JPH0315799A - 端栓圧入機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被覆管内にスプリングを挿入して、彼覆管の
両端部に端栓を圧入する端栓圧入機に関する。

〔従来の技術〕

一般に、原子炉に装荷されている燃料集合体には、燃科
棒が組み込まれている。この燃料棒を製作するには、第
ｌＯ図に示すように、被覆管ｌ内に複数個の燃料ベレッ
ト２を嵌大してその一端にブレナム部３を設け、このブ
レナム部３にスプリング４を挿入し、次いで被覆管ｌの
両端部に端栓５，６を圧大して廖接し、さらに、端栓６
の貫通小孔から不活性ガスを被覆管ｌ内に充墳した後、
前記貫通小孔を溶封している。

〔発明か解決しようとする課題〕

ところで、従来、燃料ペレット２が収納されている被覆
管１内にスプリング４を挿入して、彼覆管Ｉの両端部に
端栓５，６を圧入する装置としては、第１１図に示すよ
うなものが知られている。

すなわち、この端栓圧入装置は、チューブガイト７で支
持案内された被覆管ｌの一端をストツノ＜８によって固
定し、被覆管１の他端をプラグガイド９内に挿入した状
態で、端栓５を圧入ンリンダＩＯによって圧入するもの
である。

しかしながら、上記従来の端栓圧入装置にあっては、端
栓の供給及び端栓と被覆管との整列配置の点で十分では
ない面があり、端栓が被覆管に円滑に圧人されないおそ
れがあった。

本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、スプリング及び端栓を円滑にかつ確実
に被覆管に装着できると共に、燃料棒の製作において、
高能率化，省力化を図ることができる端栓圧入機を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明の端栓圧入礪は、ロ
ッドトレイ上に載置された複数の被覆管を整列させる整
列機構と、この被覆管の下部を閉塞する下郎端栓を供給
する下部端栓供給機構と、この下郎端栓供給機構により
供給された下部端栓を前記被覆管内に圧入する下部端栓
圧入機構と、前記被覆管の上部に挿入するスプリングを
供給すろスプリング｛ＪＥ給機構と、このスプリング供
給機構により供給されたスプリングを前記被覆管内に仲
人するスプリング挿入機構と、前記被覆管の上部を閉塞
する上部端栓を供給する上部端栓供給機構と、この上部
端栓供給機構により供給された上郎端栓を前記被覆管内
に圧入する上部端栓圧入機構とを備えたものである。

〔作用〕

本発明の端栓圧入機にあっては、整列機構によって端郎
がそろえられた複敢の被覆管の−Ｈ，Ｈｊ，ｉに、下部
端栓供給機構によって供給された下郎端冷を下部端栓圧
入機構によって圧大した後、スブリノグ供給機構によっ
て供給されたスプリングを、スプリング挿入機購によっ
て被覆管の他端から揮大して、上郎端栓供給機構によっ
て供給された上郎瑞栓を、上郎端栓圧入機構によって被
覆管の端部に圧入する。

〔実施閂〕

以下、第１図ないし第９図に堰づいて本発明の一実施例
を説明する。

これらの図において符号２０はトレイ送り機構であり、
このトレイ送り機構２０には、複数の彼覆管２１を並べ
て載置する枠状のロッドトレイ２２が、被覆管２ｌの長
手方向に直交する方向に移動自在に支持されている。そ
して、前記ロッドトレイ２２上の被覆管２１の一端には
、各被覆管２１の端郎をそろえる整列機構２３が配置さ
れている。この整列機ｔ４２３は、抑圧ンリンダ２４の
ピストンロッドの先端と一対のガイド軸２５の先端とに
抑圧板２６が取付けられ、抑圧シリンダ２４によって抑
圧阪２６を彼ｒＩｉ管２Ｉの一端部に押し付けて該端郎
をそろえるものである。また、枠状のロッドトレイ２２
には、Ｖ字状の溝が所定数（例えば、２５条）形成され
ており、この溝に被覆管２ｌが載置されるようになって
いる。

前記ロッドトレイ２２上の披ｉ管２１の一端には下郎端
栓供給機構２７と下部端栓圧入機構２８がそれぞれ設置
されている。また、前記被覆管２ｌの他端には、スプリ
ング供給機構２９とスプリング挿入機構３０及び上部端
栓供給機構３１と上部端栓圧入ｎ　＋Ｍ　３　２がそれ
ぞれ配ｉ１されている。

そして、前記彼策管２１の両端部には、該両端部を上下
から挾持して固定する保持機構３３が配設されており、
この保持機構３３は、Ｖ字状の１清と逆Ｖ字状の溝との
間に被覆管２１を上下から挾み込んで保持するものであ
る。

前記下郎端栓伏給機横２７は、第２図ないし第４図に示
すように、基台３４の四部に供給ンユート３５が傾斜し
て１役けられ、この供給ンユート３５の先端が、基台３
４を１丁通して袖方向に移動自在に設けた中空状の圧人
ポルグ３６の先喘内部に連通され、かつ前記供給ノユー
ト３５の先端に、二の｛ノ（給ソユート３５の移動通路
に直交して一対の供給シリンダ３７．３８が配置される
と共に、これらの供給ノリンダ３７．３８の先端には、
基台３４の上部から供給ンユート３５の移動通路上に臨
む分離具３９．４０がそれぞれ取付けられている。そし
て、前記圧入ホルダ３６の先端側部には、内部を真空吸
収する真空吸引装置（図示せず）が連結されていろ。ま
た、前記一対の分離具３９．４０間の間隔は、第８図に
示すような下部端１４１を間に保持できる間隔に設定さ
れている。

前記下郎端栓圧入機ＮＩｔ２Ｂは、基台３４に移動自在
に設けた圧入ホルダ３６の基端と該基台３４との間にバ
ネ４２が装着され、かつこの圧入ホルダ３６の基端に圧
人ンリング（図示せず）が連結されたものである。

ボｉ記スプリング挿入機構３０は、第５図に示すように
、テーブル４３上に固定された支持台４４と、この支持
台・１４の側面に形成された半円状の！ｉ’Ｉｖ４　Ｄ
に対向する半円状の溝４６を有し、かつ前記背４５の下
方に形成された矩形状の溝４７に遊嵌された移動台４８
と、支持台４４の冴４５と移動台４８の溝４６とが合わ
さった状態で内部のスプリング４９を被覆管２１側に押
し出す挿入シリンダ５０とから構戊されている。前記テ
ーブル４３｝よ、水平駆動シリンダ５１により、被覆管
２ｌの長手方向に直交する方向でかつ水平方向に移動し
得ろようになっている。また、前記スプリング供給機構
２９は、前記支持台４４上に設置されたスプリングカー
トリッジ５２と、このスプリングカートリッジ５２の最
下部のスプリング４９を分離するＬ字状の一対の区分具
５３と、この区分具５３を水平方向に移動させる分離シ
リンダ５４と、前記移動台４８を支持台４４に対して接
近．離間させる移動シリンダ５５とからなるものである
。

前記上部端栓供給機構３１は、テーブル４３上に設置し
た保持台５６に供給ソユート５７が傾斜して設けられ、
この供給ンユート５７の先端部に、供給ノユート５７上
の上部端栓５８を１個だけ分離する一対の分別ンリンダ
５９．６０が設けられている。また、前記上郎端栓圧入
機構３２は、前記両分別シリンダ５９．６０によって分
離されて保持台５６の貫通孔内に供給された上部端栓５
８を圧入シリンダ６１によって被覆管２ｌ内に押し出す
ように構成されている。

上記のように構成された端栓圧入磯を用いて、スプリン
グ４９の挿入，上部、下部端栓５８，４１の圧人を行う
場合には、まず、第１図に示すように、ロッドトレイ２
２上に載置された被覆管２１の端郎を、整列機ｖｔ２３
の押圧シリンダ２４によって作動させられた抑圧板２６
によりそろえた後、端栓圧入部に送る。この端栓圧入部
において、まず、保持機構３３によって、彼覆管２ｌの
端郎を上下から扶持して固定した状態で、下部端栓供給
機構２７と下部端栓圧入機構２８とを用いて被覆管２ｌ
の端郎に下部端栓４１を圧入する。

４−なわち、彼覆管２ｌの端郎を圧人ホルダ３６の先端
に対向配置した状態で、供給シリンダ３８によって分Ｍ
具４０をＯ（給シュート３５に突出さけると共ｌこ、今
まで突出していた分離具３９を洪給ンリンダ３７によっ
て引き上げ、供給ンユート３５上を転動してくる下部端
栓４ｌを分離具４０によって一旦停止させた後、供給シ
リンダ３７によって分離具３９を供給ンユート３５に突
出させることにより、両分離具３９．４０間に下郎端栓
＝ｉ　ｌを１ｇだけ分離する。次いで、供給シリンダ３
８によって分離具４０を持ち上げて、１個分離した下部
端栓４Ｉを圧人ホルダ３６の先端内部に供給する。続い
て、真空吸引装置によって、圧入？ルダ３６の先端内部
に供給された下部端栓４１を吸引して所定■置に停止さ
せた後に、図示しない圧人シリンダによって圧入ホルダ
３６を彼覆管２１側に突出させる。これにより、被覆管
２ｌの端郎が圧人ホルダ３６の先端内部に装入され、圧
人ホルダ３６の先端内部に位置決め停止さＵ゛られてい
る下郎端栓４ｌか被覆管２ｌの端部内に圧入される。

次いで、スプリングＵ＋給機構２９及びスプリング挿入
機構３０によって被覆Ｗ２＋内にスプリング４９を挿入
する。すなわち、第５図において、テーブル４３上の支
持台４４の半円状の溝４５に対応して被覆管２ｌを位置
させると共に、移動シリンダ５５によって、移動台４８
を支持台４４に接近させて、移動台４８と支持台４４の
各溝４６４５を合致させた状態で、今まで突出していた
一対の区分具５３を分離シリンダ５４によって引っ込め
、スプリングカートリッジ５２内の最下郎のスプリング
４９を移動台４８上に落下させる。続いて、上記分離シ
リンダ５４によって各区分呉５３を突出させて、区分具
５３と移動台４８との間に１個のスプリング４９を分離
した後に、移動シリンダ５５によって移動台４８を支持
台４４から離すことにより、曲記１個のスプリング４９
を溝４５．４６内に供給する。さらに、移動シリンダ５
５によって移動台４８を支持台４４に接近させることに
より、両＃４４５．４６で形成される円形状の孔内にス
プリング４９を位置させた後、挿入シリンダ５０により
このスプリング４９を押し出して肢覆管２１内に挿入す
る。この場合、あらかじめ、下郎端栓４Ｉを被覆管２１
の端部に圧入しているから、スプリング４９の挿入に伴
って、被覆管２１円から燃料ペレットが突出することが
ない。

続いて、上部端栓供給機構３Ｉ及び上部端栓圧入機構３
２によって、被覆管２ｌの端郎に上部端栓５８を圧人す
る。すなわち、水平駆動シリンダ５１によってテーブル
４３を移動させて、スプリング４９を挿入した被覆管２
ｌを圧入シリンダ６ｌに対向配置した状態で、分別シリ
ンダ６０のピストンロソドを前進させると共に、今まで
突出していた分別ソリンダ５９のピストンロッドを後退
させ、供給ンユート５７上を転動してくる上部端栓５８
を分別シリンダ６０によって一旦停止させた後、分別ン
リンダ５９を前進させることにより、両分別ノリンダ５
９．６０のピストンロッド間に上郎端栓５８をｌｇだけ
分離する。次いで、分別ンリング６０のピストンロンド
を後退させて、１個分離した上部端栓５８を保持台５６
の貫通孔内に供給した後に、圧大シリンダ６１によって
この上部端栓５８を彼覆管２！の端部に圧人する。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の端栓圧入機は、ロツドト
レイ上に載置された｝夏数の被覆管を整列させる整列機
構と、この被覆管の下部を閉塞ずろ下部端栓を供給する
下部端栓供給機構と、この下部端栓供給機構により供給
された下部端栓を前記彼覆管内に圧入する下部端栓圧入
機構と、前記彼覆管の上部に挿入するスプリングを供給
するスプリング供給機構と、このスプリング供給機構に
より供給されたスプリングを前記被覆管内に挿入するス
プリング挿入機構と、前記被覆管の上部を閉塞する上郎
端栓を供給する上郎端栓供給機構と、この上部端栓供給
機構により供給された上部端栓を前記被覆管内に圧入子
る上部端栓圧入機構とを備えたものであるから、整列機
構によって端部がそろえられた複数の被覆管の一端に、
下部端栓供給機構によって供給された下部端栓を下部端
栓圧入機構によって圧大した後、スプリング供給機構に
よって供給されたスプリングを、スプリング挿入桟構に
よって被覆管の他端から挿入して、上部端栓供給機構に
よって供給された上部端栓を、上部端栓圧入機構によっ
て被覆管の端部に圧入することにより、スプリング及び
端栓を円滑にかつ確実に被覆管に装着できると共に、燃
料棒の製作において、高能率化，省力化を図ることがで
きるという優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明の一実施例を示すもので、
第１図は下部端栓圧入部の平面図、第２図は同断面図、
第３図は一部を破断した側面図、第４図は側面図、第５
図は上部端栓圧入部の斜視図、第６図は全体構成を示す
平面図、第７図は同正面図、第８図は下郎端栓の一例を
示す正面図、第９図は上部端栓の一例を示す正面図、第
ｌＯ図は燃料棒の断面図、第ＩＩ図は従来の端栓圧入機
の断面図である。 ２！・・・被覆管、２２・・ロツドトレイ、２３・・整
クリ機構、２７・・・下部端栓供給機構、２８　下部端
栓圧入機構、２９・・・スプリング（Ｊ（給機構、３０
・・・スプリング挿入機構、３ｌ・上部端栓洪給機構、
３２・・・上部端栓圧入機構、４ｌ・・・下部端栓、４
９スプリング、５８・・・上部端栓。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロッドトレイ上に載置された複数の被覆管を整列させる
   整列機構と、この被覆管の下部を閉塞する下部端栓を供
   給する下部端栓供給機構と、この下部端栓供給機構によ
   り供給された下部端栓を前記被覆管内に圧入する下部端
   栓圧入機構と、前記被覆管の上部に挿入するスプリング
   を供給するスプリング供給機構と、このスプリング供給
   機構により供給されたスプリングを前記被覆管内に挿入
   するスプリング挿入機構と、前記被覆管の上部を閉塞す
   る上部端栓を供給する上部端栓供給機構と、この上部端
   栓供給機構により供給された上部端栓を前記被覆管内に
   圧入する上部端栓圧入機構とを具備したことを特徴とす
   る端栓圧入機。