JPH0314738A - 乗物シート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも１つの枢着取付け、すなわちバッ
クレストと結合された上側取付け部及びシートフレーム
と結合された下側取付け部と、留め金の固定位置で留め
金が枢軸と平行な固定ボルトの後側に係合するような方
法で掛けられている回動可能な留め金、とを有する乗物
シートに関する。

〔従来の技術〕

この種の公知の乗物シートにおいて、留め金はバックレ
ストのためのいわゆる回動自在機構の一要素を形成する
。もし留め金が、その開放位置に回動されれば、バック
レストは、バックレストの傾斜角度を調節するために設
けられた調節装置を作動させることなしに前方へ倒され
ることが可能である。

もしこの種の乗物シートが、しばしば取外され又再取付
けされ、又は主に自動車の場合、必要ならばシートのさ
らなる列が装着されることが可能であるように、使用位
置から使用しない位置へ運ばれ又戻されるならば、シー
トがその使用位置にある時でさえ、乗物の床に正しく接
続されない危険がある。なぜなら、たとえば取付けを行
なう人が不慣れ又は怠慢のためである。これにより使用
位置として、人がシートの座席部分上にすわり又は横に
なり、バックレストにもたれることができる位置が理解
される。

〔発明が解決しようとする課題〕

そのため、本発明の目的は、取外しと取付け及び／又は
、使用しない位置から使用位置への運搬と戻しが容易に
可能であり、それにもかかわらず取付けが正確に完了し
た時だけシートが使用可能であることを保証し及び／又
は使用位置の安全装置が作動する乗物シートを作り出す
ことである。

〔課題を解決するための手段〕

乗物の床への固定ボルトの強固な接続のために、シート
フレームの後部分において、１つだけの要求は、床への
乗物シートの安全接続を達或するための、留め金とボル
トの間のぴったり合う接続である。上側取付け要素の回
動止め装置と２本腕の回劾レバーの対応する回動止め装
置は、シートフレームが留め金により固定ボルトとぴっ
たり合うように接続されるまで、乗物シートのバックレ
ストがその使用位置に回動できないことを簡単な手段を
用いて保証するのを可能とする。このように、シートが
乗物の床に正確に固定される時だけシートが使用可能で
あり、これはもし安全ベルトが乗物シートの支持構造に
取付けられるならば、特に重要である。

１つの好適な実施態様において、シートは前側横軸の回
りに回動するように、乗物の床と接続されている。前側
横軸回りのシートフレームの回劾能力は、取外し及び取
付けを簡単にする。なぜなら、乗物の床へのシートフレ
ームの前端部の接続にとって、前側横軸にシートフレー
ムを掛けることは十分であり、又はもし前側横軸がシー
トフレームに設けられているならば、乗物の床上の台に
シートフレームを掛けることは十分である。

スプリング力の留め金が形成され、配置されており、そ
れでシートフレームの要求は、固定ボルトの前方へ動く
留め金を支持する部分と共に前側横軸回りの回動動作で
下げられることだけであることは好ましい。この動作の
進行時、ボルトは、留め金がボルトの後側と係合できる
までボルトを通過して動くことが可能なような範囲へ留
め金の固定位置を外れて留め金を押す。

２本腕の回動レバーの自由端部を越えた留め金の突き出
しは、上側取付け要素の回動固定が開放証する。

２本腕の回動レバーと留め金の１つの実施態様において
、単一のスプリングは、所望の方法で両方の要素を付勢
するのに十分である。

もしバックレストが回動止め装置によって、その回動範
囲の２つの終り位置の１つへ固定されるならば、特に完
全な前側回動位置において、上側取付け要素の回動方向
に延在する制御曲面の切欠きのような回動止めを形成す
ることで十分である。

仕上げ公差に関係なく、留め金が固定ボルトに向けて下
降されるのに従って固定ボルトが留め金を固定位置から
外れるよう回動させた後、スプリングの付勢のもとに留
め金がその固定位置に戻るよう回動されることを保証す
るために一定量の遊びが有利に設けられる。もしこの遊
びが好ましくないならば、シートは、遊びがバックレス
トを使用位置に回動する時に強制的に除かれるように形
成されることが可能である。

さらに、弾性的に変形可能な支持要素上にシートを設置
することは、遊びの除去の一因である。

さらに、その固定位置に留め金を固定し、それで留め金
がその開放位置にうっかり回動できないことは、有利で
ある。好適な実施態様において、この固定は、この回動
レバーに必要な制御手段の有利な形成による２本腕の回
動レバーによって達或される。

２本腕の回動レバーを制御する曲がった軌道は、好まし
くは切欠きへ隣接する制御曲面の断面によって形成され
る。

固定を開放するよう留め金を作動するため、握りが留め
金上に設けられる。しかしさらにこの作動は、ケーブル
などによっても達戊可能である。

留め金がシートの長手力向のシートの移動に対して適切
な安全を与えることができないので、１つの好適な実施
態様において、シートフレームが、留め金が固定ボルト
の後側と係合可能な位置にある時、下側取付け要素は前
側に突き出る部分の後方への任意の移動に対して固定す
るように固定ボルトの外面に対して設置された少なくと
も１つの舌部が設けられている。もしシートが前側横軸
及び／又は舌部によって長手力向の移動に対して固定さ
れるならば、その時留め金の要求は、シートフレームの
上方向への動作を防ぐことである。

本発明は、図に示された模範的な実施態様の助けで、以
下により詳細に述べられる。

〔実施例〕

個人の自動車にシートの第３列を一時的に形成するため
の乗物シートは、第１図に示すように、透視図の接続板
３が前側端部断面の一部の両側に取付けられている布張
り地の支持２上に座席部１を有する。これら２つの同一
に形成された又同一に配置された接続板３は、乗物の床
上に距離をおいてしっかりと接続されている前側横軸６
の断面に取付けるために、互いに一直線に並ぶ穴を有す
る。従って、横軸６回りのシート全体の回動動作が可能
である。

枢着取付けの下側取付け要素７は、ネジ８によって布張
り地の支持２の後側端部断面の片側に固定されている。

さらに、安全ベルト３４の一端部も、ここに固定されて
いる。枢軸９回りに回動するように下側取付け要素７に
接続されている上側取付け要素１０は、シートのバック
レスト１１の布張り地の支持に強固に接続されている。

シートの他側上で、自己制動調節装置を取付けた公知の
枢着部が、バックレス｝１１を、回動可能でかつ選択可
能な角度上の位置に固定することができるように、布張
り地の支持２に連結する。

第３〜６図に示したように、下側取付け要素７は、同一
な形状と大きさの２つの板１２を具備し、この板は枢軸
９の長手方向に互いに距離をおいて配置されており、そ
の間にさらに板状の上側適合要素１０の下側端部断面が
係合する。

特に第２図によって示されるように、取付けピン１３は
、回動可能にしかし軸方向に動かせないように２枚の板
ｌ２の枢軸９の下に取付けられている。

取付けピン１３は、板１２の間に置かれた範囲に２つの
横の平らな断面を有する。第１の形状で作られた留め金
１４は、吊り下げられる方法でこの取付けピン１３上に
配置される。第９図に示すように、取付けビン１３のた
めの留め金１４の貫通穴は、留め金１４が取付けピンと
共に回動するように取付けピン１３と接続されるような
大きさに貫通穴の横断面形状に適合される。しかし、留
め金１４は、取付けピン１３の平らな断面の方向におい
て、半径方向にいくらか移動することが可能である。こ
の移動方向は、シートが乗物に取付けられる時、少なく
ともほぼ縦方向にある。後方に突き出ている渥り１７は
、留め金１４と強固に接続され、握り１７によって、取
付けピン１３と共に留め金１４は、下側取付け要素７に
関して回動可能である。

たとえば第９図に示すように、吊り下げ方法で取付けビ
ン１３上に配置されている留め金１４は、２本腕のレバ
ーの１本の腕と、取付けピン１３から本質的に上方に延
在し、比較的長く後方に突き出ている鼻部１８で終る他
の腕１８によって形成される。

上記の範囲及び、枢軸９と取付けピン１３の間において
、しかしそれらに関して後方向に配置されて、取付けス
リーブ１９が２枚の板１２に固定されている。取付けス
リーブ１９は、枢軸９と平行に置かれ、少なくとも大部
分を板１２の間に置く２本腕の回動レバー２０は、枢軸
９上に回動可能に取付けられている。主に第５．６図に
よって示されるように、２枚の板１２の間の距離は、そ
の腕１８と共に留め金１４が、それらの間の空間を、２
本腕の回動レバーに隣接する必要な遊びと共に有するよ
うに選択される。

２本腕の回動レバー２０の１本の腕２１は、取付けスリ
ーブ１９から前方向に延在し、次に取付けピン１３回り
を巻いてガイドされる。それは開口１４の付近の取付け
ピン１３の下で終わり、しかしこことは反対にそれは取
付けピン１３の長手方向に移される。

他の腕２２は、取付けスリーブ１９から上方向へ延在し
、枢軸９のいくらか下及び後方で終わる。

板１２の中へ細長穴２４を貫通する不動ボルト２３は、
取付けスリーブ１９のいくらか上に又それと平行に腕２
２上に取付けられる。この細長穴は、２本腕の回動レバ
ー２０の必要な回動動作を妨げない。さらに不動ボルト
２３と平行に配置された板１２上に突き出している腕１
８の角部にある第２の不動ボルト２５も、前もって付勢
された螺旋スプリングを掛けるための不動ボルト２３の
ような働きをし、このスプリングが留め金１４を、ある
程度の時計方向の回動動作（第９〜１６図に示されたよ
うに見て）に付勢し、又２本腕の回動レバーを反対の方
向の回動動作に付勢する。

上側取付け要素１０の下側端部断面は、２本腕の回動レ
バー２０のために制御曲面２７を形成し、レバーの丸み
のある角部２２′の上部は、螺旋スプリング２６の力に
よって制御曲面２７に対して半径方向に押されることが
可能である。制御曲面２７は、半径方向の切欠き２８を
形成し、この切欠きに対して、バックレス，トと上側取
付け要素１０が共に第９図に示すように完全に前方へ保
持されている時、腕２２の自由端部は当てられることが
可能である。バックレストは、シートが乗物に取付けら
れる時、この位置にそれ自身で達する。

この取付けの間、第１に前側横軸６の２つの断面は、接
続板３とホルダーを通して挿入され、これにより留め金
１４と共に下側取付け要素７は、前側横軸６と平行で又
乗物の床５に強固に接続された固定ボルト２９上に設置
される。第１．７図に示すように、ボルト２９は板３５
の下側に溶接され、この板が乗物の床５ヘネジ止めされ
、留め金｛４の挿入に適応するために固定ボルト２９を
露出する開口部３９を有する。模範となる実施態様にお
いて、２つの開口９３９は間をあけてしかし互いに隣接
して設けられ、それで固定ボルト２９は、さらにこのシ
ートの次に配置されたシートの留め金によって係合でき
る。

シートフレームの後側部においてでさえ、シートを乗物
の床５とぴったり合った接続するために、座席部１の後
側端部は、前側横軸６回りに今下側に回動される。第１
０図に示すように、これが行なわれる時、留め金１４の
自由端部に設けられた角張った面１４’は、第１に固定
ボルト２９の上側と接触し始める。その結果、留め金１
４は螺旋スプリングれる。この方法において、シートの
後側端部を低くし続けることは可能となる。

次に２本腕の回動レバー２２の下側端部がさらに、なわ
れる。この方法において、角部２２′は制御曲面２７か
ら起きる。シートの後側端部を低くする間、シートフレ
ームの各側に設けられた止め３０は、この止め３０が固
定ボルト２９の上部に対して置かれる手実によって第１
２〜１６図に図示されたシートの最も低い位置に１度達
し、次に２本腕の回動レバー２０は、第１２図で示すよ
うな、角部２２′が半径方向切欠き２８を完全に露出す
るような範囲に、その最初の位置を外れて固定ボルト２
９から離れて回動される。

第８図に示すように、２つの止め３０は、それぞれ限ら
れた角度に弾性的に変形可能で、シートの横方向に傾け
られたそれぞれの板３５の３５′又は相当する板３６の
３６′　と接触し始めるプラスチック又はゴムのかたま
りで形成される。板３６は、そこに設けられた枢着取付
けのシートの他側に配置された留め金３８によって、後
方から係合されることが可能な固定ボルト３７を支持す
る。傾いた両面３５′と３６′は、シートの隣接した側
へ上っている。

第１２図に示すように、シートフレームの最モ低い位置
において留め金１４は、留め金が後方から固定ボルト２
９の下と係合するその固定位置に戻り回動可能である。

しかし、間の空間３１が、固定ボルト２９の下側と留め
金１４の向かい合う内側の間に設けられる。

もしバックレストが次に、第１２図によって見られる時
計方向に上側取付け要素１０の回動方向に相当する使用
位置に回動されるならば、角部２２′は制御曲面２７に
対して、すなわち最初に枢軸９からの距離が回動の増加
角度と共に増加する断面に対して戻り接触し始める。こ
れは、２本腕の回動レバー２０が第１２図によって見ら
れる時計方向に、第１４図で図示した位置へさらに十分
に回動され、これにより螺旋スプリング２６の張力が増
大することを結果として生じる。この回動動作の間、取
付けスリーブ１９から距離をもって配置され、それと平
行な担持ピン３２は、鼻部１８′の下側に対して接触し
始め、留め金１４を上方向に引張り始める。しかしバッ
クレストが第１５図で図示した使用位置に達する前に、
担持ピン３２は、留め金が遊びがなくなり固定ボルト２
９の下側と接触するまで、留め金１４を上方向へ引張る
。加えて、第１図に示すように、下側取付け要素７の下
側に延在する突起３３が、遊びがなくなり固定ボルト２
９の前方に突き出ている側と接触するので、それからシ
ートは遊びがなく、乗物の床５に正確に固定される。こ
の状態は、バックレスト１１が第１６図に示すように水
平位置へ完全に後方へ回動される時、効果的に保たれる
。

この角度上の位置において、上側取付け要素１０は、ぴ
ったり合う方法で腕２２の自由端部上に支持される。

乗物からシートを取外すため、バックレスｌ−１１は第
１２図に図示された位置へ再び前方向に回動されねばな
らない。その時にだけ可能であるが、握り１７は留め金
１４が固定ボルト２９を開放する第１２図に破線で図示
した位置に上方向に回動される。取付けピン１３と留め
金１４の共通の回動接続のため、その回動動作はシート
の他側に設けられた留め金３８への接続軸によって伝達
される。この他の留め金３８を開放位置に回動するため
、握りは設けられ又操作される必要がない。

好適な実施態様だけが、ここで特に図示され又述べられ
たが、本発明の多くの変更及び変化が、上記教示により
、又本発明の本質及び意因された範囲から外れることな
く添付された特許請求の範囲の項で可能となることは理
解される。

【図面の簡単な説明】

第１図は模範的な実施態様の使用位置での側面の概略部
分図、第２図はバックレスト及びそれ上に設けられた構
或要素とシートフレームを結なぐ枢着取付けの拡大図、
第３図は第２図の線■一■に沿った断面図、第４図は第
２図の線ＩＶ−ｒＶに沿った断面図、第５図は第２図の
線■−■に沿った断面図、第６図は第２図の線■−■に
沿った断面図、第７図は固定ボルトの支持板の平面図、
第８図は弾性支持要素と共に基板を通した固定ボルトの
長手方向の部分断面図、第７〜１６図はそれぞれ固定ボ
ルトに関して異った位置での留め金と２本腕のレバーと
バックレストに取付けられた上側取付け要素の図を示す
。 １・・・座席部、　　　　　２・・・支持、３・・・接
続板、　　　　　　５・・・乗物の床、６・・・前側横
軸、　　　　７・・・下側取付け要素、８・・・ネジ、
　　　　　　　９・・・枢軸、１０・・・上側取付け要
素、　１１・・・バックレスト、１２・・・板、　　　
　　　　１３・・・取付けピン、１４　．　３８・・・
留め金、　　　１７・・・握り、１８・・・腕、　　　
　　　　１９・・・取付けスリーブ、２０・・・２本腕
の回動レバー、 ２１　．　２２・・・腕、２３・・・不動ボルト、２５
・・・第２の不動ボルト、 ２６・・・スプリング、　　　２７・・・制御曲面、２
８・・・回動止め、 ３０・・・止め装置、 ３２・・・担持ビン、 ３５　．　３６・・・板、 ３９・・・開口。 ２９　．　３７・・・固定ボルト、 ３１・・・遊び、 ３３・・・突起、 ３５’　　，３６’・・・傾斜面、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、使用範囲と、枢軸及びバックレストに結合された枢
   着取付けの上側取付け要素及びシートフレームと結合さ
   れた下側取付け要素を有する少なくとも１つの枢着取付
   けと、固定ボルトに係合し又外れるのに適した留め金、
   とを有するシートのバックレストを含む乗物シートであ
   って、前記留め金がその固定位置で前記固定ボルトに掛
   けられ又回動され又係合するように配置され、前記固定
   ボルトが枢軸と平行に位置している乗物シートにおいて
   、留め金の回動軸（１３）の前側に距離をおいて乗物の
   床と接続されるのに適したシートフレームを具備し、前
   記固定ボルト（２９）が乗物の床と強固に接続されてお
   り、上側取付け要素（１０）がその回動方向に延在する
   面（２７）に回動止め（２８）を有し、回動止めの対応
   部（２２′）が下側取付け要素（７）に回動可能に取付
   けられ又回動止め（２８）の方向への回動止めの対応部
   （２２′）のある程度の動作にスプリング力が働く２本
   腕の回動レバー（２０）の一端部上に設けられており、
   回動止め（２８）と回動止めの対応部（２２′）がバッ
   クレストの使用範囲外にある上側取付け要素（１０）の
   角度上の位置内にあり又たがいに係合し又上側取付け要
   素（１０）のためにぴったり合った回動止めを形成し、
   ２本腕の回動レバー（２０）の他端部には２本腕の回動
   レバー（２０）を固定ボルトから開放位置へ強制的に回
   動することによって角張った面が設けられ、この開放位
   置において、回動止め（２８）と回動止めの対応部（２
   ２′）が外され、シートの後側端部が使用位置に下げら
   れ、シートの後側端部が留め金（１４）によって固定ボ
   ルト（２９）とぴったり合って接続される乗物シート。 ２、シートフレームが、その前側接続位置で、留め金（
   １４）の回動軸と平行に置かれた前側横軸（６）回りに
   乗物の床に関して回動可能である請求１項記載のシート
   。 ３、その固定位置の方向へのある程度の回動動作にスプ
   リング力が働く留め金（１４）が、シートの使用位置で
   角度上の位置へのシートの前側横軸（６）回りのシート
   の回動動作の間、留め金の自由端部が固定位置を外れて
   固定ボルト（２９）から離れる回動が可能であることに
   よって角張った面（１４′）を有し、この角度上の位置
   において、留め金の自由端部が固定ボルト（２９）を通
   過することが可能で、この角張った面（１４′）が次に
   、シートの後側端部が再び乗物の床に対して完全に下げ
   られる時と同時にその固定位置へ戻すために再び留め金
   を開放する請求項１又は２に記載のシート。 ４、留め金（１４）の固定位置の留め金の自由端部が、
   回動止め（２８）と回動止めの対応部（２２′）が係合
   している時、固定ボルト（２９）の方向へ角張った面が
   設けられている２本腕の回動レバー（２０）の端部を越
   えて突き出ている請求項３記載のシート。 ５、留め金（１４）が、２本腕のレバーの１本の腕によ
   って形成され、スプリング力を与える前もって付勢され
   たスプリング（２６）が、固定ボルト（２９）から離れ
   て位置する他の腕（１８）上に作用し、スプリングの他
   側が、回転止め（２２′）を含む２本腕の回動レバー（
   ２０）の腕（２２）上に作用する請求項１記載のシート
   。 ６、回動止めが上側取付け要素（１０）の回動方向に延
   在する制御曲面（２７）の切欠き（２８）によって形成
   され、この制御曲面（２７）に対して、２本腕の回動レ
   バー（２０）の自由端部（２２′）が停止する請求項１
   記載のシート。 ７、ある量の遊び（３１）が、固定ボルト（２９）とそ
   の後側と係合する留め金（１４）の向かい合う面の間に
   存在し、留め金がこの遊び（３１）のなくなる量だけそ
   の回動軸（１３）の方へ横に滑ることが可能であるよう
   な方法で、使用位置の前側横軸（６）回りのシートの回
   動範囲を制限する止め装置をさらに含む請求項１記載の
   シート。 ８、２本腕の回動レバー（２０）に、その回動軸（１９
   ）から距離をおいて設けられた担持要素（３２）をさら
   に含み、留め金（１４）の有形断面（１８′）が担持要
   素（３２）の動く軌道に突き出し、曲がった軌道（２７
   ）がバックレストと結合された上側取付け要素（１０）
   に設けられ、この曲がった軌道（２７）が、留め金（１
   ４）が固定ボルト（２９）に対して遊びがなく停止する
   位置へ担持要素（３２）から離れて引張られるような方
   法で使用位置のバックレストの回動動作の間、２本腕の
   回動レバー（２０）を回動する請求項７記載のシート。 ９、担持要素が、留め金（１４）の回動軸（１）の上に
   、又２本腕の回動レバー（２０）の回動軸（１９）と平
   行に、又これらから離されて配置されたピン（３２）に
   よって形成され、留め金（１４）の有形断面が留め金（
   １４）と共に２本腕の回動レバーを形成する腕（１８）
   の留め金のような端部断面（１８′）によって形成され
   る請求項８記載のシート。 １０、バックレストの使用位置及び、使用位置と後方へ
   完全に回動された位置の間の回動範囲において、留め金
   （１４）がピン（３２）によって回動に対して固定され
   ている請求項９記載のシート。 １１、軌道が切欠き（２８）に隣接する制御曲面の断面
   によって形成される請求項８記載のシート。 １２、留め金（１４）に設けられた握り（１７）をさら
   に含む請求項１記載のシート。 １３、下側取付け要素（７）が長手動作に対して下側取
   付け要素を固定するために、固定ボルト（２９）に対し
   て停止する有形断面（３３）を有する請求項１記載のシ
   ート。