JPH03155165A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH03155165A
JPH03155165A JP29383089A JP29383089A JPH03155165A JP H03155165 A JPH03155165 A JP H03155165A JP 29383089 A JP29383089 A JP 29383089A JP 29383089 A JP29383089 A JP 29383089A JP H03155165 A JPH03155165 A JP H03155165A
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JP
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region
photoresist
substrate
semiconductor device
gate
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JP29383089A
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Tadashi Yamamoto
忠 山本
Satoru Maeda
哲 前田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、半導体装置およびその製造方法に係わり、
特にFETにおいて、基板上に凸部、あるいは基板内に
凹部を形成することでなる一対の段差部を有し、この断
差部の対向面にゲート電極を形成することによって平面
方向の集積度の向上を図ったFETおよびその製造方法
に関する。
(従来の技術) 近年、半導体集積回路の高集積化に伴い、素子の微細化
技術の確立が要望されている。
ところで、現在の一般的なMOS型半導体装置は、第7
図(a)ないし第7図(C)に示すような工程で製造さ
れている。
第7図(a)ないし第7図(C)について説明すると、
まず、第7図(a)に示すように、半導体基板7010
表面にフィールド絶縁膜702を形成して素子分離を行
なう。
次いで、第7図(b)に示すように、基板701が露出
している素子領域領域上にゲート絶縁膜となる熱酸化膜
703を形成し、この上部にゲート電極となるポリシリ
コン層704を形成する。
次いで、第7図(C)に示すように、ポリシリコン層7
04および熱酸化膜703をパターニングし、第1のM
OSFETQIのゲート電極704aおよびゲート絶縁
膜703aを形成する。
これと同時に、第2のMOSFETQ2のゲート電極7
04bおよびゲート絶縁膜703bを形成する。次いで
、これらのゲート電極704aおよび704bと、フィ
ールド絶縁膜702とをマスクとしてソース/ドレイン
拡散層形成用の不純物をイオン注入し、活性化させるこ
とによりソース/ドレイン拡散層705 (705,〜
7053)を形成する。このソース/ドレイン拡散層7
05、〜7053のうち、705□は、MOSFETQ
Iと、MOSFETQ2とで共通の拡散層となっている
以上のような工程で、現在の一般的なMOS型半導体装
置が製造されている。
第7図(C)に示すMOS型半導体装置では、第1のM
OSFETQIと、第2のMOSFETQ2とが形成さ
れ、互いのゲート長がおのおの異なった構造となってい
る。
このような、MOS型半導体装置の用途としては、まず
、共通の一拡散層705□を、共通ソースとして、MO
SFETQIと、MOSFETQ2とを、それぞれ別個
に駆動させる、スイッチング回路、また、MOSFET
QIのゲート長Llと、MOSFETQ2のゲート長L
2との長さの違い、すなわち抵抗値の違いを利用し、任
意な信号遅延のタイミングを生じさせる信号遅延回路等
がある。
また、スイッチング回路に用いられるときには、MOS
FETQIと、Q2とは、それぞれゲート長が異なって
いるので、例えばしきい値等のトランジスタ特性等が種
々変更可能となり、回路設計時の自由度が大きい。
しかしながら、上述した構造のMOS型半導体装置では
、ゲート電極704aおよび704bがそれぞれ基板7
01の同一平面上に形成されている。
したがって、ソース/ドレイン拡散層705、〜705
3相互間に形成されるチャネル領域が基板平面上に存在
し、MOSFETQI、Q2の占有面積が大きくなって
おり、集積度の向上、つまりMOS型半導体装置の微細
化に際し、障害となっている。
(発明が解決しようとする課題) この発明は上記のような点に鑑みて為されたもので、ゲ
ート長がそれぞれ異なっているFETを有する半導体装
置において、上記FETの平面方向の占有面積を縮小さ
せることにより、集積度向上を図れる半導体装置および
その製造方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明による半導体装置によれば、 半導体基板を有し、 この基板は、基板の少なくとも一表面側に形成された第
1の上面と、基板厚方向に、第1の上面と異なる高さに
形成された第2の上面との少なくとも2つの上面と、 上記第1の上面と、第2の上面とを互いに継ぐ側面とを
有し、 前記側面にそれぞれ互いに離れて形成された第1、第2
の少なくとも2つのゲート電極と、少なくとも2つの上
記第1、第2の上面に、それぞれ形成された第1、第2
の少なくとも2つの第2導電型の領域とを備える半導体
装置において、上記第1、第2のゲート電極は、基板厚
方向に互いに長さが異なることを特徴とする。
また、その製造方法は、 第1導電型の半導体基板に、基板厚方向に高さがそれぞ
れ異なる第1、第2の上面を、これらを互いに継ぐ側面
を有して形成する工程と、上記側面上に、ゲート電極と
なる第1、第2の導体膜をそれぞれ互いに分離して形成
する工程と、第1の導体膜上をエツチング障壁膜で覆う
工程と、 エツチング障壁膜をマスクに、第2の導体膜を所定量エ
ッチバックする工程と、 エラチン、グ陣壁膜を除去する工程と、第1、第2の導
体膜をマスクに、第2導電型の不純物を上記第1、第2
の上面の一部、および第2の導体膜を所定量エッチバッ
クすることで露出した側面に対して導入する工程と、 導入された不純物を活性化し、ソース/ドレイン拡散層
を形成する工程と、 を具備することを特徴とする。
(作用) 上記のような半導体装置にあっては、 基板が、第1の上面と、この第1の上面と基板厚方向に
異なる高さの位置°に形成される第2の上面との少なく
とも2つの上面を持ち、これらの第1、第2の上面を互
いに継ぐ側面を持っている。
そして、この側面上に、互いに分離され、かつおのおの
ゲート長の異なったゲート電極を有し、この側面に沿っ
てチャネル領域を持つFETを形成するから、上記FE
Tの平面方向の占有面積が縮小される。
また、その製造方法にあっては、 上記のような少なくとも2つの上面と、これらを互いに
継ぐ側面とを有する基板の、上記側面上に、ゲート電極
となる第1、第2の導体膜をそれぞれ互いに分離して形
成し、 次いで、一方の第1の導体膜上を、例えばホトレジスト
のようなエツチングの障壁となり得る膜で覆い、 次いで、上記膜をマスクにして、第2の導体膜を所定量
エッチバックするから、上記側面上に、互いに分離され
、かつおのおのゲート長の異なったゲート電極を有する
FETを形成できる。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の実施例に係わる半導
体装置およびその製造方法について説明する。
第1図(a)ないし第1図(e)は、この発明の第1の
実施例に係わるMO5型半導体装置を、製造工程順に示
した断面図である。
では、第1の実施例に係わるMO5型半導体装置を、そ
の製造工程とともに説明する。
まず、第1図(a)に示すように、例えば結晶方位(1
00)のp型シリコン基板101の表面に、例えばLO
CO8法によりフィールド絶縁膜102を形成して素子
分離を行なう。次いで、基板101が露出している素子
領域上に5EG(Selectlve Epitaxi
al Growth ;選択的気相成長法)法により、
基板主面より突出したp型口部領域103を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、例えば熱酸化法によ
り、ゲート絶縁膜となる熱酸化膜104を形成する。次
いで、例えばCVD法により、ゲート電極となるリンが
ドープされたポリシリコン層105を形成する。
次に、第1図(C)に示すように、ポリシリコン層10
5を、例えばRIE法によってポリシリコン層105の
膜厚程度エッチバックすることにより、p型口部領域1
03の側壁に残存させる。ここで、側壁に残存したポリ
シリコン層を105a、105bとして図示する。
次に、第1図(d)に示すように、全面に、ホトレジス
ト106を塗布し、次いで、写真蝕刻法により、ホトレ
ジスト106がp型口部領域103側壁の片側のみを覆
う形状にパターニングする。
同図では、ポリシリコン層105aが存在する一方側の
側壁がホトレジスト106によって覆われている。そし
て、他方側の側壁に存在しているポリシリコン層105
’ bが露出している。次いで、ホトレジスト106を
マスクにして、例えばRIE法により、ポリシリコン層
105bの一部を、所定量エツチングする。
この結果、ポリシリコン層105aと、ポリシリコン層
105bとの側壁に沿った長さは、それぞれ異なったも
のとなる。よって、これらのポリシリコン層105aと
、105bとを、それぞれゲート電極どして形成される
2つのMOSFETは、それぞれゲート長が異なったも
のとなる。
次いで、第1図(e)に示すように、ホトレジスト10
6を除去した後、ポリシリコン層105a、105b、
およびフィールド絶縁膜102をマスクとして、露出し
ている熱酸化膜104を除去する。このとき、ポリシリ
コン層105a、105bの下部にそれぞれ残った熱酸
化膜104は、それぞれ第1のMOSFETQlのゲー
ト絶縁膜104aと、第2のMO5FETQ2のゲート
絶縁膜104bとになる。ポリシリコン層105a、1
05b、およびフィールド絶縁膜102をマスクとして
、n型不純物である、例えばヒ素を加速電圧40 Ke
V、ドーズ量3X 10 ”co+−2の条件でイオン
注入する。次いで、例えば温度900℃の窒素雰囲気中
にて熱処理を行ない、注入されたヒ素イオンを活性化さ
せることにより、n+型ソース/ドレイン拡散層107
(107□〜1074)を形成する。この時、p全白部
領域103内に形成されるn+型ソース/ドレイン拡散
層107□と、1074とは一体化されて形成されるよ
うにする。
また、ソース/ドレイン拡散層1074形成用のヒ素の
イオン注入は、ゲート電極105b側の側壁に対して斜
めにイオンビームが照射されるように、あるいはイオン
ビームを回転させることによって行なう。こうすれば、
p全凸部領域103の側壁に、ヒ素を精度良く注入する
ことが可能になる。
また、p全凸部領域103の側壁に、ソース/ドレイン
拡散層1074を形成することによって、例えばFET
のオフセットが防止され、信頼性の高いFETを形成す
ることができる。
この後、図示しないが、全面に層間絶縁膜を形成し、こ
の層間絶縁膜に対して、装置の所定の拡散層、あるいは
ゲート電極に通じるコンタクト孔を開孔する。そして、
コンタクト孔内も含み全面に、配線となる、例えばアル
ミニウムを蒸着し、この蒸着されたアルミニウムを所定
の配線パターンにバターニングし、全面に表面保護膜を
形成することにより、この発明の第1の実施例に係わる
MOS型半導体装置が製造される。
このような第1の実施例に係わるMOS型半導体装置で
あると、基板主面より突出しているp全凸部領域103
の側壁に、第1のMOSFETQlのゲート電極105
aと、第2のMOSFETQ2のゲート電極105bと
が形成される。
したがって、p全凸部領域103の側壁に沿ったチャネ
ル領域を持つFETが形成されるので、これらのMOS
FETQl、Q2の平面方向の占有面積は縮小される。
さらに、この発明に係わる半導体装置によれば、MOS
FETQIのゲート長L1と、MO8FETQ2のゲー
ト長L2とがそれぞれ異なっている。
このことから、第1の実施例に係わるMOS型半導体装
置は、例えばMOSFETQIと、MO8FETQ2と
のゲート長の違い、すなわち抵抗値の違いを利用した信
号遅延回路に使用できるものである。
また、MOSFETQIと、MO5FETQ2とで共通
の拡散層107□および1074を、例えば共通ソース
として、トランジスタ特性がそれぞれ異なるMOSFE
TQlと、Q2とで構成されるようなスイッチング回路
等にも使用できるものである。
次に、第2図(a)ないし第2図(e)を参照して、こ
の発明の第2の実施例に係わるMOS型半導体装置を、
その製造方法とともに説明する。
第2図(a)ないし第2図(e)は、この発明の第2の
実施例に係わるMOS型半導体装置を、製造工程順に示
した断面図である。
まず、第2図(a)に示1すように、例えば結晶方位(
100)のp型シリコン基板201の表面に、例えばL
OCOS法によりフィールド絶縁膜202を形成して素
子分離を行なう。次いで、基板101が露出している素
子領域内に、例えばホトレジストを用いた写真蝕刻法に
より、基板主面より陥没した凹部領域203を形成する
次に、第2図(b)に示すように、例えば熱酸化法によ
り、ゲート絶縁膜となる熱酸化膜204を形成する。次
いで、例えばCVD法により、ゲート電極となるリンが
ドープされたポリシリコン層205を形成する。
次に、第2図(C)に示すように、ポリシリコン層20
5を、例えばRIE法によってポリシリコン層205の
膜厚程度エッチバックすることにより、凹部領域203
の側壁に残存させる。ここで、側壁に残存したポリシリ
コン層を205as205bとして図示する。
次に、第2図(d)に示すように、全面に、ホトレジス
ト206を塗布し、次いで、写真蝕刻法により、ホトレ
ジスト206が凹部領域203側壁の片側のみを覆う形
状にパターニングする。同図では、ポリシリコン層20
5aがホトレジスト206によって覆われ、ポリシリコ
ン層205bが露出している。次いで、ホトレジスト2
06をマスクにして、例えばRIE法により、ポリシリ
コン層205bを一部エッチングする。
この結果、ポリシリコン層205aと、ポリシリコン層
205bとの側壁に沿った長さは、それぞれ異なったも
のとなる。よって、第1の実施例同様、この側壁にチャ
ネル領域を有して形成される2つのMOlSFETは、
それぞれゲート長が異なったものとなる。
次いで、第2図(e)に示すように、第1の実施例同様
、ホトレジスト206を除去した後、ポリシリコン層2
05a、205b、およびフィールド絶縁膜202をマ
スクとして、熱酸化膜204を除去する。ポリシリコン
層205a。
205b、およびフィールド絶縁膜202をマスクとし
て、n型不純物である、例えばヒ素を加速電圧50 K
eV 、ドーズ量I X 10 ”ci−2の条件でイ
オン注入する。次いで、第1の実施例同様、例えば温度
900℃の窒素雰囲気中にて熱処理を行ない、注入され
たヒ素イオンを活性化させることにより、n1型ソ一ス
/ドレイン拡散層207(207,〜2074)を形成
する。
また、拡散層2074形成用のヒ素のイオン注入は、第
1の実施例で説明した方法で行なえば、凹部領域203
の側壁に、ヒ素を精度良く注入できる。
また、凹部領域203の側壁に、拡散層2074を形成
することで、第1の実施例同様、オフセットが防止でき
、信頼性の高いFETを形成できる。
この後、図示しないが、第1の実施例と同様に、層間絶
縁膜、コンタクト孔開孔、配線パターニングを行ない、
表面保護膜を形成することにより、第2の実施例に係わ
るMOS型半導体装置が製造される。
このような第2の実施例にかかるMOS型半導体装置で
も、第1の実施例同様、MOSFETQl、Q2の平面
方向の占有面積縮小効果をもって、抵抗値の違いを利用
した信号遅延回路、あるいはトランジスタ特性がそれぞ
れ異なるMOSFETQlと、Q2とで構成されるスイ
ッチング回路等に使用できるMOS型半導体装置となる
次に、第3図(a)ないし第3図(d)を参照して、第
3の実施例に係わるMOS型半導体装置を、その製造方
法とともに説明する。
第3図(a)ないし第3図(d)は、第3の実施例に係
わるMOS型半導体装置を、製造工程順に示した断面図
である。
まず、第3図(a)に示すように、例えば結晶方位(1
00)のp型シリコン基板301の表面に、例えばLO
COS法によりフィールド絶縁膜302を形成して素子
分離を行なう。次いで、全面に、例えばCVD法により
、CVD酸化膜303を形成する。次いで、このCVD
酸化膜303に対して、ホトレジストを用いた写真蝕刻
法により、第1の開孔部304工を開孔し、この第1の
開孔部3041内に、S E G (Selectiv
eEpitaxial Grovth ;選択的気相成
長法)法により、第1のp全白部領域305+を選択的
に形成する。
このとき、第1のp全白部領域305Iの形成に際し、
所定の高さ分を全て形成しないでおく。こうすることで
、次の工程で形成される第2のp全白部領域と、それぞ
れの高さを異ならせて形成することができる。
次に、第3図(b)に示すように、CVD酸化膜303
に対して、ホトレジストを用いた写真蝕刻法により、第
2の開孔部304□を新たに開孔し、この第2の開孔部
304□内および第1の開孔部3041内に、S E 
G (SelectiveEpitaxial Gro
wth ;選択的気相成長法)法により、第2のp全白
部領域305□および第1のp全白部領域305□を選
択的に複数形成する。この時、第1のp全白部領域30
5□と、第2のp全白部領域305□とでは、上述の工
程で、第1のp全白部領域3051を一部先立って形成
したことから、高さが異なって形成される。
次に、第3図(c)に示すように、CVD酸化膜303
を除去する。次いで、例えば熱酸化法により、ゲート絶
縁膜となる熱酸化膜306を形成する。次いで、例えば
CVD法により、ゲート電極となるポリシリコン層30
7を形成する。
次に、第3図(d)に示すように、ポリシリコン層30
7を、例えばRIE法によってポリシリコン層307の
膜厚程度エッチバックすることにより、第1のp全白部
領域305.の側壁および第2のp全白部領域305□
の側壁に残存させる。
この時、第1のp全白部領域305.側壁に残存したポ
リシリコン層を307aとして、一方、第2のp全白部
領域305□側壁に残存したポリシリコン層を307b
として図示する。次いで、ゲート電極(ポリシリコン層
)307a、307b。
およびフィールド絶縁膜302をマスクとして、熱酸化
膜306を除去する。この時、図示するように、熱酸化
膜306は、第1のMOSFETQIのゲート絶縁膜3
06aと、第2のMO5FETQ2のゲート絶縁膜30
6bとに、それぞれ分離される。次いで、ゲート電極(
ポリシリコン層)307a、307b、およびフィール
ド絶縁膜302をマスクとして、n型不純物である、例
えばヒ素を加速電圧50 KeV 、 ドーズ量lXl
0”cll−2の条件でイオン注入する。次いで、例え
ば第1、第2の実施例と同様な熱処理を行ない、注入さ
れたヒ素イオンを活性化させることにより、n”型ソー
ス/ドレイン拡散層308 (3081〜3085)を
形成する。
この後、図示しないが、第1、第2の実施例同様、層間
絶縁膜形成、コンタクト孔開孔、配線バターニングを行
ない、表面保護膜を形成して、第3の実施例に係わるM
OS型半導体装置が製造される。
このような第3の実施例に係わるMOS型半導体装置で
あると、−素子領域内に形成された基板面より突出して
いる第1、第2のp全白部領域305、および305□
の側壁に、それぞれ第1のMOSFETQIのゲート電
極307aと、第2のMO8FETQ2のゲート電極3
07bとを形成する。
さらに、MOSFETQIが形成される第1のp全白部
領域305.の基板主面からの高さと、MOSFETQ
2が形成される第2のp全白部領域305□の基板主面
からの高さとが、それぞれ異なっている。
よって、第3の実施例に係わるMOS型半導体装置でも
、MOSFETQIのゲート長Llと、MOSFETQ
2のゲート長L2とを、それぞれ異なったものにして形
成される。
したがって、第3の実施例でも、第1、第2の実施例同
様、MOSFETQI、Q2の平面方向の占有面積縮小
効果をもって、抵抗値の違いを利用した信号遅延回路、
あるいはトランジスタ特性がそれぞれ異なるMOSFE
TQIと、Q2とで構成されるようなスイッチング回路
に使用できるものである。
尚、第3の実施例において、MO8FETQIはp明白
部領域305.に、また、MOSFETQ2はp明白部
領域3052にそれぞれ形成されているが、例えばp明
白部領域3058、およびp明白部領域305□の側壁
において、それぞれ形成されているゲート電極3078
%あるいは307bを分離し、それぞれのp明白部領域
305で別個のFETとして駆動させても良い。
さらにこの場合、少なくとも1つのp明白部領域305
において、第1の実施例で説明した方法で、それぞれゲ
ート長を変えてもよい。
次に、第4図(a)ないし第4図(d)を参照して、第
4の実施例に係わるMO8型半導体装置を、その製造工
程とともに説明する。
第4図(a)ないし第4図(d)は、第4の実施例に係
わるMO8型半導体装置を製造工程順に示した断面図で
ある。
まず、第4図(a)に示すように、例えば結晶方位(1
00)のp型シリコン基板401の表面に、例えばLO
COS法によりフィールド絶縁膜402を形成して素子
分離を行なう。次いで、全面に、第1のホトレジスト4
03を塗布し、写真蝕刻法により、この第1のホトレジ
スト403に対して所定の開孔部を形成する。次いで、
第1のホトレジスト403をマスクにして、エツチング
することにより、基板401内に第1の四部領域404
1と、第2の四部領域404□を形成する。
次に、第4図(b)に示すように、全面に、第2のホト
レジスト405を塗布し、写真蝕刻法により、この第2
のホトレジストに対して所定の開孔部を形成する。この
とき、図示するように、形成された開孔部によって第1
の凹部領域4041は露出するように、また、第2の凹
部領域404゜は、ホトレジスト405で覆われるよう
する。次いで、第2のホトレジスト405をマスクにし
て、エツチングすることにより、第1の凹部領域404
、の基板面からの深さと、第2の凹部領域404□の基
板面からの深さとがそれぞれ異なるようにする。
次に、第4図(c)に示すように、第1、第2のホトレ
ジスト403および405を除去する。
次いで、例えば熱酸化法により、ゲート絶縁膜となる熱
酸化膜406を形成する。次いで、例えばCVD法によ
り、ゲート電極となるポリシリコン層407を形成する
次に、第4図(d)示すように、ポリシリコン層407
を、例えばRIE法によってポリシリコン層407の膜
厚程度エッチバックすることにより、第1の凹部領域4
04.の側壁および第2の凹部領域404□の側壁に残
存させる。ここで、第1の凹部領域4041側壁に残存
したポリシリコン層を4078として、一方、第2の凹
部領域4042側壁に残存したポリシリコン層を407
bとして図示する。次いで、ゲート電極(ポリシリコン
層)407a、407b、およびフィールド絶縁膜40
2をマスクとして、熱酸化膜406を除去する。この時
、熱酸化膜406は、同図に図示するように、第1のM
OSFETQIのゲート絶縁膜406aと、第2のMO
SFETQ2(7)ゲート絶縁膜406bとに、それぞ
れ分離される。
次いで、ポリシリコン層407a、407b、およびフ
ィールド絶縁膜402をマスクとして、n型不純物であ
る、例えばヒ素を加速電圧50 KeV 。
ドーズ量I X 10 ”am−2の条件でイオン注入
する。
次いで、第1〜第3の実施例と同様な熱処理を行ない、
注入されたヒ素イオンを活性化させることにより、n+
型ソース/ドレイン拡散層408(408,〜408s
)を形成する。
この後、図示しないが、全面に層間絶縁膜を形成し、第
1〜第3の実施例同様、層間絶縁膜形成、コンタクト孔
開孔、配線パターニングを行ない、表面保護膜を形成し
て、第4の実施例に係わるMO5型半導体装置が製造さ
れる。
このような第4の実施例に係わるMO3型半導体装置で
も、第1〜第3の実施例と同様な効果をもって、MOS
FETQI、Q2のゲート抵抗値の違いを利用した信号
遅延回路、あるいはトランジスタ特性がそれぞれ異なる
MOSFETQIと、Q2とで構成されるようなスイッ
チング回路に使用できるものとなる。
尚、第4の実施例において、MOSFETQIは四部領
域4041に、また、MOSFETQ2は凹部領域40
42にそれぞれ形成されているが、例えば凹部領域40
41 および凹部領域4042において、それぞれ形成
されているゲート電極407a、あるいは407bを分
離し、それぞれの凹部領域404で別個のFETとして
駆動させても良い。
さらにこの場合、少なくとも1つの凹部領域404にお
いて、第2の実施例で説明した方法で、それぞれゲート
長を変えてもよい。
以上、単一導電型のFETにてなるMO8型半導体装置
に、本発明を適用した例を述べてきた。
ところで実際の半導体装置には、nチャネル型MOSF
ETと、pチャネル型MOSFETとを混載したCMO
S型半導体装置というのもよく知られている。
このCMOS型半導体装置には、−膜内にnチャネル型
MOSFETのゲート長に比較して、pチャネル型MO
SFETのゲート長は、長めに設定される特徴がある。
これは、主にp型チャネル型MO5FETのソース/ド
レイン拡散層形成に用いられるボロンが、拡散しやすい
点に起因している。
では、以下、CMOS型半導体装置に本発明を適用した
実施例について説明する。
第5図(a)ないし第5図(i)を参照して、第5の実
施例に係わるCMOS型半導体装置を、その製造工程と
ともに説明する。
第5図(a)ないし第5図(i)は、第5の実施例に係
わるCMOS型半導体装置を製造工程順に示した断面図
である。
まず、第5図(a)に示すように、例えば結晶方位(1
00)のp型シリコン基板501内に、公知のウェル領
域形成方法によって、n型ウェル領域502を形成する
。次いで、基板501の表面に、例えばLOCOS法に
よりフィールド絶縁膜503を形成して素子分離を行な
う。次いで、全面に、例えばCVD法により、CVD酸
化膜504を形成する。
次に、第5図(b)に示すように、CVD酸化膜504
に対して、図示しないホトレジストを用いた写真蝕刻法
により、第1の開孔部5051をp型基板501上に位
置するように開孔し、一方、第2の開孔部5052をn
型ウェル領域502上に位置するように開孔する。
次に、第5図(c)に示すように、図示しないホトレジ
ストにより、第2の開孔部5052上を覆い、第1の開
孔部505□内に、5EG(Selective Ep
ltaxial Growth;選択的気相成長法)法
により、p明白部領域506.を選択的に形成する。次
いで、図示しないホトレジストにより、今度は、第1の
開孔部505.上を覆い、第2の開孔部5052内に、
S E G (se+ecttveEpitaxial
 Growth ;選択的気相成長法)法により、n型
凸部領域5061を選択的に形成する。
次に、第5図(d)に示すように、全面に、第1のホト
レジスト507を塗布し、写真蝕刻法により、p明白部
領域506.およびn型凸部領域506□に跨がってホ
トレジスト507が残存するようにパターニングする。
次いで、残存したホトレジスト507をマスクにして、
露出しているCVD酸化膜504をエツチングする。こ
の時、p明白部領域506Iと、n型凸部領域506□
との間に存在するCVD酸化膜504は、ホトレジスト
507がマスクとなるため、エツチングされず残存する
。この残存したCVD酸化膜504は、そのままp型領
域(基板501)と、n型領域(ウェル領域502)と
を互いに分離する素子分離領域となる。
次に、第5図(e)に示すように、ホトレジスト507
を除去し、次いで、例えば熱酸化法により、ゲート絶縁
膜となる熱酸化膜508を形成する。次いで、例えばC
VD法により、ゲート電極となるポリシリコン層509
を形成する。
次に、第5図(f)に示すように、ポリシリコン層50
9を、例えばRIE法によってポリシリコン層509の
膜厚程度エッチバックすることにより、p明白部領域5
06.の露出している側壁と、n型凸部領域506□の
露出している側壁とに残存させる。ここで、p明白部領
域506□の側壁に残存したポリシリコン層を509 
a %一方、n型凸部領域506□の側壁に残存したポ
リシリコン層を509bとして図示する。
次に、第5図(g)に示すように、全面に、第2のホト
レジスト510を塗布し、次いで、写真蝕刻法により、
ホトレジスト510がn型凸部領域506□上を覆う形
状にバターニングする。
同図では、ポリシリコン層509b側がホトレジスト1
06によって覆われ、ポリシリコン層105aが露出し
ている。次いで、ホトレジスト510をマスクにして、
例えばRIE法により、ポリシリコン層509aの一部
をエツチングする。
この結果、ポリシリコン層509aと、ポリシリコン層
509bとの側壁に沿った長さは、それぞれ異なったも
のとなる。よって、第1、第2の実施例のように、この
側壁にチャネル領域を有して形成される2つのFETは
、それぞれゲート長が異なったものとなる。
次に、第5図(h)に示すように、第2のホトレジスト
510を除去した後、ゲート電極(ポリシリコン層)5
09aと、フィールド絶縁膜503とをマスクにして、
熱酸化膜508を除去する。この時、熱酸化膜508は
、同図に図示するように、nチャネル型MOSFETQ
Iのゲート絶縁膜508aと、pチャネル型MO5FE
TQ2のゲート絶縁膜508bとに、それぞれ分離され
る。次いで、第3のホトレジスト511を塗布し、写真
蝕刻法により、ホトレジスト511がn型ウェル領域5
02を覆う形状にバターニングする。次いで、ホトレジ
スト511と、ポリシリコン層509aと、フィールド
絶縁膜503とをマスクにして、n型不純物である、例
えばヒ素を加速電圧50 KeV 、  ドーズj11
 X 10 ”cm−2の条件でイオン注入する。次い
で、熱処理を行ない、注入されたヒ素イオンを活性化さ
せてn+型ソース/ドレイン拡散層5121〜5123
を形成する。
また、拡散層512.形成用のヒ素イオン注入は、tI
ilの実施例で説明した方法で行なえば、p明白部領域
5061の側壁に、ヒ素を精度良く注入できる。
また、p明白部領域506Iの側壁に、拡散層512、
を形成することで、オフセットを防止でき、信頼性の高
いnチャネル型MOSFETを形成できる。
次に、第5図(i)に示すように、第3のホトレジスト
511を除去し、その後、新たに第4のホトレジスト5
13を塗布し、写真蝕刻法により、今度はホトレジスト
がp型基板501上を覆う形状にバターニングする。次
いで、ホトレジスト513と、ポリシリコン層509b
と、フィールド絶縁膜503とをマスクにして、p型不
純物である、例えばボロンを加速電圧50 KeV 、
ドーズ量I X 10 ”c+a−”の条件でイオン注
入する。次いで、熱処理を行ない、注入されたボロンイ
オンを活性化させてp1型ソース/ドレイン拡散層51
24.5125を形成する。
この後、図示しないが、第1〜第4の実施例同様、層間
絶縁膜形成、コンタクト孔開孔、配線バターニングを行
ない、表面保護膜を形成して、第5の実施例に係わるC
MOS型半導体装置が製造される。
このような第5の実施例に係わるCMOS型半導体装置
であると、p型頭域(p型基板501、p明白部領域5
061 )に形成されるnチャネル型MOSFETQI
のゲート長L1は短く形成される。
一方、n型領域(n型ウェル領域502、n型凸部領域
506□)に形成されるpチャネル型MOSFETQ2
のゲート長L2は長く形成される。
このような第5の実施例に係わるCMOS型半導体装置
では、第1〜第4の実施例同様、MOSFETQI、Q
2の平面方向の占有面積が縮小効果があることは勿論で
ある。
さらに、この効果に加えて第5の実施例では、上記MO
SFETQIと、Q2とが、それぞれ異なった導電型に
形成されるので、CMOS型半導体装置の平面方向の占
有面積が縮小される。すなわち高集積度のCMOS型半
導体装置を提供することができる。
また、その製造方法は、異なつた導電型のMOSFET
QIと、Q2との分離を、第5図(d)の工程で説明し
たように、凸部領域506の形成に用いられたCVD酸
化膜504を残すだけででき、格別複雑な工程を必要と
しないものである。
次に、第6図(a)ないし第6図(i)を参照して、第
6の実施例に係わるCMO5型半導体装置を、その製造
方法とともに説明する。
第6図(a)ないし第6図(i)は、第6の実施例に係
わるCMO3型半導体装置を製造工程順に示した断面図
である。
まず、第6図(a)に示すように、例えば結晶方位(1
00)のp型シリコン基板601内に、公知のウェル領
域形成方法によって、n型ウェル領域602を形成する
。次いで、基板601の表面に、例えばLOCOS法に
よりフィールド絶縁膜603を形成して素子分離を行な
う。
次に、第6図(b)に示すように、図示しないホトレジ
ストを塗布し、このホトレジストに対して写真蝕刻法に
より、所定の凹部領域パターンを形成する。次いで、こ
のホトレジストをマスクにして、基板501およびウェ
ル領域502をエツチングすることにより、凸部領域6
04を形成する。
次に、第6図(c)に示すように、例えば熱酸化法によ
り、ゲート絶縁膜となる熱酸化膜605を形成する。次
いで、例えばCVD法により、ゲート電極となるポリシ
リコン層606を形成する。
次に、第6図(d)に示すように、ポリシリコン層60
6を、例えばR2H法によってポリシリコン層606の
膜厚程度エッチバックすることにより、凹部領域604
の露出している側壁に残存させる。ここで、凹部領域6
04のp型基板501が露出している側壁に残存したポ
リシリコン層を606a、一方、n型ウェル領域602
が露出している側壁に残存したたポリシリコン層を60
6bとして図示する。
次に、第6図(e)に示すように、全面に、第1のホト
レジスト607を塗布し、次いで、写真蝕刻法により、
ホトレジスト607がn型ウェル領域602上を覆う形
状にバターニングする。
同図では、ポリシリコン層606b側がホトレジスト6
07によって覆われ、ポリシリコン層606aが露出し
ている。次いで、ホトレジスト607をマスクにして、
例えばR2H法により、ポリシリコン層606aの一部
をエツチングする。
この結果、ポリシリコン層606aと、ポリシリコン層
606bとの側壁に沿った長さは、それぞれ異なったも
のとなる。
次に、第6図(f)に示すように、第1のホトレジスト
607を除去した後、ポリシリコン層606aと、フィ
ールド絶縁膜603とをマスクにして、熱酸化膜605
を除去する。この時、熱酸化膜605は、同図に図示す
るように、nチャネル型MO8FETQIのゲート絶縁
膜605aと、pチャネル型MO8FETQ2のゲート
絶縁膜605bとに、それぞれ分離される。次いで、第
2のホトレジスト608を塗布し、写真蝕刻法により、
ホトレジスト608がn型ウェル領域602を覆う形状
にパターニングする。次いで、ホトレジスト608と、
ポリシリコン層606aと、フィールド絶縁膜603と
をマスクにして、n型不純物である、例えばヒ素を加速
電圧50Ke%I 、  ドーズji I X 10 
”cm−2の条件でイオン注入する。次いで、熱処理を
行ない、注入されたヒ素イオンを活性化させてn+型ソ
ース/ドレイン拡散層609□〜6093を形成する。
また、拡散層609□形成用のヒ素イオン注入は、第1
の実施例で説明した方法で行なえば、凹部領域604の
側壁に、ヒ素を精度良く注入できる。
また、凹部領域604の側壁に、拡散層6092を形成
することで、オフセットを防止でき、信頼性の高いnチ
ャネル型MOSFETを形成できる。
次に、第6図(g)に示すように、第2のホトレジスト
608を除去し、その後、新たに第3のホトレジスト6
09を塗布し、写真蝕刻法により、今度はホトレジスト
609がp型基板501上を覆う形状にバターニングす
る。次いで、ホトレジスト609と、ポリシリコン層6
06 bと、フィールド絶縁膜603とをマスクにして
、p型不純物である、例えばボロンを加速電圧50 K
eV 、ドーズIn I X 10 ”cm−2の条件
でイオン注入する。
次いで、熱処理を行ない、注入されたボロンイオンを活
性化させてp+型ソース/ドレイン拡散層6094.6
09sを形成する。
次に、第6図(h)に示すように、第3のホトレジスト
609を除去し、再度ホトレジストを塗布しく図示せず
)、このホトレジスト(図示せず)に対して写真蝕刻法
により、凹部領域604の底面に、素子分離のために形
成される分離用凹部領域パターンを形成する。次いで、
このホトレジスト(図示せず)をマスクとして、凹部領
域604底面に露出しているp型基板601と、n型ウ
ェル領域602とをエツチングすることにより、分離用
凹部領域610を形成する。この分離用四部領域610
の形成は、なにもホトレジストを用いたマスク合わせに
限ることはなく、例えば全面に所定膜厚のCVD酸化膜
等を形成し、その膜厚程度をRIE法によってエッチバ
ックしてゲート電極606aおよび606bの側壁にC
VD酸化膜を残し、CVD酸化膜をマスクにエツチング
する、いわゆる自己整合的な開孔方法で形成しても良い
次に、第6図(i)に示すように、全面に層間絶縁膜6
11を形成して、導体膜相互間の絶縁を行なう。この分
離用溝610内に形成された層間絶縁膜611は、同時
にMOSFETQIと、Q2との素子分離領域としても
機能する。
この後、図示しないが、第1〜第5の実施例同様、層間
絶縁膜611に対するコンタクト孔開孔、配線パターニ
ングを行ない、表面保護膜を形成して第6の実施例に係
わるCMOS型半導体装置が製造される。
このような第6の実施例にかかるCMOS型半導体装置
でも、第1〜第4の実施例と同様な効果あることに加え
て、さらに、第5の実施例同様な高集積度のCMOS型
半導体装置を提供できる効果がある。
また、その製造方法は、異なった導電型のMOSFET
QIと、Q2との分離を、第6図(i)の工程で説明し
たように、分離用四部610内を、層間絶縁膜611で
埋め込むだけででき、第5の実施例同様、格別複雑な工
程を必要としないものである。
以上、第1ないし第6の実施例を、MOS型、あるいは
CMOS型半導体装置を例にとって説明したが、この発
明は、MOS型の半導体装置に限られることはなく、各
種FETに適用できるものである。
例えばこの発明は、GaAs基板を用いて形成されるM
ES型半導体装置等にも、その発明の効果を阻害される
ことなく適用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、ゲート長がそ
れぞれ異なったFETを有する半導体装置において、上
記FETの平面方向の占有面積が縮小され、集積度の向
上を図ることが可能となる半導体装置およびその製造方
法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないし第1図(e)はこの発明の第1の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第2図(a)ないし第2図(e)はこの発明の第2の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第3図(a)ないし第3図(d)はこの発明の第3の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第4図(a)ないし第4図(d)はこの発明の第4の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第5図(a)ないし第5図(i)はこの発明の第5の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第6図(a)ないし第6図(i)はこの発明の第6の実
施例に係わる半導体装置を製造工程順に示した断面図、
第7図(a)ないし第7図(C)は従来の半導体装置を
製造工程順に示した断面図である。 101・・・p型半導体基板、103・・・p型凸部領
域、105 (105a 、 105 b ) −ポリ
シリコン層(ゲート電極)  106・・・ホトレジス
ト、107、〜1074・・・n+型ソース/ドレイン
拡散層、201・・・p型半導体基板、203・・・凹
部領域、205 (205a 、 205 b )−・
・ポリシリコン層(ゲート電極)  206・・・ホト
レジスト、207、〜2074・・・n+型ソース/ド
レイン拡散層、301・・・p型半導体基板、3051
゜305□・・・p明白部領域、307 (307a。 307b)・・・ポリシリコン層(ゲート電極)、30
8、〜308.・・・n+型ソース/ドレイン拡散層、
401・・・p型半導体基板、404□。 404□・・・凸部領域、407 (407a。 407b)・・・ポリシリコン層(ゲート電極)、40
8I〜4085・・・n+型ソース/ドレイン拡散層、
501・・・p型半導体基板、502・・・n型ウェル
領域、504−CV D酸化膜、506+ 。 5062・・・凸部領域、509 (509a。 509b)・・・ポリシリコン層(ゲート電極)、51
0・・・ホトレジスト、512.〜512.・・・ソー
ス/ドレイン拡散層、601・・・p型半導体基板、6
02・・・n型ウェル領域、604・・・凹部領域、6
06 (606a 、 606 b ) −ポリシリコ
ン層(ゲート電極) 608・・・ホトレジスト、60
9、〜609.・・・ソース/ドレイン拡散層、610
・・・分離用四部領域、611・・・層間絶縁膜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板を有し、 この基板は、基板の少なくとも一表面側に形成された第
    1の上面と、基板厚方向に、第1の上面と異なる高さに
    形成された第2の上面との少なくとも2つの上面と、 上記第1の上面と、第2の上面とを互いに継ぐ側面とを
    有し、 前記側面にそれぞれ互いに離れて形成された第1、第2
    の少なくとも2つのゲート電極と、少なくとも2つの上
    記第1、第2の上面に、それぞれ形成された第1、第2
    の少なくとも2つの第2導電型の領域とを備える半導体
    装置において、上記第1、第2のゲート電極は、基板厚
    方向に互いに長さが異なることを特徴とする半導体装置
  2. (2)第1導電型の半導体基板に、基板厚方向に高さが
    それぞれ異なる第1、第2の上面を、これらを互いに継
    ぐ側面を有して形成する工程と、上記側面上に、ゲート
    電極となる第1、第2の導体膜をそれぞれ互いに分離し
    て形成する工程と、第1の導体膜上をエッチング障壁膜
    で覆う工程と、 エッチング障壁膜をマスクに、第2の導体膜を所定量エ
    ッチバックする工程と、 エッチング障壁膜を除去する工程と、 第1、第2の導体膜をマスクに、第2導電型の不純物を
    上記第1、第2の上面の一部、および第2の導体膜を所
    定量エッチバックすることで露出した側面に対して導入
    する工程と、 導入された不純物を活性化し、ソース/ドレイン拡散層
    を形成する工程と、 を具備することを特徴とするMOS型半導体装置の製造
    方法。
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