JPH03144330A - 冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造 - Google Patents

冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造

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JPH03144330A
JPH03144330A JP28351889A JP28351889A JPH03144330A JP H03144330 A JPH03144330 A JP H03144330A JP 28351889 A JP28351889 A JP 28351889A JP 28351889 A JP28351889 A JP 28351889A JP H03144330 A JPH03144330 A JP H03144330A
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JP
Japan
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cold cathode
vacuum
connector
connection
sensor cable
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Pending
Application number
JP28351889A
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English (en)
Inventor
Shigeru Okamura
茂 岡村
Hajime Saito
肇 斉藤
Koji Tabuchi
田渕 浩二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Miyachi Systems Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Miyachi Systems Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造
に係り、特にセンサ部と制御部門のケーブルが確実に接
続されていることを検出する手段を設けた冷陰極真空ゲ
ージのセンサケーブル接続構造に関する。
真空を使い半導体薄膜、絶縁Fillfi等を製造する
装置は年々その需要が高まり、またその真空性能も高性
能化が要求されている。これらの装置の真空度を計測す
る真空計には、電離真空計と冷陰極真空計が使われてい
るが、頻繁に大気開放を繰り返す部位や、真空破壊事故
が発生する恐れのある部位には、赤熱しているフィラメ
ントを持たない冷陰極型真空計の方が優れている。しか
し、冷陰極型真空計は2極型で3〜5kVの電圧を加え
、真空度に比例する放電電流を測定する方式であるが、
測定限界以下の超高真空、大気圧付近、およびケーブル
の外れ・断線等によって測定子に規定の電圧が印加され
ていない場合は放電が起きず、ともに測定限界以下の超
高真空と測定され、その3条件の区別をすることが出来
ない。このうち、大気圧付近の真空である場合は、ピラ
ニー真空針等の低真空測定真空計と組合わせる事で区別
可能であり、測定限界以下の超高真空の場合は問題ない
が、ケーブルの接続外れやケーブルの断線は、システム
の安全上重大な問題である。
〔従来の技術〕
従来の冷陰極真空計としては、例えば第4.5図に示す
ようなものが知られており、これはSOR装置へ適用し
たものである。第4図はSOR装置の概略構成図であり
、この図において、lは強力X線源としてのSOR光を
発生させるための装置本体、2はSOR光を取り出す通
路、3はベリリウムからなるX線の取り出し窓、4は取
り出し窓3の破壊事故から装置本体1の真空を保護する
高速遮断弁、5は通路2の真空度を検出する冷陰極真空
計、6はコントローラ、7は高速遮断弁4を駆動するド
ライバである。
装置本体lの作動中、通路2内の真空は冷陰極真空計5
によって検出され、真空度の低下が検出されると(例え
ば、取り出し窓3の破壊により)、コントローラ6で制
御信号が生成されドライバ7により高速遮断弁4が駆動
されて通路2が閉じられ、装置本体lの真空が保護され
る。
ここで、冷陰極真空計5の構造は第5図(a)(b)の
ように示される。なお、第5図(b)は第5図(a)に
示す冷陰極真空計5を矢印A方向から中心付近を見た図
・である。第5図(a)(b)に示すように、冷陰極真
空計5は絶縁された中心電極11と、その周囲にある間
隔をおいて配置され、接地された複数の穴あき円板状の
外部電極12とを主要な電極構造としており、同軸ケー
ブルで中心電極11が3〜5kVの高電圧を印加し、中
心電極11と外部電極12との間における真空度に比例
する放電電流を計測することで、真空度を検出する。な
お、13は接続真空フランジ、14は中心電極11に平
行磁場を与える永久磁石、15は高圧接続コネクタ、1
6は絶縁部材である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の冷陰極真空計にあって
は、コントローラからは常に開放状態とみえているため
、ケーブルの外れやケーブルの接続忘れ等の異常があっ
ても検出できず、冷陰極真空計を用いた真空システムの
信顛性が低下するという問題点があった。
すなわち、通路内は10− ” 〜10− ” tor
rの超高真空に保たれており、このような超高真空では
電極間の放電電流はnA”pA程度の値となる。したが
って、放電電流の検出は非常に困難となるだけでなく、
超高真空においては放電が維持出来なくなり、放電が停
止することもある。しかし、超高真空で放電が停止した
場合はシステム上問題がない。なぜなら、該真空システ
ムの真空度が、該真空計の測定レンジ内になった場合、
ただちに放電を開始し、正常に動作するからである。測
定用の電極に正常な電圧が印加されないのは、測定制御
系の高圧発生器が故障した場合もあるが、これらは制御
回路上に高電圧検出回路を設ければ動作の確認ができる
0問題なのは、ケーブル外れやケーブル接続の忘れによ
って測定電極に正常な電圧が印加されていない場合であ
り、真空装置の故障時の修理や定期的な保守などで、測
定電極のケーブルを外すことがよくあり、点検後の復帰
時に接続を忘れることが多い。
そこで本発明は、冷陰極真空ゲージのケーブル外れや接
続忘れ等の事故を検出し、冷陰極真空ゲージを用いた真
空システムの信顛性を向上させることができる冷陰極真
空ゲージのセンサケーブル接続構造を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段] 本発明による冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構
造は上記目的達成のため、冷陰極放電現象を用いて真空
度を検出する冷陰極真空ゲージにコネクタを介してセン
サケーブルを接続する接続構造において、前記コネクタ
にスイッチ手段を設け、該スイッチ手段は、冷陰極真空
ゲージに対しコネクタが正規の接続位置に挿木されたと
き外部に一接続信号を出力するようにしている。
〔作用〕 本発明では、コネクタにスイッチ手段が設けられ、冷陰
極真空ゲージに対しセンサケーブルのコネクタが正規の
接続位置に挿入されると、スイッチ手段から外部に接続
信号が出力される。
したがって、この接続信号を用いて正規の接続位置にあ
ることが判断でき、センサケーブルの外れや接続忘れ等
の事故を検出できる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る冷陰極真空ゲージのセンサケーブ
ル接続構造の第1実施例を示す図であり、本実施例は従
来例と同様に本発明をSOR装置の真空度低下検出の用
途に適用した例である。
第1図は冷陰極真空計のセンサケーブル接続部を示す図
であり、この図において、21は冷陰極真空計の外部電
極(接地電極)を支持している接続真空フランジ、22
は冷陰極真空計の中心電極、23は中心電極22を絶縁
している絶縁部材である。冷陰極真空計としては従来例
と同様のものが用いられ、SOR装置に設置されている
一方、コネクタ側について説明すると、図中、24はセ
ンサケーブル27の端部に配置されている円筒状の高圧
コネクタ接地電極で、コネクタの外部ボディを兼えるも
の、25は高圧コネクタ中心電極、26は高圧コネクタ
中心電極25を絶縁している絶縁部材である。センサケ
ーブル27としては、例えば同軸ケーブルが用いられ、
高圧コネクタ中心電極25に3〜5kVの直流電圧を供
給し、センサケーブル27の他方は制御系の高圧発生器
(図示略)に接続されている。高圧コネクタ接地電極2
4の端部にはスイッチ手段28が固定されており、スイ
ッチ手段28はボディ29と、ボディ29の端部に取り
付けられ、コネクタが正規の接続位置にあるとき接続真
空フランジ21の壁面に当接する高圧コネクタ接続検出
用接触端子30と、ボディ29内に収納され、高圧コネ
クタ接続検出用接触端子30が接続真空フランジ21に
当接したとき接点を看しる(接点が閉じた状態は接続信
号の出力に相当)スイッチ素子31とを有している。な
お、高圧コネクタ接続検出用接触端子30の先端には弾
力性のある部材が設けられ、上記当接の際のショックを
低減するようになっている。スイッチ手段28は接続確
認のための信号ケーブル32に接続され、信号ケーブル
32はSOR装置の真空システムの制御回路に接続され
ている。
以上の構成において、SOR装置の真空装置の故障時の
修理や定期的な保守などが終了すると、オペレータは高
圧コネクタ接地電極24を握んで接続真空フランジ21
に挿入する。このとき、高圧コネクタ接地電極24の端
部に固定されているスイッチ手段28の高圧コネクタ接
続検出用接触端子30が同時に接続真空フランジ21の
壁面に当接し、コネクタが正規の接続位置まで挿入され
たときスイッチ素子31が閉じる。この状態は信号ケー
ブル32を介して外部の真空システムの制御回路に接続
信号として出力され、制御回路側でコネクタが冷陰極真
空計に対して正常に接続されたことが確認される。
具体的には、例えば接続信号に基づいて制御回路側で真
空システムのインターロックに入れるようにすることに
より、センサケーブル27が正規に接続されなければ真
空システムが作動しないようにするとよい。
一方、コネクタが挿入されないときはスイッチ素子31
が閉じず、接続信号が出力されないので、制御回路側で
はセンサケーブル27の接続忘れであることが確認でき
る。また、接続はしたものの、正規の位置から外れてし
まったような場合も、同様にスイッチ素子31が閉じな
いので、センサケーブル27の接続外れを検出できる。
したがって、このようなセンサケーブル27の事故を未
然に防止できるとともに、接続外れがあってもこれに対
する対応を直ちに取ることにより、冷陰極真空計を用い
た真空システムの信転性を向上させることができる。
次に、第2図は本発明の第2実施例を示す図であり、本
実施例では冷陰極真空計の接続真空フランジ35の一部
が緩やかなスロープ状に形成され、このスロープ部35
aに高圧コネクタ接地電極24に固定されたマイクロス
インチ(スイッチ手段に相当)36の接触ロッド37が
接触することにより、スイッチ素子38が閉じるような
構成となっている。
また、第3図は本発明の第3実施例を示す図であり、本
実施例では高圧コネクタ接地電極24の相対する2ケ所
に微細な穴40a、40bが形成され、これらの穴40
a、40bを臨む位置に発光部4Iおよび受光部42が
それぞれ設けられ高圧コネクタ接地電極24に固定され
ている。発光部41は内部に発光ダイオード41aを有
し、受光部42は内部に受光ダイオード(フォトダイオ
ード)42aを有している。
そして、コネクタの接続の確認は、コネクタが丁度正規
の接続位置まで挿入されたとき、接続真空フランジ21
が穴40a、40bを塞いで発光ダイオード41aの光
が受光ダイオード42aに入射できなくなることで行わ
れ、これが接続信号という形で各ケーブル43.44を
通して外部に取り出される。発光部41、受光部42お
よび穴40a、40bは全体としてスイッチ手段45を
構成する。
上記の第2、第3実施例においても第1実施例と同様の
効果を得ることができるのは勿論である。
なお、本発明の適用は上記のようなSOR装置に限るも
のではなく、例えば蒸着装置、スパンタ装置等にも適用
できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、冷陰極真空ゲージのケーブル外れや接
続忘れ等の事故を検出することができ、冷陰極真空ゲー
ジを用いた真空システムの信軌性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る冷陰極真空ゲージのセンサケーブ
ル接続構造の第1実施例を示す構成図、第2図は本発明
に係る冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造の第
2実施例を示す構成図、第3図は本発明に係る冷陰極真
空ゲージのセンサケーブル接続構造の第3実施例を示す
構成図、第4図は従来のSOR装置の主要構成図、第5
図は従来の冷陰極真空計を説明する図である。 21.35・・・・・−接続真空フランジ、22・−・
・・中心電極、 23.26・−・・・・絶縁部材、 24−・・・・・高圧コネクタ接地電極、25・・・・
・−高圧コネクタ中心電極、27・・・・・・センサケ
ーブル、 28−・・−・・スイッチ手段、 29・−・−・・ボディ、 30・・・・・・高圧コネクタ接続検出用接触端子、3
1.38・・・・・・スイッチ素子、32・・・・・・
信号ケーブル、 36−・−・・・マイクロスイッチ(スイッチ手段)、
37・・−・・・ロンド、 41−−・・・・発光部、 42−・・・・・受光部、 43.44・・・・・・ケーブル、 45−・・・・−スイッチ手段。 第1実施例の構成図 第3実施例の構成図 第 図 第2実施例の構成図 第 図 従来のSOR装置の主要構成図 第4図 (a) (b) 従来の冷陰極真空針を説明する図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 冷陰極放電現象を用いて真空度を検出する冷陰極真空ゲ
    ージにコネクタ(24)を介してセンサケーブル(27
    )を接続する接続構造において、前記コネクタ(24)
    にスイッチ手段(28、36、45)を設け、 該スイッチ手段(28、36、45)は、冷陰極真空ゲ
    ージに対しコネクタ(24)が正規の接続位置に挿入さ
    れたとき外部に接続信号を出力することを特徴とする冷
    陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造。
JP28351889A 1989-10-31 1989-10-31 冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造 Pending JPH03144330A (ja)

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JP28351889A Pending JPH03144330A (ja) 1989-10-31 1989-10-31 冷陰極真空ゲージのセンサケーブル接続構造

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JP (1) JPH03144330A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033300A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Hitachi High-Technologies Corp 荷電粒子線装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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