JPH03156343A - 引張試験機 - Google Patents

引張試験機

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JPH03156343A
JPH03156343A JP29640489A JP29640489A JPH03156343A JP H03156343 A JPH03156343 A JP H03156343A JP 29640489 A JP29640489 A JP 29640489A JP 29640489 A JP29640489 A JP 29640489A JP H03156343 A JPH03156343 A JP H03156343A
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JP29640489A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Tomiyama
冨山 元行
Yoshinori Isshiki
一色 義則
Katsuya Mikurino
三栗野 克哉
Ichirou Isoji
小磯時 一郎
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Toray Industries Inc
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Industries Inc
Toray Engineering Co Ltd
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は引張試験機に関する。
[従来の技術] 従来の引張試験機(横型)を第3図に示し、以下に説明
する。
線状の試料m(例えばエポキシ樹脂で硬化した炭素繊維
)の両端をチャック41a、41bで把持し、モータ4
2の駆動によりギアボックス43を介して一方のチャッ
ク41aに対して他方のチャック41bから遠ざかる方
向の力を与え、試料mに引張応力を負荷する。
そして、チャック41bと固定部44との間に設けたロ
ードセル45によって引張応力を、また、チャック41
aと一体の可動片46の変位を検出するストレインゲー
ジ47によって試料mの伸び量をそれぞれリアルタイム
で検出し、各検出信号をX−Yレコーダに出力してスト
レス−ストレインカーブを描かせると同時に、コンピュ
ータとその周辺機器よりなるデータ処理装置48にロー
ドセル45からの荷重信号およびストレインゲージ47
からの伸び量信号を出力し、所定の計算式により材料の
物性を計算させ、出力装置(データ処理装置の一部)に
出力させる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、試料の強度が年々高められている現状におい
て、高強度の試料について所定の降伏試験または破壊試
験を行うためには、試料に負荷する引張応力を大きくす
る必要がある。
しかし、引張応力が大きくなるほど、チャック41a、
41bと試料mとの間の滑りも大きくなり、その滑り壷
が実際の伸び量に加算されて見掛け上の伸び量が検出さ
れるため、検出伸び世の誤差も増大する。
すなわち、第4図に示すように、滑りがない正常なスト
レス−ストレインカーブを実線で示した八とすると、滑
りが生じた場合のストレス−ストレインカーブは破線で
示したBのようになり、大きな誤差を生じる。
滑りのために誤差が生じる原因を究明すると、試料mの
伸び量を、チャック41a (可動片46)の変位量検
出という間接的な方式によって検出していた点にあるこ
とが判明した。
このチャックと試料間の滑りの影響を受けない伸び量測
定方法として、第5図に示すように、試料mの中間部を
一定の距離を隔てて2箇所クリツプ52で挟み、両クリ
ップ間の伸びを測定することによって、試t’l mの
伸び量を直接的に検出するクリップ型伸び計51が考え
られている。
52はクリップ部、53はクリップ部52から延びた可
動アーム部、54は検出器本体である。クリップ型伸び
計51は、試料mにぶら下がっている状態となる。
この直接検出方式によると、試料mとチャンク41a、
41bとの間で滑りが生じても、また、その滑り量のい
かんにかかわらず、その滑り量は、クリップ型伸び計5
1による検出伸び量に入ってくることがないため、誤差
を生しることなく伸び量を正確に検出することができる
ところが、破壊試験の際に、試料mが両りリップ部52
間で破断すると(×印参照)、両クリップ部52の瞬間
的な離間のために検出器本体54に過剰な応力がかかっ
たり、クリップ型伸び計51が試料mから離脱して飛び
、床面に落下し衝撃を受けたりするために検出器本体5
4が破損されてしまうという問題があった。
これは、言い換えると、降伏試験はできても、破壊試験
はできないということである。
また、試料mに対するクリップ型伸び計51の装脱着は
人手で行うもので、その作業に手間がかかるため、作業
性が悪いという問題もあった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するものであ
って、伸び量検出の精度が高く、しかも、伸び計の破1
員を招くことなく破壊試験が行える引張試験機を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような問題点を解決するために次のよう
な手段を採用するものである。
すなわち、本発明の引張試験機は、 各々が固定支点まわりに揺動自在に支持された一対の可
動アームと、 各可動アームに個別的に取り付けられ、両端がチャンク
によって把持される試料の中間部分をクランプする一対
のクランプ機構と、 前記一対の可動アーム間に掛け渡され、試料の伸びに追
従した各可動アームの揺動に伴う両可動アーム間の距離
の変動に応じて試料の伸び量に比例した電気量を出力す
る伸び検出器 とを備えたことを特徴とするものである。
[作用] 本発明の構成による作用は、次のとおりである。
チャックの引っ張りにより試料が伸びることに伴って、
試料の中間部分をクランプしている各クランプ機構を取
り付けた各可動アームが、試料の伸びの状態に応じて各
固定支点まわりに揺動する。
そして、各可動アームの揺動に伴う両可動アーム間の距
離の変動に応じて、両可動アーム間に掛け渡された伸び
検出器が試料の伸び量に比例した電気量を出力する。
試料の中間部分をクランプして試料の伸びを直接的に検
出する方式であるから、伸び量の検出において、チャッ
クと試料との間に生じる滑りの影響を受けることがない
そして、伸び検出器を掛け渡している両可動アームが固
定支点によって支持され、あるいはクランパが解除され
るので、破壊試験において試料が両クランプ機構の間で
破断しても、伸び検出器が飛んで床面上に落下するとい
うことがない。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は本発明の実施例に係る引張試験機(横型)の斜
視図、第2図は要部の一部破断の平面図である。
ベースlに固定された門形枠2に、コ字状の吊り仮3を
介して支点取付台4が取り付けられている。支点取付台
4の両端に、縦方向のシャフト。
ヘアリング等からなる固定支点5a、5bが構成され、
各固定支点5a、5bまわりに一対の可動アーム6a、
6bが揺動自在に支持されている。
両可動アーム6a、6bは、支点取付台4に対してほぼ
直角で、かつ、互いにほぼ平行に延出されている。
7aは引張駆動側のチャック、7bは固定側のチャンク
を指し、これら両チャック7a、7bによって両端が把
持される例えばエポキシ樹脂で硬化した炭素繊維等の試
料mに対して、前記の可動アーム6a、6bがほぼ直角
な姿勢となっている。
なお、第3図に示した従来例と同様に、引張駆動側チャ
ック7aは、モータ(図示せず)によりギアボックス(
図示せず)を介して引っ張られるように構成され、固定
側チャック7bと固定部との間にはロードセル(図示せ
ず)が介在されている。
各可動アーム6a、6bの遊端側には、試料mの中間部
分をクランプする一対のクランプ機構8a、8bが個別
的に取り付けられている0両クランプ機横8a、8bの
構造は同じであり、次のように構成されている。
すなわち、可動アーム6a、6bに固定されたクランプ
台9と、クランプ台9の遊端側に取り付けられたサーボ
モータlOと、サーボモータlOによって回転される送
りネジ11と、送りネジ11を螺合したナツト12(第
2図参照)を溶接したりングバネ13と、リングバネ1
3に取り付けられ、左右のベアリング14によって直線
移動するようにガイドされた移動台15と、移動台15
に取り付けられた超硬刃やセラミック刃で構成されたエ
ツジ状のクランパ16と、この移動側クランパ16に対
向した固定側のゴムや金属で構成された平板状のクラン
パ17とから構成されている。
移動側クランパ16を出退させる駆動機構としては、前
記のサーボモータlO以外に、エアシリンダであっても
よい、また、その駆動機構と移動側クランパ16との間
に介在させた緩衝バネとしては、前記のリングバネ13
以外に、コイルバネであってもよい。
可動アーム6a、クランプ機構8a、および、可動アー
ム6b、 クランプ機構8bは、それぞれ一体内に固定
支点5a、5bまわりに揺動するが、クランプ機構8a
、8bの重量のために可動アーム6a、6bが下方へた
わむのを防止するため、移動側クランパ16と固定側ク
ランパ17との接触点であるクランプ点Qa、Qbの直
下において可動アーム6a、6bの下面を支持するベア
リング18がブラケット19を介してベースlに取り付
けられている。
各可動アーム6a、6bの長さ方向の中間部において、
それぞれ縦方向のシャフト、ベアリング等からなる回転
支軸部20a、20bが構成され、回転支軸部20bの
上面から回転支軸部20a側に延出した取付板21にモ
アレ縞式の伸び検出器22が取り付けられ、試料mの伸
びを両可動アーム6a、6bの揺動を介して伸び検出器
22に伝えるためのロッド23が伸び検出器22と回転
支軸部20aとの間に設けられている。
このように両可動アーム6a、6bと、それらの間に掛
け渡された取付板21.伸び検出器22およびロッド2
3とが平行リンク機構を構成している。
すなわち、固定支点5a、5bの中心Pa、Pbを結ぶ
線と、回転支軸部20a、20bの中心Ra。
Rhを結ぶ線とが平行となっている。また、クランプ点
Qa、Qbを結ぶ線とも平行となっている。
回転支軸部20a、20bの中心Ra、Rbは、それぞ
れ固定支点5a、5bの中心Pa、Pbとクランプ点Q
a、Qbとの丁度中央位置に定められている。ずなわち
、L、=L、=1..=L、となっている。
L、  : 1.、 =L、  : L、 =I : 
Iであるから、試料mの伸び量と(クランプ点Qa、Q
b間の距離変化)に対して、伸び検出器22の検出〒は
ε/2となるから、伸び検出器22による検出量を2倍
してX−Yレコーダに出力したり、その検出量をマイク
ロコンピュータにおいて2倍するように構成しておけば
よい。
次に、原点戻し機構について説明する。可動アム6aに
おいて固定支点5aと回転支軸部20aとの間に当て板
24が固定され、この当て仮24を押圧するエアシリン
ダ25が門形枠2の支柱部分に取り付けられている。ま
た、可動アーム6aにおい°ζ回転支軸部20aとクラ
ンプ点Qaとの間に当て板26が固定されている一方、
可動アーム6bにおいて回転支軸部20bとクランプ点
Qbとの間にブラケフト27が固定され、このブラケッ
ト27から当て板26に向けてストッパロッド28が突
設されている。さらに、可動アーム6bの近傍で可動ア
ーム6aとは反対側の位置において、可動アーム6bを
受は止めるストッパ板29がベース1に固定されている
チャック7a、7bによって把持され直線状になってい
る試料mに対して、クランプ点Qa、Qbを合わせるた
めに、ベース1に長孔30が形成され、長孔30を通し
たボルト(図示せず)によってベースlを固定する基盤
(図示せず)に対して、ベース1の位置を調整できるよ
うに構成しである。
また、試料mの太さによってもクランプ点Qa。
Qbを変える必要があるため、クランプ17はクランプ
台の畏軸方向に可動であり、任意の点で固定できる構造
になっている。
動産 次に、この実施例に係る横型引張試験機の動作を説明す
る。
■ 試料mの両端をチャンク7a、7bにセントする(
チャンクフェースに置く)、このとき、両りランプ機横
8a、8bにおいて開いている移動側クランパ】6と固
定側クランパ17との間に試料mの中間部分が入るよう
にする。また、試料mの線径に合わせて、サーボモータ
IOの回転数を設定する。
■ 起動スイッチ(図示せず)をONすると、チャック
7a、7bによる試料mの把持が行われる。
■ 次いで、原点戻し機構におけるエアシリンダ25が
伸長駆動され、そのピストンロッドによって当て板24
が押され、可動アーム6aがクランプ機構8aと一体と
なって固定支点5aまわりに時計方向に揺動される。す
ると、当て板26がストッパロッド28の先端に当接し
、引き続いてのピストンロッドの突出により可動アーム
6bがクランプaflbと一体となって固定支点5bま
わりに時計方向に揺動され、ストッパ板29に可動アー
ム6bが受は止められて停止する。これが、クランプ機
構8a、8bによって試料mの中間部分をクランプする
ための原点位置である。
■ 原点戻しが終了すると、クランプ機構8a。
8bにおける各サーボモータ10が駆動されて各移動側
クランパI6が各固定側クランパ17に向けて突出移動
され、2組のクランパ16.17で試料mの中間部分が
クランプされる。サーボモータlOは、設定回転数だけ
回転して停止し、クランプが完了する。
すなわち、サーボモータIOの駆動による送りネジ11
の回転によって、送りネジ11を螺合しているナツト1
2を溶接したリングバネ13が押され、これとともに移
動台15.移動側クランパ16が押し出される。
このとき、リングバネ13の緩衝作用によって、クラン
プ開始時に試料mをゆっくりと押さえるため試料mに衝
撃を与えることがなく、試料mの破を貝を防止する。ま
た、その緩衝作用によって試料mの線径の変化にかかわ
らず一定の圧力でクランプすることができる。
さらに、移動台I5がベアリング14によって直線移動
するように規制されているから、各移動側クランパI6
の横ずれがなく、したがって、クランプ点Qa、Qb間
の距離は常に一定となる。
■ クランプが終了すると、原点戻し機構におけるエア
シリンダ25が収縮される。
■ 次いで、従来例と同様に、モータ(図示せず)の駆
動によってギアボックス(図示せず)を介して引張駆動
側チャック7aが固定側チャック7bから遠ざかるよう
に駆動され、試料mに引張応力が負荷される。
このときの引張応力は従来例と同様にロードセル(図示
せず)によって検出され、伸び量は伸び検出器22によ
って検出され、それぞれの検出信号がX−Yレコーダに
出力されてストレス−ストレインカーブが描かれるとと
もに、マイクロコンピュータのメモリに記憶される。
この引張り動作を詳しく説明すると、次のとおりである
引張駆動側チャック7aの移動に伴う試料mの伸びによ
って、試料mの中間部分をクランプしている可動アーム
6a、6bが固定支点5a、5bまわりに反時計方向に
揺動する。
この場合、試料mが破断するに至るまでの伸び量はわず
かであるため(クランプ点Qa、Qb間の距#150m
mに対して、最大伸び量は5mm程度)、クランプ点Q
a、Qbの移動は、実質的に試f4mに沿った直線移動
となる。また、試料mの直線姿勢もほとんど変化しない
とみなすことができる。
さらに、可動アーム6a、6bがベアリング】8によっ
て下から支持されて水平に揺動するから、下方たわみが
なく、そのようなたわみに起因した無用な応力を試FJ
mに与えることはない。
試F1mの伸びに伴う可動アーム6a、6bの揺動量は
、固定側チャック7bから遠い可動アーム6aの方が、
可動アーム6bに比べて大きくなり、その差分が1/2
に減少して伸び検出器22に作用する。
換言すれば、クランプ点Qaの変位量をΔXa、クラン
プ点Qbの変位量をΔxbとすると、ΔXa〉Δxbで
あり、その差分が試料mの伸び量ε(−ΔXa−Δxb
)であるが、 (Ll +Lり:Ll =ll (Lx + LA ) : Ls =2 :1であるこ
とから、回転支軸部20a、20bの中心Ra  Rb
間の距離の変化はε/2となって、これが取付板21.
ロッド23を介して伸び検出器22に与えられ検出され
る。
伸び検出器22の取付[21およびロッド23は、それ
ぞれ回転支軸部20a、20bを・介して可動アーム6
a、6bに取り付けられていて、可動アーム6a、6b
の揺動時に回転支軸部20a、20bがその中心Ra、
Rbまわりに回動するから、伸び検出器22とロッド2
3との間でこじれはなく、伸び検出器22の破損や検出
誤差の発生はない。
また、可動アーム6a、6bをベアリング18で支持し
ていることによって、試料mの伸びに応じた可動アーム
6a、6bの追従揺動が滑らかなものとなり、伸び検出
器22による伸び量検出が正確に行われる。
なお、クランプ点Qaの変位量ΔXaがクランプ点Qb
の変位量Δxbよりも大きいので、引張開始時にストッ
パロッド28が当て板26に当接していても、伸びに伴
って当て板26がストッパロッド28から離れるため、
伸び量検出上なんら支障はない。
伸び検出器22による検出量ε/2は2倍されてX−Y
レコーダに出力される。そして、X−Yレコーダは、そ
の伸び量εと、ロードセルによって検出された引張応力
σに基づいて、ストレス−ストレインカーブを描く、ま
た、伸び量εと引張応力σは、マイクロコンピュータの
メモリに記憶される。
以上のように、試料mの中間部分をクランプ機構8a、
8bによってクランプし、そのクランプ点Qa、Qb間
の距離変化である伸び量εを伸び検出器22によって直
接的に検出するものであるから、換言すれば、従来例の
ように引張駆動側チャック7aの移動量検出に基づいて
間接的に伸び量を検出するのではないから、試料mが高
強度で引張応力σが大きいためにチャック7a、7bに
よる把持箇所で試料mの滑りが生しても、その滑りの影
響を受けることなく、伸び量εを正確に検出でき、した
がって、ストレス−ストレインカーブを正値に描くこと
ができる。
引張動作が進むと下記のクランパ解除機能が働く、試料
mの伸び盪は、マイクロコンピュータ(データ処理装置
の一部)で予め設定された設定値と比較されており、そ
の伸び量がその設定値に達したとき、データ処理装置か
らの信号で各サーボモータ10がクランプ方向とは逆方
向に回転を開始し、各クランパ16は試料mより離れる
方向に移動する。
また、荷重についても同様に予め設定された設定値と比
較され、その荷重がその設定値に達したとき、同様の動
作を行う。
また、引張動作を開始してからの時間についても、予め
設定された設定時間と比較され、引張動作を開始してか
らの時間がその設定時間に達すると同様の動作を行う。
また、引張動作中の各時点における、ある伸び量(ΔE
)に対する荷重増加!(ΔL)の割合、即ち、Δ1..
/ΔEについても、予め設定された設定値と比較され、
ΔL/ΔEがその設定値以下になった場合、同様の動作
を行う。
以上の4つの機能における設定イ直の設定は、いずれも
データ処理装置にて行い、これらの4つの機能のうち1
つの選択使用、および重複使用を可能としている。
この機能の目的は、試料破断時の衝撃がクランパ16や
伸び検出器22などに直接加わることを回避することで
あり、したがって、通常、各設定イ直は試料破断前にこ
の機能が働くように設定される。
引張りを続けると、やがて試料mは破断されるに至る。
その破断をロードセルが検出した引張応力σの象、激な
低下に基づいて判定すると、エアシリンダ25が伸長駆
動され、前述同様にして両可動アーム6a、6bを原点
に復帰させる。
破断箇所がクランプ点Qa、Qbの間であった場合、両
可動アーム6a、6bが瞬間的に離間するが、それぞれ
エアシリンダ25のピストンロッド。
ストンバ板29によって受は止められるため、あるいは
、前記のクランパ解除機能を作動させることにより、伸
び検出器22に過剰な応力がかかることを防止できる。
また、伸び検出器22は、固定支点5a、5bに支持さ
れた可動アーム6a、6b間に掛け渡されているから、
クランプ点Qa、Qb間で破断したとしても、従来のク
リップ型伸び計51のように床面に落下するということ
がなく、安全に使用することができる。
また、従来、試料mに対して人手によりクリップ型伸び
計51を装着していたために試料1本当たりの測定時間
が1〜2分もかかっていたところを、本實施例では5〜
10秒に短縮することができ、測定能率を大きく向上さ
せることができた。
なお、上記実施例では、伸び検出器22の取り付は位置
を、L、: La =Ls  : L4=1 : 1の
箇所に設定したが、任意の数をm、nとして、L。
: Ll = Lx  : La =m : nの箇所
に伸び検出器22を取り付けてもよい、この場合、伸び
検出器22は、伸び量εをm・ε/(m+n)で検出す
ることになる。
なお、この装置は横型、即ち、チャック7aの引張方向
を含む面が、水平面に対し30“以内の傾き、好ましく
は水平とした構造にすることが望ましい。
[発明の効果] 本発明の横型引張試験機は、試料の中間部分をクランプ
する各クランプ機構が、固定支点によって支持された可
動アームに取り付けられ、両可動アーム間に伸び検出器
が掛け渡されているから、以下のような効果を奏するこ
とができる。
すなわち、試料の伸びを直接的に検出するから、試料が
高強度のため負荷する引張応力が大きくチャックと試料
との間の滑りが生じても、その滑りの影響を受けること
なく、伸び量を正確に検出することができる。したがっ
て、また、ストレスストレインカーブを正確に描(こと
ができる。
そして、試料が両クランプ機構の間で破断しても、各ク
ランプ機構を取り付けている各可動アームが固定支点に
よって支持されているから、両可動アーム間に掛け渡さ
れた伸び検出器が落下するということがなく、また、破
断前のクランパ解除動作により破断時の衝撃がクランパ
、伸び検出器を含む伸び測定機構全体に伝達することを
回避できるため、伸び検出器の破tiを招くことなく破
壊試験を行うことができる。
なお、実施例のように、各クランプ機構を、クランパと
その出退移動用の駆動機構との間に緩衝バネを介在した
構成とした場合には、!1街バネの作用によって、クラ
ンプ初期に試料に衝撃を与えることがなく、また、試料
線径の変化にかかわらず一定の圧力でクランプすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る引張試験機の斜視図、
第2図はそれの要部の一部破断の平面図である。第3図
°は従来の引張試験機の概略構成図、第4図はストレス
−ストレインカーブを示すグラフ、第5図はクリップ型
伸び計の使用状態の説明図である。 5a。 6a。 7a。 8a。 m・・・試料 5b・・・可動アームの固定支点 6b・・・可動アーム 7b・・・チャック 8b・・・クランプ機構 10・・・移動側クランパ出退用駆動機構としてのサー
ボモータ 13・・・II衝バネとしてのりングバネ16・・・移
動側クランパ 17・・・固定側クランパ 22・・・伸び検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々が固定支点まわりに揺動自在に支持された一
    対の可動アームと、 各可動アームに個別的に取り付けられ、両端がチャック
    によって把持される試料の中間部分をクランプする一対
    のクランプ機構と、 前記一対の可動アーム間に掛け渡され、試料の伸びに追
    従した各可動アームの揺動に伴う両可動アーム間の距離
    の変動に応じて試料の伸び量に比例した電気量を出力す
    る伸び検出器 とを備えたことを特徴とする引張試験機。
  2. (2)請求項(1)において、各クランプ機構が、クラ
    ンパと、クランパを出退移動させる駆動機構と、クラン
    パ・駆動機構間に介在された緩衝バネとを備えている引
    張試験機。
JP29640489A 1989-11-14 1989-11-14 引張試験機 Pending JPH03156343A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100726982B1 (ko) * 2005-03-08 2007-06-14 대경테크 주식회사 인장시험기용 신장계 측정장치

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