JPH03156701A - 磁気録画再生装置 - Google Patents

磁気録画再生装置

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JPH03156701A
JPH03156701A JP1294982A JP29498289A JPH03156701A JP H03156701 A JPH03156701 A JP H03156701A JP 1294982 A JP1294982 A JP 1294982A JP 29498289 A JP29498289 A JP 29498289A JP H03156701 A JPH03156701 A JP H03156701A
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JP
Japan
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recording
head
reproducing
video signal
signal
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Pending
Application number
JP1294982A
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English (en)
Inventor
Shuichi Matsuo
秀一 松尾
Yoshizumi Wataya
綿谷 由純
Nobuo Azuma
信雄 東
Atsushi Yoshioka
厚 吉岡
Tadashi Otsubo
大坪 匡
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープを記録媒体とするヘリカルスキャ
ン方式の磁気録画再生装置に係り、特に、高品位テレビ
ジョン方式の信号と標準テレビシコン式の信号とを記録
再生可能とした磁気録画再生装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、NTSC方式やPAL方式などの現行標準テレビ
ジョン方式(以下、現行標準TV方式という)よりもさ
らに画面が精細でかつ臨場窓に冨む方式、すなわち高品
位テレビジョン方式(以下、高品位TV方式という)が
開発され、実用化が進められている。この高品位TV方
式に対応したビデオテープレコーダ(以下、VTRとい
う)としても、たとえばテレビジョン学会誌Vo1.4
2゜No、11(1988)、  pp、1256−1
263に記載のように、種々の方式のものが開発されて
いる。ここに記載される高品位TV方式に対応したVT
R(以下、高品位TV方式対応VTRという)は、いず
れの方式も、1フイールド毎にビデオ信号を複数のトラ
ックに分割して記録するものであり、その記録方法とし
ては、記録再生ヘッドを搭載した回転シリンダを180
Orpmの整数倍と高速で回転させるセグメント分割記
録方式、ビデオ信号を複数のチャンネルに分割し複数の
磁気ヘッドで同時に記録するチャンネル分割記録方式、
そして、これら両者を組合せた方式がある。
一方、VH3規格によるVTR(以下、VH3規格VT
Rという)や8ミリビデオなどの現行標準TV方式に対
応したVTR(以下、現行規格VTRという)では、記
録可能時間が異なる複数のモードが選択できるようにし
ている。例えば、V HS規格VTRでは、標準モード
(SP−E−ド)と標準モードの3倍の記録可能時間を
実現する長時間モード(BPモードあるいは3倍モード
)の2つのモードが選択可能であり、それぞれのモード
に対応したトラック幅(SPt−ドで58μm。
EPモードで20μm)を持つ2組のビデオヘッドが回
転シリンダ上に設けられている機種がある。
また、VH3規格VTRでは、Hi−Fi(ハイファイ
)と呼ばれる高音質な機種があるが、この機種では、回
転シリンダ上にビデオヘッドとは別に1組の音声専用ヘ
ッドが設けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の高品位TV方式対応は、いず
れの方式も高品位TV方式の信号(以下、高品位TV信
号という)の記録再生専用機であり、現行標準TV方式
の信号(以下、現行標準TV信号という)の記録再生機
能は有していない。また、この高品位TV方式対応VT
Rでは、VH3規格VTRや8ミリビデオなどの家庭用
の現行規格VTRによって記録がなされた磁気テープの
再生など現行規格VTRとの互換性については考慮され
ていない。したがって、高品位及び現行標準の両TV方
式の放送を録画したい場合、あるいは両方式の記録済テ
ープを再生したい場合には、高品位TV方式対応VTR
を持っているだけでは不充分であって、現行規格VTR
も必要となる。このように、夫々のTV方式毎にVTR
を所持しなければならないことは、一般家庭にとって、
設置スペースや経済的な面などからみて問題がある。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、高品位TV信
号ばかりではなく、現行標準TV信号の記録再生や現行
規格VTRによって記録が行なわれた磁気テープの再生
も可能とした磁気録画再生装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、回転シリンダ上
に、180°対向して配置される2個の磁気ヘッドをヘ
ッド対として、複数組のヘッド対が設けられた磁気録画
再生装置において、該複数組のヘッド対のうちの一部の
ヘッド対もしくは全てのヘッド対を記録、再生ヘッドと
し、現行標準TV方式のビデオ信号を記録し再生するた
めの第1の手段と、該複数組のヘッド対のうち、該現行
標準TV方式のビデオ信号の記録、再生に用いられる該
ヘッド対を含む少なくとも2組のヘッド対を記録、再生
ヘッドとし、高品位TV方式のビデオ信号をチャンネル
分割して記録し再生するための第2の手段とを設ける。
また、本発明は、回転シリンダ上に、180゜対向して
配置される2個の磁気ヘッドをヘッド対として、複数組
のヘッド対が設けられており、該複数組のヘッド対のう
ち少なくとも1組のヘッド対を記録、再生ヘッドとし、
現行標準TV方式のビデオ信号を記録再生するための第
3の手段と、該複数組のヘッド対のうちの1組のヘッド
対を記録、再生ヘッドとし、該現行標準TV方式のビデ
オ信号の記録、再生に際して音声信号を磁気テープに深
層記録し、再生するための第4の手段と、該複数組のヘ
ッド対のうち少なくとも該音声信号を記録、再生するヘ
ッド対を含む2以上の組のヘッド対を記録、再生ヘッド
とし、高品位TV方式のビデオ信号をチャンネル分割し
て記録再生するための第5の手段とを設ける。
〔作用〕
本発明においては、現行標準TV方式のビデオ信号を記
録再生する場合には、第1の手段により、所定のヘッド
対を用いて記録再生される。この場合、記録再生は現行
規格VTRと同様に行なわれ、また、SPヘッドまたは
EPヘッドのいずれか1組のヘッド対を用いて記録及び
再生される。高品位TV方式のビデオ信号の記録再生の
場合には、第2の手段により、現行標準TV方式のビデ
オ信号の記録再生に用いる上記所定ヘッド対を含む2組
以上のヘッド対が用いられ、高品位TV方式のビデオ信
号は用いられるヘッド対の数だけチャンネル分割されて
、夫々のチャンネルの信号が別々のヘッド対で記録再生
される。
ここで、現行標準TV方式のビデオ信号の記録再生に際
しては、使用される各磁気ヘッドの回転シリンダ上での
配置関係は現行規格VTRと同様であるが、高品位TV
方式のビデオ信号の記録再生に際しては、各チャンネル
のトラックが磁気テープ上に所定のパターンで形成され
るように、各磁気ヘッドの回転シリンダ上での配置関係
が変更できる。
また、本発明においては、現行標準TV方式のビデオ信
号の記録再生の場合、第3の手段により、所定のヘッド
対を用いて該ビデオ信号が記録再生されるとともに、第
4の手段により、他の所定ヘッド対を用いて音声信号が
記録再生される。この場合、記録再生は現行規格VTR
と同様に行なわれ、また、SP、EPモードの切換え設
定が可能であるし、音声信号は、Hi−FI  VTR
と同様、磁気テープの深層で記録再生される。高品位T
V方式のビデオ信号の記録再生は、第5の手段により、
音声信号の記録再生に用いられる該他の所定ヘッド対を
含む2以上のヘッド対で行なわれ、このビデオ信号は用
いられるヘッド対の数だけチャンネル分割されて、夫々
のチャンネルの信号が別々のヘッド対で記録再生される
ここで、現行標準TV方式のビデオ信号の記録再生に際
しては、使用される各磁気ヘッドの回転シリンダ上での
配置関係は現行規格VTRと同様であるが、高品位TV
方式のビデオ信号の記録再生に際しては、各チャンネル
のトラックが磁気テープ上に所定のパターンで形成され
るように、音声信号を記録再生する上記他の所定ヘッド
対と、高品位TV方式のビデオ信号を記録再生するため
に用いられる他のヘッド対との回転シリンダ上での配置
関係が規定される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による磁気録画再生装置の一実施例を示
すブロック図であって、1は現行標準TV方式によるビ
デオ信号(以下、現行標準ビデオ信号という)の入力端
子、2は記録輝度信号処理回路、3は加算器、4は記録
色信号処理回路、5〜7はスイッチ回路、8は高品位T
V方式によるビデオ信号(以下、高品位ビデオ信号とい
う)の入力端子、9はチャンネル分割回路、10.11
は記録信号処理回路、12.13は記録ヘッド、14は
磁気テープ、15.16は再生ヘッド、17〜19はス
イッチ回路、20は再生輝度信号処理回路、21は再生
色信号処理回路、22は加算器、23は出力端子、24
.25は再生信号処理回路。
26はチャンネル合成回路、27は出力端子である。
次に、この実施例の動作を、まず、現行標準ビデオ信号
を記録する場合について説明する。
第1図において、スイッチ回路6.7は接点A側に閉じ
ている。入力端子1から現行標準ビデオ信号が入力され
、記録輝度信号処理回路2と記録色信号処理回路4とに
供給される。記録輝度信号処理回路2では、入力された
現行標準ビデオ信号から輝度信号が分離され、FM変調
など記録のための処理がなされて加算器3に供給される
。また、記録色信号処理回路4では、入力された現行標
準ビデオ信号から色信号が分離され、低域変換など記録
のための処理がなされて加算器3に供給される。加算器
3で加算されたFM変調輝度信号と低域変換色信号はス
イッチ回路5に供給される。
スイッチ5は、SPモードのときには接点SP側に、E
Pモードのときには接点EP側に夫々閉じている。いま
、SPモードで記録するものとすると、加算器3の出力
信号はスイッチ回路5,6を介して記録ヘッド12に供
給され、磁気テープ14に記録される。また、EPモー
ドで記録する場合には、加算器3の出力信号はスイッチ
回路5゜7を介して記録ヘッド13に供給され、磁気テ
ープ14に記録される。
このように、現行標準ビデオ信号の記録時には、記録ヘ
ッド12はSPモード用の記録ヘッドとなり、記録ヘッ
ド13はEPモード用の記録ヘッドとなる。
次に、高品位ビデオ信号を記録する場合の動作について
説明する。この場合には、スイッチ回路6.7はいずれ
も、図示の通り、接点B側に閉じている。高品位ビデオ
信号が入力端子8より入力され、チャンネル分割回路9
で2つのチャンネルに分割される。第1のチャンネルの
ビデオ信号は記録信号処理回路10に、第2のチャンネ
ルのビデオ信号は記録信号処理回路11に夫々供給され
てFM変調等の記録処理が施される。記録信号処理回路
10の出力信号はスイッチ回路6を介して記録ヘッド1
2に供給され、また記録信号処理回路11の出力信号は
スイッチ回路7を介して記録ヘッド13に供給され、夫
々磁気テープ14に記録される。
このように、高品位ビデオ信号を記録するときには、記
録ヘッド12.13は高品位ビデオ信号からチャンネル
分割された第1.第2のチャンネル信号を別々に記録す
る記録ヘッドとなる。
次に、上記のようにして記録された現行標準ビデオ信号
を再生する場合の動作について説明する。
この場合には、スイッチ回路17.18が接点A側に閉
じている。
いま、磁気テープ14にSPモードで記録がなされてい
るものとすると、スイッチ回路19は接点SP側に閉じ
る。この磁気テープ14は再生ヘッド15によって再生
される。この再生信号は、スイッチ回路17.19とを
介して、再生輝度信号処理回路20と再生色信号処理回
路21とに供給される。また、磁気テープ14にEPモ
ードで記録がなされている場合には、スイッチ回路19
はEP側に閉じ、磁気テープ14は再生ヘッド16によ
って再生される。この再生信号は、スイッチ回路18.
19を介して再生輝度信号処理回路20と再生色信号処
理回路21に供給される。再生輝度信号処理回路20で
は、再生信号からFM変調輝度信号が分離され、FM復
調などの再生処理が施されて輝度信号が得られ、再生色
信号処理回路21では、再生信号から低域変調色信号が
分離され、高域変換などの再生処理が施されて色信号が
得られる。これら輝度信号と色信号とが加算器22で加
算されて現行標準ビデオ信号となり、出力端子23から
出力される。
次に、上記のようにして記録された高品位ビデオ信号を
再生する場合には、スイッチ回路17゜18は夫々接点
B側に閉じる。再生ヘッド15は磁気テープ14から第
1のチャンネルの信号を再生し、再生ヘッド16は第2
のチャンネルの信号を再生する。再生された第1のチャ
ンネルの信号は、スイッチ回路17を介して再生信号処
理回路24に供給され、FMid等の再生処理が施され
る。また、再生された第2のチャンネルの信号は、スイ
ッチ回路18を介して再生信号処理回路25に供給され
、同様の再生処理が施される。そして、これら再生信号
処理回路24.25の出力信号はチャンネル合成回路2
6で合成され、元の高品位ビデオ信号となって出力端子
27から出力される。
このように、再生ヘッド15.16は、現行標準ビデオ
信号の再生と高品位ビデオ信号の再生とに兼用される。
なお、記録ヘッド12と再生ヘッド15とを同じ磁気ヘ
ッドとし、記録ヘッド13と再生ヘッド16とを同じ磁
気ヘッドとして、記録再生兼用としてもよいことはいう
までもない。
第2図は第1図における各磁気ヘッドの回転シリンダで
の取付は配置の一具体例を説明するための図であって、
28.29はテープガイド、30は回転シリンダ、31
a、31b、32a、32bは磁気ヘッド、33はバイ
モルフ(圧電素子)である。
まず、第2図(a)において、回転シリンダ30上に1
80°の角度間隔で対をなす磁気ヘッド31a、31b
が設けられ、さらに、180°の角度間隔で対をなす磁
気ヘッド32a、32bが設けられている。これら磁気
ヘッドは全て記録再生兼用であって、磁気ヘッド31a
、31bが記録時に第1図の記録ヘッド12となって再
生時に第1図の再生ヘッド15となり、磁気ヘッド32
a。
32bが記録時に第1図の記録ヘッド13となって再生
時に第1図の再生ヘッド16となる。
また、磁気ヘッド31a、31bはアジマス角が異なっ
ており、これらが現行標準ビデオ信号のSPモードでの
記録再生に用いられることから、以下、磁気へウド31
aをSP(+)ヘッド、磁気ヘッド31bを5P(−)
ヘッドということにする。但し、(+)、  (−)は
アジマス角の違いを表わしている。同様にして、磁気ヘ
ッド32a。
32bはアジマス角が異なっており、現行標準ビデオ信
号のEPモードでの記録再生に用いられるから、以下、
磁気ヘッド32aをEP (+)ヘッド、磁気ヘッド3
2bをEP (−)ヘッドと夫21うことにする。
5P(−)ヘッド31bとEP (+)へウド32aと
は近接して配置され、したがって、SP(+)ヘッド3
1aとEP (−)ヘッド32bも近接して配置されて
いる。磁気テープ14は、テープガイド28.29によ
り、回転シリンダ30の外周面に略1800の角度範囲
にわたって、かつ、第2図(b)に示すように、螺旋状
に当接し、第2図(a)で矢印Xで示す方向に走行する
。また、回転シリンダ30は、矢印Yで示すように、磁
気テープ14の走行方向とほぼ同じ方向に回転する。
これにより、回転シリンダ30が半回転する毎に、磁気
ヘッド31a、32bと磁気ヘッド31b。
32aとが交互に磁気テープ14をその長平方向に対し
て斜めに走査する。
第2図(c)、 (d)はSP(+)ヘッド31aとE
P(−)ヘッド32bとの回転シリンダ30での取付は
高さ(回転シリンダ30の回転軸に平行な方向での位置
)を示すものであって、5p(−)ヘッド31bとEP
 (+)ヘッド32aについても同様である。
第2図(C)は現行標準ビデオ信号の記録再生の場合で
ある。ここで、VH3規格VTRと同様に、SP(+)
ヘッド31a、SP (−) ヘッド31bのトラック
幅を58μm、EP (+) ヘッド32a、EP (
−) ヘッド32bのトラック幅を20μmとしている
第2図(c)において、BP (−)ヘッド32bはバ
イモルフ33に搭載されており、これによって高さ方向
(トラック幅方向であって、回転シリンダ30の回転軸
に平行な方向)に変位できるようになっている。現行標
準ビデオ信号を記録再生するときには、図示するように
、SP(+)ヘッド31aの下辺(詳しくはトラック幅
の領域の下辺。以下同様)とBP (−)ヘッド32b
の下辺とが同一取付は高さとなるように、SP(+)ヘ
ッド31aに対するEP (−)ヘッド32bの取付は
高さが設定される。
高品位ビデオ信号を記録再生する場合には、EP(−)
へウド32bはバイモルフ33によって上方に変位され
、第2図(d)に示すように、その下辺がSP(+)ヘ
ッド31aの上辺の高さと一致するように、取付は高さ
が設定される。
5P(−)ヘッド31 b、  EP (+)ヘッド3
2aについても同様である。また、SP(+)ヘッド3
1a、SP (−) ヘッド31bが同一取付は高さ(
すなわち、同一回転面上)に設定されており、このため
、現行標準ビデオ信号、高品位ビデオ信号のいずれを記
録再生する場合も、EP(+)ヘッド32aとEP (
−) ヘッド32bは同一取付は高さにあって同一回転
面上にある。
第3図(a)は現行標準ビデオ信号をSPモードで記録
した場合の磁気テープ14上のトラックパターンを示す
、この場合には、SP(+)へウド31aと5P(−)
ヘッド31bが交互に1フイールドづつ記録を行なう、
十を符したトラックはSP(+)ヘッド31aによって
形成されたトラック、−を符したトラックは5P(−)
ヘッド31bに形成されたトラックであり、各トラック
には1フイールドづつ第1図の加算器3の出力信号が記
録されている。このとき、磁気テープ14上のトラック
は、幅が58μmでガートバンドなしで形成される。
第3図(b)は現行標準ビデオ信号をEPモードで記録
した場合の磁気テープ14上のトラックパターンを示す
、この場合はBP (+)ヘッド32aとEP (−)
ヘッド32bが交互に1フイールドづつ記録を行なう。
磁気テープ14の走行速度はSPモードでの1/3倍と
する。形成されるトラックの幅はSPモードでの(第3
図(a))での1/3倍である。この場合も、+を符し
たトラックはEP(+)ヘッド32aによって形成され
たトラックであり、−を符したトラックはE P (−
)ヘッド32bによって形成されたトラックである。
第3図(a)、  (b)では、隣接する2つのトラッ
クは接するように(すなわち、ガートバンドなしに)形
成されるが、これら隣接するトラックは異なるアジマス
角の磁気ヘッドで形成されたものであるから、再生時に
隣接トラックからのクロストークが抑圧される。
また、第2図(a)に示したように、異なるアジマス角
のSP(+)ヘッド31aとEP(−)ヘッド32bが
近接して配置され、異なるアジマス角のS P (−)
ヘッド31bとEP(+)ヘッド32aが近接して配置
されている。しかも、第2図(c)に示す取付は高さ配
置により、EP(−)ヘッド32bはSP(+)ヘッド
31aの走査軌跡上を走査し、同様にEP(+)ヘッド
32aは5P(−)ヘッド31bの走査軌跡上を走査す
る。そこで、記録時とは異なるテープ走行速度で再生す
る特殊再生時、SP(+)ヘッド31aとEP(+)ヘ
ッド32aもしくはS P (−)ヘッド31bとEP
(−)ヘッド32bというようにアジマス角が等しい2
つの磁気ヘッドを用いることにより、同一アジマス角の
磁気ヘッドによって形成されたトラックから、良好な再
生画像が得られる。
第3図(c)は高品位ビデオ信号を記録した場合の磁気
テープ14上のトラックパターンを示す。
この場合には、SP(+)ヘッド31aとS P (−
)ヘッド31bが記Sfc信号処理回路10(第1図)
から出力される第1のチャンネルの信号を記録再生し、
EP(+)ヘッド32aとEP(+)へラド32bが記
録信号処理回路11 (第1図)から出力される第2の
チャンネルの信号を記録再生するが、SP(+)へラド
31a、SP (−) ヘッド31b、EP (+) 
ヘッド32a、EP (−) ヘッド32bによる夫々
のトラックが重なることなく形成されるようにするため
に、第2図(d)に示すように、バイモルフ33によっ
てEP (+)ヘッド32a、EP(−)ヘッド32b
を上方に変位させ、それらの下辺が夫々5P(−)ヘッ
ド31b、SP (+) ヘッド31aの上辺よりも高
くなるようにする。但し、この場合SP (+) −\
ラド31aとEP (−)ヘッド32bとのトラック幅
の合計、SP (−)ヘッド31bとE P (+)ヘ
ッド32aとのトラック幅の合計は58μm+20μm
=78μmであるから、夫々の磁気ヘラ菫 ドによるトラウクカ嬶ならないようにするためには、磁
気テープ14の走行速度をこのトラック幅′の合計に見
合うspモードのときよりも速くする必要があり、さら
に、アジマス角が同じ磁気ヘッドで形成される隣接した
トラックが接しないよう必要がある。これにより、第3
図(C)に示すように、SP(+)ヘッド31 a、s
 S P (−) ヘッド31bによる広幅のトラック
間にEP(−)ヘッド32b、EP (+) ヘッド3
2aによる狭幅のトラックが形成され、かつ、同じアジ
マス角の磁気ヘッドによる隣接したトラック間にガート
バンドが形成されることになる。
以上のように、この実施例では、現行標準ビデオ信号と
高品位ビデオ信号とを共通のビデオヘッドによって記録
再生することができ、しかも、現行標準ビデオ信号に対
してSPモードとEPモードの選択が可能である。
なお、第1図の入力端子8から入力される高品位ビデオ
信号としては、輝度信号(Y)に時間軸圧縮された色差
信号(R−Y、B−Y)とが時分割多重されたMUSE
(8号のように単一の信号であってもよいし、Y、R−
Y、B−YやR,G。
Bなど独立した複数の信号からなるものであってもよい
また、高品位ビデオ信号の記録方式としては、アナログ
記録、ディジタル記録のいずれであってもよく、さらに
、高品位ビデオ信号を記録再生する場合の回転シリンダ
の回転数を、現行標準ビデオ信号を記録再生する場合の
回転数(1800rpm)のn倍(但し、n−2,3,
4,・・・・・・・・・)とし、各チャンネルの信号を
それぞれ1フィールド当りn個のセグメントに分割して
もよい。
次に、第1図におけるチャンネル分割回路9でのチャン
ネル分割方式の一例を、MUSE信号を例にして、第4
図により説明する。
MUSE信号は、第4図(a)に示すように、線順次色
差信号と輝度信号を時間軸圧縮して時分割多重したビデ
オ信号である。このMUSE信号を2チャンネルに分割
する方法としては、第4図(b)のように、時間軸を2
倍に伸長し、1ライン毎にチャンネル振り分けをする方
法がある。しかし、この方法では、アナログ記録の場合
、チャンネル間の伝送特性の差によりラインベアリング
ラインフリッカが生じるという問題がある。そこで、ア
ナログ記録の場合には、周波数分割方式や画素毎にチャ
ンネル振り分けをする方法が考えられる6周波数分割方
式は、入力信号をその低周波成分と高周波成分とに分け
る方法である。第1図においては、トラック幅の広いS
Pモード用の磁気ヘッド12.15とトラック幅の狭い
EPモード用の磁気ヘッド13.16を用いているため
、SPモード用の磁気ヘッド12.15を用いて記録再
生するチャンネル(第1のチャンネル)に比べ、EPモ
ード用のヘッド13.16を用いて記録再生するチャン
ネル(第2のチャンネル)では、再生信号のS/Nが低
い。そこで、人間の目の怒度を考慮して、周波数分割方
式の場合には、低周波成分をSP用の磁気ヘッドで、ま
た、高周波数成分をEP用の磁気ヘッドでそれぞれ記録
再生するよう構成すればよい。また、画素毎にチャンネ
ル振り分けをする方法は、入力信号をAD変換し、〆そ
の標本値を第1のチャンネルと第2のチャンネルに交互
に振り分けた後、DA変換して記録するものである。
第5図は第1図における磁気ヘッドの回転シリンダでの
取付は高さ配置の他の具体例を示す図であって、34は
バイモルフであり、第2図に対応する部分には同一符号
をつけている。
同図において、各磁気ヘッド31a、31b。
32a、32bは回転シリンダ30上に第2図(3)に
示すように配置されているが、5P(−)ヘッド31b
がバイモルフ34に搭載され、E P (−)ヘッド3
2bがバイモルフ33に搭載されて、夫々上下方向に変
位可能となっている。
かかる構成において、現行標準ビデオ信号の記録時には
、EP C−)ヘッド32b、SP (−)ヘッド31
bは図示よりも下方に位置し、全ての磁気ヘッド31a
、31b、32a、32bの下辺が同−富さとなってい
るが、高品位ビデオ信号の記録時には、図示するように
、EP (−)ヘッド32bはその上辺がSP(+)ヘ
ッド31aの上辺と一致するように、5P(−)ヘッド
31bはその下辺がEP (+)ヘッド32aの上辺と
一致するように、夫々上方に変位される。
第6図は第5図に示したヘッド配置で磁気テープ14上
に形成されるトラックパターンを示す。
同図において、磁気テープ14は現行標準ビデオ信号の
SPモードでの記録時と同じ速度で走行する。第2図(
a)に示す回転シリンダ30の回転方向と第5図に示す
SP(+)ヘッド31aとEP (−)ヘッド32bと
の配置関係からして、SP(+)ヘッド31aの走査軌
跡上このヘッドの上辺に相当する辺部から20μm幅の
部分をEP(−)ヘッド32bが走査することになり、
したがって、十を付した広幅のsp(+)ヘッド31a
によって形成されるトラックT、11はその幅が38μ
m(−58μm−20μm)となり、このトラックT3
..に接して−を付したE P (−)ヘッド32bに
よる20μm幅のトラックT。。
が形成される。つまり、互いに接して同時に形成される
トラックT3111 r TzzbO幅の合計がSP(
+)ヘッド31aのトラック幅58μmに等しい。
また、磁気テープ14の走行速度が上記のように設定さ
れ、EP(+)ヘッド32a、5P(−)ヘッド31b
がSP (+)ヘッド31aに対して第5図に示すよう
に配置されていることがら、EP(+)へ・ンド32a
によるトラ°ンクT3□、がEP (−)ヘッド32b
によるトラックT、2.に接して形成され、このトラッ
クT3zaに接して5P(−)ヘッド31bによるトラ
ックT31bが形成される。但し、磁気テープ14上で
のSP(+)ヘッド31aの走査軌跡はその前の 5P
(−)ヘッド31bの走査軌跡に20μmの幅だけオー
バーラツプし、このために、5P(−)ヘッド31bに
よるトラック731bの幅も38μmとなり、このトラ
ックTl1bに接して次のトラックT、l。
が形成される。
このようにして、隣り合うトラックは必ず異なるアジマ
ス角の磁気ヘッドによって形成されたものとなり、現行
標準ビデオ信号のSPモードの記録と同じテープ走行速
度として、隣接トラック間にガートバンドなしの記録が
可能となる。
第7図は本発明による磁気録画再生装置の他の実施例を
示すブロック図であって、35は音声信号の入力端子、
36は記録音声信号処理回路、37゜3日はスイッチ回
路、39は音声記録ヘッド、40は音声再生ヘッド、4
1.42はスイッチ回路。
43は再生音声信号処理回路、44は音声信号の出力端
子であり、第1図に対応する部分には同一符号をつけて
重複する説明を省略する。
いわゆるVH3方弐のハイファイ(Hi−Fl)VTR
には、音声信号を高品質で記録再生するために、回転シ
リンダ上に1組の音声専用ヘッドが設けられているが、
この実施例では、この音声専用ヘッドとEP用の磁気ヘ
ッドとにより、高品位ビデオ信号の2チャンネル分割記
録を実現するものである。
第7図において、現行標準ビデオ信号を記録する場合に
は、スイッチ回路37.38は接点A側に閉じている。
そして、SPモードで記録する場合には、スイッチ回路
5が接点SP側に閉じ、加算器3の出力信号がスイッチ
回路5を介してsp用の記録ヘッド12に供給され、ま
た、EPモードで記録する場合には、スイッチ回路5が
接点EP側に閉じ、加算器3の出力信号がスイッチ回路
5.38を介してEP用の記録ヘッド13に供給され、
夫々磁気テープ14に記録される。
また、現行標準ビデオ信号の記録時、入力端子35から
音声信号が入力される。この音声信号は、記録音声信号
処理回路36でFM変調等の処理を受けた後、スイッチ
回路37を介して音声記録ヘンド39に供給され、磁気
テープ14の深層部分に記録される。
再生時には、スイッチ回路41.42は接点A側に閉じ
ている。磁気テープ14がSPモードで記録されたもの
であるときには、スイッチ回路19は接点SP側に閉じ
、SP用の再生ヘッド15で再生が行なわれ、その再生
信号がスイッチ回路19を介して再生輝度信号処理回路
20と再生色信号処理回路21とに供給される。磁気テ
ープ14がEPモードで記録されたものであるときには
、スイッチ回路19は接点EP側に閉じ、EP用の再生
ヘッド16で再生が行なわれ、その再生信号がスイッチ
回路42.19を介して再生輝度信号処理回路20と再
生色信号処理回路21とに供給される。
また、音声信号は音声再生ヘッド40により再生され、
スイッチ回路41を介して再生音声信号処理回路43に
供給される。そして、再生音声信号処理回路43でFM
復調等の処理が施された音声信号は出力端子44から出
力される。
高品位ビデオ信号を記録する場合には、スイッチ回路3
7.38は接点B側に閉じる。記録信号処理回路10か
ら出力される第1のチャンネルの信号はスイッチ回路3
8を介してEP用の記録ヘッド13に供給され、また、
記録信号処理回路11から出力される第2のチャンネル
の信号はスイッチ回路37を介して音声記録ヘッド39
に供給され、夫々磁気テープ14上に記録される。
高品位ビデオ信号が上記のようにして記録された磁気テ
ープ14を再生するときには、スイッチ回路41.42
は接点B側に閉じる。磁気テープ14に記録されている
第1のチャンネルの信号はEP用の再生ヘッド16によ
って再生され、スイッチ回路42を介して再生信号処理
回路24に供給される。また、磁気テープ14に記録さ
れている第2のチャンネルの信号は音声再生ヘッド40
によって再生され、スイッチ回路41を介して再生信号
処理回路25に供給される。
なお、この場合、音声信号は高品位ビデオ信号に多重し
て記録する。高品位ビデオ信号がMUSE信号である場
合には、その垂直ブランキング期間。
に音声信号が時間軸圧縮多重されているため、MUSE
信号が入力端子8から入力される場合には音声信号の多
重処理は不要であるが、音声信号とビデオ信号とが独立
に入力される場合には、チャンネル分割回路9や記録信
号処理回路10.11などで多重処理を行なう。
第8図は第7図における磁気ヘッドの回転シリンダでの
取付は配置の一興体例を示す図であって、45a、45
bは音声ヘッドであり、第2図に対応する部分には同一
符号をつけている。
第8図(a)において、第1図、第2図と同様に、SP
(+)ヘッド31a、SP (−) ヘッド31bは第
7図のSPモード用の記録ヘッド12と再生ヘッド15
に対応し、SPモードでの記録再生に用いられる。 E
P (+)ヘッド32a。
EP (−)ヘッド32bも第7図のEPモード用の記
録ヘッド13と再生ヘッド16に対応し、EPモードで
の記録再生に用いられる。
音声ヘッド45a、45bは第7図の音声記録ヘッド3
9、音声再生ヘッド40に対応して音声信号の記録再生
に用いられるものであって、回転シリンダ30上に18
0°の角度間隔で対となって設けられている。また、こ
こでは、音声ヘッド45aはEP (+)ヘッド32a
から角度θだけ回転シリンダ300回転に関して先行し
て配置され、音声ヘッド45bもEP (−)ヘッド3
2bに関して同様に配置されており、音声ヘッド45a
はEP (−)ヘッド32bとアジマス角が異なり、音
声ヘッド45bはEP(+)ヘッド32aとアジマス角
が異なる。
音声ヘッド45b、SP (+) ヘッド31aおよび
EP (−)ヘッド32bの回転シリンダ上での取付は
高さの関係は、第8図(b)に示すように設定されてい
る。すなわち、SP (+)ヘッド31aとBP (−
)ヘッド32bとはこれらの下辺の高さが一致するよう
に配置されるが、音声ヘッド45bはその上辺、下辺間
の中心線がSP(+)ヘッド31aの上辺と高さが等し
くなるように配置される。ここで、音声ヘッド45a、
45bのトラック幅をEP(+)ヘッド32a、EP(
−)ヘッド32bのトラック幅と等しく20μmとする
と、音声ヘッド45bの下辺はSP(+)ヘッド31a
の下辺よりも48μm(−58μm−10μm)高くな
る。このことは、5P(−)ヘッド31b、EP (+
) ヘッド32aに対する音声ヘッド453の高さ方向
の位置関係についても同様である。
高品位ビデオ信号を記録する場合、EP (+)ヘッド
32a、EP (−) ヘッド32bに記録信号処理回
路10(第7図)から第1のチャンネルの信号が供給さ
れ、音声ヘッド45a、45bに記録信号処理回路11
 (第7図)から第2のチャンネルの信号が供給される
磁気テープ14上には、この磁気テープ14の走行速度
で決まるピッチで音声ヘッド45a、45bによるトラ
ックT4sa+ T4sbが形成される。そして、第9
図に示すように、音声ヘッド45aによって形成された
トラックTa5kと次に音声ヘッド45bによって形成
されるトラックT43.との間にE P (−)ヘッド
32bによるトラックT22bが形成され、音声ヘッド
45bによって形成されたトラックT46.と次に音声
ヘッド45aによって形成されるトラックT4S、との
間にEP(−)ヘッド32aによるトラックTn、が形
成される。
ここで、上記のように、音声ヘッド45aがEP (−
)ヘッド32bとアジマス角が異なり、音声ヘッド45
bがEP (+)ヘッド32aとアジマス角が異なると
すると、音声ヘッド45aによるトラックTa5aをE
P (+)ヘッド32aによるトラックT3!、から光
分離してむしろEP(−)ヘッド32bによるトラック
T、2あの方に近づけた方がよく、音声ヘッド45bに
よるトラックT4SbもEP(−)ヘッド32bによる
トラックT3□、から光分離してむしろEP (+)ヘ
ッド32aによるトラックT:1zllの方に近づけた
方が良い。
そこで、第8図(b)に示すように各磁気ヘッドの高さ
方向の位置を設定し、磁気テープ14を現行標準ビデオ
信号のSPモードでの記録と同一速度で走行させる場合
、各磁気ヘッドによる夫々のトラックのピッチは58μ
mであるが、第8図(a)における角度θを適宜設定す
ることにより、音声ヘッド45bによるトラックT42
.の幅と、う EP (−)ヘッド32bによ4トラツクT3tbンド
の幅との合計が58棲、IJmとすることができ、これ
によると、第9図に示すように、異なるアジマス角のヘ
ッドによるトラックが互いに接し、同じアジマス角の磁
気ヘッドによるトラック間が充る 分離れ―ように、各トラックを形成することができる。
上記のように設定されるθに対し、磁気テープ14の走
行速度をSPモード時よりも高くすると、異なるアジマ
ス角の磁気ヘッドによるトラック間にガートバンドが形
成されることはいうまでもない。
以上のようにして、この実施例においても、EP用の磁
気ヘッドと音声ヘッドとを用いて高品位ビデオ信号の記
録ができ、また、磁気テープの走行速度を現行標準ビデ
オ信号のSPモードでの記録時と同様にしても、隣接ト
ラックからのクロストークを抑圧可能に記録することが
できる。
なお、この実施例において、音声ヘッドによって広帯域
なビデオ信号を記録再生するには、そのギャップを狭く
する必要があるが、狭ギャップ化した場合には、音声信
号を磁気テープの深層部分に記録することが困難になる
ので、これを克服するために、音声ヘッドには飽和磁束
密度の大きいメタル系の材料を用いる。このようにして
、EP用の磁気ヘッドと音声用の狭ギヤツプメタルヘッ
ドにより、夫々の磁気ヘッドの取り付は高さを切り換え
ることなく、高品位ビデオ信号の2チャンネル分割記録
が実現できる。
また、第8図での8や音声ヘッド45a、45bの取付
高さは上記に限定されるものではなく、音声ヘッド45
a、45bの取付は高さをバイモルフで調整可能とし、
これらの取付は高さを変更することにより、第9図に示
したトラックパターンを形成することもできる。
以上説明した各実施例では、現行規格VTRとしてVH
3規格のVTRを例にあげ説明したが、回転シリンダ上
に複数組の磁気ヘッドを有する他の現行規格VTRであ
ってもよく、VH3規格VTRに限るものではない。ま
た、高品位テレビ信号を記録再生する場合、2チャンネ
ルに分割する方法を例として説明したが、3チャンネル
以上に分割し、現行規格VTRの複数組の磁気ヘッドを
用いて記録再生するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数組の磁気ヘ
ッドにより、現行規格ビデオ信号と高品位ビデオ信号と
の記録再生が可能となり、高品位TV方式に対応できて
、しかも現行規格の磁気録画再生装置との互換性がとれ
るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気録画再生装置の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図における各磁気ヘッドの
回転シリンダ上での取付は配置の一興体例を示す図、第
3図は第2図に示したヘッド配置による磁気テープ上の
トラックパターン例を示す図1、第4図は第1図におけ
る高品位ビデオ信号のチャンネル分割方法の一具体例を
示す図、第5図は第1図における各磁気ヘッドの回転シ
リンダ上での取付は配置の他の具体例を示す図、第6図
は第5図に示したヘッド配置による磁気テープ上のトラ
ックパターンの一例を示す図、第7図は本発明による磁
気録画再生装置の他の実施例を示すブロック図、第8図
は第7図における各磁気ヘッドの回転シリンダ上での取
付は配置の一具体例を示す図、第9図は第8図に示した
ヘッド配置による磁気テーブル上のトラックパターンの
一例を示す図である。 ■・・・・・・・・・現行標準ビデオ信号の入力端子、
5〜7・・・・・・・・・スイッチ回路、8・・・・・
・・・・高品位ビデオ信号の入力端子、9・・・・・・
・・・チャンネル分割回路、12・・・・・・・・・S
Pモード用の記録ヘッド、13・・・・・・・・・EP
モード用の記録ヘッド、14・・・・・・・・・磁気テ
ープ、15・・・・・・・・・SPモード用の再生ヘッ
ド、16・・・・・・・・・BPモード用の再生ヘッド
、17〜19・・・・・・・・・スイッチ回路、23・
・・・・・・・・現行標準ビデオ信号の出力端子、26
・・・・・・・・・チャンネル合成回路、27・・・・
・・・・・高品位ビデオ信号の入力端子、35・・・・
・・・・・音声信号の入力、端子、37.38・・・・
・・・・・スイッチ回路、39・・・・・・・・・音声
記録ヘッド、40・・・・・・・・・音声再生ヘッド、
41.42・・・・・・・・・スイッチ回路、44・・
・・・・・・・音声信号の出力端子。 第 図 (b) 第 4 図 (a) (b) 第 図 第 図 1ム 第 図 (a) 第 図 45a 45b 145よ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転シリンダ上に、180゜対向して配置される2
    個の磁気ヘッドをヘッド対として、複数組のヘッド対を
    有する磁気録画再生装置において、該複数組のヘッド対
    のうちの一部のヘッド対もしくは全てのヘッド対を記録
    、再生ヘッドとし、標準テレビジョン方式のビデオ信号
    を記録し再生するための手段と、 該複数組のヘッド対のうち、該標準テレビジョン方式の
    ビデオ信号の記録、再生に用いられる該ヘッド対を含む
    少なくとも2組のヘッド対を記録、再生ヘッドとし、高
    品位テレビジョン方式のビデオ信号をチャンネル分割し
    て記録し再生するための手段、 とを備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。 2、請求項1において、 前記標準テレビジョン方式のビデオ信号を記録再生する
    前記ヘッド対を第1、第2のヘッド対の2組として、該
    第1のヘッド対によつて該ビデオ信号を記録再生すると
    きと該第2のヘッド対によつて該ビデオ信号記録再生す
    るときとで磁気テープの走行速度を異ならせ、 前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号を記録再生す
    る前記ヘッド対を該第1、第2のヘッド対として、該ビ
    デオ信号を2チャンネルに分割して記録再生することを
    特徴とする磁気録画再生装置。 3、請求項1または2において、 前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号を記録再生す
    る磁気ヘッドのうちの少なくとも半数の磁気ヘッドの前
    記回転シリンダでの取付け高さを、前記標準テレビジョ
    ン方式のビデオ信号の記録再生時と前記高品位テレビジ
    ョン方式のビデオ信号の記録再生時とで異ならせる手段
    を設けたことを特徴とする磁気録画再生装置。 4、回転シリンダ上に、180゜対向して配置される2
    個の磁気ヘッドをヘッド対として、複数組のヘッド対を
    有する磁気録画再生装置において、 該複数組のヘッド対のうち少なくとも1組のヘッド対を
    記録、再生ヘッドとし、標準テレビジョン方式のビデオ
    信号を記録再生するための手段と、 該複数組のヘッド対のうちの1組のヘッド対を記録、再
    生ヘッドとし、該標準テレビジョン方式のビデオ信号の
    記録、再生に際して音声信号を磁気テープに深層記録し
    、再生するための手段と、 該複数組のヘッド対のうち少なくとも該音声信号を記録
    、再生するヘッド対を含む2以上の組のヘッド対を記録
    、再生ヘッドとし、高品位テレビジョン方式のビデオ信
    号をチャンネル分割して記録再生するための手段、 とを備えたことを特徴とする磁気録画再生装置。 5、請求項4において、 前記標準テレビジョン方式のビデオ信号を記録再生する
    前記ヘッド対を第1、第2のヘッド対の2組として、該
    第1のヘッド対によつて該ビデオ信号を記録再生すると
    きと該第2のヘッド対によつて該ビデオ信号を記録再生
    するときとで磁気テープの走行速度を異ならせ、 前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号を記録再生す
    る前記ヘッド対を該第1、第2のヘッド対のうちの一方
    と前記音声信号を記録再生するヘッド対として、該ビデ
    オ信号を2チャンネルに分割して記録再生することを特
    徴とする磁気録画再生装置。 6、請求項4または5において、 前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号の記録再生す
    るヘッドのうちの少なくとも半数のヘッドと残りのヘッ
    ドとの前記回転シリンダでの取付け高さを異ならせたこ
    とを特徴とする磁気録画再生装置。 7、請求項1、2、3、4、5または6において、前記
    標準テレビジョン方式のビデオ信号をFM変調した輝度
    信号と低域変換された色信号の混合信号として記録する
    ことを特徴とする磁気録画再生装置。 8、請求項1、2、3、4、5、6または7において、 前記標準テレビジョン方式のビデオ信号の記録再生時と
    前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号の記録再生時
    とでテープ走行速度を切換える手段を設けたことを特徴
    とする磁気録画再生装置。 9、請求項1、2、3、4、5、6、7または8におい
    て、 前記標準テレビジョン方式のビデオ信号の記録再生時と
    前記高品位テレビジョン方式のビデオ信号の記録再生時
    とで前記回転シリンダの回転速度を切換える手段を設け
    たことを特徴とする磁気録画再生装置。
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