JPH03150067A - フライバツク式スイツチングレギユレータ - Google Patents

フライバツク式スイツチングレギユレータ

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JPH03150067A
JPH03150067A JP28473789A JP28473789A JPH03150067A JP H03150067 A JPH03150067 A JP H03150067A JP 28473789 A JP28473789 A JP 28473789A JP 28473789 A JP28473789 A JP 28473789A JP H03150067 A JPH03150067 A JP H03150067A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多出力形のフライバック式スイッチングレギュ
レータに関し、特に広い入力電源電圧範囲で動作させた
場合の出力電圧変動の補正方法に関する。
〔従来の技術〕
フライバック式スイッチングレギュレータは入力電源電
圧に対し、制御範囲が広くとれること、多出力形として
も各出力が入力電源電圧変化に対し安定であることが特
徴である。そのため、あらゆる産業界で広く用いられて
いる電源である。
ここで、第3図、第4図を用いて多出力形のフライバッ
ク式スイッチングレギュレータの動作を説明する。第3
図は回路の概略を示す図、第4@は動作を説明するため
の波形を示す図である。
第3図において、1は電源(V I )、2は制御回路
、3はスイッチング素子でここではトランジスタとしで
ある、4はトランス、5と8はダイオード、6と9はコ
ンデンサ、7と10は負荷抵抗である。
フライバック式スイッチングレギュレータは、スイッチ
ングトランジスタがONL、たときに蓄えたエネルギー
をOFF時に放出するもので、その入出力関係式はよく
知られているように。
Nデ   1−oti で示される。ここでvoは出力電圧+ Vlは入力電源
電圧、Nsは2次巻数、NPは1次巻数、T、onはO
N時間−TaxiはOFF時間である。第4図に動作波
形を示すが、Tonの間に1次電流IPにより、トラン
スにエネルギーが蓄積されTartの間に2次側へIs
の電流を放出するものである。そのときの2次電圧がV
 w s xで斜線部が整流さ九出力される。
ここで■式のTon/To口の値について考えてみる。
制御方法は周波数を一定としたパルス幅制御とする。制
御方法は周波数制御でも関係式は変らないのでかまわな
い、ここでは、よく知られたパルス幅制御としたもので
ある。今、周波数を20KHz(周期T=50ps)と
し、romを25μsとすると、 となる。次に入力電源電圧が変化して、Teaが半分の
12.5μSになったとすると。
となる。■式を見ると分るとおり−Ton/ Talt
が1/3になったということはvrが3倍になったこと
を意味する。しかし、このときT。n時間は1/2にし
かなっていない、すなわち、入力電源電圧Vtが大きく
変ってもTonの制御幅は小さくて済む、したがって広
入力電源電圧範囲の動作をさせるのに向いている方式と
言える。
これに対し、フォワード式スイッチングレギュレータの
入出力関係式は、 で示される。衆知のことであるので詳して説明は省略す
るが、パルス幅制御の場合、周期Tが一定であるからv
Xの変化に対しTOfiが直線的に変化するので広入力
電源電圧範囲の動作には向いていない。
次に、フライバック式スイッチングレギュレータの出力
巻線を増やした場合について考える。出力2次巻線を増
やした場合について考える。出カー2次巻線をNsx、
 Ns2v ・−,Nsnとすると、ツレぞれ、 が成り立つ、したがって、どれか一つの出力電圧を帰還
して制御を行えば、入力電源電圧vIの変化に対して、
 To−/ Taxsが制御され、Vot。
V o @ t・−・V o nは一定に制御される。
以上のように、フライバック式スイッチングレギュレー
タは、制御幅を広くとることができ、かつ、多出力形と
しても各出力電圧が安定しているという特徴をもつもの
である。そのため、近年。
商品の国際化によるAC85V−AC264V17)範
囲で動作するフリー電源、あるいは工業計器においては
計装用DC24V電源と商用AC100V電源の区別な
く使用できる電源等に実用化されている。
しかし、以上の説明は、それぞれの電子部品が利息的な
ものであるという前提のもとに成り立っているものであ
る。実際に、入力電源電圧を3倍〜6倍変化させたとき
、出力電圧が5%〜10%程度変化するのが現実である
。しかし、5〜10%程度の変化であれば内部回路で吸
収できるので。
内部回路で吸収できるので、フリー電源という大きな特
徴のため認容しているのである。そこで次に、現実に存
在する電子部品を用いて多出力形のフライバック式スイ
ッチングレギュレータを製作した場合の出力電圧の変動
について考察する。
構成部品としては必要最小限のトランス、スイッチング
トランジスタ、整流用ダイオード、平滑用コンデンサに
ついて考える。そして、その中でも特にトランスの2次
巻線の直流抵抗、整流ダイオードの順方向電圧降下につ
いて考える。トランスの1次巻線およびスイッチングト
ランジスタは複数の出力に対し、共通の部品であるため
、除外する。また。平滑用コンデンサは、出力回路に並
列に入るもので、特に出力電圧変動に関係しないので除
外する。
整流ダイオードの特性は、しきい電圧VFと動作抵抗r
4とし、トランスの2次巻線の直流抵抗をroとする。
このダイオードとトランスに2次電流■3が流れたとき
の電圧損失を特徴とする特許Vs、=Vp+ (ra+
ro)XIs      =−■となる。そして、まず
説明のため、ここでは、制 御回路に入力する帰還電圧
は入力電源電圧とし、入力電源電圧の変化に対し制御動
作するものとする。第3図において、ダイオード5,8
は同種のものN s x == N s zとし−V 
o tの負荷を小、V o zの負荷を大とすると、I
 sx> I sxとなるから電圧損失VLI、 VL
xは。
VL1=VF+  (r4+ ro)  X  Isz
        −■V+、z=Vr+ (r−+ro
)XIsz    =−〇となり、Vt、i>Vt、z
が成り立つ。
第2図において、V S 1 、 V s zは整流後
の波形を示したものであるが、斜線部がVLによる電圧
損失を示したものである。なお、このV $1 # V
 s zは現実には、コンデンサがあるため観測できな
い。
しかし、説明のために、あえて記入したものである。第
2図(a)は電源電圧は低いときの各部波形を示したも
のであるs Viz、 Vszをコンデンサで平滑する
と出力Vote Vanになるが、VazはVt、xS
VLxより大きいため、V o xより小さな値となる
次に第2図(b)は電源電圧を高くしたときの波形であ
る。このときro口が大きくなるため、放電時間が長く
なりIsi、 Iszは小さくなる。すると、■式に従
ってV Lt 、 V t、zも小さくなりV s i
 gV s zは大きくなる。よってV OX 、 V
 o zも大きくなる。つまり、電源電圧が高くなると
2次電流1sxtIszが小さくなるため、トランスの
巻線や整流ダイオードによる電圧損失が小さくなるため
、出力電圧V o x 、 V o zが大きくなるの
である。
次にVa1. Vatの変化の度合を調べる。λ次電流
1sxe Iszは相似形であるが、出力2の方が負荷
が重いためIizの方が大きい、従って電源電圧が変化
したときの2次電流Iszの変化も大きく、電圧損失V
L2の変化の絶対値も大きいため、結局出力電圧V o
 x、の変化も大きい。
次に第3図のようにV o xを帰還して制御した場合
を考える。電源電圧が大きくなった場合、前述のvLl
の変化も一緒に制御されVotは一定に保たれる。しか
し、VowはVt、zの変化がV o xより大きいた
め、その変化の度合の差だけ大きくなる。逆に、Voz
を帰還して制御した場合には、電源電圧が高くなると、
Vozは一定に制御されるがV o 1は小さくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、従来の多出力形フライバック式スイッチ
ングレギュレータは、各出力の巻線抵抗やダイオードに
よる電圧損失VLに対して十分な配慮がされていないの
で、電源電圧が変化したときの2次電流の変化により出
力電圧v0が変動していた。そのため、これらの出力を
受けて動作する内部回路側では、電圧が変化してもよい
ように。
余裕をもった回路構成にする。別にレギュレータを設け
て安定化するなどして対拠していた。
本発明の目的は、多出力形フライバック式スイッチング
レギュレータの動作を理想に近づけ、電源電圧が変化し
ても出力電圧が変動しないようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、整流回路
に小抵抗を挿入することにより、各出力の出力電圧Vo
に対する電圧損失vLの割合を等しくし、電源電圧が変
化し2次電流が変化しても。
各出力で電圧損失VLが同じ割合で変化するようにした
ものである。
(作用〕 本発明の原理を第3図を用いて説明する。出力電圧V 
o 1. V o zに対する電圧損失VLI、 Vt
、zに着目する。第1の出力について、■式よりVor
  Vox 第2の出力について Van   Van また、ここでは説明のため、Val” Voz= 5 
V 。
VF、ra、reはそれぞれ等しく、Vp= 0 、 
フ V 。
ra+ro=10とする。そして、負荷の違いによりI
sx=0.LA、Isz=IAとする。すると■式[相
]式は、 Voi  5 となる。
次に電源電圧が変化して、Isz=0.05A。
I sz= 0 、5 A になったとすると、v01
5 Voi  5 となる。
ここで、入力電源電圧に対して制御されているとすると
、入力電源電圧の変化によりV L l 、 V L、
2共に小さくなり、 Vex =Vot+(0,1ロー0.15)VOI:5
.05VVaz =Voz+(0,340,24)Vo
z=5.5Vとなる。次にVORを帰還して制御した場
合、5.05Vを5.Ovにする(1%小さくする)よ
うに働く、すると、帰還後の出力Val t Voxは
、VOI =Vot+(0,160,010,15)V
O1=5.OVVoj =Voz+(0,340,01
0,24)Voz=5.45Vとなり、VOIは5vに
保たれるが、VatはVoi  Vow かる。
以上のことから、入力電源電圧が変化して、2値を等し
くしておけば、V o 1. V o Z共に変化しな
いことがわかる。本発明の要点は、以上のことにを等し
くしたところにある。この小抵抗を挿入すとなる。
o1VOI 0.34になるようにrsを選ぶ、この抵抗r8が本発
明に係る抵抗である。すると、 −.rs=9 となる。次に、入力電源電圧が変化し、■8!=0.0
5A、Isz=0.5Aになったとすると、ex  5 がってこの場合、どちらの出力を帰還して制御しても、
O−34−0,24=0.1 +つまり10%の補正が
効くため。
VOI :VO1+(0,34−0,1−0,24)X
Vot=5.OVVoj =Voz+(8,340,1
−0,24)XVoz=5.OVとなり、出力は変化し
ない。
出力について等しくすることにより入力電源電圧変化に
よる出力電圧変動を補正することができ、本発明の目的
を達成する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図の記号は、第3図と同じように取っであるので同一部
分は省略する。異なるのは本発明に係る抵抗11が挿入
されているだけである。
本実施例では、負荷の軽い出力1の整流回路にしている
ものである。このときRsの値は。
■ が成り立つように選んである。ここでVFI、 Vpz
は整流ダイオードのしきい電圧、r−t、 romは整
流ダイオードの動作抵抗+ rol、 romは巻線の
抵抗を示し、添字1,2の出力1、出力2を示す。
本発明の目的を達成している。動作は今までの説明と全
く同じなので省略する。
なお、本実施例では、2出力の動作例を示したを各出力
間で等しくするように小抵抗Rsを追加挿入すれば、本
発明の目的は達成される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、多出力形のフライバック式スイッチン
グレギュレータの動作を理想に近づけることができ、電
源電圧が3倍〜6倍変化しても動作可能ないわゆるフリ
ー電源において、従来5〜10%の出力電圧変動があっ
たものを補正して。
変動をなくすことができる。
したがって本発明により、従来この電源回路により電源
の供給を受は動作する内部回路側で電圧変動を許容する
余裕ある回路構成としたり、別途レギュレータを設けて
安定化するなどして、電圧変動を止むを得ないものとし
て認容してきたものが必要なくなり、全体の回路が簡単
になる。
また、電源回路としての特性が向上することも大きな効
果と言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は本発明の
動作を説明するための波形図、第3図は従来技術を示す
図、第4図は従来技術の動作を説明するための波形図で
ある。 1−・・電源、2・・・制御回路、3・−・トランジス
タ、4・・・トランス、5−ダイオード、ロー・コンデ
ンサ、フー・−負荷抵抗、8−ダイオード、9−・コン
デンサ、10−・・負荷抵抗、11−抵抗。 第 1 図 iEZ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、多出力形のフライバック式スイッチングレギュレー
    タにおいて、出力整流回路に直列に小抵抗を挿入するこ
    とにより、巻線の直流抵抗、整流ダイオードの動作抵抗
    および順方向電圧降下その他の抵抗分による電圧降下に
    よる出力電圧変化の影響度をそれぞれの出力回路で等し
    く補正し、入力電源電圧変化に起因する出力電圧の変動
    を補正することを特徴とするフライバック式スイッチン
    グレギュレータ。
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