JPH03159303A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH03159303A
JPH03159303A JP29741489A JP29741489A JPH03159303A JP H03159303 A JPH03159303 A JP H03159303A JP 29741489 A JP29741489 A JP 29741489A JP 29741489 A JP29741489 A JP 29741489A JP H03159303 A JPH03159303 A JP H03159303A
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JP
Japan
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ferrite
noise filter
flat
frequency
ferrite core
Prior art date
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Pending
Application number
JP29741489A
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English (en)
Inventor
Norihide Nakajima
中島 則英
Shoichi Yamane
山根 章一
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Sanyo Electric Co Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はノイズフィルタに関し、特にスイッチング電源
に用いるスイッチングノイズを除去するためのノイズフ
ィルタに関する. (口)従来の技術 スイッチング電源は第8図に示すように、商用交流電源
を直接整流平滑回路(11)で直流に変換し、発振回路
〈l2〉からの高周波例えば100KHz〜500KH
zのパルスでスイッチングトランジスタ(13)をスイ
ッチングし、スイッチングトランジスタ(13)のコレ
クタ負荷であるフェライトトランス(14〉の2次側よ
り出力電圧を得るものである.2次側の出力電圧は2次
側の整流電圧の変動を誤差増幅器(l5)で検出し、こ
の出力をホトカブラを介してパルス幅変調回路(l6)
に印加し、発振器(12〉からの高周?i基準パルスを
パルス幅変調させて安定化のフィードバック制御系を形
威している。
かかるスイッチング電源は、従来の低周波トランスを小
型軽量の高周波トランス(l4)に置換でき、電源装置
の小型軽量化に大いに寄与するのである, しかしながらスイッチング電源にはスイッチングノイズ
を発生させる宿命があり、何らかのノイズ対策は不可欠
となる.この対策として、スイッチング周波数およびそ
の高調波を除去するためにノイズフィルタとなるチョー
クコイルを電源回路に挿入する. −a的ノイズフィルタの回路は、第8図に示すように商
用交流電源(10)と整流平滑回路(11)との間に挿
入される.Lはコモンモードチョークコイルであり、C
1はノーマルモードノイズ低減用コンデンサであり、C
2、C3はコモンモードおよびノーマルモードノイズ低
減用コンデンサである. 小型のコモンモードチョークコイルとしては、特開昭6
2−53013号公報(HO3H  7/09)等で示
されている. 第9図にその構造を示す。外形30mmの一対のっぽ形
コア(21)を用い、このつば形コア〈2l〉内に絶縁
板(22〉を介して、両面にスパイラル状コイル(23
)が形戊され、リード線(24)が前記スパイラル状コ
イル(23〉の両端に接続された厚さ0.5mm、比誘
電率10000の誘電体板(25〉を配置している.こ
の結果、誘電体板(25)は容量戊分を持ち、ノーマル
モード低滅用コンデンサの効果を有する.(ハ)発明が
解決しようとする問題点 しかしながらかかるコモンモードチョークコイルでは部
品の小型化は達成されているが、つぼ形コイルを用い且
つコイルを上下に配置するためその高さには自ずと限界
があり、表面実装部品としてハイブリッド集積回路の中
に取り込めるに至っていない問題点を有していtこ。
また構成点数も多く、小型薄型化の要求には充分とは言
えず、スイッチング電源の小型化の障害となっている問
題点も有していた. さらに従来のコモンモードチョークコイルではスイッチ
ング電源からのノイズを除去するために低周波用コイル
と高周波用コイルとを組み合わせて使用しており、2個
のコイルを用いなくてはならない問題点も有していた. (二)問題点を解決するための手段 本発明はかかる問題点に鑑みてなされ、低周汲用フェラ
イトと高周波用フェライトで一体に形戊された扁平フェ
ライトコアに貫通孔を設け、この貫通孔に絶縁被覆した
複数本の箔状導体を密着し挿入して小型扁平のノイズフ
ィルタを実現したものである. (ホ)作用 本発明によれば、低周波用フェライトと高周波用フェラ
イトで一体に形成された扁平フェライトコアに貫通孔を
設け、この貫通孔に絶縁被覆した複数本の箔状導体を密
着して挿入しているので、極めて小型の低周波用兼高周
波用のコモンモードチョークトランスを実現できる。
また導体の薄い絶縁被覆層を用いるので、箔状導体とコ
アとの間の容量成分をコモンモード低滅用コンデンサと
して用いることができる.さらに扁平フェライトコアと
絶縁被覆しtこ箔状導体の2つの構成要素でノイズフィ
ルタを実現しているので、極めて小型薄型の構造となる
.(へ)実施例 第1図及至第7図を参照して、本発明のノイズフィルタ
を説明する。
第1図は本発明によるノイズフィルタの上面図であり、
第2図は扁平フェライトコアの側面図であり、第3図A
,Bは絶縁被覆した箔状導体の上面図およびその断面図
である. 本発明のノイズフィルタは、扁平フェライトコア(1)
と、絶縁被覆した複数本の箔状導体(2)とで構威され
ている. 扁平フェライトコア(1)は、低周波用特性と高周波用
特性を有する2つのフェライト材料(例えば、日本フェ
ライト社の低周波用フェライトG P − 7、高周波
用フェライトDL−6C)(101)(102)を焼威
して形成される.形状はそれぞれ扁平で直方体であり、
略同一サイズの2つのフェライト(101)(102)
を併設して接着剤あるいは固定ベルトで張り合わせて一
体化するか、あるいは金型で焼成して一体化する。なお
低周波用フェライ}(101)と高周波用フェライト(
102)は同一体積、同一面積とし、均等なサイズにす
る.貫通孔(3)は薄い側面に直交するように延在され
ている。貫通孔(3)は1以上形成されるが、電源ライ
ンに挿入される用途から2個離間して設けられるのが通
常である.従って図面では貫通孔(3)を2個有する扁
平フェライトコア(1)が示されている.この図面を参
照すると、フェライトコア(1)は46mmx30mm
x8mmの扁平直方体形状であり、低周波用フェライト
コア(l○1)は46mmX15mmx8mm、高周波
用フェライトコア(102)も同一の形状である.貫通
孔(3)は46mmX8mmの側面から対向面まで直線
状に両フェライトコア(101)(102)にまtこが
って延在され、8mmの厚みの中央に位置している.貫
通孔(3)の断面は13mmx0.6mmであり、両貫
通孔(3)(3)間は8mmほど離している.この貫通
孔(3)は4mmの厚みのフェライト板に0.3mmの
深さの溝を形成したのち、2枚のフェライト板を貼り合
わせて形戊される.なお他の方法としては、金型を用い
る方法も可能である. また両フェライトコア(101)(102)の形状とし
ては、第4図に示す如く、対角線状にフェライトコア(
1)を分割する形状でも良い.複数本の箔状導体(2)
は、錫メッキ軟鋼平角線(4).を複数本平行に延在さ
せ、ポリエステル(5〉でサンドイッチして接着して形
成されている.錫メッキ軟鋼平角線(4)は1つの箔状
導体(2)当り4本とし、厚み0.1’mmで幅1.2
7mmのものを用い、線間ピッチは2、54mmに配置
した。従って箔状導体(2)の仕上がり厚はポリエステ
ル(5)を加えて、0、43mmになっている. この箔状導体(2)は貫通孔(3)にl枚ずつ挿入され
、箔状導体(2)の両端はフェライトコア(1)より突
出している.さらに箔状導体(2)端部の錫メッキ軟銅
平角線(4)は露出されており、ノイズフィルタと他の
回路との接続に用いられる. 次に本発明のノイズフィルタの等価回路図を第5図に示
す.このノイズフィルタは箔状導体(2)と両フェライ
トコア(101)(102)間で形成されるL1、L2
FfC分とポリエステル(5)を誘電体層として箔状導
体(2)と両フェライトコア(101)(102)間で
形成されるC1、C2成分とを有する.しかもこのC,
、cztt.分はL,、L2成分とフェライトグランド
(FG)間に挿入されるため、コモンモードノイズ低減
用コンデンサとしての働きを有する.本実施例ではこの
L,  L.成分は約2μH,C,、C2成分は5〜2
5PFを得ている. さらに第6図および第7図に本発明によるノイズフィル
タの特性を示す.第6図は第■図に具体的に説明したノ
イズフィルタのインダクタンスの周波数特性を示し、イ
ンダクタンスは低周波用フェライトコア(+01)で約
3MHz*で平坦に約2μHであり、IOMHzでも約
0.7μHを有しており、高周波用フェライトコア(1
02)で約3MHz〜約10MHzまで平坦に約2μH
であり、約100MHzまでインダクタンスを有してい
る.一方、第7図は同様にインピーダンスの周波数特性
であり、低周波用フェライトコア(101)では約3M
Hzより急峻に立ち上がっており、高周波用フェライト
コアー(102)で約7MHzより急峻に立ち上がって
いる。この結果本発明のノイズフィルタは50Hz〜約
100MHzの広帯域に渡ってフィルタ効果を有し、ス
イッチング周波数500KHzのスイッチング電源にお
いても500KHzとその高調波のスイッチングノイズ
を確実に除去できる.(ト)発明の効果 本発明によれば、低周波用フェライトコア(101)と
高周波用フェライトコア(102)を一体化した扁平フ
ェライトコア(1)を用い且つ貫通孔(3)に箔状導体
(2)を挿入するだけで、広帯域のノイズフィルタを実
現できるので、ほぼ扁平フェライトコアの大きさでノイ
ズフィルタを完成でき、小型薄型化を図れて表面実装可
能なノイズフィルタを提供できる. また絶縁被覆した箔状導体(2)を貫通孔(3)に挿入
するのみでノイズフィルタを完成でき、極めて少ない構
成部品で形成され、ノイズフィルタの組立工程を省略で
きる。
さらに絶縁被覆した箔状導体(2)によりコモンモード
ノイズ低減用コンデンサをノイズフィルタ内に取り込む
ことができ、外付けのコモンモード低滅用コンデンサを
無くするか小さくできる.
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明によるノイズフィルタを説明する上面図
、第2図は本発明に用いる扁平フェライトコアの側面図
、第3図は本発明に用いる導体の上面図および断面図、
第4図は本発明の他の実施例を説明する上面図、第5図
は本発明のノイズフィルタの等価回路図、第6図および
第7図はそれぞれ本発明のノイズフィルタのインダクタ
ンス特性およびインピーダンス特性図、第8図は一般的
なスイッチング電源を説明する回路図、第9図は従来の
ノイズフィルタを説明するための分解斜視図である。 (1)は扁平フェライトコア、(101)は低周波用フ
ェライトコア、(102)は高周波用フェライトコア、
(2)は箔状導体、(3)は貫通孔、(4)は錫メッキ
軟鋼平角線、(5)はポリエステルフィルムである.

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)低周波用フェライトと高周波用フェライトで一体
    に形成された扁平フェライトコアに少なくとも1以上の
    貫通孔を設け、前記貫通孔に絶縁被覆され且つ互いに離
    間された複数本の箔状導体を密着して挿入したことを特
    徴とするノイズフィルタ。
  2. (2)前記貫通孔は前記扁平フェライトコアの側面に直
    交する方向に設けたことを特徴とする請求項1記載のノ
    イズフィルタ。
  3. (3)前記フェライトコアは直方形状で略同一サイズの
    低周波用フェライトと高周波用フェライトで形成された
    ことを特徴とする請求項1記載のノイズフィルタ。
  4. (4)前記フェライトコアは三角形状の低周波用フェラ
    イトと高周波用フェライトで形成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のノイズフィルタ。
  5. (5)低周波用フェライトと高周波用フェライトで一体
    に形成された扁平フェライトコアに2個の貫通孔を設け
    、前記貫通孔にそれぞれ絶縁被覆され且つ互いに離間さ
    れた複数本の箔状導体を密着して挿入したことを特徴と
    するノイズフィルタ。
JP29741489A 1989-11-17 1989-11-17 ノイズフィルタ Pending JPH03159303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5220298A (en) * 1990-07-24 1993-06-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Integrated circuit having a built-in noise filter
EP0849870A2 (en) * 1996-12-17 1998-06-24 General Electric Company Matrix filters for low-noise power distribution systems

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