JPH03154506A - Mic形周波数変換器 - Google Patents
Mic形周波数変換器Info
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- JPH03154506A JPH03154506A JP29566389A JP29566389A JPH03154506A JP H03154506 A JPH03154506 A JP H03154506A JP 29566389 A JP29566389 A JP 29566389A JP 29566389 A JP29566389 A JP 29566389A JP H03154506 A JPH03154506 A JP H03154506A
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- frequency
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- diode
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Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、マイクロ波帯のRF倍信号UHF帯(IG
Hz)のIF倍信号周波数変換するためのダウンコンバ
ータに使用されるM I C(MICROWAVE I
NTEGRATED CII?CUIT)波間波数変換
器(以下MIC形ミキサと呼ぶ)に関するものであり、
特にこの種の周波数変換器を安価に得ることを目的とし
てなされたものである。
Hz)のIF倍信号周波数変換するためのダウンコンバ
ータに使用されるM I C(MICROWAVE I
NTEGRATED CII?CUIT)波間波数変換
器(以下MIC形ミキサと呼ぶ)に関するものであり、
特にこの種の周波数変換器を安価に得ることを目的とし
てなされたものである。
第3図は信学技報MW88−28に記載された、22G
Hz帯のマイクロ波信号(以下RF倍信号呼ぶ)をIC
;Hz帯のIF倍信号変換するダウンコンバータの構成
を示すブロック図である。図において、1はRF倍信号
入力端子、2はRF AMP、3はRF BPF、
4はミキサ用ダイオード、6は局部発振器(以下、LO
と呼ぶ)、5はLOBPF、7はLO信号入力端子、8
はIFLPF、9はIF信号出力端子である。なお、説
明の便宜のためRF BPF3. ミキサ用ダイオ
ー1’4.LOBPF5及びIF LPF8をまとめ
て周波数変換器(ミキサ)10と呼ぶことにする。11
はミキサ10のRF信号入力端子である。
Hz帯のマイクロ波信号(以下RF倍信号呼ぶ)をIC
;Hz帯のIF倍信号変換するダウンコンバータの構成
を示すブロック図である。図において、1はRF倍信号
入力端子、2はRF AMP、3はRF BPF、
4はミキサ用ダイオード、6は局部発振器(以下、LO
と呼ぶ)、5はLOBPF、7はLO信号入力端子、8
はIFLPF、9はIF信号出力端子である。なお、説
明の便宜のためRF BPF3. ミキサ用ダイオ
ー1’4.LOBPF5及びIF LPF8をまとめ
て周波数変換器(ミキサ)10と呼ぶことにする。11
はミキサ10のRF信号入力端子である。
また図中、flはRF信号周波数、f2はLO信号周波
数、f3はIF信号周波数、f4はfのイメージ信号周
波数である。そしてこれらの周波数の間に成り立つ関係
はf、 >[2>f4 )f3であり、かつfff =
f、 fz =f2 f=である。
数、f3はIF信号周波数、f4はfのイメージ信号周
波数である。そしてこれらの周波数の間に成り立つ関係
はf、 >[2>f4 )f3であり、かつfff =
f、 fz =f2 f=である。
ダウンコンバータの主な機能はRF信号入力端子1から
入力されるRF倍信号LO6で発生されたLO倍信号を
ミキサダイオード4に注入して混合し、RF倍信号周波
数f1とLO倍信号周波数12との差の周波数f3を得
るものである。
入力されるRF倍信号LO6で発生されたLO倍信号を
ミキサダイオード4に注入して混合し、RF倍信号周波
数f1とLO倍信号周波数12との差の周波数f3を得
るものである。
以下に各部分の基本的な動作を説明する。
RF AMP2は入力されたRF倍信号増幅するもの
で、RF倍信号周波数帯域f、において、低雑音性、所
定の利得の平坦性が要求される。RF AMP2の出
力はRF BPF3を介してミキサダイオード(MI
X DIODE)4に供給される。
で、RF倍信号周波数帯域f、において、低雑音性、所
定の利得の平坦性が要求される。RF AMP2の出
力はRF BPF3を介してミキサダイオード(MI
X DIODE)4に供給される。
RF BPF3はミキサダイオード4におけるRF倍
信号対するイメージ信号f4を抑圧すると同時に、L○
倍信号2のエネルギーがダイオード4に十分に供給され
るようにRF BPF3を介してLO倍信号漏れ出さ
ないようにLO倍信号抑圧するものである。LO6は局
部信号の発振器であり、出力のLO倍信号LO信号入力
端子7及びLOBPF5を介してミキサダイオード4に
供給される。
信号対するイメージ信号f4を抑圧すると同時に、L○
倍信号2のエネルギーがダイオード4に十分に供給され
るようにRF BPF3を介してLO倍信号漏れ出さ
ないようにLO倍信号抑圧するものである。LO6は局
部信号の発振器であり、出力のLO倍信号LO信号入力
端子7及びLOBPF5を介してミキサダイオード4に
供給される。
LOBPF5はLO6からの不要出力波を抑圧すると同
時に、RF倍信号エネルギーがLOBPF3を介して外
部に漏れ出さないようにRF倍信号抑圧するものである
。ミキサダイオード4はRF BPF3を介して供給
されるRF倍信号LOBPF5を介して供給されるLO
倍信号を混合し、RF倍信号周波数f、とLOの信号周
波数「2の和と差のIF周波数f:+(=lft ±f
)を出力するものである。
時に、RF倍信号エネルギーがLOBPF3を介して外
部に漏れ出さないようにRF倍信号抑圧するものである
。ミキサダイオード4はRF BPF3を介して供給
されるRF倍信号LOBPF5を介して供給されるLO
倍信号を混合し、RF倍信号周波数f、とLOの信号周
波数「2の和と差のIF周波数f:+(=lft ±f
)を出力するものである。
ミキサダイオード4の出力はIF LPF8によって
低い方の周波数成分のみが選択され、f:1=lr+
rzlのみがIF出力端子9がら取り出される。
低い方の周波数成分のみが選択され、f:1=lr+
rzlのみがIF出力端子9がら取り出される。
以上の通り、第3図のダウンコンバータにおいてマイク
ロ波のRF倍信号、がIGHz帯のIP倍信号、に変換
されることとなる。
ロ波のRF倍信号、がIGHz帯のIP倍信号、に変換
されることとなる。
ミキサ10の部分における等価回路を第4図に示す。第
4図において、11はミキサのRF入力端子、22はR
F BPF3とミキサダイオード4とをつなぐマイク
ロストリップ線路、23はミキサダイオード4の入力端
で、LOの周波数帯において短絡となるように設けられ
たLO周波数の1/4波長開放線路、24はLOBPF
!’Mニー。
4図において、11はミキサのRF入力端子、22はR
F BPF3とミキサダイオード4とをつなぐマイク
ロストリップ線路、23はミキサダイオード4の入力端
で、LOの周波数帯において短絡となるように設けられ
たLO周波数の1/4波長開放線路、24はLOBPF
!’Mニー。
キサダイオード4とをつなぐマイクロストリップ線路、
25はIF LPF8の等価回路である。
25はIF LPF8の等価回路である。
・また、26はミキサダイオード4の電流帰還回路、2
7はミキサダイオード4の動作点を決めるバイアス回路
であり、これらはチップ部品で構成されている。なお、
RF倍信号周波数帯が12GHz帯付近の周波数では上
記の構成要素はすべて同一のテフロン基板上に構成でき
る。
7はミキサダイオード4の動作点を決めるバイアス回路
であり、これらはチップ部品で構成されている。なお、
RF倍信号周波数帯が12GHz帯付近の周波数では上
記の構成要素はすべて同一のテフロン基板上に構成でき
る。
第4図中、RF BPF3及びLOBPF5はマイク
ロストリップ線路で構成されるサイドカップル形BPF
を示している。この第4図中のマイクコストリップ線路
22は、RF BPF3のイメージ信号周波数帯での
当該マイクロストリップ線路22側のインピーダンスが
ミキサダイオード4からみて短絡又は開放になるような
長さが通常選ばれている。又、マイクロストリップ線路
24は、LOBPFのRF倍信号周波数帯域での当該マ
イクロストリップ線路24例のインピーダンスがミキサ
ダイオード4からみて短絡又は開放となるような長さが
選ばれている。ミキサ10の性能の良さを示す変換)員
はRF BPF3.LOBPF5の特性及びマイクロ
ストリップ線路22.24の長さに大きく依存している
ため、これらの構成要素の組合せ方が回路実現のための
重要なポイントになる。
ロストリップ線路で構成されるサイドカップル形BPF
を示している。この第4図中のマイクコストリップ線路
22は、RF BPF3のイメージ信号周波数帯での
当該マイクロストリップ線路22側のインピーダンスが
ミキサダイオード4からみて短絡又は開放になるような
長さが通常選ばれている。又、マイクロストリップ線路
24は、LOBPFのRF倍信号周波数帯域での当該マ
イクロストリップ線路24例のインピーダンスがミキサ
ダイオード4からみて短絡又は開放となるような長さが
選ばれている。ミキサ10の性能の良さを示す変換)員
はRF BPF3.LOBPF5の特性及びマイクロ
ストリップ線路22.24の長さに大きく依存している
ため、これらの構成要素の組合せ方が回路実現のための
重要なポイントになる。
第4図中、2.、、 2.□、 Ztl、 Z*l
Z:l□ Z33+ 234はそれぞれのマイクロス
トリップ線路の特性インピーダンスを示し、Ll+
LZ+ 1!、Zl+’ :11+ ’ 3Z+
’ :I:11 ’ 34はそれぞれのマイクロス
トリップ線路の電気長を示している。又、λ、。
Z:l□ Z33+ 234はそれぞれのマイクロス
トリップ線路の特性インピーダンスを示し、Ll+
LZ+ 1!、Zl+’ :11+ ’ 3Z+
’ :I:11 ’ 34はそれぞれのマイクロス
トリップ線路の電気長を示している。又、λ、。
λ2.λ3.λ4はそれぞれRF倍信号LO倍信号F信
号、イメージ信号の波長を示している。Z11〜Z34
+ j!11〜234は各々実験により決定される場
合が多いが、おおよその目安を第4図中の表に示してい
る。Zll〜ZSaについてはZL<50Ω Z、#5
0Ω、Z)I>50Ωとする。
号、イメージ信号の波長を示している。Z11〜Z34
+ j!11〜234は各々実験により決定される場
合が多いが、おおよその目安を第4図中の表に示してい
る。Zll〜ZSaについてはZL<50Ω Z、#5
0Ω、Z)I>50Ωとする。
RF BPF3及びLOBPF5は第4図中にも記載
されているマイクロストリップ線路形のものが構成も容
易で性能も安定している点から、ミキサ10としてテフ
ロン等の誘電体をベースとしたプリント基板上の構成要
素として広く使用されている。これによって、第4図中
の構成要素がMIC回路としてすべて同一のプリント基
板上に構成でき、安価なミキサが実現できる。
されているマイクロストリップ線路形のものが構成も容
易で性能も安定している点から、ミキサ10としてテフ
ロン等の誘電体をベースとしたプリント基板上の構成要
素として広く使用されている。これによって、第4図中
の構成要素がMIC回路としてすべて同一のプリント基
板上に構成でき、安価なミキサが実現できる。
しかし、RF倍信号周波数及びLO倍信号周波数が20
C;Hz帯付近にまで高くなると、誘電体を置火が無視
できなくなり、テフロン基板上に構成したBPFでは材
料の性質上、BPFの通過損失が大きくなることから、
信学技報MW88−28に見られるように、アルミナセ
ラミック基板上に誘電体共振器を用いたRF BPF
、LOBPFを構成して所要の性能を得る必要がある。
C;Hz帯付近にまで高くなると、誘電体を置火が無視
できなくなり、テフロン基板上に構成したBPFでは材
料の性質上、BPFの通過損失が大きくなることから、
信学技報MW88−28に見られるように、アルミナセ
ラミック基板上に誘電体共振器を用いたRF BPF
、LOBPFを構成して所要の性能を得る必要がある。
ところが、アルミナセラミック基板や誘電体共振器を用
いたBPFは大変高価で、−枚の基板には構成できない
ためミキサ及びダウンコンバータ自体が高価なものとな
り、量産にも不向きとなるという欠点があった。
いたBPFは大変高価で、−枚の基板には構成できない
ためミキサ及びダウンコンバータ自体が高価なものとな
り、量産にも不向きとなるという欠点があった。
この発明は、上記のような従来のものの問題点を解決す
るためになされたもので、安価で量産性の高いミキサを
実現でき、ダウンコンバータとしても安価で、かつ小型
で性能が安定したMIC形周波数変換器を実現すること
を目的としている。
るためになされたもので、安価で量産性の高いミキサを
実現でき、ダウンコンバータとしても安価で、かつ小型
で性能が安定したMIC形周波数変換器を実現すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段]
この発明に係るMIC形周波数変換器は、ミキサダイオ
ードを2次高調波ミキサとして動作させ、ミキサダイオ
ードのRF信号端子側にはRF BPFの代わりにR
F HPFまたはRF BRFを設け、LO信号端
子側にはLOBPFの代わりにLOLPFまたはLOB
RFを設け、20GHz帯に近い高いRF信号周波数帯
においても安価で性能の安定したミキサを実現したもの
である。
ードを2次高調波ミキサとして動作させ、ミキサダイオ
ードのRF信号端子側にはRF BPFの代わりにR
F HPFまたはRF BRFを設け、LO信号端
子側にはLOBPFの代わりにLOLPFまたはLOB
RFを設け、20GHz帯に近い高いRF信号周波数帯
においても安価で性能の安定したミキサを実現したもの
である。
この発明におけるMIC形周波間変ta器においては、
ミキサダイオードを2次高調波ミキサとして動作させる
ことにより、LO倍信号周波数とRF倍信号周波数の差
が大きくなり、RF BPFに要求される帯域外特性
、LOBPFに要求されるLO倍信号RF倍信号選択度
が軽減されるので、BPFの代わりにRF HPF及
びLOI−PF又はRF BRF及びLOBRFを使
用して挿入を置火を増加させずにミキサとしての所定の
性能を実現するものである。
ミキサダイオードを2次高調波ミキサとして動作させる
ことにより、LO倍信号周波数とRF倍信号周波数の差
が大きくなり、RF BPFに要求される帯域外特性
、LOBPFに要求されるLO倍信号RF倍信号選択度
が軽減されるので、BPFの代わりにRF HPF及
びLOI−PF又はRF BRF及びLOBRFを使
用して挿入を置火を増加させずにミキサとしての所定の
性能を実現するものである。
ここで、RFHPF及びLOLPF又はRF BRF
及びLOBRFはテフロン基板上に構成しても誘電体損
失が伝送特性上問題とならないため、MIC形周波数変
換器として一枚のテフロン基板上に安価に構成すること
が可能である。
及びLOBRFはテフロン基板上に構成しても誘電体損
失が伝送特性上問題とならないため、MIC形周波数変
換器として一枚のテフロン基板上に安価に構成すること
が可能である。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるMIC形周波数変換器
を示し、図において、第4図と同一符号は同一のものを
示す。33はRF HPF、35はLOLPF、36
はRF倍信号、七IF信号の周波数r、の差f!の1/
2の周波数f5 (=fz/2)の発振出力を有するL
O140はRFHPF33.LOLPF35. ミキ
サダイオード4及びIF LPF8からなるミキサで
ある。
を示し、図において、第4図と同一符号は同一のものを
示す。33はRF HPF、35はLOLPF、36
はRF倍信号、七IF信号の周波数r、の差f!の1/
2の周波数f5 (=fz/2)の発振出力を有するL
O140はRFHPF33.LOLPF35. ミキ
サダイオード4及びIF LPF8からなるミキサで
ある。
また、RF AMPに符号2′を付したのは、ミキサ
40の変換損失を補うため、第3図のRFAMP2より
RF倍信号周波数帯域での利得を増加させたからである
。
40の変換損失を補うため、第3図のRFAMP2より
RF倍信号周波数帯域での利得を増加させたからである
。
次に、第1図における各部分の動作について説明する。
RF AMP2’はRF信号入力端子1から入力され
たRF倍信号増幅する。ミキサ40の変換損がミキサ1
0の変換損より実際上、大きくなるため、損失の差に相
当する分だけRF AMP2よりRF倍信号周波数帯
域において利得を大きく設定している。しかし、このこ
とによる製造コストの上昇は小さい。
たRF倍信号増幅する。ミキサ40の変換損がミキサ1
0の変換損より実際上、大きくなるため、損失の差に相
当する分だけRF AMP2よりRF倍信号周波数帯
域において利得を大きく設定している。しかし、このこ
とによる製造コストの上昇は小さい。
RF HPF33はRF倍信号1を通過させ、かつR
F倍信号1とTF倍信号3との差の周波数f、(=LO
信倍信、の2倍の周波数)及びRF倍信号1に対するイ
メージ周波数f、(=2Xf−f3)に対して抑圧効果
を持たせたものである。
F倍信号1とTF倍信号3との差の周波数f、(=LO
信倍信、の2倍の周波数)及びRF倍信号1に対するイ
メージ周波数f、(=2Xf−f3)に対して抑圧効果
を持たせたものである。
また、LOLPF35はLO倍信号、を通過させ、RF
倍信号1とLO倍信号、の2倍の周波数f、に対して抑
圧効果を持たせたものである。
倍信号1とLO倍信号、の2倍の周波数f、に対して抑
圧効果を持たせたものである。
LO36はRF倍信号、とIF倍信号、の差の周波数f
tの1/2の周波数r、を発振出力とし、LOLPF3
5を介してミキサダイオード(MIX DIODE)
4にLO倍信号供給する。ミキサダイオード4ではミキ
サダイオードの非線形特性によりLO倍信号、の2倍の
周波数、罪ちf2を発生し、これがRF倍信周波数f、
と混合されることにより、第3図の場合と同じく、If
。
tの1/2の周波数r、を発振出力とし、LOLPF3
5を介してミキサダイオード(MIX DIODE)
4にLO倍信号供給する。ミキサダイオード4ではミキ
サダイオードの非線形特性によりLO倍信号、の2倍の
周波数、罪ちf2を発生し、これがRF倍信周波数f、
と混合されることにより、第3図の場合と同じく、If
。
±(2Xfs )l =l f、±f2 lの周波数
が得られ、IF LPFBを介することにより、差の
周波数lf+ r21=f3のみが出力として得ら
れる。
が得られ、IF LPFBを介することにより、差の
周波数lf+ r21=f3のみが出力として得ら
れる。
上記の動作によって第1図の回路は第3図の回路とその
要求機能が一致する。
要求機能が一致する。
ミキサ40についての等価回路を第2図に示す。
第2図について各部分の動作を説明する。図中、Zll
−Z34.lx〜134は第4図と同様の意味の記号で
ある。λ、はL036の発振周波数f、の波長である。
−Z34.lx〜134は第4図と同様の意味の記号で
ある。λ、はL036の発振周波数f、の波長である。
RF HPF33はミキサダイオード4からマイクロ
ストリップ線路22′のイメージ信号の1/4波長(=
λ4C/4)に相当する距離に、又1/4波長がとれな
いときはイメージ信号の1/2波長の距離にイメージ信
号の1/4波長先端開放線路を設け、さらにそこからイ
メージ信号の1/4波長の位置にイメージ信号の周波数
の1/4波長先端開放線路を設ける。即ち、図中におい
て、21=λm/4.ft=λa/4.ix=λ4/4
とし、第4図の場合と同様、Z I= Zt 、 Z
t=Zo 、Zs −ZLと決める。RF HPF
の通過特性は第5図のような特性とすることが可能で、
ミキサダイオード4からRF’HPFをみたとき、イメ
ージ周波数において短絡に近い大きな減衰量を持たせる
ことができる。これによってRF HPFはRF倍信
号1を通過させるが、イメージ周波数に対して抑圧量を
持つことになり、又、第5図に示す通りf2に対しても
抑圧量を持つので、RF BPF3と置き換えが可能
となる。しかし、RF BPFと異なり、RF倍信号
周波数帯域に対してはマイクロストリップ線路が伝送線
路となるため通過損失は大きくならない。
ストリップ線路22′のイメージ信号の1/4波長(=
λ4C/4)に相当する距離に、又1/4波長がとれな
いときはイメージ信号の1/2波長の距離にイメージ信
号の1/4波長先端開放線路を設け、さらにそこからイ
メージ信号の1/4波長の位置にイメージ信号の周波数
の1/4波長先端開放線路を設ける。即ち、図中におい
て、21=λm/4.ft=λa/4.ix=λ4/4
とし、第4図の場合と同様、Z I= Zt 、 Z
t=Zo 、Zs −ZLと決める。RF HPF
の通過特性は第5図のような特性とすることが可能で、
ミキサダイオード4からRF’HPFをみたとき、イメ
ージ周波数において短絡に近い大きな減衰量を持たせる
ことができる。これによってRF HPFはRF倍信
号1を通過させるが、イメージ周波数に対して抑圧量を
持つことになり、又、第5図に示す通りf2に対しても
抑圧量を持つので、RF BPF3と置き換えが可能
となる。しかし、RF BPFと異なり、RF倍信号
周波数帯域に対してはマイクロストリップ線路が伝送線
路となるため通過損失は大きくならない。
第2図においては、RF HPF33は2段の場合を
示しているが、3段として同じパターンを繰り返して接
続することも可能であり、その場合、段数に応じて抑圧
量が増加する。LO周波数f。
示しているが、3段として同じパターンを繰り返して接
続することも可能であり、その場合、段数に応じて抑圧
量が増加する。LO周波数f。
の1/4波長開放線路21はミキサダイオード4の入力
端で、f、の周波数において短絡となるように設けたも
のである。
端で、f、の周波数において短絡となるように設けたも
のである。
一方、LOLPF35はミキサダイオード4からマイク
ロストリップ線路23′を介してRF倍信号1/4波長
の位置又は1/2波長の位置に、RF倍信号1/2波長
の先端短絡線路を設け、さらにRF倍信号1/4波長分
離してRF倍信号1/2波長の先端短絡線路を設ける。
ロストリップ線路23′を介してRF倍信号1/4波長
の位置又は1/2波長の位置に、RF倍信号1/2波長
の先端短絡線路を設け、さらにRF倍信号1/4波長分
離してRF倍信号1/2波長の先端短絡線路を設ける。
LOLPFは第6図のような通過特性を示し、ミキサダ
イオード4からマイクロストリップ線路24を介してL
OLPF35をみたとき、RF信号周波数に対して開放
に近い減衰量を持たせることができる。
イオード4からマイクロストリップ線路24を介してL
OLPF35をみたとき、RF信号周波数に対して開放
に近い減衰量を持たせることができる。
一方、LO倍信号、はRF倍信号周波数f、に比べて1
/2程度の周波数であるため、LOLPF35における
通過損失はマイクロストリップ線路の伝送損失が支配的
であるため、実用上十分に小さい。これによって、第4
図に示したLOBPF5との置き換えが可能となる。
/2程度の周波数であるため、LOLPF35における
通過損失はマイクロストリップ線路の伝送損失が支配的
であるため、実用上十分に小さい。これによって、第4
図に示したLOBPF5との置き換えが可能となる。
また、RF HPFは33はイメージ周波数の1/4
波長先端開放線路によるHPFを示したが、LOLPF
35の構成のような形状で、イメージ周波数における1
/2波長先端短絡線路によるイメージ周波数に対するB
PFでもよく、LOLPF35はRF HPF33の
構成のような形状で、RF信号周波数の1/4波長先端
開放線路で構成してもよい。
波長先端開放線路によるHPFを示したが、LOLPF
35の構成のような形状で、イメージ周波数における1
/2波長先端短絡線路によるイメージ周波数に対するB
PFでもよく、LOLPF35はRF HPF33の
構成のような形状で、RF信号周波数の1/4波長先端
開放線路で構成してもよい。
さらに、第7図、第8図の他の実施例に示すように、R
F HPF33において、最大抑圧量を与える周波数
をイメージ周波数とLOの2倍の周波数の間に選ぶこと
や、LOLPF35において最大抑圧量を与える周波数
をRF信号周波数とLOの2倍の周波数の間に選ぶこと
も可能である。
F HPF33において、最大抑圧量を与える周波数
をイメージ周波数とLOの2倍の周波数の間に選ぶこと
や、LOLPF35において最大抑圧量を与える周波数
をRF信号周波数とLOの2倍の周波数の間に選ぶこと
も可能である。
これらの変形はすべて実際の回路における調整段階で実
行される。
行される。
第2図中にも示された通り、RF HPF33LOL
PF35はすべてマイクロストリップ線路で、同一プリ
ント基板上に容易に構成でき、従って、MIC形周波数
変換器において、周波数変換器価に実現できる。
PF35はすべてマイクロストリップ線路で、同一プリ
ント基板上に容易に構成でき、従って、MIC形周波数
変換器において、周波数変換器価に実現できる。
なお、上記実施例ではミキサダイオードを2次高調波ミ
キサとして動作させるようにしたが、n次(nは2以上
の整数)高調波ミキサとして動作させてもよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
キサとして動作させるようにしたが、n次(nは2以上
の整数)高調波ミキサとして動作させてもよく、上記実
施例と同様の効果を奏する。
以上のように、この発明に係るMrC形周波周波数変換
器れば、ミキサを2次高調波ミキサとして動作させ、R
F信号周波数とLO信号周波数との差を太き(すること
によって、20GH2帯の高い周波数帯においては入手
の容易な部品では構成が難しいRF BPFやLOB
PFの代わりにマイクロストリップ線路で簡単に構成で
きるHPFとLPFまたはBRFを使用して安価なミキ
サを構成することにより、ミキサを含むダウンコンバー
タが安価に構成できるという大きな効果がある。
器れば、ミキサを2次高調波ミキサとして動作させ、R
F信号周波数とLO信号周波数との差を太き(すること
によって、20GH2帯の高い周波数帯においては入手
の容易な部品では構成が難しいRF BPFやLOB
PFの代わりにマイクロストリップ線路で簡単に構成で
きるHPFとLPFまたはBRFを使用して安価なミキ
サを構成することにより、ミキサを含むダウンコンバー
タが安価に構成できるという大きな効果がある。
第1図はこの発明の一実施例によるダウンコンバータの
ブロック図、第2図はこの発明の一実施例によるミキサ
の等価回路図、第3図は従来のダウンコンバータのブロ
ック図、第4図は従来のミキサの等価回路図、第5図は
RF HPFの通過損失特性を示す説明図、第6図は
LOLPFの通過損失特性を示す説明図、第7図はRF
HPFの変形例の通過損失特性を示す説明図、第8
図はLOLPFの変形例の通過損失特性を示す説明図で
ある。 図において、4はミキサダイオード、33はRF H
PF、35はLOLPF、36は第2次高調波ミキサを
動作させる局部信号発振器である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
ブロック図、第2図はこの発明の一実施例によるミキサ
の等価回路図、第3図は従来のダウンコンバータのブロ
ック図、第4図は従来のミキサの等価回路図、第5図は
RF HPFの通過損失特性を示す説明図、第6図は
LOLPFの通過損失特性を示す説明図、第7図はRF
HPFの変形例の通過損失特性を示す説明図、第8
図はLOLPFの変形例の通過損失特性を示す説明図で
ある。 図において、4はミキサダイオード、33はRF H
PF、35はLOLPF、36は第2次高調波ミキサを
動作させる局部信号発振器である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)周波数変換用ミキサダイオード及びマイクロスト
リップ線路を用いて平面上に構成されるMIC形周波数
変換器において、 周波数変換すべき入力高周波信号と局部発振信号とが入
力されるミキサダイオードと、 該ミキサダイオードの高周波信号入力端子側に設けられ
た、イメージ信号を抑圧するハイパスフィルタまたはバ
ンドリジェクションフィルタと、上記ミキサダイオード
の局部発振信号入力端子側に設けられた、RF信号を抑
圧できるローパスフィルタまたはバンドリジェクション
フィルタとを備え、 上記ミキサダイオードを2次高調波ミキサとして動作さ
せ、 かつ装置全体を同一のプリント基板上に形成してなるこ
とを特徴とするMIC形周波数変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295663A JP2683432B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | Mic形周波数変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1295663A JP2683432B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | Mic形周波数変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03154506A true JPH03154506A (ja) | 1991-07-02 |
JP2683432B2 JP2683432B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17823567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1295663A Expired - Fee Related JP2683432B2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | Mic形周波数変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2683432B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06224644A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Nec Corp | 半導体装置 |
US5649312A (en) * | 1994-11-14 | 1997-07-15 | Fujitsu Limited | MMIC downconverter for a direct broadcast satellite low noise block downconverter |
WO2003038992A1 (fr) * | 2001-11-01 | 2003-05-08 | Sharp Kabushiki Kaisha | Melangeur d'harmoniques d'ordre pair a filtre integre et appareil de communication radio haute frequence l'utilisant |
JP2009094693A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Toshiba Corp | ミキサー回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116981U (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-06 | ||
JPS546745A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Resonator |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1295663A patent/JP2683432B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5116981U (ja) * | 1974-07-25 | 1976-02-06 | ||
JPS546745A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Resonator |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH06224644A (ja) * | 1993-01-25 | 1994-08-12 | Nec Corp | 半導体装置 |
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US7164902B2 (en) | 2001-11-01 | 2007-01-16 | Sharp Kabushiki Kaisha | Filter-integrated even-harmonic mixer and hi-frequency radio communication device using the same |
JP2009094693A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Toshiba Corp | ミキサー回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2683432B2 (ja) | 1997-11-26 |
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