JPH03158003A - 補償回路付き短縮マストアンテナ - Google Patents

補償回路付き短縮マストアンテナ

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JPH03158003A
JPH03158003A JP29718389A JP29718389A JPH03158003A JP H03158003 A JPH03158003 A JP H03158003A JP 29718389 A JP29718389 A JP 29718389A JP 29718389 A JP29718389 A JP 29718389A JP H03158003 A JPH03158003 A JP H03158003A
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JP
Japan
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antenna
circuit
mast
capacitance
compensation circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP29718389A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Nakase
一彦 仲瀬
Moriyoshi Kawasaki
河崎 守良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harada Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車に取付けられるAM/FM受信用アン
テナに関し、特に、補償回路付き短縮マストアンテナに
関する。
[従来の技術1 AM/FM受信用自動車アンテナとして短縮したマスト
を使用すると、その感度が著しく低下するので、従来は
、AM用広帯域増幅器とFM用広帯域増輻器とを並列接
続し、これをアンテナと給電線との間に挿入している。
すなわち、AM/FM受信用アンテナl’ F M周波
数帯域で使用する場合、アンテナを共振状態よりも短い
状態で使用すると、たとえば第6図(2)に示すように
FM周波数で共振する長さの約172(50c騰)で使
用すると、第6図(1)に示すように、アンテナ抵抗R
aは約lOΩになり、共振状態(約75Ω)よりも低く
なり、アンテナリアクタンスXcは約−2000(等価
静電容量約10〜12PF)になる。
また、自動車用アンテナの場合、アンテナを使用しない
ときは車体内に格納できるようにテレスコピックな構造
になっており、このために、アンテナ基部の浮遊容量は
、l&械的な構造から一般に20PF〜40PFになっ
ている。この浮遊容量のために、見かけ上のアンテナ抵
抗がさらに低くなる。
このようなアンテナに、一般に使用されている同軸型給
電線(特性インピーダンスが50Ω〜200Ω)を直接
、接続したのでは、整合損失が大きくなり、ロディング
補償しても帯域が極めて狭くなり、感度のよいFM受信
ができなくなる。
これを解決するために、従来は、上記のようにアンテナ
と給電線との間に広帯域増幅器を挿入している。
一方、AM/FM受信用アンテナをAM周波数帯域で使
用する場合、そのマストアンテナのアンテナ長を50c
−程度にすると、AM周波数帯域の波長に比べて極めて
短いので、アンテナ抵抗Raはほとんど0Ωになり、ア
ンテナリアクタンスXcは一2OKΩ〜−50にΩ(等
価静電容量7PF程度)になり、極めてインピーダンス
の高いアンテナになる。
アンテナとラジオ受信機とを同軸型給電線で接続した場
合、給電線長が波長に比べて短いので、インピーダンス
整合を考える必要はないが、アンテナ容量とアンテナ浮
遊容量+給電線静電容量とによる容量分割損失があり、
受信感度が大幅に低下する。また、モータアンテナの場
合、給電線長が4m〜5mになるので、給電線静電容量
は150PF〜300PF以上にもなり、50cmアン
テナの場合の分割損失は一25dB〜−35dBにもな
る。
容量分割損失を少なくするために、特性インピーダンス
の高い低容量ケーブルを使用する場合があるが、この場
合、FM信号の整合損失が増え、FM信号の受信感度が
悪くなる。このために、従来は、両者の妥協点をとり、
20PF〜50PF/mの同軸ケーブルが多く使われて
いる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来装置においては、強力な電波を受信すると、上
記広帯域増幅器の非直線範囲で増幅することになるので
、振幅歪を発生し、受信音声が歪むという問題がある。
また、強力な電波の中で他の電波を受信しようとすると
、広帯域増幅器の非直線歪によって、混変調歪2相互変
調歪が発生し、受信音声が歪むばかりでなく、受信不能
になる場合があるという問題がある。
さらに、上記広帯域増幅器で発生する雑音のために、実
用受信感度が低下する(所定のS/N比、たとえばAM
放送波の場合は20dB、FM放送波の場合は30dB
を得るために必要な受信機入力信号レベルが高くなる)
という問題がある。
また、AM、FM用広帯域増幅器を使用するので、この
増幅器を有するアンテナ全体がコストアップするという
問題もある。上記受信音声の歪を防止するために直線性
が良い高性能の増幅器を使用すると、さらにコストアッ
プになる。
ところ1.整合損失を少なくし、受信感度の低下を少な
くするには、アンテナ取付部の浮遊容量をl0PF以下
にすることが考えられる。しかし。
七−タアンテナにおいてアンテナ取付部の浮遊容量を1
0PF以下にするには、取付部の寸法を大きくする必要
があり、機械的構造が複雑になりコストアップにつなが
るという問題が新たに発生する。取付部のシールドを除
去すれば、上記問題の一部を解決することができるもの
の、取付状態によって容量が変化し、特性が変わり、外
部雑音を受は易くなるという別の問題が発生する。
本発明は、強力な電波を受信したときの受信音声の歪み
を防止し、強力な電波の中で他の電波を受信しようとし
たときの受信不能を防止し、実用受信感度の低下を防止
し、しかもアンテナマストの取付部の寸法が小さくなり
、その取付部の構造を簡素にすることができる補償回路
付き短縮マストアンテナを提供することを目的とするも
のである。
[課題を解決する手段] 本発明は、1次共振回路と2次共振回路とでFM補償回
路を構成し、上記1次共振回路は、アンテナマストのイ
ンピーダンスと上記アンテナマストに取付けられたロー
ディングコイルとでFM周波数に共振し、上記2次共振
回路は、コイルとコンデンサとでFM周波数に共振する
回路であり。
上記1次共振回路と上記2次共振回路とは、上記アンテ
ナマストの取付部の静電容量で静電結合されて複同調回
路を構成するものである。
[作用] 本発明は、アンテナマスト部にローディングコイルを設
け、アンテナ取付部の静電容量を通して同調回路を静電
結合させるので、アンテナ取付部の静電容量を極端に小
さくする必要がなく、取付部の機械的構造を簡素にする
ことができ、広い帯域にわたって整合損失を少なくし、
受信感度の低下を減少させることができ、また、受動素
子のみでFM補償回路を構成するので、強力な電波を受
信したときの受信音声の歪みを防止でき、強力な電波の
中で他の電波を受信しようとしたときに受信不能を防止
でき、さらに、AM補償回路の出力インピーダンスを低
くしたので、アンテナと給電線との容量分割損失が減少
し、したがって、受信感度の低下を防止でき、アンテナ
全体が安価になる。
[実施例] 第1図は1本発明の一実施例を示す回路図であり、50
cm短縮マストを使用した場合の回路図である。t52
図は、上記実施例におけるラジオ受信系統図である。
上記実施例において、テレスコピックなアンテナマスト
lOと直結してFM補償回路21とAM補償回路22と
が接続されている。FM補償回路21は、受動素子のみ
で構成され、FM放送信号を補償する回路であり、1次
共振回路211と2次共振回路212とで構成されてい
る。
1次共振回路211は、アンテナマス)10のインピー
ダンス(アンテナlOの抵抗成分Raとアンテナ10の
容量成分Ca)とアンテナマスト10に取付けられたロ
ーディングコイルLflとの直列共振回路でFM周波数
に共振している。
2次共振回路212は、コイルLflとコンデンサCa
との直列共振回路でFM周波数に共振する回路であり、
1次共振回路211と2次共振回路212とは、アンテ
ナマス)10の取付部の静電容量Csで静電結合されて
複同調回路を構成している。
AM補償回路22は、高インピーダンスを低インピーダ
ンスに変換する能動素子を具備し、AM放送信号を補償
する回路である。つまり、AM補償回路22は、FET
を有し、このFETをソースフォロアーとして動作させ
ることによって、高インピーダンスでAM放送波信号を
受け、100〜200Ωの低インピーダンスで信号出力
するものである。
補償回路21.22がアンテナマス)10に直結して接
続されているのは、アンテナマスト10側の取付部の静
電容量を含めた浮遊容量Cs@少なくするためである。
なお、補償回路21.22内のコイルL、コンデンサC
の後に付加されている符号aは、AM用であることを示
し、同様に付加されている符号fは、FM用であること
を示している。
サージプロテクタ21は、アンテナlOに誘起される高
圧静電気を吸収して後述のFETを保護するものであり
、ダイオードDIは、直流電源が誤って逆接続されたと
きに上記FETを保護するものである。また、チ電−ク
コイルLf3、Lf4は、FM放送波を阻止するもので
あり、FM補償回路21からAM補償回路22を隔離す
るものである。
また、AM補償回路22は入力側バンドパスフィルタを
有し、この入力側バンドパスフィルタの低域遮断特性は
、アンテナ取付部の静電容量Csと、これに並列に挿入
されたインダクタンスLalとで決定される。また、上
記入力側バンドパスフィルタの高域遮断特性は上記FE
Tの入力容量C2とインダクタンスLa2とで決定され
る。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、FM補償回路21の動作について説明する。
第3図は、FM周波数の特性に関係する部分だけを抜き
出した等価回路図である。
上記実施例は、第2図に示すように、FM補償回路21
(アンテナマス)10と給電線30とを整合する回路)
を受動素子のみで構成しているので1強入力性号に対し
て歪を受けることがなく、能動素子を使った場合よりも
コストが安く、また電源を必要としないという利点があ
る。
また、アンテナマス)10の取付部静電容量Csを含め
て複同調回路を構成しているので、アンテナマスト10
と給電線30とのインピーダンス整合を良好に行なうこ
とができるとともに、FM放送波の全帯域をカバーする
広帯域化も可能になる。
さらに、アンテナマスト10にローディングコイルLf
lを設け、アンテナ取付部の静電容量Csを通して同調
回路を静電結合させているので、アンテナ取付部の静電
容量Csを極端に小さくする必要がなく、取付部の機械
的構造を簡素にすることができる。
また、アンテナマス)10が非共振状態であるのでリア
クタンス成分をもっており、複同調回路の1次共振回路
211として、アンテナマスト10に挿入されたローデ
ィングコイルLflを含めてFM周波数に共振するよう
に回路定数を選ぶことによって、回路損失を少なくし、
しかも回路の簡素化を実現できる。
なお、結合容量Csを適当に選ぶことによって、FM放
送受信に必要な帯域を得ることができる。
第5図は、上記実施例の出力端子からアンテナマストi
o側を見た反射損失特性を示す図である。
次に、上記実施例におけるAM補償回路22の動作につ
いて説明する。
第4図は、AM周波数の特性に関係する部分だけを抜き
出した等価回路である。
AM補償回路22内のFETがアクティブインピーダン
ス変換を行ない、AM補償回路22の出力インピーダン
スを100〜200Ω程度に低下させ、給電線30によ
る容量分割損失をほとんど無視することができる程度に
減少する。つまり、AM補償回路22の出力インピーダ
ンスが低いので、FETの出力に150〜300PFの
容量が並列に接続されたとしても、その容量による影響
がほとんどなくなる。したがって、FM伝送に最適な5
0〜75Ωの同軸ケーブルを給電線30として使用する
ことができる。
また、上記FETをソースフォロアーで動作させるので
、直流電源電圧のほぼ1/2まで入出力特性を直線動作
させることが可能であり、130dBp程度の強入力信
号まで各種の非直線歪を受けることなく動作でき、した
がって通常の使用状態では全く問題が生じない。
なお、AM補償回路22におけるFETの代りに、エミ
ッタフォロアーのトランジスタを使用してもよい。
[発明の効果] 本発明によれば、アンテナの共振状態よりも短い状態で
使用する自動車ラジオアンテナにおいて、強力な電波を
受信したときの受信音声の歪みを防止し1強力な電波の
中で他の電波を受信しようとしたときの受信不能を防止
し、実用受信感度の低下を防止し、しかも取付部の寸法
が小さく、構造を簡素にすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図であり、50
c層短縮マストを使用した場合の回路図である。 第2図は、上記実施例におけるラジオ受信系統図である
。 第3図は、FM周波数の特性に関係する部分だけを抜き
出した等価回路である。 第4図は、AM周波数の特性に関係する部分だけを抜き
出した等価回路である。 第5図は、上記実施例において、出力端子からアンテナ
側を見たFM反射損失特性を示す図である。 第6図は、従来例における短縮マストアンテナのインピ
ーダンス特性を示す図である。 22・・・AM補償回路、 30・・・同軸型給電線。 Cs・・・アンテナマストの取付部の静電容量。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受動素子のみで構成されFM放送信号を補償する
    FM補償回路と、高インピーダンスを低インピーダンス
    に変換する能動素子を具備しAM放送信号を補償するA
    M補償回路とを有し、アンテナの共振状態よりも短い状
    態で使用する自動車用ラジオアンテナであって、 1次共振回路と2次共振回路とで上記FM補償回路を構
    成し、上記1次共振回路は、アンテナマストのインピー
    ダンスと上記アンテナマストに取付けられたローディン
    グコイルとでFM周波数に共振し、上記2次共振回路は
    、コイルとコンデンサとでFM周波数に共振する回路で
    あり、上記1次共振回路と上記2次共振回路とは、上記
    アンテナマストの取付部の静電容量で静電結合されて複
    同調回路を構成していることを特徴とする補償回路付き
    短縮マストアンテナ。
  2. (2)請求項(1)において、 上記AM補償回路は、入力側バンドパスフィルタを有し
    、この入力側バンドパスフィルタの低域遮断特性は、上
    記アンテナ取付部の静電容量とこれに並列に挿入された
    インダクタンスとで決定され、上記入力バンドパスフィ
    ルタの高域遮断特性は、上記能動素子の入力容量とこれ
    に直列に挿入されたインダクタンスとで決定されること
    を特徴とする補償回路付き短縮マストアンテナ。
JP29718389A 1989-03-10 1989-11-15 補償回路付き短縮マストアンテナ Pending JPH03158003A (ja)

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US07/614,280 US5151708A (en) 1989-03-10 1990-11-15 Shortened mast antenna with compensating circuits

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JP29718389A JPH03158003A (ja) 1989-11-15 1989-11-15 補償回路付き短縮マストアンテナ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512304A (ja) * 2005-10-14 2009-03-19 ノキア コーポレイション ラジオ信号受信を可能にする電子デバイス、システム、チップおよび方法
JP2017022518A (ja) * 2015-07-09 2017-01-26 太平洋工業株式会社 アンテナマッチング回路

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