JPH03155696A - 電力変換装置及びその平滑コンデンサ取付装置 - Google Patents

電力変換装置及びその平滑コンデンサ取付装置

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JPH03155696A
JPH03155696A JP2156140A JP15614090A JPH03155696A JP H03155696 A JPH03155696 A JP H03155696A JP 2156140 A JP2156140 A JP 2156140A JP 15614090 A JP15614090 A JP 15614090A JP H03155696 A JPH03155696 A JP H03155696A
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JP
Japan
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plate
smoothing capacitor
mounting
heat receiving
cooling fan
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JP2156140A
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Yoshihisa Hatosaki
鳩崎 芳久
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Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、フィンを備える冷却体の受熱板にトランジ
スタ及び整流器を固定した主回路装置と、この主回路装
置に接続される平滑コンデンサと、この平滑コンデンサ
と前記主回路装置のフィンとを冷却する冷却ファンと、
プリント基板と、全体を収納する箱体等からなる電力変
換装置の冷却と配置と保守性に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来例の縦断面図であって第6図の■−■断面
を示し、第6図は第5図のV[−V[断面図であり、第
7図は従来例と実施例とに使用される取付具材の平滑コ
ンデンサの斜視図である。
図において、3相ブリツジを構成するトランジスタ1と
同じく3相ブリツジを構成するダイオード等の整流器2
と平滑コンデンサ3とは数種類のバー4で接続されて公
知のインバータ回路を形成する。
箱体5は背面板5as前面板5b、両側の側板50%上
フレーム5d及び下フレーム5eとからなり、前面板5
dは保守点検のために開閉可能になっており、他の部材
は相互にねじ5g等で固定されている。
トランジスタ1と整流器2とは受熱板6aとフィン6b
とからなる冷却体6の受熱板6aに固定されて主回路装
置7を構成し、この受熱板6aの上端と下端とが前記箱
体5の上フレーム5dと下フレーム5eに固定される。
かくして上フレーム5d、下フレーム5e及び受熱板6
aとで箱体5は背面側と前面側とに仕切られ、背面側に
通風路8が形成される。
前面側の通風路8において、冷却ファン9は背面板5a
と下フレーム5eとの間に設けたフランジ5fに着脱自
在にフランジ取付けされる。その風上側(下方)には複
数の前記平滑コンデンサ3が取付具10とねじ10aを
介して下フレーム5eに着脱自在に取付けられ、端子が
下フレーム5eを貫通してバー4で接続される。
上フレーム5d、下フレーム5e及び受熱板6aの前面
側には、前記バー4のほかに受熱板6aの上に上フレー
ム5dを介してリレー11、抵抗12a、抵抗12bが
取付けられ、制御回路のプリント基板13a1駆動回路
のプリント基板13b1端子台14が図示しない金具で
取付けられ、前面側冷却のために小さな冷却ファン15
を設ける。
前記構造の冷却は、発熱量の比較的に少ない平滑コンデ
ンサ3を冷却ファン9の吸込側(風上側)に配置し、発
熱量の比較的に大きい主回路装置7のフィン6bを吐出
側に配置する。その逆だと主回路装置7で高温になった
空気で平滑コンデンサ3を加熱してしまうからであり、
図示の配置なら平滑コンデンサ3を冷却した空気の温度
上昇は主回路装置7の冷却を悪くするほど大きくないと
いう技術的根拠に基き構成される。
また、電力変換装置の据付方法は壁面16iに取付ける
いわゆる盤内据付方法と、開口部を持つ壁面16oに取
付けて通風路を盤外に露出するいわゆる外部冷却方式と
があり、前記構造のものは両方式での据付ができる。そ
のために通風路8を前面側に集中させる構造としている
第7図に前記取付具10を備えた前記平滑コンデンサ3
の詳細を示す。端子3aを持つ筒状の平滑コンデンサ3
の外周をねじtabで締付可能な帯状部10cと軸心に
直角な面をなす長大材の耳部10dとから取付具10は
なる。帯状部10cにはストッパ10eが設けられる。
前述の下フレーム5eに取付けるには取付具10の上下
を逆にしてストッパ10eを下フレーム5eに当接させ
て前述のねじteaで固定する。その際、取付具に対す
る端子3aの高さHや、端子に対する耳部10dの角度
θを調整する。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記の従来の技術においては次の問題点がある。
(a)平滑コンデンサと冷却ファンを除く他の部品は前
面板を開けて保守、点検、部品交換が行いやすいが、比
較的に寿命の短い平滑コンデンサと冷却ファンを交換す
るには、箱体ごと電力変換装置を据付の壁面から外して
背面側から行なわなければならない。その場合でも、取
付部分が下フレームの裏面で奥の方であり、保守性が悪
い。
(b)それほど冷却しなくてもよい平滑コンデンサが通
風路の風上にあるので通風抵抗を減らすために平滑コン
デンサ相互間に大きな隙間を要して箱体が大きくなる。
(C)バーについて見れば、主回路装置と平滑コンデン
サの間に冷却ファンがあるだけその回路のバーが不必要
に長(なる。
この発明の目的は、比較的に寿命の短い平滑コンデンサ
と冷却ファンを前面から交換できて保守性が良(、冷却
を改善して箱体やバーをより小形化し、バーの編成を簡
潔で短くできるような電力変換装置を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] この発明1の電力変換装置は、 フィンを備える冷却体の受熱板にトランジスタ及び整流
器を固定した主回路装置と、この主回路装置に接続され
る平滑コンデンサと、この平滑コンデンサと前記主回路
装置のフィンとを冷却する冷却ファンと、プリント基板
と、全体を収納する箱体とからなる電力変換装置におい
て、前記箱体の背面板と前面板との間を、前記フィンが
前記背面板に向う前記受熱板と、前記平滑コンデンサ用
の取付板と、前記冷却ファン用の支え板とで気密に仕切
り、 前記フィンを上下に向けた前記受熱板を箱体の左右一方
の側に前記取付板を他方の側に、前記支え板を箱体の上
部又は下部に配置することによって、前記受熱体の背面
側の主回路通風路と前記取付板の背面側のコンデンサ通
風路とを並列接続して前記冷却ファンを直列接続し、 前記取付板に筒状の前記平滑コンデンサを前面側から貫
通して着脱自在な取付穴と取付具とを設け、前記支え板
の一端を前記受熱板と前記取付板との前面側にねじで着
脱自在に取付けるものである。
発明2の電力変換装置の平滑コンデンサ取付装置は、 筒状の平滑コンデンサの外周を締付は可能な帯状部と、
この帯状部から張出し軸心に直角な面をなす複数の耳部
とからなる取付具を介して、前記複数の平滑コンデンサ
を通風路に貫通させて着脱可能に取付ける電力変換装置
の平滑コンデンサ取付装置において、 前記複数の平滑コンデンサを前記取付具を介して共通の
コモンベッドに取付け、このコモンベッドを前記通風路
の壁面に取付けるものである。
発明3の電力変換装置の平滑コンデンサ取付装置は、発
明2において、 前記コモンベッドに前記複数の平滑コンデンサを一列に
配列し、前記コモンベッドの両側の座板の一方は前記取
付具の前記耳部の当接面と、この当接面に設けためねじ
とを備え、前記座板の他方は前記一方の座板を前記当接
面内で180度回転した形状をなすものである。
なお、発明2及び3は従来例にも採用できる。
〔作用〕
発明1において、平滑コンデンサを交換する時にはそれ
自身のバーの取外しはやむを得ないが、前面側から取付
具を緩めて取付板から容易に着脱でき、1個ごとの交換
もできる。
冷却ファンを取付けた支え板の一端は受熱板と取付板の
前面側にねじで取付けられているので支え板ごと冷却フ
ァンを前面側から容易に取外せる。
この位置に例えば端子台等の他の部品があればこれを外
すことはやむを得ない。
箱体の一方の側に配置した受熱板は側板の一部と背面板
の一部と中央寄りのフィンとで主回路装置を冷却する角
筒状の主回路通風路を構成してその中にフィンを通風方
向に並べ持つ、また箱体の他方の側に配置した取付板は
倒板の一部と前面板の一部と前記中央寄りのフィンとで
角筒状のコンデンサ通風路を構成してその中に複数の平
滑コンデンサを通風方向に並べ持つ。
前記主回路通風路と前記コンデンサ通風路とは流体的に
並列接続されることになる。そしてこの並列通風路に冷
却ファンが直列に接続されるので、主回路通風路の冷却
風とコンデンサ通風路の冷却風は分流されて相互の温度
が影響し合うことがなく、通風量も適正配分することが
容易である。したがって主回路装置と平滑コンデンサと
の冷却設計を適正に行うことができて理想的な冷却を実
現できる。
平滑コンデンサは主回路装置の通風の空気抵抗ではなく
なるので、比較的温度上昇の低い平滑コンデンサはコン
デンサ通風路に相互に密接させて配置できるから平滑コ
ンデンサのためのスペースが小さ(なり箱体全体が小さ
くなる。
冷却ファンの上にはもはやバーがなく、平滑コンデンサ
と主回路装置とは隣接し、これらを接続するバーは最短
となるので、リアクタンスが減小してトランジスタのス
イッチング特性が向上する。
一般には、冷却ファンと端金とは箱体の下部に設置する
のが望ましいが、端子台の下に従来例のようなバーが存
在しないので端子台とバーとの絶縁距離を確保する制限
から自由になり小形化に連がる。
冷却ファンの風上に平滑コンデンサがなく直接に冷却体
のフィンに通風するので、平滑コンデンサの分だけフィ
ンの上下の長さが大きくとれてフィンが冷却設計上好ま
しくなる。もっとも冷却フィンの側方に平滑コンデンサ
を例えば−列に配置するだけ箱体の左右の幅が大きくな
るが、前述したように密接して並べるのでこの幅の増加
分はフィンを長くするわずかな代償であり、結果的には
箱体の背面面積(据付面積)を小形化する。
発明2において、平滑コンデンサそのものが端子のみを
付属して、別に帯状部と耳部とからなる取付具を必要と
するものであっても、コモンベッドごと全平滑コンデン
サを電力変換装置から取り外し、コモンベッド上で平滑
コンデンサを交換して新しいものを固定し、再びコモン
ベッドを電力変換装置の通風路の壁面に取り付けること
ができる。したがって平滑コンデンサの交換はバーの着
脱だけであって電力変換装置の他の部品に煩わされるこ
とがなく容易にできる。特に、新しいものを固定する時
、取付具に対する端子の高さHや、円筒状コンデンサの
場合の端子に対する耳部の角度θの調整は単独なコモン
ベッドの上で作業ができて容易である。
発明3においては発明2の作用に加えて、同一の座板を
180度回転して使用できるからプレス等の型が少なく
てすむ。ここでは取付具の一対の耳部は軸心に対して1
80度の位置にある必要があるが、2対以上あってもよ
い。
この発明3は前記従来例にも適用できると説明したが、
主回路装置を固定した受熱板の左右の一方の側に平滑コ
ンデンサの取付板が配置されている発明1のものに適用
する時には、−列に配列されている平滑コンデンサの並
列接続バーは平滑コンデンサに固定したまま、直流中間
バーのみを取り外し、全平滑コンデンサを取り付けたコ
モンベッドを通風路に着脱できる。したがって作業が更
に容易になる。特に、新しい平滑コンデンサを単独なコ
モンベッドの上に固定する時、高さ)1や、角度θの調
整は並列接続バーを取付け、これをジグにして作業がで
きて容易である。
〔実施例〕
第1図は実施例1の縦断面図であって第2図の1−1断
面を示し、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は実
施例2の展開斜視図、第4図は第3図の透視前面図、第
8図は実施例3の縦断面図であって平滑コンデンサの近
辺を示し、第9図は第8図のIX−IX断面図、第10
図は第8図のコモンベッドの斜視図である。従来例及び
各図と同一符号を付けるものはおよそ同一機能を持ち、
以下では説明を省くこともある。
第1図及び第2図において、トランジスタ1と整流器2
と平滑コンデンサ3からなるインバータ回路は従来例と
異る図示のように複数種類のバー24で接続される。
箱体25は背面板25a、前面板25b、及び両側の側
板25cとからなり、開閉可能な前面板を除き相互にね
じ等で固定される。従来例の上フレーム5d、下フレー
ム5eに相当する部材を持たない。
トランジスタ1と整流器2とは受熱板6aとフィン6b
とからなる冷却体6に固定されて構成される主回路装置
7は箱体25の一方の側、図では前面から見て左側に配
置される。また平滑コンデンサ3を取付けるための取付
板21は箱体25の他方の側に配置される。主回路装置
7と取付板21は箱体25に上フレーム25dや他の図
示しない小物部材で固定される。小物部材とは例えばフ
ィン6bの中央寄にフィンと平行に上下に向う板で受熱
板6aを支えたり、図示のフィン6bの先端と背面板2
5aとの隙間をな(して直接に当接させてロングボルト
で受熱板6aと背面板25aとを固定したりしてもよい
。また図示のように受熱板6aの右側に取付板21の左
側を載せてねじで画定する代りに、取付板21の左側を
折り曲げて受熱板6aの右側に当接させてねじ締めして
もよい。
かくして、受熱板6aの背面側には主回路通風路22が
、取付vi21の背面側にはコンデンサ通風路23が相
互に並列に設けられる。
受熱板6aの下端と取付板21の下端を水平線上にほぼ
一致させ、風胴を形成するように適宜に折り曲げた支え
板31の上端部を受熱板6aと取付板21の下端の前面
側に載せてねじ31aで固定する。支え板31の下端部
は背面板25aの一部であって通風孔を設けた折り曲げ
部25eにねじ31bで固定される。もっとも支え板3
1に折り曲げ部25eに相当するものを一体形成して背
面板25aにねじで固定してもよい。
支え板31には冷却ファン9が取付けられ、前記ねじ3
1a、31bを外すと冷却ファンごと支え板31が前面
側から取り外せる。その際端子台14をねじ31bで折
り曲げ部25eに共線めしてもよい。
興味ある構造として、主回路装置7と端子台14との間
にもはや平滑コンデンサがないので出力導体はバーでな
く、被覆可撓電線が使用される。
かくして、前記並列接続される主回路通風路22とコン
デンサ通風路23とに冷却ファン9が直列接続され、受
熱板6a、取付Vi、21及び支え片31とで箱体の背
面側と前面側との間は気密に仕切られる。
筒状の平滑コンデンサ3は前記取付板21に設けた穴を
前面側から貫通してコンデンサ通風路23の冷却風に曝
され、取付具10とねじlOaとで前面側から着脱自在
とされて、バー24でトランジスタ1や整流器2に接続
される。
通風路の前面側にはリレー11、細長い抵抗12c、制
御回路と駆動回路を一体化したプリント基板13c、小
形な冷却ファン15が設けられる。盤内据付方法には壁
面16iに金具16aで、外部冷却方式には関口部を持
つ壁面160に金具16bで据え付けるが両金具は共用
にできる。
実施例2を示す第3図及び第4図においては、平滑コン
デンサ3を着脱自在に取付ける取付板21aは支え板3
1aの右側に達する点が実施例1と異るが、主回路通風
路、コンデンサ通風路が並列接続されて冷却ファン9に
直列接続される点や、平滑コンデンサ3や支え板31a
が前面から着脱できるような構造の点では同一である。
実施例1及び2は、冷却ファンを箱体の上部に配置して
もよく、通風方向を上方に又は下方にしたりしてもよい
なお従来例のものを実施例1のように、平滑コンデンサ
3を前面側から着脱できるように変えることまではでき
るが、その他のこの実施例1の利点は採用しにくい。
第8図、第9図及び第10図に示す実施例3は、前記実
施例1及び2における平滑コンデンサ3の交換を更に行
いやす(するものであるが、従来例にも通用できる。
第8図及び第9図において、背面板25a、前面板25
b及び両側の側板25cからなる箱体25を背面側のコ
ンデンサ通風路23と前面側とに仕切る取付板21に、
平滑コンデンサ3はコモンベッド41を介して取付けら
れる。ねじ42で取付板21に取付けられるコモンベッ
ド41に各平滑コンデンサ3の取付具10はねじ10a
で取付けられる。各平滑コンデンサ3は並列接続バー2
4aで並列接続され、直流中間バー241〕で第2図に
示すトランジスタ1等に接続される。
この構造によればコモンベッド41ごと全平滑コンデン
サ3を電力変換装置から取り外し、コモンベッド上で平
滑コンデンサを交換して新しいものを固定し、再びコモ
ンベッドを電力変換装置の通風路の壁面に取り付けるこ
とができる。したがって平滑コンデンサ3の交換はバー
24 a、  24bの着脱だけであって電力変換装置
の他の部品に煩わされることがな(容易にできる。特に
、新しいものを固定する時、第7図に示す取付具10に
対する端子3aの高さHや、円筒状コンデンサの場合の
端子に対する耳部10dの角度θの調整は単独なコモン
ベッドの上で作業ができて容易である。
第10図にコモンベッド41の詳細が示され、コモンベ
ッド41は左右の座板43aと43b及び上下の座板4
4aと44bからなり、相互にねじ45で連合される。
図は一列6個の平滑コンデンサのうち上下各1のものを
取付ける部分が示され、上方ではねじ穴46aと46b
とに、下方でもねじ穴46bと46aとに第7図の取付
具10の耳部10dが当接して第8図及び第9図で示す
ねじ10aで着脱自在に取付けられる。穴47はコモン
ベッド41を取付板21にねじ42で取付けるためのも
のであり、上下の座板44a、44bには更に取手48
が設けられる。
特徴的な構造として、左側の座板46aを180度回転
させると右側の座板43bになることである。上下の座
板44a、44bも同様であり、上下用と左右用の各1
のプレス型で形成するとよい。
この実施例3は前記従来例にも適用できると説明したが
、主回路装置を固定した受熱板6aの左右の一方の側に
平滑コンデンサ3の取付板が配置されている実施例1の
ものに適用する時には、−列に配列されている平滑コン
デンサ3の並列接続バー24aは平滑コンデンサに固定
したまま、直流中間バー24bのみを取り外し、全平滑
コンデンサを取り付けたコモンベンド41を通風路23
に着脱できる。したがって作業が更に容易になる。
特に、新しい平滑コンデンサを単独なコモンベッドの上
に固定する時、高さHや、角度θの調整は並列接続バー
24aを取付け、これをジグにして作業ができて容易で
ある。
〔発明の効果〕
この発明1の電力変換装置は、 トランジスタと整流器を取付けた冷却体のフィン側の主
回路通風路と平滑コンデンサを収納するコンデンサ通風
路とを並列接続して冷却ファンを直列接続し、この冷却
ファンを取付けるダクトを兼ねる支え板と平滑コンデン
サとを前面から着脱可能にしたので、比較的寿命の短い
冷却ファンと平滑コンデンサを前面から保守、点検、交
換できるという効果がある。
冷却の面では、冷却体がフィンの方向に細長(なって流
体抵抗が減少し、伝熱面が長くなって冷却が向上し、し
かも冷却ファンの風上に平滑コンデンサが流体抵抗とし
て存在しなくなって主回路装置の冷却が確実になり、同
一理由で平滑コンデンサを密接して配置してよいことに
なり箱体が小形になるという効果があり、かつ流体負荷
が直列から並列に変ることになって冷却ファンは圧力形
から流量形になって比速度が大きくなり、低騒音、小形
化されるという効果があり。
そして平滑コンデンサと主回路装置が隣接してバーが短
くなりリアクタンスが減少してトランジスタのスイッチ
ング特性が向上するという効果がある。
発明2の平滑コンデンサ取付装置は、 全平滑コンデンサをコモンベッドごと電力変換装置から
取外し、新品の平滑コンデンサの高さHや角度θをコモ
ンベッドの上で調整してから再び電力変換装置に戻せば
よいのでHやθの調整が容易であるという効果がある。
発明3の平滑コンデンサ取付装置は、更に、平滑コンデ
ンサを一列に配列させ、コモンベッドの左右の座仮に同
一物を使用できるという効果があり、直流中間バーのみ
を外し、並列接続バーはそのままにして全平滑コンデン
サをコモンベッドごと外すことができ、新品を取付ける
時には並列接続バーにジグの役目を兼させることができ
、更に、Hやθの調整が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の縦断面図であって第2図の1−1断
面を示し、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は実
施例2の展開斜視図、第4図は第3図の透視前面図であ
り、第5図は従来例の縦断面図であって第6図のV−V
断面を示し、第6図は第5図のVl−Vl断面図であり
、第7図は取付具材の平滑コンデンサの斜視図、第8図
は実施例3の縦断面図、第9図は第8図のIX−IX断
面図であり、第10図はコモンベッドの斜視図である。 1・・・トランジスタ、2・・・整流器、3・・・平滑
コンデンサ、4,24・・・バー、24a・・・並列接
続バー24b・・・直流中間バー、5.25・・・箱体
、5a。 25a・・・背面板、5c、25c・・・側板、6・・
・冷却体、6a・・・受熱板、6C・・・フィン、7・
・・主回路装置、8・・・通風路、22・・・主回路通
風路、23・・・コンデンサ通風路、9・・・冷却ファ
ン、10・・・取付具、11・・・リレー 12a、1
2b、12c・・・抵抗、13a。 端子台、 支え板、 44a。 3b、13c・・・プリント基板、14・・・1.21
a−・・取付板、31.31a・・・1・・・コモンベ
ッド、43a、43b。 4b・・・座板、46a、46b・・・ねじ穴。 第1図 第5図 第2図 第 3 図 令 第 図 第、9−図 第 図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フィンを備える冷却体の受熱板にトランジスタ及び
    整流器を固定した主回路装置と、この主回路装置に接続
    される平滑コンデンサと、この平滑コンデンサと前記主
    回路装置のフィンとを冷却する冷却ファンと、プリント
    基板と、全体を収納する箱体とからなる電力変換装置に
    おいて、前記箱体の背面板と前面板との間を、前記フィ
    ンが前記背面板に向う前記受熱板と、前記平滑コンデン
    サ用の取付板と、前記冷却ファン用の支え板とで気密に
    仕切り、 前記フィンを上下に向けた前記受熱板を箱体の左右一方
    の側に前記取付板を他方の側に、前記支え板を箱体の上
    部又は下部に配置することによって、前記受熱板の背面
    側の主回路通風路と前記取付板の背面側のコンデンサ通
    風路とを並列接続して前記冷却ファンを直列接続し、 前記取付板に筒状の前記平滑コンデンサを前面側から貫
    通して着脱自在な取付穴と取付具とを設け、前記支え板
    の一端を前記受熱板と前記取付板との前面側にねじで着
    脱自在に取付けることを特徴とする電力変換装置。 2)筒状の平滑コンデンサの外周を締付け可能な帯状部
    と、この帯状部から張出し軸心に直角な面をなす複数の
    耳部とからなる取付具を介して、前記複数の平滑コンデ
    ンサを通風路に貫通させて着脱可能に取付ける電力変換
    装置の平滑コンデンサ取付装置において、 前記複数の平滑コンデンサを前記取付具を介して共通の
    コモンベッドに取付け、このコモンベッドを前記通風路
    の壁面に取付けることを特徴とする電力変換装置の平滑
    コンデンサ取付装置。 3)請求項2記載の電力変換装置の平滑コンデンサ取付
    装置において、 前記コモンベッドに前記複数の平滑コンデンサを一列に
    配列し、前記コモンベッドの両側の座板の一方は前記取
    付具の前記耳部の当接面と、この当接面に設けためねじ
    とを備え、前記座板の他方は前記一方の座板を前記当接
    面内で180度回転した形状をなすことを特徴とする電
    力変換装置の平滑コンデンサ取付装置。
JP2156140A 1989-08-31 1990-06-14 電力変換装置及びその平滑コンデンサ取付装置 Pending JPH03155696A (ja)

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