JPH0315085Y2 - - Google Patents

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JPH0315085Y2
JPH0315085Y2 JP1986112220U JP11222086U JPH0315085Y2 JP H0315085 Y2 JPH0315085 Y2 JP H0315085Y2 JP 1986112220 U JP1986112220 U JP 1986112220U JP 11222086 U JP11222086 U JP 11222086U JP H0315085 Y2 JPH0315085 Y2 JP H0315085Y2
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JP
Japan
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adhesive
permanent magnet
bandage
magnetic therapy
therapy device
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JP1986112220U
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JPS6318146U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 『従来の技術』 従来、永久磁石を患部に貼着すると、肩こり、
むち打ち症、腰痛、痛風、関節炎等に治療効果が
認められることから、絆創膏の接着面に永久磁石
を配してなる磁気治療器が種々提案されている。
『考案が解決しようとする問題点』 しかし、従来のこの種磁気治療器は、皮膚に貼
着した状態を長時間継続すると、絆創膏の接着剤
によつて皮膚が痒くなつたり、赤くはれたりする
皮膚障害が生ずることが有る。
特に、磁気治療は薬剤治療とはことなり、治療
効果が緩和であるので治療効果が認められるには
人体のツボと称する所定の場所に該磁気治療器を
数日にわたり貼着する必要が有り、それ故この皮
膚障害を防ぐには、毎日患部を湯又はアルコール
で拭き該磁気治療器を貼り変えなければならない
という欠点を有している。
上記皮膚障害の原因は主に絆創膏の接着剤によ
ることは明らかであるが、実験の結果では、同一
人が単なる絆創膏と、この絆創膏(接着剤も当然
同一)に永久磁石を配した磁気治療器とを略同一
場所に貼着して比較したところでは磁気治療器の
方が皮膚に炎症等の障害が生じ易いことが判明し
たことから、磁界中、または永久磁石で皮膚を局
所的に押圧している周囲では皮膚障害原因が強く
作用する傾向に有ると認められる。
そこで本考案は上記欠点を解決すべくなされた
もので、長時間貼り続けたとしても皮膚障害が起
きにくい磁気治療器を提供することを目的とした
ものである。
また、本考案の他の目的とするところは、異質
金属が人体に接触することで微弱電流が流れるこ
とによつて、磁界との相乗的治療作用を得んとし
たもので、個人差は有するが金属が人体に接触す
ることで金属アレルギと称する皮膚障害が発生す
ることもあるので、この金属アレルギによる皮膚
障害も起きにくい磁気治療器を提供することを目
的としたものである。
『問題点を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、絆創膏1の接着面に永久磁石2を配
してなる磁気治療器において、 上記絆創膏1の接着剤1bに抗ヒスタミン剤、
消炎剤、鎮痒剤またはこれらの混合物を配合し、 また、上記永久磁石2の全面に金、銀等の貴金
属層3を被着し、さらに、上記永久磁石2の上面
に、永久磁石2の表面金属とは異質の金属薄板
5,5の一端を電気的に接続して連結し、該金属
薄板5,5の他端は永久磁石2の外方に突出して
絆創膏1の接着剤1bに貼付したことを特徴とす
る技術的手段を講じたものである。
『作用』 それ故本考案磁気治療器は、皮膚に貼付して使
用した際に、絆創膏1の接着剤1bに配合した抗
ヒスタミン剤、消炎剤、鎮痒剤またはこれらの混
合物により、抗ヒスタミン、消炎、鎮痒等の作用
及びこれらの複合作用が得られ皮膚障害の発生を
防止することができるものである。
また、人体を一種の電解質とした場合、人体に
異種金属を近接して接触させると電池が構成され
人体に微弱電流が流れ、この電流に依る刺激、特
に磁界中と血液の流れの条件化において、血行の
ますますの促進等の治療作用が期待できるもので
ある。
『実施例』 次に、本考案の実施例を第1図乃至第4図に従
つて説明すれば以下の通りである。
図中、1が絆創膏で、合成樹脂シート等の柔軟
シート1aを円形等の適宣形状となし、この柔軟
シート1aの裏面に接着剤1bを塗布してなる。
なお、この柔軟シート1aは、図示はしていない
が、小孔を多数開穿して通気性を有するようにな
してもよく、また、後述する薬剤を含浸させる場
合は布地等の含水性素材で構成することが望まし
い。
上記柔軟シート1aの接着剤1bの塗付面(第
1図において絆創膏1の下面)、には永久磁石2
が配されている。この永久磁石2は、フエライト
マグネツト等の従来公知なものが使用され、絆創
膏1より小径な球形、円盤形、または下方側が順
次小径となる逆円錐形に形成され、柔軟シート1
aの中央部にその接着剤1bで貼付して配されて
いる。
そして、上記絆創膏1の接着剤1bには、抗ヒ
スタミン剤、消炎剤、鎮痒剤またはこれらの混合
物を配合してある。
すなわち、接着剤1bには抗ヒスタミン剤(例
えばジフエンヒドラミン),消炎剤(例えばグリ
チルレチン酸),鎮痒剤(例えばクロタミント)
をまたはこれらの薬剤を複数混合したものを配合
するもので、配合に際しては接着剤1bに混練す
るか、接着剤1bの表面に塗布または付着すれば
よいが、これら配合薬剤、特に粉状のグリチルレ
チン酸またはクロタミント等を接着剤1bの接着
面全面に付着させると該接着剤1bの接着力が得
られなくなるため、これらは第3図に示すごと
く、薬剤点群6状に接着剤1bの接着面に付着せ
しめるとよい。このグリチルレチン酸またはクロ
タミント等の粉状の薬剤を接着剤1bに薬剤点群
6として付着するには、第4図に示すごとく、小
さい凹部7,7,7…を周面に多数配した回転シ
リンダー8を用意し、この回転シリンダー8には
その周面に上記薬剤を供給する薬剤供給装置9
と、該回転シリンダー8の周面に付着した薬剤を
掻き取つて凹部7,7,7…内にのみ該薬剤を残
すスクレーパー9aとを配し、絆創膏1の接着剤
1b面をこの回転シリンダー8のスクレーパー9
aで余分な薬剤を掻き取つた面に接触せしめるよ
うになせば接着剤1bの接着面に該薬剤点群6を
付着することができるもので、第4図の符号1′
は適宣形状に裁断または型抜きされる以前の絆創
膏素材を示し同図右側面に接着剤1bが塗布され
ているものである。なお、上記凹部7,7,7…
にかえ回転シリンダー8に網目状の凹部を配して
接着剤1bの接着面に該薬剤を網目状に付着せし
めてもよい。この種粉状の薬剤を局所的に接着剤
1bの接着面に付着すると、これら薬剤に接着剤
1bを固化する作用が有る場合、該接着剤1b全
面が経時変化で硬化することを防止することがで
きるものである。また、これらの配合薬剤がジフ
エンヒドラミン等の液状の場合は接着剤1bの接
着面に間隔を有した複数条に塗布してもよいもの
である。
また、接着剤1bに上記薬剤を配合するに際し
ては、柔軟シート1aにこれら薬剤を含浸せしめ
てもよい、柔軟シート1aに含浸せしめた薬剤は
厳密には接着剤1bと混合していないので、抗ヒ
スタミン、消炎、鎮痒等の効果に劣るが、これら
の薬剤効果が皆無ではなく、前述した柔軟シート
1aに小孔を多数開穿する例において該小孔が接
着剤1bの層を突き抜ける場合は、柔軟シート1
aに含浸した薬剤が該小孔を介して直接皮膚に作
用して充分な薬剤効果を得られるものであつた。
また、上記永久磁石2の全面に金、銀等の貴金
属層3を被着し、さらに、上記永久磁石2の上面
に、永久磁石2の表面金属とは異質の金属薄板
5,5の一端を電気的に接続して連結し、該金属
薄板5,5の他端は永久磁石2の外方に突出して
絆創膏1の接着剤1bに貼付してなる。
すなわち、本考案磁気治療器は、人体に貼着す
ると金属薄板5,5と貴金属層3との間(本実施
例では貴金属層3のさらに下面側外面にゲルマニ
ユーム層4を積層してなるので、実際には金属薄
板5,5とゲルマニユーム層4との間)を導電性
の人体が連結することになり、異質金層である金
属薄板5とゲルマニユーム層4との間に電位差が
生じ、人体を介して両者間に微弱電流が流れるこ
とになり、磁気とゲルマニユームと電流との相乗
治療作用を得んとしたものである。
なお、図では省略したが、本考案磁気治療器は
剥離紙に、前記絆創膏1を容易に剥離できるよう
に密接しておくのは従来と同じである。
『考案の効果』 本考案は上記のごときであるので、磁気治療と
微弱電流治療とが相乗的に期待でき、抗ヒスタミ
ン剤、消炎剤、鎮痒剤が絆創膏1を貼着した皮膚
に作用して、痒くなつたり、赤くはれたりする皮
膚障害が生ずることを防止して、患部に治療効果
が認められる数日間貼付し続けても皮膚支障が生
じない磁気治療器を提供することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案磁気治療器の一実施例を示す底
面図、第2図はA−A線拡大断面図、第3図は別
の実施例底面図、第4図は製造装置を示す一部断
面要部正面図である。 1〜絆創膏、1a〜柔軟シート、1b〜接着
剤、2〜永久磁石、3〜貴金属層、5〜金属薄
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絆創膏1の接着面に永久磁石2を配してなる磁
    気治療器において、 上記絆創膏1の接着剤1bに抗ヒスタミン剤、
    消炎剤、鎮痒剤またはこれらの混合物を配合し、 また、上記永久磁石2の全面に金、銀等の貴金
    属層3を被着し、さらに、上記永久磁石2の上面
    に、永久磁石2の表面金属とは異質の金属薄板
    5,5の一端を電気的に接続して連結し、該金属
    薄板5,5の他端は永久磁石2の外方に突出して
    絆創膏1の接着剤1bに貼付したことを特徴とす
    る磁気治療器。
JP1986112220U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPH0315085Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986112220U JPH0315085Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

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JPS6318146U JPS6318146U (ja) 1988-02-06
JPH0315085Y2 true JPH0315085Y2 (ja) 1991-04-03

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ID=30992888

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS618059B2 (ja) * 1977-08-03 1986-03-11 Mitsubishi Chem Ind

Family Cites Families (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54126488U (ja) * 1978-02-24 1979-09-04
JPS6128631Y2 (ja) * 1980-01-24 1986-08-25
JPS618059U (ja) * 1984-06-20 1986-01-18 日立造船株式会社 ゲルマニウム・磁気治療器

Patent Citations (1)

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JPS618059B2 (ja) * 1977-08-03 1986-03-11 Mitsubishi Chem Ind

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JPS6318146U (ja) 1988-02-06

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