JPH03150182A - 記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明は、記録装置に関し、詳しくは、被記録材（沿っ
て往復移動するキャリッジに記録ヘッドを搭載し、キャ
リッジを介して記録ヘッドに接続される。フレキシブル
ケーブルにより記録ヘッドに電気信号が供給され、キャ
リッジの容勤Ｃ合せて記録が行われる記録装置に関する
。

【従来の技術］ 従来のこのような小型記録装置の一例としてインクジェ
ット記録装置の例を第７図および第８図を参照して説明
する。第７図において、ｌはインクジェット記録装置の
外殻を形成しているフレーム、２は記録ヘッド３を搭載
して案内軸４に沿って往復移動するキャリッジ、５は挿
λ口６から送給される不図示の被記録材（記録シート）
をシート送りするシート送りローラ、７＆ｔキャリッジ
２を往復移動させるステッピングモータ、８はキャリッ
ジ２がこの図で右端まで穆勤してきたときに、そのホー
ムポジション位置を検知するホームボジシ凰ンセンサで
ある。 また、本例の場合、シート送りローラ５の軸端部にはロ
ーラ軸を一方向、すなわちシート送り方向にのみ回転可
能なように不図示のワンウェイクラッチが設けられてい
て、キャリッジ２がホームポジションからこの図で左方
に穆勤する記録時には回転されないが、キャリッジ２が
ホームポジションに戻る非記録時には、ステッピングモ
ータフによって駆動されるように構成されている。９け
後述するようにしてキャリッジ２を介し、記録ヘッド３
に電気的に接続される柔軟性のあるフレキシブルケーブ
ル（以下で略してフレキという）である。 なお、記録ヘッド３は本例の場合使い捨てに構成されて
おり、第８Ａ図〜第８Ｃ図に示すようにインク袋３Ａと
一体に形成されていて、記録シートと対向する側にはイ
ンクを吐出させるインク吐出部３Ｂ、インク吐出部に電
気信号を供給するための配線基板３Ｃが設けられている
。また、３Ｄは基板３Ｃ上に形成され、後述するように
してフレキ９側の接点とそれぞれ接続される接点群、３
Ｅはキャリッジネに位置決め固定するためのエンボスで
ある。 このように構成された記録ヘッド３はそのキャリッジ２
への装着時、第７図に示すよ−うにキャリッジ２に設け
られた支点１０＾を中心に回動するセットレバｌＯの回
動操作により矢印八方向に偏倚さね、キャリッジ２＆−
固定されるフレキ９との間に十分な電気的接続状態が得
られるようにしている。すなわち、キャリッジ２の正面
壁２＾には不図示のフレキ９の端部がキャリッジ２の底
部裏面側から立上った状態で固定されており、そのフレ
キ９の端部に設けられた接点基板に記録ヘッド３の接点
群３Ｄが圧接することによって電気的接続状態が得られ
る。 ［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述したような従来の記録装置では、セ
ットレバ１０により使い捨ての記録ヘッド３をキャリッ
ジ２に着脱するように構成されており、正確に位置決め
してセットするのが面倒であるのみならず、操作の手順
が分りづらく、また、それだけ部品点数が多くなるため
にコスト増を招く。 本発明の目的は、上述した従来の問題点の解決を図り、
記録ヘッドをキャリッジに押付けるという簡単な操作だ
けで、フレキの有する弾性を利用してキャリッジに係合
することができ、記録ヘッドが着脱自在な記録装置を提
供することにある。 【！！題を解決するための手段】 かかる目的を達成するために、本発明は、記録ヘッドと
記録ヘッド用のインクカートリッジまたはインクリボン
カートリッジ等の部材とを着脱自在に搭載して往復穆動
するキャリッジを有し、キャリッジに保持されるフレキ
シブルケーブルを介して記録ヘッドに送給される記録信
号に応じて記録が行われる記録装置において、フレキシ
ブルケッブルの一部をキャリッジから弾性的に突出させ
て突出部を形成し、インクカートリッジ付きの記録ヘッ
ドまたはインクリボンカートリッジ等の部材を突出部の
弾性虹より取外し方向に付勢させるようにしたことを特
徴とするものである。 ［作　用］ 本発明によれば、キャリッジからフレキシブルケーブル
の一部を突出させて形成した突出部の弾性により、着脱
自在とした記録ヘッドやインクリボンカートリッジ等の
部材を取外すときＣこれらの部材を取外し方向に付勢さ
せることができるので、キャリッジに設けられるこれら
部材のための看脱手段の部品点数を削減でき、しかもそ
の着脱を容易にすることができる。 ［実施例］ 以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細かつ具体
的に説明する。 第１図は本発明を適用したインクジェット記録装置の例
を示す、ここで、１２はキャリッジ２に設けた記録ヘッ
ド固定用の部材（以下で固定部材という）であり、本例
では固定部材１２を弾性体でキャリッジ２と一体に形成
し、キャリッジ２の後方に立設する。また、１３は記録
ヘッド３の後端部に穿設した係止孔であり、この係止孔
１３に固定部材１２の第２図に示す保合突起１４を嵌合
することにより固定部材１２の有する弾性により記録ヘ
ッド３をキャリッジ２の正面壁２＾に向けて偏倚させ、
圧接させることができる。 第２図および第３図はこのキャリッジ２から記録ヘッド
３を取外した状態が示されている。本例ではポリエステ
ルやポリイミドなどの弾性体で形成したフレキ９を左方
からキャリッジ２に導いた上、いったん固定材１５Ａで
底部の上面側に固定し、ここでその弾性により自然体で
上方に盛上げるようにフレキ突出部９Ｂを形成した上、
三角型の孔２Ｂで斜めに折曲げる。そして固定材１５Ｂ
により下面側で固定した上、更に正面壁２Ａの手前側で
正面壁２＾に沿って立上らせ、そのフレキ端部９＾を正
面壁２＾に固定材■で固定する、　１７はこのフレキ端
部ツ＾に設けられた端子基板であり、端子基板１７上に
は不図示の接点群が設けられていて、記録へラド３を装
着したときにその接点群３Ｄと互いに圧接された状態に
保たれる。 更にまた、第３図において、１８はキャリッジ正面壁２
＾に穿設した記録ヘッド位置決め用の孔である。そこで
いま、記録ヘッド３をキャリッジ２に装着するにあたっ
ては、まず、記録ヘッド３に設けられたエンボス３Ｅ（
第８Ａ図参照）をキャリッジ正面壁２Ａの上述した位置
決め孔１８に嵌め合わせるようにして第４図および第５
図に示すように記録ヘッド３を斜め上方からキャリッジ
２上に押込むようにする。この動作により、弾性を有す
るヘッド固定部材１２が撓むと同時にフレキ９自体の弾
性により形成された突出部９Ｂが押下げられ、記録ヘッ
ド２の係合突起１４が固定部材１２の係止孔１３Ｌ嵌合
係止されることによって記録ヘッド３をキャリッジ２は
装着固定することができる。 また、記録ヘッド３をキャリッジ２から取り外すときけ
、固定部材１２を第４図（示すように矢印Ｂ方向に操作
するだけで、その保合突起１４を記録ヘッド３の係止孔
１３から引外すことかできる。そして、押付けられるこ
とにより変形していたフレキ９の突出部９Ｂの反力によ
って上述の引外された記録ヘッド３を浮上らせ、取外し
易くすることができる。 第６図は本発明の他の実施例を示す、本例はキャリッジ
２の底部上面上に２つの突出部２Ｂおよび２Ｃを形成す
るようにしたものである。本例の場合、フレキ９を底部
の上面側で固定材１５によって固定し、更に三角孔２Ｂ
を介して下方に導く過程で突出部９Ｂを形成することま
では第２図に示すところと変わらないが、底部に更にい
ま１つの孔２Ｃを形成しておき、この孔２Ｃから再びフ
レキ９を底部上面側に引上げるようにして２つ目の突出
部２Ｃを形成する。そして再度フレキ９を底部下面側に
戻した上、孔２Ｃの両側でフレキ９を２つの固定材１５
Ｂによって固定する。なお、その他の構成については先
に述べた実施例と変わらない。 本実施例によれば、キャリッジ２から記録ヘッド３を取
外す場合、フレキ突出部９Ｂおよび９Ｃにより反力がよ
り一層高められる。 なお、以上に述べて診た実施例ではインクを吐出して記
録を行うインクジェット方式の記録装置の場合について
述べてきたが、インクリボンカートリッジ等と共に熱転
写式記録ヘッドをキャリッジに搭載して記録がなされる
方式の記録装置等、キャリッジに搭載された記録ヘッド
にフレキシブルケーブルを介して電気信号が送られる形
態の記録装置に本発明が広く通用できることはいうまで
もない。 なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中でも
バブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において優
れた効果をもたらすものである。 かかる方式によれば記録の高密度化、高精細化が達成で
きるからである。 その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第４７２３１２９号明細書、同第４１４０１５δ号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい、この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体（インク）が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体或、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも１つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘ
ッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆
動信号に一対一で対応した液体（インク）内の気泡を形
成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により
吐出用関口を介して液体（インク）を吐出させて、少な
くとも１つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状
どすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、
特に応答性に優れた液体（インク）の吐出が達成でき、
より好ましい、このパルス形状の駆動信号としては、米
国特許第４４６３３５９号明細書、同第４３４５２６２
号明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第４３１３Ｈ４号明細書に記載されている条件を採用す
ると、さらに優れた記録を行うことができる。 記録ヘッドの構成として＃、上述の各明細書に間示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組合せ構成
（直線状液流路または直角液流路）の他に熱作用部が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
４５５８３３３号明細書、米国特許第４４５９６００号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスリット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭５
９−１２３１１７０号公報や熱エネルギの圧力波を吸収
する開孔を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭５
９−１３８４１１１号公報に基いた構成としても本発明
の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態がど
のようなものであっても、記録を確実Ｃ効率よく行いう
るからである。 さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。 そのような記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合
せによってその長さを満たす構成や、一体的に形成され
た１個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい、加
えて、上例のようなシリアルタイプのものでも装置本体
に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置
本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップ
タイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的
に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた
場合にも本発明仕有効である。 また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので、好まし
いものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッド
に対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧
或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子
或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは
別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定し
た記録を行なうために有効である。 また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して１個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けらりるものであってもよい。 さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態と
しては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末
として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装
置、ざらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。 【発明の効果］ 以上説明してきたように、本発明によれば、キャリッジ
に固定されるフレキシブルケーブルの一部を記録ヘッド
またインクリボンカセットの装着側に弾性的に突出させ
、その突出させたフレキシブルケーブルの弾性により記
録ヘッドまたはイ−ンクリボンカセット等キャリッジに
着脱自在とした部材を取外し方向に付勢させるようにし
たので、着脱装置の部品点数を減らすことかでーきる上
にワンタッチで記録ヘッドまたはインクリボンカセット
等の部材を容易に着脱することができるようになった。

【図面の簡単な説明】

第１図辻本発明の一実施例を示す斜視図、第２図および
第３図は本発明にかかるキャリッジのそれぞれ平面図お
よび正面図、 第４図は本発明にかかるキャリッジへの記録ヘッドの着
脱動作を示す側面図、 第５図は第４図による装着状態の正面図、第６図は本発
明の他の実施例によるキャリッジへの記録ヘッド装着状
態を示す側面図、第７図は従来例の構成を示す斜視図、 第８Ｃ図、第８Ｂ図および第８Ｃ図は本発明にかかるイ
ンクジェット記録ヘッドの一例を示すインク吐出側正面
図、側面図および上面図である。 ２・・・キャリッジ、 ２Ａ・・・正面壁、 ２Ｂ、２Ｃ・・・孔、 ３・・・記録ヘッド、 ９・・・フレキシブルケーブル、 ９Ａ・・・フレキ端部、 ９Ｂ、９Ｃ−・・突出部、 １２・・・固定部材、 １ト・・係止孔、 １４・・・係合突起、 １５＾、１５Ｂ　−・・固定材。 本発明に９Ｄろキ↑りワンめ構成Ｅ示１平面図第２図 、１２固足即較 本発明１：　ｔｆ−ＤるキマリフｚＤ止血図第３図 、４−　＋−−どごヘッド 第４図 第５図 ３名と重電ヘット 第６図 蓋ツ１へアドΣイン７０１出＃ｌσら見て品Ｔ図第８Ａ
図 第８８図　　　第８Ｃ図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）記録ヘッドと該記録ヘッド用のインクカートリッジ
   またはインクリボンカートリッジ等の部材とを着脱自在
   に搭載して往復移動するキャリッジを有し、該キャリッ
   ジに保持されるフレキシブルケーブルを介して前記記録
   ヘッドに送給される記録信号に応じて記録が行われる記
   録装置において、 前記フレキシブルケーブルの一部を前記キャリッジから
   弾性的に突出させて突出部を形成し、 前記インクカートリッジ付きの記録ヘッドまたは前記イ
   ンクリボンカートリッジ等の部材を前記突出部の弾性に
   より取外し方向に付勢させるようにしたことを特徴とす
   る記録装置。