子も、スルホベンゾイル末端封鎖基ではない単位を末端
基としなければならない。
これらの末端は、単位形成反応体に起因するヒドロキシ
ル基または他の基であろう。例えば、−−OCH2CH
20H, −−OCR (CH  )CH20H,3 −−OCR  CH (CH3)ORなどの単位、即2 ち、ヒドロキシル基を形成するーHが結合されている鎖
末端位中の1個のオキシ−1,2−プロピレンオキシ単
位が、好適である。作ってもよい他の例においては、−
− (O)CC6H5(非スルホン化安息香酸から)、 −− (O)CC6H4C (O)−−CH3、一− 
(O)CC6H4C (O)−−ORなどの単位は、末
端位に見出されることがある。しかしながら、本発明の
すべての最も高度に好ましいエステル分子は、前記のよ
うに、2個のスルホベンゾイル末端封鎖単位を有し、残
留単位は末端位を占めないであろう。
対称 前記式中、オキシ−1.2−プロピレンオキシ単位は、
隣接一C H 2−水素原子の1つがランダムに組み込
まれたメチル基を有し、それによってエステル鎖の対称
を低下することがあることを認識すべきである。かくて
、例えば、式中の第一オキシ−1.2−プロピレンオキ
シ単位は、−OCH2Cl (CH3)O一配向を有す
ると記載できる一方、第二のかかる単位は反対の−CC
H (CH  )CH20一配向を有していて3 もよい。オキシ−1,2−プロピレン単位中の炭素原子
(これらの原子にはメチル基が結合されている)は、更
に不斉、即ち、キラルである。それらは、結合された4
個の非等価化学エンティティ− (entity)を有
する。
エステルの布帛付着性および処方性 エステル主鎖は、本発明の組成物の布帛付着性(sub
stant[vlty)を与える。好ましい態様におい
ては、交互のテレフタロイル単位およびオキシアルキレ
ンオキシ単位は、布帛付着性ではあるだけではなく消費
布帛ケア或分と非常に相容性でもあるエステル主鎖を形
成する。
また、エステルのポリエステル布帛付着性が有意な程度
で損なわれなければ、本発明の必須の非荷電アリールジ
力ルボニル単位は、排他的にテレフタロイル単位である
必要はないことに留意すべきである。かくて、例えば、
微量のイソフタロイルなどの異性体非荷電ジカルボニル
単位は、エステルへの組み込みに許容可能である。
末端封鎖単位 本発明のエステルで使用する末端封鎖単位は、式 (M
O  S)(C6H4)C (O)− (式中、3 Mはナトリウムである)のスルホベンゾイル基である。
これらの末端封鎖単位は、エステルを洗濯液、リンス浴
などの水性媒体に分散する時に陰イオン荷電部位を与え
る。末端封鎖は、水性媒体に輸送するのを助長し並びに
汚れ放出剤としてのエステルの最大限の有効性のために
配置されたエステル分子上の親水性部位を与えるのに役
立つ。
スルホベンゾイル末端封鎖単位は、カルボニル置換基に
関してオルト位、メタ位またはパラ位にスルホネート置
換基を有する異性体として存在できる。スルホベンゾイ
ル異性体混合物および純粋なメタスルホベンゾイル置換
基は、最も高度に好ましい末端封鎖単位のうちである一
方、純粋なパラ異性体は、有意に望ましさがより低い。
スルホベンゾイル末端封鎖単位の約0.15モル分率以
下は、パラ形態であることが高度に好ましい。最も好ま
しくは、メタースルホベンゾイル末端封鎖単位は、使用
すべきである。高度に好ましい形態のうち、制御された
パラ異性体含量を有する工業的に生産されたスルホベン
ゾイル異性体混合物が、最も経済的である。また、かか
る異性体混合物は、悪影響なしに安息香酸または同様の
非スルホン化物質0.  1モル分率までを含有しても
よいこきが認められる。多量の非スルホン化物質は、或
る場合には、飼えば、エステルの分子量が低い時には許
容されるらしい。
モル基準で、本発明の組成物は、好ましくは、エステル
1モル当たり約1〜約2モルのスルホベンゾイル末端封
鎖単位を含むであろう。最も好ましくは、エステルは、
二重末端封鎖であり、即ち、エステル1モル当たり2モ
ルの末端封鎖単位が存在するであろう。重量組成の見地
から、エステルの分子量への末端封鎖単位の寄与は、エ
ステル主鎖の分子量が増大するにつれて減少することが
明らかであろう。
前記のことに加えて、テレフタロイル単位の数に対して
少なくとも12.5モル%、好ましくは約40〜100
モル%、より好ましくは約50〜80モル%のスルホベ
ンゾイル単位があるべきである。
また、オキシアルキレンオキシ単位対テレフタロイル単
位のモル比は、約2:1から約1.1=1、好ましくは
約1.5:1から約1.2:1、より好ましくは約1.
4:1から約1.25:1であるべきである。
前記化学的定義に加えて、本発明の汚れ放出エステルは
、洗濯液に導入する時に特性が実質上無定形でもなけれ
ばならない。ここで定義するような「実質上無定形」は
、本発明に係るエステルが示差走査熱1il測定(D 
S C)によって測定した時に融解熱15J/g (ジ
ュール/g)以下、好ましくは約9 7 / g以下、
より好ましくは約3J/g以下を有することを示す。こ
のことは、結晶性物質の含量16重量%未満、好ましく
は10g1量%未満、より好ましくは31f1量%以下
と対応する(かかる物質は、かくて、無定形の形態が少
なくとも84重量%、好ましくは少なくとも約90重量
%、より好ましくは少なくとも約97重量%である)。
融解熱は、エステルを高結晶性エステル形態から弁別す
る。高結晶性エステルは、同一または同様の化学組成を
有することがあるが、驚異的なことに本発明の洗剤組成
物で汚れ放出剤として欠陥がある。典型的には、不適当
な結晶性形態のエステルは、融解熱28J/g以上を有
する。
融解熱約93J/gまでは、或る非常に高度に結晶^性
の試料の場合には可能である。
理論によって限定されるものではないが、これらの汚れ
放出エステルは、洗濯液に溶解し、布帛表面、特に低極
性表面、例えば、典型的なポリエステル布帛中の低極性
表面上に吸着し、表面変性を行うことによって機能する
と信じられる。変性表面は、より極性であり且つ親水性
であり、かくて油しみに対して減少された親和力を有す
ると信じられる。このことは、洗濯操作時に油汚れの除
去を容易にする。対照的に、エステルが実質上無定形の
形態ではない時には、有効な溶解および洗濯液から布帛
表面への輻送を行うことができないと信じられる。
実質上無定形の状態のエステルの好ましい製法は、本発
明のエステル組成物の調製したでの熱溶融物を水を実質
上存在させずに室温に迅速に冷却する方法である。「迅
速」冷却は、一般に、溶融物質の温度を200℃以上(
好ましくは220℃〜230℃)から貯蔵温度、一般に
約78℃以下に1時間かけて下げることを包含する。最
も好ましくは、かかる急冷用の冷却速度は、好ましくは
例えば、約10℃/分以上、より好ましくは約60℃/
分以上であるべきである。或いは、望ましくない結晶性
状態で得られたエステル組成物は、再溶融し(220〜
240℃)、その後、迅速に冷却することによって無定
形の形態に転化できる。
実質上無定形のエステルは、温度一般に約78℃以下で
貯蔵すべきである。その理由は、その温度がガラス転移
の開始と対応するからである。
所望の無定形の形態の汚れ放出エステルを維持するため
に、洗濯液に導入するまで、遊離水の材料への接近を限
定することが必要である。水または湿潤雰囲気の存在下
での材料の貯蔵は、材料の不適当な結晶形態への秩序化
(brdering)を生ずるであろう。遊離水への汚
れ放出エステルの露出を制限することは、例えば、乾燥
剤(例えば、本発明の粒状洗剤)と乾式混合することに
より、水分バリャーとして作用する容器内に封入するこ
とにより、相対表面積を減少することにより、且つ/ま
たは主としてマルトリンまたはメトセル(Methoc
el) Eからなる薄膜(約10fi量%)などの保:
J層で被覆することにより達戒できる。
本発明の汚れ放出エステルは、十分な分子移動度が熱ま
たは溶媒によって与えられる時に、無定形の形態から、
洗濯液に不溶性である結晶性形態に自発的に転位すると
信じられる。この「固有の」結晶化度は、前記化学因子
によって制御する。迅速な冷却および水からの排除は、
洗濯液に可溶性である無定形の形態の材料を維持する。
布帛表面上で不溶性秩序の形態に自発的に転位する汚れ
放出エステルの能力は、洗濯液からの付着を有意に高め
、従って、汚れ放出性能を高めると信じられる。
前記観察に徴して、無定形の形態のエステルを区別し且
つ望ましくない結晶性形態での無定形の形態の汚染を定
量化するための良好な方法を有することが重要である。
示差走査熱量測定(DSC)は、かかる方法を与える。
ポリエステル中でガラス転移温度を測定するのに好適な
いかなる好都合なDSC装置も、使用できる。かかる装
置は、メットラー(Mettler)TA3000熱分
析システム〔ニュージャージー州ハイツタウンのピリン
セトンRd. (O8520)のメトラー・インストルーメント・コー
ポレーション〕によって例示されている。
システムは、TCIOA  TAプロセッサー、液体窒
素冷却アクセサリーを有するDSC30熱量計およびT
G50熱テンビンからなる。DSCの温度校正は、イン
ジウム、鉛および亜鉛標準を使用して技術上既知の方法
で行う。熱流は、インジウムを使用して校正し、熱容量
はサファイアを使用して校正する。
走査に好適な試料は、エステル(粒径は平均250〜4
25μである)のアリコート(約16lIg)をアルミ
ニウム製パンに密封することによって調製できる。
一般に、分析法は、10℃/分の加熱速度で−20℃か
ら+250℃まで走査することを包含する。熱交換ピー
ク(転移エンタルピー)の積分は、TC10Aプロセッ
サー中で組込みプログラムを使用して行う。
無定形の形態のエステルは、78℃〜128℃で1つの
みの鋭いガラス転移を示すことが見出され、Tg,ガラ
ス転移温度は約95℃である。ガラス転移温度範囲とT
gとの両方とも、陰イオン特性(スルホベンゾイル末端
封鎖)を有するように変性されたポリ(エチレンテレフ
タレート)から予想されるものと良好な一致を示す範囲
内である。他の熱転移は、観察されない。
対照的に、結晶性形態のエステルは、一般に、1個より
も多い吸熱領域を有する。典型的には、2個の吸熱領域
があるが、試料の熱履歴に応じて、3個が観察されるこ
とがある。温度180℃未満で等温的に結晶化されたエ
ステルの場合には、2個の溶融吸熱は、必ず見出される
。一方は176℃〜185℃に配置されており、他方は
等温結晶化を行う温度よりも約15℃高い温度である。
結晶性エステルが180℃よりも高い結晶化温度で結晶
化する生成物である時には、1つのみの溶融吸熱が観察
される。これは、約215℃に配置されている。かかる
高温吸熱データは、ここで使用するのに不適当なエステ
ル材料を特徴づける。
不適当なエステル試料のDSC分析の場合には(その結
晶化度が水での処理によって誘導されている)、試料は
、先ず、測定前に105℃に3時間予熱することによっ
て乾燥する。次いで、DSCトレースは、2つの溶融吸
熱(主要なものは215℃、副次的なものは185℃)
からなる。
DSC分析を乾燥せずに痕跡水を含有するエステル試料
について実施する時には、エステルの2個のガラス転移
が、通常、観察される。エステルの追加のガラス転移は
、典型的には前記ガラス転移温度よりも30℃以上低い
温度で見られる。2個のガラス転移は、かかる試料に共
通である。理論によって限定されるものではないが、結
果は、エステル粒子表面が選択的に影響され、結晶化が
そこで生ずるが、試料の内部では生じないことを示唆す
る。結晶性形態のエステルでの若干限定された被覆物を
有するエステルの試料を本発明の洗剤組成物において汚
れ放出剤として使用することが可能であるが、かかる試
料の使用は、好ましくは回避する。
無定形の形態のエステルおよび結晶性形態のエステルを
更に特徴づけ且つ区別するために、単純化された2相モ
デルは、無定形含量のみがガラス転移に寄与すると予想
されるという条件で、適用できる。次いで、半結晶性試
料の無定形含量は、ガラス転移での熱容量増大を無定形
エステルオリゴマーの対応熱容量増大と比較することに
よって得ることができる。100%結晶性エステルの場
合の融解熱は、半結晶性試料の融解熱の零無定形含量へ
の外挿から約93J/g (ジュール/g)であると算
定する。次いで、未来の試料の結晶化度は、測定された
融解熱と実験値との間の比率に基づいて予測できる。
エステルの結晶化速度は、熱および/または湿度への露
出の履歴に依存するだけではなく、若干程度主鎖長、オ
キシエチレンオキシ/オキシブロピレンオキシ比率、対
イオンおよび封鎖基にも依存する。かくて、例えば、主
鎖の長さを延長することにより、またはオキシエチレン
オキシ/オキシプロピレンオキシ比率を増大しすぎるこ
とにより、エステルの構造を本発明の範囲外に変化する
時には、無定形の形態のエステルの安定性は減少され、
結晶化は支持され且つ良好な汚れ放出性能は、事実上、
実現できない。
また、結晶化速度は、スルホン化基と関連づけられる陽
イオンがナトリウムからカリウムに変化する時に有意に
増大する。それゆえ、ナトリウムは、ここで使用するた
めの陽イオンとしてカリウムよりも高度に好ましい。本
発明の範囲外であるか好ましさがより低い態様で生じ且
つスルホベンゾイルよりも硬質ではない末端封鎖基(例
えば、陰イオン末端の脂肪族基)からなる点で特徴づけ
られるオリゴマーエステルは、より迅速な結晶化速度を
有することがあり且つこのことは固体形態の洗剤マトリ
ックス中での結晶化へのエステルの減少・された安定性
のため、劣った汚れ放出特性をもたらすことがある。
スルホアロイル末端封鎖エステルの製法本発明のエステ
ル組成物は、数種の別の一般的反応型の1つまたは組み
合わせ(各々は技術上周知である)を使用して調製でき
る。多くの異なる出発物質および各種の周知の実験技術
および分析技術は、合威に有用である。ここで有用な合
成法および分析法の種類は、欧州特許出願第185,4
27号明細書およびオディアンの重合の原理(ウィリー
、ニューヨーク、1981年)に詳述されている。オデ
ィアンの文献の第2.8章「プロセス条件」、第102
頁〜第105頁は、ポリ(エチレンテレフタレート)の
合或に集中している。オディアンの文献に報告の合成温
度(260〜290℃)は、露出時間が短くなければ、
ここでの一般的用途には不適当な程高いこと、また2種
の触媒の使用(第一のものは第二のものの使用前にリン
化合物によって失活)は、ここでは必要ないことに留意
すべきである。ここで使用するための温度要件および触
媒は、更に後述する。
機械論的に、本発明のエステルを生成するのに好適な一
般的反応型としては、次の通り分類できるものが挙げら
れる。
1.  アシルハライドのアルコーリシス;2. 有機
酸のエステル化; 3. エステルのアルコーリンス(エステル交換);お
よび 4. アルキレンカーボネートと有機酸との反応。
前記のうち、反応型2〜4は、高価な溶媒およびハロゲ
ン化反応体の使用を不必要にさせるので、高度に好まし
い。反応型2および3は、最も経済的であるので、特に
好ましい。
本発明のエステルを生成するために好適な出発物質また
は反応体は、エステルのすべての前記単tn (i)〜
(ii1)の正確な割合を有するエステルを与えるため
に反応型1〜4またはそれらの組み合わせに従って組み
合わせることができる反応体(特にエステル化性または
エステル交換性反応体)である。
かかる反応体は、「単純な」反応体、即ち、エステルを
生成するのに必要な1種のみの単位を単独で与えること
ができるもの;またはエステルを生成するのに必要な2
つ以上の異なる種類の単位を単独で含有する単純な反応
体の誘導体とカテゴリー化できる。例示の単純な種類の
反応体は、テレフタル酸ジメチル(これはテレフタロイ
ル単位のみを与える)である。対照的に、ビス(2−ヒ
ドロキシプ口ピル)テレフタレートは、テレフタル酸ジ
メチルおよび1.2−プロピレングリコールから生成で
き且つ望ましくは本発明のエステルを生或するための2
種の単位、即ち、オキシ−1.2−プロピレンオキシお
よびテレフタロイルを与えるために使用できる反応体で
ある。同様に、次21 R がHである時には、R はC H aである)〕の
化合物などの化合物は、末端封鎖単位(スルホベンゾイ
ル)とオキシ−1,2−プロピレンオキシ単位との両方
を与えるために使用できる。一般原則として、オリゴエ
ステル、またはポリ(1,2−プロピレンテレフタレー
ト)などのポリエステルをここで反応体として使用する
ことも可能であり且つ分子量増大(本発明の場合には限
定された程度で)および末端封鎖を包含するプロセスに
おいてエステルを最も単純な反応体から生成するより高
度に好ましい方法に従うよりもむしろ、分子量を減少し
ながら末端封鎖単位への組込みの目的でエステル交換を
行うことが可能である。
「単純な」反応体が最も好ましくは好都合に使用される
であろうものであるので、この種の反応体を詳述するこ
とは有用である。かくて、酸形(一般に継続的合成前に
スルホネート基を塩形にするために中和)またはカルボ
キシレート低級(例えば、01〜C4)アルキルエステ
ル形の芳香族スルホカルボキシレート、例えば、(■)
は、ここで必須の末端封鎖単位源として使用できる。
0 かかる反応体の追加例は、m−スルホ安息香酸−ナトリ
ウム塩(好ましい)である。異性体の約0.15モル分
率以下がパラ形態であるならば、スルホベンゾエート異
性体の混合物は、使用できる。商業等級のスルホベンゾ
イル末端封鎖反応体を使用するならば、安息香酸などの
非スルホン化物質の含量は、最良の結果のために反応体
の約0.1モル分率を超えるべきではない。硫酸、発煙
硫酸などの鉱酸は、使用前にスルホン化反応体から除去
するであろう。水は、例えば、スルホベンゾイル末端封
鎖反応体の結晶水和物中のように存在できるが、望まし
くはそれらの大きい割合を構成しなであろう。
適当なグリコールまたはそれらの環式カーボネート誘導
体は、必須のオキシ−1,2−アルキレンオキシ単位を
与えるために使用できる。かくて、1,2−プロピレン
グリコール(低コストの理由で特に好ましい)または次
式 (式中、Rはメチルである) の環式カーボネート(出発カルボキシル基が酸形で存在
する場合)は、ここで使用するのに好適なオキシ−1.
  2−アルキレンオキシ単位源である。
別のエチレンカーボネートは遊離カルボン酸基をエステ
ル化すべき時に使用できるが、本発明のエステルに存在
するオキシエチレンオキシ単位は、最も好都合には千チ
レングリコールによって与える。
テレフタル酸またはテレフタル酸ジメチルは、好適なテ
レフタロイル単位源である。一般に、テレフタロイル単
位を与える酸形よりもむしろエステル形態の反応体を使
用することが本発明で好ましい。
前記のような最も単純な反応体で出発する時には、全合
或は、通常、少なくとも2段、例えば、初期エステル化
またはエステル交換反応(エステル交換としても既知)
段階、エステルの分子量を本発明によって規定されるよ
うな限定程度までのみ増大するその後のオリゴマー化ま
たは重合段階を包含する多段である。
反応型2および3におけるエステル結合の形或は、水(
反応2)、単純なアルコール(反応3)などの低分子量
副生物の排除を包含する。反応混合物からの後者の完全
な除去は、一般に、前者の除去よりも若干容易である。
しかしながら、エステル結合形成反応は、一般に、可逆
的であるので、両方の場合に反応を前方に「駆動して」
、これらの副生物を除去することが必要である。
実際的に、第一段階(エステル交換)においては、反応
体は、適当な割合で混合し、大気圧または大気圧よりも
わずかに高い圧力(好ましくは窒素、アルゴンなどの不
活性ガス)で加熱して溶融物を与える。水および/また
は低分子量アルコ−ルは、;IBMし、約220℃まで
の温度で反応器から蒸留する(約150〜200℃の温
度範囲はこの段階に一般に好ましい)。
第二(即ち、オリゴマー化)段階においては、真空技術
および第一段階よりも若干高い温度は、適用する。例え
ば、通常の分光技術によって監視する時に、反応が完了
するまで、揮発性副生物および過剰の反応体の除去は、
続ける。典型的には約ICl+mHg以下の連続的に適
用された真空は、使用できる。
前記反応段階の両方において、一方で迅速な完全な反応
(より高い温度およびより短い時間が好ましい)の希望
を熱デグラデーション(望ましくないことに変色および
副生物を生ずるであろう)を回避する必要に対して釣り
合わせることが必要である。特に反応器デザインが過熱
または「ホットスポット」を最小限にし且つ露出時間を
最小限にする時に、一般により高い反応温度を使用する
ことが可能である。かくて、オリゴマー化に好適な温度
は、最も好ましくは約150℃〜約260℃の範囲内で
ある(特殊な予防策、例えば、熱分解を限定するために
反応器デザインの特殊な予防策を講じないと仮定して) 反応体が常時良好に接触するように連続混合を前記方法
で使用することは非常に重要である。高度に好ましい方
法は、前記温度範囲内での反応体のよく攪拌された均一
溶融物の調製を包含する。
また、特にオリゴマー化または重合工程で、揮発物の除
去を容易にするために真空または不活性ガスにさらされ
る反応混合物の表面積を最大限にすることが高度に好ま
しい。
エステル化、エステル交換、オリゴマー化、およびそれ
らの組み合わせに適当な触媒および触媒量は、すべてポ
リエステル化学で周知であり且つ一般に本発明で使用さ
れるであろう。前記のように、軍一の触媒で十分であろ
う。適当に接触性の金属は、ケミカル・アブストラクツ
、CA83:178505vに報告されており、この文
献はエチレングリコールによるカルボキシベンゼンスル
ホン酸カリウムおよびカルボキシベンゼンスルホン酸ナ
トリウムの直接エステル化時の遷移金属イオンの触媒活
性が次の順序で減少することを述べている:SnC最良
) 、T i , P bSZ ns MnsCo(最
悪)。
反応は完了を保証するのに十分な期間にわたりて続ける
ことができ、または各種の通常の分析監視技術は、前進
反応の進行を監視するために使用できる。かかる監視は
、方法を若干加速し、最小限許容可能な組成を有する生
成物が生成されるや否や反応を停止することを可能にす
る。
適当な監視技術としては、相対粘度および固有粘度、酸
価、ヒドロキシル価、 Hおよび13核磁1 気共鳴(NMR)スペクトル、および液体クロマトグラ
ムの測定が挙げられる。
最も好都合には、揮発性反応体(gAjえば、グリコー
ル)と比較的不揮発性反応体(例えば、m−スルホ安息
香酸一ナトリウム塩およびテレフタル酸ジメチル)との
組み合わせを使用する時には、反応は、過剰のグリコー
ルを存在させつつ開始するであろう。オディアン(前記
)によって報告されたエステル交換反応の場合と同様に
、「化学量論パランスはプロセスの第二工程の最後の段
階で固有に達成される」。過剰のグリコールは、蒸留に
よって反応混合物から除去できる。かくて、正確な使用
量は、臨界的ではない。
エステル組成物の最終化学量論は反応混合物に保持され
且つエステルに組込まれる反応体の相対割合に依存する
ので、非グリコール反応体を有効に保持し且つ非グリコ
ール反応体が蒸留または昇華するのを防止する方法で縮
合を実施することが望ましい。テレフタル酸ジメチルお
よびより少ない程度でテレフタル酸の単純なグリコール
エステルは、反応装置のクーラ一部分への時折「昇華」
を示すのに十分な揮発性を有する。所望の化学量論を達
成することを保証するために、この昇華物は、反応混合
物に返送すること、或いは昇華損失を少し過剰のテレフ
タレートの使用によって補償することが好ましい。一般
に、昇華型損失、例えば、テレフタル酸ジメチルの昇華
型損失は、(1)装置デザインにより、(2)上限の反
応温度に達する前にテレフタル酸ジメチルの大きい割合
をより低い揮発性のグリコールエステルに転化させるの
に十分な程ゆっくりと反応温度を昇温することにより、
(3)エステル交換の初期段階を低圧または中圧で実施
することにより(真空を適用する前にメタノールの理論
収率の少なくとも約90%を発生するのに十分な反応時
間を可能にする方法が特に有効である)、最小限にして
もよい。
典型的にはここでは、使用すべき反応体の相対的割合を
計算する時には、反応体m−スルホ安息香酸−ナトリウ
ムa (A)とエチレングリコール(B)とブロビレン
グリコール(B1)とテレフタル酸ジメチル(C)との
組み合わせの場合に例証したように、下記操作に従う。
(1)所望の末端封鎖度が選ばれる。本例の場合には、
本発明に従って最も高度に好ましい値2が、使用される
(2)所望のエステルの主鎖におけるテレフタロイル単
位の平均計算数が、選ばれ゛る。本例の場合には、本発
明に係る最も高度に好ましい値の範囲内に入る値3.7
5が、使用される。
(3)かくて、(A)対(C)のモル比は、2:3.7
5であるべきである。反応体(A)および(C)の量は
、対応して取る。
(4)適当な過剰のグリコールが、選ばれる。典型的に
は、テレフタル酸ジメチルのモル数の2〜15倍が、好
適である。
ここでより一般的には、「単純な」反応体から完全に末
端封鎖したエステルを生成する時には、末端封鎖反応体
のモル対他の非グリコール有機反応体(例えば、最も単
純な場合にはテレフタル酸ジメヂルのみ)めモルの比率
約2=1から約1:5、好ましくは約1:1から約1:
2.5、最も好ましくは約1:1.25から約1=2が
、使用されるであろう。使用するグリコールは、いかな
る場合にも、エステル結合によるすべての他の単位の相
互連結を可能にするのに十分な量で計算されるであろう
し且つ好都合な過剰を加えることは、通常、一緒に加え
る非グリコール有機反応体1モルに対して約1,5〜約
10モルの合計相対量のグリコールを生ずるであろう。
典型的には、所望のエステル中のオキシエチレンオキシ
単位対オキシ−1,2−プロビレンオキシ単位の比率は
、出発反応体として使用するエチレングリコール対1.
2−プロピレングリコール(過剰で)の比率よりも若干
高いであろう。典型的には、オキシエチレンオキシ単位
対オキシ−1.2−プロピレンオキシ単位の最終比率4
:1が最終エステルで望ましいならば、エチレングリコ
ール対1,2−ブロビレングリコールの出発比率約2:
1が、使用される。
本発明の教示に徴して(必須の末端封鎖単位および主鎖
単位の同定および割合に関する限りにおいて)、本発明
に係るエステル組成物の多数の合成法は、前記開示から
簡単に従う。下記のより詳細な例は、例示である。
例■ m−スルホ安息香酸一ナトリウム塩、1.  2−プロ
ビレングリコール、エチレングリコールおよびテレフタ
ル酸ジメチルから調製するエステル組成物。
温度計、磁気攪拌機および修正クライゼンヘッド(後者
は冷却器および受容フラスコに迎結)を備えた1000
mlの3口の丸底フラスコに、アルゴン下でm−スルホ
安息香酸一ナトリウム塩(89.6g,0.40モル、
イーストマン・コダック)、1.2−プロピレングリコ
ール(144.6g,1.90モル、アルドリッチ)、
エチレングリコール(236.0g,3.80モル、マ
リンクロット)、および水和モノブチルスズ(IV)オ
キシド(O.6g,0.1%w/w,M&Tケミカルズ
によってファスカット( PASCAT)4100とし
て販売〕を入れる。5時間かIナて、混合物をアルゴン
下で大気圧で攪拌加熱して、温度175℃に達する。反
応条件を追加の16時間一定に保ち、この時点で留出物
(12.2g;水の理論収率に対して164%)が捕果
される。反応混合物を約100℃に冷却し、テレフタル
酸ジメチル(145.5gSO.75モル、ユニオン・
カーバイド)をアルゴン下で加える。4時間かけて、混
合物をアルゴン下で大気圧で攪拌加熱して、温度175
℃に達する。反応条件を更に18時間大体一定に保ち(
温度範囲175〜180℃)、この時点で留出物(48
.9g;メタノールの計算収率に対して理論の102%
)が捕集される。混合物を約50℃に冷却し、アルゴン
下でクーゲルロール装置(アルドリッチ)に移す。装置
を圧力1mmHgに排気する。真空および攪拌を維持し
ながら、温度を約1時間かけて220℃に徐々に昇温す
る。次いで、保持条件を約6時間一定に保持して、合成
の完了を可能にする。この際に、過剰のグリコールは、
均一混合物から蒸留する。縮合の終わりに、反応容器を
熱から除去し、迅速に冷却して所望のガラス状無定形状
態のエステルを得る。
上で導入したコンベンションを使用して、例■の生成物
は、下記実験式表示を有する:(CAP)   (EC
/PC)    (T)2        4.75 
   3.75この表示において、(CAP)は、ナト
リウム塩形態のm−スルホベンゾイル末端封鎖単位を表
わす。オキシエチレンオキシ単位対オキシ−1.2一プ
ロピレンオキシ単位のモル比は、約4:1であると分光
法で確認される。親グリコールの揮発性および反応性差
は、この観察比率と反応体として使用した28のグリコ
ールのモルの比率との間の差に応答する。
例Iの組底物に存在する例示のオリゴマーエステル分子
の構造は、次の通りである。
(CAP)−(囮)−(T)−(PC)一(T)−(囮
)−(T)−(囮)−(T)−(団)−(CAP).前
記例■においては、1,2−プロピレングリコール1.
20モルおよびエチレングリコール4.80モルをフラ
スコに加える時には(それぞれ1.90および3.80
モルの代わりに)、実験式表示 (CAP)   (EG/PG)     (T)2 
          4.75     3.75を有
する本発明のエステル組成物が得られ、オキシエチレン
オキシ単位対オキシ−1,2−プロピレンオキシ単位の
モル比は約8に等しい。
前記例Iにおいて、テレフタル酸ジメチル0.60モル
をフラスコに加える時には(O.75モルの代わりに)
、実験式表示(CAP)   (EG/PC) 4(T
) 32 をHする本発明のエステル組成物が得られる。
例n〜■ 共反応体としてエチレングリコール、1.  2−プロ
ピレングリコールおよびテレフタル酸ジメチルを使用し
て異なる異性体形態および化学組戒をqするスルホベン
ゾイル末端封鎖単位を与えることができる単純な反応体
から調製したエステル組成物。例は、スルホネート陰イ
オンと関連づけられるナトリウム以外の陽イオンの使用
の例示も包含し且つ不完全にスルホン化された末端封鎖
反応体を模擬する。
例Iで使用したm−スルホ安息香酸一ナトリウム塩(8
9.6g,0.40モル)を等モル量の下記物質に取り
替える以外は、例Iの方法を各々の場合に再現する。
例■ n 例■:下記組成(重量%)を有する混合物:m一スルホ
安息香酸−ナトリウム塩92%、p−スルホ安息香酸一
カリウム塩(イーストマン・コダック)6%、0−スル
ホ安息香酸一ナトリウム塩2%。
例■:下記組成(重量%)を有する混合物:mースルホ
安息香酸一ナトリウム塩92%、p−スルホ安息香酸一
カリウム塩(イーストマン・コダック)6%、0−スル
ホ安息香酸一ナトリウム塩1%、安息香酸(アルドリッ
チ)1%。
例V エステル組成物をm−スルホ安息香酸一ナトリウム塩、
エチレングリコール、1.2−プロピレングリコールお
よびテレフタル酸ジメチルから調製する。例は、異なる
触媒を使用する以外は例■の方法と同一の方法によって
調製する本発明に係るエステル組成物を例示する。
Sb203(O.6g,0.002モル、フィッシャー
)および酢酸カルシウム1水和物(O.6g,0.00
3モル、MCB)を例Iのスズ触媒の代わりに使用する
以外は、例Iの方法を繰り返す。本例の生成物は、わず
かに暗い色を有するが、その他の点では変化しない例I
の方法によって生成されたものと同様である。
汚れ放出剤としての本発明のエステルの用途本発明のエ
ステルは、粒状洗濯洗剤組成物中で汚れ放出剤として特
に有用である。粒状洗濯洗剤組成物は、主要洗濯操作で
使用しようとする完全に処方された組成物、または必須
のエステル組成物および任意成分を含む洗濯添加剤また
は前処理組成物であることができる。ここで与えるよう
なエステル組成物は、典型的には、粒状洗剤の約0.1
〜約10ffi量%を構成するであろう。本発明の汚れ
放出剤と併用するのに好適な粒状洗剤組成物の詳細な例
示に関しては下記米国特許参照(これらの米国特許は典
型的な洗剤界面活性剤およびビルグーの種類および量の
開示を包含する):米国特許第3,985,669号明
細書、第4,379,080号明!I’lliSji4
, 490,  271号明細書および第4,605,
509号明細書(前記においては、粒状洗剤組成物は無
リンビルグー系を有する。ここで使用できる他の無リン
ビルダーは米国特許第4,663,071号明細書に開
示の化合物タルトレートモノスクシネート/タルトレー
トジスクシネートおよび米国特許第3.128.287
号明細書に開示の2,2′オキソジスクシネートである
)。技術上周知のリン含有ビルダーも、漂白剤と同様に
使用できる。
米国特許第4,412,934号明細書参照。
水性濃度約1〜約50ppm,より好ましくは約5〜約
30ppmの本発明のエステル組成物は、有効な組み合
わせクリーニングおよび汚れ放出処理を、典型的な粒状
洗剤成分、例えば、陰イオン界面活性剤、ホスフェート
、エーテル力ルポキシレートまたはゼオライトビルダー
および各種の常用成分、例えば、漂白剤、酵素および光
学増白剤の存在下で水性、好ましくはアルカリ性(pH
範囲約7〜約11、より好ましくは約8〜約10)環境
下で洗浄されたポリエステル布帛に与える。
驚異的なことに(特にpHおよび陰イオン界面活性剤に
関する限りにおいて)、これらの洗剤成分のすべては、
エステルの汚れ放出性に対して悪影響なしに通常の仕事
を果たすために、例えば、布帛などをクリーニングし漂
白するために洗浄水に技術上開示の量で存在できる。
本組成物で有用な陰イオン界面活性剤としては、高級脂
肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」が挙げられる。この種
の陰イオン界面活性剤としては、アルカリ金属石鹸、例
えば、炭素数約8〜約24、好ましくは炭素数約12〜
約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩が挙げら
れる。石鹸は、油脂の直接ケン化により、または遊離脂
肪酸の中和により生成できる。ヤシ油およびタローに由
来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩およびカリウム塩
、即ち、ナトリウムまたはカリウムの夕ロー石鹸および
ココナッツ石鹸が、特に有用である。
また、有用な陰イオン界面活性剤としては、分子構造中
に炭素数約10〜約20のアルキル基およびスルホン酸
エステル基または硫酸エステル基を有する有機硫酸反応
生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩が挙げられ
る(「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分
が包含される)。この群の合成界面活性剤の例は、アル
キル硫酸ナトリウムおよびアルキル硫酸カリウム、特に
高級アルコール(C8〜018炭素原子)、例えば、夕
ローまたはヤシ油のグリセリドを還元することにより生
成されたものを硫酸化することによって得られるもの:
およびアルキル基が直鎖または分技鎖配置に約9〜約1
5個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン酸ナ
トリウムおよびアルキルベンゼンスルホン酸カリウム、
例えば、米国特許第2.220.099号明細書および
第2,477,383号明細書に記載の種類のものであ
る。アルキル基中の炭素原子の平均数が約11〜13で
ある線状直鎖アルキルベンゼンスルホネート(略称C1
1〜C 13L A S )が、特に価値がある。
本発明の他の陰イオン界面活性剤は、アルキルグリセリ
ルエーテルスルホン酸ナトリウム、特にタローおよびヤ
シ油に由来する高級アルコールのエーテル;ヤシ浦脂肪
酸モノグリセリドスルホン酸ナトリウムおよびヤシ油脂
肪酸モノグリセリド硫酸ナトリウム;1分子当たり約1
〜約10単位のエチレンオキシドを含有し且つアルキル
基が約8〜約12個の炭素原子を有するアルキルフェノ
ールエチレンオキシドエーテル硫酸のナトリウム塩また
はカリウム塩;および1分子当たり約1〜約10単位の
エチレンオキシドを含有し且つアルキル基が約10〜約
20個の炭素原子を有するアルキルエチレンオキシドエ
ーテル硫酸のナトリウム塩またはカリウム塩である。
本発明で有用な他の陰イオン界面活性剤としては、脂肪
酸基中に約6〜20個の炭素原子を有し且つエステル基
中に約1〜10個の炭素原子を有するα−スルホン化脂
肪酸エステルの水溶性塩;アシル基中に約2〜9個の炭
素原子を有し且つアルカン部分中に約9〜約23個の炭
素原子を有する2−アシルオキシアルカン−1−スルホ
ン酸の水溶性塩;約12〜20個の炭素原子を有するオ
レフィンスルホン酸およびパラフィンスルホン酸?水溶
性塩:およびアルキル基中に約1〜3個の炭素原子を有
し且つアルカン部分中に約8〜20個の炭素原子を有す
るβ−アルキルオキシアルカンスルホネートが挙げられ
る。
好ましい陰イオン界面活性剤は、01■〜CI3線状ア
ルキルベンゼンスルホネー” C10=CHlアルキル
サルフエート、およびアルキルサルフェートlモル当た
り平均約1〜約6モルのエチレンオキシドで二トキシ化
されたC10”” C1gアルキルサルフエート、およ
びそれらの混合物からなる群から選ばれる。
水溶性非イオン界面活性剤も、本発明の組成物で有用で
ある。このような非イオン物質としては、アルキレンオ
キシド基(性状が親水性)と性状が脂肪族またはアルキ
ル芳香族であることができる有機疎水性化合物との縮合
によって生成される化合物が挙げられる。特定の疎水基
と縮合されるポリオキシアルキレン基の長さは、親水性
エレメントと疎水性エレメントとの間の所望のパランス
度をHする水溶性化合物を生或するように容易に調節で
きる。
好適な非イオン界面活性剤としては、アルキルフェノー
ルのポリエチレンオキシド縮合物、例えば、直航または
分技配置のいずれかに約6〜約15個の炭素原子を有す
るアルキルフェノールとアル午ルフェノール1モル当た
り約3〜12モルのエチレンオキシドとの縮合物が挙げ
られる。
好ましい非イオン界面活性剤は、直錯または分枝配置の
いずれかに8〜22個の炭素原子を有する脂肪族アルコ
ールとアルコール1モル当たり3〜12モルのエチレン
オキシドとの水溶性および水分散性縮合物である。炭素
数約9〜15のアルキル基を有するアルコールとアルコ
ール1モル当たり約4〜8モルのエチレンオキシドとの
縮合物が、特に好ましい。
本発明の粒状洗剤組成物は、一般に、洗剤界面活性剤約
5〜約80ffi量%、好ましくは約10〜約60重量
%、より好ましくは約15〜約50重量%を含む。
ここで有用な好適な水溶性無機洗浄性ビルグーの非限定
例としては、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩、リン酸
堪、重炭酸塩およびケイ酸塩が挙げられる。かかる塩の
特定例としては、ナトリウムおよびカリウムの四ホウ酸
塩、重炭酸塩、炭酸塩、オルトリン酸塩、ビロリン酸塩
、トリポリリン酸塩およびメタリン酸塩が挙げられる。
峰適な有機アルカリ性洗浄性ビルグーの例としては、(
1)水溶性アミノカルボキシレートおよびアミノボリア
セテート、例えば、ニトリロトリアセテート、グリシネ
ート、エチレンジアミンテトラアセテート、N− (2
−ヒドロキシエチル)ニトリロジアセテートおよびジエ
チレントリアミンペンタアセテート; (2)フイチン
酸の水溶性塩、例えば、フィチン酸ナトリウムおよびフ
イチン酸カリウム; (3)水溶性ポリホスホネート、
例えば、エタン−1−ヒドロキシ−1.1−ジホスホン
酸のナトリウム塩、カリウム塩およびリチウム塩、エチ
レンジホスホン酸のナトリウム塩、カリウム塩およびリ
チウム塩など; (4)水溶性ポリ力ルポキシレート、
例えば、乳酸、コノ)ク酸、マロン酸、マレイン酸、ク
エン酸、オキシジコ/%ク酸、カルボキシメチルオキシ
コハク酸、2−オキサー1.1.3−ブロバントリカル
ボン酸、1,1,2.2−エタンテトラカルボン酸、メ
リト酸およびピロメリト酸の塩; (5)米国特許第4
,144,266号明細書および第4,246,495
号明細書に開示のような水溶性ポリアセタール;および
(6)米国特許第4,663,071号明細書に開示の
水溶性タルトレートモノスクシネートおよびジスクシネ
ート、およびそれらの混合物が挙げられる。
最終粒状洗剤製品で有用な別の種類の洗浄性ビルダー物
質は、好ましくは反応生成物に成長部位を与えることが
できる結晶抽との組み合わせの水硬度場イオンを有する
水不溶性反応生成物を生或できる水溶性物質からなる。
かかる「種入りビルダー」組成物は、英国特許第1,4
24,406号明細書に詳述されている。
本発明で有用な更に他の種類の洗浄性ビルダー物質は、
不溶性アルミノケイ酸ナトリウム、特に例えば、式 Na2−(AI02)− (Sto2),XH20(式
中、2およびyは少なくとも6に等しい整数であり、2
対yのモル比は1.0:1から約0.5:1の範囲内で
あり、Xは約15〜約264の整数である) を有するものとしてベルギー特許第814,874号明
細書に記載のものである(前記アルミノシリケートは少
なくとも200mg当ffi/gのカルシウムイオン交
換容量および少なくとも約2グレン/ガロン/分/gの
カルシウムイオン交換速度を有する)。好ましい物質は
次式 N a   (S i O  A I O  )  2
7H2012        2212 を有するゼオライトAである。
好ましくは、ビルダーは、トリポリホスフエート、ピロ
ホスフエート、カーボネート、ポリ力ルポキシレート、
またはアルミノシリケート洗浄性ビルダー、またはそれ
らの混合物からなる。
洗浄性ビルダー或分は、一般に、噴霧乾燥洗剤組成物の
約10〜90重量%、好ましくは約15〜75重量%、
より好ましくは約20〜60重量%を構或する。
本発明の粒状洗剤に配合できる任意成分は、陽イオン界
面活性剤、柔軟剤、酵素(例えば、プロテアーゼおよび
アミラーゼ)、漂白剤および漂白活性剤、他の汚れ放出
剤(例えば、米国特許第4.702,857号明細書お
よび第4,721,580号明細書に開示のもの)、汚
れ沈殿防止剤、布帛増白剤、酵素安定剤、着色斑点防止
剤(color speckle)、泡立て増進剤、抑
泡剤、耐食剤、染料、充填剤、殺菌剤、pH調整剤、非
ビルダーアルカリ性源などの物質である。感熱性である
かクラッチャーミックススラリー中の他の物質によって
分解される前記物質は、一般に、完或粒状洗剤組成物の
噴霧乾燥部分と混合する。
本発明の或る粒状洗剤組成物は、好ましくは、本発明の
汚れ放出エステルと共に予想外の優秀なクリーニング性
能、特にポリエステル布帛からの油汚れのクリーニング
性能を与えるペルオキシ酸漂白剤も含有する。
本発明のべルオキシ酸および汚れ放出エステルは、好ま
しくは、ベルオキシ酸によって与えられる有効酸素対汚
れ放出エステルのfflffi比約4:1から約1:3
0、より好ましくは約2=1から約1:15、最も好ま
しくは約1:1から約1:7.5で存在する。組み合わ
せは、完全に処方された孤立(stand alone
)′tA品に配合でき、または洗濯洗剤との組み合わせ
で使用すべき添加剤として処方できる。
ペルオキシ酸は、予備生成ペルオキシ酸、または無機過
酸塩(例えば、過ホウ酸ナトリウム)と有機ベルオキシ
酸前駆物質との組み合わせ(過酸塩と前駆物質との組み
合わせを水に溶解する時にベルオキシ酸に転化)である
ことができる。有機ペルオキシ酸前駆物質は、しばしば
、技術で漂白活性剤と称する。
好適な有機ペルオキシ酸の例は、米国特許第4,374
,035号明細書、第4,681,592号明細書、第
4,634,551号明細書、第4,686,063号
明細書、第4,606,838号明細書、および第4,
671,891号明細書に開示されている。ベルボレー
ト漂白剤およびそのための活性剤を含有する洗濯漂白に
好適な組成物の例は、米国特許第4,412,934号
明細書、第4.536.314号明細書、第4,681
,695号明細書、および第4,539,130号明細
書に開示されている。
好ましい有機ベルオキシ酸は、下記の式〔式中、R お
よびR2は炭素数1〜約20の71 ルキレン基またはフエニレン基であり、R3は水素また
は炭素数約1〜約10のアルキル、アリールまたはアル
カリール基であり、XおよびYは水素、ハロゲン、アル
キル(例えば、メチル、イソブロビル)、アリール、ま
たは陰イオン部分を水溶液ψで与える基である〕 から選ばれる。かかるXおよびY基としては、例えば、 (式中、Mは水素または水溶性塩形成陽イオンである) が挙げられる。かかるペルオキシ酸の混合物も、ここで
使用できる。
本発明に好ましいペルオキシ酸の特定例としては、ジペ
ルオキシドデカンジオン酸(D P D A)、ペルオ
キシコハク酸のノニルアミド(NAPSA)ペルオキシ
アジピン酸のノニルアミド (NAPAA)およびデシルジベルオキシコノ\ク酸(
DDPSA)が挙げられる。本発明の目的で、ペルオキ
シ酸は、好ましくは、前記米国特許第4.374,03
5号明細書に記載の方法に従って可溶性粒状物に配合す
る。好ましい漂白剤粒状物は、重量で、発熱制御剤(例
えば、ホウ酸)1%〜50%、ベルオキシ酸相容性先面
活性剤(例えば、C,3LAS)1%〜25%、1f!
I!以上のキレート化剤安定剤(例えば、ピロリン酸ナ
トリウム)0.1%〜10%、および水溶性加工塩(例
えば、Na2SO4)10%〜70%を含む。
ベルオキシ酸漂白剤は、組成物の約0.1〜約10重量
%、好ましくは約0.5〜約5重量%、最も好ましくは
約1〜約4重量%の量の有効酸素(A v O)を与え
る量で使用される。
典型的な洗濯液、例えば、16〜60℃の水641を含
有する洗濯液で使用する本発明の組成物の車α投与量当
たりの有効量のべルオキシ酸漂白剤は、有効酸素(A 
v O)約1ppm〜約150ppm,より好ましくは
約2ppm〜約20ppmを与える。また、洗濯液は、
有効なペルオキシ酸原白のためにpH  7〜11、好
ましくは8〜10を有しているべきである。米国特許第
4,374,035号明細書の第6欄第1行〜第10行
参照。
或いは、組成物は、水溶液中でアルカリ性過酸化水素と
反応する時に前記ベルオキシ酸の1つを発生する好適な
有機前駆物質を含有してもよい。
過酸化水素源は、水溶液に溶解して過酸化水素を発生す
る無機過酸素化合物、例えば、過ホウ酸ナトリウム(1
水和物および4水和物)および過炭酸ナトリウムである
ことができる。
これらの組成物は、 (a)水溶液中で過酸化水素を生成することができる過
酸素漂白化合物;および (b)一般式 R−C−L 〔式中、Rは炭素数約5〜約18のアルキル基であり、
カルボニル炭素からのび且つカルボニル炭素を包含する
最長の線状アルキル鎖は約6〜約10個の炭素原子を有
し、Lは脱離( leaving)基であり、その共役
酸はpK  約6〜約13を有すa る〕 を有する漂白活性剤〔(a)によって生成する過酸化水
素対漂白活性剤(b)のモル比は約1.5以上である) を含む。
本発明の組成物内の過酸素漂白剤の量は、約0.  1
%〜約95%、好ましくは約1%〜約60%である。本
発明の漂白組成物が完全に処方された洗剤組成物でもあ
る時には、過酸素漂白剤の量は、約1%〜約20%であ
ることが好ましい。
特に好ましい漂白活性剤は、Rが炭素数約5〜約9、好
ましくは約6〜約8の線状アルキル鎖であり巨つLが次
式 (式Φ、R2は上に定義の通りであり、Yは−So  
−M+または一Coo−M+であり、M3 は上に定義の通りである) からなる群から選ばれる前記一般式のものである。
最も好ましい漂白活性剤は、式 (式中、Rは炭素数約5〜約9、好ましくは約6〜約8
の線状アルキル鎖であり、Mはナトリウムまたはカリウ
ムである) を有する。
本発明の組成物内の漂白活性剤の量は、約0.  1%
〜約60%、好ましくは約0.  5%〜約40%であ
る。本発明の漂白組成物が完全に処方された洗剤組成物
でもある時には、漂白活性剤の辺は、約0.5%〜約2
0%であることが好ましい。
好ましい組成物は、洗浄液中で働くのに有効な量の汚れ
放出剤およびペルオキシ酸漂白前駆物質および過酸素化
合物を含む。過酸素化合物によって与えられる有効酸素
対汚れ放出剤の重量比は、好ましくは、12:1から1
:10、より好゛ましくは6:1から1:5、最も好ま
しくは3:1から1=2.5である。
本発明は、布帛を洗濯し、同時に汚れ放出仕上げを布帛
に与える方法を包含する。本法は、単純に前記布帛を前
記の通常の洗剤成分並びに前記の有効量の汚れ放出剤(
即ち、本発明のエステル少なくとも20重量%を含むオ
リゴマーまたは重合体組成物約1〜50ppm)を含有
する水性洗濯液と接触させることからなる。本法は、p
Hs存在する界面活性剤種類などの因子によっては特に
は限定されないが、布帛の最良のクリーニングのために
は、洗濯法において通常の線状アルキルベンゼンスルホ
ネートなどの陰イオン界面活性剤を使用し且つ上に定義
のような高いpH範囲を使用することも、しばしば特に
望ましいことが認識されるべきである。これらの界面活
性剤およびpH範囲の使用は、驚異的なことに、本発明
のエステルが汚れ放出剤として有効に作用するのを防止
しない。かくて、好ましい方法は、本発明によって与え
られるクリーニングと汚れ放出仕上げとの最適の組み合
わせのために、下記のすべてを使用して構成する: (a)汚れ放出剤の好ましい量 (b)陰イオン界面活性剤 (c)pH約7〜11 (d)汚れ放出剤として、本発明の好ましいエステル組
成物、例えば、一ナトリウム塩としてのスルホ安息香酸
またはそのC1〜C4アルキルカルボン酸エステル、テ
レフタル酸ジメチル、エチレングリコールおよび1,2
−ブロビレングリコールを含む反応性化合物のオリゴマ
−生成物(例え(5〜30ppm) ば、更なる詳細については前記の製法および例、例えば
、flIJ I参照)。好ましい方法においては、ポリ
エステル布帛が使用される。最良の汚れ放出結果は、そ
れで達成されるが、他の布帛種類も存在できる。
本発明の同時のクリーニングと汚れ放出上の利益は、驚
異的なことに、特にポリエステル布帛に対して、1回の
洗潅/使用サイクル程度の処理後に得ることができる。
ポリコットン布帛上での最良の桔果は、一般に、3回以
上のサイクルを使用して得られる。ここで使用する洗潅
/使用サイクルは、一般に、下記の順序づけられた工程
順序からなる: (a)前記布帛を通常の自動洗浄機中で前記水性洗濯液
と約5分〜約1時間接触させる工程;(b)前記市帛を
水ですすぐ工程; (c)前記布帛をライン乾燥するかタンブル乾燥する王
程;および (d)前記布帛を通常の着用または家庭使用を通しての
triれにさらす工程。
前記において、手洗いは、工程(a)で有効ではあるが
好ましさがより低い変形をあたえる(時間、温度、布帛
ロード、水量および洗沼製品濃度の通常の条件下で操作
する米国および欧州の洗浄機は最良の結果を与えるであ
ろう)。また、工程(C)においては、特に言及する「
タンブル乾燥」は、通常の布帛ロード、温度および操作
峙間も使用して通常の家庭ブランドのプログラム可能な
洗濯乾燥機(これらは時々洗浄機と一体である)の使用
を包含する。
下記非限定例は、ポリエステル布帛へのスルー・ザ・ウ
ォッシュ適用のために本発明の典型的なエステル組成物
(例Iのもの)を汚れ放出剤として使用することを例示
する。
例■〜■ 粒状洗剤組成物は、下記成分からなる。
或分            %(重量)■ ■ ■ Cl1〜C13アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
  7.5  4.0  12.0C12〜Cl3アル
コールエトキシレート(EO6.  5)   1.0
  0.0  1.0タローアルコール硫酸ナトリウム
           7.5  B.5  7.5ト
リポリリン酸ナトリウム              
25.0  39.0  0.0ピロリン酸ナトリウム
                 a.o  o.o
  o.oゼオライトA1水和物(サイズ1〜10μ)
       0.0  0.8  29.0炭酸ナト
リウム                   17.
0  12.0  17.0ケイ酸ナトリウム(NaO
/S iO2比1:6)     5.0  6.0 
 2.0残部(例えば、水、汚れ分散51、漂白剤、光
学増白剤、  98,0とする量香料、抑泡剤などを包
含できる) 洗剤組成物の水性クラッチャー混合物は、表示の戊分を
示す量で含有するように調製し、噴霧乾燥する。例Iの
エステル組成物を粒状洗剤製品の粒径分布とマッチする
粒径分布に粉砕する(典型的には物理的偏析を最小限に
するために約400〜1000μである)。また、この
範囲内の粒径は、より大きい表面積対質量比率を有して
水分誘導結晶化により感受性である小さい粒径よりも好
ましい。エステル組成物は、洗剤組成物と共に2重量%
の量で使用するのに十分な量で混合する。
洗剤粒状物およびエステル組成物を予め洗濯され汚され
た布帛のロード6ポンド(約2.  72kg)(ロー
ド組成物:ポリエステル布帛20重量%/綿布帛80重
量%)と一猪にセアーズ・ケンモア(Sears KE
NMORE)洗浄機に加える(それぞれ98重量部/2
重量部)。洗剤およびエステル組成物の実際の重量を取
って、171の水充填機械中で前者の濃度1280pp
mおよび後者の濃度30ppmを与える。使用する水は
、洗剤およびエステル組成物の添加前に7グレン/ガロ
ン硬度およびpH  7〜7.5(添加後約9〜約10
.5)を有する。
布帛を35℃(95丁)においてフルサイクル(12分
)で洗濯し、21℃(70丁)ですすぐ。
次いで、布帛をライン乾燥し、各種の汚れにさらす(着
用または制御された適用により)。洗濯および汚染の全
サイクルを洗剤組成物の各々の場合に数回繰り返す(別
個の布帛束を洗剤組成物の各々の場合に使用するために
保存)。優秀な結果はすべての場合(■〜■)に得られ
、特に前記のように1回または数回洗濯されたポリエス
テルまたはポリエステル含有布帛が本発明のエステルに
さらされていない布帛と比較して洗濯時に有意に改善さ
れた汚れ除去(特に親油性型)を示す点で得られる。
例■〜X■ 粒状洗剤紹成物は、下記成分からなる。
成分 ■ C12.3”状アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
 3.8CI4〜Cl6アルキル硫酸ナトリウム   
     5.7タローアルコール硫酸ナトリウム  
        5.7C I2 〜C t a 7 
/k:l−ルエト牛シレート(EO6.  5)  l
.(+トリポリリン酸ナトリウム          
    6.2ビロリン酸ナトリウム        
      24.8ゼオライトA1水和物(サイズ1
〜10μ)      0.0炭酸ナトリウム    
             17.0ケイ酸ナトリウム
(Nap/Sin2比1.6)    3.7ポリエチ
レングリコール8000          Q.5ポ
リアクリル酸ナトリウム(MW  4500)    
 1.2プロテアーゼ酵素★            
   0.35過ホウ酸ナトリウム1水和物     
       0.0ノナノイルオキシベンゼンスルホ
ネート       0.0ジエチレントリアミン五酢
酸ナトリウム       0.0硫酸ナトリウム  
               29.5N1の汚れ放
出エステル             1.1残部(7
L増白剤、香料、抑泡剤包含)★アンソン単位/gで報
告 %(重の X  XI  XI 9.4  12.0   9.0 9.4   5.4  3.9 0.(l  a.a  a.a 1.4  0.9   0.4 0.0   0.0  4.6 G.0   0.0  17.2 2B.7  17.9   0.0 14.5  22.7  22.0 2.7   3.0   7.2 L.O   L.2  Q.3 2.9   1.7   1.0 0.47  0.45  0.37 0.0  4.5   3.7 0.0  5.1  5.3 0.0   0.4  0.4 13.5  1B.4  21.1 1.0  0.9   0.8 ioo.oとする量 混合する酵素、漂白剤、香料、および汚れ放出エステル
以外は、洗剤組成物の水性クラッチャー混合物は、表示
の成分を示す量で含有するように調製し、噴霧乾燥する
洗剤組成物を予め洗濯され汚された布帛のロード6ボン
ド(約2.  72kg)  (ロード組成物:ポリエ
ステル布帛20重量%/綿布帛80重量%)と一緒にセ
アーズ・ケンモア洗浄機に加える。洗剤の実際の重量を
取って、17pの水充填機械中で組成物■の濃度132
2ppm,組成物Xの濃度1467ppmおよび組成物
XIおよびX■の濃度1718ppmを与える。使用す
る水は、洗剤およびエステル組成物の添加前に7グレン
/ガロン硬度およびpH  7〜7.5(添加後約9〜
約10.5)を有する。
布帛を35℃(95″F)においてフルサイクル(12
分)で洗濯し、21℃(70丁)ですすぐ。
次いで、布帛を乾燥し、各種の汚れにさらす(着用また
は制御された適用により)。洗濯および汚染の全サイク
ルを洗剤組成物の各々の場合に数回繰り返す(別個の布
帛束を洗剤組成物の各々の場合に使用するために保存)
。優秀な結果は、すべての場合(■〜XIr)に得られ
、特に前記のよう1;1回または数回洗濯されたポリエ
ステルまたはポリエステル含有布帛が本発明のエステル
にさらされていない布帛と比較して洗濯時に有意に改善
された汚れ除去(特に親油性型)を示す点で得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)組成物の約0.1〜約10重量%の量の有効
    酸素(AvO)を与える量で使用するペルオキシ酸漂白
    剤;および (b)実質上線状のスルホベンゾイル末端封鎖エステル
    を含むオリゴマーまたは重合体組成物〔前記エステルは
    前記エステル1モル当たり (i)約1〜約2モルの式 (MO_3S)(C_6H_4)C(O)−(式中、M
    はナトリウムである)のスルホベンゾイル末端封鎖単位
    ; (ii)オキシエチレンオキシ単位対オキシ−1,2−
    プロピレンオキシ単位のモル比約2.5:1から約15
    :1の約2〜約10モルのオキシエチレンオキシ単位お
    よびオキシ−1,2−プロピレンオキシ単位;および (iii)約1〜約9モルのテレフタロイル単位を含み
    、前記オキシアルキレンオキシ単位対前記テレフタロイ
    ル単位のモル比は約2:1から約1.1:1であり且つ
    前記エステルは形態が実質上無定形である〕約0.1〜
    約10重量% を含むことを特徴とする粒状洗濯組成物。 2、(b)中で末端封鎖基の少なくとも約 50モル%がスルホベンゾイル基であり且つ前記スルホ
    ベンゾイル末端封鎖単位の約0.15モル分率以下がパ
    ラ形態である、請求項1に記載の組成物。 3、(b)中で前記エステルが、平均分子量約650〜
    約2500を有する、請求項1に記載の組成物。 4、(b)中で前記エステルが、前記エステル1モル当
    たり約2モルの前記スルホベンゾイル末端封鎖単位を含
    む本質上二重末端封鎖形態である、請求項1に記載の組
    成物。 5、(b)中で(ii)中のオキシエチレンオキシ単位
    対オキシ−1,2−プロピレンオキシ単位のモル比が、
    約3:1から約10:1である、請求項1に記載の組成
    物。 6、(b)が、実験式 (CAP)_x(EG/PG)_y(T)_z〔式中、
    (CAP)はナトリウム塩形態の前記スルホベンゾイル
    末端封鎖単位(i)を表わし、 (EG/PG)は前記オキシエチレンオキシおよびオキ
    シ−1,2−プロピレンオキシ単位(ii)を表わし、
    (T)は前記テレフタロイル単位(iii)を表わし、
    xは約1〜2であり、yは約2.25〜約7であり、z
    は約1.25〜約6であり、x、yおよびzは前記エス
    テル1モル当たりの対応単位の平均モル数を表わす〕を
    有するエステル約25〜約100重量%を含む、請求項
    1に記載の組成物。 7、(b)中でオキシエチレンオキシ対オキシ−1,2
    −プロピレンオキシのモル比が約3:1から約10:1
    であり、xが約2であり、yが約2.25〜約5.5で
    あり、zが約1.25〜約4.5である、請求項7に記
    載の組成物。 8、(b)が、分子量約700〜約2000を有する前
    記エステル少なくとも50重量%からなる、請求項8に
    記載の組成物。 9、(b)は、形態が少なくとも約90重量%無定形で
    ある、請求項1に記載の組成物。 10、ペルオキシ酸によって与えられる有効酸素対汚れ
    放出エステルの重量比が、約4:1から約1:30であ
    る、請求項1に記載の組成物。 11、ペルオキシ酸によって与えられる有効酸素対汚れ
    放出エステルの重量比が、約1:1から約1:7.5で
    ある、請求項11に記載の組成物。 12、ペルオキシ酸が、ジペルオキシドデカンジオン酸
    、ペルオキシコハク酸のノニルアミド、ペルオキシアジ
    ピン酸のノニルアミドまたはデシルジペルオキシコハク
    酸である、請求項12に記載の組成物。 13、(a)過酸化水素を水溶液中で生成することがで
    きる過酸素漂白化合物、および (b)一般式 (式中、Rは炭素数約5〜約18のアルキル基であり、
    カルボニル炭素からのび且つカルボニル炭素を包含する
    最長の線状アルキル鎖は約6〜約10個の炭素原子を有
    し、Lは脱離基であり、その共役酸はpK_a約6〜約
    13を有する)を有する漂白活性剤〔(a)によって生
    成する過酸化水素対漂白活性剤(b)のモル比は約1.
    5以上である〕、 (c)実質上線状のスルホベンゾイル末端封鎖エステル
    を含むオリゴマーまたは重合体組成物〔前記エステルは
    前記エステル1モル当たり (i)約1〜約2モルの式 (MO_3S)(C_6H_4)C(O)−(式中、M
    はナトリウムである)のスルホベンゾイル末端封鎖単位
    ; (ii)オキシエチレンオキシ単位対オキシ−1,2−
    プロピレンオキシ単位のモル比約2.5:1から約15
    :1の約2〜約10モルのオキシエチレンオキシ単位お
    よびオキシ−1,2−プロピレンオキシ単位;および (iii)約1〜約9モルのテレフタロイル単位を含む
    〕約0.1〜約10重量% を含み、過酸素化合物によって与えられる有効酸素対汚
    れ放出剤(c)の重量比は約12:1から1:10であ
    ることを特徴とする粒状洗剤組成物。 14、(c)中で末端封鎖基の少なくとも約50モル%
    がスルホベンゾイル基であり且つ前記スルホベンゾイル
    末端封鎖単位の約0.15モル分率以下がパラ形態であ
    る、請求項1に記載の組成物。 15、(c)中で前記エステルが、平均分子量約650
    〜約2500を有する、請求項1に記載の組成物。 16、(c)中で前記エステルが、前記エステル1モル
    当たり約2モルの前記スルホベンゾイル末端封鎖単位を
    含む本質上二重末端封鎖形態である、請求項1に記載の
    組成物。 17、(c)中で(ii)中のオキシエチレンオキシ単
    位対オキシ−1,2−プロピレンオキシ単位のモル比が
    、約3:1から約10:1である、請求項1に記載の組
    成物。 18、(c)が、実験式 (CAP)_x(EG/PG)_y(T)_z〔式中、
    (CAP)はナトリウム塩形態の前記スルホベンゾイル
    末端封鎖単位(i)を表わし、 (EG/PG)は前記オキシエチレンオキシおよびオキ
    シ−1,2−プロピレンオキシ単位(ii)を表わし、
    (T)は前記テレフタロイル単位(iii)を表わし、
    xは約1〜2であり、yは約2.25〜約7であり、z
    は約1.25〜約6であり、x、yおよびzは前記エス
    テル1モル当たりの対応単位の平均モル数を表わす〕を
    有するエステル約25〜約100重量%を含む、請求項
    1に記載の組成物。 19、(c)中でオキシエチレンオキシ対オキシ−1,
    2−プロピレンオキシのモル比が約3:1から約10:
    1であり、xが約2であり、yが約2.25〜約5.5
    であり、zが約1.25〜約4.5である、請求項7に
    記載の組成物。 20、(c)が、分子量約700〜約 2000を有する前記エステル少なくとも50重量%か
    らなる、請求項8に記載の組成物。 21、(c)は、形態が少なくとも約90重量%無定形
    である、請求項1に記載の組成物。 22、漂白活性剤が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数約5〜約9の線状アルキル鎖であり
    、Mはナトリウムまたはカリウムである)を有する、請
    求項14に記載の組成物。 23、漂白活性剤が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは炭素数約5〜約9の線状アルキル鎖であり
    、Mはナトリウムまたはカリウムである)を有する、請
    求項22に記載の組成物。
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