JPH03153946A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

ベルト式無段変速機

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JPH03153946A
JPH03153946A JP29222789A JP29222789A JPH03153946A JP H03153946 A JPH03153946 A JP H03153946A JP 29222789 A JP29222789 A JP 29222789A JP 29222789 A JP29222789 A JP 29222789A JP H03153946 A JPH03153946 A JP H03153946A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
flange
belt
flanges
axial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP29222789A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hirota
功 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、ベルト式無段変速機に関する。
(従来の技術) 特公昭63−3187号公報に「動力伝達装置」が記載
されている。これはベルトで連結された一対の変速プー
リを有するベルト式無段変速機である。各変速プーリは
軸に固定された固定フランジと軸方向に移動自在な可動
のフランジとを備えており、フランジ間隔を調整し各プ
ーリのベルトピッチ径を変えることにより変速を行う。
(発明が解決しようとする課題) ところが各プーリにおいて各フランジ間隔のセンタが軸
方向にずれていると、ベルトには引張力の他に剪断力が
働くからベルトに捩れなどが生じフランジとの片当りに
より偏摩耗が生じる。又ピッチ径が狂うから所定の変速
比が得られず正常なトルク伝達が行えない。そこで、通
常はシム調整によりセンタ合わせ(アライメント調整)
が行われるが、シム調整は手間が掛るめんどうな作業で
ある。
そこで、この発明はアライメント調整が自動的に行なわ
れるベルト式無段変速機の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明のベルト式無段変速機は、プーリ軸上にこれと
一体回転可能で軸方向移動自在に配置され互いの間にベ
ルト溝を形成する一対のフランジからなる駆動プーリ及
び従動プーリを備え、従動プーリのフランジを軸方向相
対移動自在に設け、従動プーリの両フランジの間隔を挟
めるように付勢する付勢部材とを備えたことを特徴とす
る。
(作用) 従動プーリのフランジはベルト張力によりプーリ軸上を
プーリのセンタが駆動プーリのセンタと一致する位置ま
でプーリ軸に対し相対移動する。
こうして、自動的にアライメント調整が行われる。
(実施例) 第1図により一実施例の説明を行う。この実施例は車両
においてエンジンの駆動力を変速するトランスミッショ
ンに用いられている。以下、左右の方向はこの図面での
左右の方向であり、番号を附さない部材等は図示されて
いない。又、後述のように駆動プーリは自動的にフラン
ジ間隔が調整操作される操作側であり、従動プーリはそ
の操作に追従してフランジの間隔調整が行われる追従側
である。
駆動側の駆動プーリ1において、プーリ軸3はエンジン
のクランク軸に連結され、ベアリング5゜7によってケ
ース9内に支承されている。
プーリ軸3上には遠心クラッチ11が配置されている。
この遠心クラッチ11は、軸3にスプライン連結された
ボス13と、ボス13と一体に回転する支持部材15と
、この部材15にピン17を介して揺動自在に支承され
たクラッチ部材19と、軸3に対して相対回転自在に配
置されたクラッチドラム21と、部材15.19の間に
装着され部材19をドラム21から引離すように付勢す
るコイルバネ23とを備えている。軸3が一定の回転数
に達するとクラッチ部材19は遠心力によりバネ23の
付勢力に抗してクラッチドラム21に接触し、遠心クラ
ッチ11は連結状態となる。
このように、遠心クラッチ11によってエンジンと負荷
は始動時には切離されており、回転数が上昇した後連結
される。
クラッチドラム21にはホルダ25が一体に連結されて
いる。ホルダ25の内周側には左のフランジ27のボス
部29がスプライン連結されている。このフランジ27
はプーリ軸3上にすべり軸受31.33を介して支承さ
れている。ボス部2つの外周には右のフランジ35が支
承されている。
このフランジ35の外周部には軸方向のスリット37が
形成され、このスリット37にはホルダ25の外周部に
設けられた凸部39が軸方向移動自在に係合している。
こうして、フランジ35はホルダ25と回転方向に連結
した状態で軸方向に移動可能である。なお、左のフラン
ジ27と遠心クラッチ11のボス13はフランジ27の
左側に装着された止め輪41とボス13とベアリング7
との間に螺着されたロックナツト43とにより軸方向に
位置決めされている。各フランジ27.35の間にはベ
ルト溝45が形成され、■ベルト47が装着されている
右のフランジ35とホルダ25との間には径方向外方に
向って狭くなるV字形断面の作動室49が形成され、こ
の作動室49には多数の小球からなるフライウェイト5
1が充填されている。従って、回転数が上昇するとフラ
イウェイト51にかかる遠心力により右のフランジ35
が左方へ移動してフランジ間隔が挟まりベルト47のピ
ッチ径が大きくなる。又、回転数が降下するとフライウ
ェイト51の遠心力が減少し、ベルト張力のスラスト成
分力によりフランジ3’5は右方へ移動しフランジ間隔
が広がりピッチ径が小さくなる。こうして、駆動プーリ
1が構成されている。
従動側の従動プーリ53において、プーリ軸55は駆動
輪の駆動力伝達系に連結され、ベアリング57.59に
よりケース9内に支承されている。
プーリ軸55には円筒状の連結部材61がスプライン連
結されている。又、軸55上には左のフランジ63のボ
ス部65が軸方向移動自在に支承されている。このボス
部65にはカム部材67がスプライン連結され、ワッシ
ャ69とナツト71とにより右方向に位置決めされてい
る。ボス部65には右のフランジ73のボス部75が軸
方向移動自在に支承されている。ボス部65とボス部7
5及びボス部65と軸55間の各摺動部には油路76を
介して潤滑油が送られ摺動抵抗を最小に保っている。こ
のボス部75とカム部67との間には、第1図(ωに示
すような、カム77が形成されている。又、右のフラン
ジ73とカム部材67との間にはフランジ73を左方へ
付勢するバネ79(付勢部材)が配置されている。フラ
ンジ73の外周部にはピン81が螺着されており、この
ピン81は連結部材61に設けられた孔83に軸方向移
動自在に係合している。各フランジ63.73の間には
ベルト溝85が形成されVベルト47が装着されている
。ベルト47の回転は両フランジ63.73からピン8
1と連結部材61とを介しプーリ軸55に伝達される。
こうして、従動側の変速プーリ53が構成されている。
変速プーリ53において、バネ79はベルト47をフラ
ンジ63.73の間で押圧しベルト47の滑りを防止す
ると共に、後述のように、回転数によって変化するプー
リ1のピッチ径の変化に応じて各プーリ1,53のベル
トピッチ径を変えて変速を行う。又、カム77は負荷を
受けてカムスラスト力によりフランジ73を介してベル
ト47を押圧し滑りを防止する。特に、負荷が急激に増
大した場合に大きな押圧力を発生しベルト47の滑りを
効果的に防止する。
左のフランジ63は軸方向移動自在であり、右のフラン
ジ73はカム77によりカム部材67に連結された状態
で軸方向移動自在であるから、各フランジ63.73は
ベルト47の張力により軸方向に移動し駆動側のプーリ
1とのアライメント調整が自動的に行われる。従って、
組付に当って面倒なシム調整を伴うアライメント調整が
不要である。又、変速に伴うベルト47の軸方向移動(
プーリ1においてピッチ径が大きくなると左方へ移動し
、ピッチ径が小さくなると右方へ移動する)にも自動的
に追従する。従って、片当りなどによるベルト47の損
傷が防止され、正常なトルク伝達と変速とが行われる。
次にこうして構成された変速機の機能を説明する。静止
時にはプーリ1においてフライウェイト51の遠心力が
生じない。従ってプーリ53においてバネ79の付勢力
によりフランジ間隔が最も狭くなってピッチ径が最大に
なり、このベルト張力によりプーリ1側のピッチ径は最
小になる。従って、変速比が最大になりプーリ53側の
回転数は最小でトルクは最大となる。従って、発進に際
して車両は大きな駆動力が得られる。回転数が上昇する
とフライウェイト51の遠心力の増大に伴ってプーリ1
のピッチ径は大きくプーリ53のピッチ径は小さくなり
、従って変速比は減少してプーリ53例の回転数が上昇
し、車両は増速が可能になる。
なお、この実施例においてプーリ53の左のフランジ6
3は右のフランジ73側に対して軸方向移動自在に構成
したが、プーリ軸55に直接軸方向移動自在に構成して
もよい。又、フランジ73と連結部材61との連結はピ
ン81による他にブー91のスリット37と凸部39の
ような手段でもよく、又スプラインでもよい。
[発明の効果] この発明のベルト式無段変速機はフランジを軸方向移動
自在に構成した従動プーリを用いたから、シム調整のよ
うな面倒な作業を伴うプーリ間のアライメント調整が不
要であり、常に自動的にアライメント調整が行われる。
従って、ベルトの損傷が防止され、正常なトルク伝達と
変速とが行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図G)は一実施例の断面図、同図■はq)のA−A
断面図である。 53・・・従動プーリ   55・・・プーリ軸63.
73・・−フランジ 79・・・付勢部材85・・・ベ
ルト溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プーリ軸上にこれと一体回転可能で軸方向移動自在に配
    置され互いの間にベルト溝を形成する一対のフランジか
    らなる駆動プーリ及び従動プーリを備え、従動プーリの
    フランジをプーリ軸に対して軸方向相対移動自在に設け
    、従動プーリの両フランジの間隔を挟めるように付勢す
    る付勢部材とを備えたことを特徴とするベルト式無段変
    速機。
JP29222789A 1989-11-13 1989-11-13 ベルト式無段変速機 Pending JPH03153946A (ja)

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JP29222789A JPH03153946A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 ベルト式無段変速機

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JP29222789A JPH03153946A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 ベルト式無段変速機

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JPH03153946A true JPH03153946A (ja) 1991-07-01

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ID=17779141

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JP29222789A Pending JPH03153946A (ja) 1989-11-13 1989-11-13 ベルト式無段変速機

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