JPH03149707A - 導電性組成物 - Google Patents

導電性組成物

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Publication number
JPH03149707A
JPH03149707A JP28687689A JP28687689A JPH03149707A JP H03149707 A JPH03149707 A JP H03149707A JP 28687689 A JP28687689 A JP 28687689A JP 28687689 A JP28687689 A JP 28687689A JP H03149707 A JPH03149707 A JP H03149707A
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JP
Japan
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rubber
pts
weight
conductive composition
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP28687689A
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English (en)
Inventor
Masami Tanmachi
正美 反町
Norihisa Suzuki
規久 鈴木
Etsuo Fukuchi
悦夫 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03149707A publication Critical patent/JPH03149707A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] この発明は、ゴムをベース材料としてなる導電性組成物
に関し、と(に加工性に優れ、精密電子素子用施設など
における帯電防止床材、あるいはマイコンやICメモリ
のバックアップ電源用電気二重層コンデンサの隔壁材等
のようなシート状に容易に加工することができ、しかも
高い導電性を保有してなる新規な導電性組成物に関する
。 [従来の技術] 静電気によるごみの付着や半導体破壊などの問題を生じ
易いIC工場や電子部品組立工場などにおいては、静電
気による帯電を防止するために、床面上に電気抵抗の小
さい導電性シートを敷きつめ、作業者を接地し得るよう
に配慮しているのが通常である。 この場合の導電性シートの体積抵抗率は小さい程望まし
く、例えば床材がIXIO”Ω程度の電気抵抗を有する
場合、静電気は数百ボルトのオーダーで人体に蓄積する
のに対し、その抵抗が半分になるとlOボルト前後にま
で低下すると考えられている。このような静電気による
半導体素子等への影響は当然考えられることであり、最
近素子の高集積化あるいは高密度実装化が加速度的に進
展されつつある折柄、上記導電性シートの体積抵抗率を
できる限り小さくすることへの要望は益々高まりつつあ
る。 ′また。最近の電子機器にはマイコンやICメモリが広
く応用されるようになってきた。しかし。 はんの一瞬の停電があった場合でも機器全体の動作がお
かしくなったり、せっか(記憶したデータが消えてしま
ったりすることが大きな問題としてクローズアップされ
てきた。− 現在、この対応としてニッケル・カドミウム電池あるい
はアルミ電解コンデンサをバックアップ電源に用いてい
る例が多いが、これらにはそれぞれ短所があり必ずしも
十分とは言えない、そこで、最近では電気二重層コンデ
ンサやポリマー・Li二次電池といったものが用いられ
るようになってきた。 この電気二重層コンデンサの基本セルに用いられるのが
導電性のシートであり、体積抵抗率ではlΩ−cm以下
と高導電性が要求されている。 従来のこのような導電性シートは、ゴムあるいはプラス
チックをペース材料とし、これらに金属粉、グラファイ
ト粉、導電性カーボンブラックまたは電解質のような導
電性物質を多量に配合して製造していた。そして、これ
ら導電性物質の中で特性および経済的見地から、工業的
には主として高度の導電性を有するカーボンブラックす
なわちアセチレンブラックやケッチェンブラック等を添
加して製造していた。 【発明が解決しようとする課題】 上述したように、最近は、導電性シートの体積抵抗率を
できる限り小さくすることが要望されるようになり、l
Ω−cm以下といった高導電性を保有していることが必
要条件とされるようになった。 しかし、体積抵抗率がlΩ−cm以下の高度の導電性を
得るためには、非常に多量の導電性物質を添加すること
が必要となり、その結果、材料の粘度が大幅に上昇し、
混線時、押出時あるいはカレンダーロールによるシーテ
イング特等における加工性が著しく損なわれるという問
題が生ずるようになった。 加えるに、製造した材料の機械的特性、例えば引張特性
が大幅に低下するといった派生的欠点も生ずるようにな
り、実用上において問題化されている。 この発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消し
、混線、押出、あるいはシートへの加工が容易であり、
しかも極めて高い導電性を保有している新規な導電性組
成物を提供しようとするものである。 [課題を解決するための手段および作用]この発明は、
ハロゲンを含まないゴム100重量部にケッチェンブラ
ックEC2O〜70重量部と薄片化黒鉛30〜150重
量部、さらにポリオルガノシロキサン0.5〜15重量
部を添加したことにあり、これにより高導電性で、しか
も加工性を大幅に向上させることができる。 1実 施 例J ハロゲンを含まないゴムとしては天然ゴム、スチレン・
ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、シンジオタクチック
1.2ポリブタジエン、イソプレンゴム、アクリロニト
リル・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、エ
チレン・プロピレン・ジェンターポリマー、ブチルゴム
、アクリルゴム、シリコーンゴム、多硫化ゴム等が挙げ
られる。 これらのゴムは単独でも二種類以上を併用してもよく、
その場合、分子量の異なるつまり固体のゴムと液状のゴ
ムを組合せても差支えない。 ケッチェンブラックECとしては、市販品(例えば、オ
ランダのアクゾ社製あるいはライオン株式会社製等)が
ある。この添加量を2O〜70重量部とするのは、20
重量部以下では十分な導電性が得られず、70重量部以
上では粘性が高くなり、加工が困難になるためである。 また、薄片化グラファイトは酸処理黒鉛を高温−で熱処
理し、眉間の酸を急激に気化させることにより揮散させ
、同時に眉間を膨張させた膨張化黒鉛を解砕させて製造
するものである。市販品としては、日本黒鉛工業c株)
のEXP−P、EPの2種類のグレードがある。その添
加量を30〜150重量部としたのは、30重量部以下
では十分な導電性が得られず、また。150重量部以上
では粘性が高くなり、シート状に加工することが困難と
なるためである。 ポリエルガノシロキサンとしてはSi−0結合と有機基
からなる化合物であればいずれでもよく、例えばシリコ
ーンオイル、シリコーン生ゴム、室温硬化型シリコーン
ゴム、液状シリコーンゴム、シリコーンレジン等が挙げ
られる。これらの加硫の有無は特に問わないが、ロール
加工時には未加硫の状態が望ましい、なお、規定する添
加範囲以下ではカレダロール加工でのシート出し時に粘
着がありシート出し不可となり、規定範囲を越えると体
積抵抗率が高くなる。 この発明においては、上記配合剤に加えて、酸化防止剤
、滑剤、充填剤等が添加されても差支えない。 この発明の組成物を架橋する方法としては、イオウ系加
硫剤による方法が一般的であるが、用途によっては有機
過酸化物による架橋、電子線照射による架橋およびシラ
ングラフト水架橋等による方法も選ぶことができる。有
機過酸化物による架橋に用いる架橋剤としては、ジクミ
ルパーオキサイド、3−ビス(t−ブチルパーオキシイ
ソプロビル)ベンゼン等が好適である。また。電子線照
射による架橋における架橋助剤としては、トリメチロー
ルプロパントリメリテート、トリアリルイソシアヌレー
ト等の反応性上ツマ−が一般的に使用される。 次に、この発明の具体的な実施例を比較例とともに説明
する。 第1表の実施例1〜4右よび比較例1〜5に示す配合割
合に従って各種成分を配合し、約80℃の温度に保持さ
れた6インチロールに投入してロール混線を行なった。 混線後スチーム加熱プレスにより160℃X10分の条
件で加硫を行ない1mm厚のシートを得、各試料とした
。 各例の評価結果を第1表の下欄に合せて示す。 なお、評価方法は次の通りである。 加工性二 ロール混線時における外観と、モータの負荷
によって測定した。モータの負荷についてはIOA以下
の場合をもって良とした。 電気特性: 図に示すように、IOX100XImmの
試料lの両端10mmにシルバーペイント2.2を塗布
し、1日放置後ホイトストンブリッジ法により抵抗(R
)を測定し、次式により体積抵抗率(p)を計算した。 々レンダロール加工性= 100℃の温度に保持した6
インチ逆り字形カレンダロールを用いて0.2mm厚の
シート出しをする場合、ロール離れがよく、張力により
切断せずにシート出しができる場合を良とした。 (以下余白) 第1表から明らかな通り実施例1〜4のものは、いずれ
もロール加工性やカレンダロール加工性番こ優れ、体積
抵抗率もlΩ−Cm以下と高導電性を示している。これ
に対しケッチェンブラケックECあるいは薄片化グラフ
ァイトのみを単独で添加した比較例1.2のものはそれ
ぞれ加工性。 体積抵抗率の点で劣っている。また、ケッチェンブラッ
クECj5よび薄片化グラファイトの添加量が少なく、
液状シリコーンゴムな加えた比較例3のものは、ロール
加工性、カレンダロール加工性共に良好であるが体積抵
抗率が高い、一方、ケッチェンブラックECJ5よび薄
片化グラファイトの添加量はこの発明の請求範囲に規定
する範囲内である比較例4のものは、液状シリコーンゴ
ムが無添加のためロール粘着が強くカレンダロール加工
性に劣ることが分かる。さらに、液状シリコーンゴムな
規定範囲を越えて添加した比較例5のものは、加工性は
どちらも優れているが体積抵抗率が高くなることが分か
る。 [発明の効果] 以上説明した通り、この発明に係る導電性組成物によれ
ば、高い導電性を保持しつつ加工性と機械的強度を向上
させた導電性組成物を提供することができ、斯業界にお
ける今日的要請に適切に応え得るものであり、その工業
上の価値は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
図は、供試材の体積抵抗率を測定する状況を示す説明図
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ハロゲンを含まないゴム100重量部にケッチェンブ
    ラックEC2O〜70重量部と薄片化黒鉛30〜150
    重量部、さらにポリオルガノシロキサン0.5〜15重
    量部を添加してなることを特徴とする導電性組成物。
JP28687689A 1989-11-02 1989-11-02 導電性組成物 Pending JPH03149707A (ja)

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JPH03149707A true JPH03149707A (ja) 1991-06-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7728066B2 (en) 2002-03-18 2010-06-01 Ntn Corporation Conductive resin molding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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