JPH02311144A - 巻線の絶縁劣化診断方法及び回転電機 - Google Patents

巻線の絶縁劣化診断方法及び回転電機

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JPH02311144A
JPH02311144A JP1131515A JP13151589A JPH02311144A JP H02311144 A JPH02311144 A JP H02311144A JP 1131515 A JP1131515 A JP 1131515A JP 13151589 A JP13151589 A JP 13151589A JP H02311144 A JPH02311144 A JP H02311144A
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JP
Japan
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winding
optical fiber
light
fiber pressure
sensitive sensor
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Pending
Application number
JP1131515A
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English (en)
Inventor
Toru Taguchi
徹 田口
Yuji Mizutani
雄二 水谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH02311144A publication Critical patent/JPH02311144A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバー感圧センサを利用した巻線の絶縁
劣化診断方法及び回転電機に関する(従来の技術) 例えば回転電機の巻線においては、巻線の表面や素線間
1層間に、例えば絶縁フェス等からなる絶縁層を形成し
ている。この場合、使用を続けるに伴い、主に熱や機械
的応力によって絶縁層が変質あるいは変形することによ
り、巻線の絶縁が劣化することが避けられない事情があ
る。このため、巻線の寿命等の判断のために、巻線の絶
縁劣化の進行状態を診断することが必要となる。
このような絶縁劣化の状態を診断する方法としては、破
壊法と称される、巻線の絶縁層の絶縁破壊特性や機械的
強度の測定を行う方法があった。
しかし、この破壊法では、比較的精度の高い診断ができ
るものの、測定により巻線の絶縁層が破壊されるので、
使用中の回転電機の巻線の絶縁劣化を継続的に診断する
ことができない欠点がある。
二のため、一般には、巻線の絶縁抵抗を継続的に測定す
る方法や、絶縁層内に温度センサを埋め込み温度を継続
的に測定する方法が行われている。
(発明が解決しようとする課8) 上述の巻線の絶縁抵抗を継続的に測定する方法では、巻
線への塵埃等の異物の付着による絶縁劣化の状態の診断
に有効なものであり、また、温度を測定する方法では、
熱による絶縁劣化の状態を推定するものであった。とこ
ろが、特に起動頻度の高い回転電機では、異物の付着や
熱による絶縁劣化の他に、巻線に加わる振動等の機械的
応力が絶縁劣化に大きく影響する。これに対し、上記両
方法では、振動等の機械的要因による絶縁劣化状態の診
断を行うものではなかった。
また、回転電機全体の振動を測定することも行われてい
たが、これは、巻線自体の振動を測定するものではなく
、軸受や回転子の機械的な劣化を監視するものであり、
絶縁劣化の診断にはほとんど効果がなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その第一の
目的は、巻線に加わる振動等の機械的応力を直接的しか
も容品に測定することができて、確実に絶縁劣化状態を
診断することができる巻線の絶縁劣化診断方法を提供す
るにある。そして、本発明の第二の目的は、上記方法を
効果的に具体化でき、絶縁劣化を継続的に監視できる回
転電機を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の巻線の絶縁劣化診断方法は、歪に応じて光透過
量が変化する光ファイバー感圧センサを巻線の絶縁層内
に埋め込むように設け、前記光ファイバー感圧センサ内
を透過する光量の損失値に基づいて絶縁劣化状態を診断
するところに特徴を有する。
そして、本発明の回転電機は、巻線の絶縁層内に、歪に
応じて光透過量が変化する光ファイバー感圧センサを埋
め込むように設けたところに特徴を有する。
また、歪に応じて光透過量が変化する光ファイバー感圧
センサを巻線の絶縁層内に埋め込むように設けると共に
、この光ファイバー感圧センサの両端部に設けられる発
光素子及び受光素子を、フレーム外に取付けた端子箱内
に位置させるようにすれば効果的である。
(作用) 巻線に振動等の機械的応力が加わると、その応力に応じ
て、絶縁層内に埋め込むように設けられた光ファイバー
感圧センサが歪むようになる。
光ファイバー感圧センサはその歪みに応じて光透過量が
変化するから、この光ファイバー感圧センサ内を透過す
る光量の損失値を測定することにより、振動等の機械的
応力に起因する巻線の絶縁劣化を診断することができる
従って、上記方法によれば、振動等の機械的応力に起因
する巻線の絶縁劣化を直接的でしかも容゛易に診断する
ことがで酋る。
そして、本発明の回転電機によれば、光ファイバー感圧
センサを巻線の絶縁層内に埋め込むように設ける。こと
により、振動等の機械的応力に起因する巻線の絶縁劣化
を、起動時、停止時にかかわらず継続的に診断すること
ができる。
また、発光素子及び受光素子をフレーム外に取付けた端
子箱内に位置させれば、これら発光素子及び受光素子は
、巻線の温度上昇による熱の影響を受けにくくなる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について、第1図乃至第3図を参
照して説明する。
第1図は本実施例に係る回転電機の要部構成を概略的に
示したもので、1は巻線であり、これは、第2図に示す
ようにマグネットワイヤ2を巻回したものに例えば絶縁
ワニス等により絶縁処理を施して絶縁層3を形成した状
態で、図示しない固定子鉄心に収納されている。また、
巻線1の相間には相間絶縁物4が設けられている。
さて、この巻線1の絶縁層3内には、光ファイバー感圧
センサ5が埋め込むように設けられている。この場合、
光ファイバー感圧センサ5は、マグネットワイヤ2の巻
回時に、両端部分を除く部位が該マグネットワイヤ2に
沿うようにして略−回転巻回されて巻線1内に巻き込ま
れ、この後絶縁処理が施されることにより、絶縁層3内
に埋め込まれるようになる。尚、この光ファイバー感圧
センサ5としては、例えばプリジストン■製のゴム光フ
ァイバー感圧センサ「オーネス」等がある。
そして、この光ファイバー感圧センサ5の両端部5a、
5bは、図示しないフレーム外に取付けられた端子箱6
内に導出され、この端子箱6内に位置して、一方の端部
5aには発光素子7が、他方の端部5bには受光素子8
が設けられている。
発光素子7は光ファイバー感圧センサ5内に所定強さの
光を送出し、受光素子8は光ファイバー感圧センサ5を
透過した光を受けてその強度に応じた電圧で電気信号を
出力するようになっている。
そして、受光素子8からの出力信号は光ファイバー用ア
ンプ9により増幅されて診断部10に入力されるように
なっている。この診断部10は、V!コンバータ11.
積算計12.異常値判定回路13及び劣化表示回路14
から構成されている。
異常値判定回路13は、前記光ファイバー用アンプ9か
ら人力された信号電圧が所定の異常レベルA以下にある
かどうかの判定信号を劣化表示回路14に出力する。ま
た、v!コンバータ11は前記先ファイバー用アンプ9
からの出力電圧を電流変換すると共に、極性変換してバ
イアスをかけ積算計12に出力するようになっている。
積算計12は、その信号を時間積算して、この積算値が
判定レベルBを越えたかどうかの判定信号を劣化表示回
路14に出力するようになっている。劣化表示回路14
は、前記異常値判定回路13及び積算、計12からの判
定信号に基づいて、両者共正常を判定したときには正常
の表示を行い、少なくとも一方が異常を判定したときに
は異常の表示を行うと共に警報を発するように構成され
ている。
次に上記構成の作用について説明する。
発光索子7から放出された光は、光ファイバー感圧セン
サ5内を透過して受光素子8に達する。
このとき、巻線1に応力が加えられていない場合には、
光ファイバー感圧センサ5に歪みがなく所定の光量が透
過するから、先ファイバー用アンプ9は所定レベルCl
7)電圧で電気信号を出力する。
そして、例えば回転電機の駆動時の起動や停止に伴い、
巻線1に振動等の機械的応力が加わると、その応力の大
きさに応じて光ファイバー感圧センサ5に歪が生ずる。
このとき、その歪の大きさに応じて光ファイバー感圧セ
ンサ5の光透過量が変化即ち減少するから、先ファイバ
ー用アンプ9から出力される電圧の大きさも小さくなる
。そして、巻線1への機械的応力が取除かれると、光フ
ァイバー感圧センサ5の歪がなくなり元の電圧値に戻る
。従って、回転電機の起動、停止に伴い光ファイバー用
アンプ9から出力される電圧値は、例えば第3図(a)
に示すように変動する。この場合、電圧の低下した大き
さは、光ファイバー感圧センサ5を透過する光量の損失
値に対応する。異常値判定回路13は、この電圧値を、
予め経験的あるいは実験的に設定された異常レベルAと
比較して、判定信号を劣化表示回路14に出力する。従
って、光ファイバー用アンプ9から出力される電圧値が
異常レベルA以下まで低下した時、即ち、巻線1に異常
に大きな機械的応力が加わって光ファイバー感圧センサ
5の光透過量が異常に低下した時には、劣化表示回路1
4がその旨を表示し警報を発する。
一方、前記光ファイバー用アンプ9から出力される電圧
値は、v夏コンバータ11により電流変換されると共に
、極性変換されさらには所定のバイアスがかけられ、第
3図(b)に示すように、積算計12にてその信号電流
値が時間積算される。
積算計12は、この積算値を、予め経験的あるいは実験
的に設定された判定レベルBと比較して判定信号を劣化
表示回路14に出力する。従って、積算計12は言わば
巻線1に加えられた機械的応力の累積値を検出でき、そ
の積算応力が所定値となった時に、劣化表示回路14が
その旨を表示し警報を発する。
以て、診断部10は、巻線1に加えられる機械的な応力
の瞬時値及び積算値を直接的に検出して、巻11!1の
機械的応力に起因する絶縁劣化を診断し、巻線1の寿命
等の判断を確実に行う。
また、発光素子7及び受光素子8は、フレーム外の端子
箱6内に設けているので、これら画素子7.8は巻線1
の発熱や温度変化の影響を受けにくくなっている。
このように本実施例によれば、巻線1の絶縁層3内に歪
に応じて光透過量が変化する光ファイバー感圧センサ5
を埋め込むように設けることにより、巻線自体の振動を
直接的には測定することができなかった従来のものと異
なり、巻線1に加えられる機械的な応力を直接的に検出
することができる。従って、振動等の機械的応力に起因
する巻線1の絶縁劣化を継続的に診断することができる
ものである。しかも、先ファイバー感圧センサ5を用い
たことにより、巻線1内への配設もB titで、絶縁
層3を破壊することなく容易に応力を検出することがで
き、さらには熱にも強く電磁的なノイズにも影響されな
いので、信頼性が高く確実に絶縁劣化状態を診断するこ
とができる。
また、発光素子7及び受光素子8を発熱や温度変化の影
響を受けにくいフレーム外の端子箱6内に設けたことに
より、応力検出の精度がより向上すると共に、画素子7
,8の寿命も長くなり長期にわたって安定的な絶縁劣化
診断を行うことができるものである。
そして、特に本実施例では、診断部10に異常判定回路
13と積算計12とを設け、巻線1に加えられる機械的
な応力の瞬時値及び積算値に基づいて、絶縁劣化の診断
を行うようにしたので、巻線1の絶縁劣化の進行状態だ
けでなく、これと共に瞬間的に加わる異常な応力の検出
もできる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば本発明の他の実施例を示す第4図のように、型巻き
コイル15により構成された巻線16にも適用でき、こ
の場合、コイルエンド部の層間の絶縁層17に光ファイ
バー感圧センサ18を埋め込むように設けても良い。
その他、例えば光ファイバー感圧センサを埋め込む位置
については種々の変形例が考えられる等、本発明は要旨
を逸脱しない範囲内で適宜変更しマ実施し得る。
[発明の効果コ 本発明は、以上の説明にて明らかなように、次のような
優れた効果を奏する。
即ち、請求項1の発明によれば、巻線に加わる振動等の
機械的応力を直接的しかも容易に測定することができて
、確実に絶縁劣化状態を診断することができる。
請求項2の発明によれば、振動等の機械的応力に起因す
る巻線の絶縁劣化を、起動時、停止時にかかわらず継続
的に診断することができる回転電機を提供することがで
きる。
請求項3の発明によれば、精度良く且つ長期にわたって
安定的に巻線の絶縁劣化状態を診断することができる回
転電機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は要部の概略的な構成を示す図、[2図は巻線の断
面図、第3図は光ファイバー用アンプ9から出力値と判
定のレベルとの関係を示す特性図であり、第4図は本発
明の他の実施例を示す第2図相当図である。 図面中、1.16は巻線、3,17は絶縁層、5.18
は光ファイバー感圧センサ、6は端子箱、7は発光素子
、8は受光素子、10は診断部を示す。 代理人 弁理士  間近  憲佑 同   第子丸 健

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、歪に応じて光透過量が変化する光ファイバー感圧セ
    ンサを巻線の絶縁層内に埋め込むように設け、前記光フ
    ァイバー感圧センサ内を透過する光量の損失値に基づい
    て絶縁劣化状態を診断することを特徴とする巻線の絶縁
    劣化診断方法。 2、巻線の絶縁層内に、歪に応じて光透過量が変化する
    光ファイバー感圧センサを埋め込むように設けたことを
    特徴とする回転電機。 3、巻線の絶縁層内に埋め込むように設けられ歪に応じ
    て光透過量が変化する光ファイバー感圧センサと、この
    光ファイバー感圧センサの両端部に設けられた発光素子
    及び受光素子とを具備し、その発光素子及び受光素子は
    フレーム外に取付けた端子箱内に位置して設けられてい
    ることを特徴とする回転電機。
JP1131515A 1989-05-26 1989-05-26 巻線の絶縁劣化診断方法及び回転電機 Pending JPH02311144A (ja)

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JP1131515A Pending JPH02311144A (ja) 1989-05-26 1989-05-26 巻線の絶縁劣化診断方法及び回転電機

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JP (1) JPH02311144A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107123A (ja) * 2009-10-22 2011-06-02 Nikkiso Co Ltd 劣化診断装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011107123A (ja) * 2009-10-22 2011-06-02 Nikkiso Co Ltd 劣化診断装置

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