JPH03149079A - ミシン用送り装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転向手段を介して水平面内を案内され駆動さ
れる無端の送り手段を有し、該送り手段に、水平状態で
互いに縫い付けられるべき縫製物の層を収容するための
多数の収容要素が配置されているミシン用送り装置に関
するものである。

〔従来の技術と問題点〕

米国特許第４５４１３５３号公報により、円弧状の種々
の縁部分をもった２枚の衣類部分を縁近くで縫い合わせ
るための装置が知られるようになった。この装置は送り
チェーンを有し、該送りチェーンは複数個の転向ホィー
ルを介して案内され。

縫製物を収容し位置固定するためのニードルピンを有し
ている。ニードルピンはチェーンの鎖環に下方へ向くよ
うに配置されている。、Ｉｌ型物の収容と位置固定とは
送り経路の前方領域で行なわれ。

この前方領域ではまず２枚の衣類部分のうち１枚が水平
状態でチェーンのニードルピンに位置固定される。次に
２枚目の衣類部分が第２のチェーンによって供給される
。この第２のチェーンは上向きに配置されるニードルピ
ンを有し、供給領域に送りチェーンの下方に設けられて
いる。第２のチェーンによって供給された２枚目の衣類
部分は１枚目の衣類部分に所望の位置で固定される。次
に送りチェーンは、この時点でニードルピンによって水
平状態で互いに重なるように位置決めされた２枚の衣類
部分を縫目ラインに沿って搬送する。

上記の送りチェーンを案内するため、縫製物載置面の上
方にガイドレールが設けられている。チェーンの下方に
は縫製物載置面に溝が設けられ。

この溝内には、下向きのニードルピンが接触なしに突出
している。

この公知の装置の欠点は、縫製ステーションと取外し不
能に結合されていること、ニードルピンが衣類部分を突
き通していること、送りチェーンに位置決めされている
衣類部分への下部チェーンのニードルビンの突き刺しは
鉛直方向に行なわれないことである。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の課題は、この種の送り装置を取付は装置として
構成し−互いに縫い付けられるべき水平状態にある２枚
のｌｌ製物を送り方向、即ち縫製方向にずれないように
位置固定し、位置固定した状態で縫目ラインに沿って葉
内するようにすることである。

〔課題を解決するための手段及び効果〕本発明は、上記
２Ｉ麗を解決するため、収容要素がクランプとして構成
され、該クランプのクランプ面が縫製物載置面に対して
ほぼ平行に延び、クランプ下部部材がｍＷＩ物ａｇｉ面
に対して鉛直方向に間隔をもって配置され、クランプを
閉じるための少なくとも１つの抑圧要素がクランプ上部
部材に作用するように送り経路に沿って取付けられてい
ることを特徴とするものである。

互いに重ねられる縫製物の層は、クランプがまっすぐな
送り経路のなか八回動し、ステッチ形成位置の方向へま
っすぐに移動する領域に供給される。

縫製物の層は互いに縫いあわせられるべき縁によって送
り経路のなかへ送入され、閉じているクランプによって
送り方向に直角に位置固定され連行さ九る。その直後送
り経路の同じ位置でこれに続く縫製物の層の部分が、次
のクランプが閉じることによって順次位置固定される。

クランプのクランプ面がｍ製物の層に対して直角に一緒
に案内されることによって、ａ製物の層の間の相対運動
が防止され、送り方向、即ち縫製方向におけるずれが防
止さ九る。

送り方向に対して横にａ１２物の層を位置決めするため
の補助手段として送りチェーン、またはクランプ下部部
材に送り方向に平行に設けら九るストッパーが用いられ
る。

位置固定されたｍ製物の層は、ステッチ形成位置に沿っ
て案内さ九、互いに縫い合おせられ、クランプが開くこ
とによって解放される。ｍ製物の層がずれなしに位置固
定されるので、ｍｊｉｌ物の層を供給時に伸ばせば、互
いに縫い合わせら九るべきａ１１２物の層の長さ補償も
上記の長さにわたって、または部分的に可能である。

クランプ上部部材を押しボタン状に構成し、弾性支持さ
九斜面をもったレールにより操作するととにより、クラ
ンプを閉じさせるｖＪＩじ！！ｌ構が簡潔になり効果的
になる。

クランプ上部部材を、互いに平行に配置され。

斜面をもったレールによって操作される２つのピンに固
定するのが有利である。このようにすると。

弾性支持されるレールとの協働により、クランプ上部部
材を殆ど傾斜なしに且っ面平行にクランプ下部部材の上
に降ろすことができる。

付加的に、上部クランプ面に弾性的なう仁ングを備えさ
せることができる。−ラ仁ングは、１１製物による非平
面性を補償させる。

レールでのス、ライドヘッドの滑動を改善するため、レ
ールのスライド面を湾曲するように構成するのが有利で
ある。

【実施例〕

次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。

本発明による送り装置は、ミシンのヘッドに固定されて
いる本体１を有している。本体１には軸２と３が支持さ
れている。軸２は送りチェーンのための駆動軸で、かさ
歯車４を介してミシンの上軸と連結されている。軸２の
基部には平歯車５が固定され、該平歯車５は送りチェー
ン６の駆動歯車である。送りチェーン６の支持と案内は
、軸３に固定される平歯車７によって完全なものとなる
。

送りチェーン６の互いに隣接するそれぞれ２つのチェー
ンピン８には、クランプのクランプ下部部材９とクラン
プ上部部材１０が配置されている。

１個のクランプ上部部材１を固定するため、チェーン上
側において２つの隣接するチェーンピン８に取付けられ
た保持要素１１を用いる。クランプ上部部材ｌＯの操作
は、圧縮ばね１５に抗してスライドヘッド１４によりピ
ン１２を介して押しボタンのようにして行なう、ピン１
２は、保持要素１１に固定されたブシュ１３内を移動可
能に配置されている。スライドヘッド１４のスライド面
１６はわずかに湾曲している。スライドヘッド１４に対
して必要な圧力を作用させるため、スライドヘッド１４
上方に、弾性支持されるレール１７が送り方向に延びる
ように設けられている。

レール１７は送入斜面部１８を備えている。レール１７
は、送り運動の際にスライドヘッド１４とクランプ上部
部材ｌＯとを真下に押す（第１図と第６図）、レール１
７の弾性支持は、板１９内を軸方向に可動に設けられた
ピン２０と圧縮ばね２１とによって行なわれる。板１９
は本体１に固定されている。

本体ｌの縫製物送入側には、縫製物の供給を容易にする
誘導板２２が設けられている。誘導板２２は、まっすぐ
な送り経路に整列するようにクランプ上部部材１０の下
積まで延びている。

層を成した縫製物はまっすぐな送り経路のなかに送入さ
れ、この送り経路のなか八回動されて縫製物に対して垂
直に閉じている第１のクランプにより固定され、搬送さ
れる。以下のクランプは同様にして順次縫製物をクラン
プし、縫製物を縫目方向にスリップなしに縫目形成位置
まで搬送させる。

縫目形成位置を通過後クランプが外側八回動する直前に
−該クランプは送出斜面部２３が設けられでいるために
開き、互いに縫い付けられた層を成す縫製物を順次部分
的に解放させる。

次に、本発明の実施態様を列記しておく。

（１）送り手段がローラチェーンとして形成されている
ことを特徴とする請求項ｌに記載のミシン用送り装置。

（２）クランプ下部部材（９）とクランプ上部部材（ｌ
Ｏ）とがチェーンピン（８）に固定され、クランプ面が
チェーンの外面の側方に配置され、クランプ上部部材が
押しボタンのように操作可能に形成されていることを特
徴とする請求項ｌまたは上記第１項に記載のミシン用送
り装置。

（３）クランプ下部部材（９）とクランプ上部部材（１
０）とが対としてそれぞれのチェーンピンに配置されて
いることを特徴とする請求項ｌ、上記第１項または第２
項に記載のミシン用送り装置。

（４）そ九ぞれ１つのクランプ下部部材（９）とクラン
プ上部部材（１０）とが２つのチェーンピンに固定され
ていることを特徴とする特叙記第１項に記載のミシン用
送り装置。

（５）押圧要素が弾性支持されるレール（１７）であり
、該レール（１７）が、クランプ上部部材（１０）のス
ライドヘッド（１４）のための送入斜面部（１８）と送
出斜面部（２３）とを有していることを特徴とする請求
項ｌに記載のミシン用送り装置。

（６）クランプ上部部材（１０）が、鉛直方向に配置さ
れ圧縮ばね（１５）の力に抗して操作可能な２うのピン
（１２）に固定されていることを特徴とする請求項ｌ、
上記第２項。

上記第５項のいずれか１つに記載のミシン用送り装置。

（７）スライドヘッド（１４）のスライド面（１６）が
湾曲していることを特徴とする請求項ｌまたは上記第５
項に記載のミシン用送り装置。

（８）クランプ上部部材（ｌＯ）のクランプ面が弾性材
料で被覆されていることを特徴とする特請求項１または
上記第２項から上記第６項までのいずれか１つに記載の
ミシン用送り装置。

（９）送り経路の入り口に、縫製物の層のための誘導板
（２２）が配置されていることを特徴とする請求項ｌま
たは上記第１項から第８項までのいず九か１つに記載の
ミシン用送り装置。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による送り装置の前面図、第２図は送り
チェーンの配置を示す平面図、第３図はクランプの前面
図、第４図はクランプの側面図。 第５図はクランプの平面図、第６ｒｊ４は本発明による
送り装置の拡大断面図である。 ６・・・・・送りチェーン（送り手段）８・・・・・チ
ェーンビン ９・・・・・クランプ下部部材 ｌＯ・・・・クランプ上部部材 １４・・・・スライドヘッド １５・・・・圧縮ばね １　フ　・　・　・　・　レーノレ １８・・・・送入斜面部 ２２・・・・誘導板 ２３・・・・送出斜面部 ｚｉ：ｉ−”ｒ −７Ｍフ） ！ｒｚ！　　　　　　７ １′ぐ＼ 、　　　　　　　９０） １′）１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）転向手段を介して水平面内を案内され駆動される
   無端の送り手段を有し、該送り手段に、水平状態で互い
   に縫い付けられるべき縫製物の層を収容するための多数
   の収容要素が配置されているミシン用送り装置において
   、 収容要素がクランプとして構成され、該ク ランプのクランプ面が縫製物載置面に対してほぼ平行に
   延び、クランプ下部部材（９）が縫製物載置面に対して
   鉛直方向に間隔をもって配置され、クランプを閉じるた
   めの少なくとも１つの押圧要素（１７、１８）がクラン
   プ上部部材（１０）に作用するように送り経路に沿って
   取付けられていることを特徴とするミシン用送り装置。