JPH03153964A - シフトフォーク爪部構造 - Google Patents
シフトフォーク爪部構造Info
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- JPH03153964A JPH03153964A JP29323689A JP29323689A JPH03153964A JP H03153964 A JPH03153964 A JP H03153964A JP 29323689 A JP29323689 A JP 29323689A JP 29323689 A JP29323689 A JP 29323689A JP H03153964 A JPH03153964 A JP H03153964A
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- fork pawl
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H63/00—Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
- F16H63/02—Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
- F16H63/30—Constructional features of the final output mechanisms
- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16H63/32—Gear shift yokes, e.g. shift forks
- F16H2063/324—Gear shift yokes, e.g. shift forks characterised by slide shoes, or similar means to transfer shift force to sleeve
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
本発明はシフトフォーク爪部の構造に関するものである
。
。
〔従来の技術]
自動車のトランスミッション内の一部品であるシフトフ
ォークの爪部は、杷持する相手部材との間で激しい摩擦
を生ずる。このため、摺動部は耐熱性や耐摩耗性に優れ
た材料を用いて形成される。然して、従来より、シフト
フォークの爪部の構造やその製造方法、製造装置につい
て種々の提案がなされている0本出願人も特願昭63−
265480号においてシフトフォーク爪部への樹脂装
着方法を提案した。又、実公平1−16575号公報や
実願平1−37013号明細書に記載された、シフトフ
ォーク爪部などのインサート品の周りを樹脂で被覆する
ための成形装置を提案した。
ォークの爪部は、杷持する相手部材との間で激しい摩擦
を生ずる。このため、摺動部は耐熱性や耐摩耗性に優れ
た材料を用いて形成される。然して、従来より、シフト
フォークの爪部の構造やその製造方法、製造装置につい
て種々の提案がなされている0本出願人も特願昭63−
265480号においてシフトフォーク爪部への樹脂装
着方法を提案した。又、実公平1−16575号公報や
実願平1−37013号明細書に記載された、シフトフ
ォーク爪部などのインサート品の周りを樹脂で被覆する
ための成形装置を提案した。
[発明が解決しようとする課題]
前述の如く、シフトフォークの爪部には優れた耐熱性及
び耐摩耗性が要求されるため、近年、摺動部材として例
えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)のような
高級エンジニアリングプラスチックスを用いることが検
討されている。PEEKなとの高級エンジニアリングプ
ラスチック又は一般に高融点であり、インサート成形に
よってシフトフォーク爪部に装着することは極めて困難
である。それ故、通常は予め所望形状の摺動部材を成形
し、次いでこれをシフトフォーク爪部に装着する。とこ
ろが、摺動部材をシフトフォーク爪部に高精度で装着し
ようとすると、予めシフトフォークの爪部を高精度で前
加工しなければならない6又、摺動部材には強い負荷が
かかるため、摺動部材とシフトフォーク爪部とは強固に
締結する必要があるが、このための締結構造を摺動部材
に付与すると、摺動部材の構造が複雑となり製造が難し
い。又、摺動部以外の締結材として高価な高級エンジニ
アリングプラスチックスを使用しなければならず、製造
コストを上昇させるため好ましくない。
び耐摩耗性が要求されるため、近年、摺動部材として例
えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)のような
高級エンジニアリングプラスチックスを用いることが検
討されている。PEEKなとの高級エンジニアリングプ
ラスチック又は一般に高融点であり、インサート成形に
よってシフトフォーク爪部に装着することは極めて困難
である。それ故、通常は予め所望形状の摺動部材を成形
し、次いでこれをシフトフォーク爪部に装着する。とこ
ろが、摺動部材をシフトフォーク爪部に高精度で装着し
ようとすると、予めシフトフォークの爪部を高精度で前
加工しなければならない6又、摺動部材には強い負荷が
かかるため、摺動部材とシフトフォーク爪部とは強固に
締結する必要があるが、このための締結構造を摺動部材
に付与すると、摺動部材の構造が複雑となり製造が難し
い。又、摺動部以外の締結材として高価な高級エンジニ
アリングプラスチックスを使用しなければならず、製造
コストを上昇させるため好ましくない。
更に近年の自動車の高性能化に伴ってシフトフォーク爪
部にも耐焼付性などのより一層の高性能化が求められて
いるが、高級エンジニアリングプラスチックスのみを摺
動部材として用いた場合には要求に答えることは困難で
ある。
部にも耐焼付性などのより一層の高性能化が求められて
いるが、高級エンジニアリングプラスチックスのみを摺
動部材として用いた場合には要求に答えることは困難で
ある。
本発明は上記従来技術における問題点を解決するための
ものである0本発明の目的は高性能で、要求に応じた種
々の変形が容易であり、且つ簡便に得ることができるシ
フトフォーク爪部°構造を提供することにある。
ものである0本発明の目的は高性能で、要求に応じた種
々の変形が容易であり、且つ簡便に得ることができるシ
フトフォーク爪部°構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
すなわち本発明のシフトフォーク爪部構造は、金属製で
摺動部材を被覆すべき部分に凹部が設けられたシフトフ
ォーク爪部と、耐熱性及び耐摩耗性に優れた樹脂からな
り貫通孔が設けられた所定の被覆形状の摺動部材とが、
前記凹部、貫通孔及びシフトフォーク爪部と摺動部材と
の隙間に熱伝導性及び油保持性に優れた樹脂組成物が充
填されて一体に固着されてなることを特徴とする。
摺動部材を被覆すべき部分に凹部が設けられたシフトフ
ォーク爪部と、耐熱性及び耐摩耗性に優れた樹脂からな
り貫通孔が設けられた所定の被覆形状の摺動部材とが、
前記凹部、貫通孔及びシフトフォーク爪部と摺動部材と
の隙間に熱伝導性及び油保持性に優れた樹脂組成物が充
填されて一体に固着されてなることを特徴とする。
シフトフォークはアルミニウム又はその合金などを用い
て慣用の方法例えばダイキャスト法により成形する。こ
の際、シフトフォーク爪部の摺動部材を被覆する部分に
は所望形状の四部を設ける。凹部の形状や数は特に限定
されない。凹部の形状としては例えば穴、溝、貫通孔等
であってよい、シフトフォーク爪部には必要に応じて前
加工を施してもよい。
て慣用の方法例えばダイキャスト法により成形する。こ
の際、シフトフォーク爪部の摺動部材を被覆する部分に
は所望形状の四部を設ける。凹部の形状や数は特に限定
されない。凹部の形状としては例えば穴、溝、貫通孔等
であってよい、シフトフォーク爪部には必要に応じて前
加工を施してもよい。
摺動部材は、例えばPEEK、ポリイミド、ポリアミド
イミド等の耐熱性及び耐摩耗に優れた高級エンジニアリ
ングプラスチックスな用いて成形するのが好ましい、摺
動部材の大きさや形状は、被覆するシフトフォーク爪部
の大きさや形状に応じて適宜選択する。そして摺動部材
には摺動面とその反対側の面とを結ぶ適する大きさ、形
状及び数の貫通孔を設ける。
イミド等の耐熱性及び耐摩耗に優れた高級エンジニアリ
ングプラスチックスな用いて成形するのが好ましい、摺
動部材の大きさや形状は、被覆するシフトフォーク爪部
の大きさや形状に応じて適宜選択する。そして摺動部材
には摺動面とその反対側の面とを結ぶ適する大きさ、形
状及び数の貫通孔を設ける。
前記シフトフォーり爪部と摺動部材とは、それらの隙間
及び各々に設けた凹部と貫通孔に熱伝導性及び油保持性
に優れた樹脂組成物を充填して固化せしめることにより
一体に固着する。
及び各々に設けた凹部と貫通孔に熱伝導性及び油保持性
に優れた樹脂組成物を充填して固化せしめることにより
一体に固着する。
樹脂組成物の基材樹脂は例えばポリアミド、ポリエステ
ル等のエンジニアリングプラスチックス又はポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル等の汎用プラスチックスであって
よい。又、このような樹脂組成物に熱伝導性を付与する
ためには、例えば金属フィラーやカーボンフィラーを所
定量混合する。同様に、樹脂組成物に油保持性を付与す
るためには、例えば3 Mg5iOzを主成分とする親
油剤を所定量混合する。
ル等のエンジニアリングプラスチックス又はポリプロピ
レン、ポリ塩化ビニル等の汎用プラスチックスであって
よい。又、このような樹脂組成物に熱伝導性を付与する
ためには、例えば金属フィラーやカーボンフィラーを所
定量混合する。同様に、樹脂組成物に油保持性を付与す
るためには、例えば3 Mg5iOzを主成分とする親
油剤を所定量混合する。
樹脂組成物の充填は、所望の金型を用いたインサート成
形によると一挙に高精度の成形品が得られるので都合が
よい。
形によると一挙に高精度の成形品が得られるので都合が
よい。
摺動部材として必要最小限の量の高級エンジニアリング
プラスチックスを使用するのみでよく、又、樹脂組成物
によって摺動部材とシフトフォーク爪部とを簡単に強固
に固着することができる。更に、摺動部材に設けた貫通
孔を満たすことにより摺動部材の表面に露出した樹脂組
成物によって、摺動面に優れた熱伝導性及び油保持性が
付与されるので、摺動部材の性能特に耐焼付性が更に向
上する。
プラスチックスを使用するのみでよく、又、樹脂組成物
によって摺動部材とシフトフォーク爪部とを簡単に強固
に固着することができる。更に、摺動部材に設けた貫通
孔を満たすことにより摺動部材の表面に露出した樹脂組
成物によって、摺動面に優れた熱伝導性及び油保持性が
付与されるので、摺動部材の性能特に耐焼付性が更に向
上する。
〔実施例]
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する。な
お、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
お、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
第1図に本発明の一実施例(シフトフォーりの片方の爪
部のみ図示)を示す。図中、1はPEEK、ポリイミド
、ポリアミドイミド等の高級エンジニアリングプラスチ
ックスを用いて予め断面口字形状に成形した摺動部材で
あり、2はアルミニウムダイキャスト製のシフトフォー
ク爪部である。そして、3はインサート成形によって充
填した、ポリアミドなどのエンジニアリングプラスチッ
クス又はポリプロピレンなどの汎用プラスチックスに熱
伝導性向上用の金属フィラー又はカーボンフィラー、及
び油保持性向上用の油保持剤(例えば3 Mg5iO□
を主成分とする親油剤)を各々所定量混合した樹脂組成
物からなる締結材である。摺動部材1の表面には締結材
2が貫通孔4を満して部分的に露出しているのでオイル
ビットの役割を果し、摺動面の油保持能力が向上し摩擦
係数が低下する。更に摩擦によって摺動面に発生する熱
をシフトフオ一り爪部にすみやかに逃す、それ故、摺動
部材1の耐摩耗性が向上し、とりわけ耐焼付性が著しく
向上する。第2図に第1図の摺動部材1を示す、摺動部
材l−は射出成形により製造するが、薄肉で且つ多数の
貫通孔4を有するため、極めて高価な高級エンジニアリ
ングプラスチックスは必要最小限の量でよい、第3図に
第1図のシフトフォーク爪部を示す0本例では凹部とし
て貫通孔5を設けた。第4図はインサート成形用の金型
6及び7に摺動部材1とシフトフォーク爪部2をセット
し、締結材3を充填した状態を示す、なお、第4図では
片方のシフトフォーク爪部2のみを示すが、実際には両
方のシフトフォーク爪部2に対して同時にインサート成
形を行なう。この際、適する金型を用いてシフトフォー
ク爪部2の位置決め精度を向上させれば更に高精度なも
のを得ることができる。
部のみ図示)を示す。図中、1はPEEK、ポリイミド
、ポリアミドイミド等の高級エンジニアリングプラスチ
ックスを用いて予め断面口字形状に成形した摺動部材で
あり、2はアルミニウムダイキャスト製のシフトフォー
ク爪部である。そして、3はインサート成形によって充
填した、ポリアミドなどのエンジニアリングプラスチッ
クス又はポリプロピレンなどの汎用プラスチックスに熱
伝導性向上用の金属フィラー又はカーボンフィラー、及
び油保持性向上用の油保持剤(例えば3 Mg5iO□
を主成分とする親油剤)を各々所定量混合した樹脂組成
物からなる締結材である。摺動部材1の表面には締結材
2が貫通孔4を満して部分的に露出しているのでオイル
ビットの役割を果し、摺動面の油保持能力が向上し摩擦
係数が低下する。更に摩擦によって摺動面に発生する熱
をシフトフオ一り爪部にすみやかに逃す、それ故、摺動
部材1の耐摩耗性が向上し、とりわけ耐焼付性が著しく
向上する。第2図に第1図の摺動部材1を示す、摺動部
材l−は射出成形により製造するが、薄肉で且つ多数の
貫通孔4を有するため、極めて高価な高級エンジニアリ
ングプラスチックスは必要最小限の量でよい、第3図に
第1図のシフトフォーク爪部を示す0本例では凹部とし
て貫通孔5を設けた。第4図はインサート成形用の金型
6及び7に摺動部材1とシフトフォーク爪部2をセット
し、締結材3を充填した状態を示す、なお、第4図では
片方のシフトフォーク爪部2のみを示すが、実際には両
方のシフトフォーク爪部2に対して同時にインサート成
形を行なう。この際、適する金型を用いてシフトフォー
ク爪部2の位置決め精度を向上させれば更に高精度なも
のを得ることができる。
[発明の効果]
本発明のシフトフォーク爪部構造は前記構成を有するた
め、性能は優れているが極めて高価な高級エンジニアリ
ングプラスチックスを摺動部材として必要最小限の量使
用するのみで、優れた性能を有するシフトフォーク爪部
構造を容易に得ることができる。又、金属製のシフトフ
ォーク爪部はグイキャスト成形によって製造すれば前加
工せずに使用できるので製造工程が簡単である。更に、
シフトフォーク爪部と摺動部材との締結材である樹脂組
成物の性状を変えることにより摺動部材の摺動特性の調
節が可能であり、要求特性に応じた種々の特性を有する
シフトフォーク爪部構造を同一の手法によって得ること
ができるので設計の自由度が大きい。
め、性能は優れているが極めて高価な高級エンジニアリ
ングプラスチックスを摺動部材として必要最小限の量使
用するのみで、優れた性能を有するシフトフォーク爪部
構造を容易に得ることができる。又、金属製のシフトフ
ォーク爪部はグイキャスト成形によって製造すれば前加
工せずに使用できるので製造工程が簡単である。更に、
シフトフォーク爪部と摺動部材との締結材である樹脂組
成物の性状を変えることにより摺動部材の摺動特性の調
節が可能であり、要求特性に応じた種々の特性を有する
シフトフォーク爪部構造を同一の手法によって得ること
ができるので設計の自由度が大きい。
第1図は本発明のシフトフォーク爪部構造の実施例の斜
視図。 第2図は第1図の摺動部材の斜視図、 第3図は第1図のシフトフォーク爪部の斜視図、 第4図は第1図のシフトフオ一り爪部構造の成形方法の
一例の説明図である。 図中、 l・・・摺動部材 2・・・シフトフォーク爪部3
・・・締結材 4,5・・・貫通孔6.7・・・
金型
視図。 第2図は第1図の摺動部材の斜視図、 第3図は第1図のシフトフォーク爪部の斜視図、 第4図は第1図のシフトフオ一り爪部構造の成形方法の
一例の説明図である。 図中、 l・・・摺動部材 2・・・シフトフォーク爪部3
・・・締結材 4,5・・・貫通孔6.7・・・
金型
Claims (1)
- 金属製で摺動部材を被覆すべき部分に凹部が設けられた
シフトフォーク爪部と、耐熱性及び耐摩耗性に優れた樹
脂からなり貫通孔が設けられた所定の被覆形状の摺動部
材とが、前記凹部、貫通孔及びシフトフォーク爪部と摺
動部材との隙間に熱伝導性及び油保持性に優れた樹脂組
成物が充填されて一体に固着されてなることを特徴とす
るシフトフォーク爪部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29323689A JPH03153964A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シフトフォーク爪部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29323689A JPH03153964A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シフトフォーク爪部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03153964A true JPH03153964A (ja) | 1991-07-01 |
Family
ID=17792196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29323689A Pending JPH03153964A (ja) | 1989-11-10 | 1989-11-10 | シフトフォーク爪部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03153964A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100645420B1 (ko) * | 1999-01-18 | 2006-11-14 | 쉐플러 카게 | 플라스틱재의 슬라이딩 슈를 갖는 기어시프트 포크 |
WO2009015936A1 (de) * | 2007-06-23 | 2009-02-05 | Schaeffler Kg | Verbindung zwischen einem getriebeelement und einem funktionselement und verfahren zur herstellung der verbindung |
CN106286822A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-04 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 用于电动汽车的自动换挡系统 |
-
1989
- 1989-11-10 JP JP29323689A patent/JPH03153964A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100645420B1 (ko) * | 1999-01-18 | 2006-11-14 | 쉐플러 카게 | 플라스틱재의 슬라이딩 슈를 갖는 기어시프트 포크 |
WO2009015936A1 (de) * | 2007-06-23 | 2009-02-05 | Schaeffler Kg | Verbindung zwischen einem getriebeelement und einem funktionselement und verfahren zur herstellung der verbindung |
CN106286822A (zh) * | 2016-08-18 | 2017-01-04 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 用于电动汽车的自动换挡系统 |
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