JPH03144604A - 画像走査記録装置のレーザ露光装置 - Google Patents

画像走査記録装置のレーザ露光装置

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Publication number
JPH03144604A
JPH03144604A JP28528989A JP28528989A JPH03144604A JP H03144604 A JPH03144604 A JP H03144604A JP 28528989 A JP28528989 A JP 28528989A JP 28528989 A JP28528989 A JP 28528989A JP H03144604 A JPH03144604 A JP H03144604A
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JP
Japan
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laser
optical path
beams
recording
laser light
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Application number
JP28528989A
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English (en)
Inventor
Masahide Okazaki
雅英 岡崎
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03144604A publication Critical patent/JPH03144604A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えばプリント配線基板製造用のレーザブロ
ックや製版用カラースキャナ、あるいはレーザプリンタ
など、画像記録装置に適用されるレーザ露光装置に関し
、更に詳しくは複数のレーザ記録ビームにより画像記録
面を並列走査するレーザ露光装置に関するものである。
く背景技術〉 この種のものは複数のレーザ記録ビームを画像記録面に
照射して直列状のビームスポット列を形成し、レーザ記
録ビームをスポット列方向と交差する方向に相対走査さ
せることにより記録媒体に帯状走査線を露光記録するよ
うになっている。
ところで、単一のレーザ光源から射出するレーザ光ビー
ムを相互に重ね合わせると干渉により、記録ビームが乱
れる。このため、以前より記録ビームを相互に重ね合わ
せることはしなかった。
また、レーザ光源から射出されるレーザ光ビームの光強
度分布は一様でなく、例えば第26図に示すように、次
式で表されるガウス分布Gを有している。
I、= I oexp (−2(y/u)”)ただし、
■、はパワー密度 yはビーム中心よりの距離 ωはビーム半径(パワー密度が、 中心のパワー密度I。に対し 1/e!となる半径) 即ち、ビームの周縁部では光強度が極度に低下している
なお、ビームスポット径D(=2ω)はガウス分布をな
すレーザ光ビームの場合、レーザ光ビームの中心部の光
強度に対しl/e”(約13.5%)の光強度分布に相
当するビーム直径で規定する。
ビームスポット径りが重なり合うことをもってビームが
重なったと言える。
従って、このような記録ビームを複数本相互に連続して
帯状走査線を露光記録すると、ビーム間の光強度分布の
谷間に相当する部分の濃度が十分高くならず、均一濃度
であるべき記録パターンが走査線によって分割されて見
える現像(以下、走査線ワレと称する)が生じることに
なる。
そこで、このような不都合を解消するものとして例えば
、特開昭52−118302号、特開昭53−6970
1号、あるいは特開昭60−203071号公報には次
のような技術が提案されている。
即ち、直列状ビームスポット列を走査方向と一定の角度
で傾斜させて配列し、記録後の状態においては隣り合う
走査線が相互に一部重なり合った状態とすることで、上
記走査線ワレを解消するようにしたものである。
しかるに、上記のものは直列状ビームスボy)列が走査
方向と一定の角度で傾斜して配列されているため、各記
録ビームの画像信号出力タイミングを同一にすると、そ
の傾斜角度に応じて歪んだ画像になる。そこで各記録ビ
ームの画像信号出力タイミングをその傾斜角度に対応さ
せて制御する遅延回路が必要になるが、それは記録ビー
ムの本数に応じて必要であり、回路が複雑化する。
一方、例えば画像記録面が主走査方向を円周方向とした
回転記録シリンダの円筒面で形成される場合には、第2
7図に誇張して示すように、記録ビーム列B、の方向が
記録シリンダ25の軸線方向と斜めに交差するため、円
筒記録面を照射する各記録ビームの照射面でのビームス
ポットB 14の形状が変形する。これは光強度分布に
別の歪みを与えることになる。
〈従来の技術〉 そこで、本出願人は先に特開昭64−27362号公報
に示すもの(以下従来例1という)、あるいは特開昭6
4−27361号公報に示すものく以下従来例2という
)を提案した。
従来例1は、レーザ光源の光路前段に光路分割器を配置
してレーザ光ビームを2つのビーム光路に分割し、光路
分割器の前方または後方にビーム分割器を配置して複数
のレーザ光ビームに分割するとともに、各光路に多チャ
ンネル型光変調器を配置してそれぞれ複数のレーザ光ビ
ームを独立ニ変調し、一方の光路に非干渉化手段として
光路差形成手段を配置し、一方の光路のレーザ光ビーム
と他方の光路のレーザ光ビームとをビーム合成手段で合
成することにより、両光路の複数のレーザ光ビームを走
査方向と交差する方向へ交互に直列状に整列させ、隣り
合うレーザ光ビームを非干渉状態で相互に一部重ね合わ
せ、光学系を介して画像記録面に照射して直列状のビー
ムスポット列を形成し、レーザ光ビームをスポット列方
向と交差する方向に相対走査させ、記録媒体に画像を露
光記録するように構成したものである。
また、従来例2は、上記従来例1において、レーザ光源
を2個並置するすることにより、隣り合うレーザ光ビー
ムを非干渉状態で相互に一部重ね合わせるように構成し
たものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記従来例1及び従来例2は、ともに隣り合うレーザ光
ビームの干渉による弊害と走査線割れを防ぎつつ、前記
難点をも解消できる点で優れているが、なお下記の点で
改良の余地がある。
一般に記録画像の解像度を向上させるには、レーザ光ビ
ームのビーム径をある程度MJ < して、レーザ光ビ
ームの重ね量を減らすのが望ましく、逆に記録画像のエ
ツジラフネスを小さくするにはビーム径を大きくして重
ね量を増やすのがよいとされている。なお工、ジラフネ
スとは記録画像の輪郭のがたつきの事をいう。
しかるに上記従来例のものは、レーザ光源から射出した
レーザ光ビームのビーム径を、前記ビーム径D=2ωで
規定し、ビーム径を変更できるようには構成されていな
かった。
このため、原画の内容に応じてシャープな記録画像を要
求される場合や、これとは逆にソフトな記録画像を要求
される場合に、かかる要求に応えることがで出来ず、画
一的な画像品質のものしか得られないという難点があっ
た。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、上記
従来例の長所を確保しつつ、必要に応じて画像品質の解
像度とエツジラフネスとの関係を適宜選択可能にするこ
とを技術課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は上記課題を解決するものとして以下のように構
成される。
即ち、前記従来例1・2と実質的に同様の基本的な構造
を備える画像走査記録装置のレーザ露光装置において、
レーザ光源の光路前段にビーム径変換手段を配置し、ビ
ーム径を変倍可能に構成したことを特徴とするものであ
る。
なお、レーザ光ビームの干渉を防止するための非干渉化
手段としては、従来例1の光路差形成手段の他に、一方
の光路のレーザ光ビームが他方の光路のレーザ光ビーム
に対して、直交偏光の対をなすように構成した直交偏光
手段を含む。
く作用〉 本発明では、レーザ光源の光路前段に配置したビーム径
変換手段で、ビーム径を適宜拡大・縮小した後、ビーム
分割器でその変倍ビームを複数のレーザ光ビームに分割
する。つまり、複数のレーザ光ビームの整列ピッチを所
定値に維持したまま、ビーム径のみを適宜変更して、隣
り合うレーザ光ビームの重ね量を加減することにより、
記録画像の解像度とエツジラフネスとの関係を適宜選択
し得る。
また、従来例と実質的に同様の基本構造を備える故、重
なり合うレーザ光ビームの干渉による弊害及び走査線割
れの問題も生じない。
〈実施例〉 まず、画像走査記録装置について説明する。
第25図は本発明を適用し得る画像走査記録装置として
例示したレーザブロックの斜視図である。
このレーザプロッタは、コンソール部21と磁気テープ
等の記憶媒体を介して入力したデータを演算処理するデ
ータ処理部23と、データ処理部23で処理されたデー
タを所要の記録信号に変換するデータ変換生成部22と
、記録信号に基づいて記録シリンダ25上の感光フィル
ムに画像を走査記録する記録部24とを具備して成り、
プリント配線板等の高精度のマスターパターンを高速で
露光記録するようにしたものである。
そして露光記録の際には、記録シリンダ25を回転させ
るとともに、後述する第1図又は第10〜21図のレー
ザ露光装置を記録シリンダ25に対して副走査(矢印B
)方向へ相対的に移動させて露光を行うように構成され
ている。
次に、本発明に係る実施例装置について説明する。
まず、レーザ光ビームの干渉を防止するための非干渉化
手段が直交偏光の対をなす直交偏光手段を利用した実施
例装置について説明する。
まず、直交偏光の対について説明する。
光の偏光状態は、光の振動ベクトル(レーザ光の場合に
は通常電気ベクトル)の軌跡の状態により規定され、こ
の軌跡は、下記の条件により一般的には楕円で表現され
る。
(1)楕円長軸方位角e   [0’≦e<180°〕
楕円の長軸が、ある基準軸に対してなす角度(2)楕円
率角β [−45°≦β≦45°]楕円の長軸gと短軸
 との比を正接とする角度。即ちβ・±tan−’ (
m/12)なお、楕円率角βにおける符号の正負は、極
性、即ち右楕円偏光(正の場合)であるか左楕円偏光(
負の場合)であるかを表す。
上記の条件は、−膜内な楕円偏光を表すものであるが、
上記条件でβ=±45°の場合、光の振動ベクトルの軌
跡が円となり、この状態を円偏光と称する。また上記条
件でβ=06の場合、光の振動ベクトルの軌跡が直線と
なり、これを直線偏光と称する。
上述した偏光状態を表示する方法としては、第24図に
示したポアンカレ球表示が一般的に利用されている。[
例えば、昭和59年8月27日森下出版(株)発行応用
物理学会光学懇話金線「結晶光学」第146ページ、及
び昭和55年2月15日共立出版(株)発行石黒浩三著
「光学j第20ページ等]。ポアンカレ球表示は、地球
儀をモデルとした球面上の一点が特定の偏光状態に対応
すると約束したものであり、第24図に示した任意の点
Sの緯度Laが楕円率角βの2倍を、また経度Lbが楕
円長軸方位角Oの2倍を表す。
ポアンカレ球表示においては、北半球には正の楕円率角
に対応する右回りの偏光が、また南半球には負の楕円率
角に対応する左回りの偏光が配置される。また、赤道上
には楕円率角β==0すなわち直線偏光が、上下両極に
は右円偏光と左円偏光が配置される。
以上の条件において、楕円長軸方位差が90゜で、楕円
率角の絶対値が等しく、その極性が逆となる関係にある
偏光の対を直交偏光と呼ぶ。これは、ポアンカレ球表示
では、経度差が180°で緯度は絶対値が等しく正負が
逆の位置にある二つの偏光の対を指す、従って−ポアン
カレ球表示において、点Oに対し点対称の位置にある二
つの偏光は、直交偏光の対をなす。この直交偏光の対は
、楕円偏光においては、その長軸が互いに直交し、ふく
らみが等しく、極性が逆の二つの楕円偏光の対であり、
円偏光においては、その極圧が逆の二つの円偏光の対で
あり、また直線偏光においては、その偏光面が互いに直
交する二つの直線偏光の対である。
そして、レーザ光ビームのように、可干渉性のある光の
場合には、直交偏光の対をなす光を互いに重ね合わせて
も、干渉はおこらない。
第1図は、上述した直交偏光の対として、偏光面が互い
に直交するレーザ光ビームを利用するレーザ露光装置を
示す斜視図である。
このレーザ露光装置゛の基本構造は、レーザ光源1と、
その光路前段に配置したビーム径変換器2と、ビーム分
割器5と、光路分割器3と、多チャンネル型光変調器7
・8と、一方の光路に配置したビームシフタ4と、他方
の光路に配置した2分の1武毘埒qシ ビーL合成巽1
nふ V−ム泊小光学系11とから成り、第8図に示す
ように、複数のレーザ記録ビームを走査方向と交差する
方向へ交互に直列状に整列させ、隣り合うレーザ光ビー
ムを非干渉状態で相互に一部重ね合わせ、光学系を介し
て画像記録面に照射して直列状のビームスポット列を形
成し、レーザ光ビームをスポット列方向と交差する方向
に相対走査させ、記録媒体に画像を露光記録するように
構成されている。
なお、M、〜M、はミラーである。
レーザ光源1は、例えばアルゴンレーザ、ヘリウム・ネ
オンレーザ、半導体レーザ等であり、直交偏光のレーザ
光ビームB1を射出する。
ビーム径変換器2は、アフォーカルな変倍光学系をなす
ズームレンズが用いられており、第2図に示すように駆
動モータ2×でズームレンズ21を操作することにより
、レーザ光ビームB、のビーム径を第8図中(A)〜(
C)に示すように適宜変倍し得るように構成されている
第3図は、ビーム径変換器2の別の実施例を示し、この
ビーム径変換器は変倍率の異なる複数のアフォーカル光
学系2b〜2eを1組の回転フランジで還択可能に保持
し、駆動モータ2イで適宜選択することにより、ビーム
径を変倍し得るように構成されている。
複数ビーム分割器5は、単一ビームB、を分割して多数
の平行ビーム列B、を射出するもので、この複数ビーム
分割器5は例えば、特開昭52−122135号公報や
特開昭60−19101号公報に記載されているように
、平行平面を有するガラス板の多重内面反射を利用して
単一の入射ビームを複数の平行ビームに分割するもので
、一方の平面には完全反射面を形成するコーティングが
施され、他方の面にはその平面から射出する平行ビーム
列B、内の各ビームの光量がほぼ均一となるように透過
率を段階的に変化させるようなコーティングが施されて
いる。
光路分割器3は、ビーム分割器5からの平行ビーム列B
3を直進ビーム列B4と、これに直角な方向のビーム列
B8とに光路を2分割するもので、通常のビームスプリ
ッタが用いられる。
多チャンネル型光変調器7・8は音響光学変調器や電気
光学変調器等が用いられ、平行ビーム列B4・B7の個
々のビームについてそれぞれ独立に変調して画像記録用
の記録ビーム列B、・B、を射出するものである。ちな
みに、多チャンネル型音響光学変調器7・8は、例えば
特開昭58−10742号公報や特開昭58−1413
5号公報に記載されているように複数個の超音波励振部
材が単一の音響光学媒体上に付着され、当該励振部材に
対応する音響光学媒体部分に平行ビーム列B4・B、を
入射させ、パターン信号に基づいて発せられる制御信号
により入射した各レーザ光ビームをそれぞれ独立変調し
、平行な記録ビーム列B、・B8を射出するように構成
されている。
上記ビーム7フタ4は第4図に示すような透明な平行平
面板で構成され、その平面の法線Nとレーザ光ビームB
、とのなす角O3を次式で規定する角度に設定すること
により所要のピッチP(ここではD/2)だけその射出
光B0を平行にずらすようにしたものである。
P = t ・(1−cooJ/ 7了n’L)・5i
no+(ただし、を及びnはそれぞれ平行平面板4の厚
み及び屈折率) 一方、前記2分の1波長板9は、第8図のビームスポッ
ト列B、の重なり合うビームスポット相互間で干渉によ
る記録ビームの乱れが生じないようにするためのもので
、一方の記録ビーム列B。
の各レーザ光ビームの偏光面を他方の記録ビーム列B6
の各レーザ光ビームの偏光面に対してほぼ90°回転さ
せた記録ビーム列B、を射出するようになっている。
即ち、2分の1波長板9は、第24図に示したポアンカ
レ球表面上の任意の偏光を、赤道と点0とを通るある軸
を中心として180’回転させた位置にある偏光に変換
するものであり、また、その中心となる軸は、2分の1
波長板9の回転位置により決定される。そのため、2分
の1波長板9の回転位置を調整することにより、ポアン
カレ球上の任意の偏光は、点Oに対して対称位置にある
偏光に変換することができる。従って、2分の1波長板
9の回転位置調整により、ポアンカレ球の赤道上に位置
する直線偏光は、点Oに関して対称位置にある直線偏光
、すなわちその直線偏光と偏光面が直交する直線偏光に
変換することができるなお、後述する図中において、レ
ーザ光ビームに付した↓印は直線偏光ビームの偏光方向
を示しまた、■印はビーム偏光面が紙面に対して垂直方
向であることを示す。
ビーム合成器10は、前記の光路分割器を逆向きにビー
ム合成用として配置したもので、上記ビーム列B6・B
oをそれぞれ直交する2方向から入射させ、第5図に示
すように方向を揃えて記録ビーム列81Gを射出するよ
うに構成されている。この際、ビーム列B#及びB、に
所属するビームを交互に順次隣接させて整列するように
ビーム列の合成が行われる。
ビーム合成1110によって合成された記録ビーム列B
1゜はビーム縮小光学系11によって縮小され、記録シ
リンダ25に装着された感光フィルム26面に照射され
て第8図に示すような直列状のビームスポット列B、を
形成する。
即ち、このビームスポット列Bltは、前記ビームシフ
タ4によって隣り合うビームスポットを相互にスポット
径りの2分の1だけずらすとともに、上記ビーム合成器
10によって隣り合うビームスポy)を主走査(矢印A
)方向と直交する副走査(矢印B)方向へ整列させるこ
とによって形成される。
なお、ビーム合成器10は第6図に示すように、互いの
なす角度が直角から外れた2方向から記録ビーム列B7
・B8を入射させ、ビーム縮小光学系■1を介して記録
面上で直列状ビームスポット列B、を形成するようにし
てもよく、また、上記ビーム合Fy、器10に代えて、
第7図に示すようにミラーMを有する光学系をビーム合
成手段として使用し、直列状ビームスポット列B lf
f1を形成してもよい。
上記のようにビーム合成器10としては、ビームスプリ
ッタ、ハーフミラ−ペリクルビームスプリッタ等の各種
のビーム分割器を使用することができるが、特に偏光ビ
ームスプリッタで構成するのが望ましい。
偏光ビームスプリッタは、傾斜面に誘電体偏光膜を被着
形成したもので、この斜面にP偏光であるビームB7を
入射させると約98%は透過し、S偏光であるビームB
、を入射させると約98%が反射する。
また、仮にP偏光ビームの偏光面とS偏光ビームの偏光
面とが、正確に直交していない状態のまま、この偏光ビ
ームスプリッタに入射した場合でも、誘電体偏光膜を有
する傾斜面を透過したPf扁先光ビームび反射したS偏
光ビームはそれぞれ正確な偏光面となって射出するので
両ビームの偏光面は正確に直交したものとなっている。
従って、偏光ビームスプリッタを用いることにより偏光
面を正確に直交させるための角度調節機構は不要となり
、かつ、レーザビームの合成に際して、そのエネルギ損
失を極度に抑制することが可能になる。
なお、ローションプリズム等の複屈折性結晶を使ったプ
リズムも、偏光ビームスプリブタと均等に使用しうる。
ビーム縮小光学系11は、前段に配置された対物レンズ
群12・13・14と、その後段に配置されたズームレ
ンズ15を含み、前記ビーム列B1゜を所要の倍率で縮
小して回転記録シリンダ25上の感材26上に集光する
ように構成されている。
即ち、駆動モータ1Gで、ズームレンズ15を操作する
ことにより、ビーム列12全体を所要の倍率に設定し得
るようになっている。
上記実施例装置によれば、複数のレーザ光ビームの整列
ピッチを所定値に維持したままで、ビーム径のみを適宜
変更して隣り合うレーザ光ビームの重ね量を加減するこ
とにより、記録画像の解像度とエツジラフネスとを適宜
選択することができる。また、隣り合う記録ビームの偏
光面を相互に直交させることIこより干渉をなくし、隣
り合う記録ビームを相互に重ね合わせることが可能とな
る。
そして、第8図(A)のようにビーム直径りの2分の1
ずつ重ね合わせたビームスボッ1−列B、で帯状走査線
を記録した場合には、その光量分布は第9図の実線Cの
ように平坦になる。
なお、第8図(B)のように、ビーム径りを小さく設定
した場合には解像度が向上し、しかも、硬調な感光フィ
ルムを選択使用することにより走査線割れを生ずるおそ
れはない。
第1O図は上記第1図の実施例装置と実質的に同等の模
式的斜視図であり、一方の光路にシフタ4と2分の1 
?&長板9を配置している点が異なる。
第11図は第1図または第2図の変形例を示し、2個の
ビーム分割器5・6を別々の光路の多チャンネル型光変
調器7・8の手前に配置した点が異なり、上記実施例装
置と実質的に同等の構成である。
第12図は本発明の別実施例装置を示す模式的斜視図で
ある。この別実施例装置は第1図のビームシフタ4に代
えて、ミラーM4を矢印E方向に微調節可能に設けた点
、及び第1図の2分のl波長板9に代えて2枚のミラー
M、・M6から成る偏光面直交手段9′を設けた点が先
の実施例装置と異なる。
つまり、ミラーM4で直角反転されビーム合成器10に
入射される一方の記録ビームB、は、ミラーM4をE方
向に所要のピッチPだけ移動調節することで、他方の記
録ビーム列B、と整列したまま相互に所要ピッチPだけ
ずれる。。
また、ビーム分割器3で分割されたビームB、・B、は
いずれも平行な直線偏光であるが、一方のビームB、は
2枚のミラーM、−M、から成る偏光面直交手段9゛を
介して異なる平面内へ反転させることにより、その偏光
面が他方のビームB、の偏光面と直交するようになって
いる。
なお、上記実施例に代えて第13図に示すように、複数
ビーム分割器5・6を別々の光路の多チャンネル型光変
調器7・8の手前に配置してもよい。 また、上述の実
施例は、重なり合う記録ビームの偏光面の一方を主走査
方向とし他方を副走査方向とした場合について述べたが
、それらを共に主走査方向(あるいは副走査方向)から
45°傾斜させた状態で直交させる構成としてもよい。
以上の実施例はいずれも、直交偏光の対とじて互いに偏
光面が直交する直線偏光の対を利用したものであるが、
第14図ないし第18図に示す実施例装置のように、二
つの円もしくは楕円偏光による直交偏光の対を利用する
ことも可能である。
第14図に示した装置は、第1O図に示した実施例装置
において、2分のl波長板9を省略するとともに、多チ
ャンネル型光変調器7・8とビーム合成器10との間に
各々直線偏光のビームB7・BIlを直交偏光の対をな
す円偏光のビームB sx・B、4に変換するための4
分の1波長板32・34を配設したものである。
すなわち、4分の1波長板32・34は、第24図に示
したポアンカレ球表面上の任意の偏光を、赤道と点Oと
を通るある軸を中心に90”回転させた位置にある偏光
に変換するものであり、またその中心となる軸は4分の
1波長板32・34の回転位置により決定される。従っ
て、4分の1波長板32・34の回転位置を調節するこ
とにより、ポアンカレ球の赤道上に位置する全ての直線
偏光は、ポアンカレ球の両極に位置する右円偏光あるい
は左円偏光のいずれにも変換することができる。
この実施例装置においては、変調器7によって変調され
たビームB7を4分のl波長板32により右円偏光のビ
ームB、tに変換するとともに、変調器8によって変調
されたビームB6を4分の1波長板34により左円偏光
のビームB34に変換し、各々のビームB、・8.4を
ビーム合成器10により合成する。このとき右円偏光の
ビームB 31と左円偏光ビームB 34とは、直交偏
光の対を威すため、それらを重ね合わせた場合にも干渉
が生ずることはない。なお、右円偏光と左円偏光とを逆
にしてもよいことは言うまでもない。
第15図に示した装置は、第13図に示した実施例装置
において、光変調器7・8とビーム合成器10との間に
4分の1波長板32・34を配設したものであり、上記
第14図に示した実施例装置と同様、互いに逆の極性を
有する円偏光のビームB3f’B34を干渉なく重ね合
わせることが可能である。
また、この実施例装置においては、4分の1波長板32
・34に入射するビームB、・B、の偏光面が互いに直
交しているため、ビームB3t’Bfi4を互いに直交
偏光の対をむす楕円偏光とすることも可能である。すな
わち、ポアンカレ球表示において、赤道上で点Oに関し
て対称位置にある二つの偏光を、二つの4分のI波長板
32・34により、点Oを通りそれらを結ぶ軸と直交す
る軸を中心に、一方を北極方向に、他方を南極方向に、
各々900回転させた場合にはそれらの偏光は右円偏光
と左円偏光となり、赤道と点0を通る。上記軸とは異な
る軸を中心に、一方を北極方向に、他方を南極方向に、
各々900回転させた場合には、それらの偏光は互いに
直交偏光の対をなす二つの楕円偏光となる。
第16図に示した装置は、第15図に示した実施例装置
と同様、偏光面が直交する直線偏光のビームB、・B、
を4分の1波長板32・34に入射し、それらを互いに
直交偏光の対をなす円もしくは楕円偏光のビームB s
t” B 34に変換するものであるが、偏光面が互い
に直交するビームB7・B、の作り方が第15図に示し
た実施例装置とは異なる。
すなわち、この実施例装置においては、分割器として偏
光ビームスプリッタ30を使用するとともに、予めレー
ザ光源2の回転位置を調整しておき、ビームB、の偏光
面を基準面に対して45°傾けた状態で偏光ビームスプ
リッタ30に入射させる。
すると、偏光ビームスプリッタ30により、ビームB、
は、互いに偏光面が直交するS偏光のビームB!とP偏
光のビームB、に、光量損失をおこすことなく分離する
ことができる。従って、4分の!波長板32・34に入
射するビームB7・Bllの偏光面は、第15図に示し
た実施例装置と同様、直交した状態となる。
なお、この実施例装置において、4分の1波長板32・
34を省略した場合には、第1図等に示した実施例装置
と同様、重なり合う記録ビームの偏光面が互いに直交し
た直線偏光とすることができる。
第17図に示した装置は、第16図に示した実施例装置
に替えて、ビーム合成器10とビーム縮小光学系11と
の間に4分の1波長板36を配設したものである。この
実施例装置においては、ビーム合成器10より射出する
ビームB、。の互いに重なり合うものは、それらの偏光
面が直交する状態となっているため、このビームB、。
を、一つの4分の1波長板36により、互いに重なり合
うものが直交偏光の対をなす円偏光あるいは楕円偏光の
ビームB、6に変換することができる。
すなわち、ポアンカレ球表示において、赤道上で点Oに
関して対称の位置にある二つの偏光を、一つの4分の1
波長板36により、点Oを通り、それらを結ぶ軸と直交
する軸を中心に90°回転させた場合には、それらの偏
光は右円偏光及び左円偏光になり、赤道と点Oを通る。
上記軸とは異なる軸を中心に90°回転させた場合には
、それらの偏光は直交偏光の対をなす二つの楕円偏光と
なる。この実施例装置においては、前記第14図ないし
第16図の装置とは異なり、ビーム合成器10として偏
光ビームスプリッタを使用することにより、光ffi 
tjffl失を低減することができる。
第18図に示した装置は、第10図に示した実施例装置
において、光路分割器3の前方に4分の1波長板38を
配設したものである。この実施例装置においては、レー
ザ光源2よりのビームを4分の1波長板38によって円
偏光もしくは楕円偏光に変換した後、光路分割器3で分
割することにより、同一の偏光状態を有するビームB、
・B8を得る。そして2分の1波長板9を調整し、一方
のビームB、をポアンカレ球における点対称位置の円偏
光もしくは楕円偏光に変換することにより、ビームB7
と直交偏光の対をなすビームB8を得ることができる。
なお、一定の偏光状態を有するレーザ光ビームを射出す
るレーザ光源は、通常、直線偏光レーザであるため、上
述した実施例では、レーザ光源より射出されるレーザ光
ビームを、すべて直線偏光として説明したが、円もしく
は楕円偏光のレーザ光ビームを射出するレーザ光源があ
れば、例えば第18図に示した実施例における4分の1
波長板38は、これを省略することができる。
つぎに、非干渉化手段が可干渉距離以上の光路差を形成
する光路差形成手段を利用した実施例装置について説明
する。たお、前述した実施例装置と同一の部材について
は同一符号を付して説明を省略する。
この実施例に係るレーザ露光装置の基本構成は、第19
図に示したように、レーザ光源lと、ビーム径変換手段
2と、ビーム分割器3と、ビームシフタ4と、複数ビー
ム分割器5・6と、多チャンネル型光変調器7・8と、
直角プリズム40と、ビーム合成器10と、ビーム縮小
光学系11とから戊り、記録シリンダ25の軸線方向へ
第8図に示すような直列状のビームスポット列t3+t
を形成するように構成されている。そしてこのビームス
ポット列B、は、前述した実施例装置と同様、ビームS
t及びビームB8よりのビームスポットが交互に整列す
ることにより形成される。なお、M。
はミラーである。
前記直角プリズム40は迂回光路Fに設けられ、直進光
路Eと迂回光路Fとの光路差しを所要の可干渉距離以上
に調整するためのものである。なお、光路差りは第19
図のほぼLlとし、とり、との和であって、直角プリズ
ム40を矢印H方向に移動させることによって光路差し
を調整することができる。ちなみに、可干渉距離は次式
で表され、−膜内には、He−Netz−ザでは約IQ
  、Arレーザでは数 と言われている。
i2 =C/Δν ただし、 eは可干渉距離 Δνはレーザの線幅 Cは光速度 当然ながらり、の2倍がほぼ光路差りであり、可干渉距
離以上であればプリズム40を省略し、第20図に示す
ように、ビーム光路をFからB。
へと変えるようミラーM、の位置を変えるようにしても
よい。
従って、上記構成によれば隣り合う記録ビーム相互間に
可干渉距離以上の光路差しを設けることで干渉をなくし
、隣り合う記録ビームを相互に重ね合わせることが可能
となる。
なお、前述した光路差りは、通常、可干渉距離4以上で
あればよいが、光路差りをさらに大きく取った場合には
、再びレーザ光が互いに干渉する場合がある。前述した
光路差しは、このような距離には設定しないことはいう
までもない。
また、第19図に示した実施例装置において、直角プリ
ズム40の代わりに複数のミラーを使用し、それらによ
って可干渉距離以上の光路差しを得るようにしてもよい
また、光路E−Fのいずれか一方をさらに2分割し、そ
れら3つの光路間にそれぞれ可干渉距離以上の光路差し
を設け、それらを順に重ね合わせるようにしてもよい。
つぎに、非干渉化手段に代えて、別々のレーザ光源から
のレーザビームを利用した実施例装置について説明する
。なお、前述した実施例装置と同一部材については同一
符号を付して説明を省略する。
この実施例に係るレーザ露光装置1の基本構成は、第2
1図に示すように、2つのレーザ光源1・1と、レーザ
光源1−1の光路前段に配置したビーム径変換手段2・
2と、複数ビーム分割器5・6と、多チャンネル型光変
調器7・8と、ビーム合成器10と、ビーム縮小光学系
11とから成り、記録シリンダ25の軸線方向へ第8図
に示すような直列状のビームスポット列B、を形成する
ように構成されている。そして、このビームスポット列
B、は前述した実施例装置と同様、ビームB。
及びビームB、よりのビームスポットが交互に整列する
ことにより形成される。
上記構成によれば隣り合う記録ビームを別々のレーザ光
源から放射させることにより干渉をなくし、隣り合う記
録ビームを相互に重ね合わせることが可能となる。
なお、第21図におけるビーム合成器10として、前記
した実施例装置の場合と同様、偏光ビームスプリッタを
使用することにより、レーザ光ビームのエネルギー損失
を最小にすることが可能である。
上述した全ての実施例装置は、各ピームスポットを一列
に整列させて直列状のビームスポット列B11を形成し
たものであるが、例えば第1図に示した実施例装置にお
いて、ビーム合成器10として、ビームスプリッタ、偏
光ビームスプリッタ、ハーフミラ−等を使用するととも
に、このビーム合成器10を第22図の矢印E方向へ移
動させることにより、第23図に示したような千鳥状の
ビームスポット列B、を得ることもできる。
この千鳥状配列のビームスポット列E3+tは走査方向
く矢印A方向)に向かって前方に位置する前方スポット
列B 14と前方スポット列B 14の後方に位置する
後方スポット列B 13とから戊り、第22図に示すよ
うにそれぞれ記録ビーム列B7・B、をビーム合成手段
10を介して千鳥状配列の記録ビーム列B1゜として射
出することにより形成される。
つまり、後方スポット列813は前方スポット列B 1
4との重なりを回避するため所要の間隔L1を有すると
ともに、両スポット列B Ijl・B 14は主走査方
向と直交する副走査(矢印B)方向へ相互に所定ピッチ
Pl(ここではスポット径りの2分の1)だけずらしで
ある。
上記間隔L1は第22図における間隔L0をビーム合成
手段10又はミラーM、を矢印E方向へ位置調節するこ
とによって設定することができる。
このような構成にした場合には、第23図に示した前方
スポット列B 14と後方スポット列B13とは重なっ
ていないため、第1図における2分の1波長板9を省略
した場合にも干渉が発生することはない。また、2分の
1波長板9を採用し、かつビーム合成手段10として偏
光ビームスブリ0.夕を使用した場合には、ビームの合
成に際してそのエネルギー損失をごく僅かな量とするこ
とができる。この場合には、前方スポット列B 14と
後方スポット列B、とが重なりあってもレーザ光ビーム
の干渉は生じないから、第23図におけるし、はもっと
小さくすることができる。なお、ビームスポット列を千
鳥状に配列する構成は、第1図に示した実施例装置のみ
でなく、他の実施例装置の場合にも適用することが可能
である。
本発明は、前述した種々の実施例に限らず、多様な変形
を加えて実施し得る。
例えば、前述した実施例において、複数ビーム分割器5
・6を使用せず、2本のビームで記録する方式としても
よい。
さらに、上述した実施例は、記録シリンダ上に記録媒体
としての感光フィルムを装着し、その感光フィルム上に
記録を行う装置に関するものであるが、記録媒体として
他の感光材料を使用した装置にも同様に適用し得る。
また、上述した実施例は、本発明を記録シリンダを回転
させることにより走査露光を行う回転シリンダ方式の画
像記録装置に適用したものであるが、本発明を例えば、
特開昭56−67277号公報に記載されているように
、回転ポリゴンミラーやガルバノミラ−等を使用し、レ
ーザ光ビームを記録媒体上において往復走行させるフラ
イングスポット方式の画像記録装置に適用することもで
きる。
〈発明の効果〉 以上の説明で明らかなように、本発明では、前記従来例
と実質的に同様の基本的構成を備えるレーザ露光装置に
おいて、レーザ光源の光路前段にビーム径変換手段を配
置し、ビーム径を変倍可能に構成したので、複数のレー
ザ光ビームの整列ピッチを所定値に維持したまま、ビー
ム径のみを適宜変更して、記録画像の解像度とエツジラ
フネスとの関係を適宜選択することができる。もとより
、IRなり合うレーザ光ビームの干渉による弊害及び走
査線割れの問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例装置の概要を示す斜視図、
第2図及び第3図はそれぞれビーム径変換手段の斜視図
、第4図はビームシフタの作用説明図、第5図〜第7図
はそれぞれビーム合成手段の別実施例を示す側面図、第
8図はビームスポット列の態様を例示する図、第9図は
ビームスポット列の光范分布図、第10図〜第21図は
それぞれ本発明に係る別の実施例装置を示す模式的斜視
図、第22図は千鳥状ビームスポット列を合成する際の
ビーム合成手段の拡大斜視図、第23図(よそのビーム
スポット列の配置図、第24図はポアンカレ球表示を示
す概要図、第25図はレーザプロッタの斜視図、第26
図はレーザ光ビームの光強度分布図、第27ryJは記
録ビーム列を円筒記録面に照射した場合のビームスポッ
トの射影態様を例示する斜視図である。 l・・・レーザ光源、2・・・ビーム径変換手段、3・
・・光路分割器、−5・・・ビーム分割器、7・8・・
・多チャンネル型光変調器、9・32・34・・・直交
偏光手段(非干渉化手段)、9゛ ・40・・・光路差
形成手段(非干渉化手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、レーザ光源の光路前段にビーム径変換手段を配置し
    てビーム径を変倍し、変倍ビームを光路分割器で2つの
    ビーム光路に分割し、光路分割器の前方または後方にビ
    ーム分割器を配置して複数のレーザ光ビームに分割する
    とともに、各光路に多チャンネル型光変調器を配置して
    それぞれ複数のレーザ光ビームを独立に変調し、少なく
    ともいずれか一方の光路に非干渉化手段を配置し、一方
    の光路のレーザ光ビームと他方の光路のレーザ光ビーム
    とをビーム合成手段で合成することにより、両光路の複
    数のレーザ光ビームを走査方向と交差する方向へ交互に
    直列状に整列させ、隣り合うレーザ光ビームを非干渉状
    態で相互に一部重ね合わせ、光学系を介して画像記録面
    に照射して直列状のビームスポット列を形成し、レーザ
    光ビームをスポット列方向と交差する方向に相対走査さ
    せ、記録媒体に画像を露光記録するように構成した画像
    走査記録装置のレーザ露光装置 2、非干渉化手段は直交偏光手段から成り、一方の光路
    のレーザ光ビームが他方の光路のレーザ光ビームに対し
    て、直交偏光の対をなすように構成した請求項1に記載
    した画像走査記録装置のレーザ露光装置 3、非干渉化手段は光路差形成手段から成り、重なり合
    うレーザ記録ビームが相互に非干渉の光路差となるよう
    に構成した請求項1に記載した画像走査記録装置のレー
    ザ露光装置 4、2つのレーザ光源の光路前段にそれぞれビーム径変
    換手段を配置してビーム径を変倍し、変倍ビームをビー
    ム分割器で複数のレーザ光ビームに分割し、各光路に多
    チャンネル型光変調器を配置してそれぞれ複数のレーザ
    記録ビームを独立に変調し、一方の光路のレーザ光ビー
    ムと他方の光路のレーザ光ビームとをビーム合成手段で
    合成することにより、両光路の複数のレーザ記録ビーム
    を走査方向と交差する方向へ交互に直列状に整列させ、
    隣り合うレーザ光ビームを非干渉状態で相互に一部重ね
    合わせ、光学系を介して画像記録面に照射して直列状の
    ビームスポット列を形成し、レーザ光ビームをスポット
    列方向と交差する方向に相対走査させ、記録媒体に画像
    を露光記録するように構成した画像走査記録装置のレー
    ザ露光装置
JP28528989A 1989-10-31 1989-10-31 画像走査記録装置のレーザ露光装置 Pending JPH03144604A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011183642A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置

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