JPH03158639A - 排煙装置付調理器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は厨房などで、調理の際に発生する油煙などの排
出を行う機能を有する調理器具に関するものである。

従来の技術 従来、魚焼きグリル等を内蔵し、調理の際に発生する油
煙を屋外に排出する機能を有する調理器具Ｂは、第３図
に示すように、一端を魚焼きグリルｌなどを内蔵してい
る調理器具２の上部に載置したバーナ３の側方に開口し
た吸入口４を有し、他端は家屋の壁面５を貫通して屋外
に臨ませた排出口６を有する排煙ダクト７を設置し、こ
の排出口６に排出用送風機８を設けて構成している。ま
た、内蔵している魚焼きグリル１などで発生した臭気や
油煙は調理器具２の上面に設けた排気口９から調理器具
２の外部に排出する構成にしている。

さらに、油煙に含まれている油を付着分離するために吸
入口４近傍の排煙ダクト７内に着脱可能としたグリスフ
ィルター１０を設けている。なお、実線矢印は排出用送
風機８による空気の流れを示し、−点鎖線矢印は油煙等
の流れを示す。

上記構成で排出用送風機８を駆動すると吸入口４から排
出口６に至る空気の流れが発生し、吸入口４から吸引さ
れる空気流と共に上部のバーナ３で発生した油煙などが
排煙ダクト７内に吸引される。一方、魚焼きグリル１な
どを使用する場合、ここで発生した臭気や油煙は調理器
具２の上面に設けた排気口９から調理器具２の外部に排
出した後、前記吸入口４から排煙ダクト７内に吸引され
、屋外に排出するものである。また、油煙に含まれてい
る油は吸入口４近傍に設けたグリスフィルター１０に付
着して分離された後、浄化された空気が排出口６から屋
外に排出されるものである。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、特に内蔵の争焼きグリ
ル１などで発生した臭気や油煙が、排気口９から調理器
具の外部に排出されるため、臭気が室内に拡散し、不快
感を与えるという課題があった。また、油煙中の油分が
排気口周辺に付着し、周囲を汚染するという課題もあっ
た。

本発明は、このような従来の課題を解消するもので、ｆ
ｂ焼きグリルなどで発生した臭気や油煙を、直接、排煙
装置内に排出することで臭気の拡散や周囲の油汚染を防
止するものである。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、上部にバーナを載
置し、下部に魚焼きグリルやオーブン等を内蔵する調理
器具本体と、一端に前記バーナにしｔませて開口した吸
入口を有し、他端は排出用送風機を配置し、屋外に臨ま
せた排出口とする排煙ダクトから成る排煙装置とで構成
し、前記魚焼きグリルやオーブンからの油煙などを排煙
装置内に、直接排出するようにしたものである。

作用 本発明は調理器具に排煙装置を一体的に設け、調理器具
内蔵の魚焼きグリルなどで発生した臭気や油煙を、直接
、排煙装置内に排出することで臭気の拡散や周囲の油汚
染を防止するものである。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面によって説明する９本
発明の調理器具Ａは第１図および第２図に示すように、
上部にバーナ１１を載置し、下部に魚焼きグリル１２や
オーブン１３を内蔵する調理器具本体１４と、−ｉを調
理器具本体１４上部のバーナ１１にＰませて開口した吸
入口１５を有し、他端は家屋の壁面１６を貫通して屋外
に臨ませ、かつ排出用送風機１７を配置した排出口１８
とする排煙ダクト１９から成る排煙装置２０とで構成し
、前記魚焼きグリル１２やオーブン１３と前記排煙ダク
ト１９とをダンパ２１を介して接続し、魚焼きグリル１
２やオーブン１３からの油煙などを排煙装置２０内に、
直接排出するようにしたものである。ここで、実線矢印
は排出用送風機１７による空気の流れを示し、破線矢印
は油煙などの流れを示す。

次に油煙などの捕集動作について説明する。調理器具本
体１４の上部にバーナ１１のみを使用する場合は、第１
図に示すように魚焼きグリル１２やオーブン１３からの
空気が排煙ダク目９に流入しないようにダンパー２１を
閉止する。その後、バーナ１１に着火して調理を始める
と同時に排出用送風機１７を運転して吸入口１５から排
出用１８に至る空気の流れを作り、油煙などを排煙ダク
目９内部に吸入する。

一方、魚焼きグリル１２やオーブン１３を使用する場合
は、第２図に示すようにダンパー２１を開放し、排煙ダ
クト１９と魚焼きグリル１２やオーブン１３とを連通し
、その後、調理を始めると同時に排出用送風機１７を運
転して吸入口１５から排出口１８に至る空気の流れおよ
びダンパー２１を介してグリル１３などからの空気の流
れを同時に作り、グリル１３などで発生した油煙などを
排煙ダクト１９内部に吸入し、排出口１８から屋外に排
出する。なお、上部のバーナ１１および内蔵のオーブン
１３などを同時に使用する場合は、ダンパー２１の開度
を調節して両者から排煙ダク目９に流入する流れを形成
するものである。なお、排煙ダク目９内に吸引された油
成分は排煙ダクト１９内部に設けているグリスフィルタ
ー２２に付着して除去されるものである。

発明の効果 以上のように本発明の調理器具は、調理器具に排煙装置
を設け、調理器具の魚焼きグリルで発生した臭気や油煙
を、直接、排煙装置内に排出することで臭気の拡散や周
囲の油汚染を防止することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はおよび第２図は本発明実施例を示す排煙装置付
調理器具の断面図、第３図は従来例の断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部にバーナを載置し、下部に魚焼きグリルやオーブン
   等を内蔵する調理器具本体と、一端に前記バーナに臨ま
   せて開口した吸入口を有し、他端は排出用送風機を配置
   し、屋外に臨ませた排出口とする排煙ダクトから成る排
   煙装置とで構成し、前記魚焼きグリルやオーブンからの
   油煙などを排煙装置内に、直接排出する排煙装置付調理
   器具。