JPH03159216A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

Info

Publication number
JPH03159216A
JPH03159216A JP29757389A JP29757389A JPH03159216A JP H03159216 A JPH03159216 A JP H03159216A JP 29757389 A JP29757389 A JP 29757389A JP 29757389 A JP29757389 A JP 29757389A JP H03159216 A JPH03159216 A JP H03159216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
gel
windings
filled
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29757389A
Other languages
English (en)
Inventor
Akifumi Inui
乾 昭文
Tsuneji Teranishi
常治 寺西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP29757389A priority Critical patent/JPH03159216A/ja
Publication of JPH03159216A publication Critical patent/JPH03159216A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、特に巻線端部での絶縁構造を改良したガス絶
縁変圧器に関する。
(従来の技術) ガス絶縁変圧器は平角銅線を用い、絶縁性ガスを封入す
るタイプのものと、金属シートと絶縁シートを重ねて巻
回して成る箔状巻線を用いた箔巻変圧器からなるタイプ
のものがある。ガス絶縁変圧器は、不燃性を実現できる
特徴があり、既に、数KV、数100KVA程度の比較
的低電圧、小容量変圧器として実用化されている。また
、近年は、その優れた長所に鑑み、高電圧、大容量の変
圧器への適用が研究されている。
第3図は、−例としてこの様なガス絶縁変圧器に箔巻変
圧器を適用した場合の巻線構成図である。
主脚鉄心1に金属シート2と金属シート2より幅広の絶
縁シート3とを重ねて巻回して低圧巻線4と高圧巻線5
が形成され、これら巻線4,5は絶縁筒6によってヨー
ク鉄心7等の接地物に対し絶縁状態で支持され、絶縁媒
体8の封入されたタンク9内に収納されている。
ところで、上記の様な各種の箔巻変圧器は、薄い金属シ
ート2と絶縁シート3を重ねて巻回することにより、低
圧巻線4や高圧巻線5が形成される為、鉄心窓内の巻線
占積率が高くなる反面、次の様な問題点がある。
即ち、数KV、数1000KVA程度の箔巻変圧器では
変圧器中身の巻線の半径も小さくスタック高さも低くし
て良い為に1巻線の重量が軽く、その自重を特に別部材
で支持する必要がなく、第3図に示した様に絶縁筒6に
金属シート2と絶縁シート3を重ねて巻いた時の巻付力
によって、十分巻線の荷重を支えることができた。従っ
て、その周囲に金属シート2と絶縁シート3が巻回され
る絶縁筒6を、鉄心クランプもしくは鉄心クランプに固
定されたシールドlOに固定することによって巻線を支
持することができた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、より高電圧・大容景の箔巻変圧器になる
と1巻線の自重が大幅に増加するので、絶縁筒6への巻
線の巻付力だけでは巻線を支えきれなくなり、巻線の変
歪及び落下等を来たす恐れがあった。そこで、第4図に
示した様に、低圧巻線4及び高圧巻線5を、鉄心クラン
プ及びシールド10に対して、支持絶縁物11によって
絶縁状態で支持する必要があった。
しかしてこのように巻線4,5を支持絶縁物11で支持
しようとした場合、巻線4,5と支持絶縁物11の界面
14に絶縁物と絶縁物にはさまれた小さな間隙14が生
じる。
一方、巻線4,5の端部には巻線端部に集中する電界を
緩和するために静電シールド12.13が取付けられて
いる。支え絶縁物11と静電シールド12゜13の間及
び静電シールド12.13と巻線4,5の間に連続的に
そのギャップ長が変化するようなくさび状の間隙15が
生じる。このような間隙14.15のガスギャップは誘
電率Cが1.0であるのに対し。
絶縁物の誘電率がその数倍もあることからくさび状のガ
スギャップに電界が集中し、ガスの絶縁破壊電界をこえ
絶縁上の弱点となっていた。平角銅線のワイヤ巻線から
成るガス絶縁変圧器の場合も同様である。
本発明の目的は、特に巻線端部での絶縁信頼性を高めた
簡略で、機械的強度の優れたガス絶縁変圧器を得ること
にある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のガス絶縁変圧器は、巻線と絶縁物、あるいは構
成絶縁物間に生じる間隙にゲル状絶縁物を充填したこと
を特徴とするものである。
(作 用) 本発明のガス絶縁変圧器においては、巻線と絶縁物、絶
縁物と絶縁物の間に形成される間隙にゲル状絶縁物を充
填することにより、絶縁物間に微小なガスギャップが生
じることがなく、従って電界が集中することなく1巻線
の絶縁信頼性が高くなり、かつ運転時や輸送時の振動や
衝撃を和らげることができる。
(実施例) 以下、本発明を第1図および第2図に示す一実施例を参
照して説明する。第1図および第2図において、第3図
および第4図と同一符号は同一部分を示すものである。
なお、実施例の説明は巻線が箔状巻線で形成される箔状
巻変圧器を中心に説明するが、平角銅線から成るワイヤ
巻線の場合にも同様に適用できるものである。
まず、第1図において巻線4や巻線5とそれを支える支
持絶縁物11の間の間隙14と、巻線4および5の巻線
端部に設ける電界緩和用静電シールド12および13と
それを与える支持絶縁物11の間に生じる間隙15とに
ゲル状絶縁物2を充填する。ゲル状絶縁物20には例え
ばシリコーンゲル等を用いる。
ゲルには硬化に長時開票するものの常温で硬化するもの
、あるいは100℃〜150℃の高温にして数時間で硬
化するもの等がある。
本実施例ではそのどちらも適用でき常温で硬化するもの
については巻線の組み立て時に充填し。
硬化に必要な時間を放置することにより上記充填した間
隙を完全に埋め込み、微小なガスギャップが生じるのを
防ぐことができる。また1、高温で硬化するゲル状絶縁
物を用いる場合は1組み立て時に充填したのち1巻線の
乾燥工程において、硬化に必要な温度まで温度を上昇さ
せ硬化させる。
第2図に示す他の実施例は平角銅線からなる巻線4’、
5’ の変圧器の場合を示す。通常、平角巻線変圧器で
は低圧巻線4′、高圧巻線5′の上下部に電界緩和用静
電シールド13’ 、12’が設けられ、コノ静電シー
/!zト12’ 、13’ ヲ有する巻$15’ 、4
’を支持絶縁物11′で支持する構造がとられるこの時
も支持絶縁物11’ と静電シールド12’ 、13’
  の間の間隙15′、さらには巻線あるいは静電シー
ルド12’ 、 13’ と絶縁筒17’ 、1g’ 
 との間に生じる間隙16にゲル状絶縁物20を充填す
る。
このように構成すると、巻線と絶縁物あるいは絶縁物間
に生じる間隙15’ 、 16’がゲル状絶縁物20に
より完全に充填されるため、ガスギャップが生じること
がなくなる。絶縁物の誘電率は通常ガスの誘電率の数倍
あるため、絶縁物ではさまれたガスの間隙はその間隙が
小さければ小さいほど誘電率の逆数に比例して電界が集
中する。しかしこのような間隙がゲル状絶縁物20によ
り完全に充填されてしまうため、電界が集中することな
く絶縁信頼性が向上する。さらにゲル状絶縁物は機械的
な衝撃力を吸収する力が大きく、衝撃・振動のエネルギ
ーの吸収能力にずれ運転時や輸送時の衝撃振動を和らげ
ることができる。
さらに、ゴム等の固体絶縁物を間隙に充填するのに比べ
作業が簡単でかつ技術の加工も不用、しかも完全に間隙
をすきまなく充填することができる。また、硬化も巻線
の乾燥工程を利用するなど作用効率が非常にすぐれる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、巻線と絶縁物あるい
は構成絶縁物間に形成される間隙にゲル状絶縁物を充填
するという簡単な手段により巻線端部に生じる微小ギャ
ップへの電界集中を防ぎ。
絶縁信頼性を高めるとともに、振動衝撃に強い機械的強
度の優れた変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁変圧器の一実施例を示す断面
図、第2図は本発明の他の実施例を示す断面図、第3図
および第4図は従来のガス絶縁変圧器を示す断面図であ
る。 1・・・鉄心        2・・・金属シート3・
・・絶縁シート4.4’・・・低圧巻線5.5′・・・
高圧巻線     6・・・絶縁筒7・・・ヨーク鉄心
     8・・・絶縁媒体9・・・タンク     
   10・・・シールド11.11’・・・支持絶縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  タンク内に鉄心および巻線を収容し、絶縁性ガスを封
    入してなるガス絶縁変圧器において、巻線と絶縁物ある
    いは構成絶縁物間に形成される間隙にゲル状絶縁物を充
    填したことを特徴とするガス絶縁変圧器。
JP29757389A 1989-11-17 1989-11-17 ガス絶縁変圧器 Pending JPH03159216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29757389A JPH03159216A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 ガス絶縁変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29757389A JPH03159216A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 ガス絶縁変圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03159216A true JPH03159216A (ja) 1991-07-09

Family

ID=17848303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29757389A Pending JPH03159216A (ja) 1989-11-17 1989-11-17 ガス絶縁変圧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03159216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3239997A1 (en) * 2016-04-25 2017-11-01 ABB Schweiz AG A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879711A (ja) * 1981-11-07 1983-05-13 Mitsubishi Electric Corp 変圧器巻線

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5879711A (ja) * 1981-11-07 1983-05-13 Mitsubishi Electric Corp 変圧器巻線

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3239997A1 (en) * 2016-04-25 2017-11-01 ABB Schweiz AG A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus
WO2017186324A1 (en) * 2016-04-25 2017-11-02 Abb Schweiz Ag A hv apparatus and a method of manufacturing such apparatus
CN109074948A (zh) * 2016-04-25 2018-12-21 Abb瑞士股份有限公司 Hv设备和制造此类设备的方法
CN109074948B (zh) * 2016-04-25 2022-07-01 日立能源瑞士股份公司 Hv设备和制造此类设备的方法
US11605501B2 (en) 2016-04-25 2023-03-14 Hitachi Energy Switzerland Ag HV apparatus and a method of manufacturing such apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2009109840A (ru) Высоковольтный трансформатор, снабженный защитным экраном, защитный экран и способ изготовления такого экрана
US3270305A (en) Shielded housing with vibration control
JPH03159216A (ja) ガス絶縁変圧器
JPS6373511A (ja) 箔巻変圧器
JPS62293604A (ja) 箔巻変圧器
JPS63169010A (ja) 箔巻変圧器
JPS6324608A (ja) 箔巻変圧器
JPS62126612A (ja) 箔巻変圧器
JPH0254908A (ja) ガス絶縁変圧器
JPS58165309A (ja) ガス絶縁変圧器の絶縁構造
JPH0447947Y2 (ja)
JPH03159209A (ja) 箔巻変圧器
JPS6325910A (ja) 箔巻変圧器
JP3344531B2 (ja) 静止誘導電器巻線の支持構造
JPH02263412A (ja) 箔巻変圧器
JPS63111606A (ja) 箔巻変圧器
JPS60170216A (ja) 箔巻変圧器
RU24594U1 (ru) Трансформатор
SU797531A1 (ru) Трансформаторный источник ускор ющего напр жени
JP2000331844A (ja) 静止形電磁誘導機器
JPH071784Y2 (ja) ガス絶縁誘導電器
JPH03114210A (ja) 箔巻変圧器
JPS63204605A (ja) 箔巻変圧器
JPH03133111A (ja) ガス絶縁変圧器
JPS60241206A (ja) 箔巻変圧器