JPH03159183A - レーザ装置 - Google Patents
レーザ装置Info
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- JPH03159183A JPH03159183A JP1300536A JP30053689A JPH03159183A JP H03159183 A JPH03159183 A JP H03159183A JP 1300536 A JP1300536 A JP 1300536A JP 30053689 A JP30053689 A JP 30053689A JP H03159183 A JPH03159183 A JP H03159183A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 20
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
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- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
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- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K26/00—Working by laser beam, e.g. welding, cutting or boring
- B23K26/02—Positioning or observing the workpiece, e.g. with respect to the point of impact; Aligning, aiming or focusing the laser beam
- B23K26/06—Shaping the laser beam, e.g. by masks or multi-focusing
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、レーザ装置に関し、特にレーザ発振器から
発生されるレーザビームの品質改良に関するものである
。
発生されるレーザビームの品質改良に関するものである
。
[従来の技術]
第12図は、例えばレーザハンドブック(オーム化、昭
和57年)に記載された従来の安定型共振器を用いたレ
ーザ装置を示す構成図である1図において、(1)は凹
面状の、例えばCuより成る全反射ミラー、(2)は全
反射ミラー(りに対向配置された凹面状の1例えばZn
5eより成る部分反射ミラ(3)は部分反射ミラー(2
1面に施された、例えばZn5eより成る部分反射膜、
(4)は部分反射ミラー(21面に施された1例えばZ
n5e、 ThFLより成る無反射膜、(5)はレーザ
媒質で、例えばC02レーザ等のガスレーザの場合は放
電などにより励起されたガス媒質であり、YAG等の固
体レーザの場合:まフラッジ1ランプ等により励起され
た固体媒質である。(6)はレーザビーム径を制御する
アパーチャ、(7)は周囲を覆う箱体、(8)はミラー
(11、121より構成される安定型共振器の内部に発
生するレーザビーム、(9)は部分反射ミラー(2)に
より外部に取り出されるレーザビーム、(10)は例え
ばレンズ等により成る集光IL (Illは集光器(1
0)により集光された集束ビーム、(12)は加工対象
物である。
和57年)に記載された従来の安定型共振器を用いたレ
ーザ装置を示す構成図である1図において、(1)は凹
面状の、例えばCuより成る全反射ミラー、(2)は全
反射ミラー(りに対向配置された凹面状の1例えばZn
5eより成る部分反射ミラ(3)は部分反射ミラー(2
1面に施された、例えばZn5eより成る部分反射膜、
(4)は部分反射ミラー(21面に施された1例えばZ
n5e、 ThFLより成る無反射膜、(5)はレーザ
媒質で、例えばC02レーザ等のガスレーザの場合は放
電などにより励起されたガス媒質であり、YAG等の固
体レーザの場合:まフラッジ1ランプ等により励起され
た固体媒質である。(6)はレーザビーム径を制御する
アパーチャ、(7)は周囲を覆う箱体、(8)はミラー
(11、121より構成される安定型共振器の内部に発
生するレーザビーム、(9)は部分反射ミラー(2)に
より外部に取り出されるレーザビーム、(10)は例え
ばレンズ等により成る集光IL (Illは集光器(1
0)により集光された集束ビーム、(12)は加工対象
物である。
次に動作について説明する。ミラー+11 、 +21
は安定型共振器を購成し、レーザビーム(8)はミラー
+11 、 (2+の間を往復するうちにレーザ媒質(
5)により増幅されると共に、レーザビーム(8)の一
部が部分反射膜(31、部分反射ミラー(2)、及び無
反射膜(4)を介して外部に取り出される。
は安定型共振器を購成し、レーザビーム(8)はミラー
+11 、 (2+の間を往復するうちにレーザ媒質(
5)により増幅されると共に、レーザビーム(8)の一
部が部分反射膜(31、部分反射ミラー(2)、及び無
反射膜(4)を介して外部に取り出される。
アパーチャ(6)は共振器内に発生するレーザビーム(
8)のモード次数を制御し、例えばレーザビーム(8)
の弔−モード化を行う、外部に取り出されたレーザビー
ム(9)は、集光器(1(すな通過することにより集束
ビーム(Iりとなり、鉄板等の加1対象物(!2)の切
断、lさ接等を効率良く行うことができる。
8)のモード次数を制御し、例えばレーザビーム(8)
の弔−モード化を行う、外部に取り出されたレーザビー
ム(9)は、集光器(1(すな通過することにより集束
ビーム(Iりとなり、鉄板等の加1対象物(!2)の切
断、lさ接等を効率良く行うことができる。
表定型共振器を用いたレーザ発振器から発生されるレー
ザビームのうち、加工の際、切断等でよく用いられるも
のに最低次モード、即ちTF、V、。モートのレーザビ
ームがある。このレーザビームの強度分布は第13図(
a)の距離に対する光強度のグラフに示すようにガウス
分布をなし、レーザビームの光波面の位相分布はほぼ笠
位相である。従って、このレーザビームは集光レンズ等
により集光させると、最もよく集光する。 TEMoo
モードのレーザビームを発生させるには、安定型共振器
内に設置されたアパーチャ(6)でレーザビーム径の広
がりをHil+限すればよい、これに対し、集光ビーム
の強度分布が平坦であることが望ましい焼き入れ7にお
いては、第13図fb)の距離に対する光強度のグラフ
に示すようなマルチモードのレーザビームを用いる場合
がある。マルチモードのレーザビームを発生させるには
、例えばアパーチャ(5)の直径なTEM00モードの
場合に比べ大きくするか、あるいはこれを取り除けばよ
い、アパーチャ(6)の操作により、TE’Jooモー
ド程のビーム集束は17られないが、励起空間の利用率
が増加するため、レーザ出力は増加する。
ザビームのうち、加工の際、切断等でよく用いられるも
のに最低次モード、即ちTF、V、。モートのレーザビ
ームがある。このレーザビームの強度分布は第13図(
a)の距離に対する光強度のグラフに示すようにガウス
分布をなし、レーザビームの光波面の位相分布はほぼ笠
位相である。従って、このレーザビームは集光レンズ等
により集光させると、最もよく集光する。 TEMoo
モードのレーザビームを発生させるには、安定型共振器
内に設置されたアパーチャ(6)でレーザビーム径の広
がりをHil+限すればよい、これに対し、集光ビーム
の強度分布が平坦であることが望ましい焼き入れ7にお
いては、第13図fb)の距離に対する光強度のグラフ
に示すようなマルチモードのレーザビームを用いる場合
がある。マルチモードのレーザビームを発生させるには
、例えばアパーチャ(5)の直径なTEM00モードの
場合に比べ大きくするか、あるいはこれを取り除けばよ
い、アパーチャ(6)の操作により、TE’Jooモー
ド程のビーム集束は17られないが、励起空間の利用率
が増加するため、レーザ出力は増加する。
[発明が解決しようとする課Z]
従来のレーザ装置は以上のように構成されているので、
例えば焼き入れ等を行う場合、加工対象物の加工面にお
いて強度分布が矩形状もしくはそれに近いレーザビーム
を発生させる必要がたびたび生じる。従来では表定型共
振器を用いたレーザ発振器から第13図(b)に示すよ
うなマルチモードのレーザビームを発生させ、レーザビ
ームの光路上でレーザビーム径の外周部を削除すること
シこより、強度分布が矩形状もしくはそれに近いレーザ
ビームを発生せしめていた。しかし、マルチモードのレ
ーザビ一ムは、−Hにレーザ出力の変化に伴なってその
次数が変化し、強度分布が変動しやすい、その結果、加
工面における強度分布か変化し、加工性能を安定させる
ことができなくなるという問題点があった。
例えば焼き入れ等を行う場合、加工対象物の加工面にお
いて強度分布が矩形状もしくはそれに近いレーザビーム
を発生させる必要がたびたび生じる。従来では表定型共
振器を用いたレーザ発振器から第13図(b)に示すよ
うなマルチモードのレーザビームを発生させ、レーザビ
ームの光路上でレーザビーム径の外周部を削除すること
シこより、強度分布が矩形状もしくはそれに近いレーザ
ビームを発生せしめていた。しかし、マルチモードのレ
ーザビ一ムは、−Hにレーザ出力の変化に伴なってその
次数が変化し、強度分布が変動しやすい、その結果、加
工面における強度分布か変化し、加工性能を安定させる
ことができなくなるという問題点があった。
この発明は上記のような問屋、ψ、を解消するためにな
されたものであり、レーザ出力を変化させても、加工対
象物の加工面に8いて、常に強度分子lrが安定なレー
ザビームを発生させることのできるレーザ装置を得るこ
とを目的とする。
されたものであり、レーザ出力を変化させても、加工対
象物の加工面に8いて、常に強度分子lrが安定なレー
ザビームを発生させることのできるレーザ装置を得るこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係るレーザ装置は、レーザビームを発振する
レーザ共振器、及びレーザ共振器で得られた強度分布が
ガウス状のレーザビームの光路上に設けられ、レーザビ
ームの光波面の位相を部分的に反転させてレーザビーム
の遠視野強度分布を変換せしめろ位相調整器を備えたも
のである。
レーザ共振器、及びレーザ共振器で得られた強度分布が
ガウス状のレーザビームの光路上に設けられ、レーザビ
ームの光波面の位相を部分的に反転させてレーザビーム
の遠視野強度分布を変換せしめろ位相調整器を備えたも
のである。
5作用]
この発明における位相調整器は光波面の位相を部分的に
反転させてレーザビームの遠視野強度分布を変換せしめ
るものであり、反転のさせ方によって強度分布が矩形状
もしくはそれに近いレーザビームを発生せしめることも
できる。レーザ共振2::では強度分布がガウス状のレ
ーザビームを得5このレーザビームを位相調整器により
、加工対象物の加工面においてレーザビームの強度分布
を加圧に通したものに変換せしめている。
反転させてレーザビームの遠視野強度分布を変換せしめ
るものであり、反転のさせ方によって強度分布が矩形状
もしくはそれに近いレーザビームを発生せしめることも
できる。レーザ共振2::では強度分布がガウス状のレ
ーザビームを得5このレーザビームを位相調整器により
、加工対象物の加工面においてレーザビームの強度分布
を加圧に通したものに変換せしめている。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図(al はこの発明の一実施例によるレーザ装置を示
す構成図、第1図(blはレーザビーム(9)の強度分
布を示すグラフ、第1図fc)は加工面におけるレーザ
ビームの強度分布を示すグラフである0図において、+
1)〜(12)は従来例と同様のものである。 (2+
1は位FHW整器であり、し〜ザビームの光路上に設置
しである。 +221は部分反射ミラー(2)より外部
に取り出されたレーザビーム(9)の強度分布(これを
近視野強度分布と称する)であり、(23)は集束ビー
ム(11)の加1面における強度分布(これを遠視野強
度分布と称する)である。
図(al はこの発明の一実施例によるレーザ装置を示
す構成図、第1図(blはレーザビーム(9)の強度分
布を示すグラフ、第1図fc)は加工面におけるレーザ
ビームの強度分布を示すグラフである0図において、+
1)〜(12)は従来例と同様のものである。 (2+
1は位FHW整器であり、し〜ザビームの光路上に設置
しである。 +221は部分反射ミラー(2)より外部
に取り出されたレーザビーム(9)の強度分布(これを
近視野強度分布と称する)であり、(23)は集束ビー
ム(11)の加1面における強度分布(これを遠視野強
度分布と称する)である。
次に作用について説明する。レーザ発振器からレーザビ
ーム(9)が発生する動作は従来例と同様であり、この
一実施例において、アパーチャ(6)は、レーザビーム
(9)がTEMoaモードになるように設定された開口
を持っている。さらに部分反射ミラー(2)の無反射膜
(4)側の表面形状を凸面状に加工することにより、レ
ーザ発振器から発生されるレーザビームは、従来例と同
様に、軸対称で等(l相のTEMo。モードになる。こ
のレーザビームの強度分布と位相分布を関連づけて示す
と第2図(at 、 (blのようになる。第2図(a
lはTtvt+oモードの強度分布を距離に対する光強
度で示し、距離の中央は光軸を表わしている。また第2
M (b)2ま距離に対する位相を表わすもので、距
離の中央は光軸、点線で位相分布を表わす、即ち、レー
ザビーム(9)の強度分布はガウス分布を示し、位相分
布は等位相分布を示す。
ーム(9)が発生する動作は従来例と同様であり、この
一実施例において、アパーチャ(6)は、レーザビーム
(9)がTEMoaモードになるように設定された開口
を持っている。さらに部分反射ミラー(2)の無反射膜
(4)側の表面形状を凸面状に加工することにより、レ
ーザ発振器から発生されるレーザビームは、従来例と同
様に、軸対称で等(l相のTEMo。モードになる。こ
のレーザビームの強度分布と位相分布を関連づけて示す
と第2図(at 、 (blのようになる。第2図(a
lはTtvt+oモードの強度分布を距離に対する光強
度で示し、距離の中央は光軸を表わしている。また第2
M (b)2ま距離に対する位相を表わすもので、距
離の中央は光軸、点線で位相分布を表わす、即ち、レー
ザビーム(9)の強度分布はガウス分布を示し、位相分
布は等位相分布を示す。
このTI:、M、。モードのレーザビーム(9)が位相
調整器(21)まで伝搬すると、回折の影響によりレー
ザビーム径は増大するが、強度分布及び位f口分布は第
2図に示したものと同様で変化しない1位相調整器(2
1)は、レーザビームの強度分布はそのままで、位相の
みを強度分布に対応した位置で部分的に反転させる装置
であり、具体的に一実施例を示すと第:3図のようにな
る。第3図(alの−L部では位相調整器(21)に入
射するレーザビームの強度分布を示しており、縦軸は光
強度、横軸はレーザビームの軸中心からの距離であり、
特にこの図では強度が軸上のe −8倍になる位置を1
として規格化している。第3図(alの中央部は位相調
整器(21)の正面を示し、第3図(alのF部は位相
21#整器(21)の断面を示している0図において、
(31)は、例えばCuより成るミラー基板で、レーザ
ビーム(9)にさらされる面は平坦で、レーザビームを
100%近く反射する面より構成されている。 (32
1はこの基板(3I)上に、例えばレーザビームの軸中
心から規格化距離として例えば0.6と0.95の間に
設置された基板(31)と手行な段差部である。この位
相調整器(2I)に入射したレーザビームの位相が反射
後に反転するためには、段差部(32)の段差dの大き
さは、レーザビーム(9)の波長をλとすると式(1)
のような条件を満足すればよい。
調整器(21)まで伝搬すると、回折の影響によりレー
ザビーム径は増大するが、強度分布及び位f口分布は第
2図に示したものと同様で変化しない1位相調整器(2
1)は、レーザビームの強度分布はそのままで、位相の
みを強度分布に対応した位置で部分的に反転させる装置
であり、具体的に一実施例を示すと第:3図のようにな
る。第3図(alの−L部では位相調整器(21)に入
射するレーザビームの強度分布を示しており、縦軸は光
強度、横軸はレーザビームの軸中心からの距離であり、
特にこの図では強度が軸上のe −8倍になる位置を1
として規格化している。第3図(alの中央部は位相調
整器(21)の正面を示し、第3図(alのF部は位相
21#整器(21)の断面を示している0図において、
(31)は、例えばCuより成るミラー基板で、レーザ
ビーム(9)にさらされる面は平坦で、レーザビームを
100%近く反射する面より構成されている。 (32
1はこの基板(3I)上に、例えばレーザビームの軸中
心から規格化距離として例えば0.6と0.95の間に
設置された基板(31)と手行な段差部である。この位
相調整器(2I)に入射したレーザビームの位相が反射
後に反転するためには、段差部(32)の段差dの大き
さは、レーザビーム(9)の波長をλとすると式(1)
のような条件を満足すればよい。
d= (2m −1) /4 ・λ ・・−(1)(
m=1.2.3・−1 第3図(b)は第3図(alに示すような円形輪帯の段
差部(32)を持つ位相調整器(21)へのレーザビー
ムの入射及び反射を表わしており、入射角θは成度程度
の小さなものである。
m=1.2.3・−1 第3図(b)は第3図(alに示すような円形輪帯の段
差部(32)を持つ位相調整器(21)へのレーザビー
ムの入射及び反射を表わしており、入射角θは成度程度
の小さなものである。
このような位相#!器(2I)を用いることで、反射後
のレーザビームの強度分布及び位相分布は第4図(a)
、 (b)に示すようなものとなり、強度分布は変
化しないが、位相分布は段差部の部分で反転したものと
なる。このレーザビームなレンズ笠の集光器(■0)を
用いて集光すると、その焦点面において、第5図に示す
ように、強度分布が矩形状に近いレーザビームが得られ
る。この強度分布を持つレーザビームを、・例えば焼き
入れ等のレーザ加工に用いた場合、匝めて良好な加工特
性が得られる。
のレーザビームの強度分布及び位相分布は第4図(a)
、 (b)に示すようなものとなり、強度分布は変
化しないが、位相分布は段差部の部分で反転したものと
なる。このレーザビームなレンズ笠の集光器(■0)を
用いて集光すると、その焦点面において、第5図に示す
ように、強度分布が矩形状に近いレーザビームが得られ
る。この強度分布を持つレーザビームを、・例えば焼き
入れ等のレーザ加工に用いた場合、匝めて良好な加工特
性が得られる。
なお、第3図では入射角θが成度程度の小さな場合を示
したが、第6図(bl に示すように入射角θが大きな
場合には、第6図(alに示すような段差部(32)が
楕円形輪帯である位FJ:J調整器(21)が考えられ
る。この時、段差dlは第3図(a)の段差dに対しで
、式(2)の条件を満足すれば良い。
したが、第6図(bl に示すように入射角θが大きな
場合には、第6図(alに示すような段差部(32)が
楕円形輪帯である位FJ:J調整器(21)が考えられ
る。この時、段差dlは第3図(a)の段差dに対しで
、式(2)の条件を満足すれば良い。
d I = 1 /cosθ−d ・・・[2
1また、を記実施例では反射型の位相調整器(2りを示
したが、第7図(b)に示すように透過型の「i相21
#整器(21)を用いてもよい、第7図(a)において
、(4I)は1例えば無反射膜を施したZn5e等の、
レーザビームを透過させる材料よりなる基板であり、(
42)はレーザビームに位相差を与える段差部である。
1また、を記実施例では反射型の位相調整器(2りを示
したが、第7図(b)に示すように透過型の「i相21
#整器(21)を用いてもよい、第7図(a)において
、(4I)は1例えば無反射膜を施したZn5e等の、
レーザビームを透過させる材料よりなる基板であり、(
42)はレーザビームに位相差を与える段差部である。
この段差d2は式(3)の条件を満足すれば良い、nは
基板(4I)の材料の屈折率である。
基板(4I)の材料の屈折率である。
d2 =(2m−1)/2 (n−1) ・λ・・・
(3) (rr+=1. 2. 3−i 位置[調整器(21)は1例えば蒸着やICBコーチf
ング、切削等のt法により、きわめて安価なコストで製
作することができる。
(3) (rr+=1. 2. 3−i 位置[調整器(21)は1例えば蒸着やICBコーチf
ング、切削等のt法により、きわめて安価なコストで製
作することができる。
以上述べたものはレーザ発振器から発生されるレーザビ
ームが等位相面を持つようにするため、部分反射ミラー
(2)として無反射膜(4)側の表面形状を凸面状に加
工したものを例に用いたが、これに限るものではなく、
例えば第8図に示すように、レーザ発振器と位Fli調
′!Ii器の間の光路」−にコリメートレンズ【51)
を設置しても笠位相化されたレーザビームが得られる。
ームが等位相面を持つようにするため、部分反射ミラー
(2)として無反射膜(4)側の表面形状を凸面状に加
工したものを例に用いたが、これに限るものではなく、
例えば第8図に示すように、レーザ発振器と位Fli調
′!Ii器の間の光路」−にコリメートレンズ【51)
を設置しても笠位相化されたレーザビームが得られる。
また、上記実施例では等位相化されたレーザビームが位
相調整器(21Jに入射する場合について説明したが、
これに限るものではなく、例えばコリメートレンズ(5
1)を取り除くなどして得られる球面状の位相分布を持
つレーザビームの場合についても同様の効果を発圧する
。
相調整器(21Jに入射する場合について説明したが、
これに限るものではなく、例えばコリメートレンズ(5
1)を取り除くなどして得られる球面状の位相分布を持
つレーザビームの場合についても同様の効果を発圧する
。
さらに、上記実施例では位相調整器(2I)の段差部が
一重の輪帯である場合を示したが、これに限るものでは
なく、第9図(alに示す様に、さらに基板(91)の
外周部に二1■、三組と輪帯の段差部(92)を設けて
もよく、その場合には、遠視野強度分布(230よ、第
9図(blに示すように第5図に示したものと比較して
、より矩形状に近い強度分111を示すものが得られる
。
一重の輪帯である場合を示したが、これに限るものでは
なく、第9図(alに示す様に、さらに基板(91)の
外周部に二1■、三組と輪帯の段差部(92)を設けて
もよく、その場合には、遠視野強度分布(230よ、第
9図(blに示すように第5図に示したものと比較して
、より矩形状に近い強度分111を示すものが得られる
。
このように、段差の形状はF、記に限るものではなく、
レーザビームの光軸に対し軸対称な凹凸段スモのある位
相調整器を備えることで、レーザビームの遠視野強度分
布を矩形状強度分布に変換せしめることができる。
レーザビームの光軸に対し軸対称な凹凸段スモのある位
相調整器を備えることで、レーザビームの遠視野強度分
布を矩形状強度分布に変換せしめることができる。
さらに、上記実施例では遠視野強度分布(23)か矩形
状に近い分布をもつ場合について示したが、位相調整器
(21)の輪帯段差部の径をR整することにより、第1
0図に示すような強度分布のものも得られる。即ち、や
や平坦化された強度分布(第1O図(a))のものやリ
ング状強度分布(第10図1b))等、加工方法に通し
たレーザビームを発生させることができる。さらに、第
11図に示すように、輪帯段差部の?蚤が異なる位相!
′!l整器(+12] をレーザビームの光路上に複数
個設置して、集光器fl+3)で集光することにより、
レーザビームの強度分布をその加工方法に適したさまざ
まな強度分布(+151 に変換させることができ、シ
ステム化が可能である。また、この場合に各々位相調整
器(1!2)を光路上で切り換えて用いるようにしても
よい。
状に近い分布をもつ場合について示したが、位相調整器
(21)の輪帯段差部の径をR整することにより、第1
0図に示すような強度分布のものも得られる。即ち、や
や平坦化された強度分布(第1O図(a))のものやリ
ング状強度分布(第10図1b))等、加工方法に通し
たレーザビームを発生させることができる。さらに、第
11図に示すように、輪帯段差部の?蚤が異なる位相!
′!l整器(+12] をレーザビームの光路上に複数
個設置して、集光器fl+3)で集光することにより、
レーザビームの強度分布をその加工方法に適したさまざ
まな強度分布(+151 に変換させることができ、シ
ステム化が可能である。また、この場合に各々位相調整
器(1!2)を光路上で切り換えて用いるようにしても
よい。
なお、上記実施例ではレーザ発振器から発生されるレー
ザビームの強度分布が軸対称のガウス分布である場合に
ついて説明したが、これに限るものではなく、例えば不
安定型共振器もしくは位相整合型共振器から発生される
レーザビームの遠視野強度分布のメインローブのみを位
f111Fl W器(21)に入射させてもよい、要す
るにこの発明による位相調整器は、強度分布がガウス状
であるレーザビームの光波面の位相を、光強度分布に対
応した位置で部分的に反転させることにより、そのレー
ザビームの強度分布を変換せしめる作用を持つものであ
れば良い。
ザビームの強度分布が軸対称のガウス分布である場合に
ついて説明したが、これに限るものではなく、例えば不
安定型共振器もしくは位相整合型共振器から発生される
レーザビームの遠視野強度分布のメインローブのみを位
f111Fl W器(21)に入射させてもよい、要す
るにこの発明による位相調整器は、強度分布がガウス状
であるレーザビームの光波面の位相を、光強度分布に対
応した位置で部分的に反転させることにより、そのレー
ザビームの強度分布を変換せしめる作用を持つものであ
れば良い。
また、上記実施例ではレーザビームの光波面に与える位
相差がλ/2(λはレーザビームの波長を示す〕である
場合について説明したが、厳密にλt’2である必要は
なく、位相差λ/2に対して誤差上13%以内、即ち3
/8λ〜λ/2程度であるならば良い。
相差がλ/2(λはレーザビームの波長を示す〕である
場合について説明したが、厳密にλt’2である必要は
なく、位相差λ/2に対して誤差上13%以内、即ち3
/8λ〜λ/2程度であるならば良い。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、レーザビームを発振す
るレーザ共振器、及びレーザ共振器で得られた強度分布
がガウス状のレーザビームの光路上に設けられ、レーザ
ビームの光波面の位相を部分的に反転させてレーザビー
ムの遠視野強度分布を変換せしめる位相調整器を備えた
ことにより、強度分布がガウス状のレーザビームをさま
ざまな強度分布のレーザビームに変換でき、このレーザ
装置を例えばレーザ加工装置として用いた場合、准めて
良好なレーザ加工特性が得られる効果がある。
るレーザ共振器、及びレーザ共振器で得られた強度分布
がガウス状のレーザビームの光路上に設けられ、レーザ
ビームの光波面の位相を部分的に反転させてレーザビー
ムの遠視野強度分布を変換せしめる位相調整器を備えた
ことにより、強度分布がガウス状のレーザビームをさま
ざまな強度分布のレーザビームに変換でき、このレーザ
装置を例えばレーザ加工装置として用いた場合、准めて
良好なレーザ加工特性が得られる効果がある。
第1図(a)はこの発明の一実施例によるレーザ装置を
示す構成図、第1図(bl 、 (c)は各々レーザビ
ームの光軸からの距離に対する光強度を示すグラフ、第
2図(al、(b)は安定型共振器のTEJ。。 モードにおけるレーザビームの強度分布と位相分布を示
すグラフ、第3図(atはこの発明の一実施例に係る位
相調整器の強度分布を示すグラフ、平面、断面を示す図
、第3図(b)はこの発明の一実施例に係る位相調整器
の反射を示す説明図、第4図(a) 、 (blはこの
発明の一実施例に係る位相調整器を通過後のレーザビー
ムの強度分布と位相分布を示すグラフ、第5図は第4図
に示す特性のレーザビームを集光した時の強度分布を示
すグラフ図、第6図(a)はこの発明の他の実施例に係
る位相調整器の平面及び断面を示す図、第6図(tlは
その反射を説明する説明図、第7図(alはこの発明の
さらに他の実施例に係る位相J1整器の字面及び断面を
示す図、第7図(blはその反射を説明する説明図、第
8図はこの発明の他の実施例によるレーザ装置を示す構
成図、第9図(alは二重の輪帯段差部をもつ位相調整
器の強度分布を示すグラフ、平面、断面を示す図、第9
図(blはその効果として現われる遠視野強度分布を示
すグラフ5第10図fal 、 (bl は位相調整器
の輪帯の径が異なるもの遠視野強度分布を示すグラフ、
第11図はこの発明のさらに他の実施例に係り、位相、
g整器を複数個用いたシステムを示す構成図、第12図
は従来のレーザ装置の一例を示す構成図、第13図(a
l 、(tl は各々安定型共振器を用いたレーザ発振
器から発生されるレーザビームの強度分布をビーム中央
からの距離に対する光強度で示すグラフである。 (り・・・全反射ミラー、(2)・・・部分反射ミラー
、(3)・・・部分反射膜、(4)・・・無反射膜、(
5)・・・レーザ媒質、(6)・・・アパーチャ、(7
) ・・・レーザ発振器、(9)・・・レーザビーム
、(21)、(+12) ・・・位相調整器、(11
1)・・・レーザ発振器である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
示す構成図、第1図(bl 、 (c)は各々レーザビ
ームの光軸からの距離に対する光強度を示すグラフ、第
2図(al、(b)は安定型共振器のTEJ。。 モードにおけるレーザビームの強度分布と位相分布を示
すグラフ、第3図(atはこの発明の一実施例に係る位
相調整器の強度分布を示すグラフ、平面、断面を示す図
、第3図(b)はこの発明の一実施例に係る位相調整器
の反射を示す説明図、第4図(a) 、 (blはこの
発明の一実施例に係る位相調整器を通過後のレーザビー
ムの強度分布と位相分布を示すグラフ、第5図は第4図
に示す特性のレーザビームを集光した時の強度分布を示
すグラフ図、第6図(a)はこの発明の他の実施例に係
る位相調整器の平面及び断面を示す図、第6図(tlは
その反射を説明する説明図、第7図(alはこの発明の
さらに他の実施例に係る位相J1整器の字面及び断面を
示す図、第7図(blはその反射を説明する説明図、第
8図はこの発明の他の実施例によるレーザ装置を示す構
成図、第9図(alは二重の輪帯段差部をもつ位相調整
器の強度分布を示すグラフ、平面、断面を示す図、第9
図(blはその効果として現われる遠視野強度分布を示
すグラフ5第10図fal 、 (bl は位相調整器
の輪帯の径が異なるもの遠視野強度分布を示すグラフ、
第11図はこの発明のさらに他の実施例に係り、位相、
g整器を複数個用いたシステムを示す構成図、第12図
は従来のレーザ装置の一例を示す構成図、第13図(a
l 、(tl は各々安定型共振器を用いたレーザ発振
器から発生されるレーザビームの強度分布をビーム中央
からの距離に対する光強度で示すグラフである。 (り・・・全反射ミラー、(2)・・・部分反射ミラー
、(3)・・・部分反射膜、(4)・・・無反射膜、(
5)・・・レーザ媒質、(6)・・・アパーチャ、(7
) ・・・レーザ発振器、(9)・・・レーザビーム
、(21)、(+12) ・・・位相調整器、(11
1)・・・レーザ発振器である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- レーザビームを発振するレーザ共振器、及び上記レーザ
共振器で得られた強度分布がガウス状のレーザビームの
光路上に設けられ、上記レーザビームの光波面の位相を
部分的に反転させて上記レーザビームの遠視野強度分布
を変換せしめる位相調整器を備えたレーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300536A JPH03159183A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1300536A JPH03159183A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レーザ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159183A true JPH03159183A (ja) | 1991-07-09 |
Family
ID=17886007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1300536A Pending JPH03159183A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | レーザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03159183A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04105781A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-07 | Agency Of Ind Science & Technol | レーザー光集光照射装置 |
WO2009128219A1 (ja) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | 株式会社リンクスタージャパン | 脆性材料基板の加工装置および切断方法 |
US9211609B2 (en) * | 2005-12-28 | 2015-12-15 | Intel Corporation | Laser via drilling apparatus and methods |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP1300536A patent/JPH03159183A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04105781A (ja) * | 1990-08-22 | 1992-04-07 | Agency Of Ind Science & Technol | レーザー光集光照射装置 |
US9211609B2 (en) * | 2005-12-28 | 2015-12-15 | Intel Corporation | Laser via drilling apparatus and methods |
WO2009128219A1 (ja) * | 2008-04-15 | 2009-10-22 | 株式会社リンクスタージャパン | 脆性材料基板の加工装置および切断方法 |
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