JPH03140242A - 装飾性複合材料およびその製造方法 - Google Patents

装飾性複合材料およびその製造方法

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JPH03140242A
JPH03140242A JP2280543A JP28054390A JPH03140242A JP H03140242 A JPH03140242 A JP H03140242A JP 2280543 A JP2280543 A JP 2280543A JP 28054390 A JP28054390 A JP 28054390A JP H03140242 A JPH03140242 A JP H03140242A
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metal
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JP2280543A
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Terry L Morris
テリィ リー モリス
Patricia L Marlette
パトリシア ルイーズ マーレット
Jeffrey R Janssen
ジェフレイ ロバート ジャンセン
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
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    • B32B15/04Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
    • B32B15/08Layered products comprising a layer of metal comprising metal as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material of synthetic resin
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44CPRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
    • B44C1/00Processes, not specifically provided for elsewhere, for producing decorative surface effects
    • B44C1/10Applying flat materials, e.g. leaflets, pieces of fabrics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B44DECORATIVE ARTS
    • B44CPRODUCING DECORATIVE EFFECTS; MOSAICS; TARSIA WORK; PAPERHANGING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2209/00Layers
    • H01H2209/002Materials
    • H01H2209/0021Materials with metallic appearance, e.g. polymers with dispersed particles to produce a metallic appearance

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 全所■分団 本発明は、審美的に望ましい外観を有する装飾性の反射
性複合材料に関する。本発明は特に、熱応力にさらされ
た場合および/または引張され、基体に整合された場合
でさえも、それらの元の外観を実質的に保有する複合材
料およびこのような複合材料の製造方法に関する。
背−五 基体に接着させることができ、基体を保護するか、また
は基体に所望の装飾的外観を付与することができるフィ
ルムまたは複合材料は、多くの形態で製造されている。
たとえば、いくつかの形態では、このような複合材料は
、基体に対して正反射性外観を付与するように意図され
ている。
米国特許第3,152,950号(Pa Imqu i
s を等)には、配向されているポリエステルまたはそ
れに類似のフィルム、アルミニウムまたは金の蒸着塗装
層および接着剤層を有する複合材料よりなる、保護性の
反射性フィルムが記載されている。
米国特許第4,431,711号(Eisfeller
)には、清明な樹脂層で被覆されているインジウム表面
の「アイランドJ (islands)よりなり、この
樹脂層が、アイランドを封入しており、アイランドを相
互に隔絶している装飾性のプラスティック物品が記載さ
れている。このような物品は、その製造に多くの費用を
要すると予想される。
我々が知っている、従来公知の複合材料は、高度の不透
明度または「隠蔽力」を提供すると同時に、これらを引
き伸ばした場合に、たとえばこれらを複雑な表面、すな
わち凸部および凹部を有する表面を有する基体の外形に
整合させた場合には、それらの外観および不透明度を実
質的に保有することはできない。
引き伸ばされていない形で実質的に不透明である、従来
公知の複合材料でさえも、引き伸ばされると、不透明度
が減じられ、そして/または外観が損なわれる傾向を有
する。
±9」th二土■ 米国特許第4,686,141号(Burns等)には
、電磁照射線からの遮蔽構造を有する薄膜状ラミネート
が記載されており、このラミネートは、ポリプロピレン
のウェブ、その表面の少なくとも一面上のポリウレタン
の層、このポリウレタン層のポリプロピレンが存在する
面とは反対側の面上にスパッター法で付与されている、
延性のある金属の層、およびこの金属層の反対側の面上
に存在する接着剤の層よりなる。このようなラミネート
は、引張すると、金属層の微細な亀裂が生じる傾向を有
し、これによって、正反射度が減じられ、審美的外観が
損なわれる傾向を有する。
本発所勿要肯 本発明は、望ましい外観を示すように作ることができ、
かつまた驚くべきことに、熱応力にさらされた場合にも
、それらの元の望ましい外観を実質的に保有する新規な
複合材料を提供する。すなわち、本発明の複合材料は、
熱耐性であると考えられ、それらの元の外観を実質的に
保有しながら、約250’ F (120℃)の温度に
まで、あるいはそれ以上の温度にまで加熱することがで
きる。
多くの態様において、本発明の複合材料は、驚くべきこ
とに、引張もしくは延伸した場合でさえも、それらの望
ましい外観を実質的に保有する。すなわち、これらの材
料は、延伸性である。本発明により提供される複合材料
は、正反射性外観またはブラシ塗装金属外観を有する物
体に、あるいは幾分側の所望の外観を有する物体にする
ことができ、従って、これらの複合材料は、装飾の目的
に極めて有用である。本発明の複合材料は、一般的に、
基体に結合させるのに適しており、かつまた、−般的に
、高度に整合性であり、複雑な表面を有する基体にさえ
も適用することができ、そこに所望の装飾的仕上を付与
することができる。本発明はまた、このような複合材料
の新規な製造方法を提供する。
要約すると、本発明の、新規で、自明ではない、装飾性
複合材料は、 a)自己支持性の実質的に透明な構造層:b)この構造
層の裏側に配置されている実質的に透明な安定化層、こ
の安定化層は、照射線硬化されている、実質的に熱硬化
性の物質よりなる;および C)この安定化層の裏側に配置されており、所望の外観
を有する金属層; よりなる。
代表的には、本発明の複合材料は、少な(とも約10%
の保留延伸率(retentive extensib
ility)を有する、すなわちこの程度にまで延伸し
てもその外観を実質的に保有する。多くの態様において
、本発明の複合材料は、金属層の裏面上に、接着剤の層
をさらに有し、この層によって、複合材料を所望の基体
に結合させることができる。
要約して、本発明の新規で、自明ではない複合材料の製
造方法は、次の工程を包含する:a)所望の仕上を示す
、加工表面を有する加工用担体を用意する; b)この担体の加工表面に、金属層を適用し、この金属
層の前面の外側が加工表面の仕上により定められている
ようにする; C)この金属層の露出されている面、すなわち前面に、
実質的に透明な安定化層を適用する(硬化性組成物を塗
布し、次いでこれをその場で硬化させることによる)、
この場合における安定化層は、照射線硬化されている、
実質的に熱硬化性の物質よりなる; d)この安定化層の露出されている面、すなわち前面に
、実質的に透明な延伸性の自己支持性構造層を適用する
(たとえば、硬化性組成物を塗布し、次いでこれをその
場で硬化させることによる);次いで、 e)一般的に、この金属層から上記加工担体を取り除き
、金属層の背面を露出させる。
代表的には、加工用担体を取り除いたならば、すぐに接
着剤の層、およびいくつかの場合には、接着剤の層およ
びこの接着剤層を被覆している保護裏打ち層を、この金
属層の裏面に適用する。接着剤は、この複合材料を、基
体の表面に所望のとおりに結合させるために、使用する
ことができる。
本発明の新規複合材料は、水、有機溶剤、太陽光および
摩擦にさらされることによる劣化に対して耐性であり、
強くかつまた堅固である形態に形成することができる。
一般的に、本発明により提供される複合材料は、高い熱
安定性を示し、従って、輝く太陽に周期的にさらされる
自動車の外装に施用される場合のような、反復する熱お
よび寒冷にさらされた場合でも、これらの複合材料は、
元の審美的に望ましい外観を実質的に保有する。
多くの態様において、本発明により提供される複合材料
は、実質的に不透明であり、基体に適用された場合に、
格別の「隠蔽力」を付与する。たとえば、これらの複合
材料は、約1.0%より小さく、いくつかの場合には、
約0.1%より小さい、透過率を有する。本発明の複合
材料は、その金属層が、複合材料の全体にわたって、実
質的に連続し、かつまた同一地域を占めている(coe
xtensive)形態に作ることができ、あるいは特
定の図形に形成し、その下に存在する基体が見えて、特
別の効果および外観が得られるようにすることもできる
区1図■匡笠脱凱 添付図面を参照することによって、本発明をさらに説明
する。
第1図は、本発明の複合材料の態様例の一つの横断面図
である; 第2図は、本発明の複合材料が基体に適用されている、
もう一つの態様例の平面図である。
第3図は、第2図の複合材料例の軸3−3に沿った横断
面図である。
第4図は、本発明の複合材料の態様例を構成する数種の
要素の、加工中の横断面図である。
これらの図面は、理想的な態様を示すものであり、大き
さを示すものではなく、また単なる例示の目的で示され
ているものであり、制限する意味を有するものではない
の        の   な 本発明の複合材料の代表的態様の一つが第1図に示され
ている。第1図において、複合材料lOは、構造層12
、この構造層の裏面上に存在する安定化層14およびこ
の安定化層14の反対側、すなわち裏面に存在する金属
層16よりなる。代表的には、複合材料10は、この金
属層16の裏面に、場合により設けられる接着剤N18
を有し、この接着剤層18は、場合により設けられる容
易に取り除(ことができる裏打ち2oによって保護され
ている。いくつかの場合には、複合材料1゜は、構造層
12の前面の少なくとも一部分上に、場合により設けら
れるプライム層21をさらに有し、この層によって、複
合材料1oの表面に、インキまたは塗料などの着色コー
ティング22を容易に施用できるようにすることができ
る。
使用時には(図示されていない)、複合材料10を基体
(図示されていない)に適用した後に、構造層12が複
合材料の露出されている部分になり、構造層12が複合
材料1oの他の要素を保護することになる。従って、構
造層12は、予想される使用条件にさらされた場合に、
その所望の外観を保有するのに適する物性を示すべきで
ある。
たとえば、構造層12は、耐水性および耐摩耗性である
ことが一般的に好ましい。溶剤および太陽光への露呈に
対する耐性および砂利による衝撃に対する耐性は、自動
車外装に施用しようとする複合材料の場合に、一般的に
、望まれる。代表的には、構造層12の前面表面は、汚
れに対し耐性であると好ましく、そしてまた、グリース
および汚物などの物質がそこに粘着しないものであると
好ましい。しかしながら、以下でさらに詳細に述べるよ
うに、成る種の場合には、構造層12は、それ自体でま
たはプライム層の使用により、インキおよび/または塗
料が粘着するようにすることが望ましいこともある。
構造層12は、自己支持性であり、かつまた、一般的に
、複合材料10の総合的強度および取り扱い通性を実質
的に決定する。
一般的に好ましくは、構造112は、実施的に熱硬化性
の特性を有する。熱硬化性の用語は、この構造層12が
その物品がさらされる温度と同程度の温度にさらされた
場合でも、その硬化時点の形状および容積を保有する傾
向を有することを意味する。しかしながら、構造層12
は、複合材料10が所望の形状に、たとえば基体の複雑
な表面に、整合させられた時に、亀裂が生じるほどもろ
いものであってはならない。さらにまた、構造層12は
伸張性であるべきである。
本発明の複合材料の構造層に、代表的に有用である物質
の一群は、ポリウレタン類、たとえば1種または2種以
上のポリオール化合物と1種または2種以上のイソシア
ネート化合物との反応生成物である。このような物質の
層は、一般的に、非常に耐久性であり、かつまた、溶剤
耐性である。
また、イソシアネートを主体とする材料は、一般に、金
属に対し、強く接着する。一般に、ポリオール化合物お
よびイソシアネート化合物のうちの一方または両方は溶
媒を主体とするので、これらの化合物を含有する組成物
は、安定化層を通って、良好に浸透する傾向を有し、従
って、金属層に対する結合をさらに強力にする。
本発明において一般的に有用な群のポリオール化合物の
代表的例には、ポリエステル類、アクリル類、ポリエー
テル類、カプロラクトン類およびそれらのブレンド物が
含まれる。脂肪族系および芳香族系の両方のポリオール
化合物を、本発明の複合材料の構造層に使用することが
できるが、脂肪族系ポリオール類を使用して形成される
物質は、一般に、黄変傾向を有することのある芳香族系
ポリオール類から形成されたものに比較して、野外にさ
らされた場合に、さらに良好な耐久性を示す傾向を有す
る。従って、脂肪族系ポリオールは一般に、このような
用途に好適である。ポリエステルポリオール類およびア
クリル系ポリオール類は−mに、ポリエーテルポリオー
ル類に比較して、さらに高い耐久性を、特に野外用途に
おいて、示す傾向を有する。従って、ポリエステルポリ
オール類およびアクリル系ポリオール類、ならびにそれ
らのブレンド物は、このような用途、たとえば自動車車
体の装飾に好適である傾向にある。
本発明に一般的に有用な群のイソシアネート化合物の代
表例には、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)
、4.4−メチレンビス(フェニルイソシアネート)(
MDI)、水素添加4.4−メチレンビス(フェニルイ
ソシアネート)、トルエンジイソシアネート(TDI)
およびイソホノンジイソシアネート(IPDI)の重合
体系誘導体が包含される。脂肪族および芳香族の両方の
イソシアネート化合物を本発明の複合材料の構造層に使
用することができる。しかしながら、脂肪族イソシアネ
ート化合物を使用して形成されたものは、年月および露
出によって黄変する傾向を有する芳香族イソシアネート
化合物を使用して形成されたものに比較して、野外にさ
らされた場合に、良好な耐性を有する傾向がある。従っ
て、このような用途に対しては、脂肪族イソシアネート
化合物は一般に、好適である。
ポリエステルポリオール類、アクリル系ポリオール類お
よびカプロラクトンポリオール類と脂肪族イソシアネー
ト化合物、たとえばMDIおよびIPDIとを基材とす
る組成物は、これらの組成物が一般に、優れた外装耐久
性を示す傾向を有することから、代表的に好ましい。
構造JW12のための最適の組成は、所望の用途に関し
て、生成された複合材料に要求される物性によって部分
的に決定される。たとえば、複合材料を、かなりの数の
鋭く定められた凸部および凹部を有する表面特徴を有す
る表面と整合させねばならない場合には、構造Jii1
2は、高度の可撓性および延伸性を示すウレタン組成物
よりなることができる。別の態様例では、構造層12が
寒冷条件の下に非常に高い可撓性を示すか、あるいはガ
ソリンによる劣化に対して抵抗性であることが望ましい
こともある。
所望により、この構造層組成物はまた、その耐久性およ
び天候耐性を改善するために、紫外部照射線吸収剤、安
定剤および酸化防止剤などのその他の添加剤を含有する
ことができる。多くの態様において、構造層は、実質的
に透明であり、そしてまた無色である。しかしながら、
特別の外観を得ようとする場合には、本発明の複合材料
は、その構造層が好ましくは光安定性の、1種または2
種以上の着色剤、たとえば顔料または染料を含有するも
のであることができる。−船釣には、このような着色剤
は実質的に透明であることが好ましい。構造層用の成る
種の組成物は、着色剤を添加しなくても、固有に、望ま
しい色を示す。たとえハ、実質的な量の4.4−メチレ
ンビス(フェニルイソシアネート)を含有する組成物は
、−JHに、全く暗色であるが、透明な色を示す。
構造層12は、高い整合性が望まれる用途の場合には、
一般に約25〜約100ミクロン(約1〜約4ミル)の
厚さを有することができる。上記範囲より実質的に薄い
構造層を有する複合材料は、特に実質的に伸張された場
合には、充分の耐久性および強度を示すことができない
ことがある。上記範囲よりも実質的に厚い、すなわち約
100ミクロンよりも厚い構造層を用いて形成された複
合材料は、整合性が幾分少ない傾向を示すことがある。
しかしながら、複合材料が衝撃にさらされることがある
用途では、たとえば砂利による衝撃にさらされる、自動
車のバンパーまたはフェンダ−のカバーとして使用する
場合には、より厚い構造層が有用であることがある。本
発明の複合材料は、上記範囲外の厚さを有する構造層を
用いて形成することができることが理解されるべきであ
る。さらにまた、生成する複合材料が伸張された場合に
は、その構造層は薄くなる傾向があるので、その初期の
厚さは、予想される程度にまで伸張された後にも、構造
層が実質的に連続しており、損傷を受けずにいるのに充
分の厚さであるべきものと理解されるべきである。
構造層12と金属層16との間であって、構造層12の
裏面に配置する安定化層14は、代表的に、照射線硬化
性で、実質的に熱硬化性の物質から形成する。たとえば
、ウレタン/アクリレートオリゴマー、アクリレートモ
ノマー(反応稀釈剤として)、紫外線硬化用の光開始剤
、および場合により、外装耐久性を増強するための酸化
防止剤の混合物よりなる組成物から形成することができ
る。
驚くべきことに、我々は、本明細書に記載の安定化層1
4が、本発明の複合材料を元の外観を保有したままで伸
張できるものとすることを見い出した。たとえば、本発
明の複合材料は、少なくとも約10%まで、一般に少な
くとも約15%、場合によっては、少なくとも約25%
まで伸張することができ、このように伸張しても、正反
射性外観を示すことができる、正反射性金属層を用いて
形成することができる。本明細書の記載において、この
物性を「保留延伸性(retentive exten
sibility) 」の用語で表わす。この用語は、
当該複合材料が、その外観を実質的に保有しつつ、伸張
されることができること、すなわち延伸性であることを
意味する。
さらに驚(べきことに、本明細書に記載の安定化層を用
いて形成された複合材料は、特にこのような安定化層が
用いられていない以外は同一の複合材料に比較して、優
れた熱耐性を示すことが見い出された。たとえば、本発
明の複合材料は、高温、たとえば約175°F(80″
C)またはそれ以上に、数日間加熱された場合にも、あ
るいは1時間またはそれ以上の間、非常に高い温度、た
とえば275” F (135℃)に加熱された場合に
も、それらの元の外観を実質的に保有する。このような
安定化層を用いることなく形成された複合材料は、この
ように加熱された場合に、急速に劣化し、実質的にその
譚きを失なう。顕微鏡で、たとえば約 60〜約100
倍の拡大倍率で、見た場合に、このように加熱された本
発明の複合材料の金属層は、加熱による悪化作用を受け
ないのに対し、安定化層を有していない複合材料の金属
層では、[微細亀裂J (microcracking
)の用語で表わされる、実質的な程度の亀裂が生じるこ
とが見い出された。
安定化[14の動的機械的性質は、本発明の目的の達成
に重要である。安定化層14は、0℃で約3.0×10
9パスカルまたはそれ以上の、好ましくはO′Cで約6
.0X109パスカルまたはそれ以上のガラスモジュラ
ス(glassy modulus)を有するべきであ
る。安定化層14は好ましくは、110℃で約3.5X
IO1′またはそれ以上のゴムモジュラス(rubbe
ry modulus)を有する。好ましくは、安定化
層14は、少なくとも約20℃の転移巾(transi
tion 5idtl)を有する。たとえば、本発明で
有用であることが見い出された照射線硬化性ウレタンア
クリレートの一つは、0℃で約3.02X109パスカ
ルのガラスモジュラス、110℃で約3.54×109
パスカルのゴムモジュラス、約22℃の転移巾および約
50℃のTgを有する。
多官能性架橋剤を含有する、関連の、さらに好ましい組
成物は、0℃で約6.45×109パスカルのガラスモ
ジュラス、110℃で約3.98XlO”パスカルのゴ
ムモジュラス、約25℃の転移巾および約52℃のTg
を有する。
代表的に、安定化層14は、構造1iJ12の厚さの約
5〜10%の厚さを有する。本発明の代表的B様におい
て、このことは、安定化層14が、約2.5〜約lOミ
クロン(約0.1〜約0.4ミル)の厚さを有すること
を意味する。この範囲より実質的に薄い安定化層は、複
合材料に対して望ましい熱安定性を付与することができ
ないことがある。
その安定化層が上記範囲より実質的に厚い複合材料は、
構造層が複合材料の他の要素から分離する傾向があり、
層の分離が生じることがある。我々はこの理論に束縛さ
れることを望まないが、複合材料の加工中に、構造層組
成物が安定化層中に浸透し、金属層まで到達して接触す
るものと考えられ、安定化層が厚つすぎると、適度の浸
透および接着が得られないものと考えられる。特定の用
途に対する安定化層14の最適の厚さは、試行錯誤によ
って、容易に決定することができる。安定化層 14は
好ましくは、実質的に透明である。
正反射性金属JW16は、安定化JiW14の裏面上に
配置し、この層は、複合材料に望ましい外観を与える。
従って、複合材料が正反射性外観を有することが望まれ
る態様においては、金属N16の前面は好ましくは非常
になめらかである、すなわち鏡様仕上を有する。その他
の態様例は、ブラシ塗装様金属仕上、または米国特許第
4,520.053号に記載されているもののような、
いわゆる光学的形状の構造を包含することができる。
金属層16は、代表的に、反射性で延性の金属よりなる
。若干の態様において、金属層は次の金属の1種または
2種以上の層より基本的に構成されるニアルミニウム、
ニッケル、クロム、金、銀またはスズ。代表的に、金属
層16は好ましくは、基本的にスズよりなり、このよう
な層は、高い輝度、反射性の態様においては高い反射率
、価格効率、および高い腐蝕耐性を有する。スズは比較
的大きい延性を有するので、このような金属層を用いて
形成された複合材料は、代表的に、異なる組成を有する
金属層を用いて形成された複合材料よりも、延伸性であ
る傾向を有する。
金属層16は多くの方法で形成することができる。金属
層を配置する方法の代表的例は、スパッタリング、化学
的沈着または真空蒸気塗装を包含する。真空蒸気塗装は
一般に、高度に反射性で、均一なコーティングが、一定
して得られることから、好適である。
代表的には、複合材料が適用される基体の色を隠蔽また
は被覆するのに充分に不透明である複合材料が好ましい
。従って、金属層16は、このような被覆を得るに充分
の厚さを有するべきである。
これは、複合材料の透過率によって表わすことができる
。約1.0%より小さい透過率を有する未伸張複合材料
が好ましく、約0.1%より小さい透過率を有するもの
がさらに好ましい。複合材料の透過率は、複合材料が伸
張されると、増加する傾向があるものと理解される。本
発明の複合材料の金属層の適当な厚さは、試行錯誤によ
って、容易に決定することができる。スズ金属層の場合
には、約1.5オーム/平方(ohms/5quare
) (たとえば1.5/ボ)の抵抗値を生じるスズの層
は一般に、多くの用途で充分の隠蔽力を付与することが
見い出された。
多くの態様において、構造層12、安定化層14および
金属層16は、実質的に同一地域を占めている。代表的
に、これらの構成要素は、複合材料の全体形状内で実質
的に連続している。
しかしながら、いくつかの態様においては、第2図およ
び第3図に例示されているように、金属層16と構造層
12とが、同一地域を占めていない。これらの図面にお
いて、複合材料110は、基体24の表面に接着剤18
により結合されている。図示されているように、金属N
16は、独立した形状を有する。本明細書で使用するも
のとして、「独立した形状」の用語は、各構成要素が、
同一の広がりを有する場合とは異なり、金属層16が構
造層12全体の下に実質的に重なっているような状態で
はないことを意味する。第2図は、このような態様の一
つの外観を例示するものであり、第2図において、この
複合材料110は、金r/A層1Gの外観を有する領域
によって取り囲まれている、ブロックレターEの外観を
有する。この複合材料の横断面が第3図に示されている
。接着剤18が実質的に透明である場合には、斜視図で
ある第2図の視点からみると、ブロックEは、この複合
材料110が適用されていた基体の表面によって、部分
的に定められている外観を有する。
構造層12内の金属JiJI6が同一地域を占めていな
い部分を、ここでは、金属で裏打ちされていない区域2
6と称する。
第1図に示されているように、場合により設けられる接
着剤層18は、−船釣には、金属層16の裏面に配置す
る。接着剤層1Bは複合材料10を、所望の基体(図示
されていない)に結合させる手段を提供する。従って、
接着剤Jii18の組成および性質は、部分的に、金属
層16の特性、所望の基体、複合材料IOが適用される
条件および複合材料lOの適用後に、複合材料10およ
び基体が受ける条件によって決定される。金属層16お
よび接着剤層18の特定の特性によって、コロナ処理ま
たはプラズマ放電にさらすような表面処理を使用するか
、あるいは金属層16と接着剤18との間の接着を改善
するために、分離したプライム層(図示されていない)
を使用すると、有用であることがある。
本発明の複合材料に使用することができる接着剤の種類
の若干の例には、熱活性化される接着剤および感圧接着
剤が包含される。適当な接着剤のその他の代表的例には
、化学的に活性化される接着剤、たとえば複合材料を適
用する基体の表面上または表面内に含有されている物質
の作用によって活性化されるものが包含される。理解さ
れるように、接着剤は好ましくは、金属層を劣化させる
、たとえば腐蝕させる傾向を有する薬剤または官能性基
をいずれも含有していない。
接着剤層18は、予め形成しておき、これを次いで金属
層1Gの裏面に積層することができ、あるいは金属層1
6上で直接に形成することができる。接着剤層18が溶
剤を主体とする組成物から形成される場合には、この接
着剤層は好ましくは、予め形成しておき、次いで金属層
16および複合材料10のその他の構成要素がこれによ
って、劣化されないように充分に乾燥させる。
接着剤層18は、金属層16の裏面を少なくとも部分的
におおっており、代表的には、複合材料10と実質的に
同一地域を占めていて、複合材料10を所望の基体に堅
固に結合させる。第2図および第3図に示されているよ
うに、金属層16が独立した形状を有し、構造N12と
同一地域を占めていない場合には、接着剤18は一般に
、構造層12と同一地域を占めており、そして接着剤層
18のうちの、少なくとも金属で裏打ちされていない区
域26の下側にある部分は、好ましくは透明であり、こ
れによって、基体の表面が、この部分を通して見えるよ
うにする。
接着剤層18は実質的に無色であることができ、あるい
は複合材料lOの不透明度を増加させるために、あるい
は図形状の金属層16を有する特別の外観を提供するた
めに、その中に染料または顔料などの着色側を含有して
いてもよい。また、接着剤層18は、複合材料10の取
り扱いを容易にするために、構造層12の外観とは異な
る外観を有するように、着色することもできる。
代表的に、接着剤層18は、保護裏打ち20によって被
覆されている。裏打ち20は接着剤層18の密着または
汚染を防止するために、あるいは複合材料が貯蔵または
輸送に関してさらに取り扱い易いように、ロール状に巻
かれる場合には、そのブロッキングを防止するために、
使用すると望ましい0代表的に、裏打ち20は非常にな
めらかであると好ましく、かつ接着剤層18も非常にな
めらかであり、そして良好な整合性を有すると好ましい
。これは、その表面特性がいずれも、金属層16に付与
され、その所望の外観を害することがあるためである。
裏打ち20の選択は、部分的に、接着剤層18の特性に
もとづく、多(の場合に有用である物質の代表的例には
、重合体系フィルム、たとえばポリエステル、および紙
が包含される。
前記したように、本発明の新規な装飾性複合材料の製造
方法は、要約して、下記の工程よりなる:a)所望の仕
上を示す加工表面を有する加工用担体を用意する; b)この加工表面に金属層を適用し、金属層の前面の外
観がこの加工表面の仕上によって定められているように
する; C)この金属層の前面に安定化層を適用する;d)この
安定化層の露出されている側の表面に、実質的に透明で
あり、延伸性の自己支持性構造層を適用する;次いで e)場合により、加工用担体を金属層から取り除き、金
属層の裏面を露出させる。
代表的には、接着剤の層を次いで、この金属層の露出さ
れている方の表面、すなわち裏面に適用する。
第4図を参照すると、加工用担体30は、本発明の複合
材料を加工する処理の間、実質的に寸法的安定性を保有
するのに充分の強度および安定性を、予想される物理的
条件、たとえば温度、圧力および引張応力の下に、有す
るべきである0代表的に、担体30は、巻き物の形態で
取り扱うことができるように可撓性であるが、実質的に
硬い担体を使用することもできる。
担体30の加工表面32は、その上に形成される金属層
16の所望の外観に従う特徴を有するべきである。たと
えば、複合材料10が正反射性外観を有するべきである
場合には、加工表面32は、非常になめらかな、「鏡仕
上」を有するようにする。これによって、金属層16は
、非常になめらかな前面を有するようになる。有用であ
ることができる、その他のいくつかの仕上の代表例には
、ブラシ塗装パターンまたは溝状パターン、たとえば「
ロゼツト模様(engine turns) J 、マ
ット状表面、またはレリーフあるいはエンボス外観が含
まれる。所望により、加工表面32は、1種または2種
以上の異なる仕上を有する部分からなることもでき、た
とえばマット状部分に鏡仕上部分が配置されている仕上
を有することができる。
加工表面32および担体30は、金属N16をそこから
損傷を伴なうことなく、引続いて取り除くことができる
適当な性質を有するべきである。
いくつかの場合には、担体30を構成する物質は、固有
に、望ましい剥離特性を有する。しかしながら、別の場
合には(図示されていない)、加工表面32は、必要な
剥離性を付与するために、剥離剤の使用により処理しな
ければならない、この場合には、処理すること自体が金
[116およびその所望の外観を幾分でも損うものでな
いことを確実にするために、このような処理は注意して
行なうべきである。たとえば、公知の剥離剤の中には、
たとえば二酸化ケイ素のような、金属JW16の望まし
いなめらかさを干渉するほどの大きさを有することがあ
る、微粒子を含有する。
本発明において、加工用担体として代表的に有用な物質
の代表例には、たとえば3〜5ミル(75〜125ミク
ロン)の厚さの写真縁品質(photographic
 quality)のポリエステル、およびポリエステ
ル被覆紙が含まれる。その他の担体も使用できることは
、当業者にとって理解されることである。
金属層16は、一般に多くの技術、たとえば化学的析出
、スパッタリングおよび真空蒸気塗装のいずれによって
も、加工表面32上に形成することができる。真空蒸気
塗装は代表的に好ましく、特に非常になめらかで、高度
に反射性の層がそこに形成されるので、複合材料が高度
の正反射性外観を有することが望まれる態様において、
好適である。
所望の外観を有する金属JiW16の形成に引続いて、
この金属層16の前面に、たとえばグラビア印刷あるい
は1種または2種以上の塗布技法によって、照射線硬化
性組成物を適用し、次いで上記したように、硬化させ、
安定化層14を形成する。
理解されるように、この組成物が流動し、金属層16の
前面を実質的に完全に、そして好ましくは均一におおう
のに充分な時間をかけるべきである。
安定化層の硬化を行なう処理条件は、特定の組成物の特
性に一部が依存し、下記の条件の1つまたは2つ以上が
含まれる:不活性雰囲気(たとえば窒素)、高められた
温度、および/または化学線照射(たとえば紫外線照射
)への露光。好ましくは、安定化層14は好ましくは、
そこに構造層12用の前駆組成物を適用する前に、実質
的に完全に硬化させる。安定化層14がこの適用の前に
、実質的に完全に硬化されていない場合には、生成する
複合材料は、安定化層14を上記のとおりに硬化させた
場合に比較して、耐熱性および保留延伸性の程度が劣る
傾向があることが見い出された。
次いで、組成物が生成した安定化層14の前面に、たと
えばグラビア印刷あるいは1種または2種以上の塗布技
法によって、適用し、硬化させ、上記のとおりの構造層
12を生成させる。理解されるように、組成物が流動し
、安定化7114の前面を実質的に完全に、好ましくは
均一におおうことを確実にするのに充分な時間が費やさ
れるべきである。構造層の硬化を行なう処理条件は、部
分的に、特定の組成物の特性に依存し、次の条件の1つ
または2つ以上の使用を包含する:不活性雰囲気(たと
えば窒素)、高められた温度、および/または化学線照
射(たとえば紫外線照射)への露光。
構造層12を適用した後に、担体30は、所望により取
り除くことができ、また、場合により、接着剤J118
および場合により裏打ち20を、上記したように適用す
ることもできる。
金属層16が独立した形状を有すること、すなわち第2
図および第3図に示されているように、金属層16が構
造JiW12と同一地域を占めていないことが望まれる
場合には、金属7116の形成そして安定化[14の適
用の後に、安定化N14の前面に、マスクを画像様に適
用することができる。
第4図を引用すると、マスク組成物34を、所望のパタ
ーンで、安定化1114に適用する。構造層12の形成
の後に、複合材料1oを担体3oがら取り離す場合には
、マスク34は、構造M12と安定化JilJ内のマス
ク34が適用されている部分との間の中間層離層を生じ
させる。有用なマスク材料の選択は、部分的に、使用さ
れる特定の構造層の特性および安定化層の組成、ならび
に所望されるパターンの種類、たとえば高い解像度、細
かい細部様相に適用されるか否が、に依有する。
本発明において、マスク材料として使用することができ
る、若干の種類の材料の代表例には、アクリルから主に
なる材料およびシリコーンから主に成る材料がある。
次いで、複合材料の一部分である金属層16の裏側の一
部分および構造層12の中の露出している部分に、接着
剤(図示されていない)を適用することができる。前記
したように、構造層12の中の金属で裏打ちされていな
い部分の下に存在する接着剤の部分は実質的に透明であ
るり、これによって、基体が接着剤を通して目に見える
ようにすることが望ましい場合もある。このような態様
では、接着剤は実質的に無色であるか、あるいは淡色で
あることが望ましい、別の態様では、構造層12の中の
金属で裏打ちされていない区域26を通して見える接着
剤の部分と金属層16との間にコントラストをうるため
に、接着剤に顔料を加え、実質的に不透明にすることも
できる。
第1図に示されているように、インキまたは塗料などの
所望の画像形成剤の構造層12の前面への接着を改善す
るために、構造層12の前面の少なくとも一部分に、プ
ライム物質21を適用することができる。このプライム
物質は、特定の構造層12および画像形成剤22の両方
と相溶性であるように選択され、既知の原則に従って選
択することができる。たとえば、本発明において、ヒド
ロキシル末端を有する樹脂、たとえばヒドロキシエチル
アクリレートおよびVAGH樹脂、即ちUnion C
arbide Companyから市販されている約2
%のヒドロキシル官能価を有する、塩化ビニル/酢酸ビ
ニル共重合体は、多(の場合に、有用である。一般に、
ビニルを主成分とする樹脂には、ビニルを主成分とする
画像形成剤が使用され、そしてポリエステルを主成分と
する樹脂には、ポリエステルを主成分とする画像形成剤
が使用される。
もう一つの態様では、安定化層および構造層を適用する
前に、金属層の前面に、1種または2種以上の画像形成
剤を画像様に適用することができる。
遺」1舅 本発明を下記の実施例によって、さらに説明するが、こ
れらの実施例は制限しようとするものではない、別にこ
とわりがないかぎり、量はいずれも重量部で表わす。
別にことわりがないかぎり、下記の試験方法を使用した
亙■1ユ 複合材料の腐蝕耐性は、被験複合材料の試料を試験パネ
ルに付け、次いでこの試料を10重量%水酸化ナトリウ
ム(NaOH)水溶液中に、約1時間、浸すことによっ
て、評価した。試料を溶液から取り出し、流水ですすい
だ後に、この試料を外観の変化について目で見て評価し
た。
然主止立 複合材料の熱老化性は、被験複合材料の試料を試験パネ
ルに適用し、次いでこの試料を、約175’F(80℃
)の温度のオーブン中に約7日間、入れておくことによ
って評価した。オープンから取り出した後に、この試料
を室温まで冷却させ、そして外観の変化について目で見
て評価した。
ll駐立 複合材料の高温耐性は、被験複合材料の試料を試験パネ
ルに適用し、次いでこの試料を、約250’F(120
℃)の温度のオープン中に約1時量大れることによって
評価した。オーブンから取り出した後に、この試料を室
温まで冷却させ、外観の変化について目で見て評価した
1菫延無事 被験複合材料の試料を、巾約1インチ(2,5cm)の
切片に切り、その上に、陥没したくぼみを有する、実質
的に平坦なスチール製クーポンに、試料がこのくぼみを
横切っているように重ねておくことによって適用し、次
いで試料に平圧を与え、表面がこのくぼみと一致するの
に必要なまで伸張させた。このくぼみは、それぞれ5%
、10%、15%および25%の伸張に相当するもので
あった。試料は次いで、その外観が明白に損傷を起こし
ているかを決定するた′めに、検査した。
透過率 これは、Mac Beth  TD501濃度計を使用
し、試料を通過する光のパーセントとして測定した。
動呵毀櫨負立I Du FONT 9B3 Dynastic Mech
anical Analyqerを使用し、ガラスモジ
ュラス、ゴムモジュラス、転移巾およびTgを測定した
実施例1 4ミル(100ミクロン)厚さのポリエステル加工用担
体の加工表面に、約1.5オーム/平方の抵抗値に等し
い厚さで、スズを真空蒸気塗装により適用した。この加
工表面は、鏡仕上を有した。
このスズ蒸着層の前面上に、下記の照射線硬化性組成物
の層を、150ライン/インチ(60ライン/cm)の
プレートを用いてグラビア印刷することによって、安定
化層を形成した: JL          底−分 63.3    XP−173−09−Cargil 
Inc、製の25重量%2−エチルへキシルアクリレー
トで 希釈されている脂肪族系ウレタンアク リレートオリゴマー; 1.1    Ferro Corporalion製
の10%金属亜鉛を含有するナフテン酸亜鉛・・・Zn (CJsCOO) tよりなる流動剤;5.7    
ジェトキシアセトフェノン・・・光開始剤;10.7 
   N−ビニルピロリドン・・・ビニルに対する接着
を改良するための、反応性希釈 剤; 6.7  2−エチルへキシルアクリレート・・・単量
体; 11.6    テトラエチレングリコールジアクリレ
ート・・・単量体; 0.9   TINIJVIN 770−Ciba −
Gligy、 Inc、性の干渉アミン安定剤。
この硬化性組成物が、金属蒸着層を実質的に完全に被覆
するように流動させるために、約1分間おいた後に、そ
れぞれ窒素雰囲気中で(酸素量〔0!〕は約200 p
pmより少なくする) 、PPGQC1202Ultr
aviolet Processorを、約200ワツ
ト/インチ(80ワツト/cab)の効率をそれぞれ有
する2個のランプを用いて、約50フイート/分(15
m/分)の速度で通過させることによって、この安定化
層を実質的に完全に硬化させた。
次いで、この硬化させた安定化層上に、約5ミル(12
5ミクロン)の湿潤厚さで、2成分系ウレタン組成物を
フィルムコートした。成分Aは次の成分よりなる: ■ 43.8 底−分 DESMOPHEN 670−100 −Mobay 
ChemicalCompany製の、固体含有量10
0%、当量487、ヒドロキシル%4.3を有する可撓
性ポリエステルポリオール; DESMOPHEN 651A−65−Mobay C
hemicalInc、製の、エチルグリコールアセテ
−24,9 ト中の固体含有量65%、当IJ325 、ヒドロキシ
ル%5.2を有する硬質ポリエステルポリオール; 4.8    メチルイソブチルケトン・・・溶剤;2
0.2    PMアセテート−・Ashland C
hemicalCollpany製のプロピレングリコ
ールメチルエーテルアセテート: 2.5    TINUVIN 292−Ciba−G
eigy Inc、製の干渉アミン安定剤; 2.4    UVINUL N539−BASF製の
紫外線吸収剤;1.4    CAB 3810.1.
・・・Eastman Chen+1calCos+p
any製の、流動剤、セルロースアセテートブチレート
樹脂。
成分Bは、DESMODURN100  [Mobay
 ChemicalCompany製の、固体含有量1
00%、当fil191、NC0%22を有する粘性液
状の脂肪族系ポリイソシアネート(HDr))39.7
部よりなる。
フィルムコートした後に、このウレタン組成物を、オー
ブン中で、約150°F(65℃)で約5分間、250
” F (120℃)で約2.5分間、そして約300
°F(150’C)で約3分間、加熱することによって
、非−ブロッキング仕上に熱硬化させ、構造層を形成さ
せた。この複合材料を次いで、室温で約2週間、シーズ
ニング処理した。
加工用担体を次いで、複合材料から取り除き、その金属
層の裏面に、感圧接着剤の層を適用した。
この複合材料の安定化層は、0℃で約3.02 X10
9パスカルのガラスモジュラス(glassymodu
lus)、110℃で約3.54XIO”パスカルのゴ
ムモジュラス(rubbery modulus)、約
22℃の転移巾および約50℃のTgを有することが見
い出された。
生成した複合材料は、優れた腐蝕耐性;優れた熱老化性
〔非常に僅かな濁りを生じるだけであり、約100×の
倍率で顕微鏡による検査で、微細亀裂は検出されなかっ
た〕 ;優れた温度耐性(非常に僅かな濁りが生じるだ
けである);少なくとも約25%の保留延伸率;および
約0.1%の透過率を有することが見い出された。この
複合材料の試料を伸張することな(かつ熱試験に供する
ことなく室温に放置した場合に、これらの試料は、製造
後の数週間でさえも、それらの元の外観を保有していた
実施例2 安定化層が、例1で使用された安定化層組成物95部お
よび多官能性架橋剤、すなわちトリメチロールプロパン
トリアクリレート5部よりなるものであることを除いて
、実施例1に記載の通りに、装飾性複合材料を形成した
この複合材料の安定化層は、O″Cで約6.45 X1
09パスカルのガラスモジュラス、110℃で約3.9
8×109パスカルのゴムモジュラス、約25℃の転移
巾および約52℃のTgを有することが見い出された。
得られた複合材料は、熱老化性および高温耐性が、識別
できる外観上の変化を伴なわず、優れていること以外は
、実施例1の場合と同様の結果を示した。
実施例3 構造層の硬化後に、等量のトルエン、メチルエチルケト
ンおよびメチルイソブチルケトンよりなる溶液中に、V
AGH樹脂(これは、C1n1onCarbide C
ompany製の、約2%のヒドロキシル官能度を有す
る塩化ビニル/ビニルアセテート共重合体である)5%
を含有する組成を有するプライム層を、構造層の前面に
適用し、次いで画像形成剤であるMinnesota 
Mining and ManufacturingC
ompanyからの5COTCHCALブランドシリー
ズ3900および7800ビニールインクを用いて、そ
の上を画像様に印刷する以外は、例1の通りに装飾性複
合材料を製造した。
得られた複合材料は、例1の場合と同様の結果を示した
実施例4 安定化層の硬化後に、等量のメチルイソブチルケトン、
メチルエチルケトンおよびキシレンよりなる溶液中の2
0%A−21(これはRohm andBaas Co
mpanyからのポリメチルメタアクリレートである)
よりなるマスク材料を、この安定化層の前面の一部分上
に画像様に印刷する以外は、実施例1のとおりに装飾性
複合材料を製造した。次いで、構造層をその上に実施例
1と同様にして形成した。担体を取り除(時に、安定化
層および金属層の中の、マスク物質が適用されている部
分が担体とともに実質的に取り除かれる。この場合に、
安定化層および金属層は、マスク材料の境界線に実質的
に沿って剥離される。
透明な接着剤の層を適用した後に、この複合材料をパネ
ルにはり付けた。金属層は、マスク材料が適用されたパ
ターンに相当する画像の形態で存在し、基体パネルが構
造層の金属で裏打ちされていない区域を通して見られる
得られた複合材料は、例1の場合と、同様の結果を示し
た。
実施例5 マスク材料が、Goldschmidt A−4光開始
剤5%を含有するシリコーン組成物、Goldsct+
+++idt RC149紫外線硬化性シリコーンより
なり、このマスクを、PPG QC1202Ultra
uiolet Proclssorに、窒素雰囲気(酸
素〔0□〕含有量は約2QOppmより少ない)中で、
100ワツト/インチ(40ワツ)/cm)の効率の2
個のランプを用い、100フィート1分(30m/分)
の速度で通すことによって、硬化させる以外は、例4の
とおりにして装飾性複合材料を製造した。
実施例4と同様の結果が得られた。
比較例1 安定化層を省略して、実施例1の通りに装飾性複合材料
を形成した。
得られた複合材料は、実施例1の材料と同様の腐蝕耐性
を有することが見い出された。しかしながら、この比較
例1の複合材料は、貧弱な熱老化性(急速に実質的な濁
りを生じ、約100×の顕微鏡で検査して、きわ立った
微細亀裂が検出された)、貧弱な高温耐性(分単位内で
外観に実質的な損傷が生じる)、貧弱な保留延伸率(複
合材料は、伸張されるとすぐに、変色することが見い出
された)、および約0.1%の透過率を示した。この複
合材料の試料は、伸張させることなくかつ熱応力にさら
すことなく室温に放置すると、製造後の数時間の間に、
実質的な濁りを生じることが見い出された。
本発明の範囲および精神を逸脱しない限りにおいて本発
明に種々の修正および変更を加えることができることは
、当業者にとって明白であろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の複合材料の一態様を示す横断面図で
あり、第2図は、基体に適用されている、本発明の複合
材料のもう一つの態様を示す平面図であり、第3図は、
第2図の線3−3に沿った部分の横断面を示し、そして
第4図は、加工処理中における、本発明の複合材料の態
様の一つにおけるいくつかの要素を示す横断面図である
。 第1図・・・10=複合材料:12=構造層;14=安
定化層;16=金属層;18=接着剤層;20=裏打ち
;21=プライム層;22=着色コーティング 第2図および第3図・・・11O=複合材料;12=構
造層;14=安定化層;16=金属層;1B=接着剤層
;24=基体;26=金属で裏打ちされていない区域 第4図・・・110=複合材料;12=構造層;14−
安定化層;16=金属層;30=担体;32=加工表面
;34=マスク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)2つの面を有し、これらの面のうちの一面は装飾
    性外観を有する、延伸性の装飾性複合材料であって、 イ)自己支持性構造層; ロ)前記構造層の裏面上に存在する安定化層、ここでこ
    の安定化層は、0℃で約3.0×10^9またはそれ以
    上のガラスモジュラスを有する、照射線硬化されている
    、実質的に熱硬化性物質よりなる;および ハ)この安定化層の裏面上に存在する金属層、ここでこ
    の金属層は、所望の外観を有し、かつまた、上記構造層
    と実質的に同一地域を占めており、そしてこの金属層は
    、アルミニウム、ニッケル、クロム、金、銀またはスズ
    のうちの少なくとも1種を含有する; よりなることを特徴とする複合材料。 (2)上記複合材料が、 イ)上記金属層の裏面に存在する接着剤の層; ロ)上記金属層の面のうちの上記安定化層が存在する面
    と反対側の面上に存在する、取り除くことができる担体
    ; ハ)上記構造層の前面の少なくとも一部分上に存在する
    プライム層; ニ)上記構造層の前面の少なくとも一部分を被覆してい
    る画像形成剤;または ホ)上記金属層と上記安定化層との間に、所望の画像パ
    ターンで存在する1種または2種以上の画像形成剤; のうちの少なくとも1つをさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の複合材料。 (3)次の条件; イ)上記安定化層は、ウレタン/アクリレートオリゴマ
    ーよりなる; ロ)上記安定化層は、着色剤、流動剤、安定剤または酸
    化防止剤のうちの1種または2種以上を修飾剤として含
    有する; ハ)上記安定化層は、約2.5〜約10ミクロンの厚さ
    を有する; ニ)上記安定化層は、上記構造層の厚さの約5〜約10
    %の厚さを有する; ホ)上記安定化層は、0℃で約6.0×10^9パスカ
    ルまたはそれ以上のガラスモジュラスを有する;あるい
    は ヘ)上記安定化層は、110℃で約3.5×10^8パ
    スカルまたはそれ以上のゴムモジュラスおよび少なくと
    も約20℃の転移巾を有する; のうち少なくとも一つを満足することをさらに特徴とす
    る、請求項1に記載の複合材料。(4)次の条件: イ)上記構造層は、脂肪族系ポリオール類または芳香族
    系ポリオール類のうちの少くとも1種と、脂肪族系イソ
    シアネート類および芳香族系イソシアネート類のうちの
    少くとも1種との反応生成物よりなる; ロ)上記構造層は、約25〜約100ミクロンの厚さを
    有する; ハ)上記構造層は、約100ミクロンより大きい厚さを
    有する;あるいは ニ)上記構造層は、着色剤、接着促進剤、流動剤、安定
    剤または酸化防止剤のうちの少くとも1種を修飾剤とし
    て含む; のうちの少なくとも一つを満足することをさらに特徴と
    する、請求項1に記載の複合材料。 (5)次の条件: イ)上記複合材料は、少なくとも約10%の保留延伸率
    を有する; ロ)上記複合材料は、少なくとも約15%の保留延伸率
    を有する; ハ)上記複合材料は、少なくとも約25%の保留延伸率
    を有する; ニ)上記複合材料は、約1.0%より小さい透過率を有
    する;あるいは ホ)上記複合材料は、約0.1%より小さい透過率を有
    する; のうちの少なくとも一つを満足することを特徴とする、
    請求項1に記載の複合材料。 (6)次の条件: イ)上記金属層は、独立した形状を有し、そして上記構
    造層が金属で裏打ちされていない区域を有するように、
    上記構造層と同一地域を占めていない;あるいは ロ)上記金属層はスズより本質的になる; のうちの少なくとも一つを有することをさらに特徴とす
    る、請求項1に記載の複合材料。(7)請求項1に記載
    の延伸性の装飾性複合材料の製造方法であって、 イ)所望の仕上を示す加工表面を有する加工用担体を用
    意する; ロ)この担体の加工表面に金属層を、剥離できるように
    適用する、ここでこの金属層は、上記加工用担体の上記
    加工表面を密着している裏面および露出されている前面
    を有し、この金属層の前面の外観は、上記加工表面の仕
    上によって定められており、この金属層は、アルミニウ
    ム、ニッケル、クロム、金、銀またはスズのうちの少な
    くとも1種の金属を含有する; ハ)この金属層の前面に安定化層を適用する、ここでこ
    の安定化層は、0℃で約3.0×10^9パスカルまた
    はそれ以上のガラスモジュラスを有する、照射線硬化さ
    れた、実質的に熱硬化性の物質よりなる; ニ)この安定化層に、実質的に透明な延伸性の自己支持
    性構造層を適用する、ここで上記金属層とこの構造層と
    は実質的に同一の地域を占めている;次いで ホ)上記金属層から上記加工用担体を取り除き、上記金
    属層の裏面を露出させる; ことよりなることを特徴とする製造方法。 (8)次の条件: イ)上記担体の上記加工表面の少なくとも一部分は、鏡
    仕上を有する; ロ)上記担体の上記加工表面の少なくとも一部分は、織
    物様表面を有する;あるいは ハ)上記担体の上記加工表面の少くとも一部分は布様の
    (textured)仕上を有する;のうちの少なくと
    も一つを満足することをさらに特徴とする、請求項7に
    記載の方法。 (9)上記金属層の適用手段が、スパッタリング、化学
    的析出または真空蒸気塗装のうちの少なくとも一つより
    なることをさらに特徴とする、請求項7に記載の方法。 (10)上記方法が上記安定化層の前面に画像様にマス
    クを適用し、その後で、ここに上記構造層を適用し、こ
    れによって、上記加工用担体を取り除いた時に、上記金
    属層および上記安定化層の一部分が構造層から取り除か
    れ、上記構造層に、金属で裏打ちされていない区域を生
    成させることをさらに包含することを特徴とする、請求
    項7に記載の方法。 (11)上記方法が、 イ)上記安定化層を適用する前の、上記金属層の前面;
    あるいは ロ)上記構造層の前面; のうちの少なくとも一つに、1種または2種以上の画像
    形成剤を適用することを包含することをさらに特徴とす
    る、請求項7に記載の方法。
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