JPH03149720A - 温度ヒューズ - Google Patents

温度ヒューズ

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Publication number
JPH03149720A
JPH03149720A JP28709889A JP28709889A JPH03149720A JP H03149720 A JPH03149720 A JP H03149720A JP 28709889 A JP28709889 A JP 28709889A JP 28709889 A JP28709889 A JP 28709889A JP H03149720 A JPH03149720 A JP H03149720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
sensitive pellet
sensitive
pellet
fuse
Prior art date
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Pending
Application number
JP28709889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Nomaki
野牧 辰夫
Hideki Shimada
秀樹 島田
Tadashi Shiibashi
椎橋 正
Hideyuki Sasaki
秀幸 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28709889A priority Critical patent/JPH03149720A/ja
Publication of JPH03149720A publication Critical patent/JPH03149720A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的] (産業上の利川分野) 本発明は定格以上の温度に加熱されると融解する感温ペ
レットを有する温度ヒユーズに関する。 (従来の技術) 産業機器や家庭電気機器などの加熱を防止するための部
材として温度ヒユーズが使用されている。この温度ヒユ
ーズとしては、導電性ケース内の一端に配置され、例え
ば、有機物からなる感温ペレットおよびこの感温ペレッ
トにより押されて定常状態では閉鎖される電気接点を備
え、この感温ペレットが定格温度で溶解し、これにより
電気接点が離れて電気を遮断する温度ヒユーズがある。 この温度ヒユーズは、(l)熱に対する反応が速い、(
2)安価である、(3)取り付けが容易で、付帯部品が
不要である、(4)所定の融点を有する感温ペレットを
選択することにより所望の定格温度の温度ヒユーズが得
られる、等の利点から多く使用されている。 ところで、この種の温度ヒユーズは普及するにつれて、
放熱機器にも使用されるようになってきている。しかし
、この温度ヒユーズは、有機物等の熱的に不安定な物質
を使用しているために、時間の経過と共に感温ペレット
が機器からの放熱に伴い、熱劣化、熱分解、昇華、変質
等を生じ、誤動作を引き起こすことが明らかとなった。 特に、感温ペレットを構成する有機物の昇華が誤動作の
大きな要因となっている。この昇華が有機物の融点より
はるかに低い温度で生じるために、温度ヒユーズを定格
温度より低い温度で使用していても、感温ペレットの寸
法が減少して、接点が開放されて、誤動作してしまう。 このために、感温ペレットの有機物として、昇華性がな
く、熱安定性に優れ、しかも融解時の熱流動性の良い有
機物を選択する必要がある。しかしながら、例えば、2
00℃以上の温度でこれらの条件を満足する材料は少な
いために、感温ペレットが昇華しても誤動作が生じない
機構の温度ヒユーズが望まれている。 (発明が解決しようとする課!) 従来の温度ヒユーズは使用中に感温ペレットを構成する
有機物の昇華現象による誤動作が生じる問題がある。 本発明の口約は、感温ペレットを構成する有機物の昇華
に起因する誤動作を生じることが無く、熱的に安定した
温度ヒユーズを提供することにある。 [発明の構成] (課届を解決するための手段および作用)本発明は、互
いに電気的に絶縁された第1および第2の本体部を有す
る導電性ケースと、この導電性ケースの第1および第2
の本体部に夫々接続された一対のリード線と、前記ケー
ス内に配置され、一端を第1の本体部の端面に固定され
た接点端子と、前記ケースの第2の本体内に配置され、
所定の温度で融解する有機物からなる感温ペレットと、
この感温ペレットにより前記接点端子に接触すると共に
、前記第2の本体部内を摺動自在に保持された接点板と
を有する温度ヒユーズにおいて、前記感温ペレットが所
定の温度で融解する有機物からなる融解部と、融解部が
融解する温度以上の融点を有し、電気的な絶縁物からな
る支持体とを有すると共に、この感温ペレットの前記接
点板に対向する端面に前記支持体の一部が露出している
ことを特徴とする温度ヒユーズである。 本発明の温度ヒユーズの感温ペレットにおける支持体と
しては、プラスチック、セラミックス、ガラス等で構成
することができる。また、この支持体の形状としては、
柱状、管状、球状等、必要に応じて任意の形状とするこ
とができる。 現在市販されている温度ヒユーズは、例えば、4−Ne
thylumbellHerone  (定格温度18
8℃)、p−Terphenyl  (定格温度214
℃)等の有機物からなる感温ペレットが使用され、室温
付近で使用される機器の加熱防止に対しては有効に動作
している。しかしながら、この温度ヒユーズを放熱機器
の加熱防止のために使用すると、一定期間経過後に温度
ヒユーズが誤動作することが見出だされた。 この誤動作の原因を詳細に解析した結果、感温ペレット
は、昇華や熱分解のために、接点を開放してしまう程寸
法が減少していることが明らかになった。即ち、機器が
一定温度である場合には、温度ヒユーズ内の有機物の蒸
気圧は一定であるために、昇華は平衡状態で止まる。し
かし、大半の機器は運転、休止が繰り返されるために、
機器の温度は常に変化している。この温度変化のために
、その都度昇華が行われて、感温ペレットの寸法が徐々
に減少して、ついには、接点が開放されるまでに減少し
てしまう。その結果、温度ヒユーズが誤動作をする。 この感温ペレットの寸法の変化の形態を解析したところ
、感温ペレットは、使用開始初期には感温ペレット表面
の全体から昇華が行われるものの、次第に昇華した有機
物が感温ペレットとケースの隙間に再結晶するために、
結果的には、接点側の端面から昇華が行われる。そのた
めに、感温ペレットの寸法は、接点側から徐々に減少す
る。 そこで、本発明の温度ヒユーズでは、感温ペレットに、
融解部の有機物が融解する温度では溶解や分解を起こさ
ず、しかも、電気的な絶縁物からなる支持体を感温ペレ
ットの接点側の端面にその一部が露出するように設ける
ことにより、感温ペレットの接点側の端面から有機物が
昇華により飛散しても、この支持体が所定の間隔を保持
し、接点を開放することがない。従って、感温ペレット
の有機物の昇華に起因する温度ヒユーズの誤動作が防止
でき、熱的に安定であって、信頼性の高い、温度ヒユー
ズが実現できる。この支持体としては、感温ペレットの
有機物が定格温度で融解した時に、接点の位置が移動し
て(接点を開放して)電気を遮断するために、この接点
の移動を阻害しないことが必要である。従って、この支
持体の接点の移動方向の長さは、感温ペレットの長さよ
り接点の移動距離だけ少なくとも短くする必要がある。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。この温度ヒユーズ(1)は、第1図に示すように、エ
ポキシ樹脂からなる絶縁体(2)により互いに電気的に
絶縁され、外径が3關φの銅管からなる第1および第2
の本体部(4) 、(3)から構成される導電性ケース
(5)を有する。この導電性ケース(5)の第1および
第2の本体部(4)、(3)の端面には、夫々、一対の
リード線(B)、(7)が接続されている。前記ケース
(5)内には、l龍φの銀鍍金が施された銅棒からなり
、一端を第1の本体部(4)の端面に固定された接点端
子(8)および第2の本体(3)内の一端に配置された
感温ペレット(9)が配置されている。また、このケー
ス(5)内には、前記接点端子(8)に接触すると共に
、前記第2の本体部(3)内を摺動自在に保持された接
点板(IO)が配置されている。この接点板(10)は
、第2の本体部(3)内を摺動自在に接触する多数の突
起(10a)を有する銀製の円板からなる。この接点板
(lO)は、一端が感温ペレット(9)の端面に保持板
(11)を介して係止される第1のばね(12)および
第2の本体部(3)内面に設けられた環状の係止部(1
3)に一端が係止される第2のばね(14)とにより、
接点端子(8)の一端と点接触して接点を構成するよう
に、平衡状態1こ保持されている。 前記感温ペレット(9)は、第2図に示すように、温度
ヒユーズの定格温度等の所定の温度で融解する有機物か
らなる融解部(9a)およびこの融解部(9a)が融解
する温度以上の融点を有する電気的な絶縁物からなる支
持体(9b)からなる。この融解部(9a)は、融点2
14℃のp−Terphenylからなる。また、支持
体(9b)はテフロンパイプからなる。この支持体(9
b)は、この感温ペレット(9)の前記接点板(lO)
に対向する側の端面において、その一部が露出するよう
に、その一端が融解部(9a)と路面−となり、また、
その他端が融解部(9a)の端より2龍短く、融解部(
9a)中に埋め込まれている。この支持体(9b)の寸
法を融解部(9a)より25+5だけ短くしたのは、温
度ヒユーズが1〜1.5mの接点板の移動で接点が解放
されるためである。 このような構造を有する温度ヒユーズについて、実際に
使用して感温ペレットの寸法変化を調査した。その結果
を第3図に示した。この第3図から、この実施例の温度
ヒユーズは感温ペレットの寸法の変化が、従来の支持体
を持たない感温ペレットを備えた温度ヒユーズに比べて
、飛躍的に安定していることが分かる。 本発明の温度ヒユーズは、第4図に示すように、球状の
支持体(22)を融解部(21)中に埋め込んだ感温ペ
レット(20)を用いることもできる。この感温ペレッ
ト(20)は、融解部に支持体を分散させた長い感温ペ
レットを製造した後に、所定の寸法の感温ペレットに切
断することにより得られるので、第2図の感温ペレット
よりも、量産性に富む。 また、本発明の温度ヒユーズは、第5図に示すように、
支持体(33)を融解部(32)内に有する第1の感温
ペレット(31)と、支持体を持たない融解部のみから
なる第2の感温ペレット(34)との複合体からなる感
温ペレット(30)を用いることができる。 こ°の感温ペレットも、量産性に富む。 このように、本発明の温度ヒユーズは、有機物の昇華現
象による感温ペレットの寸法変化を本来の温度ヒユーズ
の機能を損なうことなく大幅に抑制することができ、温
度ヒユーズの信頼性の向上および長寿命となる。 【発明の効果】 以上の様に、本発明によれば、感温ペレットを構成する
有機物の昇華に起因する誤動作を生じることが無く、熱
的に安定した温度ヒユーズを提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
m1図は本発明の実施例による温度ヒユーズを示す断面
図、第2図は第1図の温度ヒユーズに用いられる感温ペ
レットを示す部分断面図、第3図は温度ヒユーズの感温
ペレットの寸法の経時変化を示すグラフ、第4図は本発
明の他の実施例による温度ヒユーズに用いられる感温ペ
レットを示す部分断面図、第5図は本発明のさらに他の
実施例による温度ヒユーズに用いられる感温ペレットを
示す部分断面図である。 l・・・温度ヒユーズ、   2・・・絶縁体、3・・
・第2の本体部、   4・・・第1の本体部、5・・
・導電性ケース、    6.7・・・リード線、8−
・−接点端子、     9・・・感温ペレット、9a
・・・融解部、      9b・・・支持体、lO・
・・接点板。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 第1図 第2図 =S    =tt、 X      11− 9237  像 嘲

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに電気的に絶縁された第1および第2の本体部を有
    する導電性ケースと、この導電性ケースの第1および第
    2の本体部に夫々接続された一対のリード線と、前記ケ
    ース内に配置され、一端を第1の本体部の端面に固定さ
    れた接点端子と、前記ケースの第2の本体内に配置され
    、所定の温度で融解する有機物からなる感温ペレットと
    、この感温ペレットにより前記接点端子に接触すると共
    に、前記第2の本体部内を摺動自在に保持された接点板
    とを有する温度ヒューズにおいて、前記感温ペレットが
    所定の温度で融解する有機物からなる融解部と、融解部
    が融解する温度以上の融点を有し、電気的な絶縁物から
    なる支持体とを有すると共に、この感温ペレットの前記
    接点板に対向する端面に前記支持体の一部が露出してい
    ることを特徴とする温度ヒューズ。
JP28709889A 1989-11-02 1989-11-02 温度ヒューズ Pending JPH03149720A (ja)

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JP28709889A JPH03149720A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 温度ヒューズ

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JPH03149720A true JPH03149720A (ja) 1991-06-26

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JP28709889A Pending JPH03149720A (ja) 1989-11-02 1989-11-02 温度ヒューズ

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JP (1) JPH03149720A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302571A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Nec Schott Components Corp 感温ペレット型温度ヒューズ
JP2009105038A (ja) * 2007-10-05 2009-05-14 Nec Schott Components Corp 感温ペレット型温度ヒューズ
JP2010267626A (ja) * 2010-07-12 2010-11-25 Nec Schott Components Corp 感温ペレット型温度ヒューズ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302571A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Nec Schott Components Corp 感温ペレット型温度ヒューズ
JP2009105038A (ja) * 2007-10-05 2009-05-14 Nec Schott Components Corp 感温ペレット型温度ヒューズ
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