JPH0314173Y2 - - Google Patents

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JPH0314173Y2
JPH0314173Y2 JP5000985U JP5000985U JPH0314173Y2 JP H0314173 Y2 JPH0314173 Y2 JP H0314173Y2 JP 5000985 U JP5000985 U JP 5000985U JP 5000985 U JP5000985 U JP 5000985U JP H0314173 Y2 JPH0314173 Y2 JP H0314173Y2
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patient
seat
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JP5000985U
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JPS61165734U (ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、例えば患者を座さしめて医師と向い
合つて医師からの話を聞き、又医師との間に導入
された検眼台上の検眼器によつて医師の診察を受
けたりする為の椅子に関するものである。
〔考案の技術的背景およびその問題点〕
従来、眼科医院においては、患者と医師が話を
する場所と、医師が患者の検眼を行う場所とは別
の場所であつた。
そのため、それぞれの場所において医師用と患
者用の椅子が必要であり、一般に患者用としては
座部が円形で、背凭れのない簡単な回転椅子が用
いられていて、医師に対して患者は見下された感
じを受ける不愉快さがあつた。
又、医師、患者とも検眼に際しては、立上つて
検眼器のそばに行く面倒さがあり、しかも患者用
の椅子は座部の上下ができないため、座高の高さ
によつて患者が伸び上つたり、背を縮めたりしな
ければならず、検眼が長時間に及ぶと患者は腰が
痛くなる等の欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、例えば従来の眼科における前述の欠
点を除去するために、患者と医師との間に検眼器
を導入できるように検眼台を設置すれば、座部を
90度回転、且つ昇降可能にすることで場所を移動
することなく話し合い、検眼が行えるようにする
と共に容易に患者の眼の高さを検眼器の高さに合
せることを可能にし、患者の疲れを無くすことを
目的とするものである。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例を図面について以下に説明す
る。
眼科医院においては、例えば第5図、第6図の
ように壁の一面に支体Aを取付ける。
この支体Aには、その廻りを自在に回動できる
支腕Bを取付け、この支腕Bの先端には回動自在
に検眼台Cが支承され、ねじDの操作によつて検
眼台Cの位置が固定される。
検眼台Cの上には検眼器Eが載置されており、
検眼台Cの回動で同図鎖線のように検眼台Cを格
納位置としたり、第6図及び第5図実線の位置に
検眼台Cを引き出して患者の検眼を行う位置との
2位置に検眼台Cは移動できるようにする。
この検眼台Cを引き出した位置の前後に患者用
の椅子Fと医師用の椅子Gが設置される。
この時医師用の椅子Gは、検眼器Fの高さに医
師の眼の高さが一致するように、予じめセツトさ
れる。
この時の椅子Fは、患者がこれに座るための90
度回転した位置と、患者の眼の高さと検眼器Fの
眼の高さが一致できるようにしないと、患者に不
自然な姿勢をとらせねばならないようになつてし
まう。
本考案の眼科用椅子は、このために座部は90
度、及び昇降可能とされているもので、その機構
を第1図、第2図について説明する。
1は床板に設置するための基台で、その上には
ガイドポスト2を転動してガイドするローラ3a
が取付けられているガイドスタンド3、及びシリ
ンダパイプ4aが取付けられている。
シリンダパイプ4aの昇降ラム4bと前記ガイ
ドポスト2の上面は昇降台である腰板5に固着さ
れ、腰板5はシリンダパイプ4aの昇降ラム4b
の下面に油圧が注入されるとガイドポスト2がロ
ーラ3aでガイドされているため回動することな
く上昇し、その油圧を抜けば腰板5及びこれに取
付けられている各部の重量によつて降下する。
降板5には軸承体6が固着されており、この軸
承体6で軸承される軸7にはスラスト軸承8を軸
承体6との間に介在させ、上端部に座部9を設け
たシート基板(符号なし)が上部に、揺動杆10
が下部に取付けられている。
この揺動杆10の左右両端には、シリンダパイ
プ11a,12aを腰板5に枢着されたラム11
b,12bが枢着され、一方のシリンダパイプ1
1aに油圧が注入されると、ラム11bが揺動杆
10の一端を押してこれを軸7を中心として回動
させる。
すると、揺動杆10の他端は他方のラム12b
を押してシリンダパイプ12a内の油圧を排出す
る。
このようにして、揺動杆10を固着した軸7は
90度回転するので、軸7に固着されているシート
基板も90度回動される。
シート基板には支杆13によつて足載台14が
取付けられており、前記のように座部9(シート
基板)が90度回転し、或いは腰板5の昇降によつ
て座部9(シート基板)が昇降する際に、足載台
14に足を載せ、患者が楽に姿勢を保てるように
する。
腰板5には上カバー15を、基台1には下カバ
ー16を取付け、上カバー15と下カバー16間
に設けた蛇腹17(第3図、第4図)で腰板5、
シリンダパイプ4aと昇降ラム4b、シリンダパ
イプ11a,11bとそのラム11b,12b、
ガイドポスト2とガイドスタンド3、軸承体6、
揺動杆10を覆うと共に、腰板5の昇降に際して
伸縮する。
そして、シリンダパイプ4a,11a,12a
への油圧の注入を行う図示していない電磁弁は、
足踏みスイツチ18(第3図、第4図)で操作さ
れるものである。
即ち、この足踏みスイツチ18の操作によつて
座部9(シート基板)は第3図、第4図のように
90度回動、及び昇降を行うもので、このように座
部9(シート基板)が動作しても蛇腹17は腰板
5と基台1間の機構を覆つている。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、昇降台に回動自在の軸
に固着されている揺動杆の左右には、昇降台との
間に設けた2本の揺動用シリンダの何れかに油圧
を注入することで、軸を約90度回転させることが
できる。
従つて、軸に取付けられているシート基板も90
度回転することができるから、シート基板をして
検眼台に対向する位置と、検眼台に対して左又は
右に90度向きを変えた位置の2位置をとらせるこ
とができる。
そのため、後者の位置をとらせることで、検眼
台が引き出されている際でも座乗し易い。
そしてシート基板を90度回転させて患者を立た
せることなく医師、或いは検眼台と対向させるこ
とができ、検眼台を格納することで医師との対話
が行え、検眼台を引き出して検眼することができ
る。
この検眼に際してシート基板を昇降し、患者の
眼の高さを検眼器の高さに合せることができるか
ら、患者は楽な姿勢で検眼器をのぞけ、不自然な
姿勢の際の疲労がなくなる。
このように、本考案の椅子を使用することで、
医師や患者が検眼のために場所を移動することな
く医師との対話や検眼が楽な姿勢のまま行える。
しかも、昇降用シリンダは昇降台以下の重量が
降下作用をすることとなり、又シート基板を回動
させる揺動用シリンダも2本が用いられ、一方の
揺動用シリンダに油圧を注入することで他方の揺
動用シリンダの油圧の排出が行える。
従つて、これ等の各シリンダは油圧注入による
動作は一方向であるため、シリンダ機構として簡
単なもので足りるため、全体としてのコストを安
くすることができる。
更に、シート基板の回動は前記2本の揺動用シ
リンダによつて行われるため、回動角度が正確
で、他方の揺動用シリンダの油圧の排出がブレー
キとなるため、回動が適度の速度で行われる等の
特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例で、第1図は腰板下部
分の平面図、第2図は縦断面図、第3図は上昇時
の斜面図、第4図は下降時に90度座部を回動した
斜面図、第5図と第6図は設置状態の平面図と正
面図である。 1……基台、2……ガイドポスト、3……ガイ
ドスタンド、4a……シリンダパイプ、4b……
昇降ラム、5……腰板、6……軸承体、7……
軸、9……座部、10……揺動杆、11a,12
a……シリンダパイプ、11b,12b……ラ
ム、14……足載台、15……上カバー、16…
…下カバー、17……蛇腹。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基台と、 該基台との間に設けた昇降用シリンダによつて
    昇降する昇降台と、 該昇降台に回動自在に設けられ、上端部にシー
    ト基板が設けられた軸と、 該軸に固着された揺動杆と、 該揺動杆の前記軸を挟む両端部と前記昇降台と
    の間に設けた2本の揺動用シリンダと、 を備えたことを特徴とする椅子。
JP5000985U 1985-04-05 1985-04-05 Expired JPH0314173Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000985U JPH0314173Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5000985U JPH0314173Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165734U JPS61165734U (ja) 1986-10-14
JPH0314173Y2 true JPH0314173Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30567737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5000985U Expired JPH0314173Y2 (ja) 1985-04-05 1985-04-05

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JP (1) JPH0314173Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS61165734U (ja) 1986-10-14

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