JPH03158957A - 共用資源の排他制御方式 - Google Patents
共用資源の排他制御方式Info
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- JPH03158957A JPH03158957A JP1299209A JP29920989A JPH03158957A JP H03158957 A JPH03158957 A JP H03158957A JP 1299209 A JP1299209 A JP 1299209A JP 29920989 A JP29920989 A JP 29920989A JP H03158957 A JPH03158957 A JP H03158957A
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- 230000009977 dual effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000007717 exclusion Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
共用資源に付した資源名を排他制御するようにした共用
資源の排他制御方式に関し。
資源の排他制御方式に関し。
ハードウェアの負担を少なくし資源の使用効率を向上す
ることを目的とし。
ることを目的とし。
第1及び第2のシステムと、これらが共用する資源とを
備えた二重化システムにおいて、前記資源についての排
他制御を行う資源管理プログラムと、前記排他制御のた
めの情報を格納する資源名テーブルとを、前記第1及び
第2のシステムの各々に設け、前記資源名テーブルが、
前記資源についての前記排他制御のための情報を当該資
源に付した論理的な資源名に対応して格納し、前記資源
管理プログラムが、前記資源名テーブルに基づいて、前
記資源についての排他制御を前記資源名についての排他
制御として行うように構成する。
備えた二重化システムにおいて、前記資源についての排
他制御を行う資源管理プログラムと、前記排他制御のた
めの情報を格納する資源名テーブルとを、前記第1及び
第2のシステムの各々に設け、前記資源名テーブルが、
前記資源についての前記排他制御のための情報を当該資
源に付した論理的な資源名に対応して格納し、前記資源
管理プログラムが、前記資源名テーブルに基づいて、前
記資源についての排他制御を前記資源名についての排他
制御として行うように構成する。
本発明は共用資源の排他制御方式に関し、更に詳しくは
、共用資源に付した資源名を排他制御するようにした共
用資源の排他制御方式に関する。
、共用資源に付した資源名を排他制御するようにした共
用資源の排他制御方式に関する。
二重化されたシステム(二重化システム)では、′各シ
ステム間で資源を共用することが多い。この共用する資
源(共用資源)を使用する場合、システム間での排他制
御が必要となる。
ステム間で資源を共用することが多い。この共用する資
源(共用資源)を使用する場合、システム間での排他制
御が必要となる。
第5図は従来技術説明図である。
第5図において、1−1及び1−2はシステム。
2は(共用)資源、8は共用オプションである。
システム1−1及び1−2は二重化されたシステムであ
り、各システム1−1及び1−2間でDASD(ダイレ
クトアクセスストレージデハイス)の如き資源2を共用
する。従って、(共用)資源2についての排他制御が必
要となる。
り、各システム1−1及び1−2間でDASD(ダイレ
クトアクセスストレージデハイス)の如き資源2を共用
する。従って、(共用)資源2についての排他制御が必
要となる。
この排他制御のための情報(排他制御情報)は。
共用オプション8に設定される。共用オプション8は、
排他制御の対象となる資源2毎に設けられ当該資源2に
ついての排他制御情報を格納する。
排他制御の対象となる資源2毎に設けられ当該資源2に
ついての排他制御情報を格納する。
従って、共用オプシゴン8は、排他制御情報を記憶する
記憶装置と、当該資源2についての排他制御を行う装置
とからなる。
記憶装置と、当該資源2についての排他制御を行う装置
とからなる。
一方のシステム、例えば主系システム1−1が資源2を
使用する場合1次のようにされる。
使用する場合1次のようにされる。
主系システム1−1は、使用する資源2の共用オプショ
ン8に資源獲得要求をする。この時、排他制御情報が従
系システム1−2によって資源2が使用されていること
を示していなければ、主系システム1−1は、資源2を
獲得することができる。主系システム1−1は獲得した
資源2をアクセスして処理を実行した後、共用オプショ
ン8に資源解放要求をする。主系システム11が資源2
を使用中は、排他制御情報が主系システム11によって
資源2が使用されていることを示すことにより、従系シ
ステム1−2は資源2を使用できない(排他制御される
)。
ン8に資源獲得要求をする。この時、排他制御情報が従
系システム1−2によって資源2が使用されていること
を示していなければ、主系システム1−1は、資源2を
獲得することができる。主系システム1−1は獲得した
資源2をアクセスして処理を実行した後、共用オプショ
ン8に資源解放要求をする。主系システム11が資源2
を使用中は、排他制御情報が主系システム11によって
資源2が使用されていることを示すことにより、従系シ
ステム1−2は資源2を使用できない(排他制御される
)。
前述の従来技術によれば2次の如き問題があった。即ち
、共用される資源2毎に共用オプション8を用意しなけ
ればならない。従って、共用される資源2の追加、変更
等の度にこれに伴う共用オプション8についての保守が
必要となるため、システム保守者にとっても、また、ハ
ードウェアの面からも、負担が大きいものであった。ま
た、二重化システムにおいては主系システム1−1側を
優先するように排他制御を行う必要があるが、共用オプ
ション8を用いた場合には主系及び従系システム1−1
及び1−2が対等に排他制御されてしまう。
、共用される資源2毎に共用オプション8を用意しなけ
ればならない。従って、共用される資源2の追加、変更
等の度にこれに伴う共用オプション8についての保守が
必要となるため、システム保守者にとっても、また、ハ
ードウェアの面からも、負担が大きいものであった。ま
た、二重化システムにおいては主系システム1−1側を
優先するように排他制御を行う必要があるが、共用オプ
ション8を用いた場合には主系及び従系システム1−1
及び1−2が対等に排他制御されてしまう。
更に、共用オプション8が資源2に対応していることに
より、換言すれば、資源2自体に排他制御情報を設定し
ていることにより9次の如き問題があった。即ち、資源
2がD A S 、Dの如きものである場合(このよう
な場合が最も多い)、排他制御がボリューム(装置)単
位で行われてしまい。
より、換言すれば、資源2自体に排他制御情報を設定し
ていることにより9次の如き問題があった。即ち、資源
2がD A S 、Dの如きものである場合(このよう
な場合が最も多い)、排他制御がボリューム(装置)単
位で行われてしまい。
1つのボリューム全体に排他がかかってしまう。
従って1例えば、主系システム1−1がボリューム内の
1つのファイルのみを使用している場合であっても、従
系システム1−2は、当該ボリューム内の主系システム
1−1の使用していないファイルを使用することはでき
ない。このため、資源2の使用効率は良くなかった。
1つのファイルのみを使用している場合であっても、従
系システム1−2は、当該ボリューム内の主系システム
1−1の使用していないファイルを使用することはでき
ない。このため、資源2の使用効率は良くなかった。
本発明は、ハードウェアの負担を少なくし資源の使用効
率を向上することが可能な共用資源の排他制御方式を提
供することを目的とする。
率を向上することが可能な共用資源の排他制御方式を提
供することを目的とする。
第1図は本発明の原理構成図であり2本発明による二重
化システムを示している。
化システムを示している。
第1図において、 1 (1−1,1−2)はシステ
ム、2は(共用)資源、3 (3−1,3−2)は資源
管理プログラム、4 (4−1,4−2)は資源名テー
ブルである。
ム、2は(共用)資源、3 (3−1,3−2)は資源
管理プログラム、4 (4−1,4−2)は資源名テー
ブルである。
システム1−1及び1−2は二重化されたシステム(二
重化システム)であり、これらの間で資源2を共用する
。この資源2についての排他制御を行うため、第1(主
系)及び第2(従系)のシステム1−1及び1−2に、
各々、資源管理プログラム3−1及び3−2と資源名テ
ーブル4−1及び4−2とが設けられる。
重化システム)であり、これらの間で資源2を共用する
。この資源2についての排他制御を行うため、第1(主
系)及び第2(従系)のシステム1−1及び1−2に、
各々、資源管理プログラム3−1及び3−2と資源名テ
ーブル4−1及び4−2とが設けられる。
資源管理プログラム3−1及び3−2は、資源2に対し
て当該二重化システムにおいてユニークな論理的資源名
を付けると共に、資源2についての排他制御をその資源
名についての排他制御として行う。このために、資源管
理プログラム3−1及び3−2は、対応する資源名テー
ブル4−1及び4−2を参照し、これに基づいて排他制
御を行う。
て当該二重化システムにおいてユニークな論理的資源名
を付けると共に、資源2についての排他制御をその資源
名についての排他制御として行う。このために、資源管
理プログラム3−1及び3−2は、対応する資源名テー
ブル4−1及び4−2を参照し、これに基づいて排他制
御を行う。
資源名テーブル4−1及び4−2は、排他制御のための
情報(排他制御情報)を、資源2毎に。
情報(排他制御情報)を、資源2毎に。
その資源名に対応して格納する。
システム1−1が主系であるとすると、その資源管理プ
ログラム3−1が、対応する資源名テーブル4−1に基
づいて、当該二重化システムでの(共用)資源2につい
ての排他制御を行う。即ち。
ログラム3−1が、対応する資源名テーブル4−1に基
づいて、当該二重化システムでの(共用)資源2につい
ての排他制御を行う。即ち。
資源管理プログラム3−1は、資源名を用いて資源名テ
ーブル4−1を検索して当該資源名髪対応する排他制御
情報を取り出し、その資源名(の指す資源2)について
獲得を許すか否かを判断する。
ーブル4−1を検索して当該資源名髪対応する排他制御
情報を取り出し、その資源名(の指す資源2)について
獲得を許すか否かを判断する。
従って、排他制御は、資源名について行われる。
従系であるシステム1−2において資源獲得要求がある
と、その資源管理プログラム3−2が。
と、その資源管理プログラム3−2が。
主系の資源管理プログラム3−1に、これを依願する。
また、主系の資源名テーブル4−1の内容は、常に従系
の資源名テーブル4−2に反映される。従って主系のシ
ステム1−1を優′先した排他制御が可能となり、また
、システム1−1がシステムダウンした場合にシステム
1−2によるバックアップが可能となる。
の資源名テーブル4−2に反映される。従って主系のシ
ステム1−1を優′先した排他制御が可能となり、また
、システム1−1がシステムダウンした場合にシステム
1−2によるバックアップが可能となる。
一方、排他制御情報は資源名テーブル4に格納されるの
で、資源2自体に設定する必要はなく。
で、資源2自体に設定する必要はなく。
従って、共用オプション(8)を不要にできる。
また、排他制御情報は論理的な資源名に対応するもので
あるから、共用オプション(8)を用いないことと合わ
せ、資源2の追加、変更に容易に対応できる。即ち、資
源2の追加、変更に応じて。
あるから、共用オプション(8)を用いないことと合わ
せ、資源2の追加、変更に容易に対応できる。即ち、資
源2の追加、変更に応じて。
資源名を追加、変更し、資源名テーブル4の内容を更新
するのみでよい。
するのみでよい。
また、資源名は論理的なものであるから、必ずしも装置
に対応させる必要がない。従って9例えばDASDの如
きものにあっては、資源名を1つのボリューム(1台の
装置)に付すのではなく。
に対応させる必要がない。従って9例えばDASDの如
きものにあっては、資源名を1つのボリューム(1台の
装置)に付すのではなく。
ボリューム内の各ファイル毎に図示の如くA1゜A2.
・・・Anなる資源名を付すことが可能となる(従って
、各ファイルが資源2である)。これにより、システム
1−1が資源名A1のファイルを使用していても、シス
テム1−2は、同一ボリューム内の資源名A2のファイ
ルを使用することが可能となり、資源2の使用効率を向
上できる。この時、排他制御は資源名について行われる
から。
・・・Anなる資源名を付すことが可能となる(従って
、各ファイルが資源2である)。これにより、システム
1−1が資源名A1のファイルを使用していても、シス
テム1−2は、同一ボリューム内の資源名A2のファイ
ルを使用することが可能となり、資源2の使用効率を向
上できる。この時、排他制御は資源名について行われる
から。
資源名A1が使用中(排他中)であっても、資源名A2
に排他がかからないのは言うまでもない。
に排他がかからないのは言うまでもない。
第2図は実施例構成図であり、二重化システムを示して
いる。
いる。
第2図において、5 (5−1ないし5−4)は資源使
用プログラム、6は要求キュー、7はシステム間通信パ
スである。
用プログラム、6は要求キュー、7はシステム間通信パ
スである。
二重化システムにおいては、必ず一方が主系。
他方が従系とされる。以下、システム1−1及び1−2
を、各々、主系及び従系として説明する。
を、各々、主系及び従系として説明する。
また、主系システム1−1内の資源管理プログラム3−
1及び資源名テーブル4−1を、各々、主資源管理プロ
グラム3−1及び主資源名テーブル4−1といい、従系
システム1−2内の資源管理プログラム3−2及び資源
名テーブル4−2を。
1及び資源名テーブル4−1を、各々、主資源管理プロ
グラム3−1及び主資源名テーブル4−1といい、従系
システム1−2内の資源管理プログラム3−2及び資源
名テーブル4−2を。
各々従資源管理プログラム3−2及び従資源名テーブル
4−2という。
4−2という。
資源使用プログラム5−1ないし5−4は、自己の属す
るシステムの資源管理プログラム3に対して、資源名及
び排他情報(共用、排他等)を設定した資源獲得(返却
又は解放)要求を行う。
るシステムの資源管理プログラム3に対して、資源名及
び排他情報(共用、排他等)を設定した資源獲得(返却
又は解放)要求を行う。
主資源管理プログラム3〜lは、当該二重化システムに
おける全ての排他制御を行う。このために、全ての資源
獲得要求(以下、単に要求という)は、主資源管理プロ
グラム3−1に通知される。そして主資源管理プログラ
ム3−1は、資源使用プログラム5−1ないし5−4か
らの要求を制御テーブル(図示せず)にキューイングし
たうえで、要求キュー6から順に要求を1つづつ取り出
して、主資源名テーブルl−1を検索し必要に応じて更
新する。即ち、要求で指定した資源名(に対応する資源
)について、使用可能か否かを調べる。そして、使用可
能であれば、更新と共に獲得を、使用不可能であれば獲
得不成功を、資源使用プログラム5−1ないし5−4に
通知する。
おける全ての排他制御を行う。このために、全ての資源
獲得要求(以下、単に要求という)は、主資源管理プロ
グラム3−1に通知される。そして主資源管理プログラ
ム3−1は、資源使用プログラム5−1ないし5−4か
らの要求を制御テーブル(図示せず)にキューイングし
たうえで、要求キュー6から順に要求を1つづつ取り出
して、主資源名テーブルl−1を検索し必要に応じて更
新する。即ち、要求で指定した資源名(に対応する資源
)について、使用可能か否かを調べる。そして、使用可
能であれば、更新と共に獲得を、使用不可能であれば獲
得不成功を、資源使用プログラム5−1ないし5−4に
通知する。
この更新の後は、当該資源名は(返却まで)使用不可能
とされる(排他がかかる)。
とされる(排他がかかる)。
このように、主資源管理プログラム3−=1が排他制御
を一括して行うので、主系及び従系システムl−1及び
1−2間のシリアライズ処理を容易に行うことができ、
主系システム1−1を優先した排他制御を行うことがで
きる。
を一括して行うので、主系及び従系システムl−1及び
1−2間のシリアライズ処理を容易に行うことができ、
主系システム1−1を優先した排他制御を行うことがで
きる。
また、主資源管理プログラム3−1は、主資源名テーブ
ル4−1を更新した場合、これを必ず従資源管理プログ
ラム3−2に通知して従資源名テーブル4−2に反映さ
せる。これにより、主及び従資源名テーブル4−1及び
4−2の内容は、常に同一に保たれる。従って、主系シ
ステム1−1がシステムダウンした場合には、従系シス
テム12が主系となって排他制御処理を続行することが
できる。
ル4−1を更新した場合、これを必ず従資源管理プログ
ラム3−2に通知して従資源名テーブル4−2に反映さ
せる。これにより、主及び従資源名テーブル4−1及び
4−2の内容は、常に同一に保たれる。従って、主系シ
ステム1−1がシステムダウンした場合には、従系シス
テム12が主系となって排他制御処理を続行することが
できる。
従資源管理プログラム3−2は、資源使用プログラム5
−3及び5−4から要求があった時に。
−3及び5−4から要求があった時に。
これを主資源管理プログラム3−1に通知し、これに対
する主資源管理プログラム3−1からの返答(通知)を
当該資源使用プログラム5−3及び5−4に通知する。
する主資源管理プログラム3−1からの返答(通知)を
当該資源使用プログラム5−3及び5−4に通知する。
また、従資源管理プログラム3−2は、主資源名テーブ
ル4−1の更新の通知があった時は、これに従って従資
源名テーブル4−2を更新する。
ル4−1の更新の通知があった時は、これに従って従資
源名テーブル4−2を更新する。
更に、従資源管理プログラム3−2は、主系システム1
−1のシステムダウンの時に、主系システム1−1が獲
得していた資源名を主系システム1−1に代わって返却
(解放)する。このために。
−1のシステムダウンの時に、主系システム1−1が獲
得していた資源名を主系システム1−1に代わって返却
(解放)する。このために。
従資源名テーブル4−2が参照される。
なお、主及び従資源管理プログラム3−1及び3−2は
、自己の属するシステムの資源使用プログラム5が異常
終了した場合に、これらに代わってこれらが獲得してい
た資源名を返却(解放)する。
、自己の属するシステムの資源使用プログラム5が異常
終了した場合に、これらに代わってこれらが獲得してい
た資源名を返却(解放)する。
資源返却要求は、主及び/又は従資源管理プログラム3
−1及び/又は3−2によって、資源獲得要求と同様に
処理される。
−1及び/又は3−2によって、資源獲得要求と同様に
処理される。
また、システムダウンの回復等により片系システムのみ
の運用から二重化システムの運用となる場合には、動作
していた側の資源名テーブル4がコピーされて他方の側
に備えられた後、新たに主系とされた側の資源管理プロ
グラム3により排他制御が行われる。
の運用から二重化システムの運用となる場合には、動作
していた側の資源名テーブル4がコピーされて他方の側
に備えられた後、新たに主系とされた側の資源管理プロ
グラム3により排他制御が行われる。
システム間通信パス7は、主系及び従系システム1−1
及びl−2間での通信を行うためのものである。従って
、主資源管理プログラム3−1からの主資源名テーブル
4−1の更新の通知、従資源管理プログラム3−2から
の要求の通知及びこれに対する主資源管理プログラム3
−1からの返答等は、システム間通信パス7を介して行
われる。
及びl−2間での通信を行うためのものである。従って
、主資源管理プログラム3−1からの主資源名テーブル
4−1の更新の通知、従資源管理プログラム3−2から
の要求の通知及びこれに対する主資源管理プログラム3
−1からの返答等は、システム間通信パス7を介して行
われる。
第3図は排他制御処理フローであり、主系システム1−
1において資源獲得要求があった場合について示してい
る。
1において資源獲得要求があった場合について示してい
る。
■ 資源使用プログラム5−1又は5−2が、主資源管
理プログラム3−1に対して、資源獲得要求(以下、単
に要求)を行う。
理プログラム3−1に対して、資源獲得要求(以下、単
に要求)を行う。
■ 主資源管理プログラム3−1が要求を要求キュー6
に接続する。
に接続する。
■ 主資源管理プログラム3−1が、要求キ1−6から
1つの要求を取り出し、当該要求に従って主資源名テー
ブル4−1を検索する。
1つの要求を取り出し、当該要求に従って主資源名テー
ブル4−1を検索する。
■ 主資源管理プログラム3−1が、検索結果に基づい
て、当該要求に係る資源名(に対応する資源)は使用可
能(割当可能)か否かを判断する。
て、当該要求に係る資源名(に対応する資源)は使用可
能(割当可能)か否かを判断する。
■ 前記資源名が既に従系システム1−2に割当てられ
ており割当て不可能な場合、主資源管理プログラム3−
1は、復帰コードにより、資源使用プログラム5−1又
は5−2に対して、資源獲得不可能を通知して、排他制
御を終了する。
ており割当て不可能な場合、主資源管理プログラム3−
1は、復帰コードにより、資源使用プログラム5−1又
は5−2に対して、資源獲得不可能を通知して、排他制
御を終了する。
■ 前記資源名が従系システム1−2に割当てられてお
らず割当て可能な場合、主資源管理プログラム3−1は
、主資源名テーブル4−1を更新する。即ち、当該資源
名を当該要求に割当てると共に、他への割当てを不能と
する(排他をかける)。
らず割当て可能な場合、主資源管理プログラム3−1は
、主資源名テーブル4−1を更新する。即ち、当該資源
名を当該要求に割当てると共に、他への割当てを不能と
する(排他をかける)。
■ 主資源管理プログラム3−1は、主資源名テーブル
4−1の更新内容を、従資源管理プログラム3−2へ通
知する。
4−1の更新内容を、従資源管理プログラム3−2へ通
知する。
■ 主資源管理プログラム3−1は、復帰コードにより
、資源使用プログラム5−1又は5−2に対して、資源
獲得成功を通知して、排他制御を終了する。
、資源使用プログラム5−1又は5−2に対して、資源
獲得成功を通知して、排他制御を終了する。
■ 一方、処理要求待ちの状態にある従資源管理プログ
ラム3−2は、処理■により通知を受けると、これに従
って、従資源名テーブル4−2を更新して、その内容を
主資源名テーブル41と同一とした後、再び処理待ちの
状態となる。
ラム3−2は、処理■により通知を受けると、これに従
って、従資源名テーブル4−2を更新して、その内容を
主資源名テーブル41と同一とした後、再び処理待ちの
状態となる。
第4図は排他制御処理フローであり、従系システム1−
2において資源獲得要求があった場合について示してい
る。
2において資源獲得要求があった場合について示してい
る。
■ 資源使用プログラム5−3又は5−4が、従資源管
理プログラム3−2に対して、資源獲得要求(以下、単
に要求)を行う。
理プログラム3−2に対して、資源獲得要求(以下、単
に要求)を行う。
■ 従資源管理プログラム3−2が、主資源管理プログ
ラム3−1に対して、要求があったことを通知し、これ
に対する返答を待つ。
ラム3−1に対して、要求があったことを通知し、これ
に対する返答を待つ。
■ 処理要求待ちの状態にある主資源管理プログラム3
−1は、処理■により通知を受けると。
−1は、処理■により通知を受けると。
この要求を要求キュー6に接続する。
■ 主資源管理プログラム3−1が、要求キュー6から
1つの要求を取り出し、当該要求に従って主資源名テー
ブル4−1を検索する。
1つの要求を取り出し、当該要求に従って主資源名テー
ブル4−1を検索する。
■ 主資源管理プログラム3−1が、検索結果に基づい
て当該要求に係る資源名(に対応する資源)は使用可能
(割当可能)か否かを判断する。
て当該要求に係る資源名(に対応する資源)は使用可能
(割当可能)か否かを判断する。
■ 前記資源名が主系システム1−1に割当てられてお
らず割当て可能な場合、主資源管理プログラム3−1は
、主資源名テーブル4−1を更新する。即ち、当該資源
名を当該要求に割当てると共に、他への割当てを不能と
する(排他をかける)。一方、前記資源名が既に主系シ
ステム1−1に割当てられており1割当て不可能な場合
、主資源管理プログラム3−1は、当該要求による当該
資源名の獲得を不可能とする。
らず割当て可能な場合、主資源管理プログラム3−1は
、主資源名テーブル4−1を更新する。即ち、当該資源
名を当該要求に割当てると共に、他への割当てを不能と
する(排他をかける)。一方、前記資源名が既に主系シ
ステム1−1に割当てられており1割当て不可能な場合
、主資源管理プログラム3−1は、当該要求による当該
資源名の獲得を不可能とする。
■ 主資源管理プログラム3−1が、従資源管理プログ
ラム3−2に対して、処理結果を通知する。即ち、資源
名の割当の有無(獲得の成功又は不可能)及び主資源名
テーブル4−1の更新内容を通知する。
ラム3−2に対して、処理結果を通知する。即ち、資源
名の割当の有無(獲得の成功又は不可能)及び主資源名
テーブル4−1の更新内容を通知する。
■ 処理■において、主資源管理プログラム31からの
返答を待つ状態にあった従資源管理プログラム3−2は
処理■により通知を受けると。
返答を待つ状態にあった従資源管理プログラム3−2は
処理■により通知を受けると。
これに基づいて当該要求に係る資源名(に対応する資源
)が割当てられたか否かを判断する。
)が割当てられたか否かを判断する。
■ 前記資源名が割当てられなかった場合、従資源管理
プログラム3−2は、復帰コードにより。
プログラム3−2は、復帰コードにより。
資源使用プログラム5−3又は5−4に対して。
資源獲得不可能を通知して、排他制御を終了する。
[相] 前記資源名が割当てられた場合、従資源管理プ
ログラム3−2は、従資源名テーブル4−2を更新して
、その内容を主資源名テーブル4−1と同一とする。
ログラム3−2は、従資源名テーブル4−2を更新して
、その内容を主資源名テーブル4−1と同一とする。
■ 従資源管理プログラム3−2は、復帰コードにより
、資源使用プログラム5−3又は5−4に対して、資源
獲得成功を通知して、排他制御を終了する。
、資源使用プログラム5−3又は5−4に対して、資源
獲得成功を通知して、排他制御を終了する。
以上説明したように9本発明によれば、共用資源の排他
制御方式において、資源に論理的な資源名を付すと共に
資源名について排他制御を行うことによって、資源自体
に排他制御情報を設定する必要を無くすことができるの
で、ハードウェアの負担を少なくすることができ、また
、資源の使用効率を向上することができる。
制御方式において、資源に論理的な資源名を付すと共に
資源名について排他制御を行うことによって、資源自体
に排他制御情報を設定する必要を無くすことができるの
で、ハードウェアの負担を少なくすることができ、また
、資源の使用効率を向上することができる。
第1図は本発明の原理構成図。
第2図は実施例構成図。
第3図及び第4図は排他制御処理フロー第5図は従来技
術説明図。 1 (1−1,1−2)はシステム、2は資源。 3 (il、1−2)は資源管理プログラム、4(4−
1,4−2)は資源名テーブル、5(51ないし5−4
)は資源使用プログラム、6は要求キュー、7はシステ
ム間通信パスである。
術説明図。 1 (1−1,1−2)はシステム、2は資源。 3 (il、1−2)は資源管理プログラム、4(4−
1,4−2)は資源名テーブル、5(51ないし5−4
)は資源使用プログラム、6は要求キュー、7はシステ
ム間通信パスである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1及び第2のシステム(1−1、1−2)と、これら
が共用する資源(2)とを備えた二重化システムにおい
て、 前記資源(2)についての排他制御を行う資源管理プロ
グラム(3−1、3−2)と、 前記排他制御のための情報を格納する資源名テーブル(
4−1、4−2)とを、前記第1及び第2のシステム(
1−1、1−2)の各々に設け、前記資源名テーブル(
4−1、4−2)が、前記資源(2)についての前記排
他制御のための情報を当該資源(2)に付した論理的な
資源名に対応して格納し、 前記資源管理プログラム(3−1、3−2)が、前記資
源名テーブル(4−1、4−2)に基づいて、前記資源
(2)についての排他制御を前記資源名についての排他
制御として行う ことを特徴とする共用資源の排他制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299209A JPH07117944B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 共用資源の排他制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1299209A JPH07117944B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 共用資源の排他制御方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03158957A true JPH03158957A (ja) | 1991-07-08 |
JPH07117944B2 JPH07117944B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17869562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1299209A Expired - Fee Related JPH07117944B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 共用資源の排他制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07117944B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63201759A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-19 | Nec Corp | 複数のホストコンピユ−タ間における領域共用フアイルの共有・排他制御方式 |
JPH01166159A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分散資源のアクセス方法 |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1299209A patent/JPH07117944B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63201759A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-19 | Nec Corp | 複数のホストコンピユ−タ間における領域共用フアイルの共有・排他制御方式 |
JPH01166159A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 分散資源のアクセス方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07117944B2 (ja) | 1995-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |