JPH0314849A - ポリエステル及びポリオレフィンの配合物 - Google Patents

ポリエステル及びポリオレフィンの配合物

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JPH0314849A
JPH0314849A JP6852290A JP6852290A JPH0314849A JP H0314849 A JPH0314849 A JP H0314849A JP 6852290 A JP6852290 A JP 6852290A JP 6852290 A JP6852290 A JP 6852290A JP H0314849 A JPH0314849 A JP H0314849A
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polyester
compound
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polyolefin
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JP6852290A
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Nan-I Liu
ナン・アイ・リウ
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General Electric Co
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General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L23/00Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L23/02Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L23/025Copolymer of an unspecified olefin with a monomer other than an olefin
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱可塑性成形用組成物、特に熱可塑性ポリエス
テルに変性ポリオレフィン及び多官能性エポキシ化合物
を配合することによってポリオレフィンと配合した熱可
塑性成形用組成物に関するものである。
従来の技術 高分子量ポリエステル、特にグリコール及びテレフタル
酸又はイソフタル酸のポリエステル及び共ポリエステル
は現在に至るまで長年の間有効に利用されてきた。これ
らについては多数の文献、とりわけVhlnrield
らの米国特許第2.465,319号叩細書及びPen
glllyの米国特許第3,  047,539号明細
書に記載されている。これらの特許文献はこれらのポリ
エステルはフィルム及び繊維の製造用として特に有益な
ものであることを教示している。
分子量の制御技術、成核剤の使用及び二工程或形サイク
ルの開発とともに、ポリ(エチレンテレフタレート)は
射出成形性組或物の重要な成分となってきた。さらに、
ポリ(1.4−ブチレンテレフタレート)は溶融物から
きわめて速やかに結晶化するのでか\る組成物の成分と
して独特のすぐれた有用性を示す。か\るポリエステル
から成形された加工物品は他の熱可塑性樹脂組戊物と比
較して高度の表面硬度及び耐摩耗性、高い光沢及びより
低い表面摩擦を与える。
さらに、特筆すべき点として、ポリ(1.4−ブチレン
テレフタレート)はポリ(エチレンテレフタレート)よ
りも射出成形技術に著しくより簡単に使用し得ることが
あげられる。たとえば、ポリ (1.4−ブチレンテレ
フタレート)は約30゜C〜60℃の低い金型温度で短
かいサイクル時間にて高結晶性で寸法安定性の成形物品
に射出或形し得る。低い金型温度においてさえも高い結
晶化速度をもつので、これらの成形物品を金型からとり
出す際に何等問題は生じない。さらに、ポリ(1,4−
ブチレンテレフタレート)射出成形物品の寸法安定性は
ポリ(1.4−ブチレンテレフタレート)のガラス転移
温度近辺の温度又はそれよりも十分に高い温度において
さえもきわめて良好である。
熱可塑性ポリエステルにポリオレフィンを添加してポリ
エステルのある特定の性質を改善し又は付与することも
既知である。たとえばRelnらの米国特許第3.40
5.198号明細書にはポリ(エチレンテレフタレート
)中に耐衝撃性改良剤としてポリエチレンを使用するこ
とが開示されている。llolubらの米国特許第4,
122.061号明細書にはポリ(1.4−ブチレンテ
レフタレート)樹脂、ポリ(エチレンテレフタレート)
樹脂、繊維状ガラス補強剤単独又はそれと無機充填剤と
の組合せ及び耐衝撃性改良剤としてのポリオレフィン又
はオレフィン基共重合体、典型的にはポリエチレン又は
プロビレンーエチレン共重合体、を含有してなるポリエ
ステル組成物が記載されている。Cohenらの米国特
許第4,185.047号明細書には改善された離型性
を得るために熱可塑性ポリエステル組成物、特にポリ(
エチレンテレフタレート)及びポリ(1,4−ブチレン
テレフタレート)組成物中に高圧低密度ポリエチレンを
配合することが記載されている。
しかしながら、ポリオレフィン及びポリエステルのか\
る配合物は相溶性が良好でなく、実施に際し処理上の困
難をもたらし得ることが認められている。
今般、本発明者は驚くべきことに、熱可塑性ボリエステ
ルを(1)エポキシ反応性分子部分をもつポリオレフィ
ン及び(2)多官能性エポキシ化合物と混合することに
よってポリオレフィン及びポリエステルを柑溶的に混合
することができかつそれに伴って物理的性質を改善し得
ることを認めた。
発明の要旨 したがって本発明は、つぎの成分: (i)少なくとも一種のポリエステル樹脂;( ii 
)エポキシ反応性分子部分によって変性された少なくと
も一種のポリオレフィン;及び(ii)少なくとも一種
の多官能性エポキシ樹脂; を含有してなる重合体組成物を堤供するものである。
より特定的にいえば、本発明は(a)少なくとも一種の
ポリエステル、好ましくは本質的にポリ(エチレンテレ
フタレート)及びポリ(1.4−ブチレンテレフタレー
ト)からなる群から選んだ少なくとも一種のポリエステ
ル約1〜約99重量%、ただし各ポリエステルはポリエ
ステル成分(a)のO〜100%を構成するものとする
;(b)エポキシ反応性分子部分によって変性された少
なくとも一種の変性ポリオレフィン約99〜約1重量%
;及び(c)多官能性エポキシ化合物約0.01〜約2
重量%;を含有してなる熱可塑性重合体組成物を堤供す
るものである。
発明の詳細な開示 本発明において使用される好ましいポリエステルは高分
子量ポリエステル、もっとも好ましくはテレフタル酸及
びイソフタル酸の線状重合体状グリコールエステルであ
る。これらは既知の方法、たとえばこれらのフタル酸の
エステルをグリコールで加アルコール分解しついで重合
する方法、グリコールをこれらの遊離フタル酸又はその
ハライド誘導体とともに加熱する方法及び類似の方法、
によって製造することができる。これらはたとえば米国
特許第2.465,319号及び同第3,047,53
9号明細書及びその他の文献に記載されている。これら
のフタレートに加えて、たとえば約0,5〜15重量%
の割合の他の芳香族ジカルボン酸、たとえばナフタリン
ジカルボン酸、も該ポリエステル成分中に存在せしめ得
る。用語“線状゜を使用するけれども、反応剤はある割
合の三官能性又は多官能性技分れ剤、たとえばトリメチ
ロールブロバン、ペンタエリトリット及びトリメチルト
リメセート、を含有することもでさる。
好ましいポリエステルは一般式: (式中、nは2〜10の整数、好ましくは2〜4の整数
である)の反復単位をもつ高分子量重合体状グリコール
テレフタレート又はイソフタレート又はか〜るエステル
の混合物からなる群のポリエステルである。か\るポリ
エステルは約30モル%までのイソフタル酸単位をもつ
テレフタル酸及びイソフタル酸の共ポリエステルを包含
する。
特に好ましいポリエステルはポリ(エチレンテレフタレ
ート)及びポリ (ブチレンテレフタレート)であり、
もっとも好ましくはポリ(1.4−ブチレンテレフタレ
ート)である。
本発明において使用し得るポリオレフィンの例はポリエ
チレン(高密度及び低密度)、ポリブロビレン、ポリイ
ソブチレンの単独重合体ならびに共重合体及びエチレン
とプロピレン又はエチレンとプロピレン及び非共役ジエ
ンとのランダム共重合体を包含する。塩素化オレフィン
生成物もまた架橋オレフィンと同様に前述したカテゴリ
ー中に包含される。これらは本発明に述べるごとき方法
でカルボキシル化し得るものである。前述したカテゴリ
ーは本発明の要件を満たす条件でエチレンと非オレフィ
ン性基をもつ他のオレフィンとの共重合体を包含する。
本発明のために有用な線状低密度ポリエチレンは周知の
物質であり、これらは商業的に人手可能でそれらの例と
してはエクソン社製、商品名“エスコレン( Esco
rene)” ;ダウ●ケミカル社製、商品名“ダウレ
ックス(Dovlθx)a及びユニオン・カーバイド社
製、商品名“G.  レジン(G.Reslns)があ
げられる。また線状低密度ポリエチレンは当該技術にお
いて既知の重合法、たとえばこ\に参考文献として引用
する米国特許第4,254,009号、同第4,076
.698号、欧州特許出願第4645号(1 9 7 
9年10月17日付公開)及び米国特許第4,128,
607号明細書に記載される方法によって容易に製造す
ることもできる。これらの重合体は約0.89〜約0.
96g/江の範囲、好ましくは約0.915〜約0.9
 4 5 g/ccの範囲の密度を有する。これらの線
状低密度ポリエチレン重合体は実際にはエチレンと少量
、通常20モル%未満、好ましくは15モル%未満の炭
素数3〜15個、好ましくは3〜10個、もっとも好ま
しくは4〜8個のα−オレフィンとの共重合体である。
これらの線状低密度ポリエチレンは側鎖技分れを実質的
にもたない、すなわちランダムな枝分れでなく単純な側
鎖技分れを制御された濃度でもつ点で、配位触媒系から
製造された高圧低密度ポリエチレン及び高密度ポリエチ
レンのような重合体とは区別し得るものである。
好ましい線状低密度ポリエチレン共重合体はエチレン及
びブロビレン、ブテンー1、ペンテン−1、4−メチル
ペンテン−1、ヘキセン−1及びオクテン−1、もっと
も好ましくはブテンー1及びオクテン−1からなる群か
ら選んだ一種又はそれ以上のα−オレフィンから製造さ
れる。所望の密度をもつ重合体はα−オレフィンの共重
合比及び共重合中の重合体の形或割合を制御することに
よって得ることができる。共重合体に対して増大した量
の共単量体を添加すれば重合体の密度の低下がもたらさ
れる。
より高級のオレフィンに基づく重合体は容易に人手し得
るものではなく、したがって好ましいものではない。か
\るより高級のポリオレフィンの例は2−メチル−1−
ブテン、1−ベンテン、4−メチル−1−ペンテン等に
基づく重合体である。
これらはこ\に参考文献として引用する“Encycl
oped1a ofPolyIIler Scienc
e and Technology”第9巻、第4 4
 0−4 6 0頁(19B5年John Wlley
 &Sons. Inc.発行)に記載される方法を包
含する既知の方法によって製造することができる。
オレフィンアクリレート及びオレフィンジエン三元共重
合体のようなオレフィン含有共重合体も本発明の組成物
中でポリオレフィン成分耐衝撃性改良剤として使用する
ことができる。オレフィンアクリレート共重合体耐衝撃
性改良剤の一例はユニオン・カーバイド社からDPD−
6 1 6 9として人手し得るエチレンーエチルアク
リレート共重合体である。他の高級オレフィン単量体は
アルキルアクリレートとの共重合体、たとえばプロピレ
ン及びn−プチルアクリレートの共重合体として使用す
ることができる。オレフィンージエン三元共重合体は当
該技術において周知であり、一般的にはEPDM(エチ
レン−プロピレン−ジエン)系列の三元共重合体に該当
する。これらはたとえばコポリマー・ラバー社製の″エ
ブシン(EP SYN)’704として商業的に入手可
能である。
これらはこ\に参考文献として引用する米国特許第4,
559,388号明細書により詳細に記載されている。
種々のゴム重合体も本発明におけるオレフィン成分とし
て使用することができる。か\るゴム状重合体の例はポ
リブタジエン、ポリイソブレン、スチレンープタジエン
共重合体及びゴム状ジエン系単量体をもつ種々の他の重
合体又は共重合体である。
スチレン含有重合体も本発明におけるオレフィン成分と
して使用し得る。か\る重合体の例はアクリロニトリル
ーブタジエンースチレン、スチレンーアクリ口ニトリル
、アクリロニトリルーブタジエンーα−メチルスチレン
、メタクリレートーブタジエンースチレン及びその他の
耐衝撃性スチレン含有重合体、たとえば耐衝撃性ボリス
チレン、である。
さきに示したとおり、本発明において使用されるポリオ
レフィンはまず、当該技術において周知の慣用的方法に
よって変性される。一般に、この変性はポリオレフィン
上の水素を当業者に周知であるエポキシ反応性官能基で
置換することによって達成される。適当なエポキシ反応
性官能基の例は酸無水物、カルボン酸、アクリレート、
アミン等の基である。
本発明の組成物に使用されるポリエポキシ化合物は2よ
り大きい官能価(多数のエポキシド官能基)をもつエポ
キシ化合物を包含する。
好ましいエポキシ化合物はオルトクレゾールホルムアル
デヒドノボラックをついでエビクロルヒドリンと反応さ
せてポリエポキシドを形成させて誘導されたエポキシ類
を包含する。か\る樹脂はチバーガイギー社によって“
ECN“ (エポキシクレゾールノボラック)の名称で
製造されている。
か\るエポキシ化合物′の好ましい一例はECNI29
9であり、これはつぎの性質: 分子ffi:約1270;エポキシ当り重量:235 
; エポキシ価(エポキシ基当量ダラム/100g):0.
425;融点:99°C; 官能価(エポキシド型)=4; を有する。
別の好ましいエポキシ化合物はダウ・ケミカル社によっ
て製造されているD,E.N.400系列のエポキシノ
ボラック樹脂である。この系列の特に好ましいノボラッ
クエポキシ樹脂はD.E,N.485樹脂であり、これ
は官能価5.5をもちかつつぎの構造式: (式中、nの平均値は3.5である)を有する固体状エ
ポキシノボラックである。別の好ましい多官能性エポキ
シノボラック樹脂はダウ・ケミカル社によって製造され
ているXD系列の樹脂である。
この系列の特に好ましい多官能性エポキシ樹脂の一例は
XD’9053、01樹脂であり、これは式:を有する
本発明における使用に適当な他の多官能性エポキシ化合
物はポリ(〇一又はN一エポキシアルキル置換)環式ア
ミド、イミド又はイミデートを包含し、これらは通常1
個のかつ唯一の非エポキシ型環式分子部分を含むもので
あるが、連結又は融合分子部分をもつ化合物も使用され
る。好ましくは、これらはエポキシアルキル基が直接酸
素又は窒素原子に結合された化合物であるが、介在構造
部分を含む化合物、たとえば2−カルポグリシジルオキ
シエチル化合物、も使用することができる。
か\る多官能性エポキシ化合物中に存在し得る環式核の
例はトリアジン、バルビツレート、ヒダントイン、ウラ
シル、ピロメリト酸ジイミド、ビペラジンジオン及びパ
ラバネート環系である。さきに述べたとおり、エポキシ
含有官能基は当該化合物中の酸素又は窒素原子上の置換
基として存在し得る。窒素原子上に置換されることがし
ばしば好ましい。この型のもっとも適当な多官能性エポ
キシ化合物はトリグリシジルシアヌレート及びトリグリ
シジルイソシアヌレート(以下”TGIC”と略称する
)を包含するトリアジン誘導体である。
TGICが入手の容易性及び枝分れポリエステルの形成
のために特に適当である点で特に好ましい。
TGICは式: を有する。
この型の多くのポリエポキシドは刺激物及び/又は健康
危険物である点に留意すべきである。たとえば、トリグ
リシジルイソシアヌレートは突然変異誘導性をもつ。し
たがって人体との接触及び吸入はできる限り回避される
べきである。
本発明に従えはば、本発明の組成物のポリエステル樹脂
成分はポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂及びエポ
キシ化合物の全組成物の少なくとも約l重量%、通常約
10〜約90重量%、好ましくは約15〜約85重量%
を構成するであろう。
本発明の組成物のポリオレフィン樹脂成分は全組成物の
少なくとも約1重量%、多くの場合約10〜約90重量
%、好ましくは約15〜約85重量%を構成する。すで
に示したとおり、本発明の組成物のポリオレフィン成分
は一種類より多いポリオレフィン樹脂を含むことができ
そしてポリエステル成分は一種類より多いポリエステル
樹脂を含むことができる。
本発明の組成物中に存在する多官能性エポキシ化合物の
量は一般に組成物中に存在する個々特定のポリエステル
及びポリオレフィン化合物に関係しかつ同時に使用され
る個々特定のエポキシ化合物に関係するであろう。しか
しながら、一般に、この量は組成物中に存在するエポキ
シ化合物、ポリオレフィン化合物及びポリエステル樹脂
の合計量に基づいて少なくとも約0.01重量%、好ま
しくは少なくとも約0.1重量%、もっとも好ましくは
少なくとも0.3重瓜%である。エポキシ化合物の量は
約2重量%を超えるべきではなく、好ましくは1重量%
を超えるべきではない。
本発明の組戊物の所要成分は種々の方法で緊密に混合し
得る。一方法によれば、ポリオレフィン及びエポキシ化
合物を乾燥ポリエステル樹脂とともに押出配合機中に装
入しそして配合物を高温、たとえば300’〜450’
Fに加熱しそして抑出して成形用ペレットを形成する。
別の方法では、エポキシ化合物及びポリオレフィンをポ
リエステル樹脂と常温で配合することによって混合し、
ついで配合物をたとえば4500〜5 5 0”Fに加
熱されたミル上で溶融し、ついで冷却しそして粉砕する
か又は配合物を450−550下で押出し、冷却しそし
て細断することもできる。エポキシ化合物及びポリオレ
フィンを粉末状又は顆粒状ポリエステルと混合しそして
混合物を配合及び成形機を用いて加熱しかつ直接吹込成
形物品に形成することもできる。
本発明に従って得られる組成物はたとえば酸化防止剤、
カーボンプラック、補強剤、可塑剤、滑性助長剤、色安
定剤、紫外線吸収剤、X線不透過剤、染料、顔料、充填
剤、離型剤等のような一種又はそれ以上の慣用の添加剤
を含有し得る点を理解すべきである。満足な熱、酸化及
び/又は紫外線安定剤はフェノール類及びそれらの誘導
体、アミン及びそれらの誘導体、ヒドロキシル基及びア
ミン基の両者を含有する化合物、ヒドロキシアジン、オ
キシム、重合体状フェノールエステル及び金属が低い方
の原子価状態にある多価金属の塩を包含する。
安定剤として有用な代表的なフェノール誘導体は3.5
−ジー第3級プチルーヒドロキシヒド口桂皮酸の1.3
.5−1リス(2−ヒドロキシエチル)−S−トリアジ
ン−2.4.6− (IH,3H,5H} }リオンと
のトリエステル;4,4′ −ビス−(2.6−ジ第3
級プチルフェノール);1,3.5−トリメチル−2.
  4.  6−トリスー(3.5−ジ第3級ブチルー
4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン及び4,4′ −ブ
チリデンービス(6一第3級ブチルーm−クレゾール)
を包含する。種々の無機金属塩又は水酸化物ならびに有
機錯体、たとえばニッケルブチルジチオ力ルバメート、
サリチル酸第一マンガン及び3−フエニルサリチル酸銅
を使用し得る。代表的なアミン安定剤はN, N’−ビ
ス(β−ナフチル)一p一フエニレンジアミン.N,N
’−ビス(1−メチルへブチル)−1−フエニレンジア
ミン及びフエニルーβ−ナフチルアミン又はそのアルデ
ヒドとの反応生成物を包含する。ヒンダードフェノール
とチオジブロピオン酸エステル、メルカプチド及びホス
ファイトエステルとの混合物が特に有用である。紫外線
に対する一層の安定化は置換ペンゾフェノン及び/又は
ペンゾトリアゾールのような種々の紫外線吸収剤を配合
することによって達成することができる。
特に有用な安定剤はヒンダードフェノールであり、その
代表的なものは式: (式中、R1及びR3は1〜約20個の炭素原子をもつ
炭化水素基であり;そしてR2は水素原子又は1〜約2
0個の炭素原子をもつ炭化水素基である)のフェノール
類及び式: R5R6 R6R5 (式中、R 4 、R 5及びR6はそれぞれ水素原子
又は1〜約20個の炭素原子をもつ炭化水素基であり;
各環上の2個のAの一方はヒドロキシル基でありモして
各環上の他方のAは水素原子又は1〜約20個の炭素原
子をもつ炭化水素基であり;そしてnはO〜約20の整
数である)のビスフェノール類を包含する。
本発明において有用な好ましいヒンダードフェノールは
一般にBHTとして知られる2,6−ジー第3級ブチル
ー4−メチルフェノール(シェル・ケミカル社によって
商品名ロノール(tonol )として販売されている
);4,4−メチレンビス(2,6−ジー第3級プチル
フェノール)及び2.6−ジー第3級ブチルー4−n−
ブチルフェノール(エチルコーポレーションによってそ
れぞれエチル(Ethyl ) 7 0 2及びエチル
744の商品名で販売されている);及びテトラキス[
メチレン3− (3’ ,  5’ −ジー第3級ブチ
ルー4′−ヒドロキシフエニル)プロピオネート]一メ
タン及びステアリルー3− (3’ ,5’ −ジー第
3級ブチル−4′−ヒドロキシフエニル)プロピオネー
ト(チバーガイギー社によってそれぞれイルガノックス
(lrganox ) 1 0 1 0及びイルガノッ
クス1076の商品名で販売されている)を包含する。
本発明の組成物はまた補強用充填剤、たとえば繊維状(
フィラメント状)ガラス及び/又はタレ、雲母、タルク
等のごとき無機充填剤を含有し得る。これらの充填剤は
シラン又はチタネートカップリング剤等で処理されたも
のでも非処理のものでもよい。本発明の組成物のか\る
実施形態において補強剤として使用されるべきフィラメ
ント状ガラスは当業者には周知でありかつ多数の製造業
者から広く入手可能である。
好ましい実施態様の開示 以下に本発明をより詳細かつ明確に説明するための実施
例を示す。ただし、これらの実施例は単に例証のための
もので、何等本発明をこれらに限定するものと解釈され
るべきではない。実施例中、特に示さない限りすべての
部及びパーセントは重量基準である。
実施例1は多官能性エポキシ樹脂化合物を含有しない本
発明の範囲外の組成物を説明するものである。この実施
例は単に比較の目的で提供する。
すべての実施例において、組成物はポリオレフィン、ポ
リエステル及び各実施例において示す追加の成分をプロ
デックス( Prodex)型一軸スクリュー押出機を
用い約470″Fで溶融配合することによって製造した
実施例I PBT (ポリ(1.4−ブチレンテレフタレート)(
ゼネラル・エレクトリック社製登録商標バロックス(V
alox ) 315 ) 5 9.  8重量%,E
PDM−アクリル酸三元共重合体(ブリティッシュ・ペ
トロリアム社製ポリボンド(Polybond) 64
−103−14 ) 4 0重量%及び安定剤(イルガ
ノックス1010)0.2重量%からなる組成物を製造
した。得られる重合体組成物を射出成形によって2.5
インチ172インチ×1/8インチの試験棒に形成した
。この組成物のノッチ付きアイゾット衝撃強さを試験し
、これらの試験結果を後記の表に示す。
実施例2 実施例2においては、実施例1において使用した型のP
B75 9重量%、実施例1において使用した型のポリ
オレフィン40重量部、実施例1において使用した安定
剤0.2重量部及びTGIC0.8重量部を含有する重
合体組成物を実施例1におけると同一寸法の試験棒に射
出成形した。これらの試験棒を実施例1で用いた試験棒
について行なったと同じノッチ付きアイゾット試験及び
別の物性試験に供した。結果を後記の表に示す。
組成物の物理的特性のM1定にはつぎのASTM試験法
を使用した。
曲げモジュラス     ASTM  D790引張伸
び        ASTM  D638ノッチ付きア
イゾット  ASTM  D256衝撃強さ 実施例1 実施例2 ノッチ付きアイゾット    2.3    10.4
1/8インチ (f’t.1b/In) (室温〉ノッ
チなしアイゾット   破断せず 破断せず1/8イン
チ(−30℃) 引張強さ(psl) 引張伸び(%) 曲げモジュラス たるみ( 290′F) 3500 70 143.000 15 上記開示事項に基づいて、本発明の組成物にその他の種
々の修正及び変形力呵能であることは自明である。した
がって、前述した本発明の特定の実施態様に特許請求の
範囲に規定した本発明の意図する範囲内で種々の変更を
なし得ることは勿論である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、つぎの成分: (i)少なくとも一種のポリエステル樹脂;(ii)エ
    ポキシ反応性分子部分によって変性された少なくとも一
    種のポリオレフィン;及び(iii)少なくとも一種の
    多官能性エポキシ樹脂; を含有してなる重合体組成物。 2、少なくとも一種の多官能性エポキシ樹脂を成分(i
    )、(ii)及び(iii)の合計重量に基づいて少な
    くとも約0.01重量%の量で含有する請求項1記載の
    組成物。 3、少なくとも一種の多官能性エポキシ樹脂を成分(i
    )、(ii)及び(iii)の合計重量に基づいて少な
    くとも約0.1重量%の量で含有する請求項3記載の組
    成物。 4、少なくとも一種の多官能性エポキシ樹脂を成分(i
    )、(ii)及び(iii)の合計重量に基づいて少な
    くとも0.3重量%の量で含有する請求項3記載の組成
    物。 5、変性組成物がさらにヒンダードフェノール型安定剤
    を含有する請求項1記載の組成物。 6、多官能性エポキシ樹脂が2個より多いエポキシド官
    能基を含有する請求項1記載の組成物。 7、多官能性エポキシ化合物がトリグリシジルイソシア
    ヌレートである請求項6記載の組成物。 8、さらに充填剤を含有する請求項1記載の組成物。 9、少なくとも一種のポリオレフィン化合物がポリエチ
    レンである請求項1記載の組成物。 10、少なくとも一種のポリオレフィンがエチレン−プ
    ロピレン−ジエン三元共重合体である請求項1記載の組
    成物。 11、少なくとも一種のポリエステル樹脂が一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、nは2〜10の整数である)の反復単位をもつ
    重合体状グリコールテレフタレート及びイソフタレート
    及びそれらの混合物からなる群から選んだ高分子量線状
    熱可塑性ポリエステル樹脂である請求項1記載の組成物
    。 12、少なくとも一種のポリエステルがポリ(ブチレン
    テレフタレート)エステルである請求項11記載の組成
    物。 13、少なくとも一種のポリエステルがポリ(1,4−
    ブチレンテレフタレート)である請求項12記載の組成
    物。 14、少なくとも一種のポリエステルがポリ(エチレン
    テレフタレート)エステルである請求項11記載の組成
    物。 15、少なくとも一種のポリエステルが重合体組成物中
    のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及び
    多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約1〜約
    99重量%の量で存在する請求項1記載の組成物。 16、少なくとも一種のポリエステルが重合体組成物中
    のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及び
    多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約10〜
    約90重量%の量で存在する請求項15記載の組成物。 17、少なくとも一種のポリエステルが重合体組成物中
    のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及び
    多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約15〜
    約85重量%の量で存在する請求項16記載の組成物。 18、少なくとも一種のポリオレフィンが重合体組成物
    中のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及
    び多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約1〜
    約99重量%の量で存在する請求項1記載の組成物。 19、少なくとも一種のポリオレフィンが重合体組成物
    中のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及
    び多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約10
    〜約90重量%の量で存在する請求項18記載の組成物
    。 20、少なくとも一種のポリオレフィンが重合体組成物
    中のポリエステル化合物、変性ポリオレフィン化合物及
    び多官能性エポキシ化合物の合計重量に基づいて約15
    〜約85重量%の量で存在する請求項19記載の組成物
JP6852290A 1989-03-27 1990-03-20 ポリエステル及びポリオレフィンの配合物 Pending JPH0314849A (ja)

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