JPH03146985A - ボリユーム・ホログラム記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、情報信号記憶装置に関し、さらに詳しくは光
屈折結晶内の情報記憶に関する。

Ｂ、従来の技術 ビスマス酸化珪素（Ｂ　Ｓ　Ｏ）などの光屈折結晶に衝
突する光が、参照先によって活動化されると、結晶内で
２つの単色光束の干渉をひき起こすことは、よく知られ
ている。この光の干渉は、結果として、記録媒体の一部
におけるボリューム・ホログラムとしての、光によって
担持されるデータの記憶となる。記録されたホログラム
の読出しは、記録媒体上へ干渉光ビームを当てることに
よって達成され、これは、その光ビームが記録媒体を通
過し、出力光路に沿って記録媒体を離れるとき、干渉光
ビームを、上述の記憶されたホログラムによって変調さ
せるためである。ＢＳＯなどの厚い光屈折媒体の中にホ
ログラムを重ねることは周知である。

「３次元記憶機構を用いた実験的ホログラフィ読取り書
込みメモリ（Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ　Ｈｏｌｏｇｒ
ａｐｈｉｃＲｅａｄ−Ｗｒｉｔｅ　Ｍｅｍｏｒｙ　Ｕｓ
ｉｎｇ　３−Ｄ　Ｓｔｏｒａｇｅ）　Ｊと題するり、ド
ーリア（ｄ’Ａｕｒｉａ）　　らの報告ＣＡＰＰＬＩＥ
ＤＯＰＴＩＣＳ誌第１３巻、第４号、１９７４年４月号
　９− ８０８〜８１８ページ）は、ホログラムを参照光ビーム
を回転させることによって、光屈折記録媒体に重ねるこ
とができる、と示唆している。参照光ビームの回転によ
って、参照光ビームが厚い記録媒体に対して変化する入
射角を有することになる。色々な入射角があるために、
記憶しようとする情報を担持する変調光ビームは、同じ
ボリュームに重ねられた、しかしそれぞれの重ねられた
ホログラムの記録に使用される角度に整列された読出し
参照光ビームによって読取り可能な、複数のホログラム
を生成する。このような記録は、情報を担持するために
画素の強度を必要とした。このような強度変調は特に、
光経路によって信号に導かれるノイズの対象となる。

レーザ単色光は、光度変調に基づく情報を担持すること
に加えて、参照直線偏光に対する光ビームの直線偏光の
変化する回転角によって、情報を担持することができる
。このような回転は、結果として、光ビームに対して直
交しているＰ成分及びＳ成分となる。このような変調の
１例は、磁気　１０− 光学式記録媒体から反射される、またはそれを通じて転
送される読返し光ビームである。磁気光学式記録媒体の
ための読返し光学機構及び電気回路は、変調された出力
電気信号を生成するために、変調反射光ビームのＰ成分
とＳ成分を処理し、この場合、変調は、Ｐ成分またはＳ
成分、またはそのような単色レーザ光の回転した直線偏
光に担持される情報を表す。

多くの光学式システムが、偏光感知ビーム・スプリッタ
及び他のエレメントを通じて、ビームを処理する。この
ような光ビームの処理の１例が、米国特許第３５４４１
８９号及び同第３６２２２２０号の明細書に示されてい
る。したがって、Ｐ成分とＳ成分とを分離し、各種の光
学的分離機能を達成するための、光ビームの直線偏光を
回転させることは、よく知られている。

米国特許第３８２５３１８号明細書は、偏光が検出のた
めに２方向のいずれかに切り替えられる、ホログラフィ
・システムを開示している。この特許によれば、レーザ
は偏光された干渉性の光線を生成し、この光線は偏光切
替え装置を通じて伝送され、この装置は、入力信号に応
答して、伝送された光線の偏光面の方向づけを、２つの
互いに直交する状態の１つに調整する。次に、偏光切替
え装置によって伝送された光線は、透明な電気光学的結
晶に衝突する。この結晶のＣ軸に沿った屈折率は、予め
設定されたホログラフィ・パターンの干渉しまによって
変化する。この特許による１つの実施例では、光学シス
テムは電気光学的ビーム偏光器を含み、ディジタル・レ
ーザ・ビーム偏光システムに依存する強力な偏光をもた
らすので、ビームは、このビームの偏光状態、すなわち
ビーム分割によって予め色々に決められた方向に偏向さ
れる。この特許に示される他の１実施例では、光学シス
テムは１つの複雑な光学的構成要素を有し、光源から複
数の目標位置の１つに光ビームを選択的に偏向するため
の、光線偏向装置を提供している。

Ｃ１発明が解決しようとする課題 ホログラムに関する前記参照例のすべては、情報を担持
するための強度変調ビームを示し、単一光ビームが直線
偏光の変調によって情報を担持することも知られている
。より効果的でノイズのない、情報がレーザ光ビームの
直線偏光の変調によって担持されるホログラム信号記憶
システムを提供することが望まれている。

本発明の目的は、改良された信号ノイズ比を存する光学
式情報記憶システムを提供することである。

００課題を解決するための手段 本発明の方法と装置は、好ましくはボリューム・ホログ
ラムとしてのホログラフィ媒体に記憶するために、参照
直線偏光からの２つまたはそれ以上の回転離散角を有す
る、複数の直線偏光回転のいずれか１つによって表され
る情報を提供する。偏光回転のすべては、同じ回転方向
で測定される。

また本発明によって、光ビームの直線偏光の複数角回転
変調の形で情報を担持する光ビームが、光屈折結晶の中
に複数のイメージとして記憶される。イメージの記憶は
、結晶の中の不完全性が補　１３− 足的記憶によって未然に防ぐように、補足的なものとし
て配置される。特定の形式では、変調光ビームは、参照
直線偏光からの第１方向または回転方向で測定されると
きに、９０度で分けられた負変調をそれぞれ有する、２
つの異なったイメージとして記憶される。

２つのイメージの記憶と読返しでは、記憶システム内で
の信号処理が偏光回転の制御を導入するので、この回転
が入力信号の線を表す。次に、２つのイメージの出力信
号は一方と他方に分割され、単一の変調された電気入力
信号を生成し、この変調は光ビームの入力変調の忠実な
再生である。３つ以上のイメージを、出力信号の色々な
対の間に適用されている分離機能によって生成すること
もできる。

Ｅ、実施例 図面をさらに詳しく参照するが、同じ番号は、各図にお
いて同じ部品及び同じ構造物を表す。ＢＳＯ光屈折記録
媒体１０は、重畳関係でボリューム・ホログラムを記憶
する能力がある。言いかえ１４− れば、複数のホログラムがＢＳＯ結晶の同じボリューム
部分に記憶される。本発明では、同じ情報から導き出さ
れた相補イメージを記憶することによって、光路及びレ
ーザ・ビーム中の結晶不均一性のノイズ誘起パラメータ
を適合させることができる。

レーザ１１は、ＬＣＤ　（液晶装置）透過性アレイの入
力面を充満させるために、直線的に偏光された単色光を
経路１２に沿って供給する。線１４に沿って供給された
入力データは、レーザ１１放射され直線的に偏光された
光線を変調するために、透過性アレイ１３を制御し、こ
うしてアレイの各画素位置で、均一に偏光された光線は
、入力データを表す角を通って第１回転方向に回転され
た直線偏光を有する。アレイ中の画素の１つは、参照画
素として指定され、すなわち、全データ担持画素間の参
照画素との相対的各側定値を供給するために、変調され
ない。アレイ１３を通じて送られる光線は、半波長板、
または位相板ともよばれるものを選択的に通される。位
相板１５が透過性アレイ１３とＢ５０Ｉ″０の入力面と
の間の光路にあると、すべての直線偏光変調は第１回転
方向にさらに９０度回転される。両方向矢線１６で示す
ように、位相板１５が光路から外されると、直線偏光の
追加回転は起こらない。直線偏光の選択的位相板回転か
ら、２つの相補ホログラフィ・イメージがＢＳＯ結晶１
０内に記憶される。このうち１つは補足的に位相板１５
によって回転されず、他は補足的に位相板１５によって
回転される。位相板１５の機械的移動動作を速めるため
に、複数の位相板１５を、タコメータ・ディスクによく
似た急速に回転する円形ディスク（図示せず）の上に挿
入してもよく、こうして、ディスク上の交替領域が光ビ
ームの偏光を９０度だけ回転させ、中間領域は光ビーム
を回転させない。電気的に動かされる回転も含めて、そ
の他の配置は、２つの相補ホログラムの構成を達成する
ために容易に可視化することもできる。位相板の位置か
ら、光路内の位相板１５または光路外の位相板のいずれ
かによって、変調された光線は偏光器１７を通過し、次
いで、ＢＳｏ記録媒体または結晶１０の入力面に衝突す
る。参照ビーム２０がＢＳＯ結晶１０の入力面に供給さ
れて、変調された光ビームをボリューム・ホログラムと
して記録する。好ましい形では、非位相板回転ビームが
最初にＢＳＯ結晶に記録され、次に位相板１５が、レー
ザ・ビームを回転するために、レーザ・ビームを光学的
に遮断する関係に動かされ、ＢＳＯ結晶１０中に相補ボ
リューム・ホログラムを作り出す。この相補ホログラム
のため、に、参照ビーム２０が動かされて、最初のホロ
グラムが記録された角度に対する１増分角でＢＳＯ結晶
１０に衝突する、ということに留意されたい。複数対の
ボリューム・ホログラムを得るために、参照ビーム２０
を、ＢＳＯ結晶１０の入力面上で色々な入射角が達成さ
れるように回転させてもよい。

ボリューム・ホログラムを読み出すために、参照ビーム
２０が、レーザ１１からは何の入力もなく、ＢＳＯ結晶
１０の入力面上を照らす。２つのホログラムを順次に読
み取るために、参照ビーム１７− の直線偏光は回転されない。参照ビームは、第１ホログ
ラムを読み取るためにある角度に置かれる。

第１ホログラムは参照ビームを変調して、検出器２１の
アレイに衝突するレーザ・ビームの出力セット（これら
のビームは、記憶された情報の再構成イメージである）
を供給する。第２（相補）ホログラムは、第１ホログラ
ムとは異なった第２角で記憶されている。この第２ホロ
グラムを読み取るために、参照ビームを第２角に動かす
。すなわち、読出しく再構成）は第１ホログラムについ
て説明したように進行する。２つの再構成されたイメー
ジは、検出器２１に順次供給され、したがって、データ
読取り回路２２に順次供給される。後述するように、デ
ータ読取回路２２は、透過性アレイ１３内の光ビームの
上に置かれた変調によって担持された情報を再構成する
ために、部分処理を通じて２つのイメージを、後述する
ように、最も信頼できる情報再生のための、出カケープ
ル２３で示された出力データ（電気信号）として、組み
合わせる。

１８ 第２図は、本発明の詳細な説明するものである。

矢線２６で示した第１回転角は入力データの符号化を表
す。矢線は、レーザ・ビームの２つの意図されない強度
レベルをそれぞれ表す２つの長さ２７．２８を有するよ
うに示されている。本発明の中心となる記録計画では、
この情報は２つの相補イメージとして記憶される。第１
イメージは、位相板なしで、１つのイメージを記憶し、
この強度は、矢線２６の２つのイメージ強度の成分２７
Ｘまたは２８Ｘの長さによって決まる。前記の記録順序
にしたがって、位相板はビーム内に挿入され、参照角は
１増分位置に動かされ、そして第２イメージが記録され
る。位相角の機能は、（偏光を表す）矢線を９０度回転
させることであり、こうして、今記憶された第２イメー
ジは、レーザ・ビームの２つの強度のために、それぞれ
射影２７Ｙ、２８Ｙを記録する。読出しによって、記憶
されたＸ成分と記憶されたＸ成分との比率は、角２５の
正接となり、角２５を決定可能にする。このプロセスが
数字２７．２８で示すような異なった強度の下で発生す
るとした場合、情報検索には何の影響もない。こうして
、説明した記憶プロセスは、光強度の意図されない変化
が起こらないよう番こする。

第３図は、記録された情報を忠実に示すための偏光回転
参照システムを図式的に説明してｂ）る。

中央に位置する画素３０は変調されず、したがって、記
憶されているアレイ中のすべての画素についての参照偏
光位置を示す。画素３１のようなデータを担持する画素
（多くのデータを担持する画素がある）は、線１４上の
入力データにしたがって変調される。第３図から、１つ
の光学要素が多重画素光ビームの意図されない直線偏光
回転を引き起こす場合には、このような意図されな０直
線偏光回転は、実質的にはビーム全体にわたって一定で
あり、したがってこれは参照画素を使用することによっ
て準備可能である。

第４図は、単一画素における情報を表すもので、参照回
転角Ｒからは反時計回りの回転方向にとられた６つの回
転角を図示したものである。種々のベクトルＤ１〜Ｄ６
は６つの位置を表す。このような８つの角位置は、符号
化して６つの異なったビットを表すことができ、底６に
対する数、または６乗に対する２進形式の符号化された
数になることができる。矢線の長さはベクトルの強度を
表し、勿論これは、偏光器によって２つの座標軸の１つ
に投影される。角回転は０度から９０度まで、９０度も
含めて拡げることができる。

第５図は、入力データ線１４上で搬送される情報を検出
するための、データ読取回路２２の初期の実施例を示す
。この図は、平方根パラメータの逆正接を信号処理に導
入するための、いわゆる事後処理配置を図示する。検出
器２１からの電気信号は、アレイの形になっており、第
５図は１つの画素のための１つの回路のみを図示する。

検出器２１からの信号は電子スイッチ３３を通じて供給
される。参照ビーム２０によって再構成された第１イメ
ージは、メモリＭ３４に供給される。次にスイッチ３３
は交替端子に移動する。第２イメージが参照ビーム２０
によって再構成されると、回路（図示せず）が、同じ検
出器２１からの電気信２１− 号の伝送に同期してスイッチ３３を作動させ、こうして
線３５．３６上の信号は、ＢＳＯ１０の相補イメージ画
素から引き出された電気信号をそれぞれ表す。アナログ
でもディジタルでもよい除算回路３７は、最初に記録さ
れた相補回転のない信号である信号Ｐｘを、位相板１５
を介して９０度だけ回転した記憶された信号を表す第２
信号Ｐｙで除算する。除算回路３７の出力信号は、線３
８上のＴＡＮ２θの電気変調の代表を含む。回路要素４
０１４１は、平方根の逆正接を読返し信号に導入するが
、これは線１４上の入力データによって搬送された入力
変調の真の再生である信号を、線２３゛上に生成するた
めである。データの最終的な再生は、前記の機能を表す
値を記憶する索弓表によって準備される。回路４０は代
表的な平方根回路であり、また回路４１は代表的な逆正
接回路である。

第１図の動作を説明するが、偏光ベクトルまたはそれら
の平方を、２つの同一直線上にない軸、典型的には直交
配置された軸に沿って投影すると、２２− 別のホログラムができることになる。偏光器の前におけ
るイメージの強度をＩ　（ｘ、Ｙ）で示し、偏光角をθ
（Ｘ、ｙ）で示すと、ＢＳＯ結晶１０内の記憶パターン
は下記によって得られる。

（１）　Ｐｘ　（ｘ、　Ｙ）　＝Ｉ　（ｘ、　ｙ）　Ｃ
Ｏ８”θ（ｘ＋　Ｖ）（２）　Ｐｙ　（ｘ、　Ｙ）　＝
Ｉ　（ｘ、　Ｙ）　５ＩＮ２θ（ｘ、　ｙ）上式で、文
字ｒＰＪは記憶パターンを示す。信号はＩ　（ｘ、Ｖ）
においてではなく、θ（ｘ＋７）において実現され、こ
れは一般にレーザ、光路、及び結晶における非均一性に
よって悪影響を受けることに留意されたい。情報の読出
しによって、強度の非均一性がさらに生成されることが
ある。

したがって、パターンの読出しは、式３．４の形式であ
ってもよい。

（３）　Ｐｘ　’　（ｘ＋　７）　＝Ｉ　’　（ｘ＋　
ｙ）　Ｃ０８２θ（ｘ、　ｙ）（４）Ｐｙ“（ｘ、ｙ）
＝Ｉ“（ｘ、　Ｖ）　５ＩＮ２θ（ｘ、　ｙ）原変調に
担持された情報を回収するために、イメージは画素別ベ
ースで互いに分割され、線３８上の信号によって表され
るように、中間結果を作り出す。この出力信号は、再構
成されたパターンに誘起されたＩ　’　（ｘ＋　ｙ）中
のいかなるノイズとも関係はない。このため、平方根及
び逆正接の第５図に示す事後処理は、情報を担持した変
調電気信号を作り出す。

Ｆ０発明の効果 本発明では、同じ情報から導き出された相補イメージを
記憶することによって、光路及びレーザ・ビーム中の結
晶不均一性のノイズ誘起パラメータを適合させることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の教示を組み込んだ装置を示す線図で
ある。 第２図は、第１図に示した装置の動作を、第１図の装置
の中で処理され記憶されている光ビームの意図されない
強度変調の影響と共に示した図である。 第３図は、参照画素位置とデータ画素位置のあるホログ
ラフィ記憶媒体の平面線図である。 第４図は、第１図に示した装置の１つの動作を例示する
、参照直線偏光からの６つの離散角回転において情報を
記憶するための、直線偏光回転を示す線図である。 第５図は、第１図のデータ読取り回路の簡略化されたブ
ロック図である。 １０・・・・ＢＳＯ光屈折記録媒体、１１・・・・レー
ザ、１２・・・・経路、１３・・・・透過性アレイ、１
４．３５．３６．３８・・・・線、１５・・・・位相板
、１６・・・・両方向矢線、２０・・・・参照ビーム、
２１・・・・検出器、２２・・・・データ読取回路、２
３・・・・出カケープル、２５・・・・角度、２６・・
・・矢線、２７．２８・・・・強度レベルを表す長さ、
３０．３１・・・・画素、３３・・・・電子スイッチ、
３４・・・・メモリ、３７・・・・除算回路、４０．４
１・・・・回路要素。

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. （１）すべての画素光ビームについて直線偏光の単一参
   照角を有する実質的に直線偏光された単色光を用いて、
   供給された光ビームを構成して、画素光ビームのアレイ
   を供給するステップ、 直線偏光回転角によって表される情報を担持するために
   、それぞれの光ビームの直線偏光を選択的に回転させる
   ことによって、画素光ビームを個別に変調するステップ
   、 変調された画素光ビームをアレイとして光屈折性結晶の
   中に導き、これによって参照ビームと干渉させるステッ
   プ、及び 得られた干渉じまをホログラフィ・イメージとして結晶
   の中に記録するステップより成る、ホログラフィ結晶記
   録媒体の中に情報を記憶させる方法。
2. （２）請求項１に記載の方法において、 前記の個別変調ステップで、前記画素ビームの直線偏光
   を、２つまたはそれ以上の複数の信号状態が各ホログラ
   フィ・イメージの中に記録されるように、２つ以上の直
   線偏光回転角によって、それぞれ選択的に回転させるス
   テップをさらに含む情報記憶方法。
3. （３）請求項１に記載の方法において、 画素ビームの１つを参照画素ビームとして選定し、それ
   を所定の角度で変調するステップと、すべての他の画素
   光ビーム直線偏光を、参照画素ビームの所定の角度に関
   して測定された角度、すなわち情報を代表するものによ
   って変調するステップをさらに含む情報記憶方法。
4. （４）情報がビームの光ビーム偏光角として担持される
   、ホログラフィ記録媒体の中に情報を記憶させる方法に
   おいて、 受け入れた光を記録するために、記録媒体を活動化する
   ステップ、 所与の参照偏光方向から第１回転方向で測定した第１偏
   光角によって表される所与の情報を担持する光ビームを
   照射し、光ビームを記録媒体の中に第１偏光回転角で記
   録するステップ、及び前記第１角に９０度を加えたもの
   に等しい、前記第１回転方向で測定した前記参照偏光方
   向からの第２角を有する偏光によって表される、前記所
   与の情報を担持する光ビームを照射し、光ビームを記録
   媒体の中に第２偏光回転角で記録するステップより成る
   情報記憶方法。
5. （５）請求項４に記載の方法において、前記記録媒体の
   同じボリュームの中に偏光回転光成分を記録することを
   含む情報記憶方法。
6. （６）請求項４に記載の方法において、さらに、前記情
   報を担持する回転された偏光を１つの光ビームの中に供
   給し、そして同時に両偏光を前記記録媒体の同じボリュ
   ームの中に記録する情報記憶方法。
7. （７）請求項４に記載の方法において、さらに、前記情
   報を担持する前記第１偏光回転角を有する単一の光ビー
   ムを供給し、偏光角を前記第１方向に９０度回転させ、
   そして前記の回転されたビームを記録部材の中に、前記
   光ビームとして前記第２偏光回転角で記録する情報記憶
   方法。
8. （８）光ビームの中に担持された情報を、参照直線偏光
   から第１方向の直線偏光回転の形で記録する方法におい
   て、 第１情報を表すために、第１偏光を有する光ビームを生
   成するステップ、 光ビームを受け取るために、ホログラフィ記録媒体を選
   定するステップ、 受け取った光ビームを記憶するために、記録媒体を活動
   化するステップ、及び 光ビームを、記録媒体中の２つの異なったイメージとし
   て、記録媒体の同じボリューム部分に記憶し、イメージ
   が媒体内で相補であり、それによりイメージ中の媒体誘
   起ノイズが減少するように、２つのイメージを記憶する
   ステップより成る情報記録方法。
9. （９）請求項８に記載の方法において、２つの記憶され
   たイメージを光学的に感知し、そして、この２つの記憶
   されたイメージをそれぞれ表す２つの電気信号を生成す
   ること、 前記の所与の情報を表す出力電気信号を生成するために
   、電気信号の一方を他方の電気信号で除算すること、及
   び 前記の生成及び感知ステップにおいて、情報の逆正接の
   平方根の変化を、それが前記感知ステップが終了して２
   つのイメージの中に表されるときに、導入することをさ
   らに含むことを特徴とする情報記録方法。
10. （１０）請求項８に記載の方法において、前記記憶ステ
    ップにおいて、前記光ビームを第１イメージとして記録
    し、そして前記光ビーム偏光を前記第１回転方向に９０
    度の角度だけ回転させて、相補イメージを担持する光ビ
    ームを生成し、そしてこの相補イメージを担持する光ビ
    ームを第２イメージとして記録することを含むことを特
    徴とする情報記録方法。
11. （１１）信号を記憶するためのホログラフィ記録媒体を
    有する信号記憶装置、すなわち、記録媒体を活動化して
    、情報を担持する信号によって変調された光を受け取る
    ため、この場合、情報は参照偏光から第１回転方向への
    光の直線偏光の角変位によって担持され、そして、記録
    媒体が、その中に記憶されたイメージを表す光を出力光
    路に沿って回折させるように、光学的に作用させるため
    の、記録媒体との機能光学的通信における光学的手段、
    記録媒体に情報変調光ビームを供給するための、記録媒
    体との光学的通信における入力手段において、前記イメ
    ージ入力手段は、 複数の光ビームを、各々が同じ情報を担持する記録媒体
    に、しかし前記の第１回転方向に測定されたように前記
    参照偏光から同じ複数の角度に供給する、前記イメージ
    供給手段、及び 前記光ビームを、記録媒体の部分に、しかし複数の明瞭
    に記録されたイメージとして記憶されるように仕向ける
    ために、前記入力手段と前記記録媒体との間に置かれた
    手段より成る信号記憶装置。
12. （１２）請求項１１に記載の方法において、各々の前記
    光ビームの直線偏光を第１回転方向に９０度回転させる
    ための、前記入力手段における偏光回転手段、及び 前記の複数のイメージが記録媒体の前記の部分に順次に
    記憶されるように、前記の複数の光ビームの所定のもの
    だけのために、偏光回転手段を活動化させるための、偏
    光回転手段に機能的に結合された前記入力手段における
    制御手段 を組合せで、さらに含むこと。
13. （１３）前記の制御手段が、前記光ビームに関して可動
    的に配置された位相板を含み、このため、光ビームは前
    記位相板によって回転されたそれぞれの直線偏光を有す
    ることもあり、有しないこともある、請求項１２に記載
    の方法において、 光ビームを遮断する位置と光ビームを避ける位置との間
    で位相板を動かすための、位相板を可動的に保持する前
    記制御手段における解釈手段。
14. （１４）請求項１１に記載の方法において、記録媒体か
    らイメージ光ビームを受け取るための、前記出力経路と
    の光通信におけるイメージ検出手段、すなわち、受け取
    った光ビームを変調された電気信号に変換するための、
    その場合その変調が前記参照直線偏光からの記録イメー
    ジ偏光回転を表す、イメージ検出手段における光変換手
    段、前記複数イメージの各々の逆正接の平方根によって
    情報表示変調を偏光するための、前記イメージ手段の１
    つにおける信号変更手段、及び 前記複数の変調された電気信号を受け取り、これを組み
    合わせて、前記の担持された情報を搬送するために変調
    された単一の出力電気信号を作り出すための、前記イメ
    ージ検出手段に接続された電気信号出力手段 を組合せで、さらに含むこと。
15. （１５）請求項１４に記載の装置において、前記の複数
    とは２つの複数であり、前記電気信号とは、変調された
    信号の一方を変調された信号の他方によって除算して、
    前記の単一出力電気信号を作り出すことを意味すること
    。