JPH03142540A - 障害情報の表示蓄積方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は複数のフォルトトレラント計算機から構成され
るネットワークシステムにおいて、各計算機で発生した
障害の障害情報の表示及び蓄積の方法に関するもので、
特にＶＡＮ、ＷＡＮ、ＬＡＮ等のネットワークシステム
における障害蓄積情報の一元管理化を有効にすることが
できる。

［従来の技術］ 従来、複数のフォルトトレラント計算機から構成される
ネットワークシステムにおいて、各計算機で発生した障
害の情報の表示及び蓄積の方法としでは、第２図及び第
３図に示す２つの方法があった。

第２図は障害が発生した各計算機のコンソールで障害情
報の表示を行ない、その障害情報の蓄積は障害計算機の
外部記憶装置に蓄積する分散表示・分散蓄積の方法であ
る。

第３図は障害が発生した各計算機の障害情報の表示及び
障害情報の蓄積をネットワーク全体を監視する監視計算
機のコンソール及び外部記憶装置に行なわせる集中表示
・集中蓄積の方法である。

第２図、第３図において、１１．１４．１７はネットワ
ークシステムに接続された計算機、ｌｌａは特にネット
ワークシステム全体の監視を行なう監視計算機、１２ａ
は障害情報の集中表示を行なうコンソール、１２、工５
．１８、は計算機の表示をするコンソール（ハツチング
されたコンソールは障害情報の表示をするコンソール）
、工３．１６．１９は各計算機に接続された外部記憶装
置、２０は各外部記憶装置内に設けられた障害情報蓄積
部、２１はネットワークである。

このような従来の障害情報の表示・蓄積方法について、
第２図及び第３図を用いて以下にその動作を説明する。

まず、第２図を用いて従来の分散表示・分散蓄積の方法
について説明する。

複数の計算機から構成されるネットワークシステムにお
いて、いずれかの計算機で障害が発生した場合、障害情
報の表示は障害が発生した各計算機１１，１４．１７の
コンソール１２，１５．１８で行ない、障害情報の蓄積
は障害が発生した各計算機１１，１４．１７の外部記憶
装置１３．１６．１９に蓄積するものである。

例えば、計算機１４が障害になったときは、障害情報の
表示は計算機↓４のコンソール１５で行ない、障害情報
の蓄積は計算機工４の外部記憶装置１６の障害情報蓄積
部２０に蓄積する。

次に、第３図を用いて従来の集中表示・集中蓄積方法に
ついて説明する。

複数の計算機から構成されるネットワークシステムにお
いて、いずれかの計算機で障害が発生した場合、障害情
報の表示は監視計Ｘ機１１ａのコンソール１２ａ″′Ｃ
′集中して行ない、障害情報の蓄積も監視計算機１１ａ
の外部記憶装置１３に集中して蓄積するものである。

例えば、計算機１４が障害になったときは、障害情報の
表示は監視計算機１１ａのコンソール１２ａで集中して
行ない、障害情報の蓄積は外部記憶装置１３の障害情報
蓄積部２０に集中して蓄積する。

このように、従来ネットワークシステム内の計算機で発
生した障害についての障害情報の表示及び蓄積は分散表
示・分散蓄積または集中表示・集中蓄積の方法のいずれ
かの方法で行なっていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記従来の分散表示・分散蓄積の方法で
は、ネットワーク内の全ての計算機に障害を常時監視し
ているシステム管理者が常駐していなければならず、障
害監視の一元化が出来ない問題点があった。

また、集中表示・集中蓄積の方法では障害監視の一元化
は行なえるが、全計算機の障害情報を集中して蓄積する
ために障害情報蓄積に必要な外部記憶装置の容量は膨大
なものとなり、またその外部記憶装置が破損した場合、
全ての障害蓄積情報が失われるという問題点があった。

また、障害情報の集中蓄積をする場合、故障した任意の
計算機から事故の計算機だけの障害蓄積情報を収り出す
ことは容易でなかった。

さらに、集中的に監視を行なっている監視計算機がダウ
ンした場合にはまったく障害情報が取り出せないという
問題点があった。

本発明はこのような従来の問題点を解決するものであり
、障害蓄積情報の集中表示・分散蓄積を行なうことによ
り、優れた障害情報の表示・蓄積の方法を提供すること
を目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記目的を達成するために、障害情報を蓄積
する障害情報蓄積部を全ての計算機の外部記憶装置内に
、障害情報の表示用コンソールを監視計算機に設け、ネ
ットワークシステムのいずれかの計算機が障害を起こし
た場合、障害情報の表示はネットワークシステム全体を
監視する監視計算機のコンソールで行ない、障害情報の
蓄積は障害を起こした各計算機の外部記憶装置の障害情
報蓄積部で行なうようにしたものである。

［作用］ 本発明では、ネットワークシステム内の監視計算機以外
の計算機が障害を起こした場合、その障害を監視計算機
に通知し監視計算機のコンソールに障害情報を表示する
と共に、障害情報の蓄積は障害計算機の外部記憶装置に
行なう。

またネットワークシステム内の監視計算機が障害を起こ
した場合、監視計算機のコンソールに障害情報を表示す
ると共に、障害情報の蓄積は障害計算機である監視計算
機の外部記憶装置に行なう。

このような集中表示・分散蓄積とすることによって、障
害情報の一元管理をすることができると共に、外部記憶
装置の容量を小さくすることができる。

［実施例］ 第１図、第４図及び第５図は本発明の一実施例を示す図
である。

このうち、第１図は本発明の一実施例の集中表示・分散
蓄積のネットワークシステムを示す図である。第１図中
において第２図及び第３図と同一の番号は同一の装置を
示すものであるので説明を省略する。

第４図は本発明の一実施例の監視計算機以外の計算機に
おける処理を示す概略フローチャートである。

第５図は本発明の一実施例の監視計算機における処理を
示す概略フローチャートである。

かかる構成を有する障害情報の表示・蓄積の方法につい
てその処理手順を第１図、第４図及び第５図を用いて説
明する。

まず、ネットワークシステム中の監視計算機■ｌａ以外
のいずれかの計算機、例えば、計算機１４が障害を起こ
した場合を例にとって第４図のフローチャートで説明す
る。

計算機１４は、運用中はステップ２１の状態で通常の運
用処理を行なっている。この状態で、計算機１４が障害
を起こした場合、割込み処理によりステップ２２で障害
発生を検出する。次に、ステップ２３で障害処理を行な
い、障害情報の編集を行なう。編集された障害情報はス
テップ２４で外部記憶装置１６内の障害情報蓄積部２０
に蓄積され、ステップ２５で障害情報はネットワーク１
０を介して監視計算機１１ａに通知される。その後、ス
テップ２６において通常運用に戻るための後処理を行な
い（必要であれば運用範囲の縮退を行なう〉、ふたたび
ステップ２１の処理に戻る。

次に、ネットワークシステム中の計算機、例えば、計算
機１７が故障を起こした場合を例にとって第５図のフロ
ーチャートで説明する。

監視計算機１１ａが運用中はステップ３１の状態で通常
の運用処理を行なっている。この状態で、監視計算機１
１ａ以外の計算機例えば計算機１７が障害を起こした場
合、ネットワーク１０を介して計算機エフから監視計算
機１１ａに障害通知がされるので、割込み処理によりス
テップ３２で障害発生を検出する。

この場合は監視計算機１１ａ以外の計算機１７が障害を
起こした場合であるから、ステップ３４に移行してコン
ソール１２ａに障害表示を行ない、その後、ふたたびス
テップ３１の処理に戻る。

ここで、ステップ３１の運用中に監視計算機）１ａが障
害を起こした場合を説明する。監視計算機１１ａが障害
を起こした場合であるから、他の計算機１４．１７から
の障害通知の受信はないのでステップ３２からステップ
３３に移行し、割込み処理によりステップ３３で自己機
の障害発生を検出する。次に、ステップ３５で障害処理
を行ない、障害情報の編集を行なう。編集された障害情
報はステップ３６で外部記憶装置１３中の障害情報蓄積
部２０に蓄積され、ステップ３７に移行してコンソール
１２ａに障害表示を行なう。その後、ステップ３８にお
いて通常運用に戻るための後処理を行ないく必要であれ
ば運用範囲の縮退を行なう）、ふたたびステップ３１の
処理に戻る。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、障害情報はネッ
トワークシステム中の唯一の監視計算機のコンソールに
表示され、障害情報の蓄積は障害の発生した各計算機に
分散して蓄積することにようにしたので、監視計算機の
外部記憶装置の容量を増大させることなく、 ネットワークシステム内の計算機監視の一元化が計れる
上に、外部記憶装置の破損及び監視計算機のシステムダ
ウンの場合等においても障害蓄積情報が失われるのを防
止することができる。

さらに、各計算機に蓄積された障害情報の内容をシステ
ム全体の監視を行なっている監視計算機のコンソールに
表示させることによって、ネットワーク全体の集中管理
機能を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による一実施例の集中表示・分散蓄積の
ネットワークシステムを示す構成図、第２図は従来の分
散表示・分散蓄積のネットワークシステムを示す構成図
、第３図は従来の集中表示・集中蓄積のネットワークシ
ステムを示す構成図、第４図は本発明の一実施例におけ
る監視計ｎ機以外の計算機における処理を示す概略フロ
ーチャート、第５図は監視計算機における処理を示す概
略フローチャートである。 １１、■４．１７・・・計算機、ｌｌａ・・・監視計算
機、工２．１２ａ、１５．１８・・・コンソール、１３
．１６．１９・・・外部記憶装置、２０・・・障害情報
蓄積部、工０・・・ネットワーク。 従来の分散表示・分数蓄積方式のｈ　）７−４システム
従来の集中表示・集中蓄積方式の＞ｄｌ−クツステム第
３図 第４図 監視計算機における処理の概略フト 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ネットワーク接続された複数の計算機のうち、ネットワ
   ーク全体を監視する監視計算機を有するネットワークシ
   ステムにおいて、 すべての計算機の外部記憶装置内に障害情報を蓄積する
   障害情報蓄積部を設け、 監視計算機に障害情報を表示するコンソールを設け、 ネットワーク内のいずれかの計算機が障害を起こした場
   合、 障害情報の表示は監視計算機のコンソールで行ない、 障害情報の蓄積は各計算機の外部記憶装置で行なうこと
   を特徴とする障害情報の表示蓄積方法。